変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2015/03/25
XML
カテゴリ:


 平次は与力の笹野から依頼を受けて、甲州屋万兵衛が殺された事件の探索をしてくれという、洲崎の金六の縄張りだが、老齢だからというのである。
甲州屋は風呂場でカミソリでのぞを斬られて死んでいたという、甲州屋といえば、深川木場の大店だ。犯行に使われたカミソリは弟の伝之助のものだといいう。
外部から入った形跡はなし、家の者の犯行だと、番頭、妾のお直,息子の万次郎、弟の伝之助と平次は話を聞いた。
伝之助が店から300両を持ち出しと解り、金八は伝之助を犯人と決めつけて引き立てようとした、蒔絵師の娘で行儀見習いに来ているお藤という美しい娘が,おじさんは犯人ではないという、犯行は左利きでは出来ない、伝之助は左利きでそれに,犯行の起こったときは蔵の中にいたというのだ。何と、美しい娘が見事に無実を晴らしたでで、平次も驚いているのだ。
今度は番頭が逃げだそうとしてとらえられた、金八は肝に一日を洗っていたから怪しいとにらんでいたと追求すると、またまたお藤が明快に無実を晴らすのだ、平次の出る幕はない。
今度は妾のお直が大金を持っていたので疑われたが、またまたお藤が主人が死んだら、この店から追い出されるから、一番疑いがかからない人といい、それに私と話していたとアリバイを証明したのだ。
そうすると、残ったのは倅だ、平次が追求すると、食ってかかる、お藤が屋根伝いにいつものように入ったといえばいいのにと助け船を出した。

もう、犯人はこれで確定したねぇ、お藤登場の時から見えてましたがな~あ。そして平次は、お藤が何かを燃やしているのは以後に立ってお藤を追求したのでありましたがな~あ。
そして、お藤は犯行の動機を話したがな~あ、母の敵討ちとな~あ。主人と父とは幼なじみ、母を張り合って主人が負けた。そして父の名声が上がってきた妬みで,金を貸し付けて、母を思うようにした,それで母は自殺してしまった。今度はお藤をよこせといい、父は借金があるから承諾するより他はなかった。そして、主人はお藤を我が物にするチャンスをうかがってた、チャンス到来,好色な主人は喜んだが、思わぬ反撃に遭ったというわけだ。

平次は、親の敵を討ったものに縄はかけられないと、迷宮入りにしてしまうのだ、当時はかまいたちにあったということで片付けられたようだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015/03/26 10:52:54 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

プロフィール

ゆきのじょーお

ゆきのじょーお

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: