変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2015/04/30
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桶屋久兵衛の女房のお夏が相談にきた、桶屋に不吉なことが起こるというのだ、井戸に猫の死体が投げ込まれる、亭主が斬られて帰ってきた、さらに付け火で焼き殺されるところだったという。主人は嫌がらせをするので、恨みを買っているという。

千三つ屋の佐吉は幇間みたいな男だ、町内の噂を聞きつけては駆けつけていく、その佐七が挨拶をしないとはと平次は首をかしげる、ぼやを出して、手鎖50日の刑を受けているからだ、娘のお染は親とは違って評判の娘で指折りの米屋の出羽屋の息子の伝次郎と一緒になるのだ。(これが伏線だったんですなーあ)

久兵衛の娘のお民が,家の前で斬り殺されたのだ、平次が乗り出していった。八五郎が聞き込みをすると、お民の評判は悪かった,出羽屋の若旦那の伝次郎の相手のお染は佐七の娘、出羽屋に乗り込んで、お染を追い出して伝次郎に食い入ったという。
伝次郎はお民を嫌っていたという、それなのに何故か、どうやら久兵衛は出羽屋を強請っていたようだ、その理由はわからないのだ。
そして、手がかり求むべく、久兵衛のところに家宅捜査が入り、お夏の髪から、八合判の設計図が見つかったのだ。この八合判というのは、米の量をごまかすために使用されたもので、発覚すれば死罪という罪の重いものだ。
出羽屋はその枡を久兵衛に作らせたのだ、その時の設計図をネタに強請っていたのだった。
そして、覚悟した出羽屋の主人は,師を持って償っていたのだ、久兵衛持つ身を受けた・・・

果たして、お民を殺したのは・・・ 手鎖と行っても,鍵は町内の世話役が持っているからなーあ。食事などの時には緩めてくれるから、そのまま手鎖があるのを装っていればいいというわけだ。
だから、佐七が娘が放り出された,仇を討ったのだと自白したのだ,嫌がらせも佐七の仕業だったのだ。
ちょいと,込み入った作品ですがな~あ!  千三つ屋って言うのは、いい加減な男ということかなーあ。千に三つしかまともなことは言わないというな~あ。

これで、2冊読んだがな~あ、次は三冊目でんがな~あ。「酒屋火事ですがなーあ。





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最終更新日  2015/05/03 12:03:55 PM
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