変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2015/05/03
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 8日、13日、18日と3件連続の放火があり、すべて酒屋が狙われた、1件目はぼや、2度目は丸焼け、3件目の三村屋は小僧が1人焼死した。3件とも、真夜中に起こっている。
平次は三村屋の焼け跡に向かった、主人から様子を聞いたのだ、火は物置と店との2カ所から上がった、そして雨戸が打ち付けられていて、出るに出られなかった。娘のお町は隣の大家の倅の周助に助けられたという。

八五郎は火付け道具を炭俵の下から見つけてきたのだ、平次八五郎に誰が持って行くか見張っていろと言うのだ。
三村屋を一番恨んでいるのは、内儀の兄の市五郎だという、この店を継ぐはずの火だったからといういのだ、そしてお町の婿候補7人とな~あ。8人いて、あぶれた7人が恨みを持つのだとな~あ。
火付け道具を拾っていたのは、市五郎の倅の仲吉だと見張っていた八五郎がいう、その仲吉を三輪の万七が引っ立って行った。

お町が話したいことがあると平次に打ち明けた、納屋で仲吉と逢い引きしていたのだ、逢い引きの時間を指定した手紙をお町は持っていた、このことが露見すれば、お待ちの縁談は破談、三村屋は倒産するのだ、千両の持参金つきの聟なのだーあ
番頭、手代、周助と3人の犯行日の行動が調べられたが、アリバイがあるのだ。それに、荷物も調べられた、周助の回りのは火付け道具が全く見当たらないのだ。それに、雨戸を打ち付けたのだから、外からの犯行なので、番頭と手代はのぞかれるがな~あ。周助のアリバイ崩しにかかるがな~あ

平次は解ったと八五郎を連れて行く、市五郎の納屋から火付け道具を取り出した男は、4番目の酒屋岸屋に火をつけたのだそれは周助だったのだ、狙いは三村屋だったのが、2軒 は同じような作りで、リハーサルだったのだ。逢い引きの日を知って、仲吉に罪を着せようとしたんだとな~あ

こう書いて見るとたいしたことがないがな~あ、だがな~あ、映像化すると火事と喧嘩は江戸の華だから、冴えますがな~あ、そう思いながら、シーンを浮かべて読んでますがな~あ。





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最終更新日  2015/05/06 07:02:34 PM
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