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ジョイフルのスパゲッティー


さっきアップしたスパゲッティーの写真は先月いったファミレス「ジョイフル」のスパゲッティーだ。「ジョイフル」という看板が、ポツンと田舎道に電飾されてたたずんでいたら、何か違う系列のお店なのかとも思うかもしれない。だが安心して家族で行ってもかまわないファミリーレストランの名前だ。40年ほど前に大阪阪急南千里駅の「ビクトリア」という名前のレストランで春休みにバイトした。今はその店は違う店舗になっている。うちはお金持ちではないのに「喫茶店なんか入ったらあかんで。不良になるからな」という訳のわからない潔癖さの家だった。だが、バイトとなると途端に考えが180度好意的に変化する。「春休みにバイトや」といえば「あ、そうか」位の気のない返事。自分はレストランで食事するなんて無縁のクセにウエイターで、美味しそうな食事を運んでいた。「グリル」というと焼けた平板な鉄板の上に冷めてはいけない料理が乗って出される。お皿に乗せれば良さそうなものなのに、このこだわりがお客さんにとっては高級に感じるのだろうか?鉄板は直接手で持てないから、手で持てるように厚い木の板に固定されている。食事プラス鉄板プラス板となって、容積も重量も増すが、持ちにくくはない。楕円形の鉄板だったと思ったが、今回のジョイフルは長方形だった。重ねやすいとか作りやすいという観点なのだろうか?フライパンを振って注文してから料理をするという当時のスタンスは今はないだろう。電子レンジで解凍・調理という工程で作業は素早く味は確かで値段も安価という今日。材料はどこかで大量生産されているに違いない。40年前とは外食産業の数が違う。だが、そのスパゲッティーの味は40年前のそれにとても忠実に思えた。当時バイトが厨房で作ったスパゲッティーの味にタイムトラベルできるキーワードとなった。フライパンでピラフもオムライスも作ってしまう厨房のバイト君たちはなぜか外でお客さんの接するウエイターよりも背も高くイケメン揃いだったのが不思議だった。「顔を見られたくない」という、高校生には理解できない大人の事情(情事ではない)があったのかも知れないと今頃察する。





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最終更新日  2015年05月03日 10時15分59秒
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