第四十八話『無題。』

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2002年12月10日

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昨日名門航空会社であるＵ社が、
米連邦破産法の適用を申請しました。

10日ほど前から騒がれていたこのニュース、
夢吉にとっては結構な《事件》です。

実は夢吉、
子供の頃より飛行機が大好きで
“パイロット”になるのが夢でした。

が、『ちっちゃく生まれてちっちゃく育った』都合上、
その夢は断念せざるをえませんでした。
（っていうか“頭”も足りなかったんだろーがっ！！！←＾＾；）

まぁ、コックピット内での仕事は諦めましたが、
しかし航空業界で働く希望はその後も持ち続け、
大学卒業後マスコミ業界に身は置いたものの、
ジャパンタイムズ紙の月曜日版やその業界筋の募集状況などは
常にチェックしてました。
もちろん“業界向けイングリッシュスクール”にも通いました。

Ｕ社をはじめとする米国系、ヨーロッパ系、アジア系
そして当時は日系の航空会社も中途採用をしていましたから
結構マジで考えていました。

とはいえ目先の忙しさに流され、
結局一度もドキュメントを提出することなく
今年の8月末まで入社以来の社にいたままでしたが・・・。

んな“夢吉ずヒストリー”もあり、
また友人も数人働いていることもあって、
冒頭の《事件》発言になったワケです。

ところで、
夢吉の《飛行機好き》は今も健在です＾＾ｖ。

さすがに『就航記念一番機』とかに乗りに行ったり、
『めずらしいペインティング』の写真を撮りに行ったりはしませんが．．．．．。

しかしそこにも夢吉らしい《習慣》というか《こだわり》があります＾＾。

①夢吉は国内線、国際線ともほぼ“鶴のマーク”社しか乗りません。
　※一部サービスの良さと“コスチューム”系で特別扱いしている
　　アジアのキャリアは数社ありますが・・・＼＾o＾／。

もちろん保証の問題とか路線網の多さとかもあるにはあるのですが、
しかしそれだけなら他の大手航空会社でも十分なわけで。

本当の理由は“品位”を疑われそうなので、
ちょっとコメント控えさせていただきます＾＾；。

②座席はほぼ同じ場所。

当然機材によっても異なるし、
またその日のシート配列によっても違う場合があるので、
座席番号はいっつも同じという訳ではありませんが、

『ゲートを離れバックして、
　滑走路に向かってタキシングを始める時に
　空港ターミナルが見える窓側』

に席を取るんです。

最後の最後まで《機材整備》をしてくれていた整備士サン達が
飛行機に向かって手を振ってくれるのを見るためです。

そして『アリガトウ』の気持ちと
“安全飛行”を願って軽く頭を下げたいからなんです。

小さな窓からはたった十数秒くらいしか
その姿を見ることはできませんが、
ちょっとした〝感動！〟があります。

③“離陸”の時に異常にテンションがあがります。
　　※これは《習慣》でも《こだわり》でもなく、
　　　夢吉の“ヘンなトコ”ってヤツなんですがね・・・。

とかくテンションが《上がりやすい》夢吉ですが＾＾；、
この瞬間は格別です。

滑走路に入った途端エンジンを最大にふかし、
と間髪入れずに3000㍍を一気に走り抜け、
そしてふわっと離陸。
それからぐわーんと上昇開始。

このわずか数十秒間の出来事に、
夢吉の体の中の〝何か〟が動き出すんです。
その《ワクワク》感たるやスゴイんです。
言葉では言い表せられない、
〝興奮〟を覚えるんです＼＾＾／。

きっと自分が操縦桿でも握ってる気になっているんでしょうか？

ホントおバカなヤツです＾＾；。

と、まぁ
今日も夢吉の“変わり者”ばなしを書いちゃいました。

長々アリガトウゴザイマシタ。

ちょっと寒いですがいい天気になってきましたね。

では、
ごきげんよう、です。

夢吉。

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