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かすかな潮騒に耳をかたむけながら淡い光は夢とも幻ともつかぬ海を照らす船上で羽を休める燕たちが春の風に憩いまだ遠い生まれ故郷の大地を愛でる銀色に輝きながら戯(たわむ)れるイルカの群れ新しい命の生まれる季節を祝福する月はこの惑星の半分の眠りを照らしこの世の救われぬ魂にさえ慈愛を注ぐ-------------------------親しくしていただいた、皆さまには、すでにお伝えしたのですが今夜、はじめて出逢ったかたもみえるかも知れません。明日は満月の夜・・・お薦めの曲があります。月明かりが綺麗なブルー・パープルの夜空なら、部屋の明かりを消して、ベートーベンのピアノ・ソナタ「月光」を聴いてみて下さい。月が雲に隠れていても、これこそが月の光だと思える静かで官能的な旋律に身をゆだねて、ワインの瓶を空ければ、身も心も酔いしれること間違いありません(^-^)
2005/02/23
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どれだけ多くの人に助けられ生きてきたのでしょうかどれだけ多くの人の優しさに触れはげまされてきたのでしょうかどれだけ多くの人の笑顔に勇気を与えられてきたのでしょうかどれだけ多くの人の言葉に大切なことを教えられたのでしょうかどれだけ多くの人の温もりにわたしは涙をこぼしたのでしょうかみなさん、ありがとうわたしは夢に向かって旅立ちます
2005/02/18
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彼は貧しかった。「ひまわり」の絵も麻布、穀物などを入れるために使う麻袋の布地に描くしかなかった。フランスのアルルにいた頃、真っ白なキャンパスに絵筆をはしらせるなんて、夢のまた夢だった。「ひまわり」は美しくない。夏の太陽の下で見るヒマワリの花は生命力にあふれて、どれも生き生きとしている。けれど、絵のなかの「ひまわり」は、花瓶に飾られ、生気がない。目の前の花を、あるがままに描く。まるで絵の中に自分自身を投影させるように、日本という、まだ見ぬ異国の地を夢みながら。ごつごつとした麻布の上に、何度も何度も、絵の具を塗り重ねる彼の姿が瞼に浮かんでくる。彼の絵の「夜のカフェテラス」。この絵は9月に描かれていて、人々は昼間の暑さで疲れた体を、このカフェで憩い、癒していたのかも知れない。お店から、こぼれてくる温かな柔らかい光と、夜空に瞬く星の光とが、心和ませる不思議な雰囲気をたたえている。「ひまわり」が描かれた時期と同じだけれどどこか遥か遠くの世界を夢見た星空が美しい。「夜のカフェテラス」のポスターは、まだ壁に貼っていない。ポスターと言えども額縁が必要だと考えているので、いつまでも飾れぬまま大切に部屋の隅にある。彼の生活を支え続けていたのは弟のテオで兄が亡くなった、翌年、テオも運命を共にするように亡くなってしまった。そして魂を塗りこめるように描かれた絵だけが残された。
2005/02/16
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球体の惑星の上で生きているどこまでも、どこまでもただ、ひたすらに真っ直ぐに進めば、同じ所に戻ってくるいま自分がいるこの場所は希望に満ちて生きていればすべての始まりの点になる無数に散らばる星々のように絶望に支配された心のまま世界を見つめていると始まりの点は終着点にもなるまるでブラックホールのように球体の惑星の上で生きているそのことを意識することもなく回転し続けている惑星のその感覚すら抱けぬままに何かをわかったつもりでいても本当は何もわかってはいないけれど人は自分が正しいと信じた道をひたすら進んでいくしかない喜びに満たされ幸せを感じて時には苦しみに胸を痛めながら奇跡のような美しさに満ちた命あふれる球体の惑星の上で
2005/02/10
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君ができるすべての善を行え君ができるすべての手段で君ができるすべての方法で君ができるすべての場所で君ができるすべての時に君ができるすべての人に君ができる限り。Do all the good you can,By all the means you can,In all the ways you can,In all the places you can,At all the times you can,To all the people you can,As long as ever you can.--------------------------------- イギリスの神学者、ジョン・ウェズリーの「君ができる限り」です。人の善は、ひとりひとり異なった形をしていると思います。 自らの命を捨てても惜しくないと考えるイスラム教徒もいますし、民主主義の競争原理が平和への道だと信じて疑わない人もいます。 正直、わたしは、どれが正しくて、どれが間違っているのか、わからなくなることが、しばしばあります。でも、わたしの中で唯一正しいと思うことは、どんな善行も人の命に代えられないということです。 人と人が殺しあうことのない、そんな理想の世界がいつか実現するのでしょうか?どこかで憎しみの連鎖を断ち切らない限り、それは無理かもしれません。また、それは、とても難しい問題です。 でも誰かが声にだして語らなければ、それは伝わりません。わたし自身が生きている間に世界に平和がやってくると思うのは、あまりに楽観的です。でも、次の世代に思いを伝えていくことで、いつか、争いのない平和な世界がやってくるのだと夢見ることができるように思います。
2005/02/09
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世界は冷たく濡れたまま何かを語ろうとしている指先が凍えるように冷たい何もかもが微かで遠い雨に震えている鳥の声もあなたがわたしを呼ぶ声も感じないものを感じているもうひとりの幻想の中のわたし細胞の中のミトコンドリア雨音が静寂をつれてくるやがて鼓膜では聞こえないものが波のうねりのように満ちて来る春へとゆるやかに向かう地球の自転の確かさと冬籠りする生命の呼吸
2005/02/08
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苦しみの果てに起きた奇跡何も感じなくなった乾いた心に泉のようにあふれてきたあなたの瞳をみつめるだけでわたしがいま生きているのはあなたがいてくれるから誰も救えなかった命を受けとめてくれて、ありがとう神さまなど信じていないけれどあなたは、わたしのすべてで誰もあなたのかわりにはならないこの思いを愛と呼んでもいいよねあなたの髪は雨の香りがして柔らかな唇が言葉を封じてあなたの瞳に映るわたしの幸せそうな姿に見いるわたしはあなたのもので他の何ものにもなれないのだと生きている喜びが波のように何度も何度もうちよせる
2005/02/07
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生きるということ人生の暗いキャンバスに色を塗るどれだけ明るい色を重ねてもその下にある黒はかすかに浮き出てくるだから、もう一度明るい色を重ねる何度も何度も繰り返す苦しさや悲しさが見えなくなるまでそれが、あたりまえのようになるまで決して消えることなく残っていくものを抱きしめても痛みを感じなくなるまでそれが生きるということ明るい色を重ね続けること
2005/02/06
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星空を仰いでいると遥かな想いに誘われる形が変わっても決して変わらない宇宙のエネルギーの総量たとえ私の肉体がなくなっても原子は消えることなく漂う変化し続けている原子の組み合わせその、いとなみのなかで生きている私明日のことなど誰もわからない宇宙は私で私が宇宙であること以外はただ未来への希望に胸をときめかせあなたへの愛に身をゆだねている
2005/02/05
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ねえ、もし宇宙がどこまでも広がっていて星がどこまでも存在するのだとしたらきっと夜空は星の光でぬりつぶされてしまうね宇宙が無限の過去から存在していたなら無限に遠いところを旅立った光がやはり絶え間なく私たちに降り注ぐはずどんなに小さなゼロに近い量でも無限にたしあわせれば無限大になる夜の暗闇は宇宙が無限でない証拠宇宙が誕生して広がり続けている想像だけではつかめないものを物理学者は詩人のように語るねえ、不思議なのは、こんなお話があなたを想い夜空を眺めていると星のささやきのように感じること
2005/02/04
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あなたの部屋へと続いている鍵さみしさが空から落ちてくる冬わたしは、その小さな金属をにぎり体温でゆるやかに温め続けるあなたに会いたい、いますぐに波のようにやっくる感情にとまどいあわてて鍵をカバンの奥深くにしまい春の訪れを夢みながら心の扉を閉める
2005/02/03
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長い時を経ても色褪せない名曲がある。 ジョン・レノンの「Love」も、そのひとつだと思う。今夜、改めて聴いてみて自分なりに訳してみた。でも英詞のまま、そのまま味わうのが、やはり一番良いと思うな。愛という言葉の深さや安らぎや夢や希望が一杯つまっていて心地良い歌です。--------------------------------------愛は、現実 現実こそが愛愛は、感じること 感じることが愛愛は、愛されることを求めていること愛は触れること 触れることが愛愛は、達しつつあること その過程が愛愛は、愛されたいと求めること愛とは あなたあなたとわたし愛とは、知りつつあること ふたりができることを愛は、自由 自由は愛愛は、生きていること 生きることが愛愛は、愛されることを必要としていること---------------------------------------------「Love」Love is real Real is loveLove is feeling Feeling loveLove is wanting to be lovedLove is touch touch is loveLove is reaching reaching loveLove is asking to be lovedLove is youYou and meLove is knowing We can beLove is free Free is loveLove is living Living loveLove is needing to be loved
2005/02/02
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ねえ、どうして私たちは出会ったのだろうあなたの詩や言葉にいつの間に恋したのだろうねえ、どうして、キスをしたの?わたしが欲しかったのは、あなたの心なのにねえ、どうしてこんなにせつなくなるの愛してるだけで足りなくなるなんて不思議だね
2005/02/01
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おそれないで、こわがらないでわたしの手はあなたが握っているのだからもう、ひとりきりで泣くこともない決して真っ直ぐではない道人生には、いくつもの曲がり角があって一歩を踏み出すのに必要になる勇気あなたと共に歩いていけるように春に花を咲かせる、あの木々のような強い力を、どうか、わたしに下さい
2005/01/31
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ぴんと張り詰めた空気の中で何もかも脱ぎ捨てた木立の美しさ枝の先に小さな蕾をみつけると芽吹きの春の夢にさすらうこうしてじっと寒さに耐えているごつごつとした幹に手を触れると静かで微かな鼓動が伝わってくる木々の幻想に抱かれる冬の昼下がり
2005/01/29
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しあわせは与えられるものでなく与えるものでもないしあわせは誰かと比べるものでなく手に入れるものでもないしあわせは形あるものでなく満たされるものでもないしあわせはあなたが生きていることそのもの
2005/01/28
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カップに紅茶が注がれて砂糖をいれてかき混ぜるあなたが語るひとつの存在それはわたしでありあなたでありこの世のすべての生命の存在カップが砕けたら存在は失われるあなたが魂の記憶を砂糖に例えるならカップは肉体の形ある存在をさしこぼれた紅茶は紅茶のままでやがて再生することへの暗示再生されて漂白されてもわたしを忘れないでいてくれるならわたしもあなたのことは忘れないこの語らいを「魂の喜び」とよぶなら砂糖は時空を超えてあなたの傍にある-------------------------------------映画「リトル・ブッダ」のあるシーンの話を彼としていて生まれてきた詩です。
2005/01/08
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星はきらめいている何もない深淵のなかで孤独で寂しい光は直進している重力に捕まらない限りはそして誰かの瞳にうつる放ち続けるだけの存在生命の源である星何もないからっぽの心で死んだら星になるのだと誰が言ったのか想像の奥の声なき声永遠の岸辺にある安らぎのなかでいつか聞こえる人は苦しみも涙もない喜びの向こうのあの光その存在すら消える瞬間が来る光に同化する
2005/01/06
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こころのおおきさははかれないかたちがなくておもさもなくていろもなくてどこにあるのかさえわからなくてこころはわたしのうちにありわらいとなってなみだとなってあいをかんじてあのとりのようにそらをとぶ
2005/01/04
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降り止まぬ雪が世界を白く染めてわたしの愛しさまで閉じ込めるどうして、こんなに寂しいのだろう美しくなるほどに覚めてゆく心雪の中で佇んだまま想っているせつないほどに深まる君との未来
2005/01/02
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自ら輝けぬ悲しい衛星であるために届かぬ思いが公転して潮をひきよせる満たされぬ夜に空は薄紫色に染まり珊瑚や魚たちが新しい命を誕生させる時は未来へと真っ直ぐに流れ、立ち止まることなく月は地球との距離を測れないまま、立ち止まることなく儚さとせつなさを胸に宿したまま波のように押し寄せてくる感情に溺れながら海で誕生した卵のように漂う海草にその身をゆだねて旅は始まる月の輝きに秘められた魔法をすべての命が享受してそれすらも気がつかづにいる愛しさが新たな命を育む
2004/12/19
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さみしくて、心が冷たくなっているどうして、さみしいのか、わかっている愛することだけで満足できなくて愛されることを求めているから
2004/12/18
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「どこから」生まれてくるすべては光からあなたの瞳の色も緑の美しい樹々の輝きも影もまた完全な闇から生まれない「どうして」眠りのなかで彷徨い始める魂のその行方願いのままに辿り着きたい辿り着けない螺旋のなかで悶えている何が・・・わからない謎は回り続ける幾夜も幾夜も求めている「あるがまま」すべてのものは導かれるように手をつないでいる生と死も与え与えられるただ、それだけのこと大地に眠りたい海にゆだねたいこの身を「すな」その一粒にみえてくる宇宙を抱きしめて眠ろうそれは、わたしそれは、命それは、死すべてのものが始まりの点ですべてのものが終末の点点と点は結ばれ線となり樹の枝のように繋がる永遠となる「こえ」静寂のなかにこそある本物の音一枚の葉が落ちる澄ます鼓膜でつかめない聞こえないつかまえる細胞のなかの核で感じる「ゆれる」どうして訳もなく涙が流れるのかわからぬ夜に香る真っ白な百合の艶やかさ波紋のように空間を満たしていくだからとまらないどうしようもない「みちる」放たれていく心どこまで行くのだろう海波が打ちよせている繰り返している心地よさが広がる抱かれながらあなたに「なにも」いらないただ感じていたいわたしをここにいるのだとそれだけなにもなくなるこんな夜は裸のまま砂浜を歩き星の輝きに耳をすましてどこにもない虚数の海に沈める
2004/12/08
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まどろみのなかでみつけたものはぬくもりにみちたレクイエムゆくえのわからぬかんじょうのなみがいくえにもむねをみたそうとしているそんなよいんにゆれているこころいだいたままねむるからつきがみつめている「ねえ、おつきさまわたしはなにものでしょう」こたえのないひかりがまどからこぼれておちるいつかはすべてがそこへかえるさだめだからほおをつたうなみだはうみのあじがしている
2004/11/27
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この世のすべての生命が太古の海で生まれた原始生命そこから連綿とつながっていまあるすべてのものが奇跡のような調和で関わっている不思議いま生きていることがもはや謎の始まりなのだ人類の母、イブから始まった進化の道のりのどこかで途絶えても存在しえない、わたしという個日没の美しさに銀河の中にいる太陽系の惑星の軌道を描く輝きを増す月さえ愛しくなる二重らせんのDNAがささやくわたしは宙(そら)で宙はわたしなのだと
2004/11/19
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永遠を手に入れたあなたに空という形なき領域を捧げる存在するのかしないのかそれすらも定かでないものに何を求めて何をあてはめるのかただ翼あるものだけが手に入れる陶酔の果ての狂気の世界に見えるのはすべて光を浴びた影になり耳に聞こえるものは幻という名になる何もないということだけが生まれる空にあるのは空を見上げる人の心目の前にある宇宙をさえぎる壁が自ら生みだした心の産物であると気がつくだけで空間は無限大になる向かうべき方向を見つけるだけでいい
2004/11/18
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耳をすませば、いまも聴こえる遥かな時の彼方からよみがえる燃え上がる炎の音、草原を渡る風柔らかに崩れる波が、ひとときの夢をゆるやかに育んでいる午後わたしは空を舞う鳥であり大地をかける鹿であり何もかもが喜びに満ちた美しさで世界を染めている沈黙にひとり身をゆだねている幻影は遺伝子に編み込まれて赤き血のなかに眠っているふいに呼び覚まされすべてのものと繋がって空を仰げば潮のように満ちてくる
2004/11/15
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小さな鳥が名も知らぬ木の実をついばみ枝から枝へと忙しく飛び回っている美しく色づいた葉が、はらりと落ちる自分の役目を終えて何の未練もなく雲の切れ間から夕刻のやわらかな光がまっすぐに伸びて優しくささやいている秋はすべての生命に恵みを与えてやがて来る冬への序曲を奏でている
2004/11/14
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あの雲はどこへ向かうのだろう生まれたわけも行く先も知らずただ流れ続けている青い空で光を浴びて美しく輝いているいつかは雨を降らせるいつかは大地に還るすべてのことは雲のように「どうして」という疑問もなく涙のようにあふれてくるもの空を漂い続けるもの
2004/11/10
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レースのカーテン越しに黄昏の柔らかな光が満ちて気づかぬうちに、ゆっくりと秋は静かに深みをまして地球の自転で時の流れを知るのんびりと生きていこうよささいなことに不安になって自己嫌悪になったりせずに心は宇宙の彼方に飛ばして深い闇の中で地球を見つめるお気に入りの曲に耳を傾けて愛する人のことを考えよう星のきらめきが、よみがえるよ胸の中に描かれた星座にそっと両手をのせて祈ろう
2004/11/08
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この広い世界のどこまで行ってもみつからない宝物のようなものがある何ものにもかえられない大切なものがある唯一無二のかけがえのないもの光のように輝いているものそれは、あなた過去にも未来にもあなたはいないいまここにいるあなたはただ独り、光のように輝くそんな存在なのだからあなたはかけがえのない、あなたひとりひとりの大切な命を大きな愛で包むことができるあなたのかわりは誰もいないただ、あなた独り
2004/11/06
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真っ暗な闇の中を通り抜けて初めて知るものただ待っているだけでもいけない最初から望んでもいけないでも、いつか必ず訪れるあなたにもわたしにも光が
2004/11/05
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いつかまたきっとあえるねきょうのきみはないていてもあしたはあたらしいきみかもしれないだれのこころもきずつきやすくてひとりではいきていけなくてだれかのやさしさをもとめているひとはなんどでもうまれかわれるからきょうのきみにさようならあしたはえがおでいられるように
2004/11/04
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いま ここにある てんまあるい ちきゅうの うえにあるすべての ひとの あしもとのぬくもりの ある てんしあわせを かんじるとここから はじまる てんさみしくて ないているとせかいの はてでもある てんひとは みんな もとめてるえいえんとおもえる その てんをねえ、いったいどこに あるのおしえて きらめく ほしたちこころは いつも とりのようにそらを とんでいるのにいつも ここにかえって くるぬくもりの ある てん
2004/11/03
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砂漠の国で流される血に世界は無表情のままで憎しみが憎しみを呼び命の尊さは失われる理解への道程に必要なのはたくさんの命と長い長い時の流れ言葉もなく涙があふれるこんなことは終わりにしたいいまは、ただ何の力もなく祈ることしか、できない
2004/11/02
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雨音がゆるやかな時の流れとまどろみをつれてくる午後ノラ・ジョーンズの歌声の中で雨がかすかに優しく香っているとぎれとぎれの夢の中で森の中の小鳥のように彷徨う行方のわからぬ明日が微笑む雨音はいつまでも止まない
2004/10/30
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ねえ、月があんなに綺麗に輝いているわたしの苦しみや悲しみが照らされてかすかな引力がそれらを吸い取ってやさしい歌が心の中によみがえるねえ、こんなにも世界は美しいのにわたしの目はずっと閉じられたままであの月光に身をゆだねて眠ればきっと夢は叶う、愛に満たされてゆく
2004/10/25
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記憶のなかにだけあるぬくもりをさがして空を見上げると雲がゆっくり流れている夢のなかに閉じ込めたものをさがしている愚かな魂悲しみすら粉々に砕けて涙となって空に気化した
2004/10/24
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本当に辛くて苦しいことには頑張って、それを乗り越えようとせずに目をそらして、逃げようとしたりせずに本当に辛くて苦しいことにはそれを、あるがまま受け止めて悲しかったら、思いきり涙をながして本当に辛くて苦しいことには心の中の深い海の底でしばらく眠って目覚めたときには、きっと見つかる本当に辛くて苦しいことには我慢する必要なんて何もない傷ついたままの自分であれば良い本当に辛くて苦しいことには学ばなければいけない、たくさんのことが宝石のように、きらめいている本当に辛くて苦しいことにはあなた自身も知らない心の芽がゆっくりゆっくり育っている
2004/10/19
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光を浴びてすべての命が静かにめざめる地球のゆるやかな自転がすべてのものに朝を届けてゆく万華鏡のような未来いま確かな明日などないのに朝の訪れを信じない日はないコーヒーの香りが満ちた部屋で砂漠の国の殺伐も忘れ焼きたてのトーストを食べる魂のやすらかな呼吸観葉植物の柔らかな葉が細胞分裂をしているわたしの心臓の鼓動もトクトクと音をたてて朝ととけあっているみたい Copyright Yumeno Hana All writing rights reserved
2004/10/17
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ふいに涙がこぼれた親友に恋人を奪われたそんな過去などないのに歌詞のなかで生きる女の哀しい魂にふれてしまって胸にせつなさが、あふれた-----------------------------綾戸さんの歌う「テネシーワルツ」には、いつも泣かされます。
2004/10/15
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