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今日は異業種交流会の仲間と1to1ミーティングをさせていただきました。私がお世話になっているリファーラルマーケティングを活発に行うための交流会に製造業の経営者はあまり参加していません。その仲間との実感値で5%くらいかなぁという話をしていました。もしかするともっともっと少ないかも知れません。5%の経営者に共通することは、同業界の経営者の集まりに参加すると、とても浮いた存在になるということです。これが製造業経営者の5%あるあるなのですが、私も同業社の集まりに30年ほど前に参加したのですが、正直話が全くかみ合わず、それ以降はほとんど参加していません。製造業の経営者の集まりの話題は『新しい機械』など設備に関することがほとんどで、新しい機械が入れば仕事が増える!と確信している会話が続いていました。また同業社に対して、協業のスキームを組み、仕事の助け合いの形を創りますが、小さなパイの奪い合いをして、腹の探り合いをしている空気感が充満していました。私はどうせならもっともっと新しい可能性が広がるような話し合いをしたいと思い提案しましたが、まるで宇宙人のように扱われてしまいました。さらに私が違和感を覚えたのは、社員を人員や経費として考えている人が多いということでした。私は社員は人財であり、資産であると考えているのですが、そのような考えは主流ではありませんでした。また製造業において、女性管理職の比率は6.4%とても少ないというデータがあります。とても優秀な女性でもなかなか管理職になれないというのが半ば常態化しています。ちなみに当社の女性管理職比率は72%となっており、とても優秀な女性管理職が大活躍してくれています。ここにも日本の製造業の停滞の一因があるのかも知れません。もちろん製造業でも大きく発展している会社はありますが、95%はそのような考えを持っているのが私の実感値でした。これは高度経済成長時代の日本のものづくり企業の成功体験に起因しているのだと思いますが、残念ながら21世紀に入ってからはなかなか通用しにくくなっています。私の同じ感覚や考えを持つ5%の製造業経営者と話をしているのですが、なんとか新しい成功モデルを創り出し、日本の製造業復活の一助になれればと考えています。まずは井の中の蛙から抜け出し、他業界や若者から学ぶ姿勢を持つことが大切ですし、サービス業との積極的なコラボも必要です。かく言う当社も製造部門の採用面など多くの課題に直面していますが、現状に甘んじることなく、機械に頼ることもなく、企画想像力での差別化を図っています。『製造機能を持った企画会社』として、成功モデルになることを愚直に目指していきます!
2025年02月26日
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今日は20代の経営者とミーティングをさせていただきました。彼は生成AIの仕事をしているのですが、お話していると56歳の私とはAIに対する知識と捉え方に大きな違いがあることに気づきました。私もデータ蓄積の重要性は理解しているつもりですが、データの活用法は現状のビジネスの延長戦上で考えていることが多いです。良質のデータを蓄積することで、仕事の質が均一化したり、スピードが上がったりすることが大きな価値であると考えています。しかし、彼は『AIは意思決定を補助するツールである』と断言されていました。経営者やリーダーは沢山の意思決定の場面がありますが、人によって基準が違ったり、その時の状況で違う意思決定をすることはありがちです。それでは経営全体の質の担保やスピードが上がらないという認識は間違いありません。データを蓄積し、それを然るべきアウトプットにセットすることで、個人としても企業としても意思決定の質を上げたり、スピードを上げる補助をするということが確かに合点がいきます。彼の会社の資料にこのようなメッセージが書かれています。日本のリーダーに向けて私たちは今、歴史的な転換点に立っています。生成AIという革新的な技術が、ビジネスの在り方を根本から変えようとしています。アメリカでは、わずか10人でユニコーン企業を生み出すなど、AIネイティブによるイノベーションが日々生まれています。しかし、日本企業の多くはまだAIの真価を活かしきれていません。このままでは、グローバル競争での後れを取るどころか、存続すら危ぶまれる企業が出てくるでしょう。だからこそ今、日本のリーダーの皆様に、AIネイティブへの変革を呼びかけます。リーダー自らがAIを使いこなし、組織を導けば、価値創造と生産性向上を実現できるはずです。私たちは、この変革の道のりを共に歩み、支援する覚悟です。共にAI時代の新しい日本を創り上げていきましょう。さらに経営判断の質向上と組織パフォーマンスの最大化を表現するとして、下記3点をあげています。1.意思決定の質と速度の向上例:経営会議の資料作成時間が70%削減され、より深い分析に時間を使える過去の判断事例やデータに基づく予測を即座に参照可能に2.マネジメント時間の創出例:日常的な承認作業が45%効率化され、戦略立案に充てる時間が倍増ルーチンワークの自動化により、部下の育成により多くの時間を確保3.組織全体の生産性向上を実感例:チーム全体の残業時間が平均30時間削減部下の単純作業から創造的業務へのシフトを実現いかがでしょうか?私自身が頭で理解していることを、彼は肌感で骨身に染みて理解しているような気がします。ここは素直に学ばせてもらおう!と決意しました。
2025年02月27日
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当社の経営理念の中で最も優先が高く、一番大切だと考えているのは「社員の成長」になります。「社員がチャンス&トライアルで成長し、お客様が感動し、会社が信頼と利益を得るハッピートライアングルを形成し、社会貢献を目指します」社員の成長とお客様感動と会社の信頼と利益がハッピートライアングルになることを目指す経営利益となっていますが、そのための一丁目一番地が「社員の成長」なのです。採用面接の時にも当社が最も大切なコトと考えている「社員の成長」を自分の信念と照らし合わせて100%共感する人しか採用しないようにしています。また入社してからも、仕事を通して成長しているかどうかを常にチェックするようにしています。極端な話、退職する時にも同じ考えで、その退職が社員にとって成長することに繋がるかどうかを最重要と考えています。経営理念として掲げている以上、会社の業績の良し悪しとか社内の事情を優先するのではなく、社員の成長を何よりも優先して考えるようにしています。そこに一貫性がなければ、社員からの信頼を得る事はできませんし、お客様から選ばれ続ける会社になることもできません。それを信念として持ち続けて21年、一経営者としてこだわり続けてきました。他の会社の経営者と比べることでもないので、それが正しいかどうかは正直言ってわかりません。それでも、社員の成長を一番とする経営理念に共感して働き続けてくれる社員の存在が私にとって希望であり、沢山の勇気をもらえています。なぜ社員の成長に、そこまでこだわるのかと言う疑問に答えようとすると、自分自身の人間観と深く関わっているようです。私の人間観は、「無限の可能性」と「切磋琢磨」です。人間は無限の可能性を持っており、自分の殻を破ってまだ見ぬ自分に出会えることが人間の幸せであると考えています。その可能性を開花させること=成長ともいえますし、無限の可能性が開くプロセスに成長は欠かせない要素であると考えています。また人は人によって磨かれると考えており、一人で成長する何倍もの成長を、人と人とがお互いに切磋琢磨することで得ることが出来るのです。まさしく、切磋琢磨によって成長の幅や深さがどんどん増していくのです。そんな人間の本質を磨く切磋琢磨の目的も成長であると考えています。人間の本質と考えている「無限の可能性」、「切磋琢磨」においても「成長」は共に伴走し、一心一体の存在として寄り添うものです。ここまで大切に考え、ことあるごとに伝え続けるからこそ、成長することが尊いことであり、とても意義があることだという認識が社内に浸透してきました。もちろんまだまだ満足するレベルではありませんが、より高みを目指してこれからも成長していきます!
2025年02月19日
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今日は朝からコーポレートコネクションの朝会に参加、午後は大久保秀夫王道経営塾で大久保秀夫塾長のお話を聞かせていただき、夜は数千億企業のオーナーさんのお話を聞く機会をいただきました。コーポレートコネクションズでは、志高い経営者の方と交流させていただき、さらにディレクターからの成功の特性についての話がとても印象に残りました。成功の特性はこの3つになります。・成功は人からやってくる・成功は外の世界からやってくる・教わるよりも教えることで成功できるまた経営者の責務として・自己成長し続ける・収益を増進させる・有益な人脈を構築するいかに人脈が大切であるか、人脈を創るに足る経営者になるのかが大切なポイントになります。午後の大久保秀夫塾長からは、稲盛和夫さんが提唱された「経営の原点十二箇条」について、とても深い解釈を学ばせていただきました。1、事業の意義や目的を明確にする→心を高め、一生かけてどれだけ多くの人のお役に立てるか2、具体的な目標を立てる→全員で目標達成するエネルギーを高める、価値観を共有出来た組織が最強の組織3、強烈な願望を心に描く→潜在意識=魂に届くレベル4、誰にも負けない努力をする→常に、ド真剣に行動する5、利益を最大に、売上を最大に→長期的・根本的・多面的に考え、利益で次の投資の種を創る6、値決めは経営→お客様が満足してくれる最高の価格を設定する7、経営は強い意志で決まる→人間の能力は無限である8、燃える闘魂→全身全霊で組織全体を巻き込むリーダーになる9、勇気を持って事に当たる→公明正大の心で、感謝の気持ちと恐れの気持ちを持って、自分の行動を律しつつ、24時間リーダーらしく生きる10、常に創造的な仕事をする→毎日の創意工夫を積み重ねる、常に変わる、もっともっとの向上心11、思いやりの心で誠実に→利他、優しさと強さを兼ね備え、両極端を矛盾なく持ち合わせる12、常に明るく、前向きで、夢と希望を抱いて、素直な心で経営する→明・元・素文字で表現するのは難しく、大久保秀夫塾長はそれこそ全身全霊で伝えて下さいました。夜の数千億企業のオーナーさんからも、人のお役に立つ仕事をする、普通に戻す仕事をする、原理原則に則って仕事をする、という基本を何度も何度もお伝えいただきました。視座の高さと視点の広さにおいて、自分との違いを感じました。三者三様の表現でしたが、いづれもノウハウではなく、経営者としての在り方を問われる内容でした。沢山充電させていただいたことを、行動に結びつけていきます!
2025年02月18日
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今年に入ってから、毎日色んな引き寄せが起きています。これまでの自分では考えられないような引き寄せなのですが、自分がやるべきこととやらないことをしっかり分けなければなりません。いかにして分からかと言えば、その未来が自分にしか出来ないことなのかどうかで判断するということです。他の誰かに出来ることは他の誰かに任せて、自分にしか出来ない未来に集中しようということです。人間には無限の可能性がありますが、しっかりと優先順位をつけなければどっちつかずになってしまいます。一つひとつをしっかりと仕上げていくことがとても大切なことであると、これまでの経験から学んでいます。では、自分にしか出来ない未来に集中するためには、何を意識するば良いでしょうか?そんな質問をchatGTPにしてみたら、たった15秒でこんな回答が出て来ました。〜ここから〜1. 自分の強みと価値観を明確にする・何が得意で、何が好きなのかを深掘りする。・これまでの経験やスキルを整理し、自分だからこそできることを見つける。・自分の価値観を理解し、それに沿った未来を設計する。2. 目標を具体的に設定する・抽象的な「成功」ではなく、具体的なビジョンを持つ。・例えば、「5年後に〇〇の分野でリーダーになる」「新しい技術で社会に貢献する」など。3. 他人と比較せず、自分の軸で判断する・周りの期待やトレンドに流されず、自分にとって価値のある未来を選ぶ。・「世間的にすごい」ではなく、「自分が納得できる」未来を追求する。4. ノイズを減らし、集中できる環境を作る・SNSや不要な情報から距離を置く。・仕事や生活の中で、本当に必要なものにフォーカスする。・集中力を高めるために、習慣やルーティンを工夫する。5. 小さなアクションを積み重ねる・大きな未来を描くだけではなく、毎日の行動を変える。・「今日できる最も重要な一歩」を意識し、それを継続する。6. 挑戦と成長を恐れない・新しいことに挑戦し、学び続けることで、自分にしかできないことが増える。・失敗を恐れず、フィードバックを活かして前進する。7. 自分の未来を楽しむ・「やらなければならない」ではなく、「やりたい」という気持ちを大切にする。・モチベーションを維持するために、自分を褒めたり、ワクワクする目標を設定する。これらを意識することで、自分にしかできない未来に集中し、それを実現する力を高められます。今、自分にとって最も大事な一歩は何だと思いますか?〜ここまで〜正直、ビックリするくらい的確な答えだと思います。特に5、6、7は気に入っていますが、それをやるのは自分自身です。自分自身の無限の可能性に確信を持って、自分の強力な引き寄せを力に変えて、しっかりと取り組んでいきます!
2025年02月21日
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今週は少し春めいた気候になるようですが、先週の寒さは厳しかったですね。私が住んでいる大阪でも、寒い冬は氷点下、暑い夏は40度近くまで気温が上がり下がりします。そんな環境の変化に対応すべく、服装やエアコン、タイヤなど季節に応じた生活用品を揃える必要があります。一年の中で否応なく変化を体感することは世界的に見て、決して当たり前ではありません。そのような変化をもたらす「四季」が日本人の特性に影響を与えることは容易に想像出来ます。中でも日本人が持つ世界的に見ても特異とも言える「忍耐強さ」と「四季」の関係について考察してみました。日本人の忍耐強さが四季の存在に起因すると考えられる理由はいくつかあります。1. 厳しい自然環境に適応する必要性日本の四季は非常に明確で、春の花粉、梅雨の湿気、夏の猛暑、秋の台風、冬の寒さなど、それぞれの季節に厳しい環境が存在します。これらの自然の変化に適応するため、人々は長年にわたり耐える力や適応力を培ってきました。例えば、農業では四季ごとに異なる作業が求められ、忍耐強く計画的に行動する必要がありました。2. 季節ごとの生活のリズムが忍耐を育む春夏秋冬の変化に伴い、衣食住のあらゆる面で調整が必要になります。例えば、冬の寒さを乗り越えるために家を工夫し、食料を蓄え、心身を鍛えることが求められました。こうしたサイクルを長く経験することで、「今は耐える時期だ」という考え方が根付き、忍耐強さが養われたと考えられます。3. 「待つ」文化の形成日本では「花見」「紅葉狩り」「新米の季節」など、四季折々の自然の恵みを楽しむ文化があります。しかし、それらはすぐには得られず、適切な時期が来るのを待つことが必要です。「今はじっと耐え、時が来れば楽しめる」という価値観が、忍耐強さの一因になっていると考えられます。4. 四季を基盤とした精神文化の影響日本の伝統文化には、四季と密接に関係した「侘び寂び」や「もののあわれ」の精神があります。これらは「物事には移り変わりがあり、耐え忍ぶ時間も必要である」という考え方につながります。例えば、俳句や和歌では「桜の散り際」「秋の寂しさ」など、無常観と忍耐を重んじる表現が多く見られます。5. 集団での協調が必要な社会環境四季の変化に対応するために、日本の社会は伝統的に共同体意識を強めてきました。田植えや収穫の時期には村全体で協力し合い、台風や雪害に対しても助け合う文化が根付いています。こうした環境の中で、個人がすぐに感情を爆発させるのではなく、忍耐しながら周囲と調和することが求められてきました。これらの特徴をまとめると、四季が明確にあることで、日本人は自然の厳しさに適応し、計画的な生活リズムを築く必要がありました。また、待つことの重要性や、四季を通じて培われた精神文化が、忍耐強さを養う要因となったと考えられます。このような気候的・文化的背景が、日本人の「我慢強さ」や「粘り強さ」を生み出してきたのではないでしょうか。人間は環境の生き物だと言われますが、四季を通じて否応なく変化を受け入れなければならない日本人は「忍耐強さ」を手に入れたのかも知れません。しかしその反面、受け身からの創意工夫は得意ですが、革新的で能動的な行動が苦手という面があるのかも知れません。あくまで個人的な考察ですが、日本人の特性を活かして仕事や生活を進化成長させていきます!
2025年02月25日
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今日は臥龍先生と東方とトリプルコラボセミナーを開催しました。採用について事例のトレンド、考え方、事例をお伝えさせて頂きました。ご参加いただいた方に沢山の質問をいただき、充実した時間を過ごしました。終了後の懇親会は、リラックスした状態でとても有意義な情報交換の場となりました。採用の話だけでなく、事業継承や素直な人財をいかにして見分けるかなど、とても深い話が続きました。宴もたけなわになった頃、臥龍先生から最近のトピックスとして、『卵にだまされるな!』というお話がありました。経営者から見た社員、リーダーから見た若手社員、社員から見た協力会社さんなどは、親鳥から見た卵に似ています。卵の中身ではひな鳥が卵の殻を破ろうと日々成長しています。しかし、親鳥から卵を未来の鳥になる存在として扱わず、卵として扱えば、卵の殻はどんどん厚くなってしまうそうです。人間で例えると、子どもを未来からの使者として一人前に扱わず、子ども扱いすれば、子どもはいつまでも子どもの振る舞いを続け、なかなか大人にならないということです。経営者が社員を人財として、リーダーが若手社員を一人前に、社員が協力会社さんを心底頼りになるパートナーとして認めれば、そのようなパフォーマンスを発揮するということです。『卵にだまされるな!』の奥にあるのは、まさに『厳愛』です。厳しくも相手を認め、成長を信じる愛が存在するのです。私自身を振り返り、社員に『厳愛』で接することが出来ているかと問えば、大きな課題があります。社員を人財として、一人前として、パートナーとしてしっかりと認め、成長にコミットする『厳愛』の精神を磨いていきたいです。
2018年11月16日
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