後期高齢者だってさ
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うっちゃこが我が家の庭に現れてから何年になるんだろう。坂の下にいたしげお(茂みから現れたオス猫)の後をつけてきたんだろう。君は猫の世界ではオリンピック級の運動神経だね、といつも感心していた。君をブロックするために、1.8メートルフェンスを張ったり、防御はしたんだけれど、後ろ足を骨折して、しばらくおとなしくしていたが、あっという間にびっこを引きながらもフェンスを越えてやってきた。近所への露出も多く、保健所に相談に行く、、なんて声も聞かれるようになって、昨年の夏、思い切ってうっちゃこを追ってついてきていたしげちゃん(メス猫)といっしょに我が家のケージに閉じ込めた。うっちゃこには無数の虫が体を這い、蚤の糞のあとなんだろうか、体をふくとウェットティッシュが血色に染まった。小さな羽虫みたいな虫の数は1000匹では下らない数でコロコロの粘着にびっしりとついた。先住猫のみぃ太やひとちゃん、昨年保護した子猫4匹(しげちゃんの子供)。とうてい室内でいっしょに過ごさせることなんて出来やしないと思っていた。ある日、室内と連結してある外ケージからひょいと室内に入り込んで私のベットにちゃっかりとうっちゃこが寝ていた。その日から覚悟を決めた私は、今までに増して必死で駆虫やらアルコール拭きやらお手当をして、野良代表みたいなうっちゃことしげちゃんを完全室内飼いの子にした。しげちゃんは外ケージから室内に入っても、室内のうさぎ小屋からほとんど出てこなかった。夜になると、私のベットの右にうっちゃこ。左にしげちゃん。野良2匹が異常に私になつく、、ちっとも外に出たいと鳴かなかった。お外の暮らしは厳しかったんだろう。(ここまで書いて下書き保存、、翌25日、静かに静かにやんちゃな野良うっちゃこは、私の飼い猫として、老衰でしょう、、大往生でしょう、、帰宅した私の「うっちゃこ大丈夫か」の声に小さくにゃ、、とお返事したのを最後にくったり眠り、そのまま永眠してしまった。野良魂が染みつき、台所のごみあさりやら、お行儀の悪いこともあり苦労したこともあって、私の思い入れも強い。この子は本当に私のことが好きなんだな~と私のそばにぴたりと張り付くうっちゃこに、野良猫なんて種類はいないんだよ、いずれも人に寄り添う歴史の長い愛玩動物、猫であると思う。飼い猫として送れたことに満足している。さよなら。うっちゃこ。またね。うっちゃこ。
2012.06.24
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