NANAヴィヴィアンウエストウッド通信

NANAヴィヴィアンウエストウッド通信

PR

サイド自由欄


















コメント新着

和活喜 @ Re:ミキハウスより【クリスマスフェア】のお知らせです(11/13)  こんにちは。水曜日です。福岡宗像は晴…
flamenco22 @ Re:ミキハウスより【クリスマスフェア】のお知らせです(11/13) おはにゃん^^ ミキハウス子供達小さい頃…
2021.04.01
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
住む場所がない…賃貸借契約を断られた「高齢者3万人」の末路
幻冬舎ゴールドオンライン
持ち家か、それとも賃貸か……おそらく永遠に結論が出ない議論ですが、年金が頼りとなる高齢者世帯の場合はどうか、考えていきます。










【都道府県別「平均年金支給額」】47の地域をすべてみる
持ち家か、賃貸か…若者世代の答えは

国土交通省『平成30年住宅・土地統計調査』によると、持ち家率は61.0%。さらに世帯主の年齢別に見ていくと、世帯主が20代後半の持ち家率は9.1%。さすがに20代にして家を持つのはハードルが高いようですが、そこからぐっと持ち家率は高くなります。

世帯主が30代後半になると43.8%。40代前半には過半数を超え、持ち家派が優勢になります。そして40代後半では平均値の60.1%に達します。定年後、年金生活に入る60代後半では78.8%、70代後半には81.8%に達します。

【世帯主の年齢別持ち家率】
20代前半 3.1%
20代後半 9.1%
30代前半 26.2%
30代後半 43.8%
40代前半 54.7%
40代後半 60.1%
50代前半 64.5%
50代後半 70.8%
60代前半 76.2%
60代後半 78.8%
70代前半 80.4%
70代後半 81.8%

現在、日本の平均初婚年齢は30歳前後。そこから1年ほどして、初めての子どもを授かります。家族が増えていくなかで「家が欲しい!」という思いが強くなるのでしょう。また20~30年の住宅ローンを利用し定年前に払い終える、ということもを考えるのであれば、30代後半から40代というのは、年齢的にもマイホーム購入の適齢期といえそうです。

一方で持ち家率は低下傾向にあります。特に若い世代では顕著です。以前は、会社員の夢といえばマイホームを購入して一国一城の主になることでしたが、未婚率が上昇している昨今、住宅購入のきっかけがない、という事情は大きいでしょう。

また以前は、仕方なく賃貸、というケースも多くありましたが、近ごろは積極的に賃貸を選ぶ人が増えています。賃貸派の人からは、「こんな家に住みたい!」と思ったり、今住んでいる家に飽きたりすれば引越しをすればいいという自由度が魅力とか、何十年もローンの支払いに縛られるのが億劫などの声が聞かれます。

金融広報中央委員会の『家計の金融行動に関する世論調査』令和2年(2020年)で、非持ち家層に今後の住宅取得意欲を聞いてみると、二人以上世帯で「取得予定なし(「目下考えていない」と「取得予定なし」の計)」は52.7%、単身世帯に限っては当然ですが、75.8%に達します。

年層を中心に「マイホームはいらない」の志向は徐々に広がっていますが、結局のところ、購入か賃貸か、どちらがいいのでしょうか。

持ち家であれば、「毎月の家賃が不要」「借入の際に自宅を担保にできる」「子どもに財産として遺すことができる」などのメリットがあります。一方で、「固定資産税がかかる」「ローンの支払いに追われる」「リフォーム代、修繕代が定期的にかかる」「住み替えが容易ではない」といったデメリットがあります。

一方賃貸であれば、「ローンを気にすることはない」「固定資産税等税金は不要」「修繕費などは基本的に大家負担で気にすることない」「引越しがしやすい」などのメリットがあります。一方で「家賃を払い続ける必要がある」「年齢が上がるにつれて賃貸借契約の審査が厳しくなる」というデメリットがあります。

現役世代であれば、人それぞれの価値観で購入か賃貸かを選べばいいでしょうが、問題は、年金が頼りになる高齢者になったとき。毎月の家賃や厳しくなる審査が気がかりです。

内閣府『平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査』によると、賃貸住宅に居住するのは11.3%。さらに「今までに入居を断られたことがありますか」の問いに「ある」が4.3%でした。

現在、65歳以上の単身世帯は約700万世帯。上記の結果を単純にあてはめると、約3万5000人の高齢者が入居審査の際に「NO」を突きつけられたことになります。貸主の立場からすると、今後、ニーズが高まる高齢者は魅力的である一方で、孤独死のリスクなどを考えると、できれば現役世代の人に入居してもらいたい、というのが本音でしょう。

調査はサンプル数も少なく、あくまでも計算上の話ですが、審査が通らず住む場所もない……と途方に暮れる高齢者は、今後、高齢化が進行するなかでますます増えると考えられます。

また総務省『家計調査報告(家計収支編)2019年 平均結果』によると、単身高齢者の公的年金受取額は11万5000円ほど。貯蓄がどれほどあるかにもよりますが、家賃に多くを割けるほど余裕がないことは明らかです

もちろん持ち家の場合も、年金生活に入ってからリフォームが必要になるなど、出費がかさむリスクはありますし、一概に持ち家だから安心とも言い切れません。

年金だけでは心もとないというのは、持ち家でも賃貸でも同じ。現役世代にいくら貯蓄ができるか……計画的な資産形成が重要ということに尽きるでしょう。


関連記事
【都道府県別「平均年金支給額」】47の地域をすべてみる
認知症700万人時代の家族介護負担「年間382万円」に愕然
年収450万円…44歳会社員「住宅ローンで見えた将来」に唖然
独居老人は「終の住処」に何を思う?現役医師が見た光景
東京23区「年収ランキング」
最終更新:3/29(月) 10:31
幻冬舎ゴールドオンライン





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.04.01 17:21:28
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: