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2009年02月25日
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カテゴリ: 医療
視力回復「レーシック手術」で67人が感染症…都内の眼科

 東京都中央区の眼科診療所「銀座眼科」(溝口朝雄院長)で、レーザーを照射して視力を矯正する「レーシック手術」を受けた患者67人が、感染性の角膜炎や結膜炎を発症していたことが25日、わかった。
 厚労省医政局指導課によると、レーシック手術後にこれだけ多くの患者の感染症が発覚するのは異例。中央区保健所は同眼科を23日から休診にさせて、原因を詳しく調べている。
 区保健所などによると、67人は関東に住む17~66歳の男女。目の痛みやかすみなどの症状を訴え、2人が入院中という。25日に記者会見した溝口院長は、手術器具の滅菌が不十分だった可能性が高いと説明。「角膜移植が必要なケースが出る恐れがある。深くおわびし、賠償なども誠意をもってしたい」と話した。
 レーシック手術は角膜にレーザーを当てて角膜の形を変え、視力を矯正する手術法。67人は2008年9月23日~09年1月17日に同眼科で手術を受けた639人の一部だった。
 区保健所は今月に入り、2度にわたって別の医療機関からの情報提供を受け、同眼科に3度の立ち入り検査を実施。角膜の表皮をめくる器具を滅菌する装置に不具合があったほか、手術器具が使用の前後できちんと分けて管理されていないなど、衛生管理の不徹底が原因で感染が広がった可能性が高いとしている。
 日本眼科学会の指針では、レーシック手術を行えるのは同会認定の眼科専門医であることを求めているが、溝口院長は同会の認定を受けていなかった。
最終更新:2月25日21時12分


 自由診療が中心になればこうなるという見本のような事件です。自由診療なら手技料を自由に決められます。高い方にも、低い方にも自由です。つまり通常の処置をしていたのでは儲からない料金に設定しても問題にはならない。医療も商売として考えるなら、それもありということです。
 通常の処置をしなければ儲かるわけで、今回は滅菌の手抜きのようですが、ディスポーザブル製品の使い回しとか他にもいろいろ手段があります。
 耳新しいところでは、別人の受精卵を移植されたことが問題になった香川県立中央病院で、複数個の受精卵を移植していました。これは日本産科婦人科学会の倫理見解に抵触することですが、成績を上げることを優先に行われたことだと思われます。もしかすると他院との競争の結果なのかもしれません。

 治療方法がポピュラーになった場合、早急に医療保険治療の対象にするべきです。そうすれば患者が異常に高額な費用を払わなくても済みます。医師側にとっては無理なディスカウントをしなくて済む一方、保険医としての義務が生じます。患者保護につながるのです。
 社会の技術進歩の進む速度が加速しているのと同様に、医学技術の進歩も加速しています。医療行政は対応をスピードアップする必要があります。
カチッ!jpg
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最終更新日  2009年02月26日 01時21分58秒
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