ベンガラの吹屋の里は春の風

(広兼邸)
3月3日の倉敷美観地区訪問に続き、3月 19 日に同じ岡山県の備中高梁市の 「吹屋ふるさと村」 への日帰りバスツアーに女房と二人で参加しました。
http://www2a.biglobe.ne.jp/%257emarusan/phfukiy1.html
実はリュウちゃん、「吹屋ふるさと村」に行くのは、これが2回目になります。前回は青春 18 切符で何処まで行けるかと思って「吹屋」行きにチャレンジしたのですが、 JP 伯備線の備中高梁駅から市バスで片道1時間掛かり、しかもそのバスが1日3便しか無かったので、吹屋の街並のど真ん中にある「郷土館」の隣の喫茶店 「楓」 に1時間滞在しただけで、トンボ帰りの旅になってしまいました。
今回のバスツアーでは、他に見たかった「吹屋」の名所が全部観られる筈だ!
旅行会社の旅程は以下です。
JR 奈良駅からバス乗車( AM: 8時)~高梁市・元仲田邸くらやしきで昼食( PM12 時 30 分~1時 30 分)~広兼邸(~ PM 2時)~ベンガラ館~笹畝坑道(~ PM 2時 30 分)~吹屋ふるさと村街並散策(片山邸・郷土館)(~ PM 4時)~吹屋小学校(~ PM 4時 30 分)~ JR 奈良駅( PM 9時 30 分)
奈良から直行バスで片道4~5時間も掛かる。
やはり吹屋は遠い!
今回は、訪れた順番に吹屋の観光スポットを紹介させて頂きます。
(1) 広兼邸(冒頭の写真)
江戸末期に建てられたこの地の庄屋・広兼氏の豪邸、広兼氏は江戸時代、銅山とベンガラ製造で巨万の富を得ました。石垣の高さは約 15m 、民間住宅としては日本一の石垣だそうです。
この広兼邸は、映画 「八つ墓村」 で田治見家として外観がロケに使われました(以下の予告編の1分 10 秒あたりに写ります)
http://www.youtube.com/watch?v=gwqn_MgDgVA
(2) ベンガラ館
明治の頃のベンガラ工場を当時の姿に復元、赤色の塗料であるベンガラは、 1707 年、全国で初めて吹屋で生産され、以後、吹屋は昭和初期まで「ベンガラの町」として大いに栄えました。

(3) 吹屋の町並(片山邸・郷土館)
江戸時代からベンガラで栄えた「吹屋の町並」は、岐阜県の白川郷などrと同じ、文化庁の「 重要伝統的建造物群保存地区」とされています。
(4) 吹屋小学校
20 世紀初頭に建設された木造校舎は昨年まで、 「日本最古の現役木造校舎」として親しまれていましたが、残念ながら、昨年の3月 22 日に閉校となりました。
http://www.youtube.com/watch?v=Cd87QUbaiAY
リュウちゃんが吹屋に行こうと思い立ったのは、東京勤務時代によく通っていた新宿三丁目にあるスナックバー 「 TANZ 」 の 美人ママ・協子ちゃん の 出身地が「吹屋」であると知ったからです (3年前の初めての吹屋行きの模様は、以下のブログに書きました・写真は殆ど消えてしまいましたが、、、)
http://plaza.rakuten.co.jp/0511katutyan/diary/201004130000/
今回、バスツアーの企画があることを見つけ、協子ちゃんに「3月 19 日に吹屋に女房と二人で行くよ」とメールしましたところ、彼女から、
「吹屋に来られるとの事!なんと私も 16 日から 20 日まで帰っています。~~では吹屋でお会いしましょう。」
との嬉しい返信がありました。
3年前と同じ、慌しい吹屋訪問でしたが、協子ちゃんにお逢い出来たのが、この旅行の一番の収穫となりました。
下の写真は、協子ちゃんのお母さまが経営されている喫茶店「楓」(郷土館の隣にあります)の前で帰り際に撮影した協子ちゃんとお母さまのスナップです。

吹屋ツアーから、夜 10 時過ぎに奈良に帰宅したところ、協子ちゃんから以下のメールが届いていました。
「もうお着きでしょうか? 本日は遠い所、大変な山奥までお越しいただき有り難うございました。お疲れになられたことでしょう。~短い(短すぎ !! )のご滞在でしたが、お会いできて嬉しかったです」
協子ちゃん、お母さま、あの節は大変お世話になりました。有難う御座いました。機会があれば、今度はラフォーレ吹屋で1泊して、ゆっくりと吹屋を散策したいと思っています。その時はまたお付き合い下さいね。
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ちあきなおみ 「紅とんぼ」
リュウちゃんが協子ちゃんの店で歌うカラオケの定番曲です。
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