『第二次世界大戦』アントニー・ビーヴァー 白水社
全三巻、合計1500ページほどの本を読了しました。第二次世界大戦についての本は二冊読んできたのですが、今回のこの本がもっとも衝撃が大きかったと思います。
個々の作戦の経過と結果、それに対する評価は当然のことですがこの本の中核をなしています。そして次に来るのが、大国の国益を中心とした「リアリズム」と、それによって蹂躙される人々の姿です。
1918年に第一次大戦が終わり、その20年後の1939年に第二次大戦は始まりました。20年という年月は、先の大戦の悲惨な記憶を葬り去るのに十分だったのか、それとも、もうあんな目には遭いたくないと思って各国の人びとが始めた「主観的には」防衛戦争であったのか。
本来、体調が悪い時に読むべき本ではないと思いながら読み通してしまいました。書評という形はですから、先になると思います。
ただ、今取り掛かっているのが、『人生と運命』ワシーリー・グロスマン みすず書房
という全三巻、やはり1500ページほどの本。スターリングラードの戦いが背景となっている本です。ソ連体制に元では出版は許されなかったという本です。
この本は市の図書館の本なのですが、希望者ゼロの状態ですぐに届きましたので何度かかりなおして読了を目指します。
身体に悪い本だと思うのですが、読んでいて、ぐいぐいと惹きつけられます。なぜ、ソビエト、ロシアの文学というのはこんなに魅力的なのでしょうか。グロスマンを読み終えたら、今度は、ドストエフスキーの再読に挑戦してみようかなと思っています。
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MoMo太郎009さん
SEAL OF CAINさんComments