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カテゴリ: カテゴリ未分類
内田光子さんのピアノリサイタルに行ってきました。
私が、内田光子さんを知ったのは、大学に入学した年です。
恥ずかしながら、モーツァルトの曲は全音のソナチネアルバムに載っているものくらいしか習ったことがなく、その年に課題になったときは衝撃でした。もちろん先生の方もそんな学生がいるとはびっくりで、そのことに対して厳しいお言葉をいただきました。
それで、なんとなーく買ってみたのが内田光子さんのCDです。そしてモーツァルトってシンプル??なんだなぁと思ったくらいでした。そして、そのときは音が固い印象を受け、あまり好きになれず、課題が終わったら聴かずじまいのCDとなってしまいました。
その後、内田さんをすごいなぁと思ったのは、シューベルトの即興曲のCDを買ったときです。一時期は何度も聴いていましたが、また聴かなくなりました。

今日のリサイタルも最初はどうかな、いくべきかな、とものすごく楽しみにしていた訳でなく、日本人として一度くらいは生で聴いておこうといった義務感??みたいなものでしたが、行って正解でした。いや、行くべきでした。

まず、本日のプログラムです。
モーツァルト:ロンド イ短調 K511
Wolfgang Amadeus Mozart: Rondo in A minor, K511

Alban Berg: Piano Sonata, op.1
        ・・・・休憩・・・・・
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 op.101
 Ludwig van Beethoven: Sonata No.28 in A major, op.101
シューマン:幻想曲 ハ長調 op.17
Robert Schumann: Fantasie in C major, op.17

会場はほぼ満席でした。内田さんは、水色のオーガンジーっぽいカーディガンにタンクトッップに鈍色のズボンでした。
ピアノの前に向かって座ると出だしの音に手をおいてすぐに引き出されたのでしたが、会場全体が内田さんが出さんとしている音を待っている雰囲気がありました。自分自身の経験として、曲のでだしに注目するというのは初めてな気がしました。
張りつめた空気を和らげるように出てきた音。そこから先はもう内田さんの世界でした。
よくありがちな、拍手をすべきでないところで拍手をするお客さんなんて一人もいません。しかかってやめるという人もいませんでした。
モーツァルトからベルグはまるで2楽章であるかのように始まりました。ベルグはあまり聴いたことがないのですが、内田さんが弾くとどういう曲なのかよくわかりました。

そして、しばし休憩。
そしたら、なんと2階の席に皇后様が!!!
なにやら、右上が騒がしいなと思ったら、皇后様がご臨席。
びっくりしました。
内田さんも舞台出てきて、まず最初に皇后様の方にお辞儀をされました。そして、私たちの方に向かって、腰から立位体前屈


今日の演奏会の目玉はシューマンでした。
音が柔らかくて、そして、音量の幅が広くて、また曲が立体的で聴きやすかったです。
いつも行くコンサートでは曲が終わるか終わらないかのうちに拍手が始まるのですが、今日の演奏会では、内田さんが鍵盤から手を離し、ご自分の膝におかれるまですべての聴衆が拍手を待っていました。というか、内田さんと一緒に音が消えていくまでを聴いていたというか、みんなが一緒に息をしていたというのか、そういう一体感があったのです。
なぜなんだろう、どうしてだろう、なんか魔法にかかっていたような時間でした。予備知識がある人ばかりがきていると思えないのになぁ。

そして、アンコールはシューベルトの即興曲op90-3とモーツァルト:ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K310から2楽章でした。
これも、みんなで聴き入っていました。pppppまで聴いているってことなのかなぁ。
また、シューマンの楽譜やモーツァルトの楽譜をみて確かめたいと思います。
とりあえず、忘れないうちにと思いまして。






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Last updated  2009年11月25日 00時49分30秒
コメント(4) | コメントを書く


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内田光子さん  
lemidori  さん
わあ! よかったですね。
空気感というか、臨場感というか、音がそこに満ちて広がって、聴衆を包んでいく…そいういう雰囲気がよくわかります。

私も行きたかったなぁ~。
でもこの時期では、チケットを取っていたとしても、やっぱりかなり無理な忙しさでしたT_T 

でも「日本人なら1度は聞いておきたい」。わたしもそう思います。次のチャンスには、ぜひ、と思います!

レビューありがとうね~♪ (2009年11月25日 15時51分59秒)

Re:内田光子さんのコンサート(11/24)  
YURIKO1864  さん
いいなー、行かれたのですね♪

むか~し、もう10年以上前かな、聴きに行きました。その時はハイドンのソナタとクライスレリアーナでした。
そうそう、さっさっと素早く袖から現れぺこりとお辞儀をして素早く座り、あっという間に弾き出されたのがとっても印象深くて、
思い出してしまいました。

音が、そう、とても柔らかくて心地よく、ハイドンはちょっと寝ちゃったなあ。
もう一度くらい生で聴きたいなあ…

その時のアンコール、モーツァルトのソナタ12番の2楽章でした (2009年11月25日 20時29分46秒)

Re:内田光子さん(11/24)  
hifumin1027  さん
lemidoriさん
>わあ! よかったですね。
>空気感というか、臨場感というか、音がそこに満ちて広がって、聴衆を包んでいく…そいういう雰囲気がよくわかります。

すごく会場が一体化しました。
>私も行きたかったなぁ~。
>でもこの時期では、チケットを取っていたとしても、やっぱりかなり無理な忙しさでしたT_T 

本当に毎日大忙しですものね。
2010年も来日されるのですが、協奏曲を弾き降りだそうです。
うーーーん、引き振りはなぁ。
でも、また新しい魅力に触れられるのかしら???

>でも「日本人なら1度は聞いておきたい」。わたしもそう思います。次のチャンスには、ぜひ、と思います!

ええ、日本人として、一度は聴いておく、この判断に間違いはありませんでした。

>レビューありがとうね~♪
-----
レミ姉さんのレビューを参考にしたけど、書くのって難しい。 (2009年11月28日 20時40分33秒)

Re[1]:内田光子さんのコンサート(11/24)  
hifumin1027  さん
YURIKO1864さん
>いいなー、行かれたのですね♪

行ってきましたよーー。

>むか~し、もう10年以上前かな、聴きに行きました。その時はハイドンのソナタとクライスレリアーナでした。

ハイドンのソナタとは、また渋いですね。

>そうそう、さっさっと素早く袖から現れぺこりとお辞儀をして素早く座り、あっという間に弾き出されたのがとっても印象深くて、
>思い出してしまいました。

本当、ジャケットの写真とかでは、気難しそう、孤高って感じなんですが、意外と気さくというか、そんな気がしました。西洋の音楽をするのだからといって海外に住んでいる方ですものね。そして、現在は世界の知性50人に選ばれた方をパートナーとしているから、、と勝手にイメージを作り上げてましたが。

>音が、そう、とても柔らかくて心地よく、ハイドンはちょっと寝ちゃったなあ。
>もう一度くらい生で聴きたいなあ…

ワー、もったいない、って思うんだけど、なぜか寝ちゃうんですよね。。はぁ。

>その時のアンコール、モーツァルトのソナタ12番の2楽章でした
-----
2楽章をアンコールにするのって、すてきだと思いました。
いまは、光子さんのシューベルトを聴いています。
(2009年11月28日 20時46分13秒)

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