カーンチープラム
カーンチープラム
9月28日
朝起きたら、まだ雨が降っている。止まなかったらもう一泊しようかと思い、食堂に行きハニーパンケーキとコーヒーを頼んだ。出てきたのはペッタンコの薄い物で、チャパティに蜂蜜をかけた様なものだ。
しばらくすると雨が上がり、空も明るくなってきたので、出発することにする。バススタンドまで行き、時間を聞くと１１時のバスがあるらしいので、少し待ってそれに乗った。
午後１時すぎにカーンチープラムに到着。バスターミナル近くの「Sri Rama Lodge（シングル、Rs９５、シャワー、トイレ、ファン）」にチェック・イン。
宿から2Ｋｍほど離れた所にあるカイラーサナータ寺院に行く。わりと小さな寺だ。サンダルを履いたまま入ったら注意されたので、すぐに脱いだ。
そこから、チケットを予約する為に鉄道駅に向かったが、道に迷い、地元の子供に連れて行ってもらったら、そこは古い方の駅で、別の場所に新しい駅が出来ていて、予約窓口はそちらに移ったらしい。駅員に新しい駅への行き方を聞くと、線路を指さした。
新しい駅まで線路の上を1ｋｍほど歩く。けっこう歩きにくい。予約窓口でハイダラバード行きの列車を聞くと、４日先までいっぱいだった。どうしようかと時刻表を眺めていると、チェンナイからティルパチまで行き、そこからハイダラバードに行く列車もある。窓口で聞いてみると、チェンナイまで行かなくても、この町からティルパチに行くバスがあるらしい。列車もティルパチ→ハイダラバードの明日の分があったので予約した。よかった、これで４日もグズグズしなくて済んだ。
夜、隣の食堂でミールス（南インドの定食）を食べる。バナナの葉のお皿にご飯とカレー５種類とパパド。カレーは何回でもお代わりを入れてくれる。南インドのカレーは美味しいし、これでRs20（約５０円）、安い。
９月29日
朝９時前に起き、隣の食堂でコーヒーを飲んでから、市バスでワラダラージャ寺院に向かう。
入り口でサンダルを預け、中に入ると、ここのお坊さんが案内してくれた。ここはヴィシュヌ神を祀ってあるお寺で、９９本の柱にはラーマナヤなどの物語が彫られているらしい。
昼の１２時に宿をチェック・アウトし、バスターミナルに行き、ティルパチ行きのバスに乗る。バスは満員で、最初の３０分は担いでいるザックも降ろせなかった。少しすいてきたが、結局２時間くらい立ったままだった。後の１時間は車掌さんが「次、この席が空くから、座れ」と教えてくれたので、やっと座ることが出来た。
午後３時１５分にティルパチに着いた。バスターミナルから鉄道駅まで行き、自分のチケットと、列車を確認して一安心する。
夕方、駅の食堂でイドリーとドーサ、コーヒーで食事。美味しかった。
列車は定刻通りの午後７時に発車。
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