ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

チェスキー・クロムロフ




チェスキー・クルムロフ


7月8日

 朝起きたら雨が降っている。今日出発するつもりだったが、少し迷う。しかし、どうせ雨で観光も出来ないのだから、思い切って移動することにした。

 午前9時過ぎに宿を出て、雨の中、フローレンツ・バスターミナルに向かう。10時発のバスのチケット(150Kc+荷物代10Kc=712円)を買い、出発。

 チェスキー・クルムロフはチェコの南西に位置する古都で、1992年に世界遺産にも登録されている非常に美しい町らしい。

 約4時間後の午後2時、チェスキー・クルムロフに到着。まだ雨が降っているが、がんばって宿を探す。

 旧市街にある「Traveler’s Hostel(ドミ、朝食付き、270Kc=約1200円)」にチェック・イン。今日はゆっくりして、明日観光することにしよう。

 ちょっとツーリスト・インフォメーションに行き、ウイーンまでの行き方等を調べる。バスなら安く行けそうだが、何度も乗り換えがあり、行きにくい。鉄道だと1160Kc(約5200円)と高い。

 思い切ってブルノ(チェコの南東の町)まで行って、そこから鉄道かバスに乗った方が良いかもしれない。などと考えながら宿に戻る。


7月9日

 昨日早く寝たので、今日は早く起きた。8時に朝食を食べて、町に出る。

 ヴルタヴァ川に沿って歩き、ビール工場や修道院を通り、チェスキー・クルムロフ城に向かう。

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 この町は中世のおとぎ話にでも出てくるような、かわいい町だ。チェコの観光地のレベルは高い。

 城の中を見学するツアーがあると聞いていたが、受付の場所が見つからない。仕方がないので諦め、城の庭園等を散歩する。

 そのまま川沿いを歩いていたら見覚えのある景色になった。小さな町なのですぐに一周してしまったみたいだ。

 この町の建物は、なにか変だと思っていたら、家やお城の壁に絵(だまし絵)が描かれている。ちょっとビックリする。

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*お城の壁。窓以外はだまし絵*


 ここの川は、観光客か地元の人かは判らないが、ゴムボートやカヌーで川下りをしていて、どんどん流れてくる。

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 ゆるい流れの川だが、途中に一箇所小さな堰があり、ちょっとだけ急流みたいになっていて、みんなそこで「沈」をするので、面白いからずっと見ていた。


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