ユーラシア大陸を旅する

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ルクソール




ルクソール


4月20日

 朝6時半に起きる。すごく眠い。昨日は遅くまで起きていたので、3時間しか眠れなかったが、がんばって顔を洗い、7時にロビーに降り、シャイを飲む。

 ハッサン(宿のスタッフ)がバスとボートを乗り継ぎ、西岸のタクシー乗り場まで案内してくれた。

 今日はルクソール西岸の「王家の谷」等の見学にタクシーを予約していたので、時間が決まっていたのだ。

 まず、「王家の谷」に行き、3ヵ所の墓に入れるチケット(30£E=約550円)を買い、「セティ2世」の墓に入り、見学。通路にレリーフやヒエログリフが刻まれていて、すごく立派なお墓だ。

 次に「ラメセス9世」と「メルエンプタハ」を見学。規模も大きく見応えがあった。

 2時間ほど見学して駐車場に戻り、次は「ハトシェプスト女王葬祭殿」に向かう。

 入場料(11£E)を払い、トロッコみたいな乗り物で入り口まで行く。ここもすごい!大きくて、すごく美しい建築物だ。

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*ハトシェプスト女王葬祭殿*


 しかし暑い。40℃はゆうに超えているだろう。持ってきたペットボトルのお水が熱湯になっている・・・。頭がクラクラする。

 車に戻り「ラメセス3世葬祭殿」に行く。ここは壁に巨大なレリーフとヒエログリフが刻まれていて、とても美しい。でっかい列柱や像もあり見応えがあった。

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*ラメセス3世葬祭殿*


 最後に「メムノンの巨像」を見て、船着場に戻った。船で東岸に渡り、宿に帰る。

 さすがにルクソールはレベルが高い。どの遺跡もすごく見応えがあり、圧倒された。ただ、暑すぎる。


4月22日

 カルナック神殿に行こうと、朝8時に起きる。一緒に来ている二人はまだ寝ているので、一人で行くことにする。

 宿で借りた自転車に乗り、約4Km離れたカルナック神殿に向かう。

 ここもすごい遺跡だ。特にアムン大神殿の134本の列柱は圧巻だ。このアムン大神殿はエジプトの中でも最大規模の遺跡だそうだ。

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 いつまでも見ていたいのだが、暑すぎてムリ。2時間ほどで宿に戻る。

 ここで、「ハルガダ(紅海沿いにあるリゾート地)」に行くという友人二人と一旦別れ、一人でカイロに戻ることにした。

 カイロ行きの列車は夜なので、宿のスタッフたちと話をして時間を潰す。

 夜8時頃、列車のチケットを買いに行ってくれたアフマッドを、宿のロビーで待っていると、急に雨が降り出し、すぐ停電になった。雨はどんどん強くなり、雷まで鳴り始めた。

 ルクソールでは年に2,3回しか雨が降らないらしく、帰ってきたアフマッドとハッサンに「ユーアーラッキー」と言われたが、これから駅まで歩いていくのに、「ラッキー」なはずがない・・・。

 9時前に小降りになってきたので駅に向かう。みんな見送りに来てくれ、列車の中で別れた。

 午後9時45分、発車。一等席はさすがに広いが、クーラーが効きすぎて寒い。




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