ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

香港




香港     HK$1=14.5円

5月30日

 朝9時のバスで中正国際空港に向かう。今日は日曜日のせいか、道がすいていて30分で着いてしまった。空港内をブラブラ歩いて時間を潰し、12時10分に搭乗。定刻の12時40分、離陸。

 1時間20分後の午後2時、香港のチェクラプコック空港に到着。バスターミナルからE21番のバスで佐敦道まで行き、宿を探す。わりとすんなり見付かり、今日の宿、「ゴダイゴ・G.H.」(シングル、HK$130)にチェック・イン。

 香港ドルをほとんど持っていないので、まず、両替に行く。重慶マンションの下の両替屋でUS$100(HK$770)を換えた。宿に戻ると日本人が居たので話しをする。一人は50代くらいの人で、マレーシアやスリランカを回ってこられたようで、もう一人の人はヨーロッパから戻って来た人らしい。

 夜、彼らと食事に行き、雲呑麺(HK$10)を食べ、帰りに安いビールを見付けたので(4缶でHK$10=145円)買って帰る。


5月31日

 朝8時に目が覚めたので、顔を洗って街に出る。ブラブラ歩いて、重慶マンションまで行き、残っていたフィリピン・ペソ(2560ペソ→344香港ドル)を両替。次は、近くにある香港中国旅行社に行き、桂林行きの鉄道を調べておく。

 昼は水餃子(HK$14)を食べ、「許留山」に行ってマンゴープリン(HK$20)を食べた。ここのマンゴープリンはうまい!また食べにこよう。

香港1


 宿に戻って少し昼寝。夕方、フェリー乗り場まで行き、スターフェリーで香港島のセントラルに渡った。バスターミナルから香港仔(アバディーン)に行き、散歩をする。タダの船があったので乗ってみたら、水上レストランに連れて行かれてしまった。レストランの中を少し見て、次の船で戻った。

 お腹が減ってきたので、「大家楽」というファミレスでステーキセット(HK$32)を食べ、九龍側に戻った。


6月1日

 午前中、広州行きのバスを調べに行った。宿の近くにバスターミナルがあり、広州まで、3時間、HK$100(約1450円)らしい。多分、これを使うだろう。

hongkong2


 お昼に坦々麺を食べ、街を歩く。「大小」というゲーム(博打)の台紙を探すが、なかなか見つからない。一旦、宿に戻って休憩。今度は紙に漢字で「大小」と書いて、ついでに絵も描いて持っていき、雑貨屋みたいな店で見せると、「あ~、大小」と言って、すぐ出してくれた(HK$15)。
 夕方、餃子とラーメンを食べ、4本145円のビールを買って宿に帰った。


6月2日

 朝9時に起きて、まず郵便局に行き、昨日買った「大小」を日本の友人の所に送った。封筒と送料でHK$8.9と、中身より高くついた。

 スターフェリーで湾仔に渡り、歩いてコーズウエイ・ベイまで行く。「ジャーディン・マセソン商会」のヌーンディ・ガンを見に来たのだ。ワールド・トレード・センターの向かいにあるはずなのだが、どうやって行ったら良いのか解らない。ビルの人に聞くと、どうも地下道を通って行くようだ。教えてもらった方に行くと、怪しい階段があった。恐る恐る降りていくと、「ヌーンディ・ガン」看板があった。何で入り口に書かないで、階段の途中に書かれてあったのだろう?
 地下の駐車場を抜け、でっかい水道管の横を通り、上にあがると、大砲があった。

 正午近くになると、係りの人が出てきて、大砲を簡単に点検。時計を気にしながら大砲の横に立ち、時間が来るのを待っている。正午ちょうどにサッと片手を挙げ、発砲。「ドーン!!」とすごい音がした。でかい音がすると解っていても体がビクッとなった。近所迷惑だろう、毎日毎日・・・。

Hongkong3



 フロッピーをコピーしようと(この先の旅行に必要なデータを貰ったので)、一旦宿に戻ったが、ここのパソコンはメディアの読み込みが禁止されていたので、街にネット屋を探しに行く。しかし見つからない。大きなホテルのビジネスセンターならと思い、行ってみると、なんと、30分HK$50(約750円)と無茶な事を言うのであきらめる。

Hongkong4


 宿の近くの汚い食堂、と言うか、トタンで囲った屋台みたいな所でチャーシュー丼と冬瓜のスープ(HK$15=220円)を食べる。これはすごく美味しかった。


6月3日

 朝起きて、宿でみんなと話していたら、昼になってしまった。そのまま、みんなで食事に行く。何かの肉をのせた丼(HK$15)を食べたら、まずすぎて半分も残してしまった。

 その後、ネイザンロードを歩いていると、消防車や救急車が集まっていたので、「チョンキン(重慶マンション)やったら怖いな」と言っていたら、本当に重慶マンションだった。重慶マンションとは、ネイザンロード沿いににあり、安宿などが入った古い大きなビルで、作りが複雑で、火事などがあれば逃げられない、と言われている所なのだ。

hongkong5


 火事の方は大した事はなさそうだったので、横の路地の方から中に入り、ネットカフェを探す。しかし、床は水びたしで、大きな水たまりも出来ていた。ネット屋でフロッピーをコピーし、店を出ると、地元の人が警官にえらく怒鳴られてたので、とっととビルを出ていった。

 プロムナードの方を散歩した後、油麻地の先にある「信和中心」に行った。ここは、VCDやDVDのコピーなどを売る店がたくさん入っている。エロビデオはもちろん裏で、安い(一枚100~200円)。しかし、これから旅行が始まるので、こんな物は買えない。ちょっと残念だ。
 帰りに、「許留山」でマンゴーを食べて、宿に戻った。


中国 へ進む   台北2 に戻る





© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: