ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

カンボジア プノンペン





カンボジア プノンペン     1R(リアル)=約0.026円


6月29日

 朝8時にキムカフェのオフィスに着き、途中で買ったサンドイッチ(4000D)を食べながら、バスを待つ。少し遅れて、8時30分にバスが来た。それに乗り、出発。

 隣に座った青木さんと知り合い、話をする。彼は、埼玉で整体の専門学校に行っているという、さっぱりした兄ちゃんだ。休憩の時、別の席に居た川本さんとも知り合った。

 約3時間で国境の町、モックバイに到着。そこで、各自荷物を担いでイミグレに向かう。

 またしてもいい加減なベトナムのイミグレにあきれる。一人ずつの面接などは無く、窓口にパスポートが山積みである。勿論、仕事はノンビリだ。手続きの終わったパスポートはその横に置かれ、それを我々が勝手に中を確認して自分の物だと判ると持っていくのだ。

 そして、イエローペーパー(出国カード)をなくした、もしくは貰っていない人からは、当然のようにUS$10の手数料を取って(本当は無料らしい)、彼らのパスポートを優先的に手続きに回すので、よけいに時間がかかった。

 カスタムでイエローカードを渡し、次の所でパスポートナンバーをチェックされ、やっ出国完了。疲れた。

 500m程歩いて、カンボジア側のイミグレに行き、入国手続き。こちらはいたってスムーズだった。

 少し先のレストランで、バスの乗客が揃うのを待って出発。カンボジアに入ると景色が急に変わり、辺りは草原で他には何もない。道も悪くなった。

 午後3時頃にメコン河(たぶん??)をフェリーで渡り、再び走り出したが、道がすごく悪くなった。舗装はされている様だが、デコボコで本当に体がイスから飛び跳ねる位だ。

 午後4時30分、プノンペンに到着。そのままゲストハウスに連れて行かれる。旅行社と提携している宿だが、部屋を見てみるとなかなか綺麗なので、ここ、「KING GUESU HOUSE(US$3、ダブル、トイレ、TV、ファン)」決める。

 バスで知り合った彼らと三人で夕食に出る。しばらく店を探し、鍋料理を出している中華系の店に入った。

 まずはビールだ。アンコール生ビールのピッチャー(1リットル、8000リアル=約210円)で乾杯。

 店のおばちゃんに鍋の値段を聞くと「US$3」だと言われたので、すぐ注文した。これがかなり美味しくて、一人US$1は安かった。

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6月30日

 午前中、街を歩く。セントラルマーケットはドーム状の屋根を持った、巨大な市場だ。中にも、色々な店がひしめくように並んでいる。

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 そこからワット・プノンへ向かい、小高い丘に登る。丘の上に本堂があり、中には大きな仏像の他、何百もの数の小さな仏像が祀られていた。

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 また歩いて国立博物館や王宮へ行く。ちょっと疲れたので、木陰に出ていた屋台でファンタ(1000R=26円)を飲んで休憩。

 勝利記念塔を見た後、宿に戻る途中、スーパーマーケットがあったので入ってみる。アンコールビールの缶が0.5ドル、エビアンの1.5リットルが2.7ドルなど。

 昨日飲んだ水(半透明のプラスチックボトル、500R=13円)が変な臭いがしたので、今日はちょっと高い水(透明のペットボトル、1.5リットル、50円)にした。それと、イチゴヨーグルトも買って帰る。

 昼寝をしてから、ツール・スレーン博物館へ行き見学(US$2)。ここは元は学校だったが、ポル・ポト政権の時、監獄として使われていた所だ。

 中には数多くの写真や絵、拷問の器具などが展示されていた。これらを見ていうちに気持ちが重くなってきて、中では一枚も写真を撮る気にはなれなかった。

 夜は屋台で焼きそば(3000R)を食べ、近くの店でアンコールの缶ビールを買って帰った。


7月1日

 近くの食堂でらー麺を食べる。ほぼベトナムのフォーと同じだったが、ここは小さなエビやイカ、牛か豚のモツなどが入った豪華なのが出てきた。値段を聞かずに注文したので、ちょっとドキドキしたが、2500R(65円)だった。これなら問題ないだろう。

 観光局でシェムリアップの地図を貰い、バスのチケット(US$4)を予約して、宿に戻る。

 部屋で昼寝をしていたら、激しい雨の音で目が覚めた。1時間位で止んだが、あまりすっきりしない。ときおり小雨が降っている。明日のシェムリアップまでの道が心配だ。


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