リカの健康おたく日記♪(多発性硬化症です)

リカの健康おたく日記♪(多発性硬化症です)

『リカの難病入院日記』   1.発病



1.~発病~


平成7年8月・・夜行バスに乗った後、足が変なしびれ方をし出した。
ずっと座っていたせいかな?ちょっと走ると腰から足先までしびれが
止まらない。すぐ治るだろう・・と思っていたが、このしびれはずっと
続いた。そして9月のある朝、目が覚めると左腕が激痛していた。
寝違えたのか?近くの日○病院へ行く。
とりあえず整形外科で見てもらうとMRIを撮るとの事。

「頚椎が少し曲がって神経が圧迫されてるけど、これくらい我慢しなさ
い。僕だってしびれてるけど我慢して仕事している!シップ出しとくか
ら。精神的なものだね。」との事。
しばらくシップを首やら腰やら貼りまくって生活していた。
後は接骨院で超音波を首に当てたりして段々良くなっていった。
12月にはほぼ完治していった。

平成8年7月・・また前と同じように痺れだす。
今度は右腕が千切れそうに痛い。またシップを貼ってみるが一向に良く
ならない。段々悪化してくるのでまた病院へ行くが原因が判らない。
とうとう左眼の視野が欠損し出したので、9月に眼科での緊急入院とな
った。

ステロイドを15ミリほど飲むが効果無し。目の際に注射もしてみるが
ダメ。あっという間に左眼は見えなくなってしまった。

9月15日の敬老の日は病院から祖父母に電話した。
「元気?私は元気だよ・・。」
ホントは今入院してるなんて言える訳ない。
2人にはショックが大きすぎる・・。

そしてそこでのMRIの結果、「大学病院へ移った方が良い」という事にな
り転院。大学病院での神経内科の外来はとても頼もしくしっかりとした感
じで安心した。
部長先生に診てもらえてやっと、「これは多発性硬化症ですね」と診断が
つき、何故かホットして母と顔を見合わせて喜んだ。
今まで単なる「自律神経失調症」とあしらわれてきたから。

でも本当に大変なのはこれからだった・・。



リカの難病入院日記2へ続く

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: