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ちりめンのぼや記

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2010.12.05

福井県立恐竜博物館と東尋坊のみ。
わりと時間に余裕はある…が、前日からの天気予報では雨。

朝７時前に起床し、その時点で若干晴れ間は見られた。
このスキに行くか？　っつー考えがチラッとよぎるも
滝や灯台ならいざ知らず 「博物館」 にズブ濡れで入るわけにはいかない。
iPhoneのアプリ「ウェザーニュースタッチ」を見る限り、昼前には止む模様。
（↑これがまたよく当たる）
よし、信じるぞ。
出がけに多少降られても、向こうに到着する頃乾くならオッケーだ。
…ってことで、待ち。チェックアウトの時間まで目一杯使おう、と。

この判断がドンピシャでハマり
１日中、終始ヘルメットの中でほくそ笑んでいたのはまた別の話。

とにもかくにも小雨の中の出発。
雨が上がって「福井県立恐竜博物館」到着。

小高い丘の上にあるこの博物館。
無料駐車場はもちろんその前にただっ広くあるんだけど
（バイク専用駐輪スペースも）
丘の下から上がってくる途中にも点在してて。
そこに車やらを駐め、徒歩で丘を登るのも楽しそうでオススメ。
いろんな仕掛けっつーか演出を見ながら来るのも一興かと。

平日の昼間とあってガラガラ。
チケットを買って中に入るとまず地下まで一気に下る。

で、恐竜以前の、呼び知識的な展示が少しありつつ、そこを抜けると

動きやがるんだ、こいつ。まーテンション上がるね。
鉄道と恐竜ってオトコノコなら誰もが１度は通る道でしょ？
俺もその昔は図鑑やらなんやら読みまくったもんだ。
その時得た知識や恐竜の名前が
自分でもビックリするくらいスラスラ出てくる不思議。
思い出せるモンなんだなぁ（遠い目）

↑この骨格を見ただけで何サウルスかわかる。

↑イグアノドンってもっと親指デカかったイメージ

所々に案内係のおばちゃんがいて、けっこー頻繁に話しかけてくる。
まるで洋服屋の店員の如く。
普段なら鬱陶しがる俺でも、この話がなかなか面白いからウェルカム状態。
ま、かと言ってこっちから話しかけることはしないのは俺の俺たる所以。

あとここは恐竜だけじゃなく、古代から現代までの地球の成り立ちや
岩石や鉱物といった地学的な展示もあるのが特徴的。

ガーネットは俺の誕生石↑

順路もちゃんと、進化の過程に沿ったものになってるし。
途中にはこんな珍しいスペースも。

面と向かって写真を撮るのが恥ずかしく斜に構えた１枚。

順路を進んで階も上へとなると、恐竜の進化、絶滅、派生生物、ほ乳類の誕生。
恐竜やマンモスを見て、最後にヒトっつーのがまた。ヒト、ちっさ。

↑日本人によって初めて研究されたニッポノサウルス

↑翼竜とか魚竜とか

マンモスの牙（実物）↑

↑福井県立恐竜博物館が建てられるキッカケとなったフクイサウルス

公式ページでは見学時間の見積もりを多くて２時間なんて言ってるけど
俺、夢中になって時間忘れて、ガッツリ２時間以上かけて見てまわったわ。
標準見学時間１時間強ってお前それどんだけ流れ作業だよ。
これで入場料大人500円は かなりお得 だと思う。また行きたい。
今度は予定にここだけって日を入れて、展示の説明文までキッチリ読みたい。
もっかい言うと恐竜ってオトコノコなら誰もが１度は通る道でしょ？

朝ゆっくり出て博物館もたっぷり見て
それで尚計画通りの時間運びって、 余裕を持った旅行計画を！
（金貸しのキャッチフレーズっぽく↑）

博物館のある勝山から国道８号に出て北上。
県道に入ったところでプチ迷子になりつつ、なんとか到着した「東尋坊」。
東尋坊タワーなる建造物は今回スルーし、あの崖をターゲットに。
車もなく、バイクはお土産屋の駐車場にテキトーに駐める。
仮に満車でもバイクくらい横に駐めて大丈夫な程度に広いし。

驚くことに、こうして崖の突端まで"野放し状態"。
行こうと思えばどこまでも行ける。

↑三段岩（横からのアングルの方がよかったかな…）

動画は↓

↓が大池。高さ25mの絶壁に囲まれた東尋坊最大の絶景。

まー怖い。想像以上に足がすくんだ。
iPhone持つ手にもそら力が入るっちゅーねん。
こんなとこ飛び込もうとするヤツの気がしれない。
これほど怖い崖で突端まで易々と行けてしまう東尋坊クオリティ。

帰りしな、バイクを駐めた駐車場にて。
パトランプがついた市の車とパトカー。
それぞれ１台ずつとすれ違ったんだけど…まさかね、うん。

一端ホテルにチェックインし、荷物を諸々置いて福井駅へ行ってみる。
南側の住宅地にバイクを路駐し（←小声）金沢同様、晩メシと軽くお土産を探す。
土産コーナーの閉店ギリギリに滑り込み、花らっきょを２袋。
晩メシは福井名物ソースカツ丼。テイクアウトで嬉しい味噌汁付き。