みるきぃすくぇあ

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2006年10月14日
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カテゴリ: 松本零士関連
少々時間が空きましたが、 2006.01.30付駄文 2006.01.31付駄文 に引き続き、『セクサロイド』の話題。
今回は続編の『新セクサロイド』の話題です。

この作品は「カスタムコミック」(日本文芸社)の創刊号(1979年5月号)から掲載が始まり、第2号(7月号)、第6号(1980年3月号)の計3回掲載された作品です。
残念ながら未収録作品のためその内容を確認するには、掲載誌を入手するしかありません。

このたび運よく掲載誌を入手することができましたので、その概略をまとめて見たいと思います。

舞台は前作の1000年後。前作が2222年だったのに対し、今作では3333年が舞台になっております。

まずは連載第一回。26ページ。

注目はユキ7号。前作のお色気たっぷりの造形が、『大純情くん』の島岡さんのようなお姉さん風にアレンジされております。
ちなみにG3は『恐竜荘物語』のジュリー風の優男にアレンジされています。
九州ロボが出てくるのも懐かしい。

第二回。24ページ。
3333年のG3のグータラぶりに九州ロボが初代G3に思いをはせる。
で、3ページ目からの内容が驚き。
なんと前作の第5話「全能のイダク」の1ページから14ページまでが丸まる流用され、
続いて第8話「サテライト・フェラ」の1ページを台詞を変更して使用し、
第2章第1話(通算第18話)の「シラスの時」1ページから2ページを完全流用。
そのまま第2章最終話(通算第36話)の「マシンサス」の1ページ目を完全流用し、
その次は同14ページから15ページを台詞を変更して使用。

つまり全24ページ中20ページ分が前作の使いまわしだったということになります。
ま、当時はおおらかな時代であり、また先生自身もお忙しかったわけですからねぇ。

第三回。24ページ。
大計画が筒抜けにならぬようにとG3を処刑するものの……
実は敵を欺くためのセレモニー。

そもそも大計画とはなんのか?どうして情報が筒抜けになるのか?
すべては未解決のまま、物語は未完に終わります。

『新・セクサロイド』の魅力はなんといっても1980年代のタッチでリファインされたキャラクター。
それを見るだけでも価値があるというもの。
しかしながら第2話の構成が構成だけに、番外編として収録するのも難しいのかもしれません。





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最終更新日  2006年10月14日 03時56分27秒コメント(0) | コメントを書く
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