はっちゃん。

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2006年02月28日
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とうとう祖母が24日に亡くなりました。

 私にはとってもやさしい祖母で、弟と年子だったので、2歳までは祖父母に育てられたので、とてもかわいがってもらいました。


 祖母の話はとても面白く、昔の大正時代の話など、とても面白かったです。
 祖母の祖父は、明治が終わっても髷を切らずに侍の格好を死ぬまでしていたそうです。
 関東大震災は、十代の頃で、縁側にいたとき、立っていられなくて、家の前の小川が縮んだり広がったりして跨げなかったそうです。
 尋常高等小学校では、校庭が広く、林のほうで遊んでいると、呼び鈴が聞こえずずっと遊んで怒られたそうです。
 その頃、テニスが好きで、よくやっていたそうで、服装は着物で、木のラケットだったそうです。友人の家の庭の柿木に登って落ちて、脳震盪を起したけれど、お母さんに怒られるから内緒にしていた話など、おばあちゃんにも青春があったのだと思います。


3月2日で、数えで百歳!!

一世紀を過ごしたのですからすごいです。
お金も一銭から1万円までの過程があり、お酒一升瓶が10銭の頃もあったそうな…。
 興味深い話をもう聞けなくなる…。会えなくなるのは寂しいものです。

祖母も「父を育てていた頃のお隣さんに会いたいと思っても会えなくなる。友達もどんどん逝って、親も兄弟も逝って、時々皆が迎えに来る夢を見るよ。」と。
今を、周りの人との時間を大事にしたいと思います。

明日がお通夜です…。
一番つらいのは、お骨を拾うとき。父の時はもうあふれる涙をおさえられませんでした。明後日がその時。祖母の肉体との別れです。
それからは、心の中にしまい、いつでも呼べば来てくれるでしょう。





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最終更新日  2006年03月01日 00時38分21秒
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