最高の美味しい時、
心の中から出てくる言葉って何ですか?
たくさんのお客様を見てきました。
美味しいものを出してきました。
今、自家製カラスミが完成して、自家製手打ちパスタもカラスミに合わせて、
試行錯誤の結果、完成して、カラスミのパスタをお出ししています。
ラビオリはまだ、日本の中で市民権は得てないように感じますが、
カラスミは日本古来の文化にもあるので完全に市民権があり、
この市民権という名の、カラスミ、イコール、こういう味と言う、
固定概念が確固としてあるのはありがたいと感じるこの頃。
さて、冒頭に戻りますが、
市民権を得た、カラスミを自家製で作り、
それに合わせた自家製手打ちパスタを合わせる。
食べて頂いたお客様、全て、最初、一瞬、声を失う。
そしておくれて、声が!
最高の上にある、表現方法は、脳天を突き抜けることでは!
撃ち抜かれた瞬間、声にならない。
料理人にとって、全て自前の私には最高のプレゼントです。
今回、本当にうまく出来ました。
カラスミ、そして自家製手打ちパスタ。
まずカラスミ。
最高級の三重県産、1番上のクラスのものを購入。
塩の入れ方をかなり変えて、塩熟長期熟成。
塩抜きは白ワインで。
仕上げ塩抜きは、自家栽培葡萄の液で抜く。
そして乾燥。
皆さんが、食べる前に、びっくりするのは、色。
綺麗な黄金色、ゴールド。
乾燥は半熟くらいで止める、美味しいから。
自家製手打ちパスタは、
イタリアの粉2種類、最高級クラスのイタリアの粉、
あとは日本の粉。配合が絶妙にうまくはまった。
粉と水は、10人いれば同じレシピでも全く違うものができる。
まず、こねかた、同様な時間配分でこねあげるのか。
ここまで出来ても次が難しい。
最大の難しさは、伸ばしかた。
これは感覚、説明は難しい、だって、自分の手で感じたこと、厚みなど全て感覚。
そしてパスタを切る。
どのように切るのか、これも色々。
全てがパーフェクトに合わないと最高のパスタとは言わない。
もう最後に難関。
パスタの茹でかた、塩分濃度、アルデンテのもっていき方。
是非是非ぜひぜひ、食べて頂きたいが、
その前に、
お知り合いのイタリアンシェフに手打ちパスタでカラスミは市販品でも良いので作ってもらい食べてくださいませ。
それから、ミオオルトで食べて下さいね。
私の考え方では、今できる最高のものです。
また来年は違うかもしれない。
Buon’appetito
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