仕事を楽しむ
もう年を重ねているからか、
アルバイトの若い人達と働くのが楽しい。
その子達には親がいて、どう育ったのか、
仕事を一緒にするとよく分かる。
責任感、理解力、優しさ、総じて言えるのは、
真面目な子が多い。
真剣に働いているのが特徴的。
そんな空間内で提供できるサービスは、
完成されたホテルマンのようでもなく、
ほぼ素のままだけど、純粋さが、フレッシュ感が良いと思う。
当店にご来店されるお客様は、
料理を堪能して頂ける方と思っている。
1つひとつ細かく説明できるほどに、
料理をしている。
間違いなく、このイタリアンの世界観は、
誰にも負けない自負はあり、
やり過ぎるようだ。
私の考え方で、
料理ありき、のところが一番大事。
サービスを求めるなら、
もっと高い店に行ってほしい。
若い人達と働いている店なので、
そのことを良しと思えるお客様だけが来て欲しい。
味は比較表現の言葉と常々思う。
その方の経験則がすべて。
その経験則が小さいから、サービスを求める傾向にあるように思う。
予約の取れない店1人3万円のコース、初めて臭いイノシシ、臭い鹿を食べた。
しかし、誰もが臭いとは思わない、だって経験則だから。
その店、サービスも普通。
私の店は半分の値段、
半分のサービスで良いのか。
料理はその店以上のイノシシ、鹿を料理している、
サービスも若い子達が真面目に働いている。
認知度で美味しい、まずいを言ってしまうのが今かな。
早朝市場で寿司屋より先に良いものを買うことを良しとしている。
その新鮮さの表れが当店のアルバイトの若さの真面目さ。
とある初めて来たお客様に言われたことを思い出す。
「ここは趣味の店ですか?」、と、嫌味で言われた。
私は即座にそうです!と答えた。
帰る時には、
別に言わなくてもいいのに、
美味しかったです、と。
2度と来ていませんが、
理由はサービスですね。
そういう人、サービスを求める人に限って何をすると、
当店でどんな行動すると思いますか?
答えは?
皿を持ち上げ、裏を見て、
どんなブランドの皿なのかを見る。
あー、またやっているよ、心の声。
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