鮭太朗のつぶやき

鮭太朗のつぶやき

2006.02.14
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カテゴリ: 親子鮭
母ちゃんが星になってしまったので、父ちゃんがもれなくヤモメになった。

葬儀屋との打ち合わせ(短時間に色んな事を決めなくちゃならなくて、喪主は結構忙しいのだ。が、父鮭はそのほとんどを鮭に任せっきりだったw)で、葬式の日の喪主挨拶は葬儀屋にまかせたし、通夜の席では喪主の挨拶はないと聞かされていたので、突然、司会者から「それではこれより、喪主のご挨拶を・・・」と振られた時、おそらく親族の誰もが「聞いてないでそんなん!」と心の中で突っ込んだと同時に、父鮭がちゃんと挨拶できるのか心配になったはずだ。だって、通夜の席では挨拶しなくていい ってきいてたから、下書きは勿論、どんなことを話そうかなんてことも、全く考えてなかったと思うんだよね。

でもね、父鮭は、涙に咽ぶこともなく、飾りのない自分の言葉で、とつとつと、母鮭との別れの様子を話し、連れ合いをなくした寂しさを、素直に表現してました。ちょっぴり長くはあったけれど、きっと皆さん、父鮭の心情を理解してくださったと思います。父鮭らしい挨拶だったと思うけど、逆に、振られたその場でちゃんとスピーチする姿が意外だったりしました。父ちゃん、なかなかやるじゃんって感じw 後で叔母が「兄ちゃんは中学の時、弁論大会に出る予定で練習しとったんやで」と、若かりしころの父鮭のエピソードを披露してくれたのですが、大会に出た という一言はなかったので、ひょっとして予選落ちとかだったのかしら と思いつつ、突っ込みはしませんでしたw

そんな、オトコマエな面とは裏腹に、正直、ヤモメとしての前途はかなり厳しいようです。というのは、鮭の両親は、対外的なことは父、家の中のことは母 という役割分担だったので、父鮭は家事が全くといっていいほど出来ないんですよね。まあ、父鮭たちの世代では珍しくもない状況なのだけれど、風呂の種火はつけられない、洗濯機は回せない、電子レンジもダメ・・・ 唯一できると言い張ったのは「ご飯焚き」だけ。

まあね、ご飯さえ食べれれば、取りあえずなんとかなるっちゃあ何とかなるんでしょうがw 母鮭がどちらかというと料理下手なひとだったので、口が肥えてないのはよかったかもしれません。塩鮭があれば十分、粗食でOK! な人なのです。但し、好き嫌いが多いので、大好きな天ぷらばっかり買ってきて食べるのは困るなあ。

野菜も嫌いなので、週末に家に帰る時に、飲みやすい野菜ジュースを買って帰って「薬やと思って飲んでみ」と命じたんですが、一口飲んだ瞬間、苦い薬を飲んだ子供のような顔をしやがったw トマト臭くもない、林檎とにんじんの甘味が表にでてる、ほんとに飲みやすい味なのにね(^。^) 薬を飲むのは嫌いじゃないようなので、いっそサプリメントで飲むように仕向けるべきかなあ。

鮭の実家は築30年を越える府営の団地で、建物が出来たと同時に引っ越した、鮭ん家と同時期入居のお家でも、ほとんどご夫婦のどちらかが亡くなっておられる。数からすると、圧倒的に、奥さんが健在なので、ヤモメの先輩は極々僅かのようなのだけれど、お隣の階段にひとりいらっしゃる方が、心配して早速様子を伺いに来て下さっていました。

実は母鮭がなくなった当日、到着したもののなかなか患者が運ばれてこない救急車が、鮭の家にきているものだと知って、ほとんどの人は「ご主人、亡くなりはったんやろか」と思ってたらしいんですよね。というのも、これまでに2回ほど、父鮭が救急車で運ばれたのを皆さんご存知だし、団地の中や階段の入り口で息を切らして座り込んでいる姿も見かけられたりしているものだから、鮭家に救急車→又、父鮭か?→中々出てこない→ヤバイんじゃないか!? という図式が成立していたようなのです。だから、本当に、みなさん、母鮭が亡くなったことに驚いておられました。

自宅で亡くなったので、警察がきて検死をしている間にも、話を聞いて何人かの人が様子伺いに訪ねて来てくださったのだけれど、先の先輩を含めて、皆さん一様に、ヤモメの父ちゃんを案じてくださっていた。すごくありがたかったな。



先日の日記にも書きましたが、実は母鮭の通夜の式が始まる少し前、親族控え室は爆笑の渦中だったんです。そこには受付をお願いしていた「他人」さんもいましたが、他家の通夜の席で笑うのは不謹慎だ などという深慮の防波堤をも簡単に打ち砕くビッグウェーブを、父鮭はおこしてくれていたわけです。早めに来てすぐ隣の会場で待っていて下さった方もいらしたみたいで、きっとその方たちには、なんて親族なの! って思われてたかもしれません。鮭と、笑いのツボが同じな叔母(父鮭の妹)など、本気で泣いてましたw それぞれ「お父ちゃんーーそれはアカン~」「兄ちゃん、勘弁してえな」と絶叫しながらw

遡ること、その数時間前、遺体を葬儀会場に運ぶ予定の時間が近づいてきたので、鮭の実家に泊ってくれていた叔父・叔母と鮭と父鮭は、其々が自分の身支度を始めました。父鮭以外は、初めから葬儀用の一式を揃えて荷造りしてきていますから、簡単な着替えだけして自分の荷物を運べばよいだけのことで何の問題も起きませんでした。鮭はといえば、棺にいれる品物のチェックなどをしていました。父鮭には予め「喪服のあるところは解かってるの?」とたずねていて、実際、自分の部屋の洋服ダンスから冬物の喪服を取り出し、ワイシャツも2枚、着替え用の肌着と一緒にボストンに入れる様子を見ていましたし、いざとなれば車で10分足らずの近場の葬儀会場のこと、取りに戻ってくればいいわと考えていました。

どちらかというと落ち着きすぎていて、ともすればルーズの域に入りがちな鮭とは正反対に、父鮭はせっかちのあわてんぼう。家族で出かけるときなどは、いつも一番に支度を整えて、鮭たちをせかしている人なのに、通夜の晩はやはり気が抜けてしまっていたのか、動きも鈍かった。

受付をお願いした方達が会場にみえたのが通夜の始まる40分前。通夜の後すぐに締め切りになる、精進料理の数のチェックや、会社関係の弔電の整理に追われていた鮭も、さすがにぼちぼち着替えとかなあかんと思って、取りあえず父鮭を促しました。

と、ここまで書いたところで眠気がピークに。
すみませんが続きは明日以降に・・・。





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Last updated  2006.02.15 00:54:13
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Comments

海苔茶漬鮭太朗 @ Re[1]:お元気ですか?(04/27) たまにんさん ご無沙汰いたしておりま…
たまにん @ Re:お元気ですか?(04/27) そうですかぁ。 やっぱりというか、お仕…
たまにん @ Re:パソコン不機嫌(03/08) その節はありがとうございました。(^^) …
mariko0855 @ Re:パソコン不機嫌(03/08) 歌があれば元気で生きられるね。
rei@ ごめんなさい パソコンが使いこなせなく無駄な事をして…

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