現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

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2022.10.09
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唇の開く朝

黒い髪が白くなり
日曜の夕暮れは牛乳の真白に
飲まれるように舌伸ばし
人は自分を言えなくなって
竜巻に飲み込まれ
無言駅
人々、座り、立ち、眠る石

川はそよそよと日暮れ続く

合わせようとしたら
突然、牙を剥く
ジャガー
嫌になるわ腹も減るし
食って飲んで千切れて行く
あの天辺の山は削られないか
心配性の小鳥は飛ぶ





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最終更新日  2022.10.09 19:51:27
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Re:唇の開く朝(10/09)  
清水裕明 さん
安水稔和さんがお亡くなりになられたことを今日の神戸新聞で知りました。但馬文学会という私のブログで紹介してます。

またいつもフォローしている豊原清明さんのブログの記事も過去に掲載させていただいてます。この場をかりてお詫びします。清水裕明 (2022.10.10 20:13:12)

Re[1]:唇の開く朝(10/09)  
豊原清明 さん
清水裕明さんへ

安水先生の追悼の「安水稔和を語る会」が神戸で詩人たちが集まって
話するのが、四月にあり、参加することになり、先生の詩「泥田かな」が
先生の詩で一番好きなので、朗読する予定でしたが、体の大変、壊してしまい、家から出られない状況だったので、欠席電話して、とても残念です。
『現代詩文庫21 安水稔和詩集』を、大事にして、よく読んでいます。 (2023.05.12 07:27:41)

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