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Jul 29, 2008
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カテゴリ: 【フランス】

オールド ヴァイン セレクシオン・ドゥ・マダム 
ヴィエイユ・ヴィーニュ カリニャン vt 2005 【再評価】 

先日、あるワインを扱っている友人と話をしました。内容はワイン価格の高騰。未曾有の原油高、新富裕層の誕生は、急激なワインの価格上昇を招いているそうです。

特に銘醸地でのワインの取引はアジアでは日本より中国、中近東、ロシアが優先されはじめた・・・ということでした。うーん。なるほどですね。高くなるわけです。

Popo daiary.JPG

Popoくんの  ワインの感想や  日々のつれづれの日記 です  。 

今宵のワインはフランス南部、ランドックから。カリニャン種のワイン。再評価です。 フランスで一番収穫量の多いカリニャン。あまりいいイメージはないかもしれません。

ただし、、 南仏で最も古い家族経営 のワイン生産者、さらに 樹齢75年のオールドカリニャン100%のワイン ・・・とくればどうでしょう?

madamu1.jpg

"Carignan Old Vines" Vieilles Vignes
Selection de Madame vt 2005  Daniel Bessiere 
セレクション ド マダム  オールドヴァインズ vt 2005
〈品種〉:カリニャン100% 赤750ml

今日取り上げるのは、 カリニャン種 のワインです。 樹齢75年、驚異のV・Vの葡萄樹から オールド・カリニャン種100% で年産4000ケース。ちなみに、元詰のダニエル・ベシエールはフランス ワイン評価本”アシェット・ガイド”で二つ星をもらっています。

南仏の老木のワイン、いかがでしょう?

ワインの感想 (impression)

葡萄の樹齢75年。遡ると、1933年。厳密ではないにせよ、第二次世界大戦前の葡萄の樹である。第二次大戦中、フランスはどういう状況にあったかは世界史に譲りましょう。

そう考えると、なんとも感慨深いものを感じませんか?

madamu2.jpg
  • 瓶の形はボルドースタイルで、上げ底のしっかりあるタイプ
  • 色合いは濃めのルビー色。
  • 香り立ちは、強くはない。 ベリー系やカシス系の凝縮した果実感と、スパイシーな感じを複雑に感じる。
  • 味わいは、柔らかな感じ。酸味とタンニンは控えめ。 ただし、カリニャンという葡萄からつくられたワインとは思えない。 凝縮された果実感が甘さを感じさせる。 酸味とタンニン,アルコールのバランスはまずまず。 ミディアム~ライトボディに感じる。
  • 余韻は長くはないが、アルコール感。バランスはとれている。
  • 並のカリニャンではありません。凝集された糖度の感じは、柔らかなタンニンとともに品さえ感じさせます。 ただし、好き嫌いは分かれるでしょう。
  • 昨今の濃くて華やかで、PPポイントが高くなるように、最新の醸造学、醸造施設、著名なワイン・コーディネイターを 揃え、作り出されたワインとは、ある意味 相反するワイン 丁寧に作られている感じ。

ワインの評価  (evaluation)    

このワインは、けして現代風のワインではありません。たとえるなら、癒し系のノスタルジック な味わい。

老木のカリニャン100%のワインが1000円くらいで楽しめる・・・それだけでも素晴しいと思います。ライト~ミディアム。 樹齢のもたらす複雑味がいいですね

madamu3.jpg
  • ☆ 評価 ☆  >>評価の詳細  良  (80~83)  good 【 2008.7.28現在 】
  • (奥さん評価 83/100 点)  1-5,2-6,3-5,4-5,5-12+50 = 83
  • (ポポの評価 82/100 点) 1-5,2-6,3-5,4-6,5-10+50 = 82
  • うちの奥さんにいわせると『 最初、ローヌのワインかとおもった。濃いワインではないけど、不思議とこく?がある。薄いのか濃いのかわからないワイン。』

★ カリニャン種のワインを探してみる・・・ ★

ワインの雑学 (Languedoc-Roussillon)

フランス南部 、ラングドック・ルーション地方は、世界で最大規模のワインの産地です。ローヌ川からスペイン国境まで、オーストラリアのワイン生産地全体の5倍の大きさを 占めます。地理的および地質学上の多様性が、広範囲の ユニークなテロワールをもたらします。

1970年代のワイン生産危機で、ぶどう園は徹底的に整備し直され、多数の輸出品とともに国際市場に進出し、低価格でありながら、高品質ということで、フランスの新たなるワイン生産成功物語となりました。

しかし…昨今、ワイン生産危機を超える荒波がフランスを襲っているのも事実です。農業政策の転換、ワイン最大消費国でありながら、実に6割もの国民がワインを飲まなくなっているというデータも出ています。

新たなる富裕層の出現や原油高騰のあおりを受け、現在ワインの価格は高騰を続けています。特に顕著なのはボルドー、ブルゴーニュなどの銘醸地のワイン。vt2005よりvt2006が2割以上高値(それ以上?)はざらです。グレート・ヴィンテージのワインを欲しい方はいまのうちに買っておいたほうがいいでしょうね…。

 ワインの造り手 ( セレクション ド マダム  オールドヴァインズ)

写真1 インポーターによると、南仏で最も古い家族経営のワイナリーのひとつ、 ドロンファミリーの造り出す上質のオールド・カリニャンのワインです。

伝統的、ラングドック地方のぶどう品種特有の豊かさを表現しています。樹齢75年の老樹からできるぶどうは、生産量が非常に少なく、より複雑で、甘く濃厚なワインを生みます。

醸造、熟成は伝統的醸造法により行っております。ワインは柔らかく順応性のあるタンニンとともに、情熱的で生き生きとした赤い果実の風味に溢れています。

最後までありがとう!So long !

ポポくんのワインカフェ (Popo's Wine Cafe )HOME

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Last updated  Jul 30, 2008 04:22:51 PM
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