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miwako「違う違う違う!思いもよらない展開ですっかり忘れちゃってたじゃん!大事な用事があったのに!!!」 しろくまくん「え~?もう面倒事は勘弁やで~?」 どくろべ~さま「今日はもう疲れたし、明日でダメなん?」 miwako「ダメダメ!今日じゃないと!う~わ~!どうしよう!結構長い間外で待たせちゃった~!」 バタ バタ バタ ・・・・・ 店員「お客様~?もう直ぐ閉店~・・・・」miwako「直ぐ!直ぐ出ますからっ!」店員B「・・・・もぅ~~~さっきから騒がしいし、今日の客は~・・・・ブツブツブツ」 どくろべ~さま「は?誰か外で待たせてたのん?」 しろくまくん「相変わらずmiwakoはんはボケてはるな~。ええ歳こいて落ち着きないし~。」 バタ バタ バタ ・・・・・ miwako「どくろべ~さま、さっきのゴチャゴチャで遅れたけど、その、私が紹介したかったお嫁さん!今日連れて来たから!」 どくろべ~さま「は!? え!? そんないきなり!? ややや・・・・ちょ~待て・・・・心の準備がっ・・・・ていうか! まだわてそんな気持ちじゃないし、気持ちの整理が~~~~~オロオロオロオロ」 ???「あの・・・・・お取込み中だったみたいなのにいきなりごめんなさい。会う予定はまだもうちょっと先だったのに、私が我が儘を言って早く会ってみたいって言ったものだから・・・・」 どくろべ~さま「あ! イヤ! その!あ、あんたはんが謝る事やないし! miwakoはんがビックリさせるからいうて事前に連絡しなかったのが~・・・・」 ! ???「初めまして。スケリータ・カラベラスと言います。」 しろくまくん「あ、珍し。ファッションドールのドクロっ娘や。」初めて見た~。 miwako「ね?可愛い娘でしょ~?もぅ、私の方が一目惚れしちゃってね~!絶対どくろべ~さまのお嫁さんになって欲しいって猛アタックしちゃったのよ~!」O(≧∇≦)Oスケリータ「可愛いだなんてそんな・・・・・ カ(///・・///)~ 」 どくろべ~さま「あぁ・・ハァ・・・・(・∇・)」 スケリータ「あの・・・・・至らない所があると思いますけれども、よろしくお願いします。あ、いきなりお嫁さんとか困りますものね。最初はお友達からでも良いので、仲良くして頂けたら嬉しいです。」(*⌒ー⌒*) どくろべ~さま「・・・・・・・・ハァ。(・∇・)」 ウエィン「・・・・まぁ~、あれだな。何だかんだあったけど、一先ず落ち着いて良かった良かった」 しろくまくん「引っ掻き回した諸悪の根源が言うなや」ウエィン「アハハッ」 しろくまくん「アハハやないわ!」 どくろべ~さま「あ・・・あの~、君みたいな素敵な娘がホンマにこんないつまで経っても売れないお笑いをやっている様なわてでええのん?他にもっと君にふさわしいヒト(男性)が居るんやないかと思うんやけど」 スケリータ「いいえ、働きながら自分の夢を諦めないで頑張っている一途な所が素敵です。それに、私、大きな男性が好きで・・・・写真を見て素敵な方だな~って・・・一目惚れ・・・というか キャッ(〃∇〃)イッチャッタ♪」 どくろべ~さま「え~!? ちゅうても、わて顔がデカイだけやで~?(//∇//)てゆうか、身体も無いし~」スケリータ「そんな体が無いとかそんな・・・・!でも、そういう所も素敵だなって思ったんです」どくろべ~さま「そ・・・そういう君もスレンダーでモ・・・モデルさんみたいでカ・・・カワ・・・カワ・・・・モジモジ(〃_ 〃)ゞモジモジ」 あの~、良かったらそんな畏まらないで気軽に名前を呼んで下さい え!ええのん? しろくまくん「ちゅ~か、さっきのどくろべ~はん見た~?スケリータはんの頭の先から足の先まで舐める様に見て~。あんなどくろべ~はん、初めて見たわ!いっやらしいわ~!ケッウェインはん!友人の欲望にまみれた姿を見せつけられたわての気持ちわかるか~?最初はカラベラスはんの事を「あんたはん」言うてたクセに、今は気取って「君」て言うてるしっ!似合わないっちゅ~ねん!ヘッていうか!miwakoはん!わてにも可愛いお嫁はんを見つけてや~!どくろべ~はんだけズルイやん!ヒックッ (|||__ __)/口☆ドンッ」うお~ん! ウエィン「すっごいマシンガントークいつの間にか出来上がっちゃってるね~うんうん、まぁ、友人の幸せを嬉しいという気持ちと寂しいという気持ちと羨ましいという気持ちで複雑なのは分かるよ~。よし!今日はとことん付き合うから好きなだけ飲め!」 カン(~0~)/□☆□\(~▽~ )パ~イしろくまくん「アンタ、最初はとんでもねぇヤツとか思ぅたけど、結構エエヒトやね。」 ウエィン「分かってくれた~?」 店員「すみません~。閉店時間はもう過ぎているのですが~?ていうか、さっきから何度かお声掛けしているのですが~?」 ウエィン「まぁまぁまぁ、今日は友人の新しい門出だから大目に見てよ。」 店員「う~。困るんですよね~。これで最後通告ですよ~?30分以内に退店願いますよ~?」 ウエィン「・・・・・・旦o(^-^*)・・・・・・・・。」 店員「無視ですか~。」フ~ ((((((*⌒ー⌒) 店員B「で? 私(狼娘)の牙と爪の餌食になりたい客はどこ?」 ウェイン「・・・・・5分で退店しま~す。」
2013年11月06日
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どくろべ~さま「わての中にBL的な感情が芽生えたのも、こんな事になってしもたのも、全部!ぜ~~~んぶ!miwakoはんのせいや~!」うわ~ん!しろくまくん「まぁまぁまぁ、興奮するとまたのぼせてぶっ倒れてまうで?」どくろべ~さま「ええもん!いっその事倒れて頭打ってもうて記憶喪失にでもなった方が楽やもん!(`へ´#)」 しろくまくん「あぁあ~~~ もう酒の効果も相まってきかん坊な上にパニック最高潮や~!ウエィンはん!呑気にビール飲んでないでどうにかして~や!」 ウエィン「イヤイヤイヤ、ここまでくると俺にもどうにも出来ないし~┐( ̄ー ̄)┌いっその事もう1回プッチンいってもらって、速やかに撤収するしかないんじゃん?」 しろくまくん「んな無責任な!」 店員「お客様~?もうそろそろ閉店のお時間なのでオーダーストップになりますがよろしいでしょうか~?」 しろくまくん「あ、すんまへん~、もう少しで帰りますさかい。相方が落ち着くまでもちょっと居させて~!」 客「今晩は~、あ、もう閉店?」店員B「本日は諸事情により通常より早い時間での閉店となってますが?」客「あ、人を探してるだけなんで直ぐ帰りま~っす!」 miwako「あ!居た居た!どくろべ~さまここに居たんだ~!大事な用があって探してたんだけど、こんな所で(しろくまくんと)二人で飲んでるって珍しいね~て! そんなに荒らんでどうしたの? 何かあった?」しろくまくん「あ、諸悪の根源。」miwako「は!? 諸悪の根源!? 突然何よ!?失礼なっ」ピクッどくろべ~さま「諸悪の根源~? miwakoは~ん!」 ガバッmiwako「うわ! ななな・・・・・何!? 近ッ」どくろべ~さま「miwakoはんが! どないして!! わての人生っ~~~~!!」miwako「ちょ~!だから何?って!うっわ!酒クサ!どくろべ~さま何!? 何怒ってるの!? ていうか、お酒飲むと暴れるタイプだったの!?」 しろくまくん「まぁ~、色々ありましてていうか、どくろべ~はんがこうなってしもたのも、全部miwakoはんのせいなんやで?」 miwako「はぁ~?」 どくろべ~さま「わ・・・・わての!嫁っ 男ってあんまりや~!」 ガクガクガクッ miwako「は~? 男~? っていうか!揺らすなっグェッ」 どくろべ~さま「わての人生台無しや~!」 miwako「だから近いって! しろくまくん、これってどうゆう事!?」 しろくまくん「せやから~、miwakoはんがどくろべ~はんの事を想うて嫁を見つけて来てくれたんはええけど・・・・・」 よ~しよしよし、 どぅどぅどぅ・・・ ふ~っ ふ~っ ふ~っ ・・・・ miwako「あぁ~ ・・・・うん。」 しろくまくん「いくらmiwakoはんが腐女子やからいうて、恋愛対象が女子のどくろべ~はんに男を嫁にっちゅ~のはいくらなんでも酷いんちゃうかな~?・・・・て・・・・」 miwako「は? 男!? どくろべ~さまのお嫁さんは、普通に女の子なんだけど?」 しろくまくん「え!? でも、ウェインはんが~・・・・」 miwako「ウェイン? っていうか!そう、ウェイン!さっきから不思議に思ってたんだけど、あんた何でここに居るの!?お迎えしてからまだ箱出しをやってなかったのに・・・・まさか、自分で勝手に箱から出たの!?」 しろくまくん「は?」 ウエィン・・・・ (; ̄∇ ̄*) ・・・・・。 しろくまくん「ウェインは~ん?これは一体どうゆう事やろね~?」 ウェイン「・・・・あ~・・・・イヤ、これはその~~~~」 どくろべ~さま 「はぁ~~~!? ちょっとしたイタズラ~~~!?」 ウェイン「・・・・だからぁ~、この家(リアルmiwakoの家)にお迎えされて来てから1年近く経っても箱から出してもらえてなかったし~、もう狭い箱の中に居るのは耐えらんなかったから自力で出たの。で、晴れて自由の身になったら今度は新しい住まいにも憧れるじゃん?で、良い感じのアパートを見つけたから未来の隣人に挨拶をしようと思ったら、その隣人がどくろべ~だった訳。」 ↓正座させられてる どくろべ~さま「そっから何で俺の嫁っちゅ~発想になったんや?」 ウエィン「アパートの前でさっき見せたmiwakoの手紙を拾ったんだよ。住所と名前を見たら、その挨拶に行こうとしてたどくろべ~宛てだったからついでに届けようとして、で、封が開いてたから中身がポロって落ちて偶然中身が見えちゃって、で~・・・・面白い内容だったのでちょっとおちゃめ心が動いたというか~、お知り合いになる前のサプライズドッキリというか~~~~・・・・・。」 どくろべ~さま「偶然~? サプライズドッキリ~~?ハァ!?何言ってくれちゃってるの?このヒト!」 ウェイン「つい~ テヘ(*^-'*)> 」 しろくまくん「ついやっちゃったにしては随分手の込んだイタズラやったね~?(¬_¬)」 ウエィン「イヤ~、シナリオを色々考えている内にノってきちゃってさ~。俺って凝り性で何事にも一生懸命取り組んじゃうタイプなんだよね!」 どくろべ~さま「絶対ウソやろ?(ー"ー )絶対高田純次はんタイプやわ・・・・・もぉええわ、とにかく今日はエライ目に遭ぅてごっつい疲れた。アルコールもすっかり抜けたし、帰って寝るわ~。」 しろくまくん「あ~、そやね。 問題も解決したし、帰って寝よ寝よ。」 ウエィン「あ、ねぇ!さっき引越し業者に確認したら、手違いで今日中にアパートに荷物が届かなかったみたいなんだよね。だから今日はどくろべ~と一緒に寝て良~い?」 どくろべ~さま「は!?今までの事スッカラカンに忘れたんかい!?全っ力でお断りするわ!て言うか!何で泊まらせてやなしに一緒に寝て良い?って変な言い方するんや!」キー!(` 曲 ´) ウエィン「けち~( ̄ε ̄*)ブー」 miwako「あ~、そうだね、もう遅いから帰って~・・・・・ て!違う!」 【俺の嫁(7)】に続く→
2013年11月05日
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しろくまくん「どくろべ~はん!」 しろくまくん「どくろべ~はん!」 しろくまくん「どくろべ~はん!」 どくろべ~さま「んあ?」 しろくまくん「大丈夫かいな?急に倒れる(転がる)から心配したんやで?」 どくろべ~さま「? ・・・・あ? ・・・あぁ、わて~・・・・・。」 しろくまくん「飲み過ぎたんやろ?普段そんなに飲むタイプじゃないのに今回はがっぼがぼビールを飲んでたから~。急性アルコール中毒かもしれん思うて心配してたんやで?」 どくろべ~さま「あ~? ・・・・・・あぁ、そか、わて倒れてたんや~。や、申し訳ないどれくらい倒れてたん?」 しろくまくん「ん? 1分も経ってないちゃうん? 一瞬やったけど。もう少し意識が戻って来なかったら本気でお店に救急車をお願いする所やったで?」 どくろべ~さま「イヤイヤイヤ、ほんまに申し訳ないやっぱり普段飲まないモンがアホみたいに飲んだらアカンね。・・・そっか~、そんな短時間やったんや。今、変な夢見てもうて・・・・」 しろくまくん「夢~?」 どくろべ~さま「おぉ! それがごっついおもろいねん!あ、これ今度のオーディションのネタにせえへん? 俺の嫁だっちゅ~男が突然現れてやな~。 でやな、・・・・・・・ん? 何を微妙な顔してるんや?」 しろくまくん「何言うてんねん? それ、夢ちゃうがなウェインはんがごっつい心配して抱き起して介抱してくれはったんやで?」 どくろべ~さま「え・・・・? 何で夢の中の~・・・・・・・???」 ウェイン「おいおいおい大丈夫かよ?アルコール摂取し過ぎて脳にダメージでも負ったのか? それともどっか打ち所が悪かったんじゃぁ・・・?」 どくろべ~さま「や・・・・・頭はどっこも痛くないし~」 ウェイン「そっか、んじゃぁ、水と冷たいおしぼりを持って来てもらうから、1回酔いを覚ませば?」 どくろべ~さま「はぁ、そうやね。 それはどうも御親切に~。すんまへんな~、ご迷惑を掛けてしもうて~・・・・・」 ウェイン「いいっていいって、気にすんなよ」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ・・・・・・・・・・(*°ー°)・・・・・・・・・・・・・。 どくろべ~さま「のわわわわわわわ~~~~~!!!」 ズザザザッ しろくまくん「いっででででで!どくろべ~はん!脇腹踏んでる!脇腹踏んでる~~!!固い骨でダイレクトに踏まれたらめっちゃ痛いやん!!!」どくろべ~さま「どうゆう事!? どうゆう事~~~!?」 しろくまくん「何や~?ま~だ夢と現実がゴッチャになってるんかいな~?」 どくろべ~さま「男と同居、結婚なんて無理!」 しろくまくん「あ、戻った。」 どくろべ~さま「でもそれよりも!ちょっと良いかもとか思ぅてキュンとしてしもうた自分が許せないんや~!」うおお~ん! しろくまくん「あぁぁ~禁断の扉をちょこっと開けてしもうてパニくってるんやね~でも、ほら、そういう時期ってよく思春期にあるて言うし~」 どくろべ~さま「わては立派な成人男性(どくろ)で思春期ちゃうわ~!」うわ~ん! ウェイン「・・・・・う~ん、とりあえず元気で良かったけどさ~。もうそろそろ結論出して、この話、一旦閉めな~い?」店員がめっちゃ見てるし。5話まで行っちゃったし。このやりとりにも飽きてきたし。 【俺の嫁(5)】に続く→
2013年10月08日
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どくろべ~さま「あ~~~~ ・・・・まぁ、わても突然のあんたはんの訪問でビビり過ぎて冷静な判断力を失ってたけど、落ち着いて考えてみ?」 ウェイン「何だよ、さっきから「あんたはん」なんて水臭いじゃん。名前で呼んでくれよ。俺も「どくろべ~」って呼ぶから」 どくろべ~さま「いきなり呼び捨てかいもぅ、話進まなくなるからええか、突っ込むのも疲れたし・・・・ハァ。コホンッ・・・・あ~、ウェインはん?よく考えてみィな? そもそも、この話、出だしからおかしいやん?」 ウェイン「あ、荷物って何時こっちに届くのかな?明日~・・・」 どくろべ~さま「ええから黙って聞け! おのれはローラか水沢アリーかっ」 ウェイン「アハハ ごめんごめん」どくろべ~さま「ったく! めっちゃマイペースやな。・・・・そもそも、一度も会うた事もないのにいきなり同居に結婚だなんて無理やし、ましてや恋愛対象の性が違うのに恋愛関係に発展するなんて絶対無理やで?普通に考えたら」まぁ、ウェインはんはどっちもイケるみたいやけど? ウェイン「俺は写真を見た時から気に入ってるけど?ていうか、思った通りマジメだな~、どくろべ~は」 どくろべ~さま「あぁ、ドクロモチーフ好きやもんな~。・・・・ていうか、ソレ(ドクロモチーフ好き)とコレ(恋愛)は土俵が違うやろ?」 ウェイン「ん~・・・って言っても俺、100%どくろべ~の所に来るつもりでいたし、どくろべ~に受け入れてもらえなかったらどこも行くトコ無いし・・・・・」 どくろべ~さま「うっ そないな顔するなや~でも、先走って部屋を引き払ったウェインも悪いんやで?」ウェインあ♪ 呼び捨てで呼んでくれた♪「だ~って、丁度賃貸契約の更新期間だったし・・・・・絶対無理?」 どくろべ~さまあ~ ハイハイ。「無理!」 ウェイン「でもさ~、miwakoさんの気持ちを無駄にするの?親心でどくろべ~の幸せを考えてやってくれた事なのに?あんな長編大作な手紙まで書いて・・・・・。」 どくろべ~さま「~~~~~ ・・・・そ・・・・それは~~~~~」 ウェイン「俺だってもう帰る所無いんだから、どっちにせよどくろべ~は俺を受け入れるしかないんだよ?」 どくろべ~さま「えええええええええ~~~~~?」 ウェイン「優しくするから 嫁として家事も一生懸命するし1回でも良いから、ちょ~~~~っと俺との生活、想像してみ?意外と楽しいかもよ?」 どくろべ~さま「そ・・・・・想像って~~~~~~」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ウェイン「はいこれ 俺が作ったケーキなんだけど、口に合うかな?デザインに凝ってみたんだけど」 どくろべ~さま「お~、今回はカップケーキかい。ウェインの作るもんやったら何でも美味しいで~」 イチャイチャ ウェイン「そんな事言ってくれるなんて、どくろべ~はいつも優しいな~あ、そうだ、もうそろそろ新しいエプロン欲しいんだけど・・・・」 どくろべ~さま「せやったら一緒に買いに行こか? どんなのが好きなん?」 イチャイチャ ウェイン「どくろべ~の好きなのが良いな」 どくろべ~さま「ん~、そやな~ウェインが着れば何でも似合うし、ウェインが着るんやったらどんなもんでも好きになるで」 イチャイチャ ウェイン「もぉ!いっつもそんな事言って~! ☆\(*≧∇≦*)パシッ」 どくろべ~さま「(///∇///) もぉ~!赤くなるなや~!こっちも照れるやないか~!可愛ええな~!・・・・・は~。しかし、最初はどうなる事かと思ぅたけど、可愛エエし、家事は完璧、料理は美味いし、ウェインと一緒になれて、わて、めっちゃ幸せや~」 ウェイン「俺もすっごい幸せ」 どくろべ~さま「・・・・・お・・・お前」 ウェイン「アナタ」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ どくろべ~さま・・・・・・・・ (゚ー゚*) ・・・・・・・・・。 コロン・・・・・・。 しろくまくん「わ~! どくろべ~はん!?」 ウェイン「お・・・・おい?」 【俺の嫁(5)】に続く→
2013年10月04日
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???「miwakoさんにここに居るかもしれないって聞いて・・・・あ、もうある程度は聞いてると思うんだけど。」 どくろべ~さま・しろくまくん「え? ・・・あ・・・・・ハイ?」 ???「早く会ってみたくて予定より早く来ちゃった。」 しろくまくん「あの~~~・・・・どちらさん?」 ???「あ、そっか、自己紹介まだだったっけ!ごめんごめん!」 ???「この度、miwakoさんの仲介でどくろべ~さんと結婚させて頂く事になりましたウェインです。 末永くよろしくお願いいたします」 どくろべ~さま・しろくまくん「・・・・・・は?」 ドカッ ウェイン「イヤ~。俺こういうの初めてだし、まだ会った事もない人(ドクロ)だからどうなんだろう?ってちょっと不安だったんだけど、良い人そうで良かった~!」 どくろべ~さま「え? あの・・・・・ちょちょちょ・・・・ちょっとまって?] ウェイン「ん?何?」 どくろべ~さま「・・・結っ婚?」 ウェイン「うん。」 どくろべ~さま「わてと?」 ウェイン「うん。」 どくろべ~さま「あんたはんが?」 ウェイン「うん。」 どくろべ~さま「miwkoはんの仲人で?」 ウェイン「だからそうだって言ってるじゃん。えっ ・・・・・・話、聞いてるよね?」 どくろべ~さま「あ~・・・・うん。 聞いとる事は聞いとるよ?えっと~・・・でも、あの~・・・・間違ってたらものごっつい失礼なんやけど~・・・・・男・・・・のヒト?」 ウェイン「そうだよ?」 どくろべ~さま「・・・・わても男なんやけど?」 ウェイン「知ってるよ?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 どくろべ~さま「あ~!」 どくろべ~さま「ま~ったく!miwakoはんもあんたはんも人が悪いわ~!こんなキッツイ冗談!」 しろくまくん「あ!そっかそっか!あのおヒトもこういうの好っきやからな~!しかし、折角の嫁、残念やったね!」 どくろべ~さま「せやね~。今思うとちょっと残念やったかも~!」 アハハハハハハハハハ! ウェイン「おいおいおいおい!冗談じゃなくて大マジだって!まぁ、miwakoさんがサプライズだからってあんまり俺の事知らせてなかったからビックリしたかもしれないけど、本当なんだって!その証拠に、俺、どくろべ~さんと結婚する為に家引き払ってこっちに来たんだから!」 どくろべ~さま「イヤイヤイヤ、もうええて。しかし、冗談にしては手が込み過ぎてイマイチ面白みに欠けるちゅ~か、程々くらいが丁度ええねんけどな!」 アッハハハハハハハハハ! ウェイン「ん!」 ペタッ どくろべ~さま「? 手紙? ・・・・と、賃貸解約の・・・・書類?」 ウェイン「そ。 それがショーコ。 そのmiwakoさんの手紙を見てもらえば本当だって分かってもらえると思うけど?」 しろくまくん「何々?何て書いてあるのん?」 どくろべ~さま「・・・・わての嫁に是非是非是非なっておくれてゆー情熱的なアピールと、勝手に合成されたわてのお見合い写真的な物とプロフ・・・・」ウェイン「俺、ドクロモチーフの物がめっちゃ好きなんだよね。で、そのどくろべ~さんの事を想ってる心温まる手紙にも感動して、そんなに熱望されているのならば、いっかな~?って思ってあ、でもさ~、こういう場合ってどっちが嫁になる訳?」 どくろべ~さま「!? わ・・・・わては身も心もお男やし恋愛対象は女性やで!?って!そんな理由(ドクロモチーフ好き)で会った事もない相手と結婚!?」ウェイン「・・・う~ん、それじゃぁ俺が嫁か~・・・・・ま、俺はどっちでもイケるクチだし家事全般自信あるから嫁の方でも良いけど。」 どくろべ~さま「は!? だから!そういう事やないし!大体、男同士での結婚はありえへんやろ!?」て! どっちでもイケるて・・・・突っ込み所満載で、もう何が何だか・・・・ ウェイン「まぁ、現行の日本ではね。だから内縁関係でもいいじゃん。俺はそういう紙切れ1枚の事に拘らないし。ていうかさ~、そういう言い方良くないぜ?海外では同性婚が認められている国も沢山あるんだからさ~。」 どくろべ~さま「イヤイヤイヤ、わては別に同性同士の恋愛を否定している訳やあらへんで?ただ、わては~・・・・」 ウェイン「あ~! そうか!」 どくろべ~さま「んぁ?」 ウェイン「顔が気になってるのか?うんうん、そうだよな~、毎日顔付き合せて暮らして行くんだから好みの顔って大事だもんな。安心しろ、自分で言うのもなんだが、美人だ。一緒に居て好きになる事はあっても苦痛になる事は無いと思うぞ?」 どくろべ~さま「・・・・・・・はぁ~、確かにイケメン・・・・・。じゃなくて!人の話をちゃんと最後まで聞けい! て言うか!何やその自信は!? 微妙に腹立つわ~!」ウェイン「ん~、さっき小悪魔的なのも好きって言ってたからこういう掛け合いも好きかな~?って思ったんだけど・・・・外した?」どくろべ~さま「聞いてたんかい!」恥っずっ (///口///) カ~ッ しろくまくん「あぁあぁ~~~何が何だかもう訳分からんし、掛け合いの会話が長過ぎて1話で収まりきまらんし、二人共何時まで経ってもかみ合わないし、わてもどうやってこの場を上手く治めれば良いのか分からへんし~」(°°;))。。オロオロオロオロ。。・・((; °°) 【俺の嫁(4)】に続く→
2013年10月03日
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どくろべ~さま「まぁ、そんなに多くは望まないけど、プーリップのダリアはんみたいに優しく女子力高い娘で~。」 しろくまくん「うんうん、そうやね。優しさや家事力は大事やね。」 どくろべ~さま「プーリップのヴェルヘルミナはんみたいに、ミステリアスちゅ~か、時折小悪魔っぽくなってちょっと普段と違う顔を見せてくれる~的な?」 しろくまくん「うんうん。ずっと一緒に居っても、たまに違う雰囲気になってくれると新鮮やね。」 どくろべ~さま「んで、ブライスのゼノッチカはんみたいに瞳が大きくてキラキラ綺麗な娘がええな~フワゆるな巻き髪も女の子らしくてええね」しろくまくん「まぁ、瞳は顔の印象を大きく左右するから確かに気になるわな~。ウン。」 どくろべ~さま「momokoみたいに足が長くて綺麗な娘もええね♪」しろくまくん「・・・・・あ~確かにな~。ミニスカの似合う娘はええね。」 どくろべ~さま「あ、バービーみたいなゴージャス美人も捨てがたいな~」しろくまくん「あ~ボンキュッボンちゅ~やつやね。」 どくろべ~さま「momokoの砂の雫はんみたいな儚い感じで守ってあげたくなる娘もええね」しろくまくん「・・・・・・あ~・・・うん。」 どくろべ~さま「後はそんで、あまりスレてなくて素直で色が白くて気遣い上手で~。骨に良いカルシウム豊富なワックスのメーカーがわてと一緒やったらええな。・・・て、それはわてだけ通用する事か。テヘ」 しろくまくん「・・・・・・はぁ~・・・・・。」 しろくまくん「・・・・・て! ちょっと待て待て待て~い!!」アンジャッシュ児嶋風 どくろべ~さま「な・・・何や?急に?」 しろくまくん「多くは望まない言うてめっちゃくちゃ理想高いやんけ!己はロンドンブーツの田村淳はんか!?しかもタイプがバラバラやんか!」この度はご結婚おめでとうございま~す♪ どくろべ~さま「あれはTVの1コーナーで理想の嫁の条件を100個上げよて言われて言わされてただやろ~? て、これくらい普通やん?」 しろくまくん「普通ちゃうわ! ボケ!! ったく、大体自分の事棚に上げてやな~・・・」 どくろべ~さま「なんやのん? もぅ! 自分から嫁の理想のタイプを聞いて来たクセに~。」 しろくまくん「こんなに沢山出てくると思わなかったわ!」 ???「あの~・・・・もしかして、どくろべ~さん?」 どくろべ~さま・しろくまくん「は?」 【俺の嫁。(3)】に続く →
2013年10月02日
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しろくまくん「いやいやいや、そりゃぁ驚くやろ! 嫁やろ!? 嫁!?っちゅぅか、何でいきなりそないな話に!?」 どくろべ~さま「そうやろ?ほんま、突然なんや。 彼女の紹介やったらまだ分かるけど、嫁やで? 嫁!? しかも、いきなり連れて来るて~・・・そないな事、急に言われてもな~・・・何でも、その娘(こ)を見た途端、ビビビ表現古っっと来たそうなんや、で、もう絶対わての嫁はこの娘(こ)しかあらへん!今お迎えしないといかん!・・・・て、思ったそうなんや~。」 しろくまくん「はぁ~・・・・。」 どくろべ~さま「まぁ、悪気があっての事やないけどな~。でも勝手にっちゅ~かなんちゅ~か・・・」 しろくまくん「うっ・・・・羨ましい!」 どくろべ~さま「は?」 ドスッ このこのッ ツンツン 乗るなや~ ていうか、突っつくなや~ しろくまくん「だってそうやろ~?今日日(きょうび)若者の間で出会いが無いっちゅ~て恋人もなかなか見つからへん。結婚でけへん言うて本気で悩んでいるヤツらもた~っくさん!おるんやで?ぶっちゃけ、わてらも今まで彼女がでけた事あらへんかったやん?わてかて最近、毛皮の質がボロボロになってくるわ、接着剤は劣化して黄色くなってくるわ、オーディション落ちまくって何時まで経ってもメジャーになれへんわでやっすい時給のバイトの日々。一生このまま独身なんかな~?と一人部屋の中、バイトからやっと帰って来て、11時からやるニュース番組を見ながらこれから先の日本の未来を憂いつつ、賞味期限ギリギリで値引きされた弁当をボソボソ食って一人寂しく寝る生活のくり返しに危機感を募らせる日々なんやで? ・・・・ホンマ、切ないわ~。」 どくろべ~さま「まぁ、わても似たような生活やけど~。」 しろくまくん「折角嫁をお迎えしてくれたんやし、腹くくって受け入れればええやん。俺も嫁欲しいわ~!miwakoはん、何でどくろべ~はんだけ~?ズッルイわ~!」 フゥ~~~~・・・・ だ~か~らっ 人の上で大きなため息つくなや~ どくろべ~さま「!? 相談に乗るとか言うて無っ責任やな~?」 しろくまくん「いやいやいや、だってmiwakoはんは一応俺らの親みたいなもんやん?そんなお方が子供である俺らにそんな変な嫁なんて当てがう訳ないやん?直感でエエ子やってビビビっ表現古いけど~と来たんやったらそんな悪い娘(こ)ちゃうと思うけどな~?」 どくろべ~さま「けど、急やし、今の収入で養っていけるか不安やし、わてかて好みっちゅうもんがあるし~~~」 しろくまくん「まぁ~・・・・収入な~・・・・・。あ、そやそや、どんな娘(こ)なん? 写真とか貰ぅてるんやろ?」 どくろべ~さま「知らへん。」 しろくまくん「は?」 どくろべ~さま「相手の容姿も趣味嗜好も全く知らん。ビックリさせるとか言うて、写真も見せてくれへんし、髪が長いとか短いとかそれすらも教えてくれへんし、プーリップはんなのかブライスはんなのかmomokoはんなのかも全っ然言うてくれへんのんよ~。でも、絶対気に入るとか言って自信満々なんやけどな。」あの説明している時のニヤニヤ顔がまた腹立つんや しろくまくん「・・・あ~、そりゃあキッツイな~。悩むどくろべ~はんの気持ちがちょっと分かるわ~。そういう感じやったら、ドールとも限らんかもやで?そう考えたら不安になるわな~」 どくろべ~さま「せやろ!? ・・・・んまぁ、わてかて100均出身やからあ~だこ~だ人の事は言えへんけど。だから、もうお迎えしてしもうたて言うてるし、あちらのお嬢はんはもう俺の顔とか知ってて俺との結婚を了承済みやて言うし、それで八方塞になってしもうて、どうしたらええんやろかと悩んでたんや。」 しろくまくん「え!?向こうはどくろべ~はんの顔とプロフィールを知ってて了承済み!?・・・・それってよっぽどのアレかソレなんじゃぁ・・・・・」 どくろべ~さま「それってど~ゆ~意味や?」 しろくまくん「じょ・・・冗談やん~・・・・まぁ、でも、昔は親の決めた相手と顔も知らないまま結婚するのが普通やったし、一緒に居る内に好きになるパターンもあるやろうし?」 どくろべ~さま「だ~か~ら~自分の事やないからてあんまり無責任な事言わんといてや!本気で悩んでるんやからっ」 しろくまくん「まぁまぁまぁ、昔はそういう例もあったっちゅう事やて!ちなみに、どくろべ~はんはどんな娘がタイプなん?そう言えば、今までずっと一緒に居ってもそういう話をした事あらへんかったやん?」 どくろべ~さま「え? ・・・んまぁ、そうそう理想っちゅ~かそういうもんはあまりあらへんけど~・・・・まぁ、あえて言えば~・・・」 しろくまくん「うんうん。」 【俺の嫁(2)】に続く→
2013年10月02日
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どくろべ~さま「・・・・はぁ~。」 どくろべ~さま「・・・・・どうすればええんやろ?」 どくろべ~さま「・・・ったく!大体miwakoはんも勝手過ぎるやろ?」 どくろべ~さま「っちゅ~ても、なぁ~・・・・」 どくろべ~さま「・・・・クソ!」 グビグビッ しろくまくん「あ~! 居った居った! ここに居ったんかい!」 どくろべ~さま「・・・・しろくまはん・・・」 しろくまくん「今度の【抱腹絶倒お笑い劇場】のオーディションのネタ合わせをぼちぼち~・・・って、何や? どくろべ~はんがこないなバーで飲んでるの、珍しいやないか?」 しろくまくん「おこの椅子良い感じやな」よっこいしょ♪ どくろべ~さま「・・・・あぁ、そうやったなぁ、ネタ合わせ・・・・ネタ合わせせなぁ・・・・」 バーの店員女子「いらっしゃいませ~」 お♪可愛い娘やね♪ しろくまくん「あ、わて、ここ初めてなんやけど、お勧めのカクテルとかってある?」 バーの女子店員「今ですとドラゴンの血のカクテルとクモの黒焼き添えクラッカーがお勧めですよ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 しろくまくん「・・・・・ツレと同じビールで良いです。ていうか、それって普通のビールやろね?」 バーの女子店員「ハイ普通のお客様用のメニューも豊富にございますので」 しろくまくん「(普通の客用?)んじゃ、それで」 バーの女子店員「ハ~イ」 どくろべ~さま「ハハ、驚いたやろ?ここのメニューちょっと変わってるさかい。」 しろくまくん「お・・・・おうっていうか! マジでどないしたんや?ペースがハンパないやんけ?それじゃぁまるでヤケ酒みたいやで?」 お待たせしました~♪ あ、おおきに。 どくろべ~さま「ヤケ酒?・・・・・ハハ・・・そうやな~、ヤケ酒みたいに見えるかもな~。」 ! しろくまくん「え!? え!? え!?ほんまにどないしたんや!? 何か深刻な悩みでも出来たんか!?」 どくろべ~さま「あ~・・・うん・・・・まぁちょっと・・・・・な。あ、お姉ちゃん、わてにもおかわり頂戴。」 バーの女子店員「かしこまりました~」 しろくまくん「なんやなんや?水臭いやないか~わてに相談してくれればええのんに~」 お待たせしました~♪ あ、おおきに。 どくろべ~さま「・・・・ん~・・・・まぁmiwakoはんに聞いたのも一昨日(おとつい)やし、相手も居る事やからどないすればええのんか分からなくなってしもてな~・・・・」 しろくまくん「は?相手?いったいどういう事なんや?」 どくろべ~さま「あぁ、なんでもな、miwakoはんがわての嫁を見つけてくれたらしくて、今度その娘(こ)をこっちに連れて来るらしいんや」 グビッ しろくまくん「へぇ~、どくろべ~はんの嫁をな~・・・・・。」 しろくまくん「て、 え? 嫁?」 どくろべ~さま「そう、嫁。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 しろくまくん「って!嫁~~~~~~~~~~~!?」 ガラガラガッシャーーーン!! どくろべ~さま「おお~。相変わらず見事なコケっぷりやな。ちゅ~か、お店の中では迷惑やで?」 【俺の嫁。】に続く →
2013年10月02日
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失敗したわ。 本っ当~~~に失敗したわ、十分注意していたのに! まさかこの私が人間の、しかも、人間の中でも絶対に捕まっちゃいけないって何度も注意をされていた、最も野蛮で最も危険な『海賊』っていう人種の雄に捕まってしまっただなんて! 北の方では、人間に捕まった人魚が『人魚は真珠の涙を流す』だなんてデマを鵜呑みにした欲に駆られた人間に涙を流させる為に嬲り殺しにされたっていう可哀想な話があったわよね。西の方では人魚の肉は不老不死の妙薬だとか言われて、捕まった人魚が最後は想像もしたくない程の悲劇的な最後を迎えたと聞いたわ。 あと何だっけ?もう一つあったわよね?・・・そうそう!東の方では、人間の雄なんかに恋をしたバカな人魚がセイレーンの命である声を魔女に取り上げられた挙句、結局その雄には見向きもされないで、最後はその雄を助ける為に自分が犠牲になって海の泡に戻って無駄死にしてしまったっていう悲劇的な話もあったっけ。私は絶対絶対絶対!! そんな人間なんかに捕まってしまうようなバカなマネはしないってずっと自信があったのに・・・・・。ハァ人間の雄がどんなに野蛮かていうのは、身を持って十~っ分理解したわ!私の身体をやたらと弄繰り回すわ、人魚の大事な尾っぽを掴んで逆さにして振り回すわ、挙句の果てには数人で私を奪い合って手や尾っぽを引っ張り合うわ・・・・本当にあの真珠の涙の人魚みたいに嬲り殺しにされるかと思った。まぁ、4~5人は思いっきり噛んでやったけどね! それにしても悔しいわ!歌さえ歌えれば、こんなチンケな船なんて直ぐに海に沈めてやれるのに!! あ~あ、自慢だった私の綺麗な黒髪がボロボロ・・・・あいつら、声が戻ったら絶対絶対海に沈めてやるんだから!!とにかく、こんな所、隙を見て即効逃げ出さないと帰りが遅くなってまたお母様に怒られるわ。でも、逃げ出せる隙間なんてこれっぽっちも無いのよねぇ。 ガチャ ! 澪「あれ!?」 澪「水槽に入れておいた筈なのに、また俺のベッドに乗っかってる!」うっさいわね~、どうせこの部屋から出られないんだから、どこに居ようが私の勝手でしょ? 澪「・・・海の生き物だから本当は水の中が良いんじゃないのか?でも、水槽に戻してもいつのまにかベットの上に戻ってるしな~。餌もよく分からないし、こういう時に会話が出来たら楽なんだけどな」 ツーン私は人間の言葉理解しているけど、いちいちあんたに答えてあげる義務は無いわ。 それに、言葉が分からないフリをしていれば人間が油断して逃げるチャンスも増えるだろうしね。 澪「ま、いっか。ベットは濡れてないし」ドサドサ! ! ちょ・・・ちょっと!『ま、いっか』じゃないわよ!私が居るのに荷物なんて投げないで頂戴!危ないじゃない!本ッ当~~~に人間の雄って乱暴なんだから! ドサッ ! ちょっとぉ!何やってんのよ!?図々しいわね~!今は私がこのフワフワしている所を使ってるでしょぉ!?人間ってレディファーストって言葉知らないのかしら?あんたは床で寝てなさいよ!!っていうか、何この臭い?クッサ~イ!あのお酒ってやつ?サイアク! ギューッ澪「え?何?もしかして膝枕してくれるの?ラッキー♪」は? グイグイ・・・・!ちっが~~~~う!!何自分の都合の良い様に解釈してんのよ!図々しいにも程があるわよ!頭乗せるな~! ポカポカポカ!・・・・ギュー!澪「いてててっ髪引っ張るな!ハゲるだろ~?」あんたなんて無礼な奴はハゲておしまい!!ギュギュ~~~!澪「いたたっ分かった分かった!」 ボリボリ・・・・澪「何だよ?膝枕してくれるんじゃないの?」あんたってばこんな状況でどうしてそういう発想にたどり着くワケ?やっぱり人間って訳分かんない!ハァハァハァ・・・ 澪クス・・・・「ちっちゃいクセに超~怒ってら。・・・カワイイ」は?カッカワイイ!? 澪「あ~ぁ、しかし、人魚って見た目はこんなに可愛いのに冷たいよな~。俺があいつらに揉みくちゃにされてた所を助けてやったのに・・・もしかして人魚には感謝する心ってもんが無いのか?ま、話し掛けても言ってる意味分かんないんだろうけどな」そッそれとこれは別の話しでしょ? 澪 「お前、俺が助けなければ本当にヤバかったんだぞ? 海上生活長くて女に飢えてる所に、半裸の可愛らしい女の子の姿のお前だろ?あいつらのあの血走った目を見たか?マジでサイズが違うって事そっちのけでお前にあんな事やこんな事をする気満々の奴らも大勢居たし、『何味が良いかな~?』なんて言ってる奴も居たし、後は・・・」ゾォ・・・そ・・・そこの所は感謝してるってば! 澪「と、いう事で、夜ももう遅いし明日は早い。このベットは恩人の俺である物である。だから当然使う権利は俺にある訳だ」 澪「ベットに居たかったら大人しく俺と寝るか、嫌だったら水槽に戻るかどっちかにしろ」ドキンッえ?・・・なななッ・・・何よ?急にそんな目で見て ・・・・グー。 は? えぇ!?ちょちょっと!本当に寝ちゃったの!?ここ狭いんだから降りなさいよってば!スースー。早! んもう!起きなさいっ!ギューッ ・・・・呆れた、本当に熟睡してる。 ・・・ハァッやっぱり人間って理解不能だわ ! っていうか、今が逃げるチャンス!?多少時間は掛かるかもだけど、なんとか這って行って~・・・うん!イケルかも! !って!何で急にコイツの顔が浮かぶのよ!?と・・・とにかく!今がチャンスよ!確かカギを掛ける音もしなかったし、多少無茶しても、今日は満月・・・だ・・・し・・・・ ま、まぁ、そんなにリスクを負って焦って逃げる事もないかな?そうそう!またあいつらに出くわしたら今度こそ何されるか分からないしねっ今はイザという時の為に休んでおきましょ! グイグイグイッ しっかし、本当にムダにデカイわよね~。もうちょっとそっちに行きなさいよ! ・・・しかし、何でこうなっちゃったのかしら?まぁ、油断していた自分が悪いんだけど ・・・お母様、今頃心配しているんだろうな。私が人間の雄に捕まってるだなんて知ったらショックのあまり卒倒しちゃうかも とにかく、今はコイツの様子を見ながら逃げるチャンスを伺おう・・・・。
2011年06月17日
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『あぁ、あのジャイロ(Gyro)伯爵の屋敷に暫く居た謎の美少女ね~。療養の為とか言って暫く居たそうだけど、そういや、今はどこに居んだ?』???(やった!警察無線よりも良い情報拾ったかも!!) 『ん~、この前ホールデンのショッピングモールの時計店をうろついてたって話しだけど。』???「・・・・・・・・・。」『時計店~?ブランドの腕時計でも買おうってか?』 『はは!それは無いだろ~?どっちかっていうと、あれはブランド物とは無縁な山猫って感じだよ。いつもジャイロ伯爵様を取り巻いているお嬢様方とは月とスッポンのタイプだな!背中の鉄の翼の螺子を直して下さい~・・・てか?』 『あぁ~、あの鉄の翼ね。しかし、本当にあの翼の構造、どうなってるんだろな?最近になってやっとセスナで人が飛べるようになったのがメジャーになった時代に、背中に着けた鉄の翼で身一つで空を飛べるんだもんな。各科学者も構造が知りたくてエーオースに研究の申し込みを持ちかけたくて血眼になって探してるらしいが・・・・そういや、当のジャイロ伯爵も一流の発明家だろ?伯爵は・・・・』『あぁ、ジャイロ伯爵も同じ様に研究を持ち掛けたらしいがダメだったらしいね。女性におモテになるジャイロ伯爵も山猫には形無しってか~?』 『そうなんだ、あ、でも、エーオースに不可侵権を持たせたのはそのジャイロ伯爵なんだろ?エーオースが自ら鉄の翼を差し出さない限りは皆強引にはエーオースには手を出せない・・・ってやつ。だから俺は、もう既にジャイロ伯爵が研究権を獲得しているんだと思ってた。』 『どこまでも女性にお優しい事で・・・しかし、ホールデンで目撃されたっていうんだったら、またあの小蝿女が現れるんじゃないか?』『小蝿女?』『あいつだよ!あいつ!!パパラッチのチビ女ラミュー(Ra Muw)!!いつもどこで情報を仕入れるんだか、俺ら(記者)がやっと手に入れた美味しいネタを真っ先に掻っ攫っていくウゼえ女!!チビのクセに事件が起こればどこにでも湧いて出てきて鬱陶しいから小蝿女って訳よ。フリーになってからは報道中心だったんだが、何でか最近はエーオースに御執心なんだわ。』 『あぁ~、あの髪の長い娘(こ)ね。それにしても小蝿女だなんてひでぇネーミングだな~合ってるっちゃぁ合ってるけどチビ女って言っても、あの娘(こ)、まだ子供だろ?』 『フリーライターに年齢制限無いつっても、紛争地帯に出張っていくんだからそんなわきゃね~だろ。あいつは元々民法(TV)の報道バラエティに籍置いてたんだ、確か今は25くらいじゃなかったっけかな?報道バラエティに居た頃はあまり出しゃばる奴じゃなかったんだがな、あの人が亡くなってから無線機を持つ様になってガツガツし始めたな。無線機も無線機使用パスも本人の物じゃないって噂だし、法スレスレの事やってまでパパラッチやったって金にはならねぇのにな~。』『へ~、ラミューの事に詳しいのな。もしかして昔付き合ってた?』『バカ言え!誰があんなブスの伸び悩み貧乳女!!チビのクセに粋がって大型二輪乗ってるのも気に入らねぇのに!!無理して厚底履いてもチビはチビだっつ~の!!』 『そうか~?俺は結構可愛いと思うけどな~?』『お前ロリコンか?じゃぁお前が付き合ってやれよ、お、そうしたらあの小蝿女も大人しくなるかもな!』『あ、それは勘弁~俺もクビれと胸はある方が良いし・・・・。それに、ラミューと付き合ったらベッドの中の事まで記事にされそうで怖いし』『言えてる~!!』ギャハハハハハハハ!! ・・・・・・・・・・・・・・・・。 ???「って、あんたらね~~~~~。人が聞いてないと思って好き勝手言ってくれちゃって~」キーーーーーラミュー「誰がお願いされたってあんたらと付き合うか!私の方が良い記事書いているからって僻んでんじゃないわよ!!悔しかったら私より先に現場入りして10倍面白いネタでも書いて私より稼いでみなっつ~の!!どうせアンタの〇〇〇なんてXXXXで△△△で〇〇〇〇なんでしょう!?風呂にもろくすっぽ入ってないから女にも相手にされないのに分かった風に偉そうに人の事言ってんじゃね~わよ~~~!!!」 ウキー!!ハァハァハァハァ・・・ ラミュー「・・・と、いけない、乙女が下品な事を叫んで怒ってる場合じゃないわ。半年掛かってやっとエーオースの情報を掴んだんだもん。早くホールデンに行かないと!」ラミュー(エーオース、世界の科学者がまだ誰も開発していない、乗り物なんかじゃない、身一つで空を飛べる鉄の翼を持つ女の子。記憶を失っているという話しだけど、実はどこかの国の科学者なのか、それとも・・・・ネタ的に面白いってだけじゃなく、何だか個人的にもとっても気になるのよね。)ラミュー「さて、方向は真反対になっちゃけど気を取り直して早速ホールデンに行きますか!」 ラミュー「・・・・っていうか、バッテリー大丈夫かな?たどり着く前に途中で行き倒れちゃったらどうしよう?」食料ももう無いし・・・・※ お話しの内容はグルーヴさんのプーリップシリーズドール【STEAMPUNK PROJECT】シリーズのドールに設定してあるストーリーとは全く関係ないお話となっております。ドールの名前等はそのまま使わせてもらっています。私が勝手に考えたお話しになっていますのでご注意下さい。
2011年02月21日
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この世界は、今私達が生活を送っている世界(宇宙や地球)と同じ場所、同じ時間を共有しながらもお互いにまったく干渉しない、ほんの少し次元がズレて重なり合って存在している異世界のパラレルワールド。こちらの人間社会では、魔法や錬金術、呪術が当たり前の様に存在している時代から、様々な科学分野が発達し、 爆発的に器械科学力が発展し続けている時代になっていた。 ブロロロロロ・・・・・ ~♪ ~の居る家に帰ろう♪ 両手にフローリアの花を沢山抱えて貴方の待つあの家へ♪いつも貴方が笑顔で居てくれるから私は生きて行(ゆ)ける~♪ありがとう ありがとう ありがとう ~~♪あり~がと~う~♪???「あり~がと~う~♪」 ブロロロロ・・・ ???「は~、やっぱ良いわ~、フリント・エミリーの歌は♪ 2日間走りっぱなしの私の心を癒してくれる~♪やっぱ無理して音楽プレイヤーを買って良かったわ~♪」 ???「・・・しかし、何時になったら次の町に辿り着くのかな?こんなに掛かると思わなかったから油補充して来なかったし、食料1日分しか持たなかったからもう限界なんだけど~そういえば、昨日から無線入って来なくなったし、もしかして道、間違えてる?いやいやいや!無線で聞いた方向はこっちで合ってる筈!頑張れ!私~!頑張れ~!バッテリーちゃ~ん!」 ガ・・・ガガガ・・・ !! 『・・・・で・・・教支持派と反対派デモ隊が第4地区で衝突。機動隊・・・』 『・・・・でさ~、あいつの彼女が~・・・・』 『~~今日未明、・・・の・・・で、コンビニ強盗が・・・』 ???「やった!警察無線が入ってる!!」ガ・・・・ガガガガ・・・・ピー・・・・ブブブブ・・・ 『・・・の・・・・で・・・・』 キキッ ???「きゃ~!ちょっと待って待って!!まだ消えないで!!」ガガガ・・・・ ???「こういう町から離れた場所の無線は普通の電話やアマチュア無線も混在しちゃうし安定してないから厄介なのよね。え~っと、座標がE-368だから・・・ここいら辺のチャンネルで良いかな?」ガガガガッ ピー・・・・ カチカチカチ・・・・・ピピピ・・・・『・・・機動隊は直ちに武装・・・せよ。なお、錬金術師は・・・攻撃に備え・・・で待機。・・・』ガガガガッ ビ―――!!???「キャッ!!」 ???「ちょ・・・ちょっとちょっと!!良い所でヘソ曲げないでよ~!無線機ちゃん!!やっと警察無線が入った所なんだから!せめてデモ隊衝突の場所だけでも!!」 バシバシッ ・・・・・・。 シ・・・・・ン ???「え~?ウソでしょ~?」 カチカチカチッ ・・・・・ガガ・・・・ガガガ・・・・『・・・の、エーオース(EOS)が・・・』・・・ !???(EOS!?)ガバッ ※ お話しの内容はグルーヴさんのプーリップシリーズドール【STEAMPUNK PROJECT】シリーズのドールに設定してあるストーリーとは全く関係ないお話となっております。ドールの名前等はそのまま使わせてもらっています。私が勝手に考えたお話しになっていますのでご注意下さい。 お迎え記念ショートストーリー【STEAMPUNK PROJECT】開始。【2】へ続きます。
2011年02月19日
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今年初めてのブログになります。ちょっとご挨拶が送れてしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願い致します。<(_ _)> 3段階でズンズンズンとアップ!今年はうさぎ年という事でリトルプーリップのレプロットちゃんでご挨拶です。 何だかこの肌の質感や瞳の感じが初期っ子って感じで良いですね~。モデルチェンジした後のリトルプーリップ+もメイクや稼動範囲が広がってクオリティーが高くなって良いですけれども、初期の子の子供らしい可愛らしさも良いですよね 多分、今年もこちらの方のブログはゆっくり目の更新となると思いますが、気が向いたら覘いてやって下さいませね。
2011年01月10日
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パシャッ パシャッ ソル「皆様ぁこんにちはぁ、戦場~カメラマンの~・・・・・渡部・・・陽一です。」 パシャッ ソル「あぁ~・・・・このモデルカーのぉ・・・・何ともいえないフォルムがぁ~・・・素晴らしいですねぇ~・・・・。」 ティムラス「あのさ~、そういうのいらないから必要な所だけチャチャっと撮っちゃってもらえる~?」ソル「ほほぉう、ティムラス君はぁ~、普段、この様なシューズを履いているのですね~ぇ。」パシャパシャッ ティムラス「だから渡部さんのモノマネはもういいっちゅうねん・・・・もうその辺でいいんんじゃないか?あんまりあちこち撮られても恥ずかしいし」 ソル「ん~、もぉちょっと撮らせてよ。それにしてもさ~、ティムラスの部屋にはベッドとかデスクってもんが置いてないのな。」 ティムラス「あぁ、それは親父がさ~、どうせデカくなったら使わなくなるし邪魔になるだけだからって言って買ってくれなかったんだよね~。俺としてはあのベットと一緒になってるヤツに憧れたんだけどね。」ソル「じゃぁさ~、エロ本ってどこに隠してんの?大体隠しておく場所ってデスクの鍵の掛かる引き出しの中かベッドの下に隠すもんじゃん?」ティムラス「ばっ・・・・アホか!そんなもん隠しておくか!」ソル「え?じゃぁ堂々と?やだっティムラス君てば大胆~!」ティムラス「そういう意味じゃねぇよ!持ってないっつ~の!!」ソル「ウッソだ~! もし本当だとしたら青少年としておかしいぞ!?」ティムラス「っていうか!今はそんな話関係無いだろ~!?良いから、必要な分だけ撮ってちゃっちゃと終わらせろよ!」 ソル「・・・・・・押入れの中、撮って良い?」 ティムラス!!「だっダメ! 絶対ダメ!!」ソル「押入れの中か~!良かった~ぁ、ティムラス君が健全な青少年で!」ゴソゴソ・・・・ティムラス「ダ~!勝手に開けるな!!だからそんなモン無いってば!マジ、いい加減にしないと本っ気で怒るぞ!?」ドタンバタン ソル「だ~!分かった!分かったから退いて!!カメラが潰れる~!!イタタタタタタタッ・・・・とか言ってフェイント! エイ!!」 ティムラス「あ!こら!!卑怯だぞ!!そんな事ばっかしてたら、マジでこれからトン吉(miwako勝手に命名。家にソルが3人居るので、長男トン吉・次男チン平・三男カン太)って呼ぶぞ!?」ソル「あ~!その名前嫌だって言ってるのに~!!」 ドタンバタン バタン ドタン ・・・・・・・・・・ハァハァハァハァ・・・・ ソル「・・・・っていうか・・・・写真撮るだけなのに、何でこんな疲れる事に?」ティムラス「ソ・・・ソルが・・・・人が嫌だって言ってるのに、無理にあちらこちら探らかそうとして・・・・ふざけてばっかいるからだからだろ~?」ソル「あ~・・・・もう疲れたもうマジで無理。さっさと写真を調べて後は落ち着こう~。」ティムラス「・・・・そうしてくれ。」 ソル「と、いう訳で、仕切り直してぇ~。おぉ!さすが一眼レフ。遠くの物から近くの物までバッチリクッキリ綺麗~♪さてさて、何か出てくるかな~?」ティムラス「・・・ま、まぁ、きっと何も写ってはいないと思うけどね~・・・。っていうか、その口ぶり、何か写ってる事を期待してないか?」ソル「えぇ~ぇ?そんな事ないよ~ぅ ヾ(≧∇≦)ゞヤダナァ~ 」ティムラス(いや、期待してる!絶対期待してるって!ったくもぅ!人の部屋だと思って~やっぱりソルってこんな奴)ソル「んっと~・・・・う~ん、今のトコ、別に変わった所無いね~。また最初から見直してみようか?」ティムラスホ・・・「そりゃぁそうだろ?だって心霊写真なんてそうそう撮れるものじゃないし・・・何回見直しても無駄だと思うよ?」ソル「いや、でも結構写っちゃう事多いらしいよ?これマジ実話なんだけど、miwakoさんご一家が数年前旅行に行って帰って来てからデジカメで撮った写真を現像してみたら、某施設内で撮った写真にオーブ(光の球、人の霊魂だと言われているらしい)らしきものが写っていて、泊まったホテルの部屋と自宅の和室でも画面一杯にオーブが写っていたらしい。数枚撮れた写真のオーブの位置や数がバラバラだったから水しぶきや埃とは考え難いってさ~。」!! ティムラス「だからっそういう事言うの止めろってば~!」ソル「何だよ~、そんなビビる程の話しじゃないじゃん。大体さ~・・・・・ん?」ティムラス「!? 何?」ソル「えっと・・・・これって~・・・・」キョロ (・_・; ) ( ;・_・) キョロティムラス「・・・ま・・・またそうやって~! その手にはもう乗らないからな!」ソル 「イヤ、違う違う、マジマジマジ!ちょっとコレ見て?ここの所・・・何か変じゃない?」ティムラス 「ん~?ハイハイハイ、何~?」(今度またふざけたらグーで殴ってやろう)※注 例え相手にムカついたとしても、倫理的・道徳観念に背く行為なので人を殴るのは止めましょうね。 ソル「この葉っぱみたいな奴、さっき二人で見ながら写真を撮ってたけど、緑の物なんて無かったよな?」ティムラス「!? 確かに・・・緑のやつがあるな?何だこれ?俺、部屋になんて観葉植物とかも置いてないし・・・・」 ソル「ほら、写真の所、今は何も無いだろ?」ティムラス「あ・・・・あぁ、で・・・でもさ、見間違えとかって・・・・」ソル「いやいやいや、こんなハッキリ写ってるから見間違いはないだろ?もう1回見てみ?よくよく見てみるとさ~、ホラ、ここの所、人の顔に見えねぇ?」ティムラス「え!?」ソル「ほらぁ、真ん中のトコロが肌色で~、ここが目だろ?ここが口だろ?」 ティムラス「 ヒクヒク・・・・」 ソル「て事は・・・・・」 ソル「心霊写真ではなくって、都市伝説の10cmおじさんの方だったのか!?」やた! v(* ̄▽ ̄*)v これでTVに送れるぞぅ!♪パァ~(*@ ▽ @*)~~(←めっちゃ嬉しそう) ※ 10cmおじさんとは・・・最近10~20代の若者の間で目撃情報が多数寄せられている体長10cm程の小さな謎のおじさん。私も是非とも会ってみたいものだ・・・・。 ティムラス「イ~~ヤ~~!!!」ソル「ティムラス!?」 ドールストーリー【冬の夜長の・・・・・・?【6】】に続きます。
2010年12月18日
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ティムラス「何だよ!?ソルもその歌あの時に聞いてたのか!?」ソル「あぁ、聞いてたね~」ティムラス「何で言ってくれなかったんだよ~。」ソル「だって聞かれなかったし。どうせ夢なんだし、もう終わった事なんだからいつまでもあの日の事を引きずって話しても仕方ないだろ~?」ティムラス「う・・・!確かにそうだけどでも何だよ、ソルも聞いてたんじゃん。俺、またあの変な歌が夢に出てくるようになってきたから、てっきり自分の頭がおかしくなってきたんじゃないかと思って悩んでたのに~・・・」ソル「ん?でも俺はもうあの時以来その歌は全然聞こえてきてないけど?」ティムラス「え?そうなの?」ソル「うん」ティムラス「微妙に歌詞を変えながら聞こえてくるって事も全然ない?」ちなみに今回は冬モードな歌詞に変わってたよ。北風ビュービューねぇマスター♪って・・・ソル何だそりゃ!? プッ(≧Σ≦)「俺、基本あんまり夢見ない方だから~。 爆睡系なんだよね~」ティムラス「あ、確かにそんな感じするよね、ソルって」ソル「どおいう意味~ぃ?」ティムラス「ん~、でもそっか、ソルはあの時以来変な歌は聞こえてないのか・・・じゃぁあれっていったい何なんだろうな?」ソル「あまりにもインパクトが強過ぎて頭に残ってる・・・・とか?っていうかさ~、ずっとティムラスの話しを聞いて思ったんだけど、これってあれっぽくない?ほら、・・・・旅行先とかで拾ってきちゃうってヤツ・・・」ティムラス!?ソル「『紅葉が素晴らしいという事で旅行客が多い某県〇〇市。家族で旅行する事になり、とても楽しみにしていたが、泊まった民宿での出来事のせいで、まさかその後自宅でもこのような恐ろしい出来事に巻き込まれてゆく事になるとは・・・・一向に良くならない体調。毎夜鳴り響くラップ音。直しても直しても向きを変える市松人形。そして、夜な夜な私の枕元に現れる髪の長い女の正体は・・・?』的な?」ティムラス「おまっ・・・! そういう事言うの止めろよ!!」ソル「だって~話しが似てるって思ったんだもん。それに、歌っていったら・・・・・・やっぱ人だろ? 山って言ったらその手の話しが多いし。」ティラス「思っても言うなよ!・・・・と・・・とにかく、今回の事はそんなモンと全然違うんだから!」ソル「でもさ~、体調が悪いのと謎の音と、誰も部屋に入っていない筈なのに部屋の物の位置が変わるっていうのは事実なんだろ?」ティムラス「う・・・うん。」ソル「やっぱあの山で何かに取り憑かれたんじゃないの?このままじゃ精気を吸われて死んじゃうよ? お払いしてもらった方がいいんじゃない?」ティムラス「だから止めろって!ソル、間違っても俺の親父にそんな事言うなよ?俺の親父、バリバリの現実主義者の頑固親父でそういうのムチャクチャ嫌いだから!TVとか映画で見てる分にはくだらないって文句言う程度だけど、お払いだの言った日には『男のくせに何がオバケだ!根性をたたき直してやる!』・・・・って後でエライ事になるから」ソル「え?そうなの?こっえ~!・・・でも、いったいどんな事が起こるのか気になる~。」ティムラス「言っても良いけど、ソルも俺と一緒に真冬の空の下、滝に打たれる事になるよ?」ソル「マジ?」ティラス「マジ。」ソル「・・・・・・・やっぱ止めとこっかな。」ティラス「その方が良いよ。」 フゥ・・・・ (;ー -)=3 (- ー;)> チョットヒトイキ ソル「しかし、親がそんなんじゃぁ、なかなかこの謎の怪奇現象の正体を掴むって事も難しいよな~。何か手っ取り早く確認して安心する材料が欲しいトコロだよね。」ティムラス「だから怪奇現象って言うなよまぁ、一応もう現実的に対処出来るような事はしちゃってるしね。部屋に鍵を掛けたり、害中・害獣駆除業者に見てもらったり・・・・」ソル「そんな貴方に今日はこれを・・・・」ゴトン ティムラス「は?」ティムラス「カメラ?」ソル「ペンタックスの最新デジタル一眼レフカメラ、K-xでございます。」ティムラス「・・・・はぁ。っていうか、何でソルがそんな良いカメラ持ってるの?いつも持ち歩いてるのか?」ソル「違うよ~!本当はやっと買ったばっかで使うのがまだ勿体無いんだけど、こういう事もあるかな~と思って今日は持って来たの。」 ティムラス「こういう事って?」ソル「一先ずこれで部屋の写真を撮ってみてさ、何か居るのか確認してみるの。それ系のが居たら写る筈でしょ?」 ティムラス「ふ~ん・・・・・て ええ!?」ソル「も~!いちいち大きな声出すなよ~! |(; ̄0 ̄)| 」ティムラス「だ・・・・だって・・・・部屋の写真を撮るだなんて・・・そんな(本当に何か写ったらムチャクチャ怖いじゃないかっ!!)」 ソル「だ~いじょぶ、だ~いじょうぶ! そうそう変なモンが写真に写るなんて滅多に無いからさ~! 逆に何も写らなかったらそんなモン居ないんだって安心出来ない?」ティムラス「・・・そ・・・それはそうだけど~・・・・」ソル「え?っていうか、ヤダ、マジでオバケかと思ってビビっちゃってるの?」(* ̄m ̄)ヤァダ~* カワイイ~ン* オコチャマネ~* ティムラス「ち・・・違う!!」 ソル「じゃぁさ~、試しに撮ってみようよ~。部屋なんて皆普通に友達と一緒に撮ってるじゃ~ん、そんな深く考えるなよ~。」 ティムラス「え~?う~~~ん・・・・・ あ・・・・あんまりあちこち撮るなよ?」ソル「撮らない撮らない」 ※ 実際のk-xのファインダー液晶画面はどういう表示なのか知りません。 ティムラス「っていうか、俺は撮らなくていいから」 グイッ ソル「あちぇ~!俺の宝物にするつもりだったのに~ぃ<( ̄、 ̄)>」 ティムラス「気持ち悪い事言うな!」 ドールストーリー【冬の夜長の・・・・・・?【5】】に続きます。
2010年12月17日
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ティムラス「1番最初に変だなって事が起こったのは1ヶ月くらい前だったんだよ。」ソル「うんうん。」 ティムラス「今まではそんな事無かったのに、急に屋根裏からパタパタとかカサカサとか小さな物音がするようになって・・・・」 ソル「はぁ~、それって《家鳴(やな)り)》ってやつじゃないの?ほら、寒暖の差が激しいと建材の木が伸び縮みして木同士が擦れたりして鳴るってやつ。」ティムラス「確かに家は祖父ちゃんの代からの家で古いから家鳴りはしょっちゅうだけど、だったらパチンとかギギっとかそういう音だろ?その変な音は明らかに何か生きてるやつが屋根裏とか部屋の中で動いているみたいな音なんだよ。」ソル「ふ~ん、パタパタカサカサね~・・・・」ティムラス「っていうか、俺が起きて直ぐにも鳴ってただろ?ずっとこの部屋に居たっていうんならソルも聞いてる筈だと思うけど?」ソル「だから~、俺も一緒に寝ちゃってたって言ったじゃん。だから何も聞いてないよ。屋根裏に動物が入り込んでいるんじゃないの?だったら害獣駆除とか・・・」ティムラス「その対策はもうやったよ。・・・・正直、最初はあの時(ズンドコ山)のデカイ虫が1匹飛来して来たんじゃないかって思ったんだけど、でも、業者は何も居なかったって言って何も処置してくれなかった」ティムラス「だ~か~ら~!あれは夢なんだってばでもさ、確かにその変な音の正体が分からないってのは気になるっちゃ気になるけど、でも、変な音が鳴ってるからってだけでそんな気に病む程の事か~? 」ティムラス「音だけだったら俺だってそこまで悩まないよ!・・・・その他にも変な事があるんだよ・・・・」ソル「え~?その変な事って何よ?例えば~?」ティムラス「例え?・・・・・う~ん・・・・そうだな、ついこの間もこんな事があったんだけど・・・・」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※日曜日に遊びに行って帰って来た時に・・・ ガチャガチャ・・・・カチッ ティムラス「あれ!?」 ティムラス「何だよこれ!?朝家出る時にちゃんと掃除して出てったのに・・・・」 ガチャ ティムラス「ちょっと~!か~さ~ん!俺の部屋に勝手に入った~?」ティム母「入らないわよ。だって、あんた私が勝手に部屋に入ると怒るじゃない」ティムラス「え~?じゃぁリノ(ティムラスの妹)か~?ったく!あいつ~!」ティム母「リノは2日前から合宿で家に居ないじゃない。」ティムラス「あ、そうか。・・・・じゃぁ、これ、いったい誰が・・・?」ティム母「あら?でもあんた、リノがいつも勝手に部屋に入るからって、出掛ける時は必ず自分で部屋に鍵を掛けて出掛けるじゃない? 今日は鍵、掛けなかったの?」ティムラス「あ!・・・・そうだ俺、今も自分で鍵開けて部屋に入ったんだった」ティム母「ボケてるわね~」 ティムラス「おっかしぃな~・・・・」 ティムラス(でも、俺、確かに部屋を片付けて出掛けたよな?みかんカゴをこんなに派手にひっくり返したのなら気付いて片付ける筈だし、第一、ミニカーなんて最近飾りっぱなしで弄ってないんだからこんな所に置いておく筈もないし。・・・これって、棚から落ちてここまで転げて来たって感じじゃないよな?) ティムラス「ん?」ティムラス「何だこれ?メモ?これは絶対俺の書いたメモじゃないぞ?・・・・それに何だ~?このミミズが這ったような字は?何かの暗号みたいにも見えるし・・・・」 ティムラス「・・・メモがちっちゃ過ぎて何が書いてあるのか分からない」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ティムラス「・・・・・・でな、後でリノにも聞いてみようと思って一応その極小メモもどきを取っておいてたんだけど、いつのまにか消えてるし、他にもやっぱり、誰も俺の部屋に入ってないのに本が棚からテーブルの上に出されてて誰かが見た後みたいにページが開かれたまんまになってたり、脱いだ服の位置が変わってたりして・・・とにかく何だかこの部屋の中に人の気配みたいなのがあるような気がして気持ち悪いんだよ」ソル「まぁ、そういう感じだったらやっぱ虫とは考えられないわな~。虫だったら棚から本出して見たりしないし、第一、あのデカさだったらこの部屋で隠れる場所も無いだろうしな?」 ティムラス「・・・・っていうかさ、あんた、俺の話しを真剣に聞くって言ってたよな?人が真面目に話している間にシレっとした顔して俺のみかん全部完食しやがって~あんたを信じて真剣に話してたのがバカみたいじゃん」 ソル「あ、あったからつい無意識で~・・・でッでも、話しはちゃんと真剣に聞いてたよ!?」ティムラス「あ~、はいはい、分かったよ、ソルはそういう奴だったよね」ソル 「で・・・でもさ、何だかそれって都市伝説の『ストーカー女が家主が出掛けてる間に部屋に入り込み、包丁を持ってベッドの下に(もしくは押入れの中に)・・・』・・・って話しっぽくて怖くね?」ティムラス 「!! 言うなよ~~~!!お・・・俺もちょっとそれっぽいな~と思ってたけど、あえて言わないようにしてたのに!!」ソル「ご・・・ごめんごめん!でもさ、それはありえないだろ?だって一人暮らしではないんだし、母ちゃんずっと家に居るんだろ?家にコッソリ入るチャンスなんて無いだろ?それに、俺ならともかく、お前になんてストーキングする物好きな女子なんて居る訳ねぇもんな~。」ティムラス「悪かったな~モテなくて」ソル「んで?後は無いの?その変な事とか。」 ティムラス「・・・・え!? 後?・・・・後は~・・・・後は~・・・・うん、そうだ、後は、最近ではあの時の夢の歌が頻繁に夢の中で聞こえるようになって・・・」 ソル 「あの時の夢の歌?」 ティムラス「・・・・あぁ、そっか、もしかしてソルは聞いてないっつ~か知らないかもしれないな。あの夏休みに二人で行ったズンドコ山で怖い目に遭った夢を見ただろ?その時に変な歌が聞こえたんだけど、それが・・・」ソル「♪美味しそうなご馳走発見♪しかも二人だ大ラッキー♪(左の方が好み~♪)喰っちゃえ喰っちゃえ♪ 皆で喰っちゃえ♪若い兄~ちゃん、スジは硬いがジューシーだ~!♪・・・・ってやつ?」 !? ドールストーリー【冬の夜長の・・・・・・?【4】】に続きます。
2010年12月16日
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ティムラス「どっどどどど・・・どこから湧いてきた!?」ソル「湧いてきただなんて酷いな~、さっきから居たよ。声掛けたけど気持ち良く寝てるみたいだったからソっとしておいたんだよ。」っていうか、俺も一緒にちょっと寝ちった! テヘ♪ (*^-'*)>ティムラス「テヘ♪ (*^-'*)>って・・・あのな~。(魘されてたんだよ、気付けよバカ!)部屋に入るなら入るで起こせよ、心臓に悪い・・・・」ソル「ひッど~い!気を使ったのに~ぃ。・・・・それにしても、お前の母ちゃん美人だよな~、初めて会ったけどビックリした!そういや、あんま母ちゃんに似てないよね」ティムラス「どおいう意味だよ?・・・・・それより何?何か用?」ソル「何だよ不機嫌だな~。寝起きだからか?」ティムラス「ソルがビックリさせるからだろ~?ん?っていうか、俺の家って教えてたっけ?」ソル「ビックリしたのはそっちの勝手じゃ~ん。何だよ、人が心配して様子を見に来てやったのに」ティムラス「心配?」ソル「あぁ、ダルちゃんとプリプちゃんがお前が最近元気無いから心配だって言ってたからさ~。だから、ダルちゃんにお前の家の場所を聞いて様子を見に来てやったんだよ。」ティムラス「え!? プリプちゃんが俺の事を心配してくれてんの!?」 ガバッソル「ダルちゃんの事も頭に入れてやれよだから様子見に来たんだけど・・・確かに顔が悪いな、大丈夫か?」ティムラス「顔色だろ?ったく・・・いつもいつも人の事をおちょくりやがって・・・・それにしても、そんなに俺の顔色悪い?」ソル「うん、顔が真っ青で、まるで何かに取り憑かれてるみたい。」ティムラスドキン「え!?」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。ソル!?「え!? マジで何かに取り憑かれてる系!?」パァ~\(@▽@#\)~*ティムラス「ちょっ・・・・ちちち・・・違う! っていうか、そんな嬉しそうな顔すんな! お・・お化けとかそんなの居る訳無いだろ!? いい歳してオバケだの何だのくだらない!」ソル「・・・ふぅ~ん、くだらないねぇ~・・・・。でも、まぁそれはおいておいて、最近本当に調子悪い事は調子悪いんだろ?」ティムラス「え? あぁ~・・・・うん、確かにここ最近ちょっと~・・・・騒がしいというか~・・・・眠れないというか~・・・」ソル「何?何かあんの?」ティムラス「いや、わざわざあんたに話すような事じゃないし。 (-_- )ノ 」ソル「なんだよ~!水臭いな~! ブ-(`ε´)- 」ティムラス「それに、あんたいっつも俺の事からかって遊ぶじゃん、変に話してまたからかわれるの嫌だし!」プイッ ( ̄ヘ ̄#) ソル「え~?俺の事そんな風に思ってたの~?・・・・・ゴメン! パ(≧人≦)チン☆ゴメンって~! いや、ほらさ~、俺ってこういう性格じゃん?いつも場を和ますつもりでついふざけちゃうっていうかさ~・・・・・今回はマジで話しを真剣に聞くから、何か悩みがあるんだったら相談してよ?ね?」ティムラス「・・・・ホントかよ~?(¬_¬;)」ソル「本当だってば!・・・・まぁ、いつもあんな調子でふざけてばっかだから信じられないっつ~のは分かるけど、これでもマジで俺もお前の事心配してるんだぜ?話して楽になるって事もあるしさ~・・・・。」ティムラス「・・・・・・・・・・」ソル「・・・・俺じゃ相談相手にならないか・・・・?」シュン・・・・ティムラス「・・・・本当に変にからかわない?・・・・・」ソル「うん。」 ティムラスフゥ・・・「ま、確かに一人でばっか考えてないで人に聞いてもらって気持ちが楽になるって事もあるよな。・・・・実はさ・・・・・」 ソル「うん。」 ドールストーリー【冬の夜長の・・・・・・?【3】】に続きます。
2010年12月15日
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あの不思議で怖くてとてつもなく疲労した夢を見た夏休み最後の日から、もう4ヶ月。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ あれは本当に夢だったんだ、記録的猛暑の中、山になんて入ってしまったが為に熱中症にかかってしまって、あんなリアルで怖い白昼夢を見てしまったんだ。だから、もうあんな夢を見る事なんて二度と無いんだと思っていた。 思って・・・いたのに・・・・・。 アツイ・・・ ミ~ンミンミンミンミ~ン・・・・ ズンドコ山♪ ズンドコ山♪ 楽しく愉快な仲間が一杯♪ 不思議で楽しいズンドコ山♪アツイヨ・・・・セミ・・・ウルサイ・・・・ ジ~ワジワジワジワ・・・・ イモムシ・蝶々・クワガタにカブト虫、素敵な仲間が沢山居るぞっ♪ 小さい森に山あり谷あり 谷 啓~♪(なんのこっちゃ♪) アァ・・・ナンダカスゲェノドカワイタ・・・・ミズ・・・ 最高に楽しいズンドコや~ま~!♪ ミ~ンミンミンミンミ~ンッ ッテイウカ、マジでセミウルサイ! 今は冬だよ寒い冬~♪ イモムシさんもカエルさんも皆土の中~♪ ・・・ン・・・?ア・・・アレ?フユ? なんだか寂しい~ズンド~コ~や~ま~!♪ ビュービュービュービュー北風ビュービュー♪ オワ!ナンダカキュウニサムクナッテキタゾ!? 暖かい春が恋しいな~♪暖かいトコロはどこだろう~?♪おいらの心を暖めてぇよ~ぅ♪ ねぇマスタ~♪ヤ、マジデサムイ・・・・ウウ・・・テ、イウカ、ナゼマスター? 今は寂しいズンドコ~や~ま~!♪ ヤバイ!コノママジャマジデカゼヲヒク!! 憩いの場所は今いずこ~?♪あたいに暖かい毛布を下さいよ~♪ ネェ~マスタ~ァ~♪ ウウッマスター! オレニモモウフヲイチマイクダサ~イ! ブルルルッ !! ティムラス「あ・・・」 ゴソ・・・・ティムラス「・・・・やっべ~・・・またコタツん中で寝ちゃったよ」 フゥ~・・・ ティムラス「・・・っていうか、何?今の夢?マスターって・・・あ~・・・・そっか、コタツで寝ちゃって途中で熱くなっちゃったから無意識の内にコタツの線を抜いちゃったのか、だから寒くて目が覚めちゃったんだなう~~~・・・・頭いてぇ」 ティムラス「っつ~か、昼に眠くなるのも仕方ないんだよな、最近夜も落ち着いて眠らんないから・・・・っていうか!折角あの時の嫌な思い出を忘れ掛けてたのに、何で今頃になってまたあの時の夢を見るように・・・・?」ティムラス(っていうのも・・・・・・うん、きっとあれのせいだな) パタ・・・・・タタタ・・・ !! カタン・・・・タタタ・・・・パタパタパタ・・・ カリカリカリ・・・・・・タタタタ・・・・ カサ・・・・カサカサカサ・・・・・カサ・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 フゥ~・・・ ティムラス(最近になって急に鳴るようになったこの音。何何だ一体?虫か?・・・・でも虫にしてはもっと大きな音なんだよな~。オレの部屋以外は何ともないらしいけれども、一応母さんが害虫・害獣駆除を頼んでくれたんだよな。でも、業者は動物が入り込んでいる形跡はまったく無いって言って結局何も処置をしてくれなかったらしいし・・・・・俺の部屋以外は何ともないから気のせいだろうって言われても、この何かの気配のせいで昼もこの部屋でゆっくり出来ないし、夜も落ち着いて寝られないんだよな~・・・・ただでさえ俺こういうの超~~~苦手なのに・・・!!お陰で家族で見た心霊番組がいつも頭を過(よ)ぎっちゃって、いい歳して夜中にトイレに行くのも怖いだなんて絶対人に言えない・・・・!!) ティムラス「・・・・はぁ~・・・・」 ソル「何かお困りのようだね?」!!! ティムラス「うッうわ~~~~~っ!!」 ドールストーリー【冬の夜長の・・・・・・?【2】】に続きます。
2010年12月14日
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ズンドコ山♪ ズンドコ山♪楽しく愉快な仲間が一杯♪ 不思議で楽しいズンドコ山♪イモムシ・蝶々・クワガタにカブト虫、素敵な仲間が沢山居るぞっ♪ 小さい森に山あり谷あり 谷 啓~♪(なんのこっちゃ♪) 最高に楽しいズンドコや~ま~!♪ おお! 美味しそうなご馳走発見♪ しかも二人だ大ラッキー♪(左の方が好み~♪) 喰っちゃえ喰っちゃえ♪ 皆で喰っちゃえ♪ 若い兄~ちゃん、スジは硬いけどジューシーだ~!♪そしたら先ずは♪ オオスズメバチさんから一口ど~ぞ!どこから喰う喰う? やっぱ足から? 頭から~?♪ズンドコ♪ ズンドコ♪ ズンドコ♪ ズンドコ♪う~ん・・・・・や・・・・やめろ・・・・ ズン♪ズンズンズンドコ~♪(パクリかよ♪) う~~~ん・・・・ ・・・・・・・・・おい! 俺なんて美味しくないってば!! そんな、またまたご謙遜~♪ アホか~! ズンドコ♪ズンドコ♪ズンドコ♪ズンドコ♪ 変な歌やめろってば! やめろ! スラスラスイッスイッスイ~♪ やめろ~~!! ・・・おい!! ??「おいってば!」 ハッ ガバッティムラス「あっ・・・!!」ソル「おお!やっと起きたか!!」ティムラス「むっ・・・・虫!!あの虫達は!?」ソル「フゥ~、知らね、俺もいつのまにか気を失ってたみたいで、気付いたらミミズ一匹居なかった。」 ティムラス「・・・そ・・・・・そうかしかし・・・・あれはいったい何だったんだ?」ソル「う~ん、分かんねぇ。俺も一瞬、夢でも見てたのかと思ったけど、夢にしてはリアル過ぎるし、起き抜けのお前の様子を見て、あれは夢じゃなかったんだと今確信した。・・・しかし、あの大きさと数はマジで尋常じゃねぇよな?」 ティムラス「・・・・あ・・・あぁ、どこかの前人未到のジャングルとかだったらまだ分かるけど、普段普通に人が散歩に来る遊歩道のある森だぜ?いったい何が原因で・・・・」ソル「もしかして悪の組織がこの森でコッソリ人類を滅亡に導く実験をしていて、あの虫達はその実験に使われた虫なのかも・・・・もしくはその廃棄物で汚染された何かを浴びたとか飲んだとか・・・もしくは国が秘密裏に・・・」超真顔。ティムラス「っもう!俺真面目に話ししてるのにちゃかすなよ!」 ソル(真剣にそう思ったのに・・・でも面倒臭そうだから黙っておこ)「いや、悪い悪い。でもさ、ちょっと外れると直ぐに背の高い草に囲まれた山の中に入っちまうし、意外ともっと深い所にはひょっとしたらあんなのが沢山住んでいる場所が人知れずあるのかもよ?だって、1匹ではなく何匹も居たもんな。」ティムラス「う~ん・・・・で・・・・でも、どうする?もしあれが現実なんだとしたらこのまま黙っている訳にはいかないんじゃないか?皆に知らせた方が・・・でもあんな事皆信じてくれないかな~?」 ソル「う~ん・・・・まぁ、リアルに考えて、イタズラ好きのオオカミ少年2人としてまったく相手にされないか、狂人扱いされるのがオチだろうな~。」 ソル「と、ゆー事で、あれはやっぱ夢だな。」ティムラス「はぁ?」ソル「うん、夢夢!だってあんな事、普通に常識的に考えてもありえね~もん!てか、真剣に考える方がどうかしてるぜ!」ティムラス「え?え? だってさっき夢じゃないって確信したって・・・まぁ、でも確かに普通じゃ考えられないけど」 ソル「とにかく!この事は夢だったの!そしてこの事は二人の秘め事として他言無用にする事にしよ! 以上!もういいよ~、疲れたし、考えるのももうカッタルイよ~」ティムラス「以上!って勝手に話し締めくくってるし・・・・・・え~?マジで~?つか、秘め事って何よ?・・・・あ~・・・ん~・・・でも、ホントにこんな事言っても普通誰も信じないよな~。・・・・・しかし、本当にあれはいったいなんだったんだ?」ソル「集団催眠だったんじゃん?二人しか居ないケド。」ティムラス「またそんな適当な~」ソル「じゃぁこれならどうだ?クソ暑い中、道に迷ってさ迷っている内にいつのまにか二人してプチ熱中症に陥っちゃってて、道に戻ってきて安心した途端気が緩んで二人一緒にバタンキュー、気を失ってしまって、二人で同じような夢を見ちゃったんだよ。ほら、人って高熱を出した時には幻覚を見ちゃうっていうし、夢の内容が似通っていたのは、二人共カブト虫を捕る目的で頭が一杯だったから。」ティムラス「あ・・・あぁ、まぁその説明だったら無理やりな気もするけれども何となく納得いくかも・・・・」 ソル「だろ!?うん、きっとそうだったんだよ!とにかく、もうこの事件は忘れよう! ナシナシ!!そして早く家に帰ろう! 見てみろ? もうこんな暗くなってるんだぞ?」 ティムラス「うわ!本当だ!ヤバイ!!ソル!懐中電灯二つ持ってきたから1個持てよ、早く帰ろう!また道に迷うなんてゴメンだぞ!?」 ソル「うわ~、懐中電灯まで二人分持って来ているとは・・・・何から何までお世話になります~ぅ!」 ティムラス「は~、しかし、本当に今回は災難だったよな~。夏休み最後の貴重な1日だったのに、とんだ夏休みになっちゃったよ結局道に迷って遭難仕掛かって疲れただけだし・・・・・・・」ソル「まぁまぁまぁ、結局はケガも無く無事に帰れるって事で・・・・こういうのが後になってから『 (*^▽^)/□☆□\(^▽^*) あの時は大変だったけど、良い思い出だったよな~ ┐( ´∀`)┌ ┐(´∀` )┌ HAHAHAHA!』って語り合えるようになるんだって!」ティムラス「はぁ~、ソルのその性格が羨ましいよ」ソル「ありがとう!」 ティムラス「褒めてないって」 ガサ・・・ ・・・・・アノ・・・・ニンゲン・・・・ ・・・・・・・フウイン キズイタ・・・・・ ・・・・・デモモウヒトリ、フウインゼンゼンキズカナカッタ・・・・・・ オモシロイ・・・・フタリ・・・・マッタクマギャクノニンゲン・・・フタリ・・・・ ドウスル? ・・・・・・・・ ドウスル? 続く?
2010年09月03日
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ティムラス「何?何が居るの?」 ソル「ほらほらほら!あそこのド間ん前の木の所、茶色っぽいの見えない?」ティムラス「ん~?」 !ティムラス「カブト虫!? しかも、かなりデカイカブト虫だ!イマイチ距離感が掴めないから何とも言えないけど、こっからチラっと見ただけでもかなりデカイっていうのは分かる! すげぇ!!」ソル「だろ~!?な、やっぱこの山のカブト虫はデカくて立派なんだよ!見てみろよ!あの色・艶!! 絶対た・・・一時は手ぶらで帰らないといけないのかと思ったけど、ラッキーはここに隠れてたんだな~♪」ティムラス「で?どうする?」ソル「どうするってもちろんゲットするっしょ!今は1匹しか居ないけど、あれだけ立派なのが居るって事は、この近くにも探せば同じ様な大きさの奴も居るという可能性は大だぞ!幸い、あちらは食事に夢中のようだし・・・・・行くぞ!」L(‘▽‘)/ レッツラゴー!ティムラス「え? あ、あぁ」ガサガサガサ・・・・ ティムラス「・・・・なぁ~」ソル「ん?」ティムラス「あそこまで結構な距離があんのに、どうしてここから迂回して匍匐前進しながら隠れて行く必要があるの?」ソル「気分」ティムラス「」ソル「ウソウソ!冗談だって!んもぅ!す~ぐムキになる~!何故ってさ、あんな立派なカブト虫なんてめったに出会えないんだから確実にゲットしたいじゃん!・・・お前、俺の後ろに居るからって俺の美尻ばっか見るんじゃね~ぞ?あのカブト虫だけ逃さない様に集中して見てろよ!」ティムラス「見るか、アホ!!」ソル「バカ!デカイ声出すなよ!これからが真剣勝負なんだから会話も禁止な!」( ` 曲 ´)b シー!ティムラス「あ~、ハイハイ、もう好きにしてよ。」(も~! 無計画に勝手に林に入って行ったり、(っていうか、そもそも道に迷った原因はそれだしっ)人に集中しろって言っておいて自分は冗談ばっかり言ったり、ホンット!自由人だよな~!)ソル「ん?今、何か思った?」ティムラス「別に・・・・って言うか、思うぐらい自由じゃないか」 ガサガサガサガサ ソル「おい!」ティムラス?ソル「おいってば!!」 ティムラス「・・・・も~ぅ、今度は何!? さっき自分がカブト虫から目を逸らすな!会話禁止!って言ったクセに・・・」ソル「俺の美尻が魅力的なのは分かるけど、こんな状況の中なのに人のケツ触るなよな~。そんなに触りたいんなら、後でタ~ンと触らせてやっから~」 ティムラス「はぁ!?何気持ち悪い事言ってんの!?物好きな変態じゃあるまいし、誰があんたのケツなんて触るか!!」ソル「え~、照れるなって!さっきから何回も俺のケツ撫でてんじゃん!まったく、血気盛んな男の子は我慢が効かないから困ったものよねェ~~~~~ y-ξ ̄ー ̄ξ 」っていうか!物好きな変態じゃあるまいしって随分な言われようねっプンプン!これでもあたくし、モテましてよ!?ティムラス「だ~か~ら~、俺じゃないって! 枝かなんかが引っ掛かってるんじゃないの?いい加減ふざけるのは・・・」 !!ソル「何?」ティムラス「え?・・・・あ・・・ソル、それ・・・・」 ソル「ん?」ティムラス「えっと、だから、要するに、お前の尻を触ってるのは俺じゃないというか~・・・うん。」ソル「あ~?もう! 何!? ハッキリしないな~! いったい何が・・・・」 !?ソル「・・・え? こ・・・・これって~・・・・」 ソル・ティムラス「 (;‘ー‘) (‘ー‘;) 」 ウ・・・ギャ~~~~!!! ソル「何これ何これ何これ何これ!?って事は、さっきから俺の美尻をツンツンしてたのはこの巨大なヘラクレスオオカブトの角だったって事!?っていうか、これ本物!? っていうか、日本の山に野生のヘラクレスオオカブトって生息してたっけ!? っていうか、環境破壊の影響!? っていうか、俺はどちらかというとコーカサスオオカブトの方が好きだ~~~!・・・・うんうんうん! 大丈夫! カブト虫は肉食じゃないから喰われる心配はナイから! な!」ティムラス「う・・・うん確かにカブト虫・クワガタは樹液を主食とする昆虫だけど~ソル~、パニくる気持ちは良く分かるけど、言ってる事が段々支離滅裂になってきてるよ!」ソル「こんなに大きかったら虫篭に入らない~ (T_T)ノ曲 」ティムラス「そんな事言ってる場合か!と・・・とにかく、こんなに大きいなんて今年の気象並みに異常だよ!喰われる心配は無いって言っても、何されるか分からないからここは一旦逃げよう!」ソル「くっ・・・・高く売れそうなカブト虫だな~と思ったのに、まさかこんなモンスター級だったとは・・・・」ティムラス「はぁ!?あんた、ペット屋に捕ったカブト虫を売る目的で虫捕りに来てたのか!?」ソル「え!?・・・・・い・・・いや! 違っ・・・・これはただ単に言葉のアヤで~・・・・・」ティムラス「な~にが『少年の頃を思い出して( *´ー`)フ・・・』だよ!ったく!結局大人の欲望の小遣い稼ぎ目的だったんじゃん!」ソル「いやいやいや・・・だから誤解だって~! それよりも、早く逃げね?」 !ティムラス「・・・もう・・・、それは・・・ちょっと難しいかもぉ・・・・」ソル「何でよ!?」 ティムラス「周りを良く見てみろよ、気付かない内に」ティムラス「囲まれてる・・・・」!!!ソル「ウソ~!モンスター級のムシキングがこんなに!しかも、コーカサスとか外来種も居るぞ!?さすが外来種!どの環境にも適応して逞しく生きてるんだな~!こんなんだから日本の在来種が絶滅に追い込まれるんだわ~」ティムラス「冷静にそんな事言ってる場合か!?!!・・・・オ・・・・オオスズメバチまでデカイのが居る」ソル「うわ~、こちらもこれまた立派な大きさで。 ははっ・・・あはははっ」↑壊れ気味 ティムラス「あ・・・あのさ、そういえば、オオスズメバチってさ・・・・」ソル「! お・・おい、・・・・それ以上言うなよ?」ティムラス「攻撃性の強い・・・・」 ソル「やめろって!」ティムラス「強力な毒針を持った、肉食昆虫なんだよね・・・・」 ソル「だからやめろってばー!!」 ギャ―――――!!!僕の夏休み【6】へ続く。
2010年09月02日
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ソル「あっれ~?」ソル「っかしいな~?」ソル「ここさっきも通らなかったっけ? なぁ!?」ティムラス「・・・・・ん~・・・・・。」ソル「何だよ何だよ、まだモヤってるのか~?それとも、もうバテた~?」ティムラス「いや、もうそんな気分は無くなったけど・・・・でも、そうだよな、何だかさっきから同じ所をグルグル回ってるような気がする・・・・あの、同じ木がいっぱい生えてる所、さっき俺らが通った跡があるもん。おっかしいな~、この地図の通りに歩いてるのに・・・・」ソル「おいおいおいおい勘弁してくれよ~。道を見失ってから道を探して獣道をず~っと歩き回ってるってのに・・・・。お前の持ってきた地図古いんじゃねぇの?」ティムラス「そんな事ないよ!これ、家を出る直前に今年の地図をネットからダウンロードしてプリントアウトしてきたんだもん。」ソル「そうなのか?お前結構シッカリしてんな~。」ティムラス(だから・・・あんたがシッカリしなさ過ぎなんだって)ソル「しかし、お年寄りからお子様まで散歩出来るような散策用の散歩道が整備されいてる森だから道から外れなければ大丈夫と思って安心しきってたけど、まさかこんな事になるとは・・・失敗したな~。もう随分人類に会ってないじゃん・・・・・・・って・・・・・お!?あんな所に案内板発見!」ティムラス「え?・・・あぁ、本当だ!案内板がある!・・・・・・・あれ?でも、あんな大きい案内板だったら、さっき通った時に気付く筈だと思うんだけど・・・・」ソル「んもう~、いいじゃん!そんな細かい事気にしてたらキリないって!あん時は夢中になって話しながら歩いてたから気付かなかったんだよ。とにかく、丁度良い所に案内板があったんだから見に行ってみようぜ!」ε=ε=ε=ヘ(^∇^)ノ ~♪ ガサガサガサッ ティムラス「あ! お・・・おい!足場の悪い所でいきなり走るとスっ転ぶぞ!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ティムラス「・・・・ふんふんふん、ここがさっき通った道だろ? で、デカイ岩があった場所がここで、その後こっちに曲がったから~・・・・・そっかそっか!こっちの方に草に埋もれた道があったんだな!な、この林を右に150mくらい抜けると小さな小川があって、そこを渡れば散歩道に出られるらしいぜ、行ってみよう!・・・・っていうか、何だよこのプリントアウトした地図! 案内板と微妙に違うじゃん!」ソル「詐欺HPに引っ掛かっちゃったんじゃないの~? とにかく、案内板の方が正しいんだろうから、それに従おうぜ」ティムラス「あぁ。・・・・ん~~でも、ちゃんと正規の地図か確かめたし、ウィルスソフトもちゃんと入れてあるのに・・・そんな事ってあるのかな~?」 ガサガサガサ・・・・ ソル「お!小さな小川、あったあった!ついでに道も発見!!」ティムラス「ホントだ~、やっぱ案内板の方が正しかったんだな。ちぇ!折角地図をプリントアウトしたのに意味無かったじゃん!」 ソル「まぁ、今回の事で勉強したと思ってさ~。しかし、イタズラかなんか分かんないけど、デタラメの地図をHPに載せるなんて酷い事するよな~、シャレになんないぞ?もし本当にイタズラだったら、そのサイト、通報しといた方が良いぞ?」ティムラス「あぁ、そうだな。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ソル「は~、しかし、一時期はどうなるかと思ったけど、ちゃんとした道に出られて良かったな!」ティムラス「あぁ、でも、これまでずっと歩いてきたけど、蝉とか蝶々ばっかでカブト虫とかクワガタらしき昆虫にはまだ出会えてないな。」ソル「ん~・・・・・そう言われればそうだな。もっと奥にいかないとダメなんかな~?」ティムラス「え~?でも、迷った分かなりな時間が経っちゃってるぜ? 帰りの時間を考えたら虫探しに掛けられる時間はもう2時間くらいしかないよ? これ以上奥に行くのはあきらめるしか・・・」ソル「え~~~!?やだ~~~!!じゃぁ、ここでカブト虫を探せっていうの!?こんな所に居る訳ないじゃん!ヘタしたら何も見つからないまま帰る事になるぜ!?それじゃぁ骨折り損のくたびれ儲けじゃん!絶対やだ~!!」ティムラス「絶対やだ~!つったって、周りを見てみなよ、散歩道に戻ってきたのに人っ子一人居ないだろ?誰かしら居れば何となく安心だけど、周りに誰も居ないまま奥に進んで、また道に迷ったら今度こそアウトだぞ?」ソル「・・・・う~~~」ティムラス「まぁ、俺はずっと歩き通しで疲れたし、喉も渇いたから、とりあえずこの小道を抜けたら平らな所に行って一先ず落ち着こうよ。」ソル「そうだな、よく考えたら俺も喉カラカラで・・・・・」!?ティムラス「? どうした?」ソル「シ!あそこ・・・・・あそこ!!」(゚ー゚ )σ クイクイッ ティムラス「え?何?」ソル「ちょちょちょ・・・・! ソ~っと俺に付いて来て!!」コソコソ・・・(((((ヽ(゚∇゚;)ティムラス「て・・・え?お!おい! また勝手に~!林に入っていくなって!またさっきみたいに道に迷うぞ!?」ソル「大丈夫だって!直ぐそこの木の陰だから!ほら!腰低くして!!この開いてる所からソっと見てみ!?」ティムラス「え~?何を見つけたの?本当は俺、今休憩したいのに~ タイミング悪・・・」 ガサ・・・・ 僕の夏休み。【5】に続く。
2010年09月01日
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~♪~~~♪♪♪ ~~♪♪ソル「いや~さっきは本当に悪い事しちゃったし・・・・マジで許してもらえないかと思ったけど許してもらえて良かった!ぶっちゃけ一人じゃ心細かったんだよね~!付いて来てくれてありがとねっ」ティムラス「まだ許したワケじゃないけど・・・・だってさ、あんた人が止めてるのに忠告を聞かないで本気で一人で山に行きそうだったし・・・・っていうか、気分が乗っちゃえば後先考えないで一人でフラフラとどこでも行っちゃうタイプだよね?っていうか、大の大人が一人で虫捕りっていうのも恥ずかしくない?」ソル(とか言いつつ、何だかんだ言って結局心配になると放っておけなくて付いて来ちゃったりするタイプなんだよね~、コイツは。 良い奴~!だからコイツ、好きなんだよね。・・・・・扱い易くって。)「いや~?ペットショップの業者とかでも自分で山に入ってカブト虫やクワガタ捕って売ってるらしいし、そんなに不自然じゃないだろ?個人の虫も状態が良ければ買い取ってくれるらしいんだけど、ヒラタクワガタなんて運良く大きい物を捕まえてペットショップに売れれば万単位になるらしいぞ?」ティムラス「へ~、そうなんだ~。・・・・・って・・・・・ん?やけに詳しいな。」ソル「え?・・・・そうか?あ~ぁ、ほら!今回虫捕りに行きたいな~って思ったからさ、ネットで色々調べてたんだけど、そん時にチラっと書いてあったんだよ」ティムラス「ふ~ん。 っていうかさ~。」ソル「何?」ティムラス「その服装何とかならなかったの?」ソル「は?」ティムラス「いくらなんでも森に入るのにシャツにスラックスってありえないだろ~?他に無かったのかよ?しかもめちゃ軽装だし・・・持って来た物が虫篭と虫取り網だけって普通ありえないだろ?」ソル「・・・・あぁ、だって、そんな本格的な山登りではないし、俺これしか服持ってないんだもん。でも、その代わり靴はちゃんとスニーカーを履いてきたよ?最近miwakoさんもケチ臭くって男子ドールの服も買ってくれないしさ~。ホンット、困っちゃうんだよね!」う・・・―( ̄ー ̄;)→グサッ!(by美羽子)ソル「っていうかさ、俺の事軽装って言ってるけど、そういうお前は何でそんなデカイバッグ持ってきてるんだ?っていうか、何故山登りにショルダーバッグ?リュックとか無かったのかよ?」ティムラス「あぁ~、これ?」ティムラス「本当はリュックを持って来たかったんだけどさ~、また例の如く美羽子さんが買ってあったリュックをどっかにやっちゃったから仕方なく一番デカイこれになっちゃったんだよ。ううっ・・・=(ー ー;)⇒グサグサッ!(by美羽子)でも、俺が付いて来て正解だったな、だってあんた本っ当~に何も持ってきてないんだもん!暗くなった時の為のライトだろ?腹が減った時の軽食だろ?後、熱中症対策のタオルに飲み物に虫刺され薬と~・・・・」ソル「へ・・・・へ~、凄い重装備だねぇ~・・・・」(もしかしてコイツも面倒臭いタイプの人間か?) ソル「・・・・っと!おお!ほら!二人で楽しく話している内にズンドコ山の入り口に着いたぞ!」 ティムラス(さっきまでショゲてたクセに今はこの変わりよう・・・ゲンキンな奴。っていうか、まさかとは思うけど、もしかして俺・・・・まんまと乗せられてるっぽい?)ソル「ん?どした?早く行こうぜ?」ティムラス「あ~・・・・・うん。」 ザク・・・・ ゾクッ!?ティムラス(・・・・・何だ? この感じ・・・・・?)(・_・ ; )( ; ・_・)(゜゜; )(; ゜゜) ソル「?どうしたんだよ、急に立ち止まって、お前さっきからおかしいぞ?具合でも悪くなったのか?」 ティムラス「え? ・・・・あ、ううん、具合が悪い訳じゃないんだけど~・・・」 ソル「んじゃぁンか? でも、公衆トイレだったらかなり道を戻らないと・・・・・」ティムラス「ち・・・違う! そんなんじゃねぇよ!」 ソル「だったら何だよ~?ハッキリしないな~!」 ティムラス「あの・・・さ。」 ソル「うん?」 ティムラス「今更こんな事言うのも何なんだけど~・・・・」ソル「何?」 ティムラス「・・・・・山に入るの・・・・止めないか?」 ソル「はぁ!?ここまで来て何で急にそんな事言うの!?」 ティムラス「いや・・・・その・・・・何となくここから先に入っちゃいけないような気がするというか・・・何と言うか・・・」 ソル「何だよ~!さっきまで虫捕る気満々で持ち物チェックしてたクセに!何の理由でそんな事言うんだよ!?」ティムラス「う・・・・理由って言われても説明出来ないけど~・・・・でも、何となくそんな気がしてしょうがないんだよ。」 ソル「も~~~!我侭さんだなっ!具合が悪いわけでもウチさんでもないんだろ!?大丈夫大丈夫!!俺が付いてるでしょ~?ここまで来た労力をムダにしない為にも目的は最後まで達成しなくちゃ!俺が手を引いてあげるからさ! さ!行こ行こ!!」 グイグイッ ティムラス「え!・・・ちょ・・・・!」 ソル「ほら!周りを見てみろ!きれ~な森だな~!綺麗な森を見ている内にそんなモヤっとした気分なんて吹っ飛ぶから~!・・・・ん?何だ?こんなクソ暑い中に居るのに手が氷みたいに冷たいな・・・俺が暖めてやろっか?」 ティムラス「分かった! 分かったから手を離してくれよ!・・・・っていうか、BLみたいな事言うのやめろよ気持ち悪いから」 僕の夏休み【4】へ続く。
2010年08月31日
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ソル「っも~~~う!」ティムラス!?ソル「そういうイジワルな事を言うのならこうしてやるっ!!」!! ティムラス「っあ~~~!!何すんだ!」ソル「俺よりもゲームの方が大事っていうからこうなるんだぞ!?」 ティムラス「わ!バカ!!止めろって!!今マジで大事な所なんだから!!」ビビビ・・・・・キュン!キュン!!ソル「えい!うりゃ!!」ティムラス「マジでやめろって・・・おいっ・・・・指放せってば!あ~~もう!!ヘタクソ~~~!!弾切れ!?早くっ早くリロードさせろ!!」 ピピピピピピ・・・・チャラン♪ ソル「大体さっ どうせ今回の夏休みも特にどっか行ったとか珍しいもん喰ったとか無いんだろ!?絵日記に書けるようなイベントが無かったんなら、思い出作りにクワガタ捕りくらい付き合ってくれてもいいじゃんかさっとりゃ!!」 俺なんか今年もスイカしか食ってないし! プールと海しか行ってないし! 仲良くなれた女の子も少なかったし! 面白い心霊TVもやってなかったし!っつ~か、しかし、最近の心霊動画はビジュアル的に怖い事は怖いし良く出来てるけど、どうしてああもあからさまに作り物全開なんだ!?超~~~つまんねぇ!ティムラス「絵日記って俺は今年も怪我や事故も無く無事に夏休みを過ごせて良かったと思ってるよ!っあ~!右に回避させろってば!そっちにライフBOXがあんのに!!」今年もスイカ食えたし!プールと海にも行けたし!プリプちゃんと1回買い物にも行けたし!心霊TVも見なくて済んだし!・・・って!・・・お・・・おばけが怖い訳ぢゃないぞ!?殆ど作り物の心霊動画が下らないだけさっ(↑実はめっちゃ怖がり) ティムラス「って・・・・・あ・・・あ・・・・ああ~~~~!!」チュドーン! デデデデデ・・・・・テテ~! ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ― GAMEOVER ― ティムラス「・・・・・あぁ~・・・・・」 ・・・おい! ・・・・・・・・おいってば! ソル「おーい!いい加減こっち向けよ~!・・・・・何だよ?たかがゲームくらいでそんなに落ち込むか?普通~?またやり直せば良い事だろ~?」ティムラス「・・・ふざけんなよ、何回もエントリーして今回やっと全国ランク10位内に入りそうだったのに・・・ここまで点数上げるのに何ヶ月も掛かってすっげ~苦労したんだぞ?もうここまで点数稼げるの、いくら運が良くても無いかも・・・」ソル「え!?・・・そんな大事なゲームだったの?俺、てっきり普通にプレイしてるのかと思って・・・・」ティムラス「・・・・・・・・。」ソル「でも、ほら?またやり直しはきくんだろ?」ティムラス「そういう問題じゃねぇんだよ・・・」ソル「・・・・ごめん、俺、そんな事知らなかったから・・・・。<(・_・;)ポリ・・・」 ティムラス「・・・・・・・・。」ソル「あの・・・・マジでごめん!ふざけ過ぎたよ」シュン・・・ ティムラス「・・・・・・・・・・。」 ソル「ん~~~~・・・・じゃ・・・ゴメン、本当に悪い事したよ・・・・あの・・・・・邪魔しちゃったったな。んじゃぁ仕方ない、山へは一人で行って来るよ。」 !? ガバッティムラス「ちょっ・・・何でそこで一人で行く事になる訳?行くのなら誰か誘った方が絶対いいぞ?あそこ、ガキの頃親父に連れてってもらった事があるけど、結構森が深いし、今からの時間行くのなら大人でも一人だと危ないと思うし・・・・。どうしても行きたいんなら日を改めるとかさ~。」ソル「え~?大袈裟だな~。大丈夫だよ、そんな奥まで行かないつもりだし」ティムラス「バッカだな~!そう言っておいて虫捕りや山菜取りに行って夢中になっている内に奥に行っちゃうから、山に慣れた登山者とかでも遭難しちゃうんだろ?絶対ヤバイって!」 ソル「ん~・・・・でもさ、俺のスケジュール、今日しか空いてないから今日が最後のチャンスなんだよね、だから今日に拘ってるワケ。グズグズしてたらもうあんな立派なカブト虫捕れないかもだし、それに、俺が一緒に行きたいのはティムラスだもん」ティムラス「だ~か~ら~、何で俺にこだわるのよ~?」ソル「ん~・・・・。いいっていいって!確かに我侭言ってたのは俺だし。いいよ、俺一人で行って来るから。じゃ・・・・・な。」ティムラス「・・・・・・・・・・・。」僕の夏休み【3】に続く。
2010年08月30日
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ミーンミンミンミンミンミン・・・・・ ジーワジワジワジワ・・・・・『あ~・・・・あっついな~っていうか、蝉ウルサ!』気が付くと、今年の夏休みも、もう1日だけか~・・・・最後の1日だってのに、外は相変わらず物凄い良い天気だな~。 ミンミンミンミンミン・・・・・ はは、『最後の夏休みなのに物凄い良い天気だな~』っていうのは何だか変か? ジーワジワジワジワ・・・・・ ・・・・・夏休みになる度に、今年の夏休みは何だかすんごい楽しい事が待っていそうな気がしてて、何が起こるのかちょっと期待してたりするんだけど、結局今年も取り立ててなんら変わった事もなく、いつもと変わらない地味~な夏休みで、ちょっと物足りなかった気がするけど・・・・ ミンミンミンミンミン・・・・・ま、これはこれでいっか~・・・・・人間、何事も無くつつがなく、普通~に暮らしていけるのが1番・・・・ ミーンミンミンミンミンミン・・・・・ ジーワジワジワジワ・・・・・今年も何の問題も無く平和に過ごせて良かった良かった。な~んてジジ臭い事を能天気にボ~っと考えていたそう、あの時までは。その後に起こる事件など予想もつかずに・・・・・。??「カブト虫取りに行かないか?」 ドン!ティムラス「は?」 ソル「カブト虫だよ、カブト虫。」 ティムラス「はぁ~?小学生じゃあるまいし、何でこの歳になって猛暑の中山に行って虫捕りしなくちゃいけないんだよ?」しかもいきなりのドアップで・・・・・ティムラス「・・・・っていうか、そのふざけた性格は、あんた、ソル3兄弟の内の長男トン吉だな?」ソル「は!?何!?そのふざけた名前は!?」しかも、そのふざけた性格ってどういう事!?シツレイしちゃうっティムラス「え?だって、この前miwakoさんが、ソルは家に3人居るから、『お迎えした順番に、長男トン吉・次男チン平・三男カン太ね』って言ってたよ?顔が一緒だから名前決めないとややこしいからってさ~、聞いてなかったの?」ソル「は~? ったく、いつもふざけたおばさんだよな~!(しかもトン吉・チン平・カン太って・・・・年齢バレバレだよ)こんな美少年をつかまえてカン太とは何だよ、カン太とは!そんな名前絶対認めないからなっ」プンプン!ティムラス「まぁ、それは置いておいて、何でいきなり虫捕りなの?そしてどうして誘うのが俺なの?」ソル「お前~、俺の人生においてこんな重要な一大事をサラっと流したな?・・・・・んまぁいっか。そうそう、それなんだけど、この前さ~、買い物帰りにフと空を見たら、結構立派なカブト虫が裏山の~・・・・ほら!あのズンドコ山ってとこ?そこに向かって飛んでいったのが見えたのよ。それを見たらさ、ムショ~~~に少年の頃の心が甦ってきてさ、(  ̄ー ̄)フッ トオイメ クワガタとかカブト虫を捕りに行きたくなったワケよ! だから虫捕りに行こ!」ティムラス「やだって!今、俺忙しいし・・・っていうか、ズンドコ山ってよく考えたらふざけた名前だよな~。とにかく、そんなに行きたいのなら俺じゃなく他の誰かを誘って行って行きなよ」 ピピピ・・・・テレッレレレ~♪ソル「忙しいって言って、今ゲームやってんじゃん!」ティムラス「だから~・・・・お!やべ!!」チュドーン!・・・・・ピピピピッティムラス「あ~、ヤバかった。ほら~!ソルが変に話し掛けるから最後の一機がムダになるトコだったじゃん!そんなに行きたいのならさ、俺じゃなく、あの~・・・・ホラ、何ていったっけ?生物学者のリンデン博士って居るじゃん?その人に同行してもらえばいいじゃん。」 リンデンで~す♪ソル「え~・・・・やだよぉ。「(ーヘー;)」ティムラス「何でよ?専門家だから虫捕りについても詳しいだろ?色々助かるかもよ?」ソル「だってさ~・・・・ほら、あの人、自分の趣味が高じて生物学者になった人だろ?・・・・・色々面倒臭そうじゃん・・・・。」1つ質問すると目をキラキラさせて10も20も答えが返ってきそうな~・・・・ティムラス「あ~・・・・んまぁ、確かにそうだね」ソル「それに、俺が一緒に行きたいのはティムラス君だもん。だ・か・ら♪ティムラス君、一緒に行こうよ~♪100均で俺とティムラス君の分の虫網と虫篭も買っちゃったし~!もう夏休み、1日しか無いんだよ?夏休み最後の思い出に付き合ってくれてもいいじゃん!」ティムラス「何で変な所で手回しが良いんだよ。っていうか、俺より年上のクセに甘えんなよな~とにかく、俺はこのゲームをクリアしたいの!今大事な場面だから、どうしても行きたいのなら誰か別の奴を誘って!」ポチ! 再開・・・・と!♪ビービビビビ・・・・ デデデッデデッデデデデデ~♪ ソル「ね~、そんな事言わないでさ~」ティムラス「おお!やっとラスボスのお出ましか!?」デ~デ~デ~ッデッデッデ~ッデッデッデ~♪ソル「ティムラスきゅ~ん?」ピピピ・・・ピピピッピ・・・ティムラス「お~い」 キュン!キュン!! キュキュン!! ソル「・・・・・・・・・・・・」 僕の夏休み【2】へ続く。
2010年08月30日
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ド~ス ドスドスドス!! ジュエ「く~ま~!! あきゃきゃっ!!」ドカドカッ しろくまく ん「ぎ~~~や~~~!! さっさすがぼっ 坊~~~!! チビっちゃくなってもパワーは据え置きなんやな~~!!ゴフッ!! ヒ~~~~!!」 ヴェ リタス「はは・・・・しろくま殿は相変わらず子供をあやすのがお上手ですね」しろくまくん「い・・・ いや、これはあやすというよりも弄ばれ・・・・ゴフッ!」ブチブチッしろくまく ん「ぎ~~や~~~!!」 ???「く~ ま~?」 しろくま「んぁ?」 ! しろくま「・・・・・へ?・・・・ぼ・・・・・坊・・・・・・・・?」 ヴェリタス 「ほ・・・ぅ、これはこれは・・・・・」 し ろくまくん 「坊が・・・・二人?な・・・・なんや・・・・・わて・・・・てっきりこのチビちゃい子が・・・坊かと・・・・・」 しろくま くんホ・・・・・「は・・・はは、な~んや~!この子ぉがあまりにも坊にソックリなもんやったから、わて、てっきり坊が何か悪いもんでも食ぅて縮んでしもうたのかと思うて心配してもうたわ~それにしても、よう坊に似 ている子ぉやね、どこの子やろか?」 ジュエ「・・・・・・・・・・・・・」(。・_・) ・・・・・・・・・・・ (・_・。) チビジュエ「・・・・・・・・・・・・・」 し ろくまくん「はは、二人共自分によぅ似てる子ぉが居るからビックリして固まってしもうたわ・・・・・・ん?」 ( ^∀^)人(^∀^ )ニッコ~ ジュエ 「じゅえ?」チビジュエ「じゅえ!じゅえ!」♪ アキャキャヾ(*^∇^*)人(*^∇^*)ノキャキャ~♪ヴェリタス「フフ・・・・本人達 はすっかり意気投合したらしいな」しろくまくん「そういえば、前にもこんな事があったな~。やっぱり似たもの同士、 通じ合うものがあるんやろね~(;^_^A」 ジュエ 「く~ま!」しろくまく ん 「へ?(゚ー゚)」 チビジュエ 「くま?」ジュエ 「くまくま!!」 ( ^∀^)人(^∀^ )ニッコ~しろくまくん 「え・・・・・?ちょ・・・・・あ・・・あの~・・・何でわての上に?おい・・・・ちょ~・・・・坊~?まさか? まさか・・・・・・・・!?」 ドスンドスンキャッキャキャッキャ し ろくまくん 「 ぎゃ~~~~!!デジャヴや!これっデジャヴや~! こら坊!!今冬毛から夏毛に生え変わる1番重要な時期なんやから!そんなポ ンポン跳ねられたら毛並みが痛むがなっ かっ・・・・・ 堪忍して~~~!!」 ドスンドスン ブ~チブチブチブチ・・・・ し ろくまくん 「ぎゃ~~!殺す気か~~~!!」 ??? 『・・・・・? ・・・・・・さん?』 しろくまくん 「う~~~ん う~~~~んそないに踏んづけたら内臓も飛び出てしまうわ~ え?敷物のお前には元々内臓なんて無いって? そんな事ないぞう~! なんちって~・・・・・・ハァハァ・・・・・ そんな事言ってる場合ちゃうわ~!」 う~~んう~~ん ??? 「しろくまさん、しろくまさん!!」 しろくまくん 「んぁ?」 しろくまくん 「あ・・・・わて・・・・・?」ジョリ「大丈夫ですか?ずいぶん魘されていたみたいですけど。」 しろくまくん「あ・・・・いや、ははあ、そうか、わてヴェリタスはんの土産の菓子があんまり美味しかったんで食い過ぎて、そのまま苦しくなって寝てしもうたんやったんやわ~お?嬢ちゃん、エライ可愛らしいカッコしてはるやないの?」ジョリ「あ、ふふ・・・・これですか~?ヴェリタス様がお土産にくれた着物です似合いますか?」しろくまくん「おぉ~!ゴッツイ似おぅてるわ、さすがヴェリタスはん、センスがええね」ジョリ「うふふ・・・ありがとうございます・・・・・ キャ!」コケッしろくまくん「あ~!嬢ちゃん、ド近眼なんやからちゃんと眼鏡掛けな~!折角の着物が破れてまうで?」ジョリ「そ・・・・そうですね、着物に眼鏡が似合わないかと思って外したのですが・・・・」ジュエ「く~ま~!」しろくまくん「おぉ、坊も居ったんかいな。そうそう、今の夢やけどな、可っ笑しいねん!ジュエの坊がな~・・・・・」 ガチャ ヴェリタス「ただいま。」ジョリ「あ!ヴェリタス様、お帰りなさい!!」ジュエ「べ~!」しろくまくん「あぁ、ヴェリタスはんお帰りなさい、久しぶりの日本の散策、どうでした~?」 ヴェリタス「何だ、ジュエ、ここに居たのか?」 ジョリ「? どうかなさったんですか?」 ヴェリタス「いや、それがな、」 しろくまくん、正夢の予感・・・・・・・・・・。
2010年04月22日
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しろくまくん「嬢ちゃん嬢ちゃん嬢ちゃん嬢ちゃん!!えらいこっちゃ~~!!」 バタ―ン!! しろくまくん「嬢~ちゃ~ん!!」 !?ハァハァハァ・・・・しろくまくん「ヴェリタスはん・・・・・・来てはったんですか~。」 ヴェリタス「あぁ、 今回こちらに来る予定があったので立ち寄らせて頂きました。すみませんね、ジョリ達を迎えに来たつもりだったのに、結局またこうしてジョリ達をお預けする事になってしまって・・・・」しろくまくん「いいえ~嬢ちゃんにも坊にも家事やら何やら気を使(つ こ)ぅてよくしてもろうて、逆にこちらの方が申し訳ないくらいですわ~。今回は長く居られそうなんですか~?」 ヴェリタス「いえ、今回はあまり長く停泊していられないので、仕事が終わり次第次の国に行かなくてはいけないのですが・・・・・。土産に珍しい菓子も沢山持ってきたので、お茶でもいかがです?」 しろくまく ん「おお~~!!これはまた美味しそうな菓子が沢山~わて、甘いもんには目がないんですわ~」ハッ しろくまく ん「って違(ちゃ)う!!そんな場合ちゃうんですわ!!」 ヴェリタス「そういえば、随分慌てて部屋に入ってきましたね、何があっ たんですか?」しろくまくん「そっそれがっせなっ背中!わてっ坊がっ・・・・・!チビっちょ!きっきのこっ」シドロドモドロ ヒョィ ヴェリタス「はは・・・ジュエ、お前随分小さくなって可愛らしくなったな~」ジュエ「ぷ~?」 しろくまくん「・・・・・へ?ヴェ・・・・ ヴェリタスはん、チビっちゃい坊を見ても全っ然驚いてないですけど~・・・・・もしかして、ジュエの坊って今までも普通に伸びたり縮んだりって事、あったりしたんですか~?」ヴェリタス「いえ、初めて見ましたが。」しろくまくん「ぶっ!・・・・・・さ・・・・・・さすが、世界中を旅してはる海上の女名探偵と呼ばれるお人なだけあって、ちょっとやそっとの事では驚かへん・・・・ぢゃなくて!いくらなんでも、体が縮むのはちょっとやそっとの事ではあらへんでしょう~~!?」ヴェリタス「ぅむ、しろくま殿が慌てて駆け込んできてから5分程経過したとして考えて、体に引っかき傷無し、噛み傷も無し、眼球にも異常は無し、腹は張ってないし口の中も異常無し、口の周りにも何か付いているという訳でもないし、悪い物を食ったという事ではなさそうだ。まぁ、確かに興味深い事例ではありますが、本人は至って健康ですし、ここで慌てても仕方無いでしょう?なぁ? ジュエ。」ジュエ「あきゃきゃきゃっ」 しろくまくん「・・・・・・は・・・・・はぁ~・・・・・」(このお人、あくまでも冷静や。 な~んか、一人で騒いでたのがアホみたいやわ~・・・・) ジュエ「く~!く~!」ヴェリタス「あぁ、しろくま殿に遊んで欲しいのか?いいよ、行っておいで」しろくま「はへ?(゚ー゚)」
2010年04月22日
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しろくまくん「はぁ~、今日はさっぶ!!昨日は真夏日やったのに、今日は10℃しかないんやろ~?いったいなんなんやろな、この異常気象は?ここんところの悪天候の影響で野菜の価格が高騰してはるし、もうそろそろ天気や気温も落ち着いて欲しいトコロやけど、いつんなったら落ち着くんやろか~?・・・・・・・・これも地球温暖化の影響なんやろな~、北極のしろくまはんも泣いてるっちゅうねん。ストップ! 温暖化!! やね。・・・・・・・・ん?」 しろくまくん(なんや、坊(ジュエ)やないか。こんな所で一人で何やってるんや?・・・・・あ~!ま~た嬢ちゃん(ジョリ)に黙ってこんな遠くまでフラフラフラフラ遊びに来てしまったんやろ!仕方ないな~、今頃嬢ちゃん慌てて探してはるで。) しろくまくん(お、気付いた。) 「坊~!こんな所でどないしたんや~?また迷子かいな~?この前もあれ程嬢ちゃんが一人でフラフラ出歩くな~言うて注意したったのに、また蝶々でも追いかけてここまで来てしまったんやろ?仕方あらへんな~、さ、おっちゃんと家に帰ろ。」 ジュエ「・・・・・・・・・・・・・・・。」 スタスタスタ・・・・ しろくまくん(ん?) スタスタスタ・・・・ しろくまくん (んん!?) スタスタスタッ・・・・ しろくまくん (んんんん~~~!?) ゴシゴシ・・・・・ しろくまくん「・・・・・・・・なんやろなぁ坊、おっちゃん・・・・疲れてるんかな~?坊がものごっついちびちゃくなってコンパクトに見えるんやけど~(当社比通常サイズより約3分の1縮んで見えます。)・・・・・おっちゃんの気のせいかな~?それとも、おっちゃん今白昼夢でも見てるんやろか?坊、ちょっと試しにおっちゃんのほっぺを抓ってみ?」 ジュエ「・・・・・・・・。」 しろくまくん「んもう!坊~!どないしたんや?ちぃとも喋らんと~!何か喋ってくれへんとおっちゃん困ってしまうやないか~!ハッ!(゜▽゜;) あ、そっか、やっぱりこれ夢やな、だっていつもの坊だったら喜び勇んでおっちゃんの背中にドスドス乗っかってくるもんな!よし、自分でほっぺつねってみよ!」ギュー! しろくまくん「いっで~~~~!なんや!普通に痛いやんか!・・・・・という事は・・・・坊?ほんまのほんまに、こんなにチビっちゃく縮んで~~・・・・・・!!まさか、何か悪いもんでも拾い食いしたんやないやろな!?」ジュエ「・・・・・ぷ~?」しろくまくん「何や!? 何食ぅた!? マリオにでも出てくるような赤いカサに白いプチプチの付いたようなキノコでも食うたんか!?(マリオのきのこだと逆にデカくなるけど)食ぅたんならすぐにゲ~しなさい!ゲ~!」ジュエ「げ~?あきゃきゃ!!」 しろくまくん「坊! 呑気に笑(わろ)ぅてる場合ちゃうって~!・・・・・・と、いうても、坊には言葉の意味が分からへんやろな~と・・・とにかく、えらいこっちゃ!早(はよ)ぅ嬢ちゃんの所に連れていかんと!!坊!おっちゃんの背中に乗り!」ジュエ「あきゃきゃきゃ!」しろくまくん「嬢~~~ちゃ~ん!!」
2010年04月21日
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ジャスミン「てんちょ~も本当にここ最近おかしいのよ。クリスマスの25日にさ、赤い顔して出勤してきたからどうしたのかと思ったら38度の高熱出して出勤してきてたの!だから、『お客様に風邪染す気か~!』って怒って無理矢理店を休ませたのよ~、そうでも言わないと絶対休みそうにないでしょ?前の日の昼間までは全然ピンピンしてたんだよ?なのに急に風邪ひいてくるなんて・・・・いつも自己管理がシッカリ出来ている人なだけにビックリよ。前の夜にどっか寒い所に長時間居たのかね~?」スコール(24日の夜、寒い所に長時間・・・・・・?まさか・・・・・まさかね、だって私が行った時誰も居なかったし・・・・でも・・・・でも、もしかして大神も私と同じ気持ちであそこに来てくれてた・・・・・?)ドキン・・・ドキン・・・・・ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ジャスミン「ま、 頑丈なてんちょ~が鬼の霍乱で風邪引く事はあったとしても、それ以外にもね~、あんたと一緒で一生懸命いつも通り仕事をやって る事はやってるんだけどね、やっぱり元気が無いんだよね~・・・・だから、アンタとてんちょ~との間に何かあったんじゃないかって思ってたんだけど。」スコール「や・・・・やだな!大神と何かなんて無いってば!大神は~・・・・ほら、今クラツィーアさんとの仕事も入って忙しいじゃない?だから~・・・・だから・・・・・・・それできっと疲れてるんじゃないの?」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ スコール「・・・・・ホントに、誰から見てもお似合いの二人だよね・・・・・。美容師が1度はヘアモデルとして一緒に仕事をしたいと憧れている髪を持つモデルさんに、お店を二つも構える人気の美容師だもん、きっとお互いに仕事を通してもっと上を目指せる最高のパートナーになれる筈だよね・・・・・。私は・・・・・デザイン事務所に務めてる普通のOLだし・・・・・」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。ジャスミン「・・・・・・ね、あのさ、いい加減クラツィーアさんの事に拘るのは止めたら?」ドキンッスコール「え!?な・・・・っ」ジャスミン「前も言ったけどさ、てんちょ~とクラツィーアさんは絶対何んも無いって!そりゃぁ私だってクラツィーアさんの事は美容師として一緒に仕事出来たら良いな~って憧れるモデルさんだし、人柄も気さくで良い人だと思うよ?・・・・・正直、私から見てもクラツィーアさんはてんちょ~の事、想ってんじゃないかな~って予感はあったんだけどね、でも、てんちょ~は仕事の上でクラツィーアさんと多く過ごす時間はあっても、絶対アンタの事を諦めてクラツィーアさんの方に気持ちが動く事は無いって!それとも、ここで自分が身を引けばてんちょ~にとってその方がプラスになるとかしおらしい事でも考えてんの?」スコール「ち・・・・ちが・・・っ」ジャスミン「正直に!」スコール「・・・・・・・・ん。だって、どう考えたってクラツィーアさんの方が大神に似合ってるし・・・それに、今まで散々大神に対してあんな態度をとっておいて今更・・・・・それに、こんなギクシャクしちゃったのは100%私のせいだし・・・・・。」 ジャスミンフ・・・・・「そっか、や~っと素直になったね!良い子良い子エライ!」スコール「ちょ・・・!私は子供か!!」ジャスミン「ん~・・・・でも、さ、何があったかは知らないけれども、てんちょ~とギクシャクしちゃった原因がスコールに100%あるって言うんだったら、やっぱりそれはスコールの方から歩み寄らないといけないよね?」 スコール「う・・・・・・ん、解ってる・・・・・解ってるけどさ・・・・・。」ジャスミン「それでクラツィーアさんの事も引っ掛かって結果がどうなるか怖い?・・・・・そ~だね!それが人を好きになるって事なのかもね?でもさ、好きになるってさ、付き合ったら仕事上好条件になるとか、この人は自分に相応しくないとか、そういうのって関係無いじゃん?そんな損得勘定の前に素直な感情で人を好きになるんだからさ、それを理性で切り替えようだなんて絶対無理だよ、だって好きなもんは好きなんだもん、自然な感情の事なんだからしょうがないじゃん。それに、てんちょ~はそういうスコールの素直じゃない性格も熟知した上で全部ひっくるめて今でもスコールの事が好きなんだからさ、もっと自信持って素直になりなよ」 スコール「で・・・・でも~~~~。もう、会わなくなってから随分時間経ってるし・・・・大神の気持ちが変ってないなんて保障も・・・・」ジャスミン「あらっマジ照れのスコール姉さん可愛い ( ̄m ̄*)大丈夫だって!てんちょ~は今でもスコールの事が好きなんだから!てんちょ~を身近に見てる私が保障するよ!だからこそ今てんちょ~もヘコんでるんだしさ。どっちにしても、結果を怖がってこのままズルズルしてたって、てんちょ~もスコールも苦しいだけでしょ?だったらさ、このままな~んもしないでズルズル苦しむよりもハッキリ自分の気持ちを言ってスッキリした方が良いって!」スコール「・・・・ジャスミン・・・・・」ジャスミン「んね!」 スコール「・・・・・・私、自分では普通にしてたつもりだったんだけど、結局知らない内に皆に心配掛けてたんだね、ごめんね・・・・・。」ジャスミン「そ~だよ~!あんたは自分の問題だからって黙ってたんだろうけれども、皆あんたの事が心配なんだから! それが解ったんなら、今までみたいに一人で黙~ってないで、私に相談するのよん!と!いけない!!終電の時間が無くなっちゃうわ!悪い!!私これで帰らせてもらうから!飲むのは良いけど原チャ乗れなくなっちゃうのが不便なのよね~!」スコール「あ!ジャスミン!!」 ジャスミン「ん?何~?」 スコール「あのっ・・・・・今日は・・・・話しを聞いてくれて・・・・ありがとう・・・」 ジャスミン「な~によ!改まっちゃって!んじゃ!また落ち着いたら店においでよ!待ってるから!」スコール「ん・・・・・ありがと・・・・・。」(素直に・・・・・か・・・・・・でも、本当に今更正直に自分の気持ちを言って受け入れてくれるのかな・・・・・?やっぱり怖い・・・・・あの時の、悲しそうな大神の顔がどうしても浮かんできて・・・・・・怖い・・・・・) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 スコール「って!ジャスミン!今日奢るとは私一言も言ってないんですけれども~!!」 ガタッゴチ!(by ジャスミン)
2009年05月18日
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スコール「あ!ジャスミン!!こっちこっち~」 ジャスミン「・・・・あ~・・・・帰っちゃおっかな~?」 クルッスコール「って!出て二コマ目でいきなりそれ!?何でよ!?」(プリプストーリーも半年振りなのにっ)ジャスミン「だって~クールガールなあんたがそういうかわゆくテンション上げてる時って、必ず仕事でビックバンな何かがあった時なんだも~~ん!!既に出来上がってるみたいだし~・・・・・・もう1本は開けたよね?」 怖い怖~い!スコール「んもぅ!失礼ね~!自分で言うのもなんなんだけど、私って普段からそんなに愚痴っぽくもないつもりだし、お酒飲んで荒れる方でもないでしょ~?やっと仕事が落ち着いてゆっくり会える時間が出来たんだから付き合ってよね~!」ジャスミン「・・・・あ~、ハイハイ、解りましたよ。たまにはスコール姉さんの愚痴に付き合いましょ。 で?何があったの?」スコール「そうそう!聞いてよ!取引先の担当がさ~!有名な老舗デパートの御曹司らしくってさ、超ナルシストで超勘違い男で、自分が黙ってても女が寄ってると思ってんのよね~。んでね、前々からウチの娘(こ)にもしつこく言い寄ったりして面倒な相手だったんだけど~・・・・私にもとうとう『仕事が欲しいんだろ?だったら今夜私のホテルの部屋に来なさい』とか年はそんなに違わないクセに超上から目線で命令して来てさ~!ベタベタ触って来るし、しつこくって!!」 ・・・・・――・・・・・―― ・・ ・・ ・・。 スコール「・・・・・・・でね!周りの皆も迷惑を蒙ってたし、ムカ付いたから私がビシっと皆の前で言ってやった訳よ!そしたら顔真っ赤にして『ちょっと遊んでやろうと思っただけなのにいい気になりやがって!この先どうなっても知らないからな!』とか脅されてさ~!子供かっつ~の!!でもさ、ほら、ウチのトコは小さな個人事務所じゃん?だから、流石に大きい取引先だったし、テヤンの意向も聞いてなかったからマズイかな~?と思ったんだけど、テヤンも『そりゃぁスコールが正しいよ、そんな所との取引はのちのち面倒事になるからこっちからお断りだ。つか、ぶん殴ってやりゃぁ良かったのに。ま、何か言ってきたら今度は俺が対応するから心配するな』とか言ってくれてさ~・・・・・」ジャスミン「は~、その清々しいまでの返し方はテヤン君らしいねふ~ん、そんな事があったんだ~。その御曹司、私も知ってるよ?私の友達がアパレル系に務めてるんだけど、ソイツにシツコク言い寄られて困ってたからハッキリ断ったんだけど、そうしたら店の服を汚されたり非常識なクレームを付けられたりして、チマチマチマチマいやらし~い嫌がらせを受けたって言ってたけど・・・・大丈夫?」スコール「あ~、大丈夫、大丈夫。私もその噂知ってたからちょっと警戒はしてたんだけど、今の所はね。どうせお坊ちゃん気質で大した事出来ないと思うし、そんな酷い事する根性もないよ!ったく!しかし、どうしてああいう奴って権力を笠に着て金で女を意のままにしようなんて考えられるのかね~?」ジャスミン「そういう奴って多いいよね~。でもさ、そんな事今まで何度かあったのに、アンタがそういう問題でそこまで荒れるなんて珍しいね~。」スコール「え・・・・そ・・・そう?」ジャスミン「うん、いつもだったら『女だからってなめられる事、この仕事をやってたらいつもの事だもん、気にしない』って言ってそれ程気にしないじゃん。それに、な~んかさ、アンタらしくないっちゅうか~・・・・最近余裕が無いっちゅうか・・・・だからそんなに余計お肌も髪もボロボロになっちゃって~・・・・どうせ寝る間も惜しんで仕事やってるんでしょ?美容師としては放っておけない症状にまでいってるよ~?」スコール「はぁ!?何それ~?てか、そう言うんなら、ジャスミンが髪とお肌をどうにかしてよ~」ジャスミン「や~よぅ!私がスコールの髪を手掛けるのは、てんちょ~の手前ちょ~っとね~・・・・心情的に・・・」スコール「何よそれ~!大神なんて関係ないじゃない!って言うか、最近って言ってるけど、最近では忙しくてお互いまともに会ってなかったじゃない!」ジャスミン「実際会ってなくっても、アンタがたまに店の前を通るからその様子で解るの!・・・・つか、アンタの事をあのテヤン君も心配してるんだよ?」スコール「はぁ!?何それ!?何でテヤンがそこで出てくるのよ!?」ジャスミン「この前テヤン君が私に相談してきたの!『最近スコールの奴元気が無いっつ~か、元気が無いのに無理して仕事取って来てるみたいなんだけど、大神と何かあったのか~?』って~・・・・。」スコール「は・・・はぁ~~~!?ななな・・・なんでそこで大神が出て来るのよ!?てか!人の事にあまり関与したがらないテヤンが、私の事を心配して誰かに相談なんて絶対アリエナイんですけど!?」ジャスミン「でしょ~!?んもぅビックリよ!あのテヤン君がだよ!?アンタの気持ちにも、プリプちゃんの気持ちにも、あまつさえ自分の本当の気持ちにも気付かない、あの超鈍感人間のテヤン君がだよ~!?(すんごい言いようw)・・・・だから、そんな人の事に関して無頓着なテヤン君ですら心配するくらいだから、よっぽどアンタの様子がおかしいと感じたんじゃないの?」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ぶぇックション!トモキテ(ヤンのバンド仲間)「ど~した?」テヤン「・・・あ~、どうしたんだか急にクシャミが・・・誰か噂でもしてんのかな?何?心配してくれてんの?」トモキ「うえ!ボーカルに風邪染すなよな~!シッシ!」テヤン「ひでぇ!」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※スコール「私の気持ちにもってトコロは余計でしょw過ぎた事だし・・・・・・・・・そっかな?私、仕事はシッカリやってるつもりなんだけどな・・・・?」ジャスミン「だ~か~ら!仕事のミスとかそういう事じゃないんだよ。まぁ、アンタってば元々プライベートで悩んでる事とかあっても全部自分の中に仕舞いこんで自分で解決しちゃうタイプだし、人に頼らないで仕事もソツなくバリバリこなせちゃう有能タイプだしね~。私からすれば、何でも自分でこなしちゃうそんなアンタがカッコ良くって好きではあるんだけれどもね。仕事の愚痴とかはこうしてたま~にこぼしてくれてるんだけど・・・・・・やっぱもうちょっとプライベートで心を開いて欲しいというか、頼って欲しいと言うか・・・友達としてはちょっと寂しいかな?」スコール「や・・・・やだな~どうしたの?急にお世辞なんて言っちゃって・・・・アンタが考えてる程私はそんなに凄い女じゃなよ?それに、ジャスミンの事はプライベートでも頼らしてもらってるし・・・・本当に、アンタは私の大事な友達だよ?」ジャスミン「そ?なら良いんだけど。・・・・でも、確かに私から見ても最近のスコールは余計な事を考えない様に無理して仕事を増やして打ち込んでるように見えるかな?それプラス、てんちょ~も同じくらいの時期から様子がおかしいし・・・・てんちょ~に関しても心配してたんだよね~。」スコールドキ・・・・ン「えっ ・・・・大神がどうか・・・した?」
2009年05月18日
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雅璃沙「・・・な・・・何?何言ってるの・・・?あはっ・・・なんか・・・・今日のアズおかしいよ・・・?変だよ!?」一輝「だ~か~ら!お前のそういう風に現実を受け止めないでいつも逃げて誤魔化す所に嫌気がさしたんだって!辛い事があったら何でも『アズアズアズアズ』ってよ、俺はお前の保護者じゃねぇんだよ!所詮は血の繋がらない赤の他人なんだから・・・・・」 パチン・・・・・パチパチパチ・・・・・雅璃沙「な・・・・んか変なの・・・・変だよ!?こんなの・・・・こんなの私の知ってるアズじゃない・・・!だって・・・・だっていつも『しょうがないな~!雅璃沙は!じゃぁ俺がどうにかしてやるよ』っていつも笑ってくれてたじゃない・・・・・助けてくれていたじゃない!」ゴ――・・・・ パキッ パチパチパチ・・・・・ 一輝「フゥ・・・・・な~んにも知らないで・・・・ホントにおめでたい奴だな、お前は。」 ウ―――― ・・・・・・ 雅璃沙「! ・・・何?・・・・・何なの?この音?」 一輝「・・・・あぁ、もうここもダメだな。」雅璃沙「え?」バチンッ 雅璃沙「きゃっ!」 雅璃沙「何?どうして照明が・・・・・?」 ゴ―――― ・・・・・・ 雅璃沙「きゃ!」 雅璃沙「な・・・に?どうして・・・・・!?どうしてここに火が!?」 一輝「あの時と一緒だな、俺はもう行く。お前も逃げ場を失う前にさっさと逃げた方がいいぞ?」パチパチパチ・・・・・ ゴ―――― ・・・・ 雅璃沙「あの時・・・・?あの時って・・・・アズがどうしてあの火事の時の事を知ってるの・・・?」 一輝「・・・・・・・・・・・・・・・。 じゃあな。」 雅璃沙「! アズ!待って!・・・・私を置いていかないで!!きゃぁ!」 ゴ――― ・・・・ウ――――――― カンカンカンカンカン・・・・・ゴ―――――・・・・・・ パチ・・・・パチパチパチ・・・・ 雅璃沙「待って!アズ!熱い・・・・熱くて行けない・・・・そこまで行けないよ!私も連れて行って! アズ!」 一輝「・・・・・・・・・・・・・・・。」 雅璃沙「アズ!」 雅璃沙「アズ――――!!」 ウ――――――― カンカンカンカンカン・・・・・
2009年05月09日
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雅璃沙「アズ!!」一輝「よぅ、元気そうじゃん。」雅璃沙「よぅ、元気そうじゃんって・・・・急に居なくなっちゃったから私今まですっごい心配して探してたんだよ?いったい今まで・・・・・」一輝「・・・・あ~・・・・んまぁ、色んな所をね。お!これ美味そう!」ヒョイ パクッ一輝「うま!」雅璃沙「あ~!んもぅ!!立ったまま手で食べて!それに、色んな所をって~・・・・なんだかそういう所もアズらしいって言えばアズらしいけれども」ホ・・・・ジワ・・・・・雅璃沙「アズ!」 ウ・・・・グズ・・・ヒック・・・・・一輝「おいおい何だよ?小っちゃな子供みたいに・・・・やめろって」 グイッ雅璃沙「グス・・・ だって~・・・アズったら今まで私に黙って居なくなっちゃう事なんて1回も無かったのに急に居なくなっちゃうんだもん。でも良かった、無事に会えて。今はどこに居るの?この近く?ね、ここにいつまでも居るのも気が引けるからアズの所に行っても良い?」一輝「おいおい、一気に話しを進めるなよ。・・・・あ~、その事なんだけどよ、黙って雅璃沙の前から消えるのも悪いかと思って今日お前に会いに来たんだけど・・・・」雅璃沙「・・・・・え・・?」一輝「もう、お前と会えないから別れを言いに来たんだ」雅璃沙「・・・・アズ?何言って・・・・・」一輝「だから、もうお前とは一緒に居らんないって」 雅璃沙「・・・・・や・・・やだな~、もぅ!またいつもの冗談~?あ!もしかして・・・・新しい彼女さんでも・・・・出来・・・・・・た?そ・・・・それならそれでハッキリ言ってもらえればそんな邪魔しないわよぅ!そうしたら、私・・・・あ!そしたら私にも彼女さんを紹介してよ!」 一輝「そんなんじゃねぇ。それよりも、いい加減手を離せよ。」 雅璃沙「なぁに?私が焼きもち焼くと思ってるの?やだな~、そんな事・・・あ!それで大きくなったら一緒に暮らしてくれるって約束を守れなくなったから気にしてるんじゃぁ?・・・・」 一輝「いいから離せって!」 パシッ雅璃沙「キャッ」一輝「・・・・そういう事じゃねぇんだよ、雅璃沙。 ・・・・・・・・お前のお守りはもう・・・・・・・・・・・沢山だ。」 雅璃沙「ア・・・・アズ・・・・・・?」
2009年05月09日
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ピー・・・・・ピピピ・・・・・ 雅璃沙(・・・・ここに来てもう1ヶ月か~・・・・・。私の事はほぼ西園寺家のお父さんの子供であるという事は間違いないらしいけれども、何に手間取っているのか、その後どうなったのかっていう連絡が無いのよね・・・・認知とかそういう問題で手間取ってるのかな?あずみさんもアズ(一輝)の事を一生懸命さがしてくれているみたいなんだけど、なかなか情報が集まらないみたいだし・・・・いったいいつまでここにお世話になってていいのか・・・・・)フゥ・・・雅璃沙 (ここは確かに、今までの暮らしとは比べようがないくらい素敵で何不自由のない生活を送らせてもらっているけれども・・・・・) 雅璃沙(大きなお屋敷の中には沢山のゲストルームもあるし、広大な敷地の中にはテニスコートやプール、大きな温室の中には綺麗な花や動物が沢山居て、使いたい施設は望めば好きな時間に好きなだけ使わせてもらえるし、服や必要な物も全部揃えてもらえたし・・・・) 雅璃沙 (毎日お茶の時間になれば、あずみさんが美味しいケーキや紅茶を必ず用意してくれるし、お屋敷のお手伝いさん達も皆気を使ってくれて優しいし、フローラちゃんもまだどことなくぎこちないけれども優しくしてくれるし・・・・今まで殆ど一人ぼっちでその日食べるご飯の事を心配していた生活から考えれば、本当に考えられないような夢みたいな生活だけど・・・・・) 雅璃沙 (でも、何不自由のない生活に恵まれていても、こんなに色んな人に囲まれて優しくされていても、アズが居ないんじゃ・・・・私・・・・・・・・・・私やっぱり寂しいよ・・・・・) 雅璃沙 「アズ・・・・・・」 ??「ん?何?」 !? ??「な~んだ、その後どうしたか心配してたけれども、逆にすっげー良い生活させてもらってるんじゃん!」 ??「それにしても本当にスゲ~ところだな、建物といい庭といい・・・・あの有名なテーマパークかここは!?」 ! 雅璃沙 「あ・・・・・・」
2009年05月09日
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フロゥ「・・・・・確かに・・・・ちょっと言い過ぎたわ・・・・ごめんなさい。」ボソ・・・・ ストンアズ「雅璃沙様、フローラ様も今日は突然のお話で戸惑っているのだと思います。なので・・・」雅璃沙「あ、分かってます・・・・私こそ・・・・ごめんなさいね、フローラさん。確かに、いきなり私みたいなのが突然現れて色んな話を聞かされても困っちゃうもんね。あずみさんの事はちゃんと理解出来たから・・・・・仲良くしてくれるかな?本当は全然知らない所にいきなり住む事になったからすっごく心細かったの、でも、同じくらいの女の子が居るって聞いて正直嬉しかったんだこれからよろしくお願いします」フロゥ「え!?・・・・あ・・・・あぁ、私こそ・・・・ごめんなさい」アズホ・・・・「お互いに誤解が解けた様で私も安心しました。これからは私が雅璃沙様のお世話もさせて頂きますので、どうぞなんなりとお申し付け下さい。」 フロゥ「え!?・・・・・そうなの?」アズ「えぇ、旦那様からそのように申し使っておりますので。」 フロゥ「・・・・そう・・・・・・なの・・・」 アズ「雅璃沙様がよろしかったら、今後私が一輝様の事も調査して参りますので、雅璃沙様もお気を落とさぬ様に・・・・一輝様にもきっと何か急なご事情があったんだと思いますよ?」雅璃沙「あずみさん、ありがとうござます!一人で探すつもりではいたんだけれども、そういってくれてとても嬉しいです。これからご迷惑を掛けますけれども、よろしくお願いしますね」 アズ「あ! ・・・・・は・・・はい、こちらこそ、よろしくお願い致します」フロゥ(~~~!何!?何なのよあの態度は!?私の時と随分違うんじゃない!?・・・・いやいやいや・・・・・ちょっと待って、ここでまたゴチャゴチャ言ったら大人気ないわよね。そうよ、アズがその一輝って人に似ているからついついああいう親しげな態度になっちゃうのよね?そうよね!?って言うか!アズ!顔を赤らめてるんじゃないわよ!ど~~~していつまでも手を握らせてる訳!?) アズ(あぁ・・・・・何だか背後から不穏な空気が流れている様な気が・・・・・・。しかし、こういう場合は~・・・・) イライライライラ・・・・ 雅璃沙「? フローラさんどうしたの?」フロゥ「ううん、何でもないの、気にしないで。(棒読み) それよりもお茶をど~ぞ。」アズ「・・・・あ、あの、お茶が冷めてしまったので淹れなおして参ります」フロゥ「そのままでい~からっ 私、猫舌だし 雅璃沙さんのだけ淹れ直してあげてっ」アズ(あ~・・・・・)
2009年04月17日
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アズ「お嬢様、旦那様からの確認が取れました。どうやら旦那様と田所さん(フロゥの父の秘書)がニューヨークに出張している事もあって、雅璃沙(ありさ)様が西園寺家に訪問されるスケジュールの伝達ミスがあちらであったようです。」フロゥ「・・・という事は、貴方が今説明してくれた話の通りって訳なのね?それにしても、つい先日お母様が火事で亡くなって、財産分与の整理の折に貴方が産まれる前に亡くなったお父様が西園寺家の分家の者だという可能性が出て来たのでその事実確認をする間、他に身寄りの無い貴方をこの家に住まわせる事になっただなんて・・・・まるでこの前までやっていたTVドラマみたいね。」アズ「お嬢様!」フロゥ「!・・・・ごめんなさい」雅璃沙「あ、いいの、気にしてないから。ハッキリ言ってあの人(母)は母親として良くない人だったから・・・・・小さな頃からお酒の臭いをいつもさせていて、新しい彼氏が出来る度にほんの少しの食費だけを置いて私の事を何日も放りっぱなしで家に帰って来ないなんて当たり前だったし、その事で児童相談所から訪問員が訪ねて来るのはしょっちゅうだったしね。それが原因でずっと施設に預けられたり家に戻ったりの繰り返しだったから・・・・だから自分でもおかしいと思うんだけれども、殆ど一緒に居た覚えが無かったからあまり悲しいとかそういう感情が湧いてこないのよね。それよりも、そんな自分がいきなり西園寺家の人間かもしれないって事でこんな夢みたいな所でお世話になれるなんてそっちの方の驚きが大きいわ。こんな大きなお屋敷の中に大きな温室を構えて、おまけに本物の執事さんも居るお屋敷が現実にあるだなんて・・・・まるで『レイちゃんの執事さん』みたい!・・・・ねぇねぇ、小川を渡る時はやっぱり執事さんがお嬢様をお姫様抱っこして渡るの?」フロゥ「そんな事する訳ないじゃない・・・・って、貴方もあのマンガからのドラマ化学園ドラマを見ていたの?お父様が私に一言も貴方の事を言ってくれなかったのはまだ釈然としないけれども、でも、とにかく貴方がそういう経緯でここに来た事は理解出来たわ。それよりも、今1番気になるのは貴方がさっきから『アズ』って言っている男の人の事よ!その人はいったい誰なの?お兄さん?」雅璃沙「ううん。・・・・アズは私と同じ様に施設に預けられていた男の子で、施設に出たり入ったりしている私を小さい頃から可愛がってくれていた幼馴染というか・・・・あ、本当は『一輝』って言うんだけど、小さい時に私が一輝って発音出来なくって『あずあず』って言っていたからその慣れでアズって呼んでいるんだけどアズは私が小さい頃からずっと私の事を本当の妹の様に可愛がってくれたの。けど、ついこの間私に黙ったまま施設を出て行ってしまって行方が分からなくなってしまって・・・・・」 フロゥ「フ~ン、それで顔がソックリなこの『あずみ(アズ)』に抱きついてしまったと・・・・?でも、本当にそんなに本気で見間違える程似てる人間って現実に居るのかな~?」雅璃沙 「や・・・・!だ・・・だからそれは・・・・!・・・・・・・・・本当にソックリだったから嬉しくって・・・・・つい・・・・・ウソなんて言ってないもん!」フロゥ「でもねぇ・・・・・本気で人を間違える程似ている人間が居るだなんて、そんなマンガみたいな事って・・・・・・・しかも呼び名まで一緒なんでしょ?いくらなんでも・・・・・ね!写真は?写真は無いの?」アズ(・・・・・申し訳ありませんお嬢様、私は長年お嬢様に仕えていながら、お嬢様と雅璃沙様の区別が暫くつきませんでした・・・・ )口が裂けても言えない 雅璃沙 「う・・・ウソじゃないわよ!写真は~・・・火事で全部燃えてしまったから・・・・・・」フロゥ「! あ・・・・・・そうだったわよね、ごめんなさい」雅璃沙 「で・・・でもね!本当にこの人に似ているのよ?・・・・本当に・・・・こうして改めて見ていても、見れば見る程ソックリ・・・・・で・・・・・・・」 ジ・・・・・・アズ! ドキ・・・・・ 雅璃沙「ねぇ?・・・・貴方・・・・本当に一輝じゃないの?本当は何か事情があって私に黙ってるとかじゃないの?・・・・だって、こんなに似ている人間がそうそう世の中に居る訳ないもの・・・・・やっぱり本人なんじゃ・・・・?」アズ「え!?」 ジ~~~~フロゥ「ってちょっと!貴方アズの事を変な目で見ないでちょうだい!アズは間違いなくこの屋敷に長年住んでいる『あずみ』って別の人間なの!見間違える程ソックリな人間の例はここにリアルにあるじゃない!貴方だって私を見てビックリしてたでしょ?さっきからおかしな事ばかり言わないでくれる!?」アズ (お嬢様、言っている事がついさっき言っていた事とマ逆です) 貴方と私!雅璃沙「 それは確かに・・・・・でも・・・」フロゥ 「・・・・それに、貴方の事は本当にお気の毒だとは思うし、力になれれば良いとは思うけれども、さっきから貴方の話を聞いているけれどもあずみに顔がソックリだとか、呼び名が同じとか、話が出来過ぎというかなんと言うか・・・・・」 雅璃沙「! そんな・・・・・・! 私、ウソなんて!」ウル・・・ フロゥビクッ(う!) アズ「お嬢様、今の言い方は少しキツ過ぎますよ。」フロゥ「! ・・・アズ・・・・そんな・・・・私は・・・・」アズ「そもそも、雅璃沙様は旦那様がきちんと調査なさった上でこの屋敷にお呼びした方ですよ?たった一人のお母様を亡くされ住む場所を失い、生活環境の違う場所で生活する事を余儀なくされたのですから雅璃沙様の不安なお気持ちを察して考えてあげて下さい。いつもは穏やかでお優しいお嬢様なのに、今日はいったいどうなさったのですか?」フロゥ「・・・・アズ・・・・・・」 フロゥ「~~~~~~~・・・・・・・・」
2009年04月16日
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???「よ~しよしよし・・・・・」ピー! ピピピピ・・・・・・・・・ アズ「小鳥にウサギ、犬に猫、鹿に馬・・・・・これでお嬢様のペットの餌やりは全部終わったかな?・・・・っと、次は花壇に水やりをしなければ・・・・・」アズ(しかし、このお嬢様のペット専用温室・・・・、自宅屋敷敷地内に高さ20メートル、直径150メートルの円柱形の温室を建て、その中に小さな森を再現させ様々な動物達をペットとして飼わせるとは、今更ながら西園寺家の財力には驚かされるよ。その分世話をする人間としては大変だけど、日常の細かい雑務に追われる僕としては動物とのこうした触れ合いがちょっとした癒しになっているな・・・・)「っと!いけないいけない、ここに居るとついついゆっくりしてしまうなもうすぐお嬢様がこちらにいらっしゃる時間だから、早くお迎えに戻らないと・・・・・」 カサ・・・・・ !アズ「お嬢様!もうこちらにいらしていたんですか?申し訳ありません、お戻りになる時間はもう少し先かと思いまして・・・・」 ???「アズ・・・・・・? アズなの?」アズ「? はぃ?・・・・どうかなさったんですかお嬢様、驚いた様な顔をなさって・・・・・私の顔に何か?」???「アズ!!」 ! アズ「お・・・・・お嬢様!?いったいどうなさ・・・・」???「もう、急に居なくなっちゃったからビックリしたよ、まさかこんな所に居たなんて・・・どうして黙って私の前から居なくなっちゃったの?」アズ「え? お・・・・お嬢様!? またこの前のごっこ遊びの続きですか?この前も申した様に、お嬢様ももうお年頃なんですから、このように軽々しく男性に抱きつくなどしないようにとあれ程・・・・」!?(違・・・う、本当に泣いて震えている?お嬢様、いったい・・・・)???グス・・・・「フフ・・・・やだ~、アズったらそんなお堅い言葉使いしちゃって変~!それにしても、言葉だけではなくって雰囲気もまったく変えちゃったんだね、髪も黒くしちゃったから最初アズだって事、全然気付かなかったよ。今回のお仕事の為に髪を染め直したの?それにしても、西園寺家に雇われているなんて本当にビックリ!」アズ「あ・・・・あの、お嬢様? 先程から何をおかしな事を言って・・・・・」???「おかしいのはアズだよ! さっきからなぁに?お嬢様だなんてそんな呼び方なんて今まで一度もした事なかったじゃない!クス・・・・」 パサ・・・???「まさか私の名前を忘れただなんて冗談でも言わないよね?」!!アズ(これはいったい・・・・・顔はお嬢様と見間違える程ソックリだけれども、まったくの別人だ、髪と瞳の色が違う・・・・・・この方はいったい?それに、どうして僕の事を・・・・?)???「アズ?どうしたの?」 フロゥ「アズ~!いったいいつまで私の事を待たせるの~?まさか温室の中が気持ち良いからって転寝しているんじゃ・・・・・」!!フロゥ「ア・・・・アズ・・・・!?私の温室に女の子を連れこんでいったい何を!?」 アズ「え!?お・・・・・お嬢様!ちっ・・・違います違います!これはっ・・・・」フロゥ「言い訳なんか聞きたくないわ!・・・・・な・・・・何もよりによって私のお気に入りの場所でこんな・・・・・酷い!・・・・グス・・・」アズ「で・・・・ですから誤解なんです!説明を聞いて下さいお嬢様!」フロゥ「言い訳なんて聞きたくないわよ!アズに好きな子が居るなら居るで私は・・・・でも・・・でも、私の温室でこんなコソコソと女の子と会ってただなんて・・・・・不潔だわっ」 アズ「不潔って・・・・お嬢様!聞いて下さい!」???「アズ? ・・・・そっか!アズがお嬢様って言ってたのはこの娘(こ)の事だったのね?」フロゥ「ちょ・・・・貴方ねぇいったいいつまでアズにくっついているのよ?それに・・・・」???「あ、ごめんなさいずっと会えなかったアズ君にこんな所で会えるだなんて思わなかったから嬉しくってつい・・・・」!? フロゥ「・・・・・わた・・・・・し? ウソっ・・・・・」 ???「え・・・・・!?私が・・・・もう一人?」フロゥ「ア・・・・・アズ!!いったいどういう事なの!?」アズ「も・・・申し訳ありません、私にも何が何やら・・・・・・本日は旦那様からも田所さん(フロゥの父親の秘書)からもお客様の来訪のスケジュールは伺っていなかったもので・・・・・・すぐに確認して参ります。失礼ですが、貴方のお名前を・・・・」???「やだ~、アズったらまた他人行儀な態度しちゃって、もういいわよぅ!あ、貴方、もしかしてフローラさん?ごめんなさい、アズに会えたのが嬉しかったのと貴方の顔が私にソックリなのに驚いちゃって自己紹介が遅れちゃった。私・・・・雅璃沙(ありさ)と言います。ここには西園寺のおじ様の紹介でやって来たの、貴方とは遠縁に当たります。」フロゥ「雅璃沙・・・・・さん?失礼ですけれども、私、貴方の事を父から聞いた事なんて一度も・・・・・」雅璃沙「私の事、全然聞いていないの?・・・・・あぁ、でも急に決まった話だから聞いていないのは無理ない事かも。だって、私自身もあの西園寺家と繋がりがあるだなんて急に知って驚いてるくらいだし。」 フロゥ「・・・・・いったいどういう事なの?」
2009年04月11日
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あずみ「お嬢様・・・・・・・。」 あずみ「・・・・・で?今度はハリウッドですか?韓流ですか?」!?フロゥ「・・・・・・・・韓流~!んもぅ!なぁ~にぃ~?その反応!もうちょっと気の利いたセリフで返して欲しかったんだけど~!アズってば俳優にはなれないタイプだわね!ブー!」あずみ「ハァ~・・・・・俳優になりたいだなんてこれっぽっちも思いませんがねいい加減、私をいきなり外国ドラマの再現ごっこに付き合わせるのは止めて頂けませんか?(クレヨンしんちゃんの不幸が一杯リアルおままごと大好きっ子なネネちゃんですか!)これこそ、もう何も考えずに兄弟の様に一緒に遊んでいた子供の頃とは違うんですから・・・・・立場の違いというものを考えて下さい。今の内容ですと、『韓国のお金持ちのお嬢様と貧乏な使用人との身分違いの純愛物』って所でしょうか?」フロゥ「アズビンゴ!そ~なのよ~ぅ!(≧∇≦)ツこの前買った韓国の超人気連続ドラマのDVDなんだけどね、美しく育った大企業のお嬢様が居るんだけど、そのお嬢様の屋敷には借金のカタの代わりに使用人として引き取られた同じ年頃の男の子の使用人が居るのよね。んでね、お嬢様はすっごい我侭で何かと自分に口答えをするその使用人をクビにしたくってたまらないんだけど~、そのお嬢様の父親がその使用人の借金返済の事を理由にしてなかなか手放そうとしないのよね~。んでね、ワザと私がさっき言ったみたいなセリフを言ってね、誘惑してクビにもっていこうとするんだけど~、その使用人に諭されてね、とうとう二人の間に愛も芽生えちゃうのよ!でもね、その事がお嬢様のパパにバレて二人が引き離されちゃってね~!・・・・その使用人の俳優さんがテヤンって言うんだけど、これがまたカッコイイのよ~~!!!キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー」あずみ「マシンガントークですね~、かなりハマっている様ですね。 (;^ω^Aって!お嬢様!ドラマの世界にハマるのは一向に構いませんが、他の男性使用人に今みたいな事は絶対にしてはいけませんよ!?幼い頃からずっとお嬢様に使えていた私だから冗談で受け止められますが、お嬢様ももう年頃のお嬢さんなんですから、他の男性にそんな事をやってしまったら冗談では済まされなくなってしまうかもしれませんよ?」フロゥ「大丈夫よ~!アズにしかしないから!だって、他のお手伝いさん達は私を腫れ物を扱う様にしか扱ってくれないから面白くないんだも~ン!」あずみ「ハァ~・・・・・本当は私にも止めて頂きたいのですがね、そう言ってもお嬢様はお止めにならないでしょ?それよりも、早く支度なさって下さい、時間が無くなってしまいます」フロゥ「イ・ヤ!だって・・・・だって本当にあのドレスが嫌なんだもの・・・・あんなに肌の露出の多い物、何だか自分が値踏みされているみたいでパパの選んで来た花婿候補の男の人になんて見せたくない・・・・あのワンピースを着るくらいならドバイは諦めてもいいから出たくないの!」あずみ「・・・・お嬢様・・・・」カッカッカッカッ ・・・・・・パタン !?フロゥ「・・・アズ・・・?やだっ・・・・あんまり私が我侭言うからさすがに怒っちゃったの?」 カッカッカッカッ ・・・・・・パタン あずみ「それでは・・・・こちらのドレスではどうでしょうか?去年旦那さまがパーティーの為にとお嬢様に買って来られたものですが、具合が悪いからとおっしゃってそのパーティーには出席せず、結局一度も袖を通していませんよね?こちらでしたらスカート丈がロングですし、ノースリーブですがミンクのボレロがセットですので肩も隠れますし、胸元が気になるのでしたら私が胸元の隠れるアクセサリーを探して参ります。旦那様が着るよう指示したドレスではないですけれども、こちらも旦那様が好きなブランドの物なのでそれ程気にされる事はないと思いますよ?お嬢様が反発されるお気持ちも分かりますが、旦那様は奥様の分もと旦那様のやり方でお嬢様を守ろうとなさっている事にはかわりはないのですから、どうか旦那様の事をそんなに悪く思わないで下さい。」 フローラ「・・・・良いの?違うドレスを私に着させたら、アズがパパに叱られるんでしょ・・・?」あずみ「お気遣いありがとうございます。私は大丈夫ですよ、無駄に長年この屋敷に使えていません、上手く切り抜けられる話術くらいはシッカリ心得ていますからね。 ☆- ( ^ー゚)bそれに、お嬢様が本当に嫌がっている服を私も無理矢理着せたくないですし・・・・ではこちらで良いでしょうか?」フロ-ラ「・・・うん。アズ、いつもごめんね・・・・ありがとう。」あずみ「おや?珍しい! お嬢様が素直に謝るなんて!」フローラ「ちょっと! それってどういう意味~!? アズひっど~い!」あずみ「あはは・・・! 失礼しました!では、このドレスに会うバッグとシューズを選んで参りますね」 フローラ「あずみ!」 !? あずみ「・・・・・はい?」 フローラ「・・・・・・・・ねぇ?私、私の事をずっと妹の様に可愛がってくれたアズの事が大好きよ。私の結婚は、本当だったら婿養子としてあちらからこの家に入ってくれる事をパパは望んでいるようだけれども、それでももし、私がどうしても結婚をして西園寺家を出る事になったとしたら、アズには西園寺家を出て私と一緒に嫁ぎ先に来て欲しいと思うの・・・・・そうなったら私と一緒に来てくれる?」 あずみ「・・・・お嬢様は、この屋敷の住み込みの使用人であった母を亡くし、まだ何の役にも立たい幼い私をそのままこの屋敷に置いて下さり大学まで行かせて頂いた恩人の方のお嬢さんですから、妹だなんてとんでもないです。お嬢様のご結婚が決まったのでしたら、それはもちろん私も西園寺家の使用人として祝福致します。そう言って下さるお嬢様のお気持ちは嬉しいですが、私がこの西園寺家から出る等と言う事は考えられません。・・・・・・・・・それよりも、もう時間が御座いません、急いでシューズとバッグを用意して参ります。お嬢様もお支度を急いで下さいね」 ・・・・パタン フローラ「・・・・・・・・・・・・・・。」
2009年01月08日
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コツコツコツコツ・・・・・コンコン フローラ「なぁ~にぃ~?」ガチャあずみ「失礼します。お嬢様、先程渡しました頭痛薬、もう飲まれましたか?」 フローラー「ん~・・・・」 あずみ「お嬢様・・・・・」 西園寺 フローラ(17歳) ハァ~・・・。 あずみ「何なんですか!?この有様は!?仮にも17歳の女の子とあろう者が、靴は放りっぱなしだわソックスも脱ぎっぱなしだわ・・・・スカートなんですから足を閉じて下さい、足を!年頃の女の子なんですから、もうちょっと気を付けて下さいね。あぁあぁあ!旦那様が今日のパーティーの為に用意して下さったドレスもトルソーから外してポンと置いたりして・・・・・シワになってしまいますよ?」 フローラ「いいの、放っておいて。どうせそのドレス、露出度高いから恥ずかしくって着る気しないし~。」あずみ「何をおっしゃっているんですか?今日のパーティーの為にと折角旦那様がオーダーして下さったのに・・・・・普段からミニスカートだって平気で履いていますのに、どうして急に・・・・・」フローラ「それはアズの前だから平気なの!・・・・で?パパは何て?」あずみ「旦那様は、今回のパーティーは大切なパーティーだから欠席する事は許さないとおっしゃっていましたよ。欠席するのならお嬢様が楽しみにしているドバイのホテルをキャンセルするとおっしゃっていました。」フローラ「え~~~~~!?娘が具合悪いって言ってるのに心配もしないでそんな事言うの!?パパ酷~い!!」あずみ「めちゃめちゃ元気じゃないですか」フローラ「うっ・・・・」あずみ「頭が痛いからってパーティーをキャンセルしたのはこれで連続5回ですからね、いい加減仮病だってバレてますよ、諦めて下さい。ドバイのホテルだって旦那様に行かせて頂くんですから、その事を考えてもうそろそろ旦那様のお顔を立てないといけませんよ?旦那様のお立場というものもあるのですから・・・・・」フローラ「パパの立場~?ん~・・・そんな事分かってるけど~・・・・でもね!最近のパーティーってば主催者が青年実業家だったり私と同じ年頃の息子が居たりして、明らかに私の将来の旦那様候補の顔合わせって言うのが見え見だから嫌なんだもの!特に今日の相手の西岡健史は最近いやらしい目つきで私の事を上から下まで値踏みするみたいに見るから嫌いなのに、よりによってノースリーブにミニスカートのワンピースを選ぶなんて・・・・パパったら狙ってるのが見え見え!サイテー!趣味悪~い!ど~せ私なんか蓋を開けてみれば勉強出来ないし、自分の身の回りの事だってろくに出来ないダメ娘なんだから、大見得きって紹介して最終的に恥をかくのはパパなのに~!」あずみ「呼び捨てですかいやらしい目って・・・・それはお嬢様の考え過ぎですよ、周りの男性がお嬢様の事を見てしまうのはお嬢様が魅力的な女性だからですよ。それに、お嬢様は決してダメな方ではないですよ?勉強だってご自分で勉強が出来ないとおっしゃっていますが、私から見れば、お嬢様は本当は飛び級も可能なくらい頭の良い方なのに本気で取り組まれていないだけだと思っていますし。・・・・まぁ、確かに身の回りの事は使用人がしてしまうので仕方ないですが、私は周りの者にも気を配れる素敵なお嬢さんだと思っていますよ?」フローラ「(¬_¬;)・・・・アズ~、私の機嫌を直そうととして歯の浮くようなお世辞は止めてくれる?慣れないお世辞なんて言ってるから顔半分が引きつってるわよ?ど~せ二人で泥んこになって駆けずり回ってた頃と全然変ってないと思ってるクセに~!」あずみクス・・・「いいえ、お世辞ではないですよ?奥様が生前、よく私に『この子にフローラって名前を付けたのは、ローマ神話に登場する花と春と豊穣を司る女神の名前からもらったのよ。名前の通りに、春の花の様な可愛らしい女の子に育って欲しいの』とおっしゃっていましたが、お名前の通りに春の花の様な素敵な女性になられたと思いますよ?本当に、イタリア人の血を引く奥様に似て素敵な女性になられたと思います。」 フローラ「・・・・・ (〃_〃) ・・・・・・。」ハッ Σ( ̄_ ̄;) フローラ「・・・・・って!そんなお世辞を言って気分を良くさせておいてパーティーに出そうって魂胆なんでしょ!?もう子供じゃないんだからそんなお世辞にいつまでも乗せられる私じゃないわよ!とにかく、最近のパパは嫌い!小さな頃はそれ程気にならなかったけれども、パパは何でもかんでも自分の思う通りにいかないと気に入らないのよね。私のこの部屋にしたってそうよ!家具や壁紙だって、私は本当はもっと可愛いぬいぐるみとか白とかピンクを基調にした可愛い家具で統一したいのに『欧風のこの屋敷には合わないから』って理由で全部却下されちゃうし、私の部屋なのにパパの趣味で家具を揃えるなんて普通に考えたらおかしくない!?私の行動一つを取っても『あれをやってはいけなせん』『これをやってはいけません』今日のパーティーのドレスだって絶対これを着なさいって強制的に言われて・・・・・・・・。何より嫌なのは、私の事なのにお手伝いさん達に責任が行く事ね!お手伝いさん達に『旦那様のおっしゃる通りにして頂かないと私が叱られます』なんて泣き付かれちゃったら、否がおうでもパパの言う通りにしなくちゃいけなくなっちゃうじゃない。本当に何から何まで・・・自分の結婚までパパの監視の下でしか動けないなんて息が詰まるわよ・・・・」あずみ「・・・・お嬢様?あの、色々思う所があって旦那様のお考えに反発する気持ちも分かりますが、しかし・・・・」 !? フロゥ「アズ、アズはどうなの?使用人としてこき使われる自分の境遇に疑問を持ったりした事ない?アズなんて小さな頃からこの屋敷に縛られて、お休みなんてお休み無いじゃない。私、アズのその制服以外の服装なんて見た事無いわよ?いったいいつ休んでいるの?私と同じ様にお父様に縛られているのではないの?」あずみ「お嬢様!なんて事をおっしゃるんですか!?」フロ-ラ「ね?さっきアズは私の事を綺麗になったって言ってくれたわよね。・・・・アズは私を手に入れたいと思わない?私と結婚して、ただの使用人からこの屋敷の主人になりたいと思わない?他の男の人がそう思うように・・・・」 あずみ「お嬢様・・・・・・!」
2009年01月08日
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トゥルルルル・・・・・ピッ!西園寺「私だ・・・・・あぁ、あずみか。フロゥの支度はもう出来たかね?・・・・頭痛?何だね、また頭痛かね?まったくあの我侭娘め・・・・。最近甘やかし過ぎではないかね?教育係りのお前がシッカリしなくてはダメじゃないか。今回のパーティーは大事なパーティーだから必ず会場に来なさいと言っておきなさい。それでも欠席するというのなら、来年のドバイのホテルの予約をキャンセルすると言いなさい。・・・・・・では3時間後にホテルに・・・」ピッ!田所「・・・・社長はまだあの若き執事の事を下の名前で呼んでいるのですか?」西園寺「あぁ、そうだが変かね?・・・・・・・・何だ?田所、もしかして焼きもちかね?」田所「ぇえぇ、それは焼きもちを焼きますよ!僕なんて、学生の頃に経済誌で若くして父親の倒産寸前の大会社を救い出し、更に大きくし成功を収めた貴方の事を知ってから、どうしても貴方の元で仕事をしたくって必死で勉強をして、やっとの思いでお側に置いて頂ける様になったのに、彼は若干20歳(ハタチ)そこそこで貴方の信頼を得て西園寺家の一切の管理を任されるまでになっているのですから・・・・」西園寺「ハハ・・・・可愛い事を言う。お前だって私が唯一信頼している数少ない大事な友人である事には変わりないのだよ?」西園寺「あれ(あずみ)は生まれる前から家に居たからね、誰よりも西園寺家の事を熟知していて執事として最も適材だったから執事長として仕事を与えているだけだよ。思った通り、目上の使用人達もあずみの事を認めて従っている。でも・・・・まぁ、最近はフロゥの我侭に振り回されて頭を悩ませているようだがね。それにしてもまったく、最近のあの子(フロゥ)のパーティー嫌いには困ったものだよ。幼い頃はパーティーと言ったら喜んで出席していたのに。いつの頃からかな?仮病を使ってまで出席するのを嫌がる様になったのは・・・・」田所「私の記憶ですと16歳の誕生日を迎えて暫くしてからではないでしょうか?きっと将来のフィアンセ候補の顔合わせを兼ねてのパーティー参加だという事に気付いているのでは?」西園寺「分かっているのならば余計積極的に参加して欲しいものだが・・・・・。こういった大企業の経営者の家の娘に生まれたのだ、会社の数千人、数万人の社員を守る為にもより良い縁談を纏めなくてはいけないという事をもう少し現実的に考えて欲しいものだよ。私とあれの母親の様に・・・・。最も、あれ(フロゥの母親)は亡くなる直前までこの家同士の利益だけの結婚生活は割り切る事は出来なかったようだがね。割り切れていればもう少し幸せな結婚生活を送れていただろうに・・・・私はもう一人男の子の出産を望んでいたんだが、フロゥを産んだ後は義務を果たしたと言わんばかりに頑なに私を拒んでね、男児出産も叶わぬまま死んでしまった。あれにとっては最後の抵抗だったのだろうね」田所「奥様は生前、不幸な結婚生活を送っていたと?」西園寺「私なりに大事にはしていたつもりだったがね。それでもあれはあくまでも自分は父親に西園寺家の名前や肩書き欲しさに西園寺家に売られたと思っていたらしい。代々、財はあるが戦争成金と言われ家柄や血筋にコンプレックスを持っていた近藤家に、没落貴族と呼ばれ高貴な血筋や元貴族と言う肩書きは持っているが、代々の財を食い尽くしてしまった西園寺家。結婚によってお互いの欲しいものを手に入れたという訳だ。しかし、フロゥの母は最期まで利益だけの結びつきではなく【愛】のある結婚に拘ったまま逝ってしまった。だから余計にフロゥには父親としてあれの母親よりはもう少し幸せな結婚をして欲しいと思っている。だからより多くの条件に合った花婿候補に引き合わせて慎重に選ばなくてはいけないとは思っているのだが・・・・・・フロゥ本人がこれではな。」田所「その事なのですが、社長?社長はお嬢様の側に教育係としてあの若い執事を置いておく事に不安を感じないのですか?」西園寺「フロゥとあずみが・・・と考えているのかね?ハハ! フロゥとあずみは幼い頃から兄弟の様に育ってきたんだ、特にあずみは幼い頃から優秀な使用人であった母親を見て育っている、使用人という者がどんなものかという事を肌身に染みて学習しているのだからありえんよ。」 田所「・・・・社長はあの若き執事を本当に信頼しているんですね。でも、本当に万が一何かあったらどうするのですか?優秀ではあるんでしょうが、彼は到底社長の条件には見合う男ではないのでしょう?」西園寺「条件に見合うか・・・・。田所、私は何もフロゥの相手は絶対に力を持っている大企業の御曹司や私の様な元貴族の血筋でなくてはならないないと言っているのではないのだよ?将来的に会社を守っていけると私が認めれば、あちらの実家の後ろ立てが弱くても一向に構わんのだよ」田所「では、社長が認めさえすれば僕にもチャンスはある訳ですか?」西園寺「おや、田所も他の男の様に我社の経営権を狙っているのかね?」田所「いいえ、僕は貴方の下でこれから先も変る事無く働ける事が望みなので、貴方に取って代わろうだとか経営権だとかはハッキリ言って興味はありません。・・・・しかし、フロゥお嬢様は本当に美しくなられたので魅力的には感じます。こんな僕でもチャンスがあれば花婿候補のリストの中に入れて頂きたいものですね」西園寺「ハハ・・・!お前のその正直な所が好きだよ!他の者が例え同じセリフを吐いたとしても、素直には受け取る事は出来ないだろうな・・・・それはきっとお前が純粋に素直な気持ちを言っているからだろうな。うむ、そうだな、私が唯一信頼している片腕のお前にだったら、フロゥを預けても心配は無いだろうな・・・・」田所「その言葉、素直に受け取って良いんでしょうか?社長にそう言って頂けるなんて僕にとっては最高の褒め言葉ですね。・・・おや?社長、靴が汚れていますよ?」西園寺「田所、そこまでしなくとも靴の汚れくらい・・・・」田所「いいえ、させて下さい。 僕は貴方の誇り高い所が好きなんです。僕は、貴方を取り巻く人間達が無意識の中でも貴方に傅きたくなるような、そんな貴方の誇り高い空気が好きなんです。ですから、どうかそのまま・・・」西園寺「・・・・田所・・・・・」
2008年12月30日
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クラツィーア「大神さん・・・・・・・・。」大神「・・・・クラツィーア・・・・・・。」 クラツィーア「大神さ・・・・ん・・・・・・・・・・。」 大神「・・・・・・・・そう・・・・だよな。君は真剣に俺への気持ちを言ってくれているのに・・・・・・笑って誤魔化そうとしたり、『俺なんか』とか『俺よりもクラツィーアに相応しい良い奴が居るよ』なんて言って逃げてたら卑怯だよな・・・・・・ごめんね、クラツィーア」 クラツィーア「・・・・大神さん。」 大神「本当に申し訳ないけれども、やっぱり俺、クラツィーアの気持ちに答える事、出来ない。」 クラツィーア「やっぱり・・・・スコールさんの事が・・・・・・?」大神「ん・・・・・クラツィーアが5年間俺の事を思ってくれていて、俺がスコールの事を好きだと解っていても俺への気持ちを切り捨てられなかった様に、俺もまだスコールへの気持ちが捨てられないんだ・・・・・・・・・何となく気不味くって避ける様にして、もう1年間もろくに口をきいていないのにね。」クラツィーア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」大神「こう言ったらまたクラツィーアはどう思うか解らないけれども・・・・・・・・俺にとっては恋とかそういったものではないけれども、クラツィーアもまた俺にとっては必要な人間・・・・・大事にしたい、失いたくない女性(ヒト)なんだよ。だからいい加減な事したくないんだ。君の事は、仕事の上でもずっと一緒にしていきたいと思っている最高のパートナーだと思っているし、仕事に対する姿勢も尊敬しているし・・・・・・友達としても最高の友人だと思ってる。スコールへの思いも捨てられない、かと言ってクラツィーアの俺への思いを知っていながら『恋ではないけれども、君も失いたくない大事な人間なんだ』って君に言うのはやっぱり都合が良いのかな?・・・・・・・・でもこれが、今の包み隠さずハッキリ言える自分の正直な気持ちだから・・・・・・・・・」 クラツィーア「・・・・・大神さん」大神「君の気持ちに答える事は出来ないけれども・・・・・・・・でも、こんな俺の事をずっと思ってくれていたんだね、ありが・・・・・・・・・と・・・・う・・・・・・・・・。」クラツィーア「? 大神さん?」 大神「ごめ・・・ん・・・・・・・俺・・・・・・本当に鈍感・・・で・・・・・・・・」グラ・・・・・ !? ドサ・・・・ クラツィーア「大神さん? 大神さん!?」 大神スースースー・・・・・ クラツィーア「寝ちゃ・・・・・った?」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ クラツィーア(・・・・あれから大神さん、緊張の糸が切れた様に昏々と眠ってしまったのよね・・・それはそうよね、ただでさえあんなに具合が悪かったのに突然あんな事を言われたら誰だって・・・・・一世一代の決死の告白だったのに私もタイミング悪かったわよね、今思うと自分でも『何であの時あいう事しちゃったの!?』って恥ずかしくなっちゃう・・・・・・・・でも、解ってはいたけれども、あんな完膚なきまでハッキリ言われてしまうと・・・・・さすがに・・・・・・ね。でも、あれが大神さんの正直な気持ちなのよね、私にはいつもお店に来るお客様と同じ様に他人行儀に自分の事を『僕』なんて言っている人が、あの時は友達のテヤン君やスコールさんに接している時の様に自分の事を『俺』って言っていたもの・・・・・・・・・・・。)クラツィーア(・・・・でも、大神さん、あの時の事を覚えていないのよね?だったら・・・・・あの事を聞かなかったフリをして時間を掛けたらもしかして・・・・・・。ううん!大神さんの事だから、そんな簡単に気持ちを切り替えるなんて事出来ないわよね、でも大神さん、本当はスコールさんも大神さんの事を好きだっていう事を気づいていないし、私の方がスコールさんよりもずっと大神さんと一緒に居られる時間が長いし、もしかしたら・・・・・・・やだな、私、往生際が悪いかしら・・・・?大神さんもハッキリしなくって困ってる様だし、私もこんなモヤモヤした気持ちのままでいるんだったら、いっそあの時の事を大神さんに正直に話した方がいいかしら・・・・?・・・・・・・・・・でも・・・・・・・。嫌だわ、私・・・・・本当に往生際が悪い。) フゥ・・・・・・・・ 篠崎(カメラマン)「ごっめ~ん!次の撮影のメドがついたからサクサクっと撮影いっちゃうよ~!・・・・ってぉお!クラちゃん、その愁い顔すっごくいい!今回のメイクセット【Blanche(ブランシェ)】とはイメージ違うけれども、素敵だから撮っちゃお次の撮影、もう一つのメイクセット【 NOIR(ノアール)】の時にもその表情お願いね~~~~!!!」 パシャッ パシャ パシャッ フゥ~ 篠崎(カメラマン)「っていうか、大神さん、見切って(撮影している画面に入っちゃう事)て邪魔!」
2008年11月22日
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大神「あ・・・・」ゴソ・・・・・大神「クラツィーア・・・・あの・・・・・抱き止めてくれてありがとう ケホッもう離してくれて大丈夫だよ?」クラツィーア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 大神「クラツィーア?」大神「クラ・・・・・」 ギュ・・・・・!! 大神「クラツィーア!」 ガバッ クラツィーア「いつも冗談っぽく言っていたけれども、大神さんがスコールさんの事を真剣に好きだっていう事は、ずっと見ていて解っていました。だから・・・・・だから今まで大神さんの事を諦めた方がいいのかな?それともって自問自答したりして・・・・・でも、それでもやっぱり私、大神さんの事が諦められなくって・・・・それどころか、一緒に居れば居る程、大神さんの事を知れば知る程どんどん大神さんの事を好きになっていって・・・・・・。」 クラツィーア「大神さんがスコールさんの事を今でも好きなのは重々承知しています。それでも・・・・・1度だけで良いんです・・・・私・・・・・」 大神「クラツィーア・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
2008年11月22日
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クラツィーア(大神さん、あの様子だとやっぱりあの時の事ハッキリとは覚えていないのね、だって次の日会った時もあんな様子だったし・・・・・)※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※大神『あ!クラツィーア!!』クラツィーアドキッ『お・・・大神さん、おはようございます』大神『昨日は本当に遅くまでゴメンネ!僕、いつのまにか眠っちゃったみたいで・・・・いつクラツィーアが帰ったのかも覚えていないんだ。車・・・タクシーで帰ったんでしょ?タクシー代出すよ!』クラツィーア『い・・・いえ、私が勝手にお邪魔していたんですし、そこまでして頂かなくても・・・』大神『本当にごめんね・・・・女の子に遅くまで居てもらうなんて男として情けないかも・・・・・(-_-;)』クラツィーア『大神さん・・・・昨日の事・・・・本当に覚えていないんですか?』大神『・・・・え?(゜ー ゜)』・・・・・( ̄~ ̄;)・・・・・(;-_-)\・・・・・(´△`;)・・・・・。クラツィーア『あ!いえいえ!良いんです!だって昨日、帰って直ぐの時は熱が40度近くありましたものね、誰でもボ~っとしちゃいますよ。そのまま熱が上がるようだったら夜間救急に行った方がいいかと思って暫く様子を見ていたんですけれども、大神さんが眠ったら熱が下がっていったので大丈夫だと思ってそのまま帰らせてもらったんです』大神『ありがとう、昨日は本当に助かったよ』クラツィーア『いいえ、困った時はお互い様ですから・・・・』※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※クラツィーア『大神さんの事が好きなんです・・・・。』 クラツィーア(あの時、本当にあのまま大神さんとずっと一緒に居たくって後先の事を考えないで咄嗟にあんな事を言っちゃったけれども、あの後・・・・・・。) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※大神「・・・・・あ・・・・・・」クラツィーア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」大神「あ・・・あはは・・・・!クラツィーアったらこんな時に突然そんな事言うなんて人が悪いよ~。それはね、ほら、何ていうのかな?前も言ってたよね?僕のお蔭で今こうして女優やモデルの仕事をやっていけてるって・・・・そういう感謝の気持ちを僕に対して持ってくれているから、そういった感情がそういう風に思えているんじゃないのかな?それにさ、君だったらこんな奴じゃなくって他に相応しいヒト(男性)がいくらでも・・・・・」クラツィーア「大神さん・・・・・・。」大神ゲホッ「それに・・・・・! ゲホッゲホゲホッ」クラツィーア「大神さん!大丈夫ですか!?」大神ゲホッコンッコンッコンッ「ほら~!クラツィーアが急にビックリする事言うから・・・・むせ・・・ゴホゴホゴホ!・・・・水ッ コンッコンッコン!水・・・・!」クラツィーア「あ・・・大神さん私が取りますから!」グラ・・・大神「わ・・・・!」! ガタンックラツィーア!!「危な・・・・!」
2008年11月21日
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大神「こ・・・・この前のクリスマス・・・・・!?」クラツィーア「熱がまだ残っているんじゃないですか?仕事に穴を開けられないから無理しなくてはいけない状態なのは解りますが、本当に辛かったら言って下さいね。」大神「え!?・・・・あ・・・・あぁ!熱はもう大丈夫だよ、心配してくれてありがとう。あの時は本当に迷惑掛けちゃって・・・・」クラツィーア「やだ、看病の事ですか?それでしたら本当に気にしないで下さい。ちゃんと車で帰りましたし、そんなに恐縮されちゃうと逆にこっちが余計な事しちゃったかなって気になるじゃないですか~」大神「いや・・・・そ・・・そう?・・・・・・・・・・・・・・・・・」クラツィーア「大神さん?何だか本当に変ですよ?」大神「・・・・あ・・・・あのさ、クラツィーア・・・・」クラツィーア「? はい?」大神「この前のクリスマス・・・・」クラツィーア「はい」大神「・・・えと・・・・・・・あ~・・・・・・変な事聞くかもしれないけれども~~~~・・・・。」 クラツィーア「???大神さん?」大神「・・・・・・・・・っと!ごめん!やっぱ何でもない!」クラツィーアクス・・・・「変な大神さん」大神「あは・・・・あはははは・・・・」 大神(う~ん、やっぱあれは熱にうかされて見た夢だったのかな?クラツィーアはいつも通りだし・・・・・あんな事があったら普通こんな態度取れないだろうしな・・・・) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※クラツィーア「・・・・私、大神さんの事が好きなんです」 大神「・・・クラツィーア・・・・・?」クラツィーア「あの5年前、雨の日に初めて出会った時から、ずっと好きだったんです・・・・・・・・。」大神「・・・・・クラツィーア・・・・・・・・・・・・・。」※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 大神(それから気が付いたら、すっかり朝になってたんだよな~。いつ、どういう風に眠っちゃったのかもまったく覚えていないし、テーブルの上にはクラツィーアの書いたメモが残してあって、そこには朝食を用意してくれた事と『ちゃんと車で帰りましたから心配しないで下さいね』って事が書かれていて・・・あの事は一言も触れてなかったんだよな~。・・・・でも、夢にしてはやけにハッキリしてたし・・・・・その先もちょっと何かあったような気がするんだけど・・・・・・・・・。もしあれが本当の事で、クラツィーアが真剣に言ってくれていたんなら、いくら熱があって朦朧としていたとしてもその事を忘れるだなんて俺って人として最低じゃないのか!?・・・・・・・・でも、そんな事があった割りのはクラツィーアはいたって普通の態度だし・・・・あの事には一切触れてくる気配も無いし・・・・やっぱ夢~?つか!やっぱ夢だとしても、1年間ずっとスコールと会っていなかったからっていっても、今でも変らずスコールの事が諦められないでまだ好きなのに、他の女の子に告白される夢を見るなんて俺ってやっぱ最低じゃん!?あ~~~~!!!あれから何があったかハッキリさせたいけれども、あれがもし本当の事だとしたらあんな大事な事を忘れるなんて最低だし・・・・・クラツィーアを傷付ける事になるかもしれないし、もし違ったらとんでもない勘違い野朗だと思われるかも・・・・・それに、夢だとしてもあんな夢を見ちゃうなんてどっちにしろ俺ってば最低!最低~~~!!!そんでこんな事をウジウジ考えて仕事中にボ~っとする俺も最悪!!) ゴチゴチゴチ・・・・・クラツィーア「・・・大神さん?」
2008年11月21日
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パシャッ パシャッパシャッ パシャッ パシャパシャッ カメラマン「クラツィーアちゃん!その表情のままゆっくり目線を左へ移してくれる~?」パシャパシャッ カメラマン「そうそうそう! 良い感じ~・・・・・次は~・・・・・ん?ちょ~っと待って~、後ろのパネル・・・・やっぱり皹入って変な線が出てるじゃない!多少は編集出来ると思ったけど~・・・これはちょ~っと酷いな~。ちょっと!スタッフ~!」アシスタントスタッフ「は・・・はい!」カメラマン「PCでどうにかバックを編集しようと思ったけど、やっぱ気に入らないから大至急バックのパネルを替えて!」アシスタントスタッフ「え!?・・・・時間がかなり押してるっすけど、今からですか!?」カメラマン「口答えしな~い!時間が無かろうがなんだろうが、このまんまじゃモチベーション上がんなくって良い写真撮れないよ、急いで!セットの花の位置もちゃんと前回と変わらないように気を付けてね!花1個でも位置が変っちゃったら台無しだからね!」大道具「は・・・・はい・・・・」カメラマン「それとメイクさ~ん!モデルさんの額が汚れちゃったからメイクし直して!」大神「・・・・・・・・・・・・。」 カメラマン「メイクさん!・・・・・大神さん!!」 !!大神「・・・は・・・ハイ!」カメラマン「モデルさんのメ・イ・ク!大神さんも、自分の美容室とこっちの仕事(老舗ブランド【銀の手鏡】の10~20代の女性向けに新しく立ち上げた別ブランド【parfum papillon】の仕事)の掛け持ちで疲れてるの解るけどさ~、こちとら時間が目一杯押して大変なの!プロだったら仕事中は常に気ィ張っててくれなきゃ困るよ!」大神「す・・・・すみません!」 アシスタントスタッフ「篠崎さ~ん!(カメラマン)撮影中すみません!今、こっちに向かってる機材を運んでるワゴンのドライバーから電話がありまして、次の撮影に使うF-NNP300番のライトとバックの暗幕が荷台に入っていないって電話があったんですけれども・・・・・」篠崎カメラマン「はぁ!?何すっトボけた事言ってんの!?今どこだって?」アシスタントスタッフ「〇〇高速のサービスエリアですって・・・・」篠崎カメラマン「っか~!高速かよ!Uターン出来ねえじゃねぇか!だ~から高速は使うなって言ったのに・・・・・・いい!俺が直接話す!お~い!皆悪いけど、あっちの話しの目処が立つまで暫く休憩ね!」 大神(物腰柔らかい口調がイライラしてくると男になる所が椛甕(カバカメ)(大神の友達の、元プロレスラーのカメラマンでオカマちゃん。【プリプストーリー】・・・『プリプ、モデルデビュー!? 3』に登場してます。何気に好きキャラ♪)ソックリ カメラマンって皆そうなのかな?) クラツィーア「大神さん、大丈夫ですか?篠崎さん(カメラマン)は良い人なんですけれども、忙しくなると悪気は無くっても口調がキツクなるから・・・・」大神「いやいやいや、解ってるよ今のは篠崎さんの言う通り、僕がボーっとしてたのがいけなかったから・・・これじゃ店のスタッフに注意出来ないよね・・・・・・それにしても、本当に時間がかなり押してて大変みたいだね」クラツィーア「えぇ、まぁこういう現場では時間が足りないなんて言うのは日常茶飯事なんですけれどもね今回は特にスタジオセットの事で契約していた下請けさんとのやりとりでトラブルが多いみたいで・・・・・でも、時間が無くっても篠崎さんは自分が納得するまで仕事をやりこむでしょ?だから尚更みたい。」大神「ふ~ん、僕も自分が納得するまで仕事をやり込むっていう所を見習わないとな」クラツィーア「大神さんだって自分の仕事に対して懸命に取り組んでいるじゃないですか。お店がお休みの日でも、新しい技術のカットの勉強やメイクの研究、練習を疎かにしないですし、スタッフへの気配りとかも見ていて勉強になります。逆に、いつお休みを取ってるのかな?って体が心配になっちゃいますよ。」大神「あはは・・・・そんなに風に言われちゃうと照れちゃうな~励ましてくれてありがとね。(さっき怒られたから)でもさ、僕の場合はそんな『自分を高める為に~』・・・とかそんな立派な理由ではないよ。休みでもハサミを握ってるのは、ただ単にハサミを握ってると落ち着くからであって・・・・メイクもそんな所だよ」クラツィーア「ふふ・・・・大神さんらしいですね」大神「あはは」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 フゥ・・・・・ クラツィーア「・・・・・大神さん、大丈夫ですか?さっきからため息ばかりついてるみたい・・・・・」大神「え!?さっきから?そ・・・・・そんな事ないよ?」 クラツィーア「・・・・・・・・・・大神さん、もしかしてこの間のクリスマスの日の・・・・・」 大神「え!?」ドキ・・・
2008年11月01日
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レン「目が覚めたか?プリンチペッサ」プリンチペッサ「レン・・・」レン「随分気持ち良さそうに寝てたな~、どんな楽しい夢を見てたんだ?」プリンチペッサ「は?わたくしが楽しそうな夢ですって?」 ガバッ レン「あぁ、クスクス笑いながら楽しそうに寝言を言ってたぞ」プリンチペッサ「レン!な・・・何を言っているの!?ちっ・・・違うわよ!わたくしがRなんかの夢を見て楽しそうだなんて・・・・」レン「ふ~ん、Rの夢見てたんだ~」(自分でどんな夢か暴露してやんの、可愛いやつ~)プリンチペッサ「な・・何よ?その言い方は!?わたくしは決してRなんて・・・・と言うより!何なの!?このわたくしに掛かっていた安っぽいハンカチは!?」レン「ん~?お前が(勝手に)俺の腕の中で眠っちゃったから起こしちゃいけねぇかな~って思って冷えないようにポッケに入っていた俺のハンカチを掛けてやったんだけど・・・・」プリンチペッサ「ちょっと!お前だなんて偉そうに言わないで頂戴!それに、このわたくしにハンカチだなんて失礼ね!気を使った事は認めてあげるけれども、せめてわたくしに掛けるのならばもうちょっとマシな【Ralph Lauren】とか【GUCCI】とかブランドの物を掛けてくれなくては困るわ!」レン「・・・はぁ~?学生の分際でそんな万近いブランド物のハンカチなんてポンポン買えるかよ。学生の内から身分不相応な物を持ってたら逆にカッコ悪ィだろ~?」レン「貴方って【レン】モードの時はとっても意地悪よね!学校モードの【蓮】の時はとっても優しくて紳士なのに・・・・こんな意地悪なマスターに出会ってしまったなんて、わたくしってなんて不幸なの・・・?もうちょっと大人で紳士的な【澪】の方がわたくしのマスターだったら良かったのに・・・・・」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ プリンチちゃんのお気に入り澪様※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ レン「へ~ぃへ~ぃ。 だったら今からでも澪さんの所に行けばいいだろ~?」プリンチペッサ「ダメよ!嫌でもなんでも、貴方がわたくしのマスターなんだもの、ちゃんとわたくしを使役(しえき)してくれなくては困るわ!」レン「使役つったってな~何すれば良いんだよ?別に世界征服を企んでいる悪の組織や悪い妖怪、悪霊と戦ってる訳じゃないのに・・・」プリンチペッサ「何でも良いのよ、な~んでも!私を使ってもらえれば。・・・・そうよ!今日はハロウィンだもの!今日はいつもより闇の力が強く作用する日だから、今日使役してもらえればポイントが溜まって早く魔力が満ちて一気にスキルアップする筈よ!さぁ、わたくしを早く使いなさい!」レン(思いっきり上から目線で『使いなさい』って言われてもな~。ポイントって買い物カードかよ)「急に言われても・・・・・あ、じゃぁコーヒー入れてきて、ミルクと砂糖いらないから」プリンチペッサ「はぁ!?貴方このわたくしにコーヒーを入れろと言うの!?」レン「・・・・・・自分が『何でもいいからわたくしを使いなさい』って言ったクセに不満そうだな~」プリンチペッサ「わたくしは貴方のメイドではないんですからね!却下よ!」レン「ちぇ~、何だよそれ~?・・・・・んじゃぁ、今俺がチェックしてた各部の月間出費表のチェックを魔法とやらでちゃちゃっとやっちゃってよ」プリンチペッサ「どうしてわたくしがそんな地味な作業をやらなくてはいけないの?却下!」レン「はぁ?それもダメ~?・・・んじゃぁ、この前破いちゃったジャケットを魔法で・・・」プリンチペッサ「はぁ!?わたくしは貴方の母親でも彼女でもなくってよ!?」レン「じゃぁ何が出来るんだよ~?」プリンチペッサ「それを貴方が考えるんでしょ!?」レン「無茶苦茶だな~ 言ってる事が支離滅裂だよ。ボソ・・・・出来ないなら出来ないで素直に断れないものかね・・・・」プリンチペッサ「は・・・・はぁ!?貴方、今わたくしの事を無能扱いしたわね!?」レン(やべ)「や、何もそこまで~・・・・」プリンチペッサ「キ~!貴方、わたくしをバカにしたわね!酷いわ!」レン「あ~~~もう、解った解った・・・俺が悪かったよ。」ゲンナリ・・・・プリンチペッサ「キ~!何なのその面倒臭そうな態度・・・・酷いわ!今に見てらっしゃい!」ギャーギャーギャー・・・・ レン(やれやれ・・・・怒りんぼう加減、意地っ張り度がいつにも増して酷いな~・・・・やっぱハロウィンで力が漲ってるからなのか?) ギャーギャーギャ・・・・ ・・・・ ・・ ・ ・ ・・ でも、結局懐く。 プリンチペッサ「よくって?貴方にはやっぱりわたくしが必要なのよ?」レン「・・・・そうですね。」(また変な事言って怒らせたら面倒だからなここは合わせておこ)プリンチペッサ 「良い返事ね、いい子よ」 レンの苦労は続きそうですね~
2008年10月31日
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?『レディ・・・・レディ・・・・・私のレディ・・・・』 ???????「・・・? 誰? わたくしを呼ぶのは誰なの?」 ?「やっとこちらを向いてくれたね、プリンチペッサ。」プリンチペッサ「・・・は?貴方は誰なの?どうしてわたくしの名前を知っているの?」 R「やれやれ・・・・相変らず君は冷たいね・・・・私だよ、君と同じ使い魔のRだよ。」プリンチペッサ「え・・・・ええ~~~~!?貴方・・・・本当にRなの!?あの小さかった!?」 Rって・・・・こんなだった筈・・・・。R「あぁ、魔力が満ちて、やっと人間と同じ大きさになる事が可能になったのだよ」プリンチペッサ「なっななな・・・・何ですって~~!?わたくしでさえまだ人間と同じ大きさになれる程の魔力を手に入れていないのに、どうしてわたくしより後に派生した貴方がこのわたくしより先に人間と同じ大きさになれる魔力を手に入れる事が出来るのよ!?」R「何を言っているんだい?レディ。君はもうとっくに人と同じ大きさになれる魔力を手に入れているではないか?」プリンチペッサ「・・・・え?」R「おやおや、信じられないって顔だね?だったら鏡で自分の姿を確認するといい。」 プリンチペッサ「・・・・・・え?」 プリンチペッサ「これ・・・・が・・・・・・これがわたくし・・・・・?」R「あぁ、君は昔からキュートだったけれども、魔力が満ちて更に美しくなったね。さぁ、私の側に来てその美しい顔を良く見せておくれ」プリンチペッサ「・・・ま・・・・まぁ、Rったら!魔力が満ちてもキザな口調は相変らずですのね。どうせ他の女性にも同じ事を言っているんでしょ?そんなお世辞を言われて素直に喜ぶわたくしではなくってよ」ツンッ(それよりも・・・・何だか人間と同じサイズになったら少し・・・・本当~~~~に少しだけれども、わたくしよりも何だか可愛らしくなっていませんこと?・・・・認めるのは悔しいですけれどもっ)R「キザ?キザだなんて酷いな・・・・私は思った事を素直に口に出しているだけなのに・・・君は本当に美しいよレディ。このまま僕だけのレディにしてしまいたいくらいだ・・・・さぁ、いつまでもそちらを向いていないで美しい顔を私に見せておくれ」プリンチペッサドキン!「・・・ま・・・・まぁR・・・・・・・そんな・・・・わたくし達は・・・」R「そんなつれない事を言わないでおくれ、私のレディ。今では使い魔は少なくなってしまったこうして近しい私達が仲良くしていかなくては・・・・そうだろ?」プリンチペッサ「R・・・・・・」 プリンチペッサ「・・・ふふ・・・・ふふふ・・・そんなRったら・・・・そんなに言うんだったらよろしくってよ・・・・・・・・ん?」 パチッ ??「お、起きた。」
2008年10月31日
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??「ハァ~・・・・」??「感到困了。完全迷了道路。(困ったわ。完全に道に迷ったみたい。)」 カイム「お!?」 カイム (ヒュ~!カッワイイ~!mi waちんったらま~た新しい女の子をお迎えしたんだ~!・・・・・あの格好から言ったら中華人民共和国・・・・中国の子だな?チャイニーズビューティーか~!良いね良いね~!)「?好!(こんにちは!)」??「!?・・・・?好!(こんにちは!)えと・・・・・助かったアル!ちょっと道を尋ねたいアルが~~~・・・・・・」 カイム「あ、な~んだ、ちゃんと日本語話せるんじゃん!・・・ふ~ん、そっか!そっか!要するに道に迷っちゃった訳ね!OKOK!んじゃぁ俺がそこまで送ってあげるよ!あ、その前にお腹空いてない?この先に美味い日本食出してくれるお店があるんだけど、一緒に食事しない?」??「え?・・・・あ・・・あの、困るアル!私ちょっと急いでるアルよ!妹の所に行かないとだし・・・・・」カイム 「ん?妹さんが居るの?大丈夫だって!住所さえ解れば俺がちゃ~んと送ってあげるから!」 ??「ほ・・・本当に困るアルよ!・・・それに・・・・・」 カイム「? それに?」 ??「このまま私に構っているとアナタ、危ないかもしれないアルし・・・・・」 カイム「 は?危ない・・・・・?」シュッ!?カイム「うお!?」 ザッ?「?人(たいしたもんだな)、我的ヌンチャク的快速居然避免・・・・(この僕のヌンチャクを避けるとは)・・・・・・・・・・その身のこなし、お前も何か格闘技をやっているアルか?」 ??「輝(ファイ!)」輝「その女の子は僕が我が師からお預かりした大事なお嬢さんだ。そのままその子に触れるようであれば、触れた腕が粉砕されるものと思え。」カイム「・・・・あ~、なる程、殺意全開なカレシが居た訳ね~!OKOK!俺も面倒事は勘弁だから、このまま退散しますよ~!」(チェ~!久し振りの癒し系の子だったのに・・・しょうがない、気分直しに別の子をナンパしてくっか・・・・・)(気分直しにナンパすんなよw by mi wa ko) 輝 「・・・・フンッ」 ジャラッ ??「・・・もう!輝!貴方ってどうしていつもそうなの!?幼い頃から私に話し掛ける男の人は誰であろうと戦闘態勢全開で寄せ付けなくって・・・・・今の人は私が困っているのを見て親切で言ってくれていたかもしれないじゃない?」※ 以下文字カラーが紫の時は中国語で話していると思って下さい輝「君が警戒心無さ過ぎなんだよ、小芳(シャオファン)!あの男の目を良く見たのか?最初から下心丸見えだったじゃないか!君は自分の力に過信し過ぎてボヤ~っとしている所があるから・・・・・ついさっきだって、直ぐ隣にいたかと思えば次の瞬間は遥か後ろの方の露店に引っ掛かっているし・・・・・・・・で、今はこれだろ?いつ何があるか解らないんだからもうちょっと・・・」小芳ハァ・・・・「あのねぇ、輝。父の道場を狙っている敵の多かった向こう(中国)とこっち(日本)では状況が違うのよ?そんな警戒心全開のままじゃぁ折角新しい地に降り立っても友達なんて出来ないわよ?それに、私だって父の元で修行していたんだもの、そんじょそこらの男の人にだって負けないわよ」輝「ほらシャオ!また君の悪いクセが出た。確かに君は師から直接指導を受けたから普通の人間よりははるかに強いかもしれないけれども、僕は師から君を守るように遺言で言い残されたんだ。そもそも・・・・・向こうからこっちに越してきた理由も忘れてはいけない。」 輝「君の事は僕が守るから、君はただ普通の娘の様に僕に守られていれば良いんだよ。」 小芳「輝・・・・・・」 小芳ボソ・・・・『・・・・・貴方にとっては、私はあくまでも『恩師の娘』で『遺言を守る義務』でしかないのね・・・?』輝「?・・・・・シャオ?」 カイム「ちぇ~!今度はカップルのお迎えか~!ねぇ~!miwaちん!最近カップルでのお迎え多くね?ハッッピーバースディプーリップ2004とかセキグチユノアクルスライトフロゥライト&アズライトとか・・・・今度は女の子単品でお迎えしてよ!もっと女の子増やそ女の子俺、今1押しの子が居んだけどさ~、代引無料+送料500円!! 【予約品】10月発売 Kirsche(キルシェ)Pullip(プーリップ)[プーリップ/ジュンプランニング]【TY】ってどうよ?燃える様な鮮やかな赤いなが~い髪とリップに、綺麗な明るいブルーの瞳めっちゃめちゃ可愛くて俺好みなんだよな~!なっ?なっ?キルシェちゃん頼むわ~!mi・wa・ koさ~ん!」 ・・・・・な~んかそう言われるとお迎えする気が減退するんですけど~ (だ~ってカイムってばイタダイちゃう気満々なんだもん狼が待ち受けているキケンな所にカワユイ赤ずきんちゃんを入れる訳にはね~・・・・ってこら!mi wa koさん!!) カイム「え~?mi waちんの天邪鬼~!」 天邪鬼と違うから ・・・・と、いう訳で、新しくチャイニーズビューティーのプーリップ【小芳(シャオファン)】 とヌンチャクファイターのナム【輝(ファイ)】が新しく仲間に加わりました!これからもよろしくお願いします
2008年08月22日
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ジョリ(・・・・・・また、この公園に来てしまったですよ・・・・・。) ジョリ(ヴェリタス様の船、【クイーンシルフィー号】からジュエを探す為に飛び降りて、結局とり残されてしまい、しろくまさんに助けて頂いてからもう半年。今まではこの生活に慣れる為に夢中で気付きませんでしたが、この海の見える公園がある事に気付いてから、ここばかり来てしまいます・・・・・・・。) ジョリ(しろくまさんもこの町の人達も皆大好きですが、やっぱり最近考えてしまうのはヴェリタス様と巡った綺麗な海の事ばかりです・・・・・。大好きなヴェリタス様と一緒に各国を回り、数々の依頼主さんの難事件を解決していった時は毎日がとても楽しかったですよ。・・・・・・・でも、ジュエを探す為とはいえ、勝手に船を降りた私の事をやっぱりヴェリタス様は怒っているのでしょうか?この半年の間、ヴェリタス様がこちらに来たと言うお話は聞いていません、やっぱりヴェリタス様は勝手な行動をした私の事を怒っているのでしょうか・・・・?元々がわたしが無理を言ってヴェリタス様のお側に置いて頂いて頂いていたのだし、もしかして私の事を呆れてしまって、もう迎えに来て頂けないのではと最近そんな事ばかり考えてしまいますよ・・・・・・。) !? ジョリ「・・・・・フフ・・・・私ったらいけませんね、最近ヴェリタス様の事ばかり考えているので道行く女性までヴェリタス様に見えてしまいますよ」 ジョリ (・・・え・・・・・?) ジョリ (・・・えぇ~~~・・・・・?) ヴェリタス 「こら、この無鉄砲娘。」 ヴェリタス 「如何(いか)なる事があろうとも、乗船確認をした後に勝手に船を降りるなど【クイーンシルフィー号】始まっていらいの大事件だぞ? さて、いったいどういった罰を与えてやろうか?」 ジョリ 「ヴェ・・・・・ヴェリタス様・・・・・・・・ウソッ・・・・本物・・・・ですか!?ヴェリタス様が迎えに来て下さるなんて・・・・・私・・・・・昨日の夢の続きでも見ているんでしょうか・・・・?」 ヴェリタスフフ・・・・「夢にしてはハッキリした寝言だなぁ。・・・・・・・・夢に見る程わたしの事が恋しかったのか?」 ジョリ「・・・・はい・・・・。え?あ!あの~~~~・・・・・・私・・・・・私、何と言って良いのか・・・・・・・・・・・・」 ヴェリタスフ・・・・・ 「まったく、心配させおって。」 ジョリ「・・・・・ヴェリタス・・・・さまぁ・・・・・」ジワ~・・・・・ しろくまくん「じょ~~~ちゃ~~~ん!!」 !? ジョリ「し・・・・しろくまさん!?」 しろくまくん「え~~らいこっちゃ!えらいこっちゃやで~~~!!さっき・・・・・さっき!オリゾンはんがエライ別嬪はんをナンパ・・・・じゃぁなくってこっこう~~~赤くてなが~~い髪の別嬪はんと話してましてん!それでな、そのお女性(ヒト)が嬢ちゃんを探してる言うて~~~~~!!・・・・・と・・・・とにかくエライこっちゃやで!!」ジョリ「しろくまさん、慌てているのは解るのですが、もうちょっと落ち着いて話して下さいです」しろくまくん「何言うてますのん!?これが落ち着いていられますいかいなっだって・・・・・だってその別嬪はんはもしかして~~~~・・・・・」 ヴェリタス「おぉ、先程すれ違った。ジョリと知り合いだったのですか?」 しろくまくん「 (゜∇゜;) はへ?」 ジョリ「しろくまさん、この方が私の師、海上の名探偵と謳われている名探偵のヴェリタス様ですよ。ヴェリタス様、この方は私とジュエが今お世話になっているしろくまさんです。」ヴェリタス「・・・・・そうでしたか、それは失礼しました。ジョリとジュエが大変お世話になっております。」 しろくまくん「 (゜∇゜;) ・・・・え!?あ、はい、えと・・・・・イヤ~、そんな大変だなんて・・・・・・・・・はぁ・・・・・・・。」 (*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング
2008年05月27日
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しろくまくん「♪ある~ぅひっ森のなかっくまさ~ん~にっで~あぁ~った!♪・・・・・・?あれは~・・・・。」 しろくまくん(お迎えしてからとんと出番の無かったオリゾンはんやないか~?(←さり気に失礼)一緒に居(お)る女性は誰やろ?)オリゾン「・・・・・・・・・。」????「・・・・・・・・。」しろくまくん(ここいらでは見掛けんおヒト(女性)やな?何話してはるのやろ?) ????「・・・・・解った、そこに行けば会えるのだな?協力感謝する。では失礼。」 スタスタスタ・・・・・ しろくまくん「ほあ~・・・・・・・!な~!な~!な~!オリゾンはん!今のゴッツイ別嬪さんは誰でっか~!?あんなゴッツイ別嬪さんをナンパするなんて、あんさんもスミにおけまへんな~」オリゾン「ナンパ・・・・違う違う!ヒトを探してるらしくって聞かれたんだよ。」 しろくまくん「ヒト・・・・?人て~・・・・誰を・・・・?」オリゾン「あぁ、なんでも女の子を捜してるらしくって、ブラウンの髪をお団子にしていてクマのぬいぐるみを抱いていて、マリンルックを着ている【ジョリ】って子をな。」しろくまくん 「!? ジョリの・・・・・嬢ちゃんを!?」(まさか・・・・・・・・・)ドキドキドキ・・・・・オリゾン 「!? あ、そういえばあんたのトコに居る子って確か~・・・・・」しろくまくん「そそそそそ・・・・・それでっ何て答えましたん!?」 オリゾン「え?この先の公園で見かけたから、その公園に居るって答えちゃったけど~・・・・マズかった?」 しろくまくん「え!?イヤ、マズイ・・・・・マズイって~事は~~~~あらしませんけどぅ・・・・・でもでもでも・・・・・もしかして・・・・あのお方・・・・・?」 オリゾン「何よ?教えてマズかったの?マズくなかったの?どっち?」 しろくまくん「い・・・いや、オリゾンはんは気にせんといて下さい。でもでもでも~~~~・・・・・・とにかくえらいこっちゃ~~~!!」 タッタカタカタカタカタカ― ・・・・ ・・・・ ・・・ ・。 オリゾン「・・・・・何なんだ?いったい。・・・・・・てか、俺の出番ってこれだけ?」 久し振りの出演なのに・・・・・・ ポツン・・・・ 続く。 (*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング
2008年05月26日
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ジョリ「・・・・・・・・フゥ。」 どくろべ~さま「お~!嬢ちゃ~ん!買い物の帰りでっか~?」どくろべ~さま「そういえばしろくまはん、最近新しいネタ考えてはったやろ~?何か良いネタでも出来た様子は・・・・・・」ジョリ「・・・・・・・・・・・・・。」どくろべ~さま「・・・・・・・・・・・・・嬢ちゃん?」 トボトボトボトボ・・・・・・ どくろべ~さま「嬢~~~~ちゃん!」 ジョリ「・・・・え!?」どくろべ~さま「んもぅ!嬢ちゃん、道歩く時は危ないし、すれ違っても知り合いに気付かへんからちゃんとメガネ掛けてぇなぁ言うてんのに・・・・・・て、あり?ちゃんとメガネ掛けとるがな」ジョリ「あ・・・・・・・あぁ、どくろべ~さまでしたか。ごめんなさい、ボゥっとしていて気付きませんでした」どくろべ~さま「いつもはシッカリしてはるのに珍しいなぁ?風邪でもひいたのん?調子悪いんやったらおっちゃんが送ったろか~?」ジョリ「大丈夫ですよ~、ちょっとボゥっとしていただけですからどくろべ~さまはこれから会合(mi wa ko地区自治会班長会議会議テーマ【禁断のパンドラの箱(ドール専用クローゼット)内の各ドールテリトリー配分について】)でしょ?最近暖かくなったとはいえ、まだまだ朝と夜は冷えますから、暖かくして出掛けて下さいね」 どくろべ~さまジ~ン「嬢ちゃんは優しいな~ほんま、こんなシッカリしてて優しい嬢ちゃんを嫁に貰う奴はゴッツイ幸せ者やで~」ジョリ「んもぅ、どくろべ~さまったらいつも大袈裟なんですから・・・・・いけない!そろそろしろくまさんが帰ってくる頃ですよ!?では、私失礼するです!」どくろべ~さま「おぉ、そうでっか~、いくらしろくまはんの所に世話になってる言うても、あまり気ィ遣い過ぎたらあかんで~!」ジョリ「お気遣いありがとうございます、でも、しろくまさんには良くしてもらっているのでそんな気を使ったりなんてないですよ~!じゃぁ・・・・・失礼します」ペコリ・・・・ どくろべ~さま「もう暗いさかい、気ィ付けてな~!」 どくろべ~さま 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 どくろべ~さま 「・・・・・う~ん、何やろな~?いつもは元気なのに、今日の嬢ちゃんはや~っぱり心なしか背中も元気が無さそうなんやけど~・・・・・いったいどうしはったんやろ?」 しろくまくん「お~~~!どくろべ~は~ん!こんな所で黄昏てどないしたん?」どくろべ~さま 「しろくまはん・・・・・って、その首周りのジャバラみたいなキュートな物は何なんですのん?」しろくまくん「お~!流石どくろべ~はん気付かはれました?ほら、最近『~王子』っちゅうのが流行りですやん?ゴルフとか野球とか~・・・でな、今度のネタで王子ネタやろう思うてテヤン兄さんの【カヴァリエ】はんから王子の格好では欠かせないアイテムの、首の周りのモワモワを借りて来たんですわ~」どくろべ~さま「ナントカ王子~って・・・・・んまぁ、確かに新聞やマスコミでは今や普通に『~王子』っちゅう文字は躍ってはりますけれども、もう旬は過ぎてる気ィが~~~~」しろくまくん「なんや~!一生懸命考えたのにぃ!」 どくろべ~さま「ま・・・まぁまぁまぁでも、その格好はゴッツイキュートやで?似合うてはるわ~わては好きやで?」しろくまくん「おおきに~そんなどくろべ~はんも今日はゴッツイ渋くてイケメンやで?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 どくろべ~さま 「・・・・・・・しろくまはん」 しろくまくん「どくろべ~はん」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 どくろべ~さま「って!二人で怪しい雰囲気醸し出している場合やないんやわ!なぁなぁなぁ!しろくまはん?最近、ジョリの嬢ちゃんに何かあったんやろか?」しろくまくん「・・・へ?急にどないしましたん?」どくろべ~さま「いやな、さっき嬢ちゃんに会うたんやけど~~~~~・・・・・・・・・・・。」 ―数分後― しろくまくん「・・・・・・・は~、そないな事があったんでっか~・・・・・。」どくろべ~さま「せやからな、何か悩みとかあるんやないかって心配になってしまいましたんよ」 しろくまくん「それなんやけどな、わてもチョイ前から気になってましてん。普段はいつも通りになんも変らず元気なんやけど・・・・・そうそう、この前なんかも今時分の時間やったかな~?嬢ちゃんが公園で椅子に座り込んで、一人で何もする事なく、ズ~~~~~と何やら考え込んでいて、声を掛け辛かった事がありましてん・・・・・・・。」 どくろべ~さま「・・・・そうなんでっか~・・・・ほんまに何も思い当たりあらしませんの?」しろくまくん「それがサ~ッパリ・・・・・・・・・・あ!」 どくろべ~さま「なっ何なんですのん!?いきなりビクリするがな~!」しろくまくん「そうそうそう!思い出しましたわ~!この前な~、『最近暑くなってきたから、もうそろそろ海水浴してもええんちゃう~?嬢ちゃん、そろそろ水着とか買っておいた方がええよ~』ってわてが言いましてん、それから・・・・・かな~?」どくろべ~さま「解った!しろくまはん~、若い女の子に水着の話なんてセクハラまがいの事言うたらあかんやないか~、乙女はちょっとした事でも・・・・」しろくまくん「ちゃうわ!アホゥ!!誰がセクハラオヤジやねん!」 どくろべ~さま「・・・・じゃぁ何々ですのん?」しろくまくん「・・・・・・・・そもそも、ここに来る前は嬢ちゃんは【べりたす】いう女性(ヒト)の舟で色んな国を旅してはったんやろ?ここに来たのも、乗船出来なくなって仕方なくここに住まわざるをえなくなったんやし・・・・その【べりたす】いう人の事が恋しくなったんやないやろか・・・・・?」 どくろべ~さま「!?」しろくまくん「元々も、嬢ちゃんがその【べりたす】言う女性(ヒト)に憧れてその女性(ヒト)助手になったくらいな訳やし・・・・・」 どくろべ~さま「・・・・・そうか、そうやな~。ここに来たのも、舟に乗り遅れてここに住み着いた訳やし・・・・」しろくまくん「その女性(ヒト)もきっと、いつかはジョリの嬢ちゃんと坊(ジュエ)の事を心配して迎えに来るやろうし・・・・・・」どくろべ~さま「そっか・・・・やっぱりそうやろな、その【べりたす】言う女性(ヒト)が迎えに来たら行ってしまうやろか?」しろくまくん「そりゃそうやろ~!・・・・・でも、わてらはそれを止める権利なんてないもんな・・・・・」どくろべ~さま「そ・・・・・・・・っか。なんや~、折角良い子が来てくれたのに、寂しいな~・・・・・」 しろくまくん「う・・・ん。でも、わてらは笑って送りだしてやらなぁ・・・・な。」 どくろべ~さま「ん・・・・・・・・・・・・・・・・。」 (*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング 拙いブログですが、これからも少しずつ更新して行きたいと思っていますので、よろしくお願いします
2008年05月22日
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ザザザザッハァハァハァハァ・・・イエローライン傭兵A「よぉよぉよぉよぉ!MJちゃんよぅ!もぉいい加減観念してくんねぇかなっ!?」イエローライン傭兵B「ハァハァハァ・・・・・俺ってさ~、実はあんま長距離得意じゃないんすよね~・・・・もぉ走れねぇよ~・・・・」イエローライン傭兵A「うるせぇよ!お宝を目の前にしてみすみす逃がしてたまるかよ!根性出して追え!!」 ザザザザザザザザ・・・・・ザン! !! ハァハァハァハァ・・・・MJ「・・・・・・・・・・・。」イエローライン傭兵A「ハハッ・・・・残念~!MJちゃん。その先は2時間ドラマ最後の場面ではお決まりの高~い崖っぷちだよ~ん!ほらほらほら、危ないからこっちにおいで~!あんたもここに来てそこからダイブしてミンチにはなりなくはないだろう~?ハァハァハァ・・・」イエローライン傭兵B「ったくよ~・・・・・ハァハァハァ・・てっ手間取らせやがって・・・・・あんたも・・・・ハァハァ・・・・その様子・・・だとっ・・・・ハァハァ・・・ソートー弱ってるんだろ?・・・なのに変な所で根性・・・・出しやがって・・・ハァハァハァ・・・・で・・・でも兄貴、これで報奨金は俺らのものっすね!ハァハァ・・・・・それにしても、本当にコイツ、カイム兄貴にソックリでビックリしましたね!」イエローライン傭兵A「あぁ、こんなヘタレでなかったらカイム兄貴だって信じちまうくらい良く似てるよな~。・・・・・しかし、【MJ捕獲】はグリーンレベル以上のサブミッションだろ?兄貴ソックリの奴をふん縛るのは気が引けっどよ~、グリーンへの昇格と報奨金がいっぺんに俺らの物になるなんて俺らにも運が回って来たよな~!ヘヘ・・・」MJ(カイム兄貴?ソックリ・・・?町で間違われた男の事か・・・・?)「ハァハァ・・・・あ・・・あんたらも【天国への翼】の信者か?最近の教団は信者に金をチラつかせてこんなマネまでさせているのか?表では聖人面して裏では信者がスパイごっこ・・・・ご苦労なこったな」 イエローライン傭兵A「はぁ!?おめぇ何言ってんだ!?俺があんな綺麗事ばっか言ってる胸糞悪ィ(むなくそわりぃ)集団の信者な訳ねぇだろぉが!?あんな奴らと一緒にすんじゃねぇ!てめぇ、ふざけた事言ってっとミンチにすんぞ!?」イエローライン傭兵B「あ・・・兄貴ィ・・・・落ち着いて下さいよ~。こいつの場合は無傷で捕らえないと報奨金がパーな上にきっと罰金っすよ!?」イエローライン傭兵A「チッ・・・・解ってるよ。面倒臭いミッションだよな~、他の奴みたいにミンチにしちまえば楽なのによ。」 MJ「!?お前ら・・・・【天国への翼教団】の差し金じゃねぇのかよ?・・・・じゃぁ・・・・お前らの雇い主ってのはいったい・・・・・・・・・・・・・」イエローライン傭兵A「あ~?んなの知らねぇよ。俺らはただ元締めであるカイム兄貴がボスから貰ってくるミッションをコンプしてカイム兄貴から報奨金を頂くだけ。約束通り金さえ払ってくれれば、どんな雇い主だろうがどんな仕事だろうが別に構わねぇよ」イエローライン傭兵B「へへ・・・そうそうそう、ただ与えられたミッションさえこなしていれば大暴れ出来る上に大金が転がりこむんだからこんなボロイ仕事ないよな~。・・・・・だからなぁ?ここは俺らの為に大人しく捕まってくれよ~。カイム兄貴から聞いたんだけど、どうせもうあんたには帰る場所もねぇんだろ?」 MJ!? イエローライン傭兵A「へへ・・・だからさぁ?どうせもう帰る場所が無いんだったらここでジタバタしてもしょうがないべ?だったら俺らに大金稼がせてくれよ~・・・・な?」イエローライン傭兵B「そうそうそう・・・・ほらぁ?そんな所でフラフラしてっとマジに落ちっぞ?危ないからこっちにおいで~。ここで俺らに見付かったのも運命だと思ってさ~、どおせお友達も居ないんでしょ~?つか、居たとしてもあんたがノコノコお友達の所に出向いて行ったら、お友達に迷惑が掛かっちゃうかもよ~?」MJ(・・・・・帰る・・・・場所・・・・・。そうだ、帰る場所なんてもう・・・・・ここには無い。だから、ヂュオラーの元から出て約1ヶ月・・・・教団の息の掛かっていない土地を目指して気配を消しながら森の中を走ってきたのに・・・・・まさかここに来てこんな金の事しか考えていない様なチンピラに嗅ぎ付けられるとは・・・・・クソ!・・・・・こんな奴らにまんまと捕まってアイツ(イヴリーズ)の所に連れて行かれるくらいなら、いっそあの時のように一か八かこの崖から飛び降りて・・・・・) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ジリ・・・・イエローライン傭兵A!?「お・・・おい!何後ろに下がってんだよ!?この高さから落ちたらマジでミンチどころの話しじゃねぇぞ!?いいからこっちに来いって!」MJ(フ・・・帰る所もない・・か・・・。そうだよ・・・な、このまま生きて、誰かがまた俺に関われば、いつかはまたあいつら(天国への翼教団)に嗅ぎ付けられて、その関わった人間がまた犠牲になるかもしれないし・・・・本当は俺はここに居ちゃいけないのかもしれない・・・・) ジリ・・・・MJ(この賭けで死んだのなら死んだでそれも運命・・・・か・・・・・・・。死んだら、ジャック、ポアロ、デレク、フィーゴ、ヨーフ・・・・あいつらと一緒の所に行くのかな?クソ・・・・・・!あっちでもしあいつらに会えたら、絶対全員1発ずつぶん殴ってやる!ナムに酷い事した仕返しだ・・・・・!・・・・・・・・んで、俺もあいつらに謝んなきゃ。・・・・・・・・こうなった結果は全部・・・・・俺のせい・・・・・・だから・・・・・・。) ジリ・・・・ MJ(・・・・・・・・・・・・ソフィア。) イエローライン傭兵A「だ~~~!だから後ろに下がるなって!!」(*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング 拙いブログですが、これからも少しずつ更新して行きたいと思っていますので、よろしくお願いします
2008年05月19日
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ピッ エド「・・・・!あ~!」マアト「エド?」 エド「」 マアト!?「バッカだな~!自分で自分の頬を切っちゃったのか?・・・・・・あぁあぁあぁ!結構深く切っちゃったな」 エド「」 ゴシゴシゴシ・・・・・マアト「わ!バカ!!何やってるんだよ!?傷口を擦るやつがどこにいる!?・・・・痛くないのか?」エド「・・・・あぅ・・・・ば・・・か?」 マアト「!?・・・・お前・・・・言葉を・・・・・?驚いたな、脳細胞の細胞分裂が活発な子供の頃だったらまだ充分可能だけれども、栄養失調が原因で一回縮んでしまった大人の脳はもう元に戻らない筈なのに・・・・・・・いつもザクエル様御手すがらお前に食事を与えて下さっているお蔭なのかな・・・?って、何でよりによって最初にマトモな単語を話した言葉が【バカ】なんだよ?そんな言葉、覚えなくていいからね?」エド「???・・・・ば・・・・か?」 マアト「だ~か~ら!覚えなくっていいってば!・・・・・・もぅ!しょうがないな~!血がポタポタ流れちゃってるじゃないか、ほら、こうしてても埒が明かないから傷の手当をしに行こう」エド「????」マアト「ほら!行こうって言ってるんだよ、付いて来て!」 エド「?????」 ハァ・・・・ マアト「本当に赤ん坊と一緒だな、ほら、来いってば」 グイッ エド「」 マアト「まったく・・・・お前には言葉の意味から教えていかないとダメだね。あ~ぁ。最初はザクエル様からの依頼だし、実験用マウスの世話しかした事なかったけど、大人の人間の世話だから大した事ないだろうって思って引き受けたのに、こんなに大変だとは思わなかったよ・・・・・・」エド「・・・・・・・・・・・・・・・」 マアト「・・・・おっと!いけない、さっきみたいに余計な事を覚えちゃうとザクエル様の前でエドが使っちゃったら大変だ、これから言葉使いも気を付けていかないと・・・・・でも、そんなに僕【バカ】って言ってたかな~?」エド「・・・・・『ばか』?」 マアト「あ~!だから!!その言葉は忘れて良いってば!」 エド「???」 マアト「・・・・・・・・ハァ今度ザクエル様に会うまで修正しておかないと大変だ・・・・・・僕が悪いんだろうケド・・・・・」 (しかし、自分とお金と女の人の事しか考えていないような煩悩だらけのあのカイム幹部が不幸な生い立ちの人間を保護しただなんて信じられないな・・・・。噂ではこの【天国への翼シティ】を出て、隣町まで行って不良達を集めて何やら天国への翼の教えに反するような良からぬ事もしているって噂も聞いているし・・・・・。ザクエル様は『噂はあくまでも噂です。彼は彼で深い考えがあって町を出ているのでしょう、企業側の人間と言っても、天国への翼の家族がそのような事をする筈ありません。それよりも、私以外の幹部の方や司教様に今のような上層部の批判めいた事を言ってはいけませんよ?厳罰を受けてしまいますからね?』なんて仰っていたけれども・・・・・・僕はやっぱり、どうしてもカイム幹部の事は好きになれないな・・・・・・。) ザクエル(おこちゃまの情操教育にはペットを与えるのも有効なんだよね~ん♪byカイムモードの俺様♪) ザクエル(マアトを慰めている時はち~っとやり過ぎたかな~?(家族(信者)に優しくし過ぎて恋愛感情を持たれ、自分の手に入らないのならと追い詰められた家族(信者)に2度刺されている)とは思ってたんだが、あの様子だったら大丈夫だろ。ま、成長促進剤を投与していたとはいえ、人口羊水から出てまだ5年程しか経ってないから恋愛感情や性欲なんてまだまだ無いか。エドの世話も何だかんだやってるし、上手くいってるようだな、流石策士家の俺様♪) (*^人^*) 良かったらポチッてやって下さいませ~!ランキング参加中です 全国から注目されているサイトが大集合!ゲーム・アニメ・趣味人気急上昇ランキング拙いブログですが、これからも少しずつ更新して行きたいと思っていますので、よろしくお願いします
2008年05月08日
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