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LUSHEL
VALKYRE
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THIRSTYROAD
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CAMEL『月夜の幻想曲(ファンタジア)』
PINK FLOYD『狂気』
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P.F.M.『(伊盤初期2作)』
PULSAR『Halloween』
GENESIS『月影の騎士~Selling England By The Pound』
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A.C.T.『CIRCUS PANDEMONIUM』
CAPTAIN BEYOND『CAPTAIN BEYOND』
PAVLOV'S DOG『禁じられた掟 Pampered Menial』
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KLAATU『Klaatu 謎の宇宙船』
美狂乱『Anthology vol.1』
平山照継『ノイの城』
LUSHEL『奇蹟の城』
KENSO『天鳶絨症綺譚』
Yuka & Chronoship『The 3rd Planetary Chronicles 第三惑星年代記』
WAPPA GAPPA『我破(GAPPA)』
陰陽座『鬼子母神』
ザ・タイガース『ヒューマン・ルネッサンス』
SARABANDGE『SARABANDGE Ⅰ』
中森明菜『不思議』
映画『小さな恋のメロディ』サウンドトラック
Queensrÿche『Operation: Mindcrime』

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2005年05月01日
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カテゴリ: ミュージシャン
昨日4/30に神戸「SITE KOBE」にて LUSHELの再結成ライブが行なわれた 。
もちろんボクも彼らの大ファンだったので行く気満々だったのに悲しいかな仕事の都合で直前に不参加決定~っ!!(滝涙) サラリーマンが羨ましい…


そんなわけで本来なら今日の日記はライブレポだったはずなのに急遽変更です。 そう、あの名盤のレビューを書きます! あ~悔しい!!


LUSHEL 珠玉の名曲集
『ACROSS THE INFANCY』
1986年





この時期…1982-6年というのはボクが夢中になっていたプログレッシヴロック(ちょっとハード寄り)のサウンドがポップになってきた頃で、例えばRUSHもSAGAもNOVELAもそのサウンドをあたかも別のバンドのように変えてきた。 
それはやはり 1982年から始まったASIA、YES、GENESIS等のポップス化の波 を受けていたんだと思う。

そんな中で見つけた地元名古屋の超プログレバンドLUSHELの恐ろしいほどのプログレサウンドはボクの期待を裏切らない最後の砦だった。
『奇蹟の城』 はすべてのシンフォニック・プログレハード・ファンを頷かせる大傑作であった。 名古屋大須E.L.L.での月一回のライブは毎回参加したし、その度にカセットレコーダーを持って録音していた。
しかし『奇蹟の城』を発表後はLUSHELもサウンドを徐々に変化させていった。 なんというか、オシャレなアレンジとメロディーが増えていったのだ。 よくライブに一緒に行っていたブラックミュージックファンの友人の「 LUSHELも時の流れに乗りましたな。 」という言葉が突き刺さった。 ベタなドプログレにしがみついていたかったのに~っ!

しかし、反面この新しいLUSHELもまんざらではなかったから想いは複雑だった。
ドプログレを追いかける自分とメロディアスでキャッチーなLUSHELにテンションが上がる自分…。 今なら簡単に「両方好き♪」と言えてしまえるが、当時はなぜか“どちらかに決めなければ!”みたいなこだわりがあったのだ。 なんだろうね、これ?



ちょっと独り言が長くなってしまった。 ごめんなさい。


さて、この『ACROSS THE INFANCY』に収録されているのは全部で5曲。 
ライブでは定番だった 「FASCINATION」 はキラキラしたシンセサウンドから始まる切ない詞が印象的な名曲。 特にサビのメロディーは秀逸で21世紀の現在でも通用すると思われる。 本当によく練られたアレンジで後半にはサプライズ的な演出もありリスナーはお腹が満腹になる。 新加入の加藤君のギターも伝統のLUSHELっぽさを残しつつもちょっとしたところに若い息吹を吹き込んでいる。

「LOST」 もこれまたサビのメロディーが美しい名曲ですね。 まずイントロのドラマチックなコード進行でヤられる(笑)。 そしてどの楽器バートも前に出ることなく絶妙なバランスをとっているのがこの曲の最大の魅力なのかも知れない。 コーラスも素晴らしい! サビに入る手前のブリッジ部分では主旋律とコーラスのダブル・メロディーで非常に高度な作曲能力がうかがわれる。 

次の 「SILENCE」

「UTOPIA」 もライブで人気の高かった曲。 LUSHELの曲の多くはこのギターの弾むようなフレーズが印象的で、非常に特徴のある奏法だと思う。 しかしこのハイハットのリズムが実に気持ちがいい。 また途中の子供の会話の後に繰り広げられる上昇していくフレーズ&左右に行き来する音遊び的なアレンジ部分はいつ聴いても気持ちがいい! この曲も7:24もあるのだが、その長さを感じさせないのはやはりメロディーの良さとアレンジの巧みさによるものである。

最後の 「EPILOGUE-追憶-」 はKOJIROHのボーカルの上手さが光る落ち着いたメロディーが素晴らしい。 ゆったりと静かに語るように歌う静の部分とサビでの激しい張り裂けるような声による見事な使い分けはレンジの広いKOJIROHだからこそ出来る神業だと思う。 そしてこの曲も他の曲同様、いやそれ以上に各楽器パートのアレンジがよく出来ている。 ギターソロもキーボードソロも適度に主張し適度に曲中に収まっている。 あくまでも曲全体のバランスを考えているようだ。 しかし、やっぱりLUSHELはKOJIROHのこの儚げで健気なボーカルあってこそだなぁ、と思わざるを得ない。 美しすぎる名曲である。




このアルバムは『奇蹟の城』で見せた大仰ないかにもプログレだというような部分は消えてしまっているが、そのかわり 美しいメロディーと聴き終わった後の心の安らぎを与えてくれる名盤 だと言える。


これらの曲は当然『奇蹟の城』の頃の面影はなく、元々のプログレファンからはどう思われていたんだろうか? ただそれらの新曲も曲自体は大変良く出来ており、彼等にとっては実は“元プログレ”だったという過去が重い足かせになっていたのではないだろうか、と思ったりもする。

こう考えるとこのアルバム『ACROSS THE INFANCY』はドプログレだったLUSHELとポップに変身したLUSHELとの過渡期の彼等が残した貴重な作品だったといえよう。 プログレが持つ緊張感とポップな曲の持つ心地良さが上手くブレンドされた稀に見る“奇蹟のアルバム”だったのだ。





さて、この4/20にリリースされた 浜崎あゆみ さんの新曲はもうみなさん聴かれただろうか?
実はこの曲 HARABOW (原一博氏) その人なのです。
今から約20年前に開花した彼のポップセンスが今やこんなにも花開いているのである。 当時を知るボク達にとっては本当に嬉しいことである。
残念ながら当のHARABOWは今回の再結成ライブには出演されておられないが、これだけ多忙な音楽人生を歩んでおられるのだから仕方がないですね。


まぁ、ボクとしては思いっきり個人的な希望ではありますが、 是非とも地元名古屋でのライブをしていただきたいなぁ! と。
あ、それとこれはちゃんと言っておかないとね…
「motoさん、たくさん書き込みとかしていただいたのに今回不義理してしまって申しわけございませんでした。」 (もう覗いていただけないかもしれないけど…悲)





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最終更新日  2005年05月01日 10時31分39秒 コメント(23) | コメントを書く


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