手あみと手まり

リハビリ

このところ、自分のものを編む時間・余裕がほとんどありません。でも、このままでは、自分の編物の腕は落ちるばかり…「時間がないと嘆く暇があったら、時間を作れ」どこからかこんな声が聞こえてきそうですが…さすがに危機感を感じたので、リハビリがてらに自分用のアイテムを編んでいます。使用糸：ダイヤグローブ使用針：棒針12号ひたすらメリヤス編み。しかも裏（危険だ…）。でも、このただのメリヤス編み、この単純操作の繰り返しが、ちょっとした精神安定剤になったりします。ちなみに、この糸は、メンズ用の糸としてとても気に入っていたもので、かなり前に買いだめしておいたまま、押入に眠っていた糸です。同じ糸でマフラーを何本も編みましたが、いまだにヘビーローテーション中です。さて、これで何を編むかというと、裏メリヤス編みだけの至ってシンプルなラグランプルオーバーです。ただし、製図するときに少し一工夫を入れました。ヴォーグ式の製図を勉強した人ならわかると思いますが、着やすいように後肩線を3cm上げて製図しています。この状態で接続原形を引いてラグラン製図を書くと、前身頃と後身頃、前袖と後袖の寸法差が出たりして、ちょっと面倒くさい。でも、そこをクリアすれば、あとは裏メリヤスなので、特に問題ないはず。さて、途中で投げ出さないで完成させることができるでしょうか。デザイン画を描く時に使います。日本ヴォーグ社　デザインノート