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2009/01/04
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カテゴリ: 日記
毎年恒例の日高義樹のワシントンレポートである。
2008年予測結果の私の採点は、60点であろうか。
レポーターが所属するハドソン研究所なるものが、そもそも共和党のシンクタンクであるため、共和党よりの意見であることは、折込済みである。

昨年の最大テーマである次期アメリカ大統領は、民主党が勝った。
キッシンジャー博士は、共和党でありながら、客観的に次期大統領は、「民主党大統領が出現する可能性がある」と予言しておられる。
日高義樹氏は、「絶対マケインが勝つ」との予測であった。

今年も要約をまとめたので、ここに記録しておく。
折々に参考にしていただければと思う。

日高義樹のワシントンレポート


第1部 オバマ大統領はアメリカを救えるか。
☆ オバマはアメリカ人に希望と新しい方向を与えたフランクリン・ルーズベルトと同じだ。
☆ 政府から資金を与えられたことでアメリカ人が購買意欲を持つか、銀行が貸し出すかが問題だ。
☆ サマーズ、ガイトナー、ボルガーという3人の優れた人々を使うことによって、オバマは金融と財政を立て直すだろう。

第2部 中国は混乱に落ち入るか?
☆ 金融危機には中国人も衝撃を受けており内需の拡大に努力するだろう。
☆ 中国内陸部の収入が少ないため、難しい時期を迎えるが、上手くやるだろう。
☆ 中国たたきをしてはならない。
☆ オバマ政権でも米中関係はこれまで通りで変わらないだろう。

第3部 イランは核兵器を持つか。
☆ イランが核兵器を持てばアメリカよりもロシア、インド、中国などイランに近い国が危機にさらされる。

☆ いずれの先進国も一つの革命国家が中東全域を支配することを許さないだろう。

第4部 北朝鮮は崩壊するか
☆ オバマがこれまで以上に努力しなければ、北朝鮮の核保有が既成事実になり、日本が安全保障政策を変えることになる。
☆ 六ヵ国協議は、続けるのが良いと思う。
☆ 北朝鮮崩壊があるとすれば、それは、あっという間に起きる。


☆ 地政学的に見てロシアがアメリカと争うことはない。
☆ ロシアと中国が同盟を結ぶようなことはない。
☆ ロシアは人口が減り続け、崩壊に向かっている。

キッシンジャー博士の<2009年 10の予測>
1.オバマの人気は、1年はもつ。
2.オバマ政権は、強い外交政策を取る。
3.経済は今年、前半は悪いが後半は盛り返す。
4.ドルは、今年の後半、やや持ち直す。
5.石油は、今年後半には、1バレル75ドル程度で安定する。
6.中国で大掛かりな反政府運動が起きることはない。
7.北朝鮮は、ますます国家としてやっていけなくなる。
8.小規模なテロはあるかもしれないが、大規模なテロは起きない。
9.アジアのアメリカ軍は現状を維持する。
10.2009年は複雑で危険に満ちているが、またとない機会に恵まれる年になる。

合掌





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最終更新日  2013/01/28 09:24:20 AM
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