厚労省によると、昨年の日本人の平均寿命は、女性が87.74歳、男性が81.64歳となり、ともに過去最高を更新し、前年に比べ女性が0.30歳、男性が0.22歳延び、9年連続のプラスだそうです。
平均寿命を後1年に控え、これまでの人生を振り返ることが多くなりました。
1992~1993年と51~52歳の後半の人生を迎えた時、2年連続で売上が、3割ずつダウンし半減となりました。
振り返れば振りかえるほど、この時の苦心惨憺のお陰で、今の自分がいると感謝しています。要するに、区切りのいい日に、しっかりと自分自身を見直すことが大切です。
この時に気がついたことは、<多くの人のお陰で今の自分がおり、自分が誰かに何かをしたことよりも、してもらったことのほうが、圧倒的に多い人生であった>ことに気付きました。
こんなことを自分から言うのも恥ずかしいことですが、<後半の人生は、これまでに受けた恩を返していこう。そして様々な人の役に立つ人間でありたい>、そんなことを固く決意しました。
これを機に、年初には経営方針発表会を全社員で開き、一年の中間地点では、下半期決起大会と称し、前半の出来高を振り返り、後半の目標を明確にして、新年を迎えたいと思ったのです。
売上半減を機に、会社も個人も、年初や年度の中間点地点など、区切りのいい日に自身を振り返る機会を持ち、掲げた目標がどこまで達成できているかを見直すようにしたのです。
短い人生、その区切りは、一日は午前・午後であり、週初め終末、月初月末、年初、年中、年末であると思います。
再三言いますが、いずれにしても、区切りのいい日に、目標を見直したいものです。
合掌