マリィのつぶやき

2006年08月16日
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カテゴリ: 日記
庭06815






久しぶりに星を見た


うちの真上に天の川がかかっている


都会から来たXさんが「ねぇ、マリィの家の上にかかっているの、あれ天の川だよね?一人で見るのが怖いから一緒に見よ」というので庭に出た。

街灯もあるし真っ暗ではないけど、確かに今夜は夏空にしては星がよく見えるほうだ。


Xさんはすっかり感動して一人でぺらぺらしゃべっている。


私も久しぶりに椅子にかけて夜空を眺めた。
涼しい夜風に吹かれながら・・・




X「ね、森林浴っていうけど、これは星座浴だよね!」



X「なんでこんなに星が近くに見えるの?標高が高いから?」

私「空気がきれいだからだよ」


星を見たまま、感じたままに受け止めよう。
知識や情報を心の中から追い出した方が、人は幸せになれるんじゃないかと、星を見ながら考えました。


でも赤ちゃんは星を見ても感動しませんね、多分。




私が子供だった頃、小学生にはなっていたでしょうか。
お盆やお盆が終わる頃に、2人の、時には3人の兄たちと一緒に、夜、ご飯の後、寝る前の時間の長い間、星を眺めたことを思い出します。

あのころ、天の川の中洲もはっきり見えて、それどころか天の川を形成している一つ一つの星が数えられるぐらいはっきり見えて、兄の一人が大きい懐中電灯で星に向かって照らすと、いわゆるチンダル現象で目指す星の近くまでスーッと光の線が伸び、その星を指し示す。

そしてその星の名前や星座の由来などを別の兄が話してくれた。



確かに星というものを一人ではなく誰かと一緒に見る、そうすると自分を含めてその誰か、家族や友達が次第にいとおしいものに感じてくる。



星の数とはよく言ったもので、数えていたら一生あっても足りないくらいだ。




しばらくぶりで星を眺めたけど、なぜか満ち足りた気持ちになった。


星というものは宇宙からのすばらしい贈り物だ。
星の輝きのようなすてきな贈り物である・・・



いろんな星があるって、サンテグジュペリは言っている・・・


酔っ払い
酔っ払いのいる星



baobab




満天の星が美しいのは、目には見えない花がどこかの星に咲いているからなのさ・・・

とサンテグジュペリは「星の王子様」の中で語りますが、その話を思い出しながら見た星空も、私にとっては「満天の星空がきれいなのは、誰かと一緒に見ているから」と素直に感じました。








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最終更新日  2006年08月17日 00時25分13秒
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