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小人さんが姿を消して、一週間が経ちました。RINGOさんは毎日引き出しの中をのぞきます。RINGOさんは毎日机の上に消しゴムを置きます。RINGOさんは時々ため息をつきます。思えば小人さんが現れたのも突然でした。いなくなるのも突然なのでしょうか。RINGOさんはずっと一人で暮らしていました。小人さんが現れて、RINGOさんはとてもうれしかったのです。RINGOさんはため息をつきます。「一人は寂しいんですよ」RINGOさんはぽつりとそうつぶやきました。※感想等はアメブロへお願いしますhttp://ameblo.jp/aikotoba0202
December 9, 2009
RINGOさんはラジオをつけました。ラジオからは女の人の歌声が流れてきました。「誰の歌でしょうか」小人さんは首をかしげました。「誰の歌でしょうね」RINGOさんも首をかしげました。小人さんはいつものように、消しゴムの上に座っています。RINGOさんは机の上にノートを広げていました。ノートにはびっしりと文字が書かれています。「何を書いているんですか?」小人さんはノートをのぞき込みました。RINGOさんはあわててノートを閉じました。「人のノートを勝手に見てはいけませんよ」「そうなんですか」小人さんは驚いてしまいました。「知りませんでした。ごめんなさい」小人さんは悪いことをしたと思いました。小人さんはRINGOさんが怒ってしまったかもしれないと思いました。「秘密を書いているんです」RINGOさんはにっこりとほほ笑みました。「秘密?」「秘密です。誰にも見せない秘密」小人さんはRINGOさんの秘密が気になりました。ノートの中が気になりました。けれどRINGOさんは、ノートを引き出しにしまってしまいます。「私がいない時にも、勝手にノートを見てはいけませんよ」「そんなことしませんよ」小人さんはどきりとしました。小人さんはRINGOさんがいない時にノートを読もうと思っていたのです。「もし勝手に見たら、小人さんのこと嫌いになってしまいますよ」RINGOさんはそう言って、小人さんをじいっと見つめました。「それは困ったことです」小人さんは眉間にしわを寄せました。RINGOさんの秘密は気になりますが、嫌われてしまうのは困ります。小人さんはノートのことを忘れようと思いました。忘れてしまえば気になることもありません。※感想等はアメブロへお願いしますhttp://ameblo.jp/aikotoba0202
December 1, 2009
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