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2026年07月15日
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カテゴリ: 読んだ本



そうではなく、神社の歴史をまとめたものといった方がよいだろう。
神社と言えばはるか昔からそこにあって変わらないものというイメージがあるのだが、実はそうではない。
自然発生的にあった神社も律令体制の中に組み込まれ、さらに神仏習合の時代があった。
明治以降は、歴史上の忠臣や維新後の軍人らを祀った新しい神社もでき、明治神宮も創建された。その反面仏教色は除かれ、祭神が変わった例もある。
国家神道と言う言葉ができたのは実は戦後で、概念として国家神道と神社神道の分離が行われ、国家神道を消し去ろうとする占領政策に抗して神社神道が生き残った。神社本庁ができたのも戦後である。
伝統と言うと、なにか神聖なもので、はるか昔からそれがあったかのように思いがちなのだが、実はそうではないというものも多い。神社の祭神も変わることもあり、かつては寺でもあったところが神社になった例もある。雰囲気がどことなる寺を思わせる神社などは、神仏習合の頃は寺でもあったのかもしれない。
もちろん古い神社で祭神も変わらないというところもある。宗像神社や伊勢神宮、出雲大社などは古事記にも記述がある。ただ、それでも昔と今とは同じではない。伊勢神宮はかつては境内に店が並んでいたという。今、伊勢神宮と言えば、いかにも神域といった静謐な感じを連想するのだが、それも明治以降のものなのではないか。





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最終更新日  2026年07月15日 17時00分04秒
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