『あかいふうせん』父子家庭日記

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2005.04.28
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カテゴリ: ひとりごと
今朝のテレビでは福知山線の死者が96人となっていた。

このニュースを見た瞬間、私は直感的に「106」という死者の数字が頭に浮かんだ。

悲しくもニアピンになってしまうかも知れませんね。(涙)




今回の事故で、マスコミやそんな職業あるんかいな?という鉄道評論家さんが、

JRの厳しいペナルティ体制を批判しはじめたかなぁ?という印象を持っているのですが、

私はこの先世論が、「オーバーランで警告だの厳しい制裁が問題だ!」

という批判が横行するのがちょっと心配であり、また疑問を感じている。




私の個人的な考え方は、今回の事故とそのペナルティなどの体制の直接的因果関係は決定

付けられないと考えるし、この因果関係を結びつけて管理体制を安易に変えるのが事故対






そもそもこの事件の最大の過失は、経験不足或いは、技術的に未熟な運転手を一人乗務

させていたJRの監督体制にあると考えています。

「オーバーランやダイヤの遅れでこんな処罰をするからだ!」というのは少々乱暴な発言だと思います。

運転技術の正確性に対する管理の厳しさは、大量の命を運ぶ仕事なだけに厳しくて当たり前だとむしろ思う。


だって、これで管理が緩和されたら、電車に安心して乗れますか?命を預けられますか?




もし、このような処分がなく、オーバーランやダイヤの遅れの管理基準が甘くなれば、

頻繁に起こるそういったミスに乗客の批判は大きくなるだろうし、

むしろ、この処分やガイドラインは人命を預かり正確に輸送するというJRの責任の強さ

の現れだとも感じる。




ただ、問題だったのは技術的、精神的に未習熟な運転手を使ってしまったこと。

この仕事も、医者と同じで失敗に目を瞑ってはいけない、絶対でなくてはならない仕事だと思います。



そういう意味では、運転手さんも犠牲者の一人であるのかも知れない。




問いただすべき事は、処罰どうこうではなくて、運転手としての資格を与える規準を

見直すべきで、そこにマスコミもメスを入れてくれないかなぁと思う。




ちょっと話はズレるけど、ニュースでストレッチャーで運ばれる息子さんに懸命に声を

かけていたお父さんの姿。



大切な人が突然瀕死の状態で運ばれた時、あんなにしっかりとした声を出せるのは、

相当冷静であるか、死ぬかもしれないという事態を把握していない状態でしかない。




私は、妻が危篤状態で手術室に呼ばれたとき、「頑張れ!」と叫びたかったが

声がだせなかった。大きな声で叫ぼうと意識するほど声がでなくなり、呼吸もできなくなった。

2~3回深呼吸してようやく、震えながら蚊の鳴くような声がでた。

妻が必至で戦っているときに、声すら出せない自分に腹も立てた。



そんな局面を体験しているだけに、あれだけ息子さんに声を掛けられる親父のすごさを

感じてしまった。ちょっと見る視点が違うかも知れないけど・・・。





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最終更新日  2005.04.28 16:19:27
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