秋の月

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Feb 9, 2008
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カテゴリ: 雑記
一刻も早く、二人きりになりたい。



一直線でベッドに向かい、コートを脱ぎ捨ててそこに倒れこんだ私。
コートを脱いだその下は・・・・ベビードール一枚だった。


寒さに凍えた体。
はやく暖めてほしい・・・・。


けれど、彼はなかなかこちらには来てくれなかった。
途中で寄ったコンビニで買ったものを、冷蔵庫の中に入れているのだ。

待ちきれなくなった私。

そして・・・・・



「お待たせ・・・・ん?」



ベッドで自分の体をまさぐる私の姿を見て、セイは少しあきれた声を出したが、
すぐに小さく笑いながら、私の傍にやってきた。



「一人で何やってるんデスカ?」



私の隣に横になり、私が今触れているその部分に手を伸ばす。

確かに、部屋に入ったときは、すぐに彼に優しくしてほしかったのだが・・・・。
今はそうではなかった。



 早くいきたい・・・・



そんな考えが、私の頭の中で蠢いていた。
いつも私のコトをじらしてくれる彼の指では、それは望めない。

もう待てない。待ちたくない。

私は彼の手を拒否する代わりに、
こう言ってみた。



「セイも、自分のを触って・・・・」





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Last updated  Feb 28, 2008 01:09:04 PM
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