秋の月

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Feb 22, 2008
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カテゴリ: 雑記
私の口に含まされたセイのそれが
大きく、そして十分に潤ったころに、
セイは私の足元に移動した。

そして正常位の体制で、私の体の中に・・・・



「―――――――――!!」



その先端がすこし挿入ってきただけで、
私は声にならない声を挙げ、全身を震わせた。



「大丈夫? キツイなら・・・・」



心配そうに、セイが声をかけてくれる。



「平気だから・・・・だから、そのまま・・・・」



快楽と言うには激し過ぎる感覚に私は、
奥歯をかみ締めながら答えた。

しかし、足を開いた、というか、膝を伸ばせない状況に、
私はすぐに辛くなった。
私はいつも、いく時は足を伸ばして、全身を突っ張るような体勢を取るのだけれど、
正常位だとそうはいかない。
いきそうになるが、その度に体勢が原因で、体の感覚が
上り詰めかけた頂点から引き戻される。



「お願い、後ろから・・・・」



私はセイに懇願し、繋がったまま体の向きを変えていった。
うつ伏せで、足を伸ばした状態になったところで、セイに責めてもらう。


受ける刺激はさらに強烈になった。

喉からは悲鳴に近い声を出しそうになるが、ここはセイの部屋。
そんな大声を出すわけにはいかない。
シーツに顔をうずめるようにして、少しでも声が漏れないようにしていた。

それでも、体を襲う感覚自体は止められることはなく・・・・


私の体の変化に、セイも気が付いたようだった。



「大丈夫? 少し、休む・・・・?」


  お願い・・・・」




私の懇願に応えて、セイは動きを続けた。
私はまたもや堪え切れない悲鳴を漏らしながら、
シーツを引きちぎらんばかりに強く握り締める。

そして、何度も何度も。
彼の腕の下で、頂点に達した・・・・。


いっている様な、頂点に達しているような、
そんな感覚が長く続く。
そういった体験をしたことは、今までに何度もあった。

ただ、このときのように・・・・うまく表現できないが・・・・
一度の挿入で、何度も何度も、強烈な絶頂を迎えたことは、
それまでになかった。


どこかのサイトでこんな言葉を見たことがある。



 『女性のオーガズムは男性の数倍に達する』



このときの体験を考えると、それも頷ける一言だった・・・・。

頭がおかしくなりそうな位の快感に襲われながら・・・・
セイが絶頂を迎えるまでの時間が、これほど長く感じたことはなかった。










コトが終わった後。

汗ばむ体でぐったりと体を横たえるセイの体に、
私はすがりつくように抱きついていた。



「汗、付いちゃいますよ」

「いいの・・・・くっついていたいの」



そうして私はしばらく、甘える子供のように。
彼の胸にすがり付いていた。





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Last updated  Mar 3, 2008 09:30:10 AM
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