街。の声

2005年06月06日
XML
カテゴリ: 教育




何て言うかさ。自分に子供が出来たからかもしれないけど、こういう事件については以前にも増して怒りを覚えるね。もう、これは 虐待とかいう範疇を超えてる でしょ。このバカ母は傷害致死容疑で逮捕されたらしいけど、これって殺人じゃないのかねぇ。きっと「殺すつもりはなかった」からなんだろうけど、普通に考えればどうなるかぐらい想像出来そうだろうに。

よくTVなんかを見てると、外国でもベビーシッターの虐待とか白人警官の黒人に対する必要以上の暴力なんてのがあるけどさ。 自分の優位性を盾にして相手に好き勝手するオトナ はたまらんよな。ま、会社なんかでも、役職を傘に着て無茶言うバカな上司もいるけどね。それはともかく、このバカ母の最大の過ちは

自分の事を「人間」だと思ってたこと

だと思うんだよ。「人としてやってはいけないことをした」なんて言ってるらしいけどさ。何で自分を人間だと思ってるんだって。勘違いしてんじゃないよって。ってか、何で「人間」に限ってるんだよ。オマエの悪行は 地球の生物として「論外」 って話なんでさ。「人として」とか「親として」なんてアサッテなこと言ってんじゃないよ。鬼だって悪魔だってそこまでひどい仕打ちはしないだろう、って事を自分がやったとは思ってないんだろうな、このバカ母は。

どこをどうしたら普通の感覚を持つ人間が、それも親が子供の胃が破裂するような蹴りを入れるんだよ。バカじゃねぇか。こういうバカってのは思考プロセスがデジタル式なんだと思うんだな。頭きたからすぐ殴る、みたいな。その殴り方も、普通の人間では計り知れないような結末にいきなり行くんだよ。

限度を知れっての。

ってか、限度を知ってても子供のお腹なんて蹴るんじゃないよ。何で足が出るんだって。もう、その辺からしておかしいんでさ。普通に考えれば、足の方が手よりも衝撃があるわけでしょ。力加減だって曖昧になるだろうし。ってか、 子供に対して足でどうするなんて感覚すら普通はないよね。 日常の中では、足でどうこうするのって行儀が悪いって躾されるもの。

このバカ母は、そういう常識を持ち合わせず無駄に歳ばかりくったってことか。

ワタクシとて、親や先生のゲンコツとかビンタについては肯定派だけどね。何でもかんでも「体罰だぁー!」なんて目くじら立てて大騒ぎする人もいるだろうけど、小さな子供なんて「言えばわかる」場合ばかりでもないだろうし。その事象の度合いに応じて、ゲンコツやビンタがあってもいい・・というか、あるべきだと思ってるよ。

でも、それはやっぱり手を上げる側が目的を持ってる場合なんでさ。その価値基準は、よそ様に迷惑をかけた時とかそれぞれの家庭によっていろいろだろうけど、共通してるのは 「誤った道を辿らないように」という信念 を持って手を上げるんだよね。そういう「信念」に基づけば、昔みたいに近所のオジさんとかが叩いたっていいわけだよ。

もっとも、この「信念」てのを都合よく解釈してバカやってるオトナもいるんだろうけどさ。「信念」そのものがズレズレなのもいるだろうよね。周囲の忠告や意見を聞かないようなオトナがこういうのに陥っちゃうんだろうけど。まぁ、それは置いといて、この「信念」が、ズレてるどころかスッポリ欠落してるのがこのバカ母みたいなバカなんでさ。

理性で叱る普通の大人じゃなくて、感情で怒るバカなオトナの典型。

しかも、限度超えてるんだからな。死ぬほど殴るな蹴るなって話だよ。子供にしたら、何で殴られてるかわかんねぇんだから。そりゃそうだよ。このバカ母の気分次第なんだもの。「可愛くないから」「気に入らないから」なんて自分勝手な理由で、抵抗しない(出来ない)小さな子供を殴ってるわけでね。簡単に言っちゃえば、ストレス発散で殴ってるわけだよ。

こんなのが「人」か?っての。

この両親は、共にバツイチで再婚同士なんだよね。で、亡くなった子供ってのはお父さん側の連れ子なんだって。それと、もう一人お姉ちゃんがいるんだって。そして、バカ母の側にも連れ子がいて3人兄弟だったところにこの両親の間に子供が出来て、前からいた子供に対して「可愛くなくなった」んだとさ。それで虐待するようになった、と。

これ、子供のせいか?

どんな理由があったか知らないけど、要はオトナの勝手で離婚したわけでしょ。子供だって、本当のお母さんと離れ離れにはなりたくなかっただろうよ。このバカ母だって、再婚したいと思った相手に子供がいることくらいわかってただろうに。一体何考えてるんだって。結局のところ、

何から何まで自分の感情優先なんだよな。

このバカ母は、今回子供が亡くなるまでにもいろいろやってたらしくてさ。直径1cm大の煙草の火の跡が十数か所。全身のあちこちにアザがあって、手の指の付け根に切り傷・・ってかさ、これじゃ 「虐待」っていうより「拷問」 だろうが。しかも、学校なんかにわからないように、プールに入れなかったり健康診断を受けさせなかったっていうんだから。挙句にお腹を蹴って胃が破裂だもの。

この亡くなった子供もさ、ずいぶんと健気なんだよね。アザを見つけた先生に対しても「風呂場で転んだ」「ジャングルジムから落ちた」とか説明しててさ。これは、このバカ母に口裏合わせるように強要されていたのかもしれないけど、それでも助けを求めようとすれば出来たわけでさ。こんなバカ母に対しても、「『お母さん、お母さん』と慕っていた」って言うんだから健気過ぎて涙が出るね。

何でこういうバカ母と、こんな健気な子供が巡り合っちゃったかねぇ。

お腹を蹴られた日も、「お腹が痛い」と食事をしないで寝たんだよね。この時、すでに胃が破裂してたらしんだけど、その夜中に目を覚ましてお姉ちゃん「お腹が痛いよ・・」って言ったんだって。お姉ちゃんは「(また妹がお母さんに怒られるから)我慢しよう」って寝かしたらしいんだよ。で、次の日の朝には亡くなってた、と。胃が破裂してて一晩過ごすなんて、大人だって痛みに耐えられないんじゃないかって。

こういう状況を読むと、亡くなった子供もさることながら、このお姉ちゃんの方も可哀相なんでさ。妹がバカ母さんに怒られないためにうった最善策のはずが、結果的に妹を死に至らしめてしまったという・・もう悲劇としか言いようがないんでさ。もっとも、その夜中にバカ母に訴えたとしても、もちろん病院になんて連れて行ってもらえなかったろうし、余計に虐待されただろうことは容易に想像出来るけどね。

そういう意味では、子供を殺したという事実の他に、お姉ちゃんの心に深い傷を作ったという罪もあるわけでさ。ってか、児童虐待のニュースを見聞きした時にいつも不思議に思うんだけど、こういうバカでも 子供が欲しいっていう欲求だけは人並みに持ってる んだよね。そういうところだけ人並みなの。「欲しい」ってところだけ。人並みに「欲しい」と思ってつくったんなら、その後も人並みに育てていけって。

自分の感情優先で動くってことがどれだけ周囲にとって迷惑なものかわかってないオトナ の、究極の負の形がこういう事件なんだろうね。自分の感情を優先させたい思いは誰しもが持つものなんだろうけど、それを意識的にでも無意識にでもそのまま実行に移しちゃうのはやっぱり周囲にとって迷惑なんでさ。感情が高ぶった時には、一度立ち止まって冷静に振り返られるようでありたいね。


岩村純那ちゃんのご冥福をお祈り致します。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年08月31日 02時24分25秒
コメントを書く
[教育] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: