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企業向け電気料金値上げ、賠償機構に理解してもらえた=東電社長>[東京 3日 ロイター] 東京電力<9501.T>の西沢俊夫社長は3日、原子力損害賠償支援機構で企業向けの電気料金値上げについて説明した後、記者団に対し「機構には理解してもらえたと思う」と述べた。何だか猿芝居みたいに思えるのはワタクシが偏屈だからかねぇ。プロレスみたいなもんで、いや、プロレスほど脚本は最初から出来てはいないだろうけど、それでも相手の出方によって「よっしゃ、一度ここでガツンとやっから(おまえわかってるよな?ニヤリ)」なんて感じで、相手も「わかってますって」とかさ。いやはや、それは穿ち過ぎかな。それにしても、東電って何なんだろうね。何て言うか、最高?のボスキャラって感じだよ。あり得ない!あり得ない!普通に考えたらあり得なーい!!って誰もが思う更にその上をいくくらいのあり得なさを、これまたこれでもかってくらい繰り返してやり続けるっていうね。こんなタチ悪いの見たことないって。あの震災による原発事故の最初からずっと対応を批判されてるでしょ。国民はさ、「国策も兼ねてるから一概に責められない」って部分を差し引いて判断してるんだよ、わざわざ。言われなくても差し引いて評価してる。その都度都度の会見から、打ち出されてくるいろんな施策の数々。国民はずいぶんハードル下げて見てあげてんだけどさ。そろそろ、あんまり甘やかしちゃいけないんじゃねぇか?とっても下衆な話なんだけど、ワタクシが一番疑問なのは、何で東電関係者に賞与みたいなのが普通に支給されてるんだろうってことなんだよ。電気料金値上げって、原発が動かなくなってその他の発電による燃料費高騰だとか、各所発電所の安全対策だとかもっともらしい言い訳してる。確かにそれにも必要だろうけど、今回の原発被災に対する賠償にも当然のことながら必要なんでさ。いつまでにとかどれくらいとかは別として、少なくとも賠償金は必ずいるんだよ。それをどこから出すかっていうのは、東電が「資産を切り売りして」とか捻出に苦慮してる風に言う。で、この電気代値上げは、そのためというより各所発電所の燃料費・・安全対策費・・とか、もうね。結果的に、おまえらの懐を賄うためだろうが、と。入るものと出るものをトータルで考えたら、どこにどの分が回ってるのかわかんない。例えばさ、お父さんの小遣いが10,000円で、7,000円は飲み代も含めたいわゆる必要経費、3,000円は予備費にしてたとするでしょ。でも、たまたま3,000円を予定外の同僚との飲み代で使っちゃった。必要経費内の飲み代は先日使ってる。予備費が無いとあと2週間きつい・・さぁ、どうする。これ、普通に考えて、3,000円を補填してもらおうとしたら「予定外の飲み会があった」っていうより必要経費、それも仕事に直結するような理由の方がもらいやすいよね。だって、予定外の飲み会のためなんて言ったら「そのために予備費があるんでしょ」とか言われちゃう。だから、例えば食事中にネクタイを汚しちゃって買ったから3,000円、とか。いや、普通はそんなこと言わなくても貰えるだろうけど、あくまでも例えで。この場合、お父さんはどこに計上されようとトータルで10,000円になればいいんだ。必要経費で3,000円だろうが、予備費で3,000円だろうが関係ない。お金に色はついてないからね。その3,000円を獲得するためにどうするかが最大の焦点なんだよ。仕方ないわねと思ったお母さんは3,000円を渡す。ネクタイを買ったんだと思って渡した3,000円は、実はすでに飲み代として消えてるというね。しかも、何の問題もなく3,000円をゲットしたお父さんは、予備費としてとっておいてたはずの3,000円をいつの間にかもう一回の飲み代として考えちゃって、必要経費の補填にいろいろと策をめぐらすことになる。この予備費(飲み代)が賞与で補填分が電気料金値上げ・公的資金(税金)だよ。まぁ、例えの規模が小さくて稚拙だから「それでもいいんじゃない?」って思える部分もあるけど、これが国民と東電の図式に置き換えると「別にいいんじゃない?」とは言ってられないと思うんだよなぁ。東電でも、みんながみんな原発の責任を持つ必要ないって言う人もいるけど、どんな会社だって会社全体の業績とかで判断されるわけだよ。電気代値上げとか公的資金投入とか、そういうのまでやって賞与支給とかおかしいんじゃないかとさ。業績悪くなると商品の値上げするのは当たり前だって言う人もいるけど、その商品自体が独占状態なんだから。原発は国策だから知らんて言うなら、その独占状態のおかげで殿様でいられる(いられた)状況も放棄しろというんだ。あれもこれもなんて、どれだけワガママなんだって。セも予告先発!今季から導入検討セリーグが、今季から予告先発制度の導入を検討していることが3日、明らかになった。1994年に一部の試合で先発投手を予告していたが、全試合に導入されればリーグ初。観客増など営業面を含めた狙いがあるとみられ、この日、多くの球団がおおむね賛成の意向を示した。3月1日のセ・リーグ理事会で導入が決まる公算が大きい。予告先発かぁ。野球を見なくなってしばらく経つけど、ワタクシなんかは交流戦自体も反対なんだよね。あと、クライマックスシリーズも。こう言うと、何だか新しいものに対して無防備に反対してる感じがするけど、やっぱり「野球」のいろんな趣きみたいなものが失われていってる気がするんだよなぁ。映画でもさ、ワタクシは派手なアクションやら爆発シーンがこれでもかって出て来る物量映画よりも、極端に言えばワンセットでもいいから細々(こまごま)してるのが好きなんだ。アクション映画よりもサスペンス映画。スケールの大きいサスペンスよりもスケールの小さい、緻密な方。グロテスクなのは別として、「SAW」みたいなのが好き。昔だと「CUBE」とか。邦画だと「ラヂオの時間」とかさ。(自分の思い込みだとしても)組み立てられてるようなのが好きだから、野球でもこっちのチームもあっちのチームもどっかんどっかんホームランなんかが出る打撃戦より、一球一球の緊迫感がある投手戦が好きなんだよね。いや、この場合両チーム凡打合戦ってこともあるんだけど。投手戦の、あのトイレも我慢しちゃうような緊張感がたまらなかったなぁ。クライマックスシリーズでリーグ3位のチームが日本一になっちゃったり、交流戦があるおかげでオールスターや日本シリーズのワクワク感が薄れたりするのはどうももったいない気がしてさ。確かに、パリーグは昔全然お客が入っていなかったのが、地域密着を謳ってるうちにすごい盛り上がりになってるんだよね。特にリーグ戦終盤も。ただ、セリーグが予告先発ってなぁ。予告先発すると、その先発投手目当てに観客増員が見込めるだろうってことらしいんだけど、確かに増員だけ考えるとそうなんだよな。多分。でも、次の先発投手を読んだり、左か右かを読んだり、それと併せて3連戦をどう戦うかって組み立てて・・っていうのが簡略化されそうでね。どうなんだろ。まぁ、どっちにしても観ないから関係ないんだけど。「ずん」のやすさん 番組収録中にけが>フジテレビは2日、同局のバラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」を収録中に、お笑いコンビ「ずん」のメンバー、やすさん(42)が腰の骨を折るけがをしたと発表した。こういった類の事故がたまにあるけど、大体が放送中止になるんだよね。いやね、本人が拒否ってるなら放送中止でいいんだけど、番組制作側が苦情を恐れてとかの事なかれ主義な臭いを感じるんだよね。いつも丁重にお詫びして放送中止。もしくは差し替え。いわゆる、無かったことにしたいわけでしょ。頭下げて舌出してそうだよ。いやさ、中止にするのはいろんな事情があるんだろうけど、もしかしたらケガした本人は放送してほしいって思ってるかもしれないんでさ。これまた特にお笑い芸人だったらなお更じゃないかと思うんだけど違うのかな。出演する方もリスク背負ってるんだから、出演させる方もリスク背負ってほしいよな。ダチョウ倶楽部なら「おいしい!」で喜んじゃうでしょ。ケガした上にせっかくの出演(放送)もパーかよ・・って思わないかな。東京、名古屋で「お湯が出ない」 厳冬で給湯器配管凍り、トラブル続出>記録的な大雪をもたらした強い寒波の影響で、東京や名古屋、大阪の大都市で給湯器のお湯が出なかったり、水道管が凍ってトイレが使えなくなったりといったトラブルが例年以上に続出している。>厳しい寒さが続くなか、給湯器のトラブルが相次いでいる。早朝から「お湯が出ない。給湯器が壊れたのではないか」、また夜間の急激な冷え込みが原因で「風呂の追いだき機能が使えなくなった」といった問い合わせが寄せられている。強烈な寒波が来るって言ってるんだから、前の晩から水を流しておくとか、追い炊き機能付の給湯器なら湯船に水張っとくとか、それくらいの事前準備はしようよ。それでも凍ったら融けるまで待つしかないっしょ。普段出てる水やお湯が出なくなったら、凍結が原因なんだな、やむを得ないなってくらい考えんかな、いい大人が。
2012年02月04日
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マクドが関学生を出入り禁止? “大人”の過剰対応に疑問も>関西の有名私大「関関同立」の一角を占める関西学院大学が1月中旬、大手ハンバーガーチェーン「マクドナルド」店舗から学生のマナー違反を指摘され、「関学生の出入りが禁止されたので従うように」と学生に通知する騒動に発展した。>店側が大学側に強く指導を求めたのは事実だったが、出入り禁止の要請はしていなかった。学生のマナー違反に端を発した店側と大学側の過剰ともいえる対応には疑問の声も上がっている。いやぁ、全ての立ち位置がバカで占められると普通にコントになっちゃうっていう典型的な例なんでさ。一部のバカのために全体がバカだと思われちゃったっていうよくある図式なんだけど、今回その「バカ」が指し示してる対象は『学生』=客だけじゃないんだな、これが。ってか、対象が学生だったら全然当たり前すぎて何でもない案件だし。いや、占拠してる学生は非常識なバカなんだけど。でね、店内を占拠して試験勉強してる、飲食物を持ち込んで長時間居座るのが非常識で迷惑だってのが発端だしそうなんだけど、本質的に非常識(・・ってのは言いすぎかもしれないけど)なのはマクド側だと思うんだよ。常識ある対応を普通に考えれば、迷惑を被ったらその対象に向けてアクションを起こすのが当たり前な案件だろうって。大学側に委ねるにしても、少なくとも大学側の人間を呼んで実態を見てもらう、くらいかな。マクド側は、「すべての学生がマナー違反というわけでもない」って今さらながらに言ってるんだけど、それなら最初に十把一絡げで大学側に申し入れたのは何だったんだって話なんでさ。初動と言い訳が矛盾してるだろ。全てじゃないって言うんなら、目の前で起きてるその場で特殊な対象を注意すれば良かったじゃないかってことなんだよ。↓学生が店内占拠(居座り)マクドバイト(店長、あそこの学生たち、ワンセット頼んだきりずーっとあそこに陣取ってるんですけどいいんですか?しかもペットボトルとか持ってきて飲んでますけど。あ、何かバックから取り出して食べてますよ?いいんですか?店長?言ってきてくださいよ・・)マクド店長(な、何で俺が・・ヤだなぁ。しかし、ったくよぉ、確かに迷惑だよなぁ。あいつら。普通ワンセットだけであんなに粘るかよ。あらら、また連れが増えたよ。混んできたのにどかねーもんなぁ。あぁ邪魔だなぁ。うわぁ、また自分のボトル持ち出して飲んでるよ。少しは隠して飲めってんだよ。っつか常識ねーなぁ。あり得ねぇ・・そうだ、大学にクレーム入れてやろ。)↓大学側へ苦情マクド店長(あのー、マクド○○店すけど。おたくの学生さんさぁ、毎日毎日うちの店来て最低限のセットで大量の席を占拠してんの、何なんすかね。はっきり言って迷惑なんすよ。客だからっておかしくないすか?あれなら来ないでもらいたいくらいなんすよ。一体、大学側ではどういう教育してるんすか。金払えばいいってもんじゃねーんすよ。聞いてます?はいはいって、返事だけじゃ困るんすよ。あのー、何かしら対策を立てて下さいよ。今後、一切こういうことが起こらない対策をお願いしますよ!ガチャン!)大学学生課(あー面倒臭ぇなぁ。言ったって聞かねーんだよ最近の若いのは。っつか、そんなとこまで大学で教えなきゃいけねーのかよ。大学ってそういうこと教えるとこかねぇ、ったくよ。この店長もよぉ、こっちに対して威勢良くってどうすんだよ。目の前にいるんだからその場で注意すればいいじゃねぇか。あぁ、いくら注意しても24時間監視出来るわけじゃないしなぁ。面倒臭ぇから全員行かせないようにしよ。)↓出入り禁止令大学生一般(何で?ちゃんと利用してるのに、一部のマナー違反者のために出入り禁止っておかしくね?マクドも小っせーなぁ。こんなこと考えるのは俺だけかな。ネットの知り合いにも意見聞いてみよ。)↓大騒動に発展マクド店長(げげっ?!マジ?やば・・どうすっか。)マクド本社(おまえ何言ったんだよ。出入り禁止にしろって言ったのか?え?言ってない?よし、じゃぁ、大学側でも注意してくださると助かりますってニュアンスだったことにしよう。言ってないんだから「出入り禁止勇み足」って印象を前面に出そう。そうすれば問題の本質は隠れるさ。「大学側に強く指導を求めたのは事実でしたが、出入り禁止のような(とんでもなく非道な)要請はしていませんでした。それが何か?」)↓マクド、大学側に責任転嫁大学学生課(え、えぇー?!おまえんとこが「迷惑だから何とかしろ」「絶対に改善される対策を」って言ってきたんじゃねーか・・っつか、一部の学生のマナー違反程度って認識なら、もともとその場でその学生を注意すれば話は済んでたじゃねーか。それを、自分で言いづらいからって俺らに言ってきやがってよ・・今さらハシゴ外すなよ。)<以上、ワタクシの脳内妄想劇場でした>記事の下段に識者のコメントが載ってるけど、ホントその通りだと思うね。そもそもの発端は非常識な利用方法ってことなんだろうけど、客(今回で言えばこの学生たち)はそれを非常識だと思ってなかったんだよ。だからその時点で注意するしかない。危険を感じるなら第三者に頼るかもだけど、それでも投げちゃだめだろ、責任は。自分の責任において頼ったり委ねるんだよ。後で「そうは言ってない」ってのはズルいだけ。まぁ、一部の学生のせいで「その大学の生徒はマナーが悪い」とか、もっと言えば「最近の若いやつは」と括られたり、この器量の無いマクド店長のせいで「マクドはいちいちうるさい」「すぐに学校にチクる」なんて思われたり、クレーム対応した学生課職員のせいで「この大学は事なかれ主義の巣窟だ」なんて噂がたったり・・この因果関係ってピタゴラスイッチだよ。各人それぞれが大なり小なり責任という看板背負って生きてるわけだから、いわゆる他に迷惑をかけない程度の一般常識っていうのは最低限身につけておきたいんでさ。大人にだって「金払ってんだから」「俺は客だ」って言うバカたくさんいるでしょ。それはそれでひとつの理ではあるけど、それを武器に我が物顔で振舞うことは恥ずかしいって気持ちは持っていたいよね。昔は、それを年寄りから若い世代へ、親から子へ、上級生から下級生へと受け継がれてきたんだけど、やっぱりそういうのって少しずつ綻んできてるんだろうな。近所の駄菓子屋さんとか、お店でなくても近所のおじちゃんおばちゃんなんかが、その時々場面場面の教育者になってさ。他人の子供でも、悪さしてればゲンコツが飛んできたりしたもんだよ。「本質」なんかを始め教育カテゴリで何度か触りを書いているけど、子供をやけに擁護する方向(体罰何が何でも反対とか何かあれば学校に殴りこむモンスター何とか等)で歪みが生じてるってこともあると思うんだ。で、問題が大きくなるから大人はビシっと出来ない、それを見た子供らはさらに調子に乗ると。今じゃ、叱る側の感覚もおかしな感じになってるもんね。叱る時には「ほら、叱られるから(○○しちゃだめ)」とかさ。どうして「だめ」かってことを語ってないんだ。お父さんに叱られるから、とか、先生に叱られるからなんて理由じゃ、いない時なら大丈夫、目を盗めば大丈夫って子供は考えるって。電車や室内を走り回るわが子に「ほら危ないよ!」って叫んでる母親。違うって。「危ないよ」じゃなくて「うるさいよ」でしょ。叱る側の自分は出来るだけ安全地帯にいたいって思いがあるんだろうね。これは心理的にも物理的にも無意識に働く思いなのかもしれない。自分は安全地帯にて誰かに任せたいとか。かく言うワタクシだって、自分に関わること以外では、面倒を避けるためにスルーする場合があるもんな。本当はだめなんだけど、やっぱりそういうことはあるよ。ただ、こういう思いを出来るだけ少なく小さくすること(していこうとすること)が大切なんだと思うね。そうしないと、責任を背負ってるつもりで投げてる人間になっちゃうし。
2012年01月29日
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「髪の毛で内部被曝調べる」検査業者横行 実際は不可能>「髪の毛で内部被曝(ひばく)の状態がチェックできる」という検査が、福島県内の幼稚園や保育園で広がっている。>昨年夏以降、500人以上が受けたという。まぁ、何て言うか、震災以降原発不安がある中で「髪の毛で内部被爆の状態がわかる」って謳い文句につられちゃうのはわからんでもないけどさ。これだけインターネット環境が整ってきている現代において、500人もの人が受診しちゃうってのは何なんだろうね。どう考えても怪しいだろ「日本QRS健康管理協会」・・・ホームページも怪し過ぎるし。いや、もちろん人の弱みにつけこんだ商売で荒稼ぎって方が責められて然るべきなんだけど、これが「話のネタに一回・・・」とかならまだしも、これで「はい、内部被爆は大丈夫です」とか言われればホッとするのかな、とかさ。逆に、こんな胡散臭いところに「大丈夫」って言われた方が不安だなんてこともあるんじゃないか。ある福島市内の幼稚園や保育園では、これまでにも受診してるし今後も希望者は受け付けるとか言ってる。あくまでも「希望者」だから大丈夫なんだろうけど、結果的に胡散臭い検査や業者の片棒をかついで後で訴えられたりしないように、親御さんには「あくまでも自己責任ですからね」と念を押しといた方がいいと思うね。仮に「詐欺だ」となった時に必ず他人のせいにして騒ぐんだから。大体さ、がんや腰痛、さらには精神的な悩みまでわかるってんだからまいっちゃうよ。一体、髪の毛にどれだけ情報が詰まってるのかとさ。そんなに情報がつまってたら、理美容室なんか個人情報漏洩で訴えられるだろ。無造作に捨ててるぞ。1日に大量の情報が集められてる、実は理美容産業って知られざる巨大秘密組織なんじゃねぇのか?なんて。今や病院も電子カルテなんて言って以前の紙に比べてスリム化になってるけど、これからは患者さんの髪をその場で切ってさ。これまでの診療履歴がわかっちゃうんだよ。もちろん、前回の診療から今回の診療までの患者さんの情報も更新されてる。すげぇよ。ただ、悩みは病気の情報だけじゃないって事でね。例えば、詐欺を起こして良心の呵責に苛まれてますね?とかバレちゃう。黒髪と白髪じゃやっぱり蓄積出来る情報量って違うのかな。白髪染めなんてしてたら情報がエラーになりやすいから控えて下さいとか、そういう案内文とか出した方がよくね?検査の時に、「染めてますか?」とか問診票があったりしてさ。検査1週間前以内には染めないで下さいなんてね。短髪の人は1ヶ月切らないで下さいとか。「植毛なんですけど」とか言う人もいるんだよ。植毛じゃ情報蓄積出来ねぇだろうって怒られたりさ。逆に、植毛だってこと黙ってて「異常ありません」って結果が出た後に「あのぅ植毛なんすけど・・」とかカミングアウトしたりね。「冷やかしはやめてください!」とか怒られんの。冷やかしも何も、今の「異常ありません」ていう検査結果は何なの?って話なんだけどさ。いやね、受診してる人を茶化してるわけじゃないんだ。こういう事態にわらをも掴みたいって気持ちは当然あるだろうし、ましてや自分じゃなく子供のことを考えればわらかないでもない。ただね、ワタクシはやっぱりある程度冷静であるべきだとも思う。都内でも、民主党都議員の呼びかけで都議会議事堂を使ってデモやってるってんだからびっくりだよね。ほとんど、公的機関のお墨付きって感じじゃん。宗教なら医学的根拠が無くても本人が良ければそれでいいって感じだけど、公人が公的場所を提供してって大丈夫なんだろか。試しにこの都議員をググってみると、プロフィールとして「商社2年」「ベンチャー2年」のサラリーマン出身33歳だって。商社、ベンチャーかぁ。世の中には、自分が良かれと思っていることでも、実はまったくそうではないってこともあるんだよね。民主党系列って、「ホラ見たことか」の後に「軽率だったと言われれば素直に受け入れるしかない」とか、今まで散々見せられてきたから心配だわ。このQRSとかいう機械で髪の毛を測定すれば何でもわかるみたいな話になってるんだけどさ。何だか、この装置も胡散臭いよなぁ。
2012年01月28日
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<ひき逃げ>少年を殺人罪などで起訴 長野2人死傷>長野市で昨年11月に少女2人が死傷したひき逃げ事件で長野地検は21日、同市の無職少年(19)を殺人罪などで長野地裁に起訴した。地検は「死亡させるかもしれないとわかりながら引きずった」と判断した。何て言うかさ。それまでは業務上過失致死傷罪ってことで裁かれてた飲酒運転人身事故が、10年くらい前に危険運転致死傷罪という名で厳罰化された時、自称人権派なんかは「厳罰化で悲惨な事故を減らせるのか!」とか息巻いてたのを思い出したよ。要するに、厳罰化したらそれを恐れてひき逃げが増えるとかね。例のごとく、じゃぁ罪軽いままでどうすんだってとこは逃げてたけど。危険運転致死罪が立法されるきっかけとなった、高速道での飲酒追突事故で子供2人が焼死になった事故や、歩道に突っ込んで2人死亡させたとか事故があってさ。こういった悲惨な事故(いや・・事件かな)がテレビなんかでもさんざん報道されて、それで法律改正に至って飲酒運転をはじめとする危険運転への啓発につながったはずなんだよ。かと思ったら5年くらい後には、あの有名な「福岡中道大橋飲酒事故」があった。橋上で飲酒追突されて親子5人が車ごと川に転落、子供3人が溺れ死ぬなんて悲惨な事故・・いやこれも「事件」があった。これは運転者があれやこれや隠ぺい工作をはかっててさ。大きな話題になったから日本人ならほとんどの人が知ってるんじゃないかな。これだけのことがあっても飲酒運転の悲惨な事故が無くならないんだよな。業務上過失致死傷じゃ軽すぎるってんで危険運転致死傷にしたんだけど、これも実際に施行されてみるとなかなか立件が難しいらしくてさ。ワタクシはこの危険運転致死傷でも軽いんじゃないかって思うんだけど、人権派が「厳罰化?!ウキーっ!!」ってなっただけあって何だかよくわかんない規定があるんだわ。いろいろあるらしいんだけど、中でも「アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ、よって、人を負傷させた者」ってあってさ。しかも、「正常な運転ができないおそれがある状態」だけじゃなくて、「現実に前方注視やハンドル、ブレーキ等の操作が困難な状態」であることを証明出来ないとだめだなんてね。もともと、酒飲んだら「前方注視やハンドル、ブレーキ等の操作が困難になる」からダメってことだったのかと思ってたよ。 というか、歩行者を撥ねた時点で「前方注視やハンドル、ブレーキ等の操作が困難な状態」だろうっての。そもそもが「酒飲んで運転して事故ったのが過失か?」って話なんだよ。これだけの車社会の中、気をつけて運転してたって何らかの事故に巻き込まれる可能性は否定出来ない。起こした事故やもらった事故について過失が検討されるのはわかるんだけどさ。酒飲んだのは故意だろって。薬物依存の方が事件を起こすと必ず人権派弁護士が「責任能力」ってやつを持ち出して無罪を主張する。「草木皆兵」なんかでも書いたけど、100%やってることに対して、あれこれと理由をつけて無かったことに出来る制度って何だろうってさ。薬物に手を出した時には責任能力があったわけだよ。本来、薬物や酒を摂取したら何も言い訳出来ないのが普通だっての。ジュース飲んでたつもりが、知らないところでアルコールを盛られたわけじゃないだろ。酒飲んだのはこいつの意志なんだから過失でも何でもない。更には、この運転者ってのが未成年だってんだから困ったもんでさ。法律上未成年は飲酒ダメだろ。そのまま運転もダメだろ。人撥ねるのももちろんダメ。引きずるなんてもってのほか。ってかさ、そのまま逃げちゃったってんだから。こいつ人間として成立してないだろうって。報道によると、被害者は撥ねた時に亡くなったんじゃなくて、引きずられてる時に身体を損傷して亡くなったらしい。撥ねてしまった時にすぐ停まって救助してれば助かったかもしれない。保護責任の問題もある。遺族の方々の気持ちを思うとやりきれないんでさ。車体と道路に挟まれて身を削られていったんだよ。被害者の痛みはどれほどだったろうか。400mだか700mだか知らないけど、引きずっていたのを気づかなかったのならそれほど泥酔していて危険運転致死傷の要件を満たすだろうし、気づいてたのなら殺人罪だってあり得るよね。保護責任者致死傷とか。検察が言う、「死亡させるかもしれないとわかりながら引きずった」という判断になるしさ。まぁ、どっちにしたって詰んでるけどね。これを家裁は「人を殺そうという故意が認められない」って判断してたってんだから開いた口が塞がらない。人を車底に引きずったまま運転したらどうなるかって、この裁判長はそういう一般常識的な想像力もないのかって。こういうやつの罪を出来るだけ軽減して更正に賭けようって風潮は何なんだろうかね。どこまでお花畑社会なんだと思うよ。こいつの更正のために被害者の命が差し出された、ってことになっちまうじゃねぇか。徳竹優菜さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。<追伸>どこかの記事で見た記憶があるんだけど、この事件て裁判員裁判になるらしい(未確認なので間違ってたらすみません)。人権派気取りの方々ばかりにならないように願うばかりだわ。
2012年01月22日
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消費税、新聞広告でも陳謝=「唐突で説明不足だった」―菅首相>民主党は10日付の全国紙などの朝刊に、菅直人首相(党代表)の消費税発言について、首相自身が陳謝する広告を掲載した。同党は首相発言の影響で参院選の苦戦が伝えられており、巻き返しを図る狙いがあるとみられる。それにしても、誰が出てきても謝罪ばかりな政党だよなぁ。とりあえずブチあげて、国民の反応を見て引っ込める。今回も鳩山前総理の時も、はたまたTV出演していた民主党議員たちも、痛いところを突かれると必ず「誤解を与えたなら率直にお詫び申し上げなければならない」「その点については真摯にお詫び申し上げる」しか言わないんだから。別に「誤解」ってわけじゃないんだけどね。テンプレでもあるんじゃねぇかと、さ。消費税増税には多くの国民がやむなしと考えてるという意識調査をよく出すんだけど、大盤振る舞いを公約に掲げて圧勝した政党が言うなという話なんで。その財源は、何度も何度も何度も何度も問われて、「だから埋蔵金があるから無駄を省けばいくらでも出てくるんです」「だから一度やらせてみてくださいよ」と息巻いてたわけでさ。増税するなら誰でも出来るって話なんだよな。「【PART10】時事ネタ迷い箸」の中段あたりからも書いたんだけど、言い訳と謝罪ばかりの政権運営なら最初っから政権交代なんてしない方が良かったじゃねぇかって話にもなっちゃう。自公政権の責任を追及しながら正常な状態に軌道修正させる役割で良かったんじゃないの?って。そもそも、圧勝の前提となったものをひっくり返してるんだから、そこにいること自体がおかしいんだ。社民党もね。覚悟が無さ過ぎるというか。沖縄に対して恩着せがましく連立離脱したはいいけど、選挙が心もとないからって閣外協力(選挙協力)は続けるって。そもそもが選挙協力って何なのよって話もあるんだ。お互い、ガチの勝負はしないってことでしょ。純粋正義を訴えてる割にはいやらしいんだよな。民主党、過半数の議席得たら政権交代してからの数ヶ月は信任を得たってことになるんだろうなぁ。下回ったら、「真摯に受け止め、もっと国民の皆様に理解して頂けるように努力してまいりたい」とか言って、理解力のない国民を嘆くんだろうなぁ。今回の選挙は国民の民度が問われてる選挙でもあるね。
2010年07月11日
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交際相手の恨み、幸せそうな親子に 大阪の女児刺傷で女供述玉置雪花容疑者>大阪市東住吉区の市立育和小2年、嵯峨根瑞奈さん(8)が胸などを刺され、重傷を負った事件で、殺人未遂容疑で逮捕された玉置雪花(せつか)容疑者(32)が、「結婚して子供を産むつもりだった男性にふられ、殺意を幸せそうな親子にぶつけた」と供述したことが3日、捜査関係者への取材で分かった。【草木皆兵】草や木を見てすべて敵兵と思い、恐れおののく意。相手の勢いなどに恐れおののくあまり、何でもないものに対しても、自分の敵であるかのように錯覚しておびえること。それにしても、だよな。被害者には何の落ち度も無いのに、頭がおかしいやつにいきなり刃物振り回されて刺されちゃうというね。刺し傷は内臓まで達してたらしくてさ。数箇所刺されてることから、逃げるところを追いかけて刺したんじゃないかとも言われてる。まったくとんでもねぇ話だよ。この容疑者の親の反対で交際相手とうまくいかなくなったってことが動機らしいんだけど、一般的な親からすれば路上生活してる男性にわが娘を委ねるかって。その後男性が冷たかったからなんて理由になるかというんだ。本来、(凶行の)動機がそういうことならまず親を説得するだろ。どうしても刺すなら相手は男性か自分の親だろ。何で見ず知らずのところに向かうかな。交際相手の男性も自分の親もロクに説得出来ねぇで、挙句の果てに何が「子供の方が殺しやすかった」だよ。言ってる動機と全然違うじゃねぇかって。親が反対して相手の男性が身を引いてこの女がキレて見知らぬ女児を刺傷。被害者からすればとんだとばっちりなんでさ。単なる八つ当たりじゃねぇか。でさ、ここからが本題なんだけど、思ったとおりやっぱりこいつも精神鑑定だっていうんだよ。以前に「人権問題」をはじめ何度か書いたことあるけど、何ていうか、こういう事件が起きると必ず弁護士が請求するこの精神鑑定ってのは一体何なんだろうね。鑑定の結果によって酌量されたり、時には無罪になったりするというんだからどうも釈然としないんでさ。100%やってるのに無罪ってどういうんだろ、と。そりゃ、自分の意思とは別に身体が勝手に動いて相手を傷つけたり、常人が感じてる事象とは全く別の事象を感じて(例えば誰かが耳元で「殺せ」と囁いたとか、誰かが襲ってきたとか)本人からすれば至極当然の行いをしたと感じてる人がいるかもしれないという見解は否定しないよ。ワタクシが理解出来ないだけで、本当にそういうことがあるのかもしれない。小さな頃の想像も、時を重ねていくうちに事実だったと思い込んじゃうこと、誰しもあるもんな。ただねぇ、やっぱりそういうのには限度ってのがあるだろう。その限度を超える人がいるってなると、それに対する対処法はどうするんだってところもきちんと抑えてもらわないと困るんでさ。実際、駅のホームで立ってて、そばにいる人がいきなりドンと押してくる可能性だってあるわけだよ。「押せ」と耳元で囁かれた、とか、自分が押されそうになったので押した、とか常人からすれば勝手な理由をつけて。要するに、そういう日常的に起こりそうなことに対する防御はどうするんだってこと。人権信者はここをいつも逃げてるんだよ。誰も「自分には悪魔からの指令がくるので気をつけてください」なんてプラカード下げて歩いてるわけじゃない。もしかして過去に精神鑑定で無罪になった人もいるかもしれない。駅のホームで隣に立ってる人がそういう人かどうか知る術はないんだ。となると、もしかしたらそういう人かもしれない。いやそんなことはないだろう。なんて自問自答しているうちにワケわかんなくなっちゃって、被害妄想にかられて結局「押される前に押しちゃいました」なんてことになったら意味わかんないんでさ。それなら、みんな同じじゃねぇかって話だよ。何ていうか、同じことをしても重大な罪になる人と無罪になる人とが共存してるってのがすごいというね。思うにさ、心の病って言うくらいだから病気なわけでしょ。しかも、本人の意思に関わらず他人に害を及ぼす可能性が否定出来ないと言われている病気。それなら、本人のためにも治療が済むまで無条件に解き放ってたらまずいんじゃないかと思うんだよ。無罪になる側の人は、何らかの制限と引き換えにしてもらわないとおかしいだろというね。もっとも、こういう理屈に立ちはだかるのが『人権』てやつでさ。「人」としての存在より、まずは「人権」ありきというところがすごいんだ。「人」の「権利」なはずなのに権利が先にあって、それを人(の行動等)で後付けしてて何の違和感も感じてない。根幹的なところで言えば確かに人権は必要なんだけど、十把一絡げに適用していいかという議論は全然ないもんな。本来、責任能力が無いとされる側にいる人の立場に立ってみれば、いつ犯罪者になってしまうかわからない現状を取り除いてあげることが大切だろうって。そんなだから、自分らの主張のためにダシにしてるという印象しか無いんだよ。みんなに平等に付与される人権。最低限じゃなくて最大公約数的に付与される人権。とっても有難い権利だよ。「【PART2】女神の天秤」でも書いたけど、被害者よりも加害者の人権が声高に叫ばれるってところからして胡散臭いんでさ。死んでしまった被害者の人権を叫んでも風化しちゃうけど、生きている人ならずっと叫べるし人権信者も気持ちいいしね。そう考えると、その主義主張たるや何だか怪しくなってくるよね。その最たるものが重大事件の精神鑑定なんだと感じるんだよな、こう多発されると。真相究明のためじゃないことは誰もがわかってるんでさ。少しでも罪を軽く、出来れば無罪に持っていきたいっていう、言わばツールみたいなもんだよ。たださ、罪が軽くなったり無罪になったりした場合でも、被害者が負った全てのものには変わりはないんだよな。相手が心の病に侵されていたとしてもいなくても、被害者にとっては何も変わりはない。心身ともに負うべきものは被害者の方が圧倒的に重いんだ。仮に、この事件で鑑定の結果罪が軽減されたり無罪になったとするでしょ。心の病があったとして病院か何かで治療するわけだけど、一定期間で退院して普通に生活に戻るわけでさ。また、何らかのきっかけでスイッチが入って偶然見かけた誰かを刺しに追いかけるかもしれない。自分の子供が頭のおかしい人に刃物で追いかけられるんだ。逃げ惑うわが子を後ろから刺すんだよ。あなた家の隣に引っ越してきた人がその人かもしれない。そう考えると危なくって公園なんかで遊ばせられないんでさ。心の病って言っても、心の他に脳の問題もあるでしょ。赤に見えるというのは、赤(という色)が存在していているわけじゃなくて、脳が「それは赤だ」と認識してるから赤に見えるだけであって本当は青かもしれない。ボールが丸いと思えるのも、目で見て手で触って丸いと感じる。目という入力装置と手という入力装置から送られてくるデータを、脳がこれまでの経験値と合わせて瞬時に総合的に判断して「丸い」と認識する。もしかしたら四角いサイコロかもしれないのに。要するに、心の問題もあるし脳の問題もある。しかも、別々なばかりじゃなくて複雑に絡み合ってたりする。そんでもって心も脳もそれらのほとんどがきちんと解明されていないばかりか、その複合性なんて話にまでなったらもうどう考えたって解明不能でしょ。それを、後付けの論理で説明しようとするから無理があるんだよ。鑑定者によって意見がわかれるのがその証拠。要は、最終判断は鑑定者の感触だというね。で、その鑑定者の心と脳みそはどうかという問題もあったり・・もうね、これを言い始めたらメビウスの輪になっちゃう。その鑑定者の・・そのまたその鑑定者の・・ずーっと続くよ。そんな心と脳の問題を曖昧なままにして「この容疑者の責任能力は問えない」とかやるんだから茶番以外のなにものでもないんでさ。もし責任能力が問えないと言うなら、問えるようになるまで実社会には出しちゃいけないってことだろう。出すなら、それなりの保護責任者に該当する人を付けるなりしなきゃいけないと考えるのが普通だよ。そしてその保護責任者が責任を負うのが当たり前。先に書いたけど、被害者にとっては加害者に責任能力があろうが無かろうが関係ないんだ。無いとすれば何故そこにいたのか。誰の責任を以ってそこにいたのか。責任能力を問える人はどこにいるのか、が問題になる。ってかさ、それを明確にしておかなかったら何の解決にもならんだろ。だから同様の事件がいつまで経っても繰り返されて、同様に精神鑑定が請求される。これだから、精神鑑定なんて真相究明のためじゃなくて法廷戦術だというんだ。責任能力の有無を判断するのもいい加減なら、責任能力が無い人の方が罪が軽くなるってのもよくわからない。故意か否かの線引きで決めてるんだろうけど、普通に考えれば責任能力の無い人(もしくは薄弱な人)の方がおっかないだろ。責任能力が無いとされた人は事の重大さに気づいてないわけだから。もちろん反省なんてしっこない。悪いことをしたって認識が無いんだから。そういう人が極端に短い刑期で、もしくは無罪放免で街を闊歩するのはどうなんだってところはどうするんだ。まるで無駄に体力のある幼児だよ。やっぱりさ、精神鑑定をして罪の重さや有無を決めるなら、それによって恩恵を受ける側の人は様々な制限を受けるべきだと思うね。どう考えても、何らお咎めなしってのはおかしいんだよ。それもこれも人権信者がウルサイっていう現実によるところが大きいんだろうけど、人権を認めるならその部分についてきちんと責任を負ってもらうというのが本当じゃないのかね。これじゃ、(損得の話じゃないのは重々承知のうえで言うと)本当にやられ損ってことになっちゃうんでさ。「供述や言動に理解出来ない点があるから」なんて理由で精神鑑定してたら、バカなやつほど恩恵を受ける可能性が増えそうだもん。想像を絶するような残酷なことをすれば「理解出来ない・・」って思考停止になっちゃうよね。そもそも、事件になるようなことをするやつの何が理解出来るんだって話でさ。ワタクシは事実のみで判断すべきだと思うけど、それでも精神鑑定結果で左右したいなら制限を付けるべきだよなぁ。そうでもしなかったらとんでもない逆差別になるというさ。事件起こしてお咎めなしってどれだけ特権階級なんだよ。これが本当の格差社会かっての。※瑞奈ちゃんの2度の手術は成功。経過を見守っているところだそうです。頑張れ!
2010年06月05日
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社民、内閣不信任案に賛成へ 幹部会合で一致>福島氏は同日、民放のテレビ番組に出演し、米軍普天間飛行場移設問題をめぐる首相の対応について、「言葉に対する信頼がなくなったら、(首相は)政治はもうやれない」と批判。決議案への対応について「党内で議論するが、辺野古(移設)の件については国民の信任は得られない」と語った。まぁ、今が旬の本人はとっても気持ちいいんだろうけど、結局のところ社民党は与党内で「ヤだヤだ」って反対ばかりしていて代替案も提示せずワガママを通しただけって話なんだけどね。一般的には筋を通したとかって話になって株を上げてるんだけど、社民党が離脱したところで結果は変わらないでしょ。本当に辺野古じゃダメだというなら、代替地をアメリカに提示し呑ませるために何をしたのかを明示して主張すべきなんだよ。もっとも、どうせそんなもん無いんだろうけど。そういう責任を放棄して、国会の中でワーワー言ってりゃいいのは野党だけなんでさ。でも、政権与党になったら責任がついて回る。これ、当たり前のこと。それこそ福島氏本人が「言葉に責任を持つ政治をやるんだ」とか言ってるわけでしょ。なのに、それが文句ばかりだったら誰も相手にしないっての。全然責任持ってねぇもの。言いたいこと言ってるだけ。会社にもいるんだ、建設的な意見なんて無くてあれダメこれダメって文句ばっか言ってるのが。で、実際のところ、言ってるそいつが一番仕事出来ないというね。ほとんどネタだよ。BETWEEN THE WORD AND THE HEARTでも書いたけど、「ヤだヤだ」だけじゃ国家運営なんて出来ない。とにかく誰かが提示して文句言ってるだけなら簡単なんでさ。ただね、そう考えると、福島氏は(・・いや社民党全体が?)実は与党ってガラじゃないなってうすうす感じてたかもしんないよね。野党なら何かにつけてワーワー言ってればよくて楽だし。批判時の自説の説明については、内容の是非はともかく共産党の方が説得力あるもんな。社民党はワーワー言ってるだけ。感情論ばかりで論拠とかまるで無し。福島氏もさ、鳩山首相が沖縄入りした後にわざわざ沖縄に入って「反対しましょう!」って、政権与党の閣僚がやることかって話なんでさ。主張や価値観が違うのはいいんだけど、それを調整出来ないなら罷免は仕方ないよな。ダダこねてるだけだもの。福島氏が自らの筋を通して身を引いたかに感じるけど、「ワガママ言ってるだけのコドモ政党に付き合ってられません」と引導渡されたってことなんだよ、何せ「罷免」なんだからさ。ってか、舌鋒鋭かった管副総理もこの問題についてはえらく静かだよなぁ・・副総理だろ?総理大臣の次に偉い人だよ。仙谷氏も静か。この人、国家戦略室長でしょ。国の戦略を一手に引き受ける部署のトップだよ。二人とも、この問題に首を突っ込むと後々足を引っ張られるとか思って沈黙を守ってるんじゃないだろうなぁ。記者とかもさ、どんどん突っ込んで聞けばいいんだよ。副総理と国家戦略室長だぞ?二人とも日本国の未来を左右するかもしれぬ役職だろうって。それこそ『腹案』があるだろうに・・いや、無いか。※社民党については、比喩も含めて過去にいくつか書いてるんだけど、こんなのもあったので興味ある方はどうぞ。
2010年06月01日
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社民、連立離脱へ…地方組織が相次ぎ要望>社民党執行部は29日、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題をめぐって福島党首が消費者相を罷免されたことを受け、連立政権から離脱する方針を固めた。まぁ、アレだよな。先の衆院選で政権交代が起こって、民主党も磐石な政権運営をなんて欲出したんだかビビったんだか知らないけど、数合わせで連立組んじゃったもんだから今になってそのツケが回ってきちゃったというかさ。連立合意当初からバトるだろうなってことはもともとわかってたことなんだけど、先送りにしといてその間に数の論理でいろいろ法案を通しちゃおう、と考えたかどうだか。結局5月決着としたこの時期に爆発しちゃったんだけど、それでも民主党側は「出来れば連立維持。最低でも閣外協力(選挙協力?)」みたいなこと望んでるというね。福島氏の代わりに誰か社民党からなんてことも言ってるらしい。そんなもの、誰が出てきたってすぐに閣内不一致になるじゃんてことくらい素人でもわかるだろうっての。八方美人もたいがいにしろって話なんでさ。この人、誰からも嫌われたくないんだろうね。っとに、懲りねぇよな。それにしても、近年になく社民党側の鼻息が荒いんだ。署名拒否した福島氏が思いのほか世論の支持を受けちゃったもんだから調子に乗っちゃって、これを追い風にとここぞとばかりに言いたいこと言ってる。福島氏が、「私自身を罷免したということは、社民党自身を切り捨てたのだと理解している」「罷免は党決定についてのノーだと理解している」って言うのはまぁわかるにしても、又市征治副党首なんかは「民主党が鳩山首相を降ろせば、社民党と良い関係が出来る」なんて、あからさまに選挙協力をエサにしちゃってるんだから。いったい何様なんだ、と。普通に考えれば鳩山首相が降りたって日米合意は変わらんだろ。他の記事によれば、「(連立離脱で)一番困るのは民主党だ。社民党が選挙戦で徹底的に批判し、『うそつき内閣』と言えば、民主党はぼろ負けだ。民主党側からこちらに何か言ってくるのが当たり前だ」とか、先の衆院選の比例で300万票を獲得したことから「競り合いの選挙区では社民党の組織票が結果を左右することもある」とか何とか。これを逃したら、当分の間社民党浮上のきっかけはないってほどの意気込み。ほとんど映画で観るチンピラの振る舞いだよね。「おしぼり入れねぇと店つぶすぞ」「夜道は気をつけな」とかさ。いやね、そりゃ社民党を好む人がいるのはわかるけど、先の衆院選は反自民の票が流れたのが大半だってことは誰もが認めるわけでしょ。でもね、あれだけ野党側の風が吹いたのに社民党の小選挙区議席はプラマイゼロだったんだよ。「比例で300万票もとった」なんてエラソーに言ってても、初選挙のみんなの党と1000票も変わらなかった。議席だって2つしか変わらない。もっと言えば、前回は阿部議員、その前は阿部議員と辻元議員が比例復活当選組だからね。自公の比例復活組がどうのと揶揄出来るかって。君んとこの党も重鎮がゾンビ当選じゃないか、とブーメランだよ。今回の罷免問題を社民党の命運を賭けるべき「機」と判断して凄んでるんだろうけど、ここまでエラソーに言っといて連立維持だったら笑えるんでさ。どこかのニュースでもやってたけど、野党側が内閣不信任案を提出したら賛成に回らなきゃおかしいんで、これについて党議拘束をかけないとか反対とかやったら、仮に連立離脱してても形だけってことだよね。言ってみればさ。参院選(議席確保)のために普天間問題をダシに使ったってことになるんだよ。そうなると何が「沖縄を裏切れない」だって話なんだけど、「平和でありますように・・」と念仏唱えてれば平和になるというのもさ。もうそうなると宗教みたいなもんなんだよね。自分が願ってれば必ずそうなると信じるのは勝手だけど、その思い込みの巻き添えにされてはたまったもんじゃないんでさ。「先の大戦後ずっと平和じゃないか。なのにどうして抑止力が必要なんだ」と言うんだけど、それこそが抑止力なのでは?という考えには至らないんだよね。そういう思考の選択肢がないんだ。何かにつけ自衛隊や日本の軍事についてあーだこーだと言うんだけど、祈ってれば大丈夫と考えるのは宗教家や市民団体のレベルでいいんだよ。でも、国会議員がそんな認識じゃ困るっての。いつも、最悪の事態を想定してもらってなきゃ困るんだって。どうしても非武装中立を唱えたいならさ。まずは近隣の国々の軍縮交渉から始めてくれよ。中国や北朝鮮に軍備を放棄させるとことから始めてくれって。力を誇示するヤツがいるからそれに備えなくちゃならないんだから。なりふり構わず殴ってくるヤツ相手に、「やめろやめろ」って味方を羽交い絞めしてたらボコボコに殴られちゃうだろうっての。国民みんながもう忘れてるかもしれないけど、北朝鮮の問題で言えば、当時から「拉致はない」「北朝鮮がするはずない」と頑なに調査反対を打ち出してて、被害者遺族からの陳情をも撥ねつけ続けてたのが社民党。しかも、日本国内でこういう話が出ています、こう言われていますとご注進(情報提供?)して、「そんなことは無い」と言われて無根拠のまま信じ込んじゃったわけでさ。その期間、被害者や被害者の親族の方々がどれだけ苦しんだことか。一時が万事この程度の認識しかない政党なんだよ。とにかく日本が悪い。相手が悪いはずがない。まぁ、そうは言っても、今回の署名拒否については福島氏に軍配があがるのは必至だよね。鳩山総理は衆院選前からずっと一貫して「国外、最低でも県外」と言い続け、福島氏は「国外」と言い続けてきてさ。鳩山総理は展望も無いまま各方面へ耳障りのいい言葉を撒き散らした挙句に辺野古。福島氏は「私は言葉に責任を持つ政治をやっていきたいと思います。だからその言葉に従ってサインをしませんでした」と言い株を上げた。これは、言ってみれば政権与党本流としての選択と傍流としての主張のギャップなんだよね。正直なところ、社民党だって政権与党本流として君臨してたらサインせざるを得なかったでしょ。「ヤだヤだ」じゃ国家は運営出来ない。米軍を国外に追いやって自衛隊を強化するならまだしも、自衛隊すら認めてない(村山総理時代に合憲と判断はした)のに防衛はどうするんだって話になるわけだから。自国は自国で護るという原則に目を瞑ってるからおかしなことになるんだ。それでも、言葉の信頼という意味では福島氏が株を上げたわけで、鳩山総理の一連の発言については民主党どころか政治(家の言葉)に対する信頼まで失墜させたってことになる。この前リンク 【PART10】時事ネタ迷い箸でも書いたけど、これまでの民主党の主張が選挙後にバタバタと変更されていることを思えば予想出来た結末だけど、それでも現地の人からすれば一縷の望みにすがってみただけ失望感も大きくなっただろうな。以前、小泉政権下で無能力な田中真紀子外務大臣が罷免された件で小泉政権の支持率がやや下がり田中真紀子氏への支持が上がったように、今回の福島氏の署名拒否=罷免=連立を離脱で社民党は支持率を上げるだろうけど、閣外協力や選挙協力はしていくなんて中途半端な立場にすると、こんなアドバンテージはアッという間にふっ飛ぶってことはわかっといてもらいたいんでさ。あんまり調子に乗るなよ、と。民主党もさ、とにかく謝ればいいってスタンスはそろそろやめてほしいんでさ。矛盾や言行不一致な点を突かれて「批判は甘んじて受ける」とか「それについては率直にお詫び申し上げたい」とか、謝ればとにかく済んで先に進めると思ってるような印象がハナにつくんだよ。「それについては」じゃないんだ。それが全てで、それを翻したら前提が崩れるんだから話にならないってことが民主党にはたくさんあるんだよ。それと、「それは前政権が(も)・・」とかね。最近では枕に「もう我々も自公政権がとか言うつもりはありませんが」って付けるんだけど、それでもやっぱり恨み節を言うんだ。聞くたびに、そんなに文句があるなら政権を返してやれば?って思っちゃうんだよ。「たった8ヶ月」なんかもよく言ってるんだけど、そのたった8ヶ月で政党も政党の主張もこんなに変わっちゃうもんなのか、とも思う。最近、ふと考えるんだよね。今回、衆参ダブル選挙やったらどうなるんかなって。
2010年05月30日
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転落:遊具から、15歳重傷 運転中、席で正座--東京・としまえん>7日午後1時25分ごろ、東京都練馬区春日町1の遊園地「としまえん」で、アトラクション「フライングカーペット」に乗っていた埼玉県立所沢特別支援学校高等部1年の男子生徒(15)=所沢市=が約7メートルの高さから地上に転落し、頭などに重傷を負った。警視庁練馬署が当時の状況や事故原因を調べている。まぁ、何ていうか、運営側がどこまで先回りしなくちゃいけないのかって話だよな。今まで乗員の事故は無かった(試運転中に男性従業員が遊具と床の間に挟まれて死亡する事故はある)わけで、指示に従って普通に使用すれば何の問題もない乗り物なんだよね。そりゃさ、バーが勝手に上がっちゃったとかなら問題あるだろうけど。調子に乗っちゃったんじゃないか、と。原因がはっきりしない中であれこれ言うのも何なんだけど、高校1年生くらいって自己顕示欲が強くて目立ちたいって時期でもあるんだよね。しかも、遠足なんてある意味解放された環境の中で、友達らとワイワイやりながら乗れば「イエーイ!」ってなる感覚は少なからずあるんでさ。ある種日常とは違った環境を与えられると(例えば夕飯を友達の家で食べる、ってだけでも)、妙に楽しくて妙にテンションが高くなって、調子に乗って相手に迷惑掛けちゃうとかあるんだよ。ただ、それは理性とかマナー(や社会常識)で抑制する。で、今回は、そういう素地のある子じゃなかったか、もしくはそれを凌駕するくらいのテンションだったか・・そうじゃなきゃ、これから動くって時にバー外して正座して横にならんだろ。これ、放っておいて動かしたらそれはそれで責められるんだから、本当は一番の被害者は豊島園側って感じもするよな。最初に書いたけど、どこまで先回りしなくちゃいけないんだよって感じでさ。「安全バーからひざを引き抜くことは想定外」って言葉が表してるよ。もちろん、安全性は追求しなくちゃいけないけど、事故が起こるように仕向ける人相手には太刀打ちできないって。指示を聞けない(聞かない)前提で安全を問うなら、こういう乗り物については乗った時点で6点シートベルトにするしかないよな。メリーゴーランドで言えば、あれは危険なので跨った時点で後ろ手縛り。二の腕から手首まで縛ったうえで腰から縄を通し馬に固定。もちろん足も固定。これまた飛び降り示唆防止に猿轡。女性の場合、髪の毛が揺らめいて絡まると危険なので、後ろで結わえた後、縄の先端を手首の縄輪に絡めて固定。さぁ、馬がゆっくり上下に・・何か、違う乗り物になっちゃうじゃねぇか(大汗【追記】20:17別の記事で、この生徒は特別支援学校の生徒だという記事もありました。どの学校の生徒だとしても伝えたい主旨は変わりませんが、本件に限る責任の所在について言えば、本人の素地というよりは付き添いの方の注意不十分もあるかと思われます。記した時点で知らなかった記事がありましたので、その点についてのみここに追記として捕捉させて頂きます。コープかながわ:売れ残ったカツ、冷凍し再び販売>生活協同組合コープかながわ(横浜市港北区)のハーモス荏田店(同市青葉区)が、売れ残ったトンカツを冷凍保存した後、カツ重などに再利用して販売していたことが分かった。いやいや、生協はわからないんだけど、恥ずかしながらワタクシはスーパーなんかで売ってる揚げ物の惣菜ってみんなこんな感じなんだと思ってたんだよ。刺身なんかでもさ、最初はサクで売ってて、消費期限が過ぎると盛り合わせに化けて、それも過ぎるとたたきか揚げ物になるって。たたきの場合は、さらに練り物になるというね。それにしてもさ、カツ重ってことは一度揚げてるわけでしょ。それで酸っぱい味がするってのはどれだけ古い肉だったんだって話だよ。つか、生焼けだったのかな。これで、衣もタマゴも玉ねぎもご飯も消費期限切れだったなんてオチだったらすごいんでさ。もしかしたら、たまたま今回発覚しただけって事かもしれないというね。ワザと大量に安く仕入れて、余らせて二次利用って完璧なリサイクル事業ってか。「大量に残り、もったいないと思った」らしいんだけど、それならこれだけ不景気で食べ物にも困ってるって人たちもいっぱいいるんだからそこに配るとかさ。残った時点で消費期限切れだったんなら、家畜の飼料とか畑の肥料とか、いろいろ使い道はありそうなもんだけどなぁ。今じゃ新鮮食材の250円弁当もあるってのに、消費期限切れの使いまわし食材で498円弁当とはな。どんだけインフレなんだ、この地区は。増額分、全額現金は見送り=子ども手当-民主研究会が報告書>民主党の参院選マニフェスト(政権公約)を検討していた3研究会は7日、報告書をまとめ、マニフェスト企画委員会(委員長・仙谷由人国家戦略担当相、高嶋良充筆頭副幹事長)に提出した。焦点の子ども手当については、衆院選公約に沿って、2011年度から倍額の1人当たり月2万6000円を確保するものの、増額分は、現金支給と行政サービスの充実など「現物給付」とのセットとし、配分比率や現物給付の内容などの判断は先送りした。何て言うかさ、政権交代前と後とじゃ表向き全然違う政党になっちゃったって感じだよね。ワタクシは平日はなかなかTV観られないんで、いくつかのニュース番組はDVDに録画して週末に一気に観てるんだけどさ。衆院選前の民主党議員ったら鼻息荒くて、今観てると「TVって映像(証拠)が残るから酷だよなぁ」とか思えちゃうのばかりなんだよな。本人たちにとっては文章で残るよりキツいだろ。ニュアンスがどうのこうのじゃないもんね。まさに本人たちが語ってるんだから。ワタクシ的には、子供手当てもガソリン暫定税率も、本来政党を選択するうえでの指標にはならないと思ってるんだよ。以前どっかで書いたけど、市町村の議員が選挙時に全世界の平和がどうたらこうたらとか言って、国会議員が皆様の生活がとか言ってるの逆じゃねぇかって思ってる。だから、特に子供手当てとかは地方に財源と権限を委譲して地方でやればいいと思う。地方分権主義者ってほど露骨ではないんだけど、国会議員は国のこと、地方議員は地方のことって、線引きは難しいだろうけどもっとシンプルにすればいいと思ってるんだ。そういう意味で言えば子供手当てやガソリンの件は修正でも廃止でもいい。ただね、衆院選前にあれもこれもやるって何度も何度も何度も何度もブチ上げて、その財源を各方面から問われて、何度も何度も何度も何度も「無駄を減らせばジャブジャブ出て来る」「いくらでもある」「自民党は埋蔵金を隠してるから」的な説明をしてたんでさ。「国民の声」というなら、それはこれらが前提になっているわけよ。それを知らんぷりしてもらっちゃ困るんだよ。これじゃ、釣った魚に餌やらない、みたいだよな。普通に解釈すれば、余分な負担が無くとも民主党が掲げている政策が実現出来るという理解になるって。連呼で刷り込むのは実がない証拠なんだけど、それでもあれだけ連日「夢のような政策」=「財源は無限にある」を垂れ流せば洗脳されちゃうって。よく、政治に興味ない無党派層が安易に民主党を選んだとか言われるけど、マスコミがこぞって垂れ流しといてホントよく言うよと思うね。まるで、騙される方が悪いって言われてるみたいでしょ。今になって、総理をはじめ各民主党議員が「そうは言ってない」って弁明するシーンが多く見られるけど、ちゃんと映像で残ってるんだよね。ハッッッッキリそう言ってた姿がさ。で、突っ込まれて逃げられなくなると「そのことについては素直にお詫び申し上げる」ばっかだもん。「4年間で、ですから」とかもあるけど、4年後なんてわからないからね。今でこんななんだから、4年後なんてもっとヘンなことになってる可能性すらあるじゃないか、とさ。とにかく言い訳が目に付くんだよ。「前政権が・・」「誰がこんなにしたんですか」とか。じゃぁ、ケツ拭かす意味でも政権交代しない方が良かったじゃねぇかって。民主党のすり替え論理で一番顕著なのは、国民が選んでくれた政策を実施するとして無理やり施行しようとするんだ。すると、当然財源が不安だから「税収が落ちてる中でそこまでこだわるべきか」とかいう論調をマスコミが流すんだよね。街頭インタでも、主婦らが「(この不景気で)全部やる必要はないんじゃないかなぁ」「消費税が上がるのはしょうがない」とか言い出す。そもそもの前提をすっかり忘れちゃってる。ってかさ、当時、目先の欲求に釣られた人ほどこういう答えになっちゃうって典型なんだ。「増税は全ての無駄を廃止してから!無駄を省けばいくらでも財源はある」って言ってたの憶えてる??まぁ、こう言うと、すぐに「じゃぁ自民党でいいんですか」「前政権で良かったんですか」とか言われるから誰も言わないんだ。となれば、わが意を得たり民主党。よくぞ言ってくれた無能市民って感じなんでさ。「じゃぁ、政策変更します」「じゃぁ、消費税論議を」だもの。やるなら、どっかで財源作らにゃ無理なのわかりません?とか言うんでさ。お前らがいくらでもあるって言ってたんだろうが。いくらでもあるから自分達の政策はすぐ出来る。自民党も出来るのにやらないんだ!って散々言ってたでしょ。みんなもさ、誰も彼もTVや新聞で見聞きしてたはずなんだよ。自民党では無理なんです、一度やらせてくださいって。やらせてみたらこの体たらくだ。思うにね、それじゃ選挙時の前提とはまったく違っちゃってるんだから、国民の選択やら国民の声自体も引用出来ないはずなんだよ。そんな文句言うなら政策実行しちゃうぞ?こんな財政で大丈夫だと思ってるのか?国が破綻しちゃうぞ?いいのか?当時掲げた政策を実行するか否か、実行するなら増税をするか否か。選択するのは君たちだ・・って、こんなの、はっきり言って脅かしじゃないのかって話でさ。言ってた隠れ財源だけで言ってた政策をきちんと実行してくれよ、民主党。抑止力論にすがる鳩山首相=「県外移設」公約ではない>最終局面で急に海兵隊の抑止力を持ち出し、「県外移設」の約束をほごにした首相の「言葉の軽さ」が改めて浮き彫りとなった。この人が、いろんな面で全てを象徴してるよな・・現政権については、また時間かけて書いてみるかな。
2010年05月08日
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寝屋川女児虐待死 頭に傷、全身あざ 両親送検 父「しつけ」認める>大阪府寝屋川市で岸本瑠奈ちゃん(1)が虐待死した事件で、瑠奈ちゃんの頭に何度も殴られたような傷があり、全身には無数のあざが残っていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。左あごの骨折は治療跡がなかったことも判明。それにしてもだよな。前に書いた「キレやすいバカモノ」の母親なんかもそうなんだけど、どうしてこうも感情の沸点が低いのかなと思うんだよ。喜怒哀楽が激しいってのとはちょっと違って、ひとつの感情における沸点というかハードルがとんでもなく低く設定されてるっていうかな。しかもこのバカ親、言うに事欠いて「しつけ認める」だとか言ったらしくてね。開いた口が塞がらないってのはこのことかと教材になりそうなんでさ。しつけのために1歳の子供のアゴの骨を折っちゃったっていうんだから。「テーブルに置いたお茶をこぼした(から)」ってのもさ。1歳くらいの子供なら当たり前の話だよ。何でも興味を持ち始めて、「これ何だろ?」と思って触ってコップを倒しちゃう。触ったらどうなる、押したらどうなる、倒れたらどうなるなんて情報はまだ無いんだから。何もかもが初めてなんだからそんなもの当たり前だよ。初めから全て把握していて対処出来る人間なんていないんだって。仕事でも、新入社員にいきなりやれったって無理でしょ。みんな、体験して学習していくんだ。やってみて初めてその子供の中に情報がインプットされる。これが根付いて経験となり、その経験を通じて次の事象に対処するわけだよ。そうやって引き出しが増えていくにつれ応用力がついてくる。1回やってもまたやるかもしれない。その情報が根付くまで繰り返しちゃう。親はそれを見守りながら少しずつ経験値を上げていく手伝いをするのが本当だろう。「寝ろといっても寝ずに布団で遊んでいた(から)」「拾い食いをするなと言っているのに拾い食いをした(から)」・・・会社なんかでも、何かうまくいかなかった時に事情を聞いてみると「○○って言ったんですけどねぇ」とか報告してくるのがいるんだけどさ。言うだけなら誰でも出来るんだな。「言う」のは、あくまでも手段に過ぎないんだ。口頭で伝えるか文書で伝えるか、はたまた他の方法を考えてもいい。とにかく相手に確実に伝わって理解してもらうことが一次的な目的だってことがわかってなくて、手段と目的を混同しちゃってる。どう言ったか、じゃなくて、どう伝わったか。どう理解されたか、が問題なんだよ。ましてや、この場合は1歳の子供なんでさ。先にも言ったけど、1回言ってもまた繰り返し、更に叱ってもまた繰り返す、ってのが当たり前だよ。その中で、どう伝わったかを確認し、きちんと理解したかを確認する。何度も確認しなくちゃいけない場合が多いけどさ。その繰り返しが教育ってかしつけの原点じゃないかと思うんだよ。とにかく情報が根付くまで、経験として次に生かせるようになるまで根気よく付き合う。実際、叩くことも必要な場合はあるかもしれない。ただ、その時期や加減や方法はきちんと考えなくちゃいけないんでさ。単に殴るのは暴力なんだよ。他に3人も子供がいたら、楽しくてワイワイガヤガヤになったっておかしくない。1歳の子供なんて、実際には叱られてるのか構ってもらってるのか理解出来てない場合だって多い。何でも口に持っていっちゃう習性だって、それまでに子育ての経験があるんだからわかるだろう。それを、何かあると50回~100回叩いたってんだから。1歳の子供の頭を、さ。大人だって、軽くでも頭を50回小突かれてみ?気が狂いそうになるよ。ってか、1歳の子供にしつけって何なんだよと思うがな。要するに、この夫婦の言い訳を全て汲んだとしてもだな。テーブルのお茶をこぼして頭きて叩くんなら、手が届かないところに置いておけばいい。寝ろと言っても寝ないのが頭きて叩くんなら、すやすや寝られるような環境を作って、すやすや寝られるまで根気よく添い寝してあげるなりすればいい。拾い食いに頭きて叩くなら、食べ残しがポロポロ落ちてる環境を改善すればいい。これらは、1歳の子供ではなくこの夫婦がするべきことでしょ。結局のところ、自分の非を棚にあげてるだけなんだよ。こういう事件が起こるといつも思うんだけど、今回も傷害致死容疑だっていうんだよね。これさ、何かっていうと何十回も頭小突いて、挙句の果てにはアゴの骨を折って食事を取れなくさせてっていうんだもの。もう、ほとんど殺人(容疑)じゃねぇのかって。相手は1歳の子供、何の抵抗も出来ない弱者中の弱者だろ。生殺与奪の全権は親にあるんだから。本来、この場合は親の人権も何もないよね。亡くなった子供の人権は、この親によって封殺されちゃったんだからさ。母親の写真が記事にあったけど、まだ容疑の段階だからってんだろうが、顔隠してるんじゃないって。やったかやらないか、その時の自分の意識がどうだったとかなんて自分が一番よくわかってるじゃねぇかって。とんでもないことをしてしまったと後悔して顔隠してるわけじゃないだろう。夫婦ともども晒してやればいいんだよ。この母親、煙草の火を押し付けたようなやけどの跡については「熱いたこやきを食べたときに出来た」と言い、全身にあったあざについては「次女におもちゃでたたかれたり、自分でこけてけがをした」と言い、「私は瑠奈をいじめていない。いじめていたら他の3人の姉妹がこんなに元気なわけないやろ。瑠奈だけをけがさせるわけないやろ」とか何とか言ってるんだね。保身のためには何かのせいにしなくちゃいけないからな。「自分でこけてけがをした」には笑わせてもらったんだけどさ。そりゃ、1歳の子供は本当にヨチヨチ歩きだからね。バランスを崩してこけることも結構ある。ただ、先に書いたように、人間の学習能力ってのは侮れないんでさ。転んでいくうちに自然に危険を察知するようになっていくし、バランスのとり方も覚えていく。何かの拍子に転んじゃう場合も、少しずつ簡単な受身を取るようになっていく。身体のダメージを最小限にとどめようという防衛本能が働くんだ。これも、多くの情報が備わることによって経験値があがるってことなんだ。どこの子供も同じだろう。普通に生活してるだけで全身に夥しい数のあざが出来てる子供がどこにいるんだっての。馬鹿も休み休み言えというんだ。そのうえ「私は瑠奈をいじめていない。いじめていたら他の3人の姉妹がこんなに元気なわけないやろ。瑠奈だけをけがさせるわけないやろ」だもの。これは、単に頭が悪いのか言い訳に必死で何を言ってるのかわからなくなっちゃったのかは不明だけど、まったく弁明になっていないよね。「いじめていない」→「(何故なら)他の3人は元気」→「この子だけをケガさせるわけない」・・もうね、論理が破綻してて突っ込みすら出来ない。ってかさぁ・・「他の3人は元気」→「この子だけケガさせた」じゃねぇのか。まったく抵抗の出来ない子供相手に、まったく理不尽な暴力で蹂躙するこういう事件については、是非厳罰でのぞんでもらいたいね。そして、叶うことならば、刑務所ではまったく抵抗出来ない状態にして、刑務官よりまったく理不尽な暴力を受けるというさ。殺しはしないけど、それに近い苦痛を与えるのが一番だと思うよ。そして、その暴力を受けている時に、殺してしまった子供の気持ちがわかってこういう親は初めて反省するんだよ。瑠奈ちゃん、天国ではあざもあごの骨も全部治っちゃうんだよ。だから、美味しいものをいーっぱい食べてたくさん遊んでね。ご冥福をお祈りいたします。追記<寝屋川虐待死>のどに肉まん 虐待隠ぺいのため詰める?>大阪府寝屋川市で岸本瑠奈(るな)ちゃん(当時1歳)が虐待で死亡したとされる事件で、1月に救急搬送された瑠奈ちゃんののどに、かんだ跡のほとんどない肉まんが詰まっていたことが捜査関係者への取材でわかった。瑠奈ちゃんはあごの骨を折っており食事ができる状況になかったことから、府警寝屋川署捜査本部は、傷害致死容疑で逮捕した両親が虐待を隠ぺいするため、故意に肉まんをのどに詰めたとみている。コイツら、死刑に出来んもんかな。
2010年04月11日
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昨秋ならこんな負けなかった=麻生首相>麻生太郎首相は9日午前、首相官邸で海洋政策研究財団の秋山昌廣会長と会談した。首相はこの中で、衆院選の自民党惨敗に関し「昨年秋に衆院選をしていたら、こんなに負けていなかった」と述べた。『期待と不安、いや不信 』でも書いたけど、この人が総理総裁として適しているかどうか、どうして選出する時によく考えなかったんだろうかね。安部元首相がKY(空気読めない)とか言われて哂われてたけど、何ていうかさ、この人はもうその比じゃないよね。どこまでポジティブなんだ、と。選挙前の自民党内での謝罪や選挙応援での謝罪、そして選挙大敗北後の謝罪・・選挙後のこの人の発言や行動を見てると、全部上っ面だったってことだよ。総理総裁に就任してからこっち、メディアでは「解散はいつですか?」と散々言われてきたわけだよ。国民の大多数も、いつ選挙になるんだろうかと思ってきたわけだよ。その度に、「(私が)然るべきときに然るべき判断をする」と言ってきたわけだろうが。その判断を誤ったと言われるのは、決して結果論じゃないんだ。たくさんのタイミングがあり、それをこの人の欲望のみで逸してきたってことなんだよ。自分で先延ばしの判断したんだろうが。自分の責任じゃないか。「去年の秋だったら」なんて何の意味もない。後からだったら何とでも言えるんだって。未曾有(みぞうゆう?)の「解散してくれ」っていう大合唱に応えず、やっと掴んだ総理総裁という椅子に固執し、煙に巻きながらズルズルと先延ばししてきたのは他ならぬ麻生太郎氏でしょ。解散は総理の専権事項だって息巻いてたんだから。「選挙前で1キロ、選挙中で1キロやせた」と厳しい選挙戦を振り返っていたという。それにしても1キロねぇ。足しても2キロねぇ。厳しい選挙ねぇ。っとに、どうしようもないね、この人。カワイソウなくらい無能だったってこと。選挙大敗の原因をこれまでの自民党への不満の蓄積とか言いながら自分自身を免責(言葉では自分の力不足とか言ってるけどさ)にしたり、どうしてこうなったか何にもわかっちゃいない。体重2~3キロくらい何かあればすぐに変動するって。こんなセリフ聞かされちゃ、落選した議員も浮かばれないんでさ。それまでの責任者が、自分が被害者かのように言うんだから自民党も前途多難だよ。こんな人が一応当選してるんだもん。
2009年09月09日
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麻生首相、誤算の連続…でも「間違っていない」>衆院選で歴史的惨敗を喫した麻生首相が16日、民主党の鳩山代表に政権を明け渡す。>「選挙の顔」として期待されながら、再三の衆院解散・総選挙の機会を逃し、自民党の長期政権支配に幕を下ろす皮肉な役回りとなった。何度も何度も決断するチャンスがありながら、もう少しもう少しと先延ばししているうちに破滅しちゃってさ。小泉元首相が「自民党をぶっ壊す」とか言ってたけど、本当にぶっ壊したのは麻生首相だというね。勝ってる(支持率が高い)うちに手を下しておけば勝利出来たのに、もっともっとなんて欲が出ちゃったからどんどん追い込まれちゃった。君は賭博師か、と。それにしても、浮かばれないのは落選した議員でね。もちろん党の状況如何に拘らず自力で何とかしなくちゃいかんのだけど、これだけ足を引っ張られてたら同情もするんでさ。個人の資質や器量で落選したのもいるだろうけど、何もしなくていいからせめて邪魔だけはしないでくれっていう状態だったろうな。結局のところ、笹川氏はカワイソウだったけど、麻生首相をはじめ執行部は結構残ってるもんね。すごい図式なんでさ。個人の資質や器量で言ったら、麻生首相が日本国の首相であること自体がNGなんでさ。何であの時担いじゃったんだろうね、みんな。漢字が読めないとかは別にいいんだよ。どうせ用意された原稿を読んでるだけなんだから。それよりも、判断と決断がどうかって話でさ。それまでいろいろと要職についてたんだもの。担ぐべき人材かそうでないかくらいはわかってただろうにねぇ。何ていうのかね。個人の資質や器量と同時に、まぁ同意語かもしれんけど「度量」ってのもあるでしょ。懐の深さっていうのかな。昔で言えば親分、今風に言えばリーダーなんだけど、人の上に立つような人には必須だと思うけどね。選挙後からのぶら下がり取材?ってやつもさ。あの時の麻生首相の対応ったら無いもんね。歴史的惨敗・解党的惨敗の張本人が、記者に向かって「頭、整理出来た?」だもの。で、オマエの頭はどうなんだっての。「これまでの自民党、自公連立政権に対するいろいろな批判が堆積(たいせき)している。それらを引き継いでこの立場にある」。なんて、自分を被害者かのように言い続けてるんだけど、最初っからそういう状況はわかってたんだから、じゃぁ総裁選に立候補しなけりゃよかったじゃんて話でさ。そのくせ、自民党総裁・総理大臣に就任した時の嬉しそうな顔ったらなかったよ。こんな責任逃れの物言いを続けてたら、永遠に自民党の復活なんてあり得んのじゃないか、とさ。はっきり言って、変えたいと思ってる若手議員の邪魔な重石になってるって。この後民主党がヘマをしたらまた自民党への支持に風が吹くかもしれんのにさ。この対応はいただけないよな。自分が引き継いだんだから、権力と同時に責任も全部引き継ぐんだよ。いいとこ取りなんてあるわけないだろ。これじゃ、絶対に民主党だってまったく同じ言い訳するに決まってる。「これまでの自民党、自公連立政権の負の遺産が堆積(たいせき)している。それらを引き継いでこの立場にある」って。藤野真紀子氏、政界引退へ 小泉チルドレン>衆院選愛知4区で落選した自民党前職で料理研究家の藤野真紀子氏(59)が6日、政界を引退する意向を明らかにした。まぁ、アレだ。佐藤ゆかり氏や片山さつき氏は、まだそれなりに何とか仕事してたんだろうなぁってイメージはあるんだけど、当選した時だけ騒がれて、今になって結局何やってたんだ?って議員もたくさんいたんだよね。この人なんかもその象徴かな。それなりに食育の重要性を訴えてたんだろうけど、その活動ぶりはさっぱりわかんなかったな。高速無料化:客足遠のく国道沿い 利用者増でPAは増収>窓から小さな灯台が見える。日本海に面する秋田県由利本荘市。国道7号沿いで佐々木清高さん(67)が経営する老舗食堂「港ドライブイン」は、毎日午後3時には早々と店を閉める。「開けてもお客が来ないから」。妻悦子さん(65)が食器を片づける手を止めてぼやいた。高速道路のサービスエリアより、安くて地元の名産を食べられるお店って国道沿いにたくさんあるんだよね。全然知らないようなポツンと建ってるお店にも、フラッと寄ってみると意外(失礼)なめっけもんに出会ったりさ。味がこだわりのお店ってわけじゃなくても、高速を使わず経費削減している運転手さんのために、夜中まで開けてて量はたっぷり、気立てがいいおかみさんとシャイな旦那がやってる店なんてのもあちこちにある。これ、仕事の疲れを忘れさせてくれるんだよね。高速道路を無料化にすれば利用は増えるんだけどさ。そのメリットってあまり良くわからないんだよ。潤う対象と被害を受ける対象と、その天秤の傾きはどうなんだろうって。無料化にすれば、家庭では「あ、高速代が浮くわ♪」くらいなんだろうけど、道路だけとっても、それまで利用してたよりは間違いなく混んでるわけだから。そういう奴に限って言うんだ。「何でこんなに混んでるだ?!」って。ってかさ、こうなってみると、駆け込みでETCつけちゃったのもアホだよな。無料化じゃ、ETCなんて何の意味も無くなるもんね。それと、流通コストが下がるから商品価格下がり家計に優しくなるとか言うけど、渋滞で納期に間に合うかなんていらん神経使わなくちゃならなくなるわけで、運転手さんにとっては更に過酷な労働環境が待ってるかもしれない。そこは担保するって言うのかもしれないけど、労働基準法なんて厳守させらてたら運転手さんは食っていけないよ。先に書いた一般道沿いの問題とか、道路優遇による他の公共機関への圧迫とか、いろいろと難しいはずなんだよね。観光地なんて、駐車場からあふれちゃって路上駐車の車が邪魔でしょうがないんだって。渋滞と路上駐車、そして環境問題。これまで、駐車場と環境の問題から「出来るだけ公共機関を」って言ってたのが、180度変わっちゃうわけだからね。電車の良さもあるんだよ。アルコール飲めるしwまさか、農家補償みたいに、割を食う人達全部に補助金出すわけにはいかんでしょうなぁ。選挙前は耳あたりのいい言葉、選挙後はその実践。小泉・竹中路線に対抗して「格差是正」を謳ってきたわけだから、もちろん格差は解消されるはず。みんなが笑顔になれる政策を早く実現してほしいってことで大勝したわけだからね。過去の自公政権のせいには出来んよ。権力とともに責任も負うわけだからさ。
2009年09月06日
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連立協議 政策調整機関の設置など先送り 3党幹事長>民主、社民、国民新の3党の幹事長らは4日午前、東京都内のホテルで会談した。連立政権を樹立した際の、与党間の政策調整協議機関の設置問題などについて話し合ったが結論は出ず、来週に先送りした。しかしすごかったねぇ。誰しもが民主が勝つだろうなとは思ってたわけだけど、ここまで大差がつくとはね。ってかさ、自民党の大物議員てのが軒並み落選。で、小沢ガールズっつぅんですか、これらが比例も含めてガンガン当選。投票した国民は自らの生活に直結するような(子育て支援とか高速道路無料化とかの)政策で決めたんだろうけど、この大量の1年生議員たちで国際社会と渡り合っていけるのかという不安がね。「省いた無駄を謝罪外交でバラマキ」なんてことはしないでほしいんでさ。特に周辺の国がほくそ笑んでるみたいだし。で、連立なんだけどね。選挙前から社民党と国民新党が涎垂らしてたのは周知の通りだけど、民主党側が否定していても、参院で過半数を取ってないから(連立を組む)ってのはバレバレなんでさ。現に鳩山党首も「少なくとも参院選挙までは」なんてポロッと言っちゃったことあったでしょ。結局この2党から突き上げくらって撤回したんだけど、数で押し切るという論理を否定していた民主党が、それなら何で連立を組むのかがさっぱりわからない。理念や方針が同じだから、とは言わせんぞ。海外に対しても国内(官僚とか)に対しても、毅然とした態度でイニシアチブをとって進めていくかのような印象が功を奏したはずなのに、最初の入り口である連立協議からして吹けば飛ぶような政党に首根っこつかまれてたんじゃ先が思いやられるっての。こんな2政党ごとき手玉に取れないようじゃ、官僚なんてとてもとても操れんだろうが。こんな舵取りじゃ、官僚どころか外交が心配だよ。ふてぶてしい相手にはさ、「嫌なら結構」って態度で臨まないと足元見られるって。民主党が圧勝の様相を呈してた時、執行部をはじめ、みんながみんな顔面蒼白になってんだもの。「あれ、本当に与党になっちゃったよ・・ってか、この後どうする・・?」みたいなさ。「改めて国民からの期待に応えるべく緊張感が」なんて言い訳してたけど、やっぱりビビっちゃったって感じだったよ。大丈夫かよ、ホント。新人議員がみんな即戦力だなんて信じてないけどさ。TVに映ってた女性議員が高レベルだってんなら、他の議員は更にたかが知れちゃうってことなんだから。小泉チルドレンと小沢ガールズ(つーか、何なんだ、このキャッチコピーはw)を比較するに話の中で、「日本は圧倒的に女性議員が少ないから女性議員が必要」なんて言ってるコメンテーターや民主党議員がいた(今でもいるか)んだけどね。それこそが逆差別なんだって。話を戻して先の2党。今回の衆議院議員選挙で、社民党の獲得議席の増減はプラスマイナス0で7議席。ちょくちょくTVなんかにも出てた保坂展人氏が落選。この人の主張って、どうも社民党よりも共産党っぽいイメージがあったけどね。共産党からの出馬だったらわかんなかったよね。国民新党はマイナス1で3議席。代表の綿貫民輔氏と幹事長の亀井久興氏が落選。公明党と同じ惨状だけど、こっちは与党連立協議に参加してるというね。種まきが今実を結んでるってことか。それにしてもさ、確かにどの党首討論会なんかを見ていても、そしてコメントを求められてた姿を見ても、綿貫代表の再選は無いよなぁって普通に思ったもんだよ。投票1週間前のサンプロでの姿なんて、もう哀れとしか言いようがなかったんでさ。小泉・竹中路線への怨念だけだから、もうね、討論に全然参加出来てなかったよ。カメラ回ってんのに、アサッテの方向見ちゃってポケーっとしてんだ。オラにはさっぱりわかんね、って感じで。亀井幹事長も、いろいろと露出して話してたけど、これまた綿貫代表と同じで郵政民営化反対ばっかり。じゃぁ、その後どうするとかが全然無いんだよね。ただ単に元に戻したいってだけで。だから、「あぁ、郵政政務次官やったり逓信委員会筆頭理事だったからか。やっぱ既得権益か」って思っちゃったりね。でも、この2人がそれぞれ最高顧問、顧問におさまったってんだから。「国民は国民は」ってさ、君達にダメ出ししたのも民意だろうって。で、連立協議なんだけど、こんな社民党と国民新党なんか放っておいて、「みんなの党」と協力したらどうなんだって。脱官僚を唱えてるわけだからちょうどいいんでさ。実際の支持も、比例区での得票数は社民党と1000も変わらないんだから。これって、すごいことだよ。民主推薦の兼ね合いとかもあっての話だからね。しかも、議席でも2つしか変わらない。国民新党に至っては、完全に水をあけられちゃって・・もうね、目も当てられない。ずっと会派協力しといて良かったってトコか。連立協議に臨んでる社民党の阿部議員も比例での復活当選。社民党が自民党の比例復活を揶揄する資格無いよね。振り返れば、前回の選挙では、民主党の松原議員・小宮山議員・長妻議員・赤松議員・原口議員・長島議員、社民党では辻元議員・阿部議員(ありゃ前回もか)なんていう、そうそうたるメンバーが比例で復活当選だったんだから。で、国民新党では幹事長の亀井久興氏が前回比例復活当選で今回落選、自見氏は参議院議員だけど、来年だっけ?どうなるかわかったもんじゃないよ。こんな2党にがんじがらめにされるか、逆に2党が与党権力欲しさに過去の社会党のように理念も何も投げ出すか。こんな政局にうつつを抜かしてるようじゃぁ、政権交代したって何の意味も無いんだって。涎垂らしてる2党をやめて、「みんなの党」と無所属との連立でどうでしょ。選挙:衆院選 43歳無職、驚きの転機 民主・比例東海で当選、磯谷香代子氏 >「仕事を辞める必要がなく、立候補に必要な住民票などをその日のうちに出せる人」という条件が人生の転機を呼ぶとは思いもよらなかった。民主・磯谷香代子氏 「スーツ買うの初めて」先輩と品定め >衆院選公示直前に「議員にならないか」と誘われ、比例東海ブロックで棚ぼた当選した磯谷香代子氏(43)=民主=が3日、名古屋市内のデパートで初登院用のスーツを購入した。「スーツを買うのは初めて」といい、出馬話を持ちかけた同党の谷岡郁子参院議員と一緒に品定めした。「みんなの党」の貴重な議席を返してあげてください。
2009年09月06日
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【09衆院選】もがく大物…福田前首相がたすき、中川前財務相は形見のはちまき >衆院選の選挙戦最終日となった29日。候補者らは、1人でも多くの有権者に支持を訴えようと、炎天下を汗まみれで駆け回った。従来なら自らの選挙区に入ることが少なかった自民党の大物候補者たちも、逆風が吹く今回ばかりは事情が違う。地元でぎりぎりまで、声を振り絞った。前回の衆議院議員選挙では、空前の自民圧勝で何だかワケわかんないのまで国会議員になってさ。比例の候補者が足りなくなって社民党に1議席あげたなんてこともあったな。小泉旋風なんて言われて、自民党から出馬してれば誰でも当選出来るくらいの勢いだったもんね。チルドレンなんて言われてね。40(歳)にも50(歳)にもなってる人がチルドレンてのも、どうなんだって話なんだけどさ。先の参議院選挙では、姫の虎退治だのゴルファーの親父が当選しちゃうだの、さ。結局、その前の衆議院議員選挙での旋風と同じ構図になっちゃったというね。これまた民主党議員だったら追い風吹き荒れるなんて感じでさ。そんな感じで当選しちゃった議員も、今じゃ何やってんだかなんてよくわかんないもんね。まぁ、これも国民の民意ってことで、受け入れざるを得ないんだろうけど、雰囲気で流される国民性ってのもどうなんだろうか、といつも思うんでさ。で、今回の衆議院議員選挙。各地で、いわゆる大物って言われてる自民党議員が苦戦してるんだって。古参議員に対して、民主党新人には女性が多いもんね。まぁ、何て言うかさ、自民党と民主党の選対担当者の力量の違いってやつかな。候補者がどうのじゃないんだ。党としての戦略だから。雰囲気でコロッといかれちゃう。そう、コロッといかすワザを知ってるというか。もうね、国民もこの閉塞感から脱したくて「騙してくれ、嘘をつき続けてくれ」なんて。スナックで自分に惚れてると勘違いしちゃって鼻の下を伸ばしてるオヤジか、単なるマゾの領域だよな。洗脳って意味では連日垂れ流すメディアの罪も重いと思うよ。「本質」の後段でも書いたんだけど、もともとが雰囲気に流されやすい国民性だもの、巧みに誘導していけば本人が自分の意思で選んでいるようで、そうではないようにさせるなんてことは簡単でしょ。番組に送られてくる「国民の声」なんていうFAXだって、どれをどう貼るか、どのタイミングでどれを紹介するか、それらを決めているのは局側なわけだし、討論番組なんかでもさ、両論併記のような構成で司会進行しているようでも相手によってツッコミの深さを加減しているなんていくらでもあるから。ずっと前には「おたかさんブーム」なんてのがあってさ。「やるっきゃない」とか言って。マドンナ旋風っつったっけ。国民はその雰囲気に流されて議席伸ばしたんだけど、ブームが去って国民が冷静になった途端に議席激減。今じゃ、口のへらない学級委員の女の子がピーチクパーチク言ってるだけの党、みたいな有様だもの。いや、男性もいるんだけどね。一度自民党が下野した時の連立政権てのもあったね。細川政権とかいうやつ。あれも、「一度やらせてみよう」「自民党にお灸をすえる」とか言ってやらせてみたわけだけどさ。細川元首相もそうだけど、その後を継いだ羽田元首相の在任期間も、それはそれはすっごく短かったんじゃなかったっけかな。で、今回、女性で明るくて自転車乗ってる民主党候補なら誰でもっていうのもさ。民主党っていうとすぐに前原議員や長妻議員、馬淵議員なんかを連想するけど、実際のところ今回の新人候補とは何の関係もないからね。みんながみんな彼らみたいに優秀だと思ったら大間違い。街頭演説でキンキン叫んでるけど、「で、どうやって?」には答えられんだろ。虎を退治した姫と一緒なんだよ。でもって、何年後かに「あぁ、あの狂喜乱舞状態は何だったんだ??」って目が覚める国民がいるというね。懲りないんだよな、みんな。<追伸>それにしても、今回の旋風を利用して勝ち馬に乗ろうってのが多すぎて困るね。議員数二桁になるかどうかの党が、コバンザメみたいに擦り寄って他党の批判してるんじゃないよ。ってかさ、護憲・自衛隊海外派兵反対を錦の御旗にしていてどうやって連立組むんだって。自らの理念はどうしたんだ。最初っから連立ありきだものな。君らの議席が増えないっていうのは、国民が君たちの存在に対して「NO!」としているからだろ。これは民意じゃないのか、と。それと、議員4~5人くらいの君たち。郵政民営化反対が結党理由だし主張の大半だけど、結局のところ国営に戻すっていうことなんかな?ってことは、公務員が増えると?どの党も(公務員の)人員削減を叫んでるこの時代に?ってかさ、それ以外の政策って何?消費税反対だの景気対策への更なる財政出動だの、今時いいことばかり叫んだってダメだっての。【関連】『PART8』時事ネタ迷い箸いやね、そりゃ当選するんだろうけどさ。
2009年08月30日
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一応、生きてます(笑)。時折ログインするんでちゃんと読んでます。いろいろ心配して下さっている方もいらっしゃるようですが、今年に入ってからの怒涛の忙しさったらあり得ないくらいなもんで、ついつい・・なんて思ってたら数ヶ月経過、はは。書きたいこと、それなりにあるんですけどね。サラサラっては書けないんでつい筆不精になってしまいます。まぁ、再開した時に宣言したように、書きたい時に書きたいだけ。のんびりやっていきます。それと、私書箱については楽天にHP開設してる方はレス出来ますが、そうでない方は捨てアドでも構わないんで記してくれませんとレス出来ません。ってか、レスするかどうかは約束出来ないんですけど、はは。近況報告っていうより単なる言い訳になってるな、これ。
2009年05月06日
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衣食住支援、引き続き要請=「派遣村」が厚労省に-医薬品不足も深刻>仕事や住居を失った元派遣社員らを支援する「年越し派遣村」実行委員会は4日、厚生労働省講堂(東京・霞が関)を5日以降も開放することなど衣食住の総合的な支援を、引き続き同省に要望した。厚労省に支援継続要請 派遣村、労働者「野宿しかない」>派遣契約の打ち切りなどで仕事や住居を失った人たちのために設置された東京・日比谷公園の「年越し派遣村」で支援を受ける人が3日、前日よりも100人近く増え400人を超えた。医薬品かぁ、衣食住かぁ。そんでもって、やっぱり5日以降の開放要求かぁ・・もう際限ないな。ここまで来ると流れは止められないだろうね。拒否出来ないことを知っての要求だもの。それにしても、支援不足ったって実行委に乗っかってこのイベント盛り上げてるマスコミにも責任あるだろ。違う記事に美談仕立てで「派遣村にどんどん人が集まっています。今、さまよっている人でも、ここに来ればなんとかなるかもしれません」なんてラジオで派遣村のことを紹介してたっていうんだからワケわからん。(例えば定員オーバーとかで)何とかならかなかったらどうするんだろうか。何て無責任なんだろうかね。最初っからそのラジオ局が全面的に支援すればいいじゃねぇか。こうやってネタをいじって遊んでるマスコミの多いこと。さんざん政府与党の対応を叩いてるマスコミも、莫大な派遣社員を使って人件費浮かせてるわ、番組制作は下請け会社に丸投げして押し付けてるわでとやかく言える立場じゃないっての。マスコミもいち権力なのに、政府与党に対してやんやとうるさいんだ。しかも、これを拒否したら非道になるっていう、責めてるマスコミは絶対的正義に守られての攻撃だからね。ズルいんだよ。前述した記事の男性は、不動産会社で働いてたんだけどタクシー会社へ転職。この動機がわからない。何で転職したんだろ。倒産とかじゃなければそのまま働き続ければ良かったんじゃないかなぁ。う~ん、よくわからない。今さら言ってもなんだけどさ。で、転職先のタクシーの仕事は減りそれに伴い夫婦仲も悪くなり8年前に離婚したらしいんだけど、仕事が減ったことが離婚に繋がったかはわからないでしょ。まぁ、このあたりは気の毒だけどさ、もともとだらしない人だったのかもしれない。基本的に誰かのせいにしたくなるのはわかるんだけど、だから今の状況になってしまったっていう考え方もあるんだっていうのを受け止めないと。美談として紹介されてるこの男性も、結局のところ「空虚感から仕事が手につかなくなった。」ってことなんだよ。空虚感なんてみんな背負って仕事してるんでさ。それに、これまでのいきさつについても、政府与党なり社会が責任持たなくちゃいけないことなんだろうか。いろいろな不幸は重なったんだろうけど、冷たいようだけど全部自分で背負わなくちゃいけないことでしょ。自殺志願→派遣村→生きる希望=美談、ていうのは短絡的じゃないかなぁ。まぁ、わかりやすい図式ではあるよね。だから、解散総選挙を見据えれば与野党ともにこの騒動に乗じずにはいられないだろうなぁ。野党側(と政権交代をしてもらいたいマスコミ等)は政府与党の対応を批判し続けて実行委を支援し票に結び付けたい。与党は与党で、これを拒否したら政府(及び総選挙後の党)がふっ飛ぶだろうっていう強迫観念からどんどん要求を呑んじゃう。イイ人を演じちゃう。譲歩につぐ譲歩だね。本当は毅然とした方がいい場合もあるはずなんだけど、今の内閣と支持率じゃダメだろうな。これを機に挽回したいと思ってるだろうし、これが支持率回復になると錯覚してるだろうしさ。もちろん、要求を呑んでイイ人ぶっても叩かれるんだけどさ。それにしても、「衣食住確保の保証がない人を5日に退去させない」って要求もすごいよなぁ。全国の無職者が集結しそうだよ。もし、自力で動かない人が多いんだとしたら、そんなのを相手にこんなの呑んだら半永久的に開放してるしかないんでさ。ってか、本当に今回の派遣切り、いわゆる契約途中の解雇状態の人ばかりなんだろか。契約満了して「更新しません」と言われた人とかは入ってないんかな。はっきり言って中途解雇と契約満了は全然別っこだかんね。ましてや、元派遣社員以外の人達もいるんだとしたら、ほとんどひとつの集落だよね。住民票が無い人まで派遣社員として働いてたなんて眉唾な人もいれば、中には『景気悪化で経営していた貸倉庫業が立ちゆかなくなったという東京都内の男性(49)』なんてのもいるんだよ。これ、普通に元経営者ってやつじゃないの?今回の騒動の発端である派遣制度とは何の関係もないでしょ。こんなこと言ってたらみんな当てはまるよ。意味わかんない。で、この参考HPを見てほしんだけど。【年越し】百聞は一見にしかず、ってことで・・・【派遣村】 年越し派遣村を見てきました!ってかさ、(仲間と)酒飲んでるのもいるんだ。酒盛りしてるってわけじゃなく、まぁチビチビ飲んではいるんだろうけど、その金を衣食住に回そうとは考えんのだろうか。煙草吸ってるのもいた。1日何本吸うのか知らないけど、それを買ったお金を回そう(もしくは蓄えよう)とは思わんのだろうか。前にも書いたけど、携帯でメール(かゲームかは知らんが)やってる人もいたなぁ。その基本料金なりを回そうとは思わんのか。何度も言うけど、要求するのは自分でいろいろやってからでしょ。派遣村の実行委の方々も、そして今回の支援を全面的に肯定している方々も、私財を投げ打ってどうにも立ち行かなくなってからの要求なんだろうか。最初っから政府与党をアテにしてたってことじゃ、あんまりにも無計画だろうに。これでは、派遣村に集ってる人達と同じ思考回路だよ。失業と同時に無一文でホームレス目前て・・「派遣村自体はボランティアの確保が難しくなる5日には撤収予定」なんてあるんだけど、『派遣村』そのものはともかく、政府与党や他の国民にケツを持っていかないで自分達が起こした運動なんだから自分達で最後までやれなきゃって思うんだけどな。火遊びしたら山火事になっちゃってオロオロしてる子供と同じだよ。普段から反政府の旗立ててんだから、最後まで自分らできっちりやって見せなきゃ。そうすれば「おぉ、大したもんだ」って同意する人ももっと増えるだろうけど。ってかさ、この件が表面化してから一貫して被害者ヅラしてる派遣会社はどうなってるんだ。派遣先である企業がこれだけ叩かれてるのも、本来は契約不履行でも何でもなくて制度を利用しているだけだったわけでさ。それで叩かれてる企業に比べ、派遣会社の責を問う声が一向に聞こえてこないっていうのはどういうんだろ。これまで人を働かせていい思いしてたんだからさ。こういう時くらい、諸々の分全部派遣会社が出費して衣食住確保しろよ。関連【PART2ご都合主義】【貧困】【goodtimes & badtimes】【弱者の虚像】
2009年01月04日
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「派遣村」、寝場所を厚労省に再要請 講堂5日で期限>「派遣切り」などで仕事と住居を失った人に寝場所と食事を提供する東京・日比谷公園の「年越し派遣村」をめぐり、労働組合や市民団体でつくる実行委員会は3日夜、厚生労働省に、同省が緊急開放した講堂の使用期限となる5日朝以降の寝場所や食事の確保などを要請した。ほらほら、こういうことになってきた。「このままじゃ年を越せない」「凍死する人も出てくる」ってことで期限付きで一時的に開放したんだけど、【貧困】で書いたように5日の9:00に「はい時間です、皆さん順番に出てください」と言ったって出て行くわけないんだよ。誰がどう想像したって「次はこれしてくれ」ってなる。追い出したら非道な感じになるから強制的には追い出せないでしょ。いったん開放したらどこまでもいくって。別に開放するなってわけじゃないけど、最初に期限はあったわけだからさ。この間何してたんだろうと思うんだよ。親類縁者、友人知人に頭下げて何とかしてくれってお願いしたんかな。それこそ血眼になって転職活動に勤しんでたんかな。お互いで情報交換をしながら状況を打破するようなことしてたんかな。生きるか死ぬかって、切羽詰ってるってことだったんだからさ。現状に文句ばっか言ってたってダメなんだよ。職場でも文句ばっか言って手を動かさなかったんじゃないかとさえ思っちゃうよ。期限があるってことを踏まえて開放してもらったわけでしょ。とりあえず開放させちゃえば後は何とかなるって思ってたんだろうけど、これじゃ下手すりゃ全員の就職先が決まるまで面倒見なくちゃいけないってことになりかねない。政府与党側も、そのあたりまで考えて対策を打たなくちゃダメなんでさ。「それどころじゃなかった」とか「年末年始くらいゆっくりさせてくれ」とか言うのかもしれないけど、とんでもなく切羽詰ってたわけでしょ。「このままでは死ぬしかない」「死ねってことですかっ?!」って迫ったんだからさ。そりゃ、この寒空の中、路上で寝ろとは言わないし、だからこそこうやって開放されたわけで。寝る場所が何とか確保されてるうちに、それこそ死ぬ気でこの後どうするか行動するのがホントじゃないのかと思うんだよ。観てて何とかしてあげてほしいと思えるのは、身体に障害を持った人達やら身寄りの無い人達だけだよ。非正規雇用社員の代表みたいな顔してる人達もさ。TVカメラの前で政府与党に要求ばっかしてないで、派遣村でゴロゴロしてる人達に「こらこら、何寛いでんの、アンタらにはそんな余裕ないでしょうが」ってケツ叩かなくちゃいかんだろ。それが中長期的に見れば彼らにとっての救済になるわけで。目的は、政府を叩く(倒す)ためじゃなくて、この元非正規雇用社員たちの処遇や、果ては雇用問題をどうするかってことでしょ。何だか、政府与党と渡り合ってる自分達に酔ってやしないか、とさ。どうも政府与党に要求ばかりしてるようにしか見えないんだよ。派遣切りされた彼らのためというより、自分らの(主義・主張を訴え叶える)ためのツールってか運動、みたいなさ。だから、労働組合やら市民団体やらの共産系が闊歩してるわけだろ。薬害訴訟なんかの時に感じる、何だかわからない違和感に似てるんだ。言ってることは正論なんだけど、どうにも拭いきれない違和感。あそこに集まってるのが全部派遣切りに遭った元非正規雇用社員だなんて誰も思ってない。市民団体の仲間に招集かけてどうするんだって。そんなことやってるからパンクしちゃうんだろう。本当にその施設を利用したい人が困るわけだろう。これをサクラに各地方からどんどん無職者を集めてる。本当の元非正規雇用社員から単なる市民団体の友達の輪!までゴッチャ混ぜ。「TVに映れるかもしれない」とか「どうせ年末年始の予定ないから」なんてのもいるんじゃないか。もうね、本当はパンクさせたいんじゃないかとすら思える。パンクさせて混乱させて政府与党に要求を呑ませる。何だかな、なぁ。マックじゃないけど、まさかフルキャストなんて派遣会社に依頼してないだろうな。「寝袋持って寝るだけで時給1000円!」とか。派遣切り被害者(?)の権利主張のために派遣社員が動員されてたなんて笑えないぞ。ってかさ、今度は派遣村が落ち着いてきてこういう人がまた派遣切りに遭ったりしてね。まぁ、もしかしたら5日になれば多少人数が減るかもしれないんでさ。中には仕事始めの正社員もいるだろうからw
2009年01月04日
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社民党、党本部の開放を検討 「派遣村」パンクで>一方、社民党は2日、派遣村からあふれた労働者を受け入れるため、東京・永田町の党本部(社会文化会館)の一部を寝場所として開放する方向で検討に入った。今後の派遣切りの増加や公共施設の受け入れ状況を見極めて判断する。いやぁ、まぁ、何というか。そりゃ、少しでも多くの寝場所が提供されればそれに越したことはないし、国会議員が関心を寄せることに文句は無いんだけどさ。何だか、どの野党も選挙対策の格好のネタとかって思ってねぇか、ってのは穿ちすぎかねぇ。この記事の冒頭にもあるように、民主党の菅直人代表代行や社民党の保坂展人衆院議員も派遣村に視察しに訪れたりしてさ。ってかさ、この派遣村を運営?してる湯浅氏は与党には声かけてないんだよね。結局、政府与党に連絡を入れて対応してもらうんだからさ。最初っからそっちに依頼すればいいのに。まぁ、(与党は信用出来ないっていうことも含めた)反政府ってことなんだろうけど、それならそうと菅議員もそういう人達の前でわざわざ与党議員に電話するってのも、何だかイヤらしいなぁ。で、社民党なんだけど、元旦の朝生での辻元議員なんかもそうだけどさ。この状況をとっても客観的に、いや、まるで他人事のように振舞ってるでしょ。他人事っていうかね、派遣による雇用創出の政策を批判したりしながら政府与党を追及してるんだけどね。今回も福島党首が「今回は天災ではなく、政治災害であり、避難民だ」とも言ってる。でもさ、派遣業に対する規制緩和については、当時共産党以外みんな賛成したじゃねぇか。社民党も賛成したんだよ、雇用が拡大されるって。この記事によれば『党本部(社会文化会館)の一部を寝場所として開放する方向で検討に入った』ってことなんだけど、政府与党に対して「一刻の猶予も許されないっ!」って騒ぎながら強行採決についても「(非正規雇用者側から見れば)あれは迅速採決だっ!」としたのは何だったんだろ。今回の講堂開放も「政府はもっと早く手を打つべきではなかったか」って言ってるんだからさ。検討なんかしてないですぐに開放しろって。「今後の派遣切りの増加や公共施設の受け入れ状況を見極めて判断する」なんて悠長なこと言ってていいのか?何だ、死人が出てから開放するのか?今でも「早く早く」って言ってる割には自分トコはゆっくりなんだよ。紺屋の白袴でも書いたように、以前リストラ騒ぎが拡大した時もこの政党はしれーっとリストラしてたというね。北朝鮮の拉致問題や辻元議員の秘書給与流用問題とそれに関連する土井元党首等々・・どの政治家もそれなりにダブルスタンダードだけどさ。ホント、こんな偽善的な政党は無いよなぁ。それにしても、今回の被害者(?)を浮遊層と考えれば、「これを機に!」と思って行動してる政治家ってのが一番悪なのか、それとも動機はどうあれ結果的に人のためになってるってことでヨシとするのか、そのあたりが難しいよな。大体、こういう場合特に野党の側の方が動きやすいんでさ。野党とすれば一緒になって政府与党に文句言ってればいいんだから。政府与党の動きがダメ過ぎて必要以上にツケ込む隙を与えてるわけだけどさ。「誰が派遣で働こうと決めたの?」とは口が裂けても言えない状況でしょ。野党側でも、こう思ってる議員はたくさんいると思うよ。派遣会社に拉致されて強要されたり契約書も偽造だったり無かったりじゃ問題だろうけど、いくかある選択肢(職業や職場、派遣会社なんかも含めて)本人が自分の判断で決断したわけでさ。その責をどうするのかっていう提案がまったく無いまま権利ばっかり主張してることについて、「何だよ、会社に縛られる正社員を拒否して気楽に過ごしたいって言って満喫してた奴もいたろうに」とは言えんのよね。大体が「うまくいってた時はこれで良かったんですよっ。でも今はねぇっ、こんな状況でぇっ!」とか言ってもさ。みんな、うまくいってた時はいいに決まってるんだよね。それについて正規雇用も非正規雇用も無い。いい時(こと)もあれば悪い時(こと)もあるんだから。中には、正社員で働いていて、悪いこと(例えば上司に叱られたとか)で辞めて気楽な(と思えた)方を選択した人もいるだろう。非正規雇用社員の代表みたいになってる人達も野党議員も、「ほら、文句ばっかり言ってないで求人誌買ってきて片っ端からみんなで面接だ!」なんて言わない。現状の不満と文句ばかりを煽ったり吸い上げてるんだ。これは、善意でやってる人よりも、自分の主義主張のためにちょうどいい素材だと考えてる人が多いからなんだよ。貧困でも書いたけど、「働きたくて仕方ない、でも仕事が無い」と言ってる割には腰が重いのが多いんだ。今の状況を決していいと思わないしある程度の救済は必要だと思うけど、安直に選択した自分の判断の甘さと、決断して動き出した時の責任の重さってのが存在するんだってのをかみ締めてからじゃないと救済措置もその場しのぎになるんじゃないか、とさ。あくまでもTV映像での印象だけど、自分の責はどっかにいっちゃって「当たり前だよ、遅ぇよ、政府の対応」とか文句ばっかり言ってんだもの。生活のために文句言わずに(派遣社員より)少ない時給で(派遣社員と)同じ仕事をしてるパートさんアルバイトさんの方がよっぽどエライぜ。ってかさ、デモもいいけどその前に転職活動しようよ、と。
2009年01月03日
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「声届いた」「月曜以降は…」=喜びと不安-講堂開放の「派遣村」・厚労省>「声が国に届いた」「月曜以降はどこで…」-。厚生労働省が2日、日比谷公園(東京都千代田区)の「年越し派遣村」に集まった元派遣社員らに講堂を開放したことに、派遣村の人たちからは喜びと不安の声が漏れた。まぁ、とりあえず何だね。昨年末に「第二次補正予算が2009年に」と先送りされた時には、年を越せるかどうか、生きるか死ぬかの瀬戸際だなんて物騒な話が飛び交っていたけど、ワタクシの知る限りでは「過去に例を見ない数の自殺者が全国で・・」なんてことにはなっていないようで、まずはひと安心てトコか。この講堂開放も両刃の剣って感じでさ。5日の9:00まで開放ってことなんだけど、その時間に「はい、時間です」と言ったって出ていくわけないだろう。不安を話してる人はまだいいんで、「最初から開放すればいいのに。行き当たりばったりだ」なんて文句言ってるのもいるっていうんだから。一体、何様なんだかワケわからん。【PART2ご都合主義】で「手を貸してもらう側が手を貸す側よりも負荷が大きくなるなんて当たり前じゃないのか」としたんだけど、こういう発言を耳にするとホントそう感じちゃうんでさ。そりゃね、vs大企業、vs政府って図式ならこの人達は弱者ってことになるんだろうけど、それを武器にしちゃいかんだろう。「死ぬぞ?死ぬぞ?このままだと死ぬぞ?いいのか?」なんてのはどうも好きになれないんだよなぁ。元旦の「朝まで生テレビ」を見たんだけど、その時のテーマっていうのがまさにこの雇用問題。この講堂を開放した自民党の大村議員なんかは、政府与党の雇用対策を責められれば「いや私はね・・」、農地解放の話になれば「いや私はね・・」、見苦しいまでの自己保身の連続でさ。話は長いしアタフタしてるだけで、よく聞いてると何か大切なこと話しているようで何も話してない典型。話し方も内容も下品で、まるで政界の梨本勝氏だよ、もっとも、会場を取り巻く観客(?)が非正規雇用社員の方々で、その非正規雇用社員代表みたいな感じでユニオンだの連合だのが名を連ねててね。共産党の穀田議員は別としても、この中に放り込まれた国会議員のセンセイ方は、そりゃ耳障りのいいことしか言えんよな。誰かが「被告人席」って言ってたけど、まさに局側の意図を感じさせるポジションでさ。公明党の高木議員なんて、いつものことながら相手に媚びうる優等生発言ばかりでどうにもならなかったもの。パネリストも含めて、さすがにこの状況で「そうは言っても、『正社員は嫌だ、フリーターとして自由でいたい』とか言ってた奴もたくさんいただろ」なんて言えるパネリストいないっしょ。ある程度言えそうなのは堀氏くらいだよ。非正規雇用社員代表者たちが「仕事をしたくてしたくてたまらないのに仕事どころか住むところもない。このままではみんな死んでいくってところまで追い詰められてるんですよっ!」って話してたんだけど、農業で雇用を求められたら農業でもやってみたいかって会場の人達に挙手を求めたら半分くらいしかいないんだ。派遣切りされたって人に理由を聞いたら「将来不安だし・・」だって。「不安が解消されればやりますか?」と聞かれたら「その時に考えてみます」だというんだ。もう一人には「どうして農業をやらないんですか?」って聞いてみたんだけど、少し考えるふりしてから「何か・・大変そうだから・・」だと。全然切羽詰ってねぇじゃねぇか。非正規雇用社員代表の中には、田原氏が「(保障制度に対する)財源はどうする?」と聞けば「金持ちから奪えばいいんだよ」とか言ってるのもいる。堀氏に「(法人を含めた)金持ちに高い税金を掛けたら外国に出て行っちゃう(から税収が減る)」と言われれば「どんどん出て行ってくれ」なんて言ってる。もうね、トホホだよ。一事が万事こんな感じ、ってか、こんな『感覚』なんだ。いくら非正規雇用社員代表が共産党系だって、こんな単純な理屈で反撃したつもりになってたら、逆に擁護されてる人達が「え、えぇっ??」って思っちゃうんじゃないかって。言葉遣いは悪いわ、ペンで机を叩いて呼ぶとか態度はサイテーだわでどうにもならない。「公安が!」「公安が!」じゃないっての。別に誰がどんな学歴だろうと社歴だろうといいんだけど、あちこち検索するとみんなそこそこ有名な方々なんだよね。しかも一般的に高学歴と言われてる経歴。しかも、若いうちからこういう活動をしてる。それにしても、ワタクシがそれくらいの年頃には仕事仕事で大変だったけどなぁ。とにかく毎日忙しくて必死だった。まぁ、彼らがその頃から活動をしてるのが本当であれば、ほとんど(会社に所属してという意味では)仕事してないってことなんだろうね。だから、こうやってTVに出たり本を出版して、弱者救済のために所得再配分を実践してるってことか。ん、してるのか?錦の御旗にして国家(金持ち?)に要求してる所得再配分。ワタクシなんて、親が入院してたからね、学生の時は学校に通いながら夜中のバイトを2つ掛け持ちしてさ。いや、苦学生ってわけじゃなく車が欲しかったからなんだけど、教習所代と車代。やっと貯めてメチャクチャ安い中古車を買ってね。学費は出してもらってたけど、教科書や定期なんかは自分で買ってたから、就職したときは「学校行ってた時間に働けて給料貰えて夜は寝られるんだよなぁ」なんて喜んだ記憶があるよ(笑)さっきの朝生の会場の人じゃないけど、今生きるか死ぬかの瀬戸際だって言ってる多くはまだまだ余力があるんじゃないかとさ。職種不問なら、バイトだって何だってたくさんあるでしょ。農業拒否の若者に対して擁護した非正規雇用社員代表に、パネリストが「どうして農業じゃダメなの?」と聞いたら「安定してないし、将来が不安だ」とか言ってる。「劣悪な環境じゃ・・」だもの。ホント、贅沢言ってるんじゃないって。『劣悪』の定義づけがわからないけど、安定しててまったく将来に不安を抱かずに済み、職場環境はすこぶる良く、もちろん給与は同じ部署の同年齢の正社員なみ・・もちろん、このうえ各種手当てはきちんと貰えて、何のためらいもなく有給休暇を取得する。朝起きて何だかツラかったら仕事を休めて、夕方遊ぶ約束の時は早退してく。もちろん、職場の上司や同僚からは「お疲れさん♪」のお見送り・・・・なんて職場があるかっ!正規雇用社員なら非正規雇用社員よりも安定してるとか言うんだろうけど、それは手のひら返しの後段で書いたように、正規雇用社員は正規雇用社員でわからない苦労があるんだよ。隣の芝生の色だけ見てたってダメなんでさ。そうやって、イイとこだけ見て安直に派遣に決めて今エライ目に遭ってるんだろ。もう、そろそろ学べって。言ってみりゃ、非正規雇用社員同士だって格差があるんだから。同じ仕事してても、派遣社員とパートさんじゃ時給が違うとこの方が多いんだよ。もちろん派遣社員の方が高い。でも、仕事ぶりやら扱いやすさからすれば、パートさんの方が上をいってる場合だってたくさんある。所得再配分なんて言うけど、そういう人のために「(自分の)時給を下げて回してあげて下さい」とは言わないんだものな。企業の内部留保も問題視してたけど、今回の不景気ってのは100年に1度あるかないかくらいのすごいものだって言われてる。単純に考えて、これからの動向を考えたら使わないよ。自分に置き換えてみるといい。いきなり職を失って収入が無くなるとすれば、まずは最低限の支出で抑えて貯蓄を少しずつ少しずつ切り崩す。優先順位の低いものからやめていくんだよ。これが普通の感覚でしょ。こんなもの、「今までの生活があるから」なんて衛星放送だの何だのに支出を続けるわけないもの。まぁ、こういう感覚すらないから派遣契約打ち切りになった瞬間に無一文とかってなってるのかもしれないけど、企業はある意味(便利な)制度を利用しただけなんだからさ。文句があるなら国に言ってくれって、派遣会社に言ってくれって、理屈からいけばそうなっちゃう。派遣村で、そばをすすりながらTVカメラに向かって政府与党にいろいろ言ってた人もいた(恐らく、ここに居る大勢は同じかも)けど、それ食べたら飲食店とかに履歴書持って面接に押しかけてみたらどうかなって思ってさ。「あれやってくれ」「これやってくれ」じゃ、何か文句言いたくてもみっともなくて言えないだろうし、そもそも「うるせぇ、文句があるなら出てけ」なんて言われるのも足元見られてるようでシャクでしょ。都内なら、コンビニとか夜通しやってる店なんていっぱいあるだろうし、店の入り口に募集のチラシ貼ってるとこもあるだろう。夜バイトしながら昼間に就職活動って方法を何で考えないのかなぁ。派遣切りと言ったって、集計の表なんかを見てみると、全員が切られてるわけじゃない職場(企業)の方が断然多いんだよね。そういう発想が無い人が切られてるってのもあるのかもしんない。何にしても、自分次第、自分の意識・行動次第だと思うんだがなぁ。
2009年01月02日
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【PART1】ご都合主義の続き、みたいなもんです。*********― ・・というわけで法案2つ目の話だけど。「このままだと年内に4つ片付けられるかどうかより、先の衆院で廃案になったこともあり法案そのものが下火になって消えちゃうだろうからまとめていこ。2つ目以降は既雇用者対象って感じで重なる部分もあるし」― 2つ目が非正規労働者も雇用調整助成金の対象にする【派遣労働者等解雇防止緊急措置法案】で・・「3つ目が派遣労働者等の就労支援のための住まいと生活の支援する【住まいと仕事の確保法案】や雇用保険制度の拡充によりセーフティネットと雇用を確保する【雇用保険法改正案】、そして、期間の定めのある労働契約の締結、更新、終了のルールを明らかにする【有期労働契約遵守法案】・・もうね、至れり尽くせりって感じなわけだが」― でもさ、至れり尽くせりにしてでも、働き続け住み続けられるような環境を提供しなくちゃいけないんじゃないかなぁ。「どうして?」― だって、職場や住む場所を失ったらホームレスになるしかないでしょ。それで治安が悪くなるとしたら、ワタクシ達だって困るもの。公園とか占拠されちゃうだろうし。「あのさ、そりゃ、オレだって治安が悪くなるのは困るけどさ。自分のやりたい仕事や行きたい職場にありつけないからって治安を乱すような暴挙に出たら、それはそれで糾弾されて然るべきなんじゃないかと思うんだよ。駄々っ子じゃないんだから。そんなもの武器にさせてどうする。そんなんだから『どうしてくれるんだ、責任取れ』とか居丈高にさせちゃう」― だって、明日にも生活が出来なくなるわけだから・・「思うんだけどさ。経済的に困窮して明日にも生活出来なくなるようなのが携帯でメールやってるってどういうんだ?優先順位が違うだろう、と。携帯電話が無いと生きていけないっていう強迫観念に囚われてる人もいるだろうけど、『そんなもの単なる贅沢病だ、バカモノ』と何故言えない。恩恵を受けたいならまず自分の側を何とかしてからだと思うけどね」― でも、住む場所が無くちゃどうにもならないでしょ。「この前TVでやってたけど、各自治体が抽選で県営住宅とか割り当ててるんだね。で、当選した人に密着取材してたんだけど、もうオレなんか驚いちゃってさ。間取りが3DKもあって、しかもここに住む男性は独身だというんだ。40歳の独り者に3部屋も与えてどうするって話だよ」― 持て余しそうだね。「それを1万数千円で借りられるってんだから。しかも敷金ゼロ連帯保証人ナシ。オレが入りたいよ。で、この時食べてた朝食が100円のおにぎり2個と200円の惣菜1つと500mlのペットボトルだったんだけど、コンビニで買うと550円くらいだろ。いい大人が一人寂しくおにぎり片手に惣菜を箸で突付いてたら、そりゃ絵的にはカワイソウに見えるかもしれないけどさ」― 何か、いじましくて涙が出そう。「オマエみたいのがいるからこういう演出が減らないんだよ。550円もあれば外で食べるトコいくらでもあるだろうし、この人の場合はきちんと3食とれてるんだもの。ってか、朝食で550円てすごくねぇかって。もっとも、ペットボトルは1日分なのかもしれないけど、とても生活に困窮してるとは思えんのだよなぁ。『派遣切りで失業!』とか言われてる数の中には、こんなのたくさんいると思うぞ」― でも、抽選に外れた人は・・「例えば、先に話したような携帯電話をまずは手放せ、ってことから始める。普通、誰かに助けてもらう場合は、自分の努力ではどうにもならない分を補ってもらうってのが当たり前なんでさ。文句ばっかり言ってないで、自分で出来ることをとことんやってから助けを乞えってことだよ。前回の新卒内定者もそうだけど、もっと自助努力をする余地ってあるんじゃないかと思うけどね」― 他力本願過ぎるってことかな。「仕事なんかで手伝ってもらう時も、自分が一生懸命やってもどうにもならない(例えば時間に間に合わないとか)時に、すまんが手を貸してくれってなるわけだろう。周りも、一生懸命やってるのをわかってるから手を貸してやろうと思うわけだよ。手を貸してもらう側が手を貸す側よりも負荷が重いなんて当たり前。手を貸してもらう側の方が軽くていいわけがないだろう。雇用対策に投入されるのは税金。で、その税金の中には、自らの生活を切り詰めて切り詰めて支払っている人の分がたくさんあるんだから、その恩恵を受ける側はそういう人達よりも苦しい思いをしなくちゃいけないのは当たり前なんだよ」― でも、独身者に3DK・・「一律平均に抽選ってのが一番公平って考え方だからな。まぁ、ギリギリまで頑張ってる人とそうでない人、独身者と家族がある人、はたまた老若男女まで、いろいろな要素があるわけだからいちいち選り分けるのは難しいし現実的じゃないけど、それにしてもなぁって思うんだよ。失業者が町に溢れると治安が悪くなるっていうのもさ。『俺達を失業させると恐ろしいことが起こるぜ』なんてね。これじゃ、単なるたかりだって。これが本当の厄介者だよ」― ワイドショーやニュースなんかじゃ、「派遣切りで自殺者が増えなければいいですけどねぇ」って心配してるでしょ。「オレなんかからは、そう言ってる奴ほどそれを期待してるんじゃないかと見えるけどね。自殺者が増えれば政府与党を糾弾出来る、とかさ。いくつか事件も起こって、そのたびに犯人は『派遣切りされて生活に困ってやった』とか言ってる。オブラートにもあるけど、何か事を起こして派遣切りのせいにしてれば周りが擁護して政府や社会のせいに転換してくれる風潮だからね。今後は、痴漢をして捕まった奴なんかも『派遣切りをされたのでイライラして触った』とか言いそうだよ」― で、報ステの古館アナなんかが『ここにも派遣切りのシワ寄せが・・』とか言う(笑)。でも、補助が出来なくて、それこそ孤独死とかになったらワタクシでも責任感じるなぁ・・「まぁ、オマエが責任感じるのは勝手だけど、責任を感じない人が責められることもない。それはその人の器であってその人の運命だったってことだよ。例えば住む場所のことで考えれば、『明日から住むところがない』『ホームレスになるしかない』なんて声が毎日TVで垂れ流されてるけど、本当に親戚縁者がまったくいない、身寄りのまったくいない人がどれだけいるか」― ネットカフェ難民も含めて、全員が全員てわけじゃないだろうね。というより、まったく身寄りがいないって方が断然少ないと思う。「で、『明日から住むところがない』『ホームレスになるしかない』っていう人達は、そういう身寄りに頼むのは恥ずかしくてみっともないって感じてるわけだ。それなら、ホームレスになることは恥ずかしくてみっともないとは思わないのか。思わないならホームレスになればいいし、思うなら身を寄せるしかないんでさ。『失業したんで居候させてくれ』って言うのは嫌だろうけどさ。そういうのも含めて、恩恵を受ける側は相当の負荷を背負わなくちゃいかんのよ」― なるほど。「キリギリス救済計画にもあるように、ホームレスについてもどうかと思うし、一般的に「弱者」と言われる人達そのものの存在についてもよく考察しなきゃなんだけどさ。とにかく、保護して包み込むばかりが能じゃないんじゃないかって、少しは疑ってもいいんじゃないか。街。的教育論にもあるように、温室純粋培養育ちだと各種の菌(いろいろな負荷)に対抗出来ないし、経験もしない(逃避するし、社会も極力最初から排除してる)から免疫も出来ない。だから、いきなり予想外の出来事に遭遇すると何も出来なくなっちゃうんだ。思考停止状態になっちゃう」― かわいい子には旅をさせろ。「何でもそうだけど、楽して成果を勝ち取ろうとしても結局ダメなんだよ。何らかの負荷、苦労や嫌なことも経験して、それを糧にしながら獲得するものだろう。しかも、嫌な思いだけして獲得出来ない場合もある。本来は、それを踏まえてどうするかっていう議論なんだと思うけどね」― で、やっぱり続くわけですね。「・・・」
2008年12月27日
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野党の雇用4法案、参院で可決 与党、衆院で否決方針>19日午前の参院本会議で、民主、社民、国民新党提出の雇用対策4法案が野党の賛成多数で可決され、衆院に送られた。― 野党も、ここが勝負どころと一気に攻勢を仕掛けてるね。「まぁ、何て言うか、どのニュースでも『政府が主張する来年の法案提出じゃ間に合わない、民主党よくやった!』とかって話になってるんだけど、そのニュースの中でも一体この雇用4法案ってのがどんなものかっていう説明や解説がほとんど無くない?」― 非正規雇用社員にとって保護するような法案なんだろうな、くらいは。「ニュースキャスターの耳障りのいい言葉をスラスラ聞いて、自分で考えてるように錯覚に陥ってやしないか、とさ。まさに『本質』の話のようだよ。よくわかんないまま雰囲気で『あ、野党は国民のためを考えている、政府は相変わらず永田町目線だ』とかわかったような気になって賛同してるだけの国民てのもたくさんいると思うけどな」― でも、時間が無いって叫んでる野党がパフォーマンスで時間かけちゃうかなぁ。「くしくも江田五月参議院委員長が「(与党は)『暴挙』『野党のパフォーマンス』と言うが、野党にパフォーマンス以上のことを求められるか。」なんて言ってるよ。語るに落ちるとはこのことで、参議院議長自らがパフォーマンスだって認めてます。ま、パフォーマンスだということを認めて開き直ったうえで、あえて『これは問題提起なんだ』としてるけど」― で、その雇用4法案てどんなだっけ。「まずは、採用内定取消しを規制する【労働契約法改正案】てやつ。客観的に合理的な理由に基づき、社会通念上相当であると認められる場合でなければ内定取消しが無効であることを明確にするとかって言ってるね。裏を返せば、それを満たせば取り消しOKってことか」― あの・・客観的合理的な理由で社会通念上相当って・・「そう、めちゃくちゃ曖昧な基準なんだよね。どうとでも取れるんだよ。で、このガイドラインが細かく決められているのかっていうとそうじゃない。しかも、誰が客観的合理的な理由で社会通念上相当だって判断するんだって。更に言えば、野党すら今回の100年に1度だと言っている世界的大不況を、どうして客観的合理的な理由で社会通念上相当だと判断しちゃいけないんだ?」― この法案を提出した各野党だって、かつて経験したことのない緊急事態だってことで迅速(苦笑)採決したんだもんね・・「だよな。政府与党が言ってる来年じゃもう遅いんだってことの根拠として緊急事態を持ち出してるんだもの。それだったら社会通念上相当だろ」― それにしても、内定の時点でもう労働契約は結ばれてるって解釈もあるみたいだし。「その解釈自体にも『そうかなぁ』って気持ちはあるんだけど、仮にそうだとしてさ。内定をいくつもの企業からもらって、しかも面接で『御社だけです♪』って嘘ついて、最終的にひとつに絞って他はしれーっと断るわけだろ。内定取り消しを文句言うんなら、言ってみれば自分の選択が間違ったってだけの話じゃないかなぁ。そういう企業だった、自分の見る目がなかったってことだよ、それだけ。社会に出ればそういうことはたくさんあるんでさ。早くわかっただけいいとは考えられんかな」― それはあまりに冷た過ぎるでしょ・・「じゃぁ、ひとつずつ考えたいんだけど、労働契約は結ばれてると主張するなら複数の企業と労働契約を結ぶ(内定をもらう)ってのはどうなのよ。おかしくないか?場合によっては5社も6社も内定もらってるのもいるわけだよ。3社以上になったらそれこそ社会通念上無理だって考えるのが普通だろ。物理的に就業不可能だもの、もうこれで契約違反だよ。詐欺じゃねぇのかって。自分達の都合のいい時だけ労働契約だとか何だとか言ったってダメなんでさ」― ってことは2社ならいってことね。ほら、やっぱり企業側が労働契約違反だよ。「あのさ、これは全企業じゃないだろうけど、多くの企業が副業を禁止してるはずだよ。まぁ、内職だとかは別だろうけど。仮に、昼間と夜間で別会社の仕事が出来るとしてさ。更に多くの企業で、採用決定時の申告が虚偽であった場合はそれを取り消すことが出来るとかってのもあるんだな。例えば履歴書や職務経歴書に記載されてるものが虚偽であったり、面接で語ったことが虚偽であったり、とか」― 知らなかったんじゃないかなぁ。「これから働こうって時に、それを確認せずに労働契約を結んだとしたんなら、それはそれで多少なりの落ち度を認めることになるんでさ。それなら、その時に今のパワーで『きちんと契約書の説明をして下さいっ!』って言えば良かったんだよ。内定もらってノホホンとしてて、いざこうなってからTVカメラの前で企業の担当者に居丈高に振舞ってる場合じゃないだろうって。そんな暇があったら企業説明会なり何なり出向けというんだ」― 確かに、TVカメラの前で「責任とって下さいよ」とか言ってるアレはなぁ。「いくつも内定もらって、その中から判断し選択したのは誰なんだって。こういう学生が内定辞退した先の企業だって、その時は『何だ、君がよろしくお願いしますって言うから他の学生を断ってしまったじゃないか。責任取ってくれ』って思ったろうよ。そういうことも考えて内定=労働契約としてるのか甚だ疑問だね」― じゃ、「御社だけですっ♪」ってのは・・「まぁ、企業側からすれば『虚偽の申告』と言える材料にはなるだろうから(内定取り消しの)理由にはなりそうだよな。それに、さっき言った通り、後になって一方的に内定を辞退するわけでさ。それが今回逆になったってだけってことだよ。もっとも、法律ってのは労働者側の方に有利に作られてるから、労働者はいいけど雇用側はダメってなってる部分もたくさんあるけどね。これは、あくまでも雇用4法案に書かれた『社会通念上』に対する皮肉なわけで」― 学生からすれば将来不安だものね「ただ、『就職先が無い』『これからどうすればいいんだぁ~』と嘆いてるのもさ。結局、自分のやりたい仕事が無いとかそういう話でしょ。行きたい職場が無いとか。仕事自体はたくさんあるよ。ただ、君がやりたい仕事・行きたい職場かどうかは別って話で。少なくとも介護とかは人手不足で大変なんだからさ。金融不安って言ったって、保険会社なんかでも常時募集してる。そうじゃなきゃ、求人媒体の企業が忙しいわけないんだ」― 悪質な企業に対しては企業名を公表するとかって。「これもさ、『悪質』ってのは誰がどの基準で決めるのかが曖昧。これをするには、今回の件で言えば、世界的大不況が客観的合理的でなく社会通念上相当ではないっていう証明も必要なんでさ。で、この世界的大不況については、野党も『今まで経験したことの無いほどの緊急事態』って言ってるんだから、そのあたりの整合性をどうつけるのかって話だね」― じゃ、君は公表には反対?「反対する理由もないけど、魔女狩りみたいになるものねぇ、とは思うよ。これをかなり強硬に主張したら、悪質な労働者については氏名と顔写真を公開するからな!なんてことになるかもしんねぇぞ。公開されてみ?『コイツはひでぇよ』なんてわかってたら、企業とすればわざわざそんな労働者は雇わんわけだしさ。写真の横に『【騙されていませんか?】この人はいくつもの企業と労働契約を結んで一方的に解約する人間です』なんてキャプチャが付いてたりとか(笑)」― 何か、業界の回付状みたい。「まぁ、現実的にはあり得ないだろうけどな。ってかさ、オレはどうも、自分が使用する武器はいつまでも自分だけのものっていう風潮がうっとおしいんだよね。どうして、自分が使用出来る武器は相手も使用出来るんだと考えられないんだろ。自分が使う時は錦の御旗にするんだけど、いざ相手が使おうとすると意味の無いもんだとしちゃう。便利なアタマだよ」― 自分に都合が悪くなると無かったことにしちゃう。「今回、雇用4法案を提出した野党のコバンザメ社民党(:筆者注「ハイエナ」でもいいんだが、とにかく権力者に寄り添う芸者のような政党)のことも『紺屋の白袴』の後段にもあるけどさ。もうね、みっともねぇとは思わんのか、と」― 今回のニュース記事にもこんなのが・・w「権力が手に届きそうになると、なりふり構ってられんのかな。これを言うなら自公連立もとやかく言えんだろ。『選挙区は自民党・比例は公明』とかっていうのをメチャクチャ批判してたのにねぇ。先の強行採決や社民党の過去のリストラ、で、これかぁ。何て言うかさ、民主党もエラソーに言うんだけど、傍から見れば目くそ鼻くそを哂うって感じだよ」― だから政治離れになっちゃう。「そう。でね、オレとしては政策論争もいいんだが、1つだけ確認しておきたいことがあるんだよ。政党や議員に対する支持(率)も大切なんだろうが、オレとしては不支持(率)って方が明確な意思だと思ってるんであえて確認しておきたい」― 支持よりも不支持の方が明確な意思ってのはわかるなぁ。で、何を?「民主党は、現在野党のコバンザメ社民党と手を結ぶのか否か。今は野党結束ってことなのかな、それだけだよなって希望を見出してるんだけど、もしかして民主党が政権をとってもこのままか?と。先の国民新党との協力体制を考えると、あながち懸念だけでは済まされないような・・これはハッキリしてほしい。社民党と手を結ぶのなら、それだけでオレは民主不支持決定」― どうなのかなぁ。でも議席を考えるならあり得るよねぇ・・「それならやっぱり選挙前に宣言すべきだよな。選挙後にあっちとこっちが引っ付いたりとか、そういうのはゴメンだよ。そういう意味でも、不支持の意思を尊重してもらいたいんでさ」― というか、4法案のうち1つだけで終わっっちゃったら、あと3回やらないとダメということでしょうか・・「・・・」
2008年12月21日
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石原伸晃氏「麻生政権はがけっぷち」>内閣支持率が急落し、求心力低下にさらされる麻生太郎首相に対して、自民党から公然と反発の声が噴き出している。執行部の一角の石原伸晃幹事長代理が5日、自身のパーティーで「麻生政権はがけっぷち」と述べ、小池百合子元防衛相も民放CS番組で「来年あたりは新党がぽこぽこできるかもしれない」と語った。威勢がいいよな、石原議員。まぁ、「がけっぷりだから頑張らねば」という意味だと弁解しそうだけど、自分自身どういうポジションに身を置いているのか考えてんのかね。この人、幹事長代理なんでしょ?一応、要職なんでしょ?自分トコの党首が総理大臣になってて、少なからず支えなくちゃいけない立場なんでしょ?アンタにも責任の一端があるじゃねぇか。この人って、台頭してきた当初は論客なんて言われて、TVタックルやサンプロ、朝生なんかで弁をふるってたんだよね。まさに、若手のホープって感じで。で、小泉首相時代に国交大臣として道路関連の改革に携わってさ。道路公団民営化ってやつね。その時この人が何をしたかっていうと、威勢が良かったのは最初だけ。そのうち古参の道路族議員にやんやと言われ、どんどん押し切られちゃってさ。骨抜きにしちゃった張本人なんだよ。泣きそうな顔して、どんどん譲歩しちゃった人。道路公団の民営化が(仮に骨抜きだとしても)何とか着地したのは、もうね、猪瀬氏と大宅氏の頑張りでしょ。なのに、山崎拓議員は「石原さんは将来の総裁候補と大いに認知されている。節目節目で決断と実行のできる政治家だ」と言い、細田博之幹事長に至っては「石原総裁実現に向けて頑張ろう」と持ち上げたと記事にはある。オマエらみたいのがいるから国民がそっぽ向くんだって。決断と実行が出来なくて、泣きそうに顔を引きつらせながら譲歩しまくった人なんだよ。まぁね、権力争いとか名誉欲とかはどうでもいいんだ。たださ、そういうことにうつつを抜かしている間にも時間は流れているんだよ。日々の暮らしすらままならない人がいるんだからさ。将来の権益を夢見るのもいいけど、まずは足元をしっかり踏み固めてくれって。もっとも、確かに稀に見るダメ総理なんだけどさ・・派遣切りや雇用不安、切々と訴え 全国から電話相談>相談者の4割近くが派遣社員や契約社員などの非正社員で、景気悪化のしわ寄せが、弱い立場の非正社員に及んでいる。製造業をメインにして、この問題は社会現象にまでなってるね。そんでもって、大体の論調が非正規雇用社員に対する同情。まぁ、「カワイソウ」「ヒドい」としている方が立ち位置としても座りがいいし、国会議員やマスコミなんかの立場からすれば特にそうなるよなぁ。まぁ、「カワイソウ」「ヒドい」だけじゃ話が進まないんで、ちょっと違う角度から見てみたいんだけどさ。まずね、非正規雇用社員とは言え契約期間てのがあるわけで、それを待たずして解雇(契約終了)ってのはどうかっていうのは確かにあるね。ただ、恐らく雇用契約書には書いてあるんだ、解雇(契約打ち切り)の場合もあるって。やむを得ない事情の場合とかっていう条件付きだろうけど、それも今回の世界的な不景気がそれに当たるとも考えられるんでさ。現実的には、契約期間内でも非正規雇用社員は正社員ほど拘束なしに辞められる。一応、一ヶ月前には通告してくださいってことになってるけど、次の日から来なくなるってのもザラにあるし、それに対して契約違反だと言っても(そのスタッフに対しては)ラチがあかないんだ。『オブラート』の中段でも触れたけど、そういう利を求めて自ら率先して非正規雇用社員を望んだ人だってたくさんいるはずなんでさ。救済するなら、そういう人は省いてほしいんだよ。派遣っていうのは、企業は派遣会社に契約金を支払いスタッフは派遣会社から給与をもらう。企業と派遣会社、派遣会社とスタッフって図式なんだね。派遣会社は、まぁブローカーみたいなもん。となるとさ、非正規雇用社員(ここでは直接雇用は除く)の場合は、本来文句があるなら派遣会社に言うべきなんだよ。どんな理由があれ、派遣会社が解雇するんだから。「給料が安い」ったって、払ってる企業は直接雇用のそれより支払ってる。派遣会社が間を抜きすぎなんだ。「正社員登用アリとあったのに」ったって、それが君だとは限らないし、それを企業が保証しているわけでもない。もしかしたら、企業側が正社員登用を派遣会社に依頼したのに、派遣会社が(自分トコのスタッフが減るのを恐れて)断ったり保留にしてるケースだってあるんだよ。このままじゃ「失業保険が出ない」ったって、それは雇用保険に加入していなかった派遣会社が悪いんでさ。相手が大企業だからって叩きやすい(要求をのませやすい)だろうけど、本来の相手は企業じゃなくて派遣会社じゃないかとさ。派遣会社だって一部上場してるのがあちこちにいる。普段甘い汁吸ってるんだから、こういう時のリスクはかぶれというんだ。非正規雇用社員自体に話を戻せば、「他に仕事がない」「明日からの生活をどうしてくれる」と嘆く映像がさかんに放映される。でもさ、これまでの貯金とか将来設計はどうなってるんだって。ギリギリでやってたからでこれからも死活問題だって言うんなら、それは『PART2時事ネタ迷い箸』のネットカフェ難民の項で書いたように、自分が望むような仕事はないってのがほとんどじゃないかなぁ。何でもいいなら仕事もあるって。「あれヤだ、これヤだ」なんてフザけた考えの奴を何で救済しなくちゃいけないのかさっぱりわかんない。この前TVを見てたら「家族に仕送りが出来なくなる。何でもいいから仕事を探さなくでは」と言ってる人がいた。青森かどっかから出てきて、その道では職人とまで言われるようになったのに今回の件で契約解除になったという。子供や妻との電話が泣かせるんだけど、こういう人だけ手厚く救済すればいいんだ。『どんな仕事でも!』って歯を食いしばる意志のある人。どっかのニュースで、派遣社員1人雇用すると100万円の補助っていう救済措置が検討されてるとか言ってたけどね、ふざけるなって。あのね、これって非正規雇用社員を救済するように思えるけど、もしくは企業に対する補助に見えるけど、これをやって一番喜ぶのは派遣会社だよ。その100万円がそのままスタッフに行く保証はないし、仮にいくんだとしても、このお金のおかげで派遣会社と企業の契約が生まれる。そもそも、給料が安いと言ったって、例えば時給1000円を貰ってるスタッフに対して、派遣会社は1500円くらいは企業から貰ってるぞ。1500円のスタッフだとしたら2200円くらいは貰ってるだろ。本人の頑張りに対して企業が時給50円上げても、派遣会社が30円もらって、スタッフには「何とか交渉して20円だけだけどあげてもらいました!」とかやってる。社会保険や有給休暇に対してなんてもっともらしいこと言っていても、蓋を開けてみれば今回のようなことがあちこちで起こってる。雇用保険に加入させてなかったから失業保険給付の対象にならないとかさ。そういう、会社としての義務を怠ってた派遣会社なんて営業停止にすればいいんだよ。単にピンハネしてただけじゃないか。詐欺だよ。もしスタッフに対する救済措置を施行するというなら、リトマス試験紙じゃないけど選別してほしいね。お金にしても雇用保証にしても、一律ってのだけは勘弁してほしいんだよ。非正規雇用社員は弱者弱者だと当然のように言われてるけど、正規雇用社員にだって言い分はたくさんあるんでさ。雇用保証がいくらか不安定なだけで、就業における待遇は派遣社員の方がよっぽど優遇されてるなんて職場は結構あるんだから。前に書いてるから詳しくは書かないけど、リスクの大きさは違っていても、一長一短はお互いにある。その「一長」の部分だけを望んで身を置いた人もたくさんいるはずなんだよ。これまでに、「一長」の恩恵をさんざん受けてきた奴が、今回「一短」に遭遇した途端に騒ぎ出すってのはムシが良すぎるだろう。そのあたりを選別基準にしてほしいんでさ。まぁ、現実的には無理だろうけど。少なくとも、派遣社員でラッキーだったなんて救済措置だけはやめてくれ。
2008年12月07日
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体罰の女性教諭を懲戒処分 /北海道>札幌市教育委員会は18日付で、男子生徒の頭をたたくなど体罰を振るったとして市立信濃中の40代の女性教諭を減給1カ月(給料の10分の1)の懲戒処分とした。教諭は同日付で依願退職した。それにしてもひどい先生なんでさ。体罰禁止がこれだけ叫ばれている昨今、いまだにこういう軽い感覚で体罰を実行しちゃう先生がいるってのもなぁ。減給1ヵ月程度でいいのかってことと、その先生は辞めたらしいんだけど、辞めれば済むのかっていうね。先生(大人)の圧倒的な力の前にひれ伏すしかない子供たちに対して、口で言ってもわからないから手を出した、ってんじゃ話にもならないよ。教育委員会には、(現場では)これは氷山の一角でしかないという意識を持ってしっかり取り組んでもらいたいね。・・なんて思うか、バカが。これさ、最初は小学生の話かと思ったら、そうじゃなくて中学生の話なんだって。先生は「座って食べるように」と注意したらしいんだ。要するに、この男子生徒は、立ったまま(か、もしくは歩きながら)食べてたというね。こういう、中学生にもなるバカに対して「座って食べなさい」と言わなくちゃならなかった先生のせつなさったらないだろ。「オマエは猿か」と言いたかったろうよ。こんなもの、誰がどう見たって座って食べてなかったバカが悪いんでさ。何かの宗教の関係とかで「立ったまま(もしくは歩きながら)食べるという戒律とかがあるなら別なのかもだけど、どうもそういうわけでもないらしい。要するに、親の躾の問題なんだよ、こんなことは。こういうのが、フォークだか箸だかを咥えて歩き回っててだな、転んで喉を突き刺してみ?今騒いでる人権大好きちゃん達は「一緒に給食を食べていて先生は何をしていたんだ」と目ぇひんむいて糾弾するんでさ。まったく、うるさいと言うんだ。そもそもが、一度、いや、記事では触れていないけど、恐らく何度も口頭では注意してるんだよ。もしかしたら、この時が初めてじゃなくてこれまでに何度も注意してるのかもしれない。それでも言うこと聞かなかったんだからさ。それで座らせようとしたら抵抗したっていう。ワタクシだったらもっと前の段階でだけどさ。どんなに抑えてもこの時点でゲンコツか往復ビンタ有りだよ。冷静さを失い生徒の頭を平手で叩いたってあるんだけど、ワタクシからすればずいぶんと冷静を保っていたと思うね。このあたりの表現は、教育委員会側で修正か(この先生に対して)誘導したんじゃないかなぁ。この方が刺激せずに穏便に事が済みますから、とかさ。この先生は、反省して辞職したというより、こういう教育現場や昨今の風潮に対する抗議の意味があったんじゃないかって思えるんだ。抗議とか嫌気がさした、とか。だってさ、このバカは先生に対して味噌汁の茶碗を投げつけたってんだから。で、先生はその生徒の手の甲を数回叩いたって。記事によれば、この生徒に対して「体罰」とされているのは、口頭で注意しても聞かずに、座らせようとしても聞かずにいたので頭を平手でポン。味噌汁の茶碗を投げつけたから手の甲をペンペン。・・だけ。これのどこが体罰なんだって。不思議に思うことがいくつかあるんだけど、これって5月に起こったとされてるんだよ。それが、どうして今頃になって出てきたんだろ。聞き取りとか事実確認とか裏づけとかを5月から半年がかりで調査してきての結論なんだろうか。それとも誰かが告発したとか。それと、この生徒やその親はどう思ってるんだろ。やっぱり体罰だと思ってるんかな。一人の先生を辞職させるくらいのものだったんだから、せめて親にはコメント出してほしいよなぁ。こういう報道に限らないんだけど、ある特定のキーワード(今回の場合は「体罰」「辞職」)で判断しちゃうってことがよくあるでしょ。特に深く考えず、でも自分ではわかったような気がしちゃうってことがあるんだよね。何かしながらニュースを聞いてたり、時間が無いから新聞なんかをナナメ読みしちゃってたり。そういう場合、知らず知らずに深層心理に刷り込まれちゃってるんだ。記憶が風化していく過程で、このキーワードだけ残っちゃう。「体罰があって先生がまた辞職してたな」「そういう事件があったな」って。また、メディアなんかがそれを意識した報道をするんだよね。キーワードだけ繰り返し繰り返し使用して刷り込んでく。その都度その都度考えないと、これだけの情報が溢れてる昨今、その背景や疑問点、流れなんかまで追及しなくなっちゃうん。目に映って、耳に聞こえてきたことだけで判断し、それが正しいと思い込まされちゃう。要するに、無意識のうちに誰かに判断してもらっちゃってるんだね。本当は、自分の目で見て自分の耳で聴いて、自分の頭で考えて自分の責任において判断しなくちゃいけないのにさ。そう思ってたら、おもしろい記事を見つけたんだ。疑似科学やオカルト… なぜ、だまされるのか?>「あの人の言うことだから、本当だろう」という主体性の放棄も、自らの心をだます行為だ。「自分の目でしっかり確かめ、自分の頭で判断する習慣を」と呼びかける。>「ささいなことでも、『なぜ』と意識的に問い直してほしい。その背景には必ず理由があるのだから」>楽して得を取りたいという「欲得」と「思い込み」、それに「非合理的思考」が結合するとき、人はとめどもなく危うい「だまし」の深みにはまっていく。いろんなメディアがいろんな方法で世論を誘導していく。裏づけの乏しい記事やセンセーショナルな見出しを使って、知名度の高いキャスターや識者と称する方々が国や社会を批判する。上っ面だけで過ごしていると、どんどんどんどん刷り込まれていくんでさ。まさにメディア主導の愚民化政策だよ。最初っから、こういうところに着地しようって決めて話してるんだもの。新聞に書いてあること、TVのニュースで語られてることがそのまま正しい事実だと思い込んでちゃダメなんだ。事実と伝聞と感想と・・それらを振り分けて受け止めなくちゃいけないだろうね。報ステの古館キャスターなんて、どの事件についても自分の感想を話してるだけだよ。自分の感想を補強するために、隣に座ってる編集委員に質問をフってるだけ。それにしても、やじプラにしても報ステにしても朝生にしても、テレ朝の女性側のキャスター(アシスタント?)見てるといつも思うんだよ。何で、そんなにエラソーに自分を正義として語れるんだろうって。
2008年11月22日
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「殺すためはねた」姉妹重軽傷 容疑の男を逮捕 三重>11日午後4時46分ごろ、津市久居明神町の市道で、いずれも同市の女子高校生(16)と小学生の女児(10)が軽乗用車に後ろからはねられた。>同署によると、高橋容疑者は「人を殺すためにはねた。誰でもよかった。生活費に困り、警察につかまると楽になると思った」などと話しているという。ワザとかよ・・あのさ、いつからかわかんないんだけど、警察に捕まった方が楽みたいな風潮ってどういうんだろうね。「楽」というか「捕まってラッキー」みたいなさ。自らそうなるように仕向けてるというね。何だろ、保護してもらうために犯罪を犯すみたいな、言ってみれば逆転現象だよね。よくわかんないよなぁ。何にしてもさ、加害者に対しても人権は常に担保されるっていう考え方があるわけじゃない?どんなに凶悪犯でも、どんなに理不尽な動機でも、被害者(やその関係者)が被った負の部分以上のものは背負わないくせに被害者(やその関係者)以上に権利が保証される(もしくはされている)という現実。その蓄積がこういった現状を引き起こしてるんじゃないかとさ。何で加害者の方が、より声高に権利を叫べるんだという素朴な疑問・・だからさ、本人がどうのというよりも(いや、本人も確信犯的に犯罪に手を染めてる場合も多々あるわけだけど)、人権至上主義者とか死刑制度反対を唱えてる人とか、いろいろな類似した(市民)団体に属しているそういう人達が事のほか日常的に騒いでるんだ。ワタクシにはさっぱり理解出来ないね。そうやって、バカみたいに「人権」「人権」と叫んで来た結果がコレだよ。先に書いた『オブラート』の金山被告もそうだけど、そういうことを全て把握したうえで「自殺というのはどんな方法であれ、自分で自分の体に痛みを加えることになるでしょう。そんな勇気はなかったですね」なんて言えちゃう。自分で勝手に死ねば関係ない人を巻き添えにしないで済んでるのに、自分は痛いから嫌なんだとさ。死刑にしてもらいたくてワザとやったんだって。程度の差こそあれ、基本的な考え方はこの通り魔事件と今回のひき逃げ事件も同じだよ。で、それを誘発したのは過剰なまでの人権至上主義じゃないかって。だって、護ってくれるだもん。もしかしたら、前衛的な誰かが過剰に擁護してくれる可能性だってあるんだもん。もちろん、事件の動機や構図をそれだけで説明するつもりはないよ。いろんな背景はあったろう。でもさ、自ら進んで「ま、警察に捕まれば何とかしてくれると思ったんで」なんて動機で脅威にさらされてる一般人からすればさ。こういう感覚の持ち主は結構いるだろうってところが怖いんだよ。何とかしてくれって思うんだよ。警察にしても救急車にしても、依頼する方のモラルってのが相当崩れてるわけでしょ。どう考えても個人的に解決する問題だろうってことを警察に依頼したり、タクシー代わりに救急車を呼んだりってね。「いい加減にしろ!」だけでは片付けられない社会的な風潮ってのがあるんだよ。誰もかれもが権利を主張する社会。それもこれも、本当なら「バカじゃねぇかコイツ」って言われたり、「みっともねぇからやめとけ」とか言われたり、そういう伝統的な風潮が駆逐されてきたからなんだね。いや、駆逐してきたんだよ、似非平等主義者たちが。誰にでも権利(人権)がありそれを主張していいって教えられてきてる。更正(や個人情報保護)の名のもとに、服役した犯罪者が出所する時もした後も、何ら情報は公開されない。例えば、誰にも理解されないような動機やきっかけでスイッチが入って、周りの人達にいきなり危害を加えてしまう人たちが普通に街を闊歩してる。どこにどんな人がいるのかわかんない。『更正』の名の下に伏せてるんだったら、一般社会を闊歩してるということは更正したってことだろ。それなら、再犯の時には誰が責任取るんだっての。更正の可能性で減刑した裁判官や関係者が責任取れって言ってみれば「捕まったら大変なことだ」っていう意識っていうか位置づけにしないと、こういう甘えた動機の事件が後から後から起こると思うね。で、その被害者は泣き寝入りだよ。ってか、泣いたって何も戻すことは出来ない。時間は遡れないんでさ。事件の被害者はずっと被害者のままなんだ。死んでしまった人の権利はどこへ行ってしまうのだろう。とんでもないことを起こしたバカを更正させるために、どうして何の罪も関係も無い人が命を差し出さなきゃいけないんだって。人権至上主義者や平等主義者の方々、説明してくれよ。ってかさ、君らの考える『更正』って何なんだよ。その定義すら誰も知らない。誰も説明してないんだよ。犯罪に手を染めず普通の女性と普通の結婚をして、普通に子供をつくって普通に暮らしていく。たまに家族でケンカもするけど、たまに家族旅行をしたりして、紆余曲折を得ながら子供たちは巣立っていく・・これが『更正』ってことなんだろうか・・・フザけるなって。誰も、そういう普通の幸せを求めて頑張ってるんだよ。ワガママ言ってねぇで一生罪に苛まれろと何故言えない?リセットして再出発する必要がある人が、リセットする必要のない人の命を糧に幸福の道を歩んでいくっていうんだから、開いた口が塞がらない。ある人の命を引き換えにある人の今後の人生を保証していくのはやむを得ないと言うのなら、被害者のために同様の被害くらいは加害者に課するのが普通じゃねぇのかと思うんだが。「人権」「人権」と言ってるが、被害者の人権はどうしたんだ。これじゃ、動物には申し訳ないけど被害者の立ち位置は犬猫と一緒だよ。どうして天秤を一方だけに傾けるんだって。釣り合ってたっておかしいくらいなんでさ。「生活に困り」だの「将来に悲観して」だの、オマエが勝手にそうなっただけで、被害者には何の責任もないっていう原理原則を誰も考えない。すぐに「こうさせてしまう社会が」とかになる。コメンテーター(まぁ、キャスターや特派員にもいるけど)によっては、この加害者の罪は「許せないのはもちろんですけど」って必ず枕を入れて、その上で社会や政府与党を糾弾するんだ。そして、ワタクシはそういうコメントを聞くたびにいつも思うんだよ。オマエらみたいのがこういうのを増産してるじゃねぇか、と。
2008年10月13日
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「秋葉原事件うらやましい」身勝手な持論展開 土浦連続殺傷犯単独インタビュー>「秋葉原事件がうらやましい。僕より多く殺しているから…」。茨城県土浦市のJR荒川沖駅で3月、8人を刃物で殺傷した金川真大(かながわ・まさひろ)被告(24)が先月、水戸拘置支所(水戸市)で産経新聞の面会に応じ、東京・秋葉原で17人を殺傷した加藤智大(ともひろ)被告(26)への“嫉妬”をのぞかせた。いやぁ、アレだよ。こんなこと言われたら、被害にあった方々もたまらないんでさ。「自殺する勇気がないから、死刑になりたかった」じゃねぇっての、ホント。こういう奴の感覚を思えば、やっぱり極刑は必要で、しかも、本来なら被害者(遺族)への引渡しが健全なんだと改めて思えるね。ってかさ、コイツの場合、死刑になるかどうかさえわからないっていうんだもの。一体どうなってるんだって。何て言うか、いつの時代にも動機が不鮮明な凶悪事件てのはあったんだけど、ここのところ「誰でもよかった」「嫌になった」っていう、ワケわからん動機でスイッチが入っちゃうのが多いんでさ。で、死刑廃止論者からすると、死刑制度があるからこういう犯罪(死刑を望んで凶行にはしる)が起こるとも言う。これは、(加害者の視点に立てば)望みを叶えてあげるんだもの、逆説的に『死刑制度はある意味人道的』って言ってるようなもんだよ。野生の動物には種の保存のため(生き残るため)には仲間を殺していくという習性だってあることはある。もうね、そういうのは生きるか死ぬか、本当の意味での弱肉強食なわけだよ。で、人間社会は、そういった本能を理性や倫理観、法律なんかで封印しているという了解があるわけでしょ。『今こそ人権に配慮しよう!』でも書いたように、法の下で規制して共同生活してるのが人間なんだから。それを無視したら、もう人間じゃないんだって。今さ、格差社会ってのが流行ってる。程度の差こそあれ、確かにあるんだ、格差ってのは。当たり前のことなんだよ。ただね、そういう負の部分を教えてこなかったんだ。「勝ち組負け組」「強者・弱者」ってのもそう。『街。的教育論』でも書いたけど、そういうものを伏せてきた結果、工夫して現状を打破したり問題を解決する癖がついてないというね。ワタクシ自身も少なからずそうだろうけど、ここ数年入社してきた若手社員には辟易するもの。とにかく、言葉を代表とした自分の意思表示ってのが極端に少ないんだ。教えたら教えたことだけやってくる。指示したら指示したことだけやってくる。特に質問も無いし報告も無い。今自分が行っている業務についてどういう意味があるのかを考えてない。その前後の業務を少しでも把握してると覚えやすいし捗るのに、どうも面倒なのか意に介さない・・ってか興味ない。うまくいかないと放置しちゃう(本人的には思考停止状態なのかもしれんが・・)。あきらめちゃう。効率を考えて、それを後回しして他のことをやるってわけでもない。よくわからない書類作成なんかは机の奥にしまっちゃうんだよ。その書類がそこで止まるとどういうことになるか考えない。仕事をしてると何かしら疑問てのがわくし、どうしたらうまくいくかって自然に考えるはずなんだけどね。もちろん、こういう人たちばかりじゃないんだけど、全体的な傾向として年々強まってる感じがするんだ。そういうワタクシ自身だって、その前の先輩や上司に言われてたのかもしれないし、その先輩や上司も言われたかもしれないしね。本当は「最近の若手は」なんて大それて言えるもんでもないんだけどさ。ただ、その時代時代に「最近の若者は」っていう風潮があるにせよ、少しでも早く少しでも多く少しでも正確に業務を完遂させるって意味では、徐々に薄れてきてるような感じはするね。サービス残業がいいとは言わないけど、本来、自分の仕事のデキが悪かったら早出残業は当たり前なんだよ。その残務は、自分の責任においてやらなくちゃならんのだから。以前、『【PART2】時事ネタ迷い箸』でネットカフェ難民について書いたしコメントでそーにゃさんも触れてたんだけど、『非正規雇用社員だから雇われてる』っていう可能性をまったく考えてないのが不思議でならないんでさ。待遇が違うって言っても、非正規雇用社員をそのまま正規雇用したら全体の待遇レベルは下がるってことは考えないんだよな。それに、仮に非正規雇用を廃止したら、非正規雇用全体の何割かしか仕事にありつけなくなるっていう現実からも目をそむける。少なくとも自分は正規雇用されるという不思議な自信・・待遇が違うって言ってもね、これは会社や非正規雇用社員自身(特に派遣社員)によっても違うだろうけど、非正規雇用社員の方が優遇されてるなぁってこともたくさんあるんだよ。依頼した業務が途中でも定刻で帰れたり、最後までやってもらおうとすれば分単位で残業が付く。朝は定刻ギリギリ帰りもピッタリ。時間給だからこそ出来るワザ炸裂というね。慣れた派遣社員になると時間調整しながら業務をこなしたりね。15分前くらいから帰り支度を始めて定刻ピッタリに「お疲れぇ~」とか、退社時間が近づくにつれバタバタと仕事し始めて、終わらないから残業つけるとか。極力少ない労働で高い賃金を得ようなんて、自分の立場を最大限利用してたりするんだ。でさ、正社員が非正規雇用社員を羨んでたりね。正社員との時給換算比較で言えば倍以上じゃねぇか、格差反対!とかさ。きちんとしてる派遣会社なら社会保険も加入してるし有給休暇も付く。残業手当や休日出勤手当、深夜割増手当なんかは正社員よりも厳密に付加される。待遇が悪いとか言ってる多くが、マトモな派遣会社じゃないんじゃないかと勘繰っちゃう。ここのところ問題になってるのも、厳密に言えば派遣会社じゃなくて業務請負会社だもの。業請の場合、派遣社員じゃなくて契約社員なんだよ。まぁ、非正規雇用社員には変わりはないんだけどね。非正規雇用の罪ばかりを強調して格差社会の代名詞にしてる人達は、こういうリスクも認識しなくちゃダメなんだよ。今ある恩恵はそのままで、正規雇用社員のいいとこだけ僻んで手に入れようとしたってダメなの。いいことの裏にはキツい現実が待ってるんだから。企業だって利益を追求しなくちゃならんのだからさ。あれもこれもと全部抱えたら、全体の待遇(給与とかも)だって下げざるを得なくなるんだ。隣の芝生は青く見える、ってのもたいがいにしないと。で、本題なんだけど(・・ってかここまで序章かよ・・という声が聞こえてきそうですが)、この金川被告ってのが、後の秋葉原事件(加藤容疑者)に影響を与えた人物ってことになってるんだけど、こういう不遇を悲観してってわけじゃならしいんだな。いや、ここまで格差社会だの非正規雇用を取り上げといて何なんだけどさ。新聞記者が金山被告に面会していろいろとインタビューしてるんだ。記者「『死刑にならなかったら、どうしよう』という不安を持っていると週刊誌のインタビューに答えていますが、その気持ちに変わりはないですか」金川被告「ないですね。この世の中から消えてしまいたい」こう言ってる割には、高校の頃から人を殺したいと思っていたらしくそれを肯定してる。「生きてるのがつまらなくなった」って理由で。まぁ、すでに矛盾して論理が破綻してるんだけど、「死刑で死にたくて事件を起こした」と供述してるわけだから金山被告の中では整合性があるんだろうね。死にたきゃ独りで勝手に死ねって思うんだけど、「自殺というのはどんな方法であれ、自分で自分の体に痛みを加えることになるでしょう。そんな勇気はなかったですね」なんて当然とばかりに話してる。結局のところ、秋葉原事件の加藤容疑者と同じで誰かにしてもらわないと何も出来ない。言い換えれば、問題解決の引き出しが少なすぎるんだね。すぐ放置しちゃう。投げちゃう。記者「あなたに刃物で切りつけられた被害者たちは、かなり痛みや恐怖を感じたと思いますが?」金川被告「関係ないですね」誰しも感じる疑問を記者もぶつけてる。自分の痛みは嫌だけど、他人のそれについては特に何とも思わない。昔は「自分がされて嫌なことは他人にもするな」って教えられたもんだけど、悪い意味での個人主義が蔓延る昨今。まず自分ありきなんだ。まず「自分」てのがあって、そして「対になるその他」っていう図式がある。自分対その他。その他は十把一絡げ。その方が楽だからね。こうなると、その凶行の残虐性とかを考え合わせなくても、冒頭に書いたように、またこれまで過去の日記でも書いてきたように、加害者の罰は被害者が決するというのが本当だと思うよ。ワタクシは、そこまでしてもまだ被害者の方が不利益だと感じるくらいでさ。加害者が凶行に及ばなければ被害者側が加害者側に罰を与える必要はなかったんだから。罰を与えても被害者の負の部分は解決出来ないんだから。加害者が何を言おうと「関係ないですね」でいいんだよ。記者「秋葉原の事件を知っていると思うけど、加藤容疑者(当時は起訴前)はあなたを意識し、犯行にナイフを使ったと供述していますが?」金川被告「うれしいですね。ただ、うらやましくもある。僕より人を殺しているから。それだけ、罪が重いから」記者「つまり、死刑になる確率が高くなるということですか」金川被告「そうですね」このやりとりを見てると、この期に及んでまだ死刑にならない可能性がある、いや、死刑にならない可能性が高いかもって思ってるらしいところが不思議なんだよ。だから、死刑にならなかったらどうしようって不安になってる。こういうのが死刑にならなかったら、結局のところ「更正」を望んでるってことだろう。もしそうだったらすごい判断なんでさ。これは、いわゆる人権教育の罪だと思うね。一人か二人の殺害だと死刑にならないんじゃないかって誰もが何となく知ってる。トンチンカンなことを口走ってたら、責任能力を問えなくて無罪になるんじゃないかってことも何となく感じてる。人を殺して何かしようって行為自体が狂ってるんだって認識しなくちゃダメだろう。金山被告については精神鑑定の話は聞かないけど、衝撃的な犯行なんかがあると必ず精神鑑定で無罪に持ち込もうとする。とにかく死刑だけは回避させようと弁護側が画策する。ってかさ、何が精神鑑定だって。常人の感覚ではかっちゃダメなんだよ。起こした結果に対して責任を問えよってことなんだから。人を殺しても、初めから無罪って決まってる人が世を闊歩してるのはおかしくねぇのかって。記者「加藤容疑者は、会社などがうまくいかずに犯行に及んでいますが?」金川被告「おかしいと思う。彼は自分がうまくいかないことをすべて他人のせいにしていた。彼は八つ当たりで人を殺している」目くそ鼻くそを哂うってのはこのことだよ。
2008年10月12日
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三浦元社長:移送先ロスの留置場で自殺>米ロサンゼルスの日本総領事館によると、81年のロス銃撃事件で殺人と共謀容疑でロサンゼルス市警に逮捕された元輸入雑貨販売会社社長、三浦和義容疑者(61)=日本では無罪確定=が10日夜(日本時間11日午後)、首吊り自殺を図り、死亡が確認された。これにはさすがにビックリしたね。サイパンで再逮捕された時もビックリしたけど、ロスに到着して双方とも「さぁ、これから」って時にさ。この記事なんかを読んでみると、三浦容疑者の自信というか、そういうものが垣間見えるだけに、自殺ってのが意外な感じだよ。それなら、サイパンにいる時に実行しそうなんだけどなぁ。再逮捕してからのロス市警のコメントを聞いてて、新しい証拠ってのはないんだろうなとは感じてたよね。「(移送さえ出来れば)新証拠がなくても十分立件出来る」って言われれば、あぁ、特に新証拠は無いんだなって思うもの。言ってみれば、ロス市警のメンツにかけて、って意気込みの方がひしひしと伝わってきたような。ホントに自殺なんかな・・?アメリカ(白人社会)の有色人種に対する差別意識ってのはすごいからねぇ。日本総領事館で、読書や電話の希望をアメリカ側に却下されてからの自殺。まさか、これが動機ってわけでもないだろ。どういう電話をしたかったのか、このあたりがポイントなんだろうけど。領事館員は聞いてないんかな。それにしても、三浦容疑者が亡くなったことによって疑惑は疑惑のまま。三浦容疑者が逃げられないと思って自ら命を絶ったと解釈すれば、(今回の逮捕による)ロス市警のメンツも保たれる。独房ってことだけど、そんな簡単に自殺出来るような監視体制なのかなぁ。再逮捕も含めて、日米双方で注目されてた事件であり容疑者なのに。どうも腑に落ちないんでさ。ロス疑惑の「疑惑」ってこれを暗示していたのか、と。移送時のあの帽子。書かれてた文字ってのが、ヒッピー文化でのくだけた別れの挨拶なんだって。チャットなんかで「さよなら」とか、いわゆる「落ちる」って意味でサラッと使うんだそうでさ。これが三浦容疑者のメッセージなのか、それともロス市警に被れと言われたのか、そのへんもわからないんだけどね。陰謀説なんて、古典的でとっても恥ずかしいのは重々承知の上で、それでもやっぱり思うんだ。日本で司法解剖してほしいなって。
2008年10月11日
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バイク2人乗り女子中生が重軽傷 直前にパトカー追跡>10日午前7時40分ごろ、千葉県印西市戸神台の市道交差点で、原付きバイクに2人乗りしていた同市立中学3年の女子生徒=ともに(14)=が、市内に住むパートの女性(38)が運転する軽乗用車の後部に衝突。バイクを運転していた生徒が全身を強く打って意識不明の重体、もう1人も頭に軽傷を負った。ってかさぁ、軽乗用車の後部に衝突ってことは追突なんだよね。しかも、勝手に後ろからぶつかっといて全身を強く打って意識不明の重体って、どんだけのスピードで走ってたんだって。ブレーキかけたのかどうかはわからないけど、重ければ重いほどブレーキが効きづらくなるって知識くらいはなくちゃ困るよなぁ。よく知らんのだけど、原付バイクって二人乗り禁止じゃない?そのうえ一時停止の標識無視。さらにはノーヘル状態。その前にも信号無視して交差点進入。停止命令を無視して逃走。で、勝手に追突。申し訳ないけど、自業自得だよってだけの感想。こんなのが自動車の免許取って運転することを想像すると恐ろしいよなぁ。誰かを轢き殺なくて良かったじゃん、と。将来の事件を未然に防いだ、みたいだよな。ってかさ、軽乗用車を運転してたパートの女性の方が可哀相なんでさ。普通に交通ルールを守って走行してたら、いきなりドカンと後ろから突っ込んできたわけだよ。車はへこむわ、ぶつかってきた人は意識不明の重体だわで、一体何が起こったのかって感じだよなぁ。しかも、この人だって何かしら用事があったのかもしれないのに、それら全てがフッ飛んじゃうんだから。以前『【PART7】時事ネタ迷い箸』でも書いたんだけど、例によって例のごとく、出さなきゃいいのに管轄の警察署がコメント出してるんだ。まぁ、聞かれたから答えたんだろうけど、「事故に遭われた方は大変気の毒だが、追跡方法に何ら問題はなかったと考えている」ってのもマヌケな感じがしてさ。自業自得だってことはもちろん、そもそも問題なんてあるわけないんだもの。途中で見失ってるんだから。松阪のバス車内暴行死:傷害罪の男に猶予付き判決--津地裁 /三重>松阪市で今年3月、バスの車内で携帯電話の使用を注意した男性に暴行して首の骨を折るなどのけがをさせたとして傷害罪に問われた大台町、とび職、中田義一被告(59)の判決公判が9日、津地裁(鵜飼祐充裁判長)であった。鵜飼裁判長は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。か、軽っ・・ってかさ、相手は死んでるんだよね。因果関係を立証するのが困難だってことで傷害致死罪らしいんだけど、そもそもの原因てのがこの被告による車内での携帯電話使用。まぁ、いまだに携帯電話を電車やバスの車内で恥ずかしげもなく使用してるバカがいるけど、それを注意した人が殺されてこの判決。どう考えても、罪と罰の秤が壊れてる感じがするんだがなぁ。こんなことじゃ、ますます事なかれ主義が蔓延っちゃうだろうってさ。弁護側は「押さえつけたのは2分間程度で、正当防衛にあたる」としてるんだけど、その2分間で首の骨を折っちゃったわけだよ。裁判長もさ、「被害者から胸ぐらを先につかまれ、犯行に計画性はなく、反省の態度を示している」なんて言ってるんだ。『【PART2】女神の天秤』でも書いたんだけど、人を殺したんだから反省くらいするんだよ。思いっきり苛まれて、そのうえで罰を受けるってのが自然なはずなんでさ。被害者が(注意するのに)胸ぐらを掴んだとしてるんだけど、ずーっと我慢してたのかもしれないからね。胸ぐらを掴む前に口頭で注意したのかもしれない。記事ではそこまでわからないんだけど、いずれにしても「おぃ、いい加減にしろよ」と胸ぐらを掴んだ程度で首の骨折られちゃってさ。挙句の果てに、常識の無さを注意されて逆ギレして人殺した方は執行猶予だもの。どうなってるんだって。60にもなるオヤジに『更正』を期待してるのか??2審も中国人に死刑 製めん所夫婦の強殺>東京都品川区で2002年8月、製めん所を経営していた早川勇さん=当時(64)=夫婦を刺殺し、現金などを奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた中国籍の無職謝依俤被告(31)の控訴審判決で、東京高裁は9日、死刑とした1審東京地裁判決を支持、被告の控訴を棄却した。当たり前だよ。ってかさ、これだけのことをしでかしておいてどういう理屈で争えるのかといつも思うんだけど、もうね、何ていうか死刑だけは免れたい、死刑にさえならなければいつか出られる、くらいの動機だとしか思えないんでさ。そのためには「殺意はなかった」なんてことも平気で叫べちゃう。『用意したサバイバルナイフで早川さんと妻容子さん=当時(57)=の首や背中などを複数回刺し、』・・・どこが「殺意はなかった」だ、アホか。ネット殺人予告:「札幌駅で大量殺人」JRの業務妨害容疑、30歳男逮捕--北海道警>9日午前5時ごろ、千葉県など道外の複数の市民から地元県警を通じ「携帯電話のインターネットサイトの掲示板に『今日の11時に札幌駅で大量に人殺す』という書き込みがある」との通報が道警に寄せられた。札幌北署などは早朝から午前11時ごろまで約140人態勢でJR札幌駅周辺の警戒に当たったが、事件は起きなかった。しかし、相変わらず湧き出てくるねぇ、こういうバカ。しかも、子供の悪ふざけなんかじゃなくて、いい歳したオトナが書き込んでてね。『注目されたかった』とか言うんだよ。だからさ、望みを叶えてあげればいい。抑え付けると逆効果になるでしょ。だから注目してやる。まず、顔写真はフルカラーで掲載。住所は地図付き。携帯電話も自宅の固定電話も番号公表。氏名はもちろん幼い頃からのあだ名の変遷も羅列。趣味嗜好から女性遍歴、部屋の中も図解で説明。レンタルしたDVD(ビデオ)の履歴までわかっちゃう。インターネットで、コイツのありとあらゆる個人情報がいつでも閲覧可能。偽計業務妨害容疑に関する通常の罰則の他にも特典あり。今後、個人情報保護法適用外の特別待遇っす。
2008年10月11日
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愛知・女性拉致殺害:闇サイト殺人 3被告、争う姿勢--初公判>名古屋市千種区の派遣社員、磯谷利恵さん(当時31歳)が07年8月、拉致・殺害された事件で、携帯電話の闇サイトで知り合って強盗殺人などの罪に問われた3被告は25日、名古屋地裁(近藤宏子裁判長)の初公判で、強盗殺人・死体遺棄の共謀の成立時期や情状面などで争う姿勢を示した。それにしても、こういう記事を読むと暗鬱な気持ちになるよなぁ。まぁ、どこの報道でも大体の主旨は『闇サイト撲滅』だとか『ネットの功罪』について論じてるんだけどさ。凶悪事件に多いんだけど、何をしたかよりもどうやってやったかについて検証する昨今の風潮に「???」となってるんだよね、ワタクシは。確かに、見ず知らずの3人が『犯罪』という共通認識の下に集まって実行出来ちゃうシステムってのはおかしいとは思うよ。それ自体をどうにかしなくちゃいけないってこともある。でも、出会い系にしろ、こういう闇サイトにしろ、そのシステムを利用してる側についてあまり論じられてないってのはどうなんだろうか、とさ。この記事を何度も読んでみると、ホント、『更正』をバカみたいに声高に叫んでる人たちの理念てのがどうにもならないってのがよくわかる。ワタクシはいつも思うしこれまでも何度か書いてきてる(例えば『今こそ人権に配慮しよう!』)けど、こういうのを更正させるためにどうして被害者の命を差し出さなきゃならないのかさっぱり理解出来ないんだよ。常識的に考えれば『被害者が生きてコイツらが死んだ』って方が普通なんでさ。ってことは、もう被害者は亡くなってて『生きて』ってのは無理なわけだから、『被害者は亡くなったがコイツらも死んだ』っていうのが当然の帰結なんだよ。それを、何だかわからん似非人権平等主義者なんかが『加害者の人権』ってのを掲げ『更正』を声高に叫ぶんだ。もし、加害者を更正させるためには被害者の命をも必要なんだってことならさ。オマエらの身内を最初から差し出せっての。加害者らの弁護士もさ、職務だからってことなんかもしれんけど「(神田被告は)16歳のころから激しい頭痛に悩まされ、高額な治療費のため、まともな治療が受けられなかった」とかで情状を訴えてる。知らねぇよ。これ、被害者殺害に対する免責と関係あるか?もうね、こんなこと言い出したら何でも理由になっちゃうだろうって話でさ。川岸被告側は「(私が)警察に自首したため、本件犯行が発覚した」だって。オマエの手柄か。バカじゃねぇのか。もう一人の堀被告と同様、後悔の姿勢を示して何とか罪を軽くしてもらおうと思ってるのかもしれないけど、後悔や反省するのは当たり前なんだよ。四六時中苛まれてくれ。で、そのうえで極刑を受けろって話でさ。冒頭陳述によると、起訴事実の認否で川岸被告は「殺害方法の順番が違う。ほかは認める」、堀被告は「被害者に手錠をかけたというのは事実と違うが、ほかはおおむね認める」、神田被告は「おおむね認めるが、詳細については一部違う」と主張してるらしい。殺害自体は認めてるけど、何とか極刑だけは免れるように法廷戦術を駆使するってとこかな。だから、3被告とも殺意は否認してるらしくてさ。それが計画的だったというところだけ否認してるのか全て否認してるのかはわからないんだけど、次のやりとりを聞けば、誰がどう考えたって(襲撃対象に対して)殺意はあったって思うだろ。川岸:(携帯電話の裏サイト「闇の職業安定所」にアクセスし)「組んで何かやりませんか?」↓堀、神田、別の男が返信し、連絡を取り合うようになった。↓神田:「女性を拉致し覚せい剤中毒にして風俗店に売ればいい」などと提案。堀:(金づちを示し)「これで襲おうと思ってます」神田:「顔を見られたら殺すんでしょ」川岸、堀:「仕方ないですよね」と返答↓互いに強盗殺人を行う意思があることを確認。↓堀、川岸、神田:「顔を見られるとやばいので、相手を殺してしまうつもり」別の男:「殺しは嫌です」神田:「誰でもいいから若い女を見つけて、やっちゃいましょう。最後は殺しちゃうけどいいよね」↓堀、川岸が賛同した。↓堀:「OLならまじめに仕事していて口座に金がある」と提案。↓20代後半から30代のOL風の女性を略取監禁し、キャッシュカードを奪い、暗証番号を聞き出して預金を盗み、女性を殺害して死体遺棄することを共謀した。神田が左腕を被害者の首に回した。↓川岸と堀が被害者の両手両足を押さえ、堀が粘着テープを鼻と口に張りつけ、その上から鼻をつまんだ。↓被害者が意識を失わなかったため、堀と神田が金づちで顔や頭を数回殴打。↓ロープを首に巻きつけるなどした後、粘着テープで顔を縦横に23回巻きつけた。↓神田はレジ袋を頭にかぶせ、開口部を粘着テープで約8周巻きつけ、ロープで首を絞めた。↓弱い脈が残っていたため、金づちで数十回殴打し、その間に窒息死させた。被害者は「殺さないで」「死にたくない」と哀願したが、3人は耳を貸さなかった。ほら、3人の情状酌量の訴えにも耳を貸さなくていいんだよ。どうよ、コレ。金づちで顔や頭を殴打ってあるんだけど、男3人が押さえつけ、殺そうと躍起になってる時の被害者の心境たるや想像するだけで息苦しくなる。こういう鬼畜の『更正』のために、被害者の命を引き換えにしろと言ってるに等しい似非人権平等主義者の方々に聞きたいんだけどさ。自分の子供がこういう目にあっても加害者の人権を叫ぶんだろうな?磯谷利恵さんのご冥福をお祈り申し上げます。死刑囚「いつ処刑…苦しい」>100人余りの死刑確定者(確定死刑囚)のうち、76人が市民団体のアンケートに答え「苦しいこと、つらいこと」として「被害者のことを考えたとき」や「いつ処刑されるか分からない」などを挙げたことが4日、分かった。冤罪(えんざい)を訴える回答も多く、42人が再審請求していた。4人は誰とも面会・文通していないという。>回答者が多く、監獄法に代わる受刑者処遇法施行後の変化に関する意見もあり、死刑確定者の現状を知る大きな手掛かりになりそうだ。「大きな手掛かりになりそうだ」って言われてもねぇ。まぁ、何ていうかさ。こんなアンケート取ってどうすんのかなぁって思ったんだけど・・市民団体ってどこの?あぁ、「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」って書いてあった。これは、結局のところ、死刑廃止論者たちの集まりなの?よくわからんなぁ。死刑制度に関しては、以前に「人権と死刑制度」で書いたことがある。で、この時のワタクシの認識では、死刑制度に反対する人達の論拠は『人が人を裁いていいのか、死に追いやっていいのか』ってことだと思ってたんだよ。ただ、それだけじゃなくて、『後で冤罪だとわかっても死んでいてはそれを晴らせない』っていうのも理由としてあるんだね。ワタクシ自身は、死刑制度の是非だけ考えれば当然あって然るべきだと思ってる。ってか、『死刑制度』というより『極刑』という意味で。日本の法律では、死刑の下は無期懲役になってるわけで、その『無期』だって本当の意味では無期じゃないっていう現実がある。それに、死刑そのものも、何人以上殺したらとかワケわかんない基準みたいなものもあるらしいし。法治国家としてはあり得んだろうけど、本来なら加害者は被害者(遺族)なんかに引き渡されてもいいと思うんだよ、理屈から言えば。そこで、『更正』を願う遺族は許してあげればいいし、『極刑』を望むなら自らの手でもいいし(死刑執行してくれる)機関に依頼するというようなさ。その方が、もしかしたら健全じゃないかって感じも受けるんだよね。あくまでも、判断は関係者に委ねられる、っていうさ。それにしても、確かに冤罪は防がなくちゃならないんだけど、死刑が確定してる加害者に対する再審請求ってのも、弁護士なんかが死刑執行を遅らせるための手段でしかなくなってる事例が多いってのも事実らしくてね。新証拠の提示もナシに、一度却下された請求内容を繰り返し提出して(執行を)引き伸ばすとか。そういうのがいるから、本当に再審を望んでる人の審理が遅れるというね。まぁ、ワタクシが死刑制度と冤罪について考えるようになったのは、別に似非人権平等主義者に感化されたわけじゃなくてさ。先の大戦で「百人斬り」の濡れ衣を着せられて、今でも中国の抗日記念館(「記念館」ってのがバカだけど)に写真が掲載されてる件が引っかかっちゃうんだよ。他にも、先の大戦については、いろいろと汚名を着せられてる方々がたくさんいるんでさ。もちろん、昨今の冤罪の可能性と同列に考えるべきじゃないかもしれないんだけど、やっぱり冤罪(というか日本のバカなマスコミのせいなんだが)によって失意のうちに命を亡くした先人のことを思うとさ。このあたりの整合性をどうするかっていう結論が自分の中で出ていない部分もある。もっとも、あくまでも冤罪についての議論だから。凶悪な犯罪を犯しながら、命乞いのために死刑制度に反対したり後悔の念を殊更叫んだりってのは全然別の話。刑に服すってのは、命を絶つってこと以外に、それを執行されるまでの苦しみなんかも全て含んでの罰だと思ってるからね。本来、ホームレス暮らしよりも刑務所暮らしの方が健康にいいなんてのはおかしいんだよ。●苦しいこと、つらいこと「いつ処刑されるか分からない」当たり前。殺された被害者も、まさかその日に命を落とすなどとは思っていなかったはずなんでさ。何で理不尽に死をもたらした側が、そういった意味での安心を得られると思ってるのか不思議だよ。「自然に触れられない」これも当たり前。殺された被害者は、その時点で自然に触れることが出来なくなってる。3食昼寝付(いや、昼寝はないかもしれんが・・)、適度な運動も出来て何言ってるんだって。空気吸ってるだろ。空気だって立派な自然だよ。●受刑者処遇法施行後の変化「友人と面会、文通できるようになった」「面会時間が短くなった」もう、論外。これさぁ、死刑囚へのアンケートなんだよね。一般受刑者ではなく死刑囚の。ってことは、被害者は大体亡くなってるわけだ。しかも、身内や友達とかいろいろな大切な人達に別れを告げることもなく、まったく自分に過失はない理由で、ある日突然人生を断ち切られてるんでさ。そういうことをしでかしておいて、どうして加害者の待遇について『改善!』『改善!』と叫べるのかがわからん。被害者遺族は遺影でしか会えないんだがな。「運動の回数が増えた」「本の差し入れが制限され、読める本が少なくなった」そんな余力があるなら働いてくれ。刑務所の中で少しでも多く労働して被害者遺族に還元してくれ。『【PART1】女神の天秤』
2008年10月04日
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福岡・小1殺害 男児の言葉に絶望 容疑の母 動機供述 「何もしてくれない」>一方、薫容疑者が首を絞めるのに使った凶器は、持参したひも状のものである疑いが強いことも判明。関係者によると、薫容疑者には自殺願望があり「いつでも死ねるように持ち歩いていたゴムホースを使った」と話しているといい、県警が裏付けを進めている。「いつでも死ねるように」なんて言い方だと、何だか自分を被害者の立場に置いて話してるようでさ。「いつでも殺せるように」じゃねぇのかって。犯行が発覚した時から「死にたい」とか言い続けてるようだけど、子供を殺して自分がのほほんと生きてて何を言ってるんだって。「将来を悲観した」だぁ?オマエみたいな親を持って子供の方が悲観してただろうよ。子供には何の責任もない。オマエだけ死ね、というんだ。勝手に子供の将来まで悲観するんじゃないよ。難病だろうが知的障害だろうが関係ない。このバカ母の理屈をどうにか成立させるには親子心中しかないんでさ。とんでもない屁理屈だけどそれしかない。それが、子供の命を奪って自分が生き残ってるんだもの。何が、将来を悲観して、だっての。ずいぶんと都合がいいじゃねぇか、とさ。しかも、殺害してからいろいろとバレないように工作してるんだ、コイツ。そんな暇があったら自らの命を絶てるだろ。何の罪もない子供の命だけ奪っておいて、自分は逃れようとあれこれ画策してるというね。いろいろともっともらしい言い訳してるけど、以前に『キレやすいバカモノ』で書いた母親と同じで、単に感情が制御出来なくてキレちゃっただけだよ。子供なんて、期待した言葉が返ってこなかったり、シャクに触るような態度をとったりなんて当たり前でしょ。集中力がなかったり予想外の行動をとるなんてのも当たり前。自分が病に悩んでようが子供に障害があろうが、そんなものはまったく理由にならない。それぞれ、どこの家庭にだって育児に対する悩みはあるんだから。ってかさ、止めてほしいのは、バカなコメンテーターのわかりやすいコメント。「もちろん許されることじゃないですけど、この母親がこういう方法を取らざるを得なかった社会にも問題がありますよね」ってやつ。前段の「許されることじゃない」が全てなのに、それは一応前置きに使って批判をかわしておいて、自分の言いたい(勝手に美しいと思い込んでる)バカなコメントを垂れ流しちゃう神経。周りが容疑者の言い訳をどんどん創ってやってどうすんだって。こういうのを指差して哂ってやらんとイカンのよ。
2008年09月24日
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渋谷「宮下公園」が「ナイキ公園」 区とホームレス支援者が対立>東京・渋谷区の宮下公園が2008年度中にも大規模な改修に入る。>改修推進派の区議は「区民が望む総合スポーツ公園になる」と意欲を見せるが、「ホームレスが追い出され、生活の場が奪われる」といった反発の声もあがる。行政の「区民のため」とする取り組みと「弱者救済」の立場がぶつかり合っている状況だ。いやぁ、『権利』と『権利』の対立ってやつだね。しかも、出ちゃったよ『弱者救済』・・もう、この言葉が出ちゃうとそれだけで何だかなぁって気がするよ。対立してるのは・・えっと、ホームレスじゃなくてホームレス『支援者』か。本当は、『弱者(救済)』って言葉を声高に叫んだ時点で本当の意味での『弱者(救済)』じゃなくなるんだけど、それには目をつぶり耳を塞ぐ。絶対的正義(と思ってるもの)を、それを持たない者に対して振りかざしてるのにね。で、今回、その絶対的正義を錦の御旗にして主張してるのが『みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会』っていう市民団体。宮下公園に寝泊りするホームレス支援者らしい(いや、この人たちは寝泊りしてないよ、お間違いなく)んだけど、「誰もが能動的に、自由に利用できる公共性が高い空間が、一企業の商業スペースに変わってしまう」っていうのがこの方たちの言い分。いやね、まったくもってトホホだよ。やっぱりなって感じ。ホームレスの方々がいるおかげで『誰もが自由に利用』出来なくなってることには目をむけない。いつも思うんだけど、盲目的且つ一方的主張がより胡散臭くするんでさ。こういう人たちって、出来るだけいい着地点を模索しましょうっていうことで声を上げるんじゃなくて、とにかく権利主張ばっか。文句ばっか。主張することが目的になってるからおかしくなる。宮下公園がナイキという私企業のものになってしまうことを危惧するにあたって、もっときちんとした動機なりがいろいろあっていいはずなんだけど、先に主張したいことが決まってる(それをこじつける)からおかしなことになるんだよ。だから、賛同者で「東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議」とか「東京拘置所のそばで死刑について考える会(そばの会)」とか、はたまた「都立文京高校定時制の退学処分を絶対許さない会」なんてのも名を連ねる。もしかしたらそれぞれはきちんとした理念・主張のある団体なのかもしれないけど、はっきり言って今回の件には関係ないでしょ。お互い『名義貸し』してるのかとさえ勘繰っちゃうんでさ。「企業論理が優先されていいのか」っていう、多くの市民団体も唱えるvs大企業、vs自治体、vs国、vs強者(?)・・確かにね、有償だと利用出来る人が限られるのではとか、人工的に造られた(スポーツ)公園のようなものでいいのか、荒れてはいても自然のままの方がいいのではないか、っていう論議なら有りだと思う。ただね、その時は同時に次のような理屈もついてまわる。『(今だって)有償でなくても利用出来る人が限られてるじゃねぇか』とか、『荒れている』のが『ホームレスの方々』のテントなどの生活空間が原因だってことでも成り立つのか、とか。でも、それは嫌なんでしょ。いい加減にしてほしいよ。とにかく、結論ありきで話をしてるんだもの。こんなんで議論が成り立つわけがないし、いい着地点なんか見つかるはずもない。企業論理もなくはないよ、そりゃ。なもの当たり前だって。ここでスポーツ人口の底辺を広げとけば、多かれ少なかれナイキにとってお客様が増えるわけだからさ。ただ、それがあっても、子供たちが思いきり力の限り遊べるようなスペースが出来るっていう方に天秤が傾く気がするけどなぁ。ワタクシはたくさん広場がある環境に住んでるんで、あくまでも個人的にはって話になっちゃうんだけどさ。まぁ、有料化とか料金設定の問題は避けられないってのもわからないでもないけどね。でも、無料がいいのは当たり前なんだけど、そしたら維持管理はどうするかって話で。公園のままの自治体の管理でも税金が使われているわけだから、知らず知らず間接的には(公園を利用しない人も)支払ってるんだけどさ。利用する人だけ支払うってことは、ある意味そっちの方が『平等』って考え方もあるというね。「ホームレスの人は現在行っている都の自立支援事業を利用してもらいたい」という区議の説明に対して、「制度上の不十分さもあって、生活保護や自立支援事業を活用しても、公園に戻らざるを得ない人も多くいる」らしい。わかる、わかるよ、そういう方たちがいるっていうのは。ただね、全員じゃないだろ、全員じゃ。その前提をはっきりしとかないと、どれもこれも都合がいい話になっちゃう。あのね、『救済』っていうものを考える時には十把一絡げにしてちゃダメなんだよ。財源にも限りがあるんだから。過去に書いたネットカフェ難民と似てるよね。例えば、身体に障害(もしくは働けないほどの病気)があって就職口が見つけられない(拒否される)とか、そういう誰が聞いてもやむにやまれない事情だよなぁっていう方と、「甘えてんじゃねぇよ」と言われちゃう方ってのが絶対いるはずなんだから。会の方が「(家賃を補助する)地域生活移行支援事業も2年の支援にとどまり」って言ってるんだけど、仮にだよ、「甘えてんじゃねぇよ」状態だって方が半分いるとするじゃない。そうなれば、単純計算で残りの方々は4年の支援が受けられることになる。胡散臭ぇのが闊歩してるから、本当に支援を受けなくちゃいけない人まで胡散臭く見られる。十把一絡げに支援しろって言うから、浅く広くにならざるを得ないんだ。キャパが同じだと仮定すればあとは配分なんだから。そもそもは、このいろいろな支援だって「はぁ、何で?」って思っている人がたくさんいるわけだよ。TVなんかで出ているホームレスが全てとは思わないけど、決して悪くない生活をしてるのもよく見かける。そりゃそうだよ、家賃も土地代も払わないんだから。切り詰めて家賃払って秩序を守って一生懸命暮らしている真面目な大多数がバカを見てるって方がおかしいっての。それこそ不平等じゃねぇか。そっちを救済してくれって。その支援事業に伴うお金はもちろん税金で支払われているんでさ。この会の方が言ってる『誰もが能動的に、自由に利用できる公共』施設の維持管理に要する費用も税金で負担される。で、血のにじむような思いで、またはいろんなところを切り詰めて税金を捻出している人たちではなく、その恩恵を貪っている人たちの『権利』の方を認めるべきだとする感覚・・どうもワタクシにはわからんのだよなぁ。被害者よりも加害者の人権を重視するのと似てるんでさ。とは言え、会の方が「野宿を余儀なくされた人たちの生活の場が一方的に奪われる」と心配するのも無理ない。だからさ、ワタクシは考えたんだ。宮下公園に巣くうホームレスの方々が何人いるのかはわからないんだけど、この会の主義主張に賛同して共同戦線張ってる個人と団体が合わせて407名37団体もいるんだって。自分の家で引き受けたらどうでしょ。団体もそれぞれ何人いるかわからない(恐らくホームレス自身はこの中に入ってないだろ)けど、1団体に最低2名だとして74人。407+74で481人。単純計算で、1家庭につき1人のホームレス同居で481人のホームレスが救えます。同居が嫌な方は月額給与支給額の30%の支払いを毎月収めることで拒否出来る。もっとも、拒否する方はいないだろうけどさ。普段は、他人の金(税金)に対して「払うべき」と自己の主張の正当性を叫んでるんだから。家の中にいれるか庭を貸すかはその人次第。敷地内ならOK。もっとも、普段『権利』主張している方々だもの庭で寝てもらうなんてことはあり得ないから大丈夫。1日3食、寝床付き。もちろん風呂も毎日入れるし、その日その日の収入に気をもまれることもない。何かあれば病院にも連れて行ってもらえる。しかも、公園からはテント群が一掃されるし、誰もが能動的に自由に利用することが出来るようになる。あら・・これ以上ない救済措置じゃないか。
2008年09月13日
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民主、肝炎訴訟の福田衣里子さんに立候補要請 長崎2区>次期衆院選の長崎2区で、民主党が薬害肝炎九州訴訟原告の福田衣里子さん(27)=長崎市=に立候補を要請していることがわかった。あ~ぁ、やっぱりなぁ。そうなるんじゃないかと思ってたんだよなぁ。いつだったか、薬害肝炎訴訟の記者会見に何人かの原告と出席してて、どの会見時でもコメントを求められてたのがこの人だったんだよねぇ。その時に悪い予感がしてたんだよ、まさか選挙とか出ちゃったりしないだろうなぁって。社民党あたりかなって思ってたのが民主党だったって違いなだけで、予想が当たっちゃったんでさ。まぁ、自分の生命を脅かされて、その責任の対象に向かって立ち上がったことについては否定されるものではないと思う。そして、それで得た結果についても当然だと思うし、個人的にはもっともっと補償してあげればとも思う。煮え切らない国の態度にもイライラさせられた。あの頃、「笑顔で入室するとは!」→「望みを託します」→「もう政府が信用できません!」→「舛添大臣を信じています」→「今から何を言われても信じません!」→「(一定の補償が約束され)やりましたぁ!」と、記者会見を行うたびに日替わりで感情が変化していた彼女たちの姿も、降りかかった災いを思えば当然だとも思える。ただ、その反面、そういう『境遇』や『運動』と国会議員としての資質とでどんな整合性があるのかっていう疑問もわくんだよ。正直関係ないでしょ。特に境遇は。「こんなカワイソウな境遇なんだから弱者の気持ちもわかる」とか言い出しそうだけど、市民団体じゃないんだからさ。国会議員に求められるのは、理念と方法論でしょ。で、行動と成果。ある一方向だけに向けられていればいい『運動』ではなくて、今度参加するのは四方八方に目を向け方策を検討し実行していく『政治』になるわけだよ。その生命は自分(もしくは同志?)に向けられたものだったから求める成果も具体的だったけど、今度は、もしかしたらそういうものに「NO]を突きつける立場にならざるを得ない場合も想定されるわけだから。そのあたりが、先に疑問に思った整合性の部分でさ。こんなこと言うと、「ひどい、あなたはひどすぎる!」とか言われそうだけどさ。そりゃ、法的には誰が立候補してもいいんだよ。姫井議員だって国会議員なんだから。けど、やっぱりそういうのは違う気がするよなぁ。民主党だって、彼女に出馬要請した動機は違うだろ。考え方が下衆なんだよ、民主党は。絶対、あの会見での立ち振る舞いを見ていた各党のおエライさんは、「時期選挙に担ぎてぇ」って狙ってたはずだよ。「こりゃ、おいしいぞ」って。「非常識な常識」の中段以降でも書いたけど、こういう『絶対的正義』に対して『NO』をつきつけられるほど肝すわってねぇのがほとんどだからさ。そういう国民性だからさ。ちょっと疑問を呈しただけでも冷酷人間とか言われそうだもの。「カワイソウだもんね」「頑張ってるもんね」「何となくしっかりしてそうだもんね」・・別にいいんだけどね。ただ、ワタクシは、相手がきちんとしてればしてるほどそういう動機が失礼だと思うんだよなぁ。普段「政策論争」を唱えてる割にはないがしろにしてるって証拠じゃねぇかと。ちょっと前の選挙で、薬害エイズの象徴みたいになってた人も当選しちゃったよねぇ。そのお母さんも議員になってるし。「両親や原告弁護団と相談して返事をしたい」とのことなんだけどさ。少なくとも、民主党から要請されたからでなく、両親や弁護団に背中を押されたからでもなく、自分の信念や理念に基づいて立候補してほしいよ。それと、身体に影響はないのかな。議員の職務は激務だっていうから、くれぐれも身体と相談して無理しないようにという反面、「もしかしたら無理かもしれないけど頑張る」って程度なら辞退してほしい。ってか、原告弁護団に相談・・関係なくね?1歳長女の腹踏みつけ、23歳母親を暴行容疑で逮捕>浦和東署は5日、1歳の長女の腹を踏みつけたとして、さいたま市緑区三室、アルバイト店員近藤和紗容疑者(23)を暴行容疑で逮捕した。>長女は搬送先の病院で死亡した。まぁ、何ていうかさ。こういう事件を見聞きするたびに思うんだけど、いろんな意味での「力」を背景にして、抵抗出来ない対象に好き勝手やる奴ってのは一体何なのかね。「子供がなつかず、大泣きしたのでカッとなった」って話らしいけど、オマエがこんなんだからなつかなかったんだろうって話でさ。カッとしたら死ぬほど蹴り入れる母親になんかなつかねぇって。以前、『感情優先のオトナ』や『キレやすいバカモノ』でも書いたけど、限度を知れっての。「長女がぐったりしている」って父親に連絡したらしいんだけどね。1歳の子供の腹に蹴り入れといてしれーっと言ってるんじゃないよ。バカじゃねぇか、ほんと。これから何十年、いろんな経験をするはずだった琴音ちゃん。友達が出来て一緒に遊んだりアイスクリームを食べたり、お人形さんで遊んだり音楽聴いたり恋をしたり・・それら一切を、一瞬にして無にされちゃった。しかも、自分の親に。3歳の長男だって、自分の母親がそういうことをしたってことは本能的にわかるだろ。親子の事件で難しいのは、こんなバカな親に対しても、子供は子供でとっても慕ってる場合が多いっていう、余計に物悲しくさせる実情があるんでさ。だから個人的には「極刑だろ、フツー」と思うんだけど、そうなると子供の親がいなくなっちゃうんだよな(父親は離婚)。まだ2人子供がいるらしいんだけど、残された子供に責任はないんだからきちんとフォローしてあげてほしいね。11時間暴行、強盗致傷容疑などで15歳少女ら7人逮捕>出会い系サイトで男性を呼び出して暴行し、金や車を奪ったなどとして、大阪府警は6日、同府豊中市三国2丁目の無職、武政源護(げんご)容疑者(21)ら、15~17歳の少年少女を含む計7人を強盗致傷と逮捕監禁の疑いで逮捕した、と発表した。7人は男性を約11時間にわたって暴行したといい、「軽い気持ちでやった」と供述しているという。思うんだけどさ。こういうバカは、アフガンとかイラクの復興支援ボランティアとして送ったらどうかな。特に危険地帯と言われてるところね。無職だの少年少女だの、何をやってるんだ、このガキどもは。「軽い気持ちで男性を約15キロ離れた山中に車で連れ去り、ライターで体に火をつけたりアイスピックで刺したりするなどの暴行を続けた」わけだからさ。アフガンやイラクの前線にも軽い気持ちで飛ばしてやろうよ。人の役にも立つしさ。
2008年09月07日
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覆面パトに追われたバイク衝突、死亡>1日午後3時35分ごろ、栃木県那須塩原市千本松の東北自動車道上り線西那須野塩原インターチェンジ(IC)の流出ランプで、千葉県柏市松ケ崎、会社員、古市寛二さん(36)のオートバイがガードレールに衝突。古市さんは腰の骨を折るなどして翌日未明、外傷性ショックで死亡した。お亡くなりになったので真相はわからんのだけど、何で停まらんかったのかねぇ。高速道路だとどこで停まるかって感じなのかもしれないけど、普通なら路肩に停車出来るでしょ。左車線に行きづらい状況だったとしても、すぐに停まらないである程度距離を走ってたって、多少の距離は大目に見てくれるわけだからさ。記事では、『追跡されているのが自分かどうかを確かめようとして同ICに出たとみられる』って言ってるんだけど、ホントかよ。誰に聞いたんだって。逃げようとしたわけじゃないにしても、フツー追尾そのものに気づかない時があるにしても、追尾に気づいて自分が追跡されてるのかわからないなんてことあるかなぁ。何でもかんでも警察の横暴に結び付けようとするの、見苦しいぞって。パトカー追跡中に衝突事故 バイクの16歳重体>31日午前1時45分ごろ、名古屋市東区赤塚町の交差点で、愛知県警のパトカーが追跡していた同県春日井市のアルバイト少年(16)のミニバイクが、同県瀬戸市の会社員の乗用車に衝突した。少年は胸を強く打って重体。信号無視を繰り返し、挙句の果てに何の関係もない第三者に激突っすか。『交通違反を繰り返すバイクなど十数台を取り締まっていた』らしいんだけど、警察もさ、後ろから眺めてるだけじゃなくて、世間に気兼ねせず『ほれほれ』ってこづければいいんだろうけどね。ゴツンゴツンてさ。それにしても、この少年はどうでもいいんだけどね。ぶつけられた第三者の方が気の毒だよなぁ。パトカーに追跡され追突、バイクの少年死亡>21日午後10時45分ごろ、横浜市緑区寺山町の県道で、直前までパトカーに追跡されていたミニバイクが道路左側の標識柱に激突し、転倒。ミニバイクを運転していた同市瀬谷区本郷の無職の少年(17)が病院に搬送されたが、頭などを強く打ち、まもなく死亡した。探すと出るわ出るわ、同じような事故が・・で、タイトルはいつも同じような感じなんだよね。大体が、読者の判断に任せてるようで暗に警察の追跡を責めるような、そして、警察関係者にコメントを求めて同じような答えをもらってる。そろそろ世間でもコンセンサスを統一したらいいんじゃないかなぁ。ってか、とりあえずオマエら停まれよ、と。覆面パト追跡の軽トラが事故 5人けが、運転の少年逃走 愛知・一宮>23日午後11時55分ごろ、愛知県一宮市森本の市道交差点で、岐阜県警の覆面パトカーに追跡されていた軽トラックが赤信号を無視して進入し、同市の男性会社員(36)の乗用車と出合い頭に衝突した。補償するのは、ぶつけられた男性会社員だけでいいんじゃないかねぇ。軽トラって何人乗り?よくわかんないけど3人だとして、搭乗者傷害保険だってMAX3人分しか出ないわけでしょ、多分。ってことは、助手席にいたのと自分(運転者)だけ。で、荷台に乗ってた3人は荷物扱いでいいんでさ。ケガじゃなくて破損だな。しかも盗難車だっていうんだから。きちんと無事故でいる契約者からすればさ。搭乗者傷害保険すらもったいない気がするよなぁ。それこそ、青天の霹靂で事故に遭遇した男性会社員の保険で、対人保険が支払われたりするとさ。しかも、その会社員の保険等級にまで影響があったりね。どっちが加害者で被害者かわかんないっての。この4件について、それぞれの警察側コメント。「追尾に問題はなく、適正な職務執行だった」「現在までのところ適正な職務執行と判断している」「追跡方法に問題はなかったと考えている」「無理な追跡ではなく、適切な捜査だった」ごもっともです、はい。
2008年09月02日
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採用取り消し教員「改ざん知らなかった」多数>08年度の教員採用試験で得点の改ざんにより不正に合格した教員の採用を取り消すことを決めた大分県教育委員会は30日、職員らが対象者のほぼ全員と個別に面談し、取り消しについて伝えた。>多くの教員は自分の得点がかさ上げされた事実を知らなかったと話し、「納得できない」と反発する声も上がったという。いやいや、ちょっと待てって。『「改ざん知らなかった」多数』ってなってるんだけどさ。これは、ワタクシの読解力に問題がないとすれば、『知ってた』っていう教員も何人かはいたってことだよね。先生って試験の得点だけでもないんだろうけどなぁって感想も持ってたんだけど、改ざんで採用になって、それを知っててノホホンとしてた教員は問答無用で即刻取り消しでいいよ。まさか、こういうのは「納得出来ない」「受け入れられない」とは言わないだろ。まぁ、それ以外の人でも、「納得出来ない」気持ちはわかるけど、本来そこにはいない人ってことなわけだからねぇ。採用基準がしっかりしてたら存在しないわけだよ。しかも、本人の関与は関係ないわけでしょ。本人の知らないところでそういうことがあったんだとしたら、その関与が親なのか誰なのかわからないけど、文句を言うなら県教委じゃなくてそっちだよなぁ。『本人が希望すれば臨時講師でも』ってことらしいんだけど、これはフツーに考えて難しいでしょ。だって急に臨時講師になったら、本人自身の責任は別として、結果的には不正のおかげで先生になったんだってバレちゃうしさ。生活費のこととかもあるだろうから、せめて次の採用試験の時期までは雇用してあげてもいいとは思うんだが。今の今まで教員をやってたんだし、また試験受けて頑張ればいいんじゃないか、と。それとも、現役なのに採用試験に受かる自信はない、と?大分県教委:採用取り消し21人に通知開始 現場には不安>08年度試験で二次試験で不合格となった県内の男性臨時講師は「末端の教員が首を切られ、不正にかかわった上の人間は軽い処分。これでは、自分がもし救済されても素直には喜べない」と話している。だったら、もし繰り上げ採用になっても断固辞退してくれ。救済されても「自分は納得出来ないから」と拒否してくれ。中には、将来の日本を考え、理念を持ち、子供に接していきたいと強く望んでいる人がたくさんいるんでさ。アナタみたいなのがもし教員になったら、そういうことよりも職場環境がどうのとかばかりうるさそうだから。ま、救済ラインまではほど遠いんだろうけど。「未来の裁判員」育てる「法教育」 学校で広がる>来年5月に裁判員制度が始まるのを前に、「未来の裁判員」になる子どもたちに、法律に基づいたものの見方を教える「法教育」が広がっている。学習指導要領に盛り込まれたほか、法科大学院の学生が教える側にまわるなど教育現場で模索が始まった。次ページ>法務省の法教育推進協議会が昨年3月に出版した「はじめての法教育 Q&A」にある設問の一つだ。中学生がそれぞれの住民の立場に立って解決策を提案し、「みんなに平等か」「もう少し不利益の少ないルールはないのか」などを考える仕掛けだ。 いよいよ始まるんだねぇ、裁判員制度。裁判院制度と陪審員制度って同じように感じるけど、陪審員の市民だけで有罪・無罪まで決めちゃうのが陪審員制度で、国民の中から無作為に選ばれた「裁判員」が裁判官とともに有罪・無罪や量刑を決定するのが裁判員制度なんだね。で、その裁判員てのが決まってて、裁判官3人に対して裁判員が6人てことらしい。この辺の人数は微妙だよなぁ。裁判員が少なければ従来通り裁判官主体の経過が予想されるし、多ければ勝手気ままな言い分に振り回される可能性もある。まぁ、決まったことだから仕方ないけど、より多くの人数の方で侃々諤々とやる方がより真実に近づくのかもしれないよね。だってさ、選抜が無作為なだけに、常識を持ち合わせている人ばかりが裁判員になるわけでもないわけでしょ。例えば、いわゆる似非平等主義者が世を闊歩している昨今。少人数じゃ、全員そんな人になっちゃうかもしんないんでさ。論理的な積み上げよりも、「可哀相」「ヒドイ」だけで判断しそうで怖いよ。加害者(容疑者)への人権の配慮ばかりで、被害者の人権を顧みないんだからとても冷静な論議など出来ないんでさ。下手すると「この事件は社会の構図が生み出したものだ」とか言い出して、「国が真犯人」なんて結果を平気で出しちゃいそうだもの。目の前にいる加害者(容疑者)は無罪。人数が多ければ、そういうおかしな人以外のフツーの人が選ばれる可能性が増えるし。でさ、更に懸念されるのは報道のあり方。一般人が参加するわけだから、当然TVニュースや新聞をはじめとするメディアを目にするよね。そこで先入観が形成される。自分の頭で考えているように思えて、いつの間にか誘導されちゃってることはよくある話でさ。報ステやらを観てると、局(や番組)の報道姿勢でどうにでもなっちゃう。映ったもの話されたものが全て真実だと思い込んじゃう素直な人が多いんだから。で、そうやって仕入れた情報と参加しているという充実感(ステイタス?)で、議論された内容なんかをワイドショーやニュースを観た感想程度の感覚でペラペラ喋っちゃいそうでさ。当然守秘義務みたいなもんはあるんだけど、TVを観ての感想と審理での意見交換とどう線引きするかというね。「こんな人がいてさ」「こんなこと言っててさ、バカだよなぁ」くらい飲んでる席で言っちゃいそうだよ。そういうことを考えていくと、もちろん公平性の維持ってことなんだろうけど、誰でもかれでも参加させるっていうのは大きなリスクを伴うよなぁ。同じ事件でも、こっちの地域では無罪なのにあっちの地域では有罪と言うのもあり得るし、同じ有罪でも量刑が極端に開く事もあり得る。裁判官がどれだけ関与するのかはわかんないから、それによっては何とも言えないんだけどさ。まぁ、そんなバラバラ感を無くして『法律に基づいたものの見方を教える』って試みらしいんだけど、こういう子供が『権利』とかを狂ったように大声で叫ぶオトナに育っちゃいそうなんだよなぁ。この短い記事からも「大丈夫かぁ?」って心配になっちゃうんでさ。大体が、教える側からして似非平等主義思想だもんだから困っちゃうんでさ。『「法律だけじゃなくて、価値観が重要だということを伝えたいよね。たとえば世の中で厳罰化が進んでるって言われるけど、ちょっと冷静に判断してみようよ、とか」。』・・厳罰化?進んでるか?ワタクシから言わせれば、似非平等主義者のおかげで手ぬるくて手ぬるくてどうにもなんないじゃないかって感じすらあるんだけど。オマエらが冷静に判断しろよ、と。「法律にどんなイメージを持っていますか?」って中高生に聞いたところ、「越えてはいけない一線」「みんなに平等」といった答えが返ってきたっていうんだけど、そりゃそうだよ。そういう風潮なんだから。そういう考え方になるように誘導してるんだから。その成果が出てきてるってことだろ。シレーっとしてるんじゃないって。おかげで、どこに石を投げても似非平等主義者に当たるよ。後の記事で、法務省の法教育推進協議会が昨年3月に出版した「はじめての法教育 Q&A」にある設問を例に出して、「みんなに平等か」「もう少し不利益の少ないルールはないのか」などを考える仕掛けだ。 と言ってる。更には、「幼稚園ではブランコに乗る列の作り方から入っては。背の順やジャンケンなど、どの方法が公平かを体験しながら考えられる」と助言した。 とか。誘導してるじゃねぇか。それにしても、どうしてそんなに平等にしたいかねぇ。ブランコに乗る列の作り方なんかはまだわかるけど、順番なんて自然に形成されてくもんだと思うがなぁ。その要件としては腕力だったりするんだけど、それはそれで子供たちの世界でのルールってか不文律なんだから、危険が及ぶ手前までは大人は黙って委ねてればいいんだよ。大人の価値観で子供を括ろうとするからおかしくなるんでさ。前回の日記でも書いたんだけど、子供社会の中では必ずしも腕力がある奴が一番優位にいるわけじゃないでしょ。大人もさ、自分が子供だった頃のことを思い出してみればいいんだよ。そうやって何でも枠にはめて大人の都合のいいようにしていこうとするから窮屈になるし、子供たちにも余裕がなくなっていくんじゃないのかねぇ。「殺せという声が…」恐怖の美容室 刺された女性客死亡>茨城県常陸大宮市の美容院で女性2人が切り付けられた事件で、意識不明だった客の女性(74)が29日、搬送先の病院で死亡した。たまに、こういう「殺せという声が聞こえた」とかって事件があるんだけどさ。どうして、いつもそれは他人に向けられるんだろ。その「声」は、どうして自分には向かないんだろ。「自分の腹を刺せ」とか「そこから飛び降りろ」とか言わずに、その「声」はいつも外に向けられる・・都合のいい「声」だよなぁ。
2008年08月31日
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前回の続きです。**********― それぞれの分野に秀でてる子っていうのはいるよね。「例えばさ、どんなスポーツでもそうだけど、学生の大会は学生が全てやればいいんだよ。実技は不得手だけど戦略を練るのが得意だって子が監督やらコーチやらやればいいんでさ。几帳面な子が公式記録員で、正義感が強くルールにも精通してるのが審判とか。大会運営だって、この時代、そういうイベントプロデュース能力に長けてる子は結構いるだろう」― そういう経験を通して自主性も育まれそうだね。「会社の新人なんかでもさ、いい大学出ててもバイト経験がない子なんかは、最初の頃は全然使い物にならないんだよな。給与なんて、親から小遣い貰う感覚だから。そういう意味で、子供の頃からの経験て社会に出てからきっと役立つと思うけどね。オトナは金だけ出して、後は出来るだけ下がって見守る位置でいいの」― でも、現実問題として、足の遅い子は徒競走でビリになったら傷つくよ・・親もガッカリするだろうし。「傷つけばいいんだよ。負けて悔しいなら泣いたっていい。それでもっとそのまま頑張ろうとするか、作戦を変えて再チャレンジするか、はたまた違う道に活路を見出すか、そういう経験をもとにしながら親子一緒に学習していくんだよ。運動会の徒競走でビリになった。本人はとっても落ち込んでる・・そういう時に親が、足が遅くても最後までひたむきに走ったわが子を称えてやればいいんでさ」― なるほど。「『足が遅い子にとって徒競走での順位付けは差別だー!』なんて、金切り声で叫ぶばかりが親じゃないだろうに。こういう親こそが差別論者なんだよ。矛盾してるって」― そういう親は結果重視型ってこと?「そう。無意識下でね。オレがこういう人達を『似非』と呼ぶのはこの辺にワケがある。『順位付けは差別だ』としてる時点で、自分の中で順位についてのステイタスを無意識に確立してるってこと。『平等』を声高に掲げてるくせに、他には不平等を押し付ける。本質的には権利主義者なんかと同じ。その『平等』や『権利』っていうのは、あくまでも自分(達)対象なんだね。何でもかんでも『権利』だの『平等』だの、バカじゃないかと思うよ」― 徒競走で1位になるような子供の親は「差別だー!」とは言わないんだろうね。「まぁ、周りの風潮から賛同することはあるだろうけど、内心では順位付け廃止は残念だろうね。子供自身もそうだよ。それこそ、勉強が出来なくても運動が好きな子にとっては檜舞台だもの。小さい頃ほど、勉強よりも運動が出来る子の方が仲間うちからは注目されたりするからさ。『差別だー!』と言ってる親ほど、自分の子供が一生懸命頑張って足が速くなると前言撤回しそうだよな」― 勉強でも運動でも、自分の子供がいい成績をおさめられそうだったら順位付け賛成、と(笑)「オレなんて、自分の子供が足は遅くとも歯を食いしばって一生懸命走ってる、そんな姿を想像するだけで目頭が熱くなるぞ。ビリでもいいじゃん。転んで泥まみれになってもいいんだよ。要は、目標に向かってどんな努力をどれくらいしたかだと思うね。それが次に繋がるんだよ。その蓄積が財産なんだよ」― うん、小さい頃ほどプロセスが大事な気がする。「自分の現状を把握して、ダメな場合は原因を探って、目標を立てて、それをクリアするための対策を練る。結果を見てまた現状を把握する。これを繰り返すことが『学習能力』だろう。そういう、せっかくの機会を子供から奪ってるのが今の歪んだ平等意識なんだよ」― 目頭が熱くなるだなんて、君も案外人間的な感情があるんだねぇ。「こらこら、茶化すんじゃないって。もちろん、社会に出れば結果が問われることは往々にしてあるし、努力すれば必ず報われる、成功するなんては言わないけどさ。少なくとも、目標に向かって努力した事実は歴然と蓄積されるわけだし、努力しないで成績が振るわなかったのと比べれば経験値は全然違うよね。達成できなかったことをとやかく言うんではなくて、プロセスを重視して原因を追求するスタンスの方が成長すると思うんだがなぁ」― 確かに、何もせずに「ダメでした」じゃ改善案も浮かばない。「だろ?会社にも、やりもしないでグダグダ言ってる先輩がいるけど、そんなもの上司から言わせりゃ『やれ』の一言で終わっちゃうもの。思案したり努力した事実が、前述した『学習能力』の基礎になってくわけだから。努力してない人はまた同じ失敗を繰り返すというね。してる人でも失敗はあるだろうけど、失敗の質が違っていて僅かずつでも進歩してるんだな。試行錯誤と右往左往の違い」― 小さい頃なら何度も失敗出来るし、小さいうちからそういう癖がついてると社会に出てからも違うかもね。「自分で考える素地も出来るし、親だって一緒に考えて学ぶこともたくさんあるんでさ。子供も親も挫折(失敗)をいっぱい経験する。オトナの感覚で『アブナイ』と思うものをいつも子供の前から隠しちゃダメなんだよ。それじゃ、いつまで経っても子供の経験値に蓄積されないよ。だから、将来的にかえってアブなくなるんじゃないかと思うね」― 学力低下を防ぐために競争意識を・・となると、また偏差値教育が始まるのかな。「テストのための勉強、とか、数字だけで生徒を判断する教師の問題とかいろいろあるにはあるだろうけど、それだって全部じゃないだろうし、そもそも現在だって子供は塾なんかの習い事で七転八倒だろう。それに加えて、内申書があるわけだから基準が今ひとつはっきりしない。それに、相対評価から絶対評価に変わったからアピールすればするほど効果がありそう・・だから、親はPTAの会合やら懇親会の出席率とかに躍起になって・・って考えると、現在だって親子ともども大変じゃないか」― ホントだ・・「内申書重視&絶対評価だからね。子供は子供で教師の前で『イイ子』を演じるようになる。そうなると、イジメにしても何にしても問題の所在がどんどん潜在化していくよな。昨今の事件だって、どれもこれも『普段はおとなしくて』とか『全然そんな素振りは見えなかった』なんてのばかり。そりゃそうだよ、見えるわけない」― わからないようにわからないように、子供なりに「学習」していくんだね。「ホントそうだよ。変なとこで『学習能力』に秀でちゃう。事件が起こると、よく『サインに気づかなかったのか』なんてエラソーに追及するレポーターとかいるけど、そんなもの後からなら何とでも結び付けられるし、そもそも、教師の前ではイイ子を演じてるんだからわからないって。『これがサインだった』なんて言える奴は、全国の学校を巡ってサインを見つけて来いっての。そうすれば、事件は未然に防げるんだから」― 何だか、事件のリポートとかで出てくる怪しい人物&怪しい車みたいだね。 「実際のところは結果論だとしても原因は追求した方がいいと思うよ。それが次に活かせるようにならさ。ただねぇ、『サインに気づかなかったんですかっ!』なんて言うもんではないと思うね。んなもの、後からだからわかるんであって、その時は見過ごしちゃうって」― 鬼の首を取ったように詰め寄るものなぁ(苦笑)「事故はともかく、何か事件が起こると学校や教師の責任追及が当たり前になってるけど、マンツーマンで接する親以上に責任を追及されるのはどうかと思うがなぁ。もっとも、学校側や教師の対応がマズかったんなら、それは責められて然るべきだとは思うけど」― 学校も教師も、責められちゃうから深い原因追求よりもその場しのぎ的な対応になりがちだよね。「ホントそうだよ。自分の役割は棚に上げて、ギャァギャァ言う親が多くなったのかもしれないね。オレが小学生の時には、カッターナイフなんて筆箱にみんな入れてたからね。鉛筆削りじゃなくてカッターで削るんだよ。今じゃ危ないからってダメなんだろう?みんな、子供にとって負になる(とオトナが思ってる)部分を覆い隠してる。それで、危険やその限度を知らない子が増えてきちゃって、昨今の単純な動機による凶悪犯罪に繋がってるのかもしれない」― なるほど・・限度を知らない、かぁ。「昔はさ、イジメにしてもケンカにしても、やる方もやられる方も『ここまで』っていう暗黙の了解みたいなものがあったんだよね。これ以上はやらない、みたいな。それが、今では全然通用しない。限度なんてお構いナシにとことんやる。それはやっぱり、そういうことを知る機会を与えられてこなかったからだと思うんだよ。『何故、最近の子はキレやすいか』なんてのにも、歪んだ平等意識が少しは関係してくるんじゃないのかねぇ」
2008年08月30日
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学力テスト:鳥取県、市町村別・学校別成績の非開示決める>文部科学省が07年度に実施した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、鳥取県教育委員会(委員長、山田修平・鳥取短大学長)は11日の臨時委員会で、市町村別・学校別の成績を開示しないことを決めた。>県情報公開審議会が開示するよう答申していたが、市町村教育長やPTA会長らの大半が非開示を要求。県教委がこうした声に押し切られた形となった。― 子供のうちから競争だなんて受験戦争時代への逆戻りにも思えるし、県教委の判断はやむを得ないんじゃない?「オマエみたいに、すぐに『受験戦争』と結びつけるからそう感じるんだよ。勉強でも運動でも、後で話すけど『みんなで一緒にゴールイン♪』なんて昨今の風潮の方がよっぽど異常だと思うけどね。いつかは競争社会に投げ出されるんだもの、早いうちから免疫つけといた方がいいんだよ」― 嫌いだなぁ、そういう言い方。それって強者の論理だよ。「『強者』かぁ・・オマエが言ってる『強者』とはかなり意味合いが違うけど、確かに『強者』は存在するんだよ。強者というよりは『勝者』かな。『勝者』と『敗者』。オセロやっても将棋をやっても勝敗がつくだろ。そういう些細なことだって『勝者』と『敗者』なんでさ。こういうことすら受け入れられないようなのが、都合悪くなると将棋盤ひっくり返して無かったことにするタイプのオトナってことだな」― 「勝者」と「敗者」かぁ・・何だか世知辛い世の中が思い浮かぶよ。「あらら、オマエもずいぶん弱者ぶりっ子だな。これは歴然たる事実。それを歪んだ平等意識で隠してきてるというね。臭いものに蓋、だよ。ただ、『勝者』と『敗者』なんて、その場面場面でいくらでも入れ替わるんでさ。ビジネス情報誌によく書いてある企業の『勝ち組』『負け組』、くだらないエッセイなんかに書いてある人生や恋愛の『勝ち組』『負け組』なんかもそう。『勝ち組』か『負け組』なんて『現時点ではね』ってことなの」― 現時点では、かぁ。「そうだよ。テストの点数や徒競走の順位なんて、もっともっと『現時点ではね』だろう。そういうのを受け止めないで隠してたって、それはやっぱり臭いものに蓋なんでさ。親がそんなだから、子供はなおさらそういうことに触れる機会がなくなるよな。これは、子供にとってみればすごく不幸なことだよ」― でも、「競争」なんて無ければ無い方がいいんじゃないかなぁ。「あのさ、ギャンブルとかいう意味じゃないけど、小さいうちから勝負ごとはしといた方がいいと思うね。勝った喜びや負けた悔しさ、いろんな勝ち負けがあるじゃない?そういうところから学ぶことって結構あるよ。ケンカだって、子供のうちはやらせた方がいいんだよ。そうやって『限度』ってのを覚えていくんだから。『誰も勝たない。誰も負けない』っていう今の教育って、オレはどうかと思うけどな」― 「誰も勝たない。誰も負けない」・・言われてみるとそうかも。「『敗者』の気持ちに配慮してるんだか優劣をつけない。優劣をつけることが悪、いわゆる『差別』とする風潮って何なんだろうね。それがかえって子供の選択肢を狭めているのに、子供についてハレモノに触るようにどんどん保護している。それって、とっても不自然なことだろう。オレは、小さい頃から考え直す機会とかやり直す機会に、自然の状態で数多く接する事が出来る環境の方が健全だと思うんだよ」― 考え直す機会?やり直す機会?「小さい頃から周りに保護されて、競争や勝敗のない無菌状態でずっと育ってから社会に出てみ?社会に出て初めて挫折を経験するわな。すると、たった一回の挫折や、とっても些細なことで自分はダメな人間なんだとふさぎ込むのも出てくるし、いつまでも無菌室から出られないような親離れ出来ないのも出てくる」― そっか、免疫がないからだね。「そう。下手すりゃ、最近多いけど社会のせいにしながら犯罪にハシるのもいる。これは、小さい頃から親や学校がいつでも手を差し伸べてるからだと思うんだよ。何でもやってあげちゃう。そんなに子供に気を遣ってどうするんだって。」― そう考えると競争は必要な気もするけど、何か寂しいなぁ。「あのさ、オマエ『競争』っていうと他人を蹴落として自分が這い上がる、自分さえよければっていう非情なイメージがない?」― ある・・「確かに、定員数のあるところに試験で入るとして、他人よりいい点数を取って合格した人は、他人よりいい点数を取れなかった人を蹴落としてる、とは言えるよな。でもさ、別に他人の試験を妨害して合格したわけじゃないし、合格した人の能力だったり努力だったり運だったりするわけだろう」― まぁ、そうだけど。「で、その試験問題やら試験時間なんかも同じだよな。要するに、合格出来なかった人は合格出来た人より、能力か努力か運が不足していたわけだ。そんなもん、自分のせいじゃん。合格した人をとやかく言う理屈なんてないよ。後で話すけど、そこで再チャレンジするか他の道を選択するかの岐路に立てるわけでさ。それをチャンスと捉えて進んで行けばいいんだよ。でも、そういうチャンスを、歪んだ平等意識や臭いものに蓋的意識で摘み取ってるって思うわけ」― そんなに過保護な環境になってるのかなぁ。「例えば、ちょっと育児書なんて読んでみても、気持ち悪くなるくらい『アレやれコレやれ』なんて書いてあるのもあるよ。『アレしちゃいけない。コレしちゃいけない』とか。もちろん、やってあげる優しさも必要だろうけど、そればかりが子供に対する優しさじゃないと思うね。周りが前もって危機を回避させてばかりいたら子供はいつまで経っても危機を認識出来るようにならないんだから。それを教えるのも、親であり教師であり、大人達なんじゃないかな」― でも、出来るだけ障害を取り除いてあげるのは子供にとっていいことじゃない?「そうかなぁ。いやいや、違うよ。向上心を煽るのはいいの。話して聞かせて、やってみせてやらせてみる・・そういうのはいいの。ただ、何でもかんでも(オトナ達が思ってる)負の部分を隠した状況を作ってあげてることが問題なんじゃないかって話。言ってみれば、そんなもの子供専用仮想空間だよ。時には達成感を味あわせるために必要かもしれないけど、全部が全部状況を整えてあげてたら子供だって勘違いしちゃうだろうよ。『何でもやれば出来るんだ』って」― 自分がスーパーマンのように思えちゃう?「まぁ、そこまではないかもだけど、社会では誰もお膳立てなんかしてくれないからね。そこで壁にぶち当たるんだけど、小さい頃から割と何とかなってきてると切り抜ける術を持ちづらいだろ。で、すぐに『何で出来ないんだ』『自分はダメな人間なんだ』とかになる。誰かのせいにしたりするようにもなる。自分で問題解決のために頭を使えないんだね。会社で言う、指示待ち族ってやつにも通じる」― 自分のせいはもとより、学校のせいとか会社のせいとか、はたまた友達のせいとか親のせいとか・・「うん。そういうのってあると思う。ただ、自分のせいならまだいいんだよ。勝手にふさぎこんでればいいんだから。社会のせいとか言って、『ムシャクシャした』なんて動機で犯罪を犯してるの多いのが問題でさ。自分に向けないで他に向けるのが厄介なんだよ。歳ばかりくってて、問題解決する癖がついてないというね。自分で考えたり、誰にどういう風に相談すればいいかもわからない、とか」― そういう事件、ここ最近ホント多いよね。「勉強に限らず、小さい頃から競争にさらされてれば、負けた時には次に勝つ方法を考えたり、負けがこめば違う道を選択する可能性だってある。何ていうかなぁ、そういう選択肢を吟味する機会を、オトナの歪んだ平等意識で奪っちゃってると思うんだよ」― さっきから「歪んだ平等意識」ってよく出てるけど・・?「そう。例えば、運動会で順位がつく徒競走なんかを廃止したり、やるにしても『ゴールはみんなで手を繋いで』とかさ。『足の遅い子にとって不平等になる』って理由らしいんだけどね。一人一人の個性を大事に、能力に優劣をつけるべきではないってさ」― それのどこが妙で歪んでるの・・?「おいおい、大丈夫かぁ?歪んでるだろうって。あのね、こんなものを平等だなんて思ってるとんでもない勘違いちゃんがいるけど、こんなもの平等でも何でもないぞ?何で結果まで平等にしてやる必要があるんだよ。するなら、機会を平等にするだけでいいの。言い換えれば『公平性』。同じ距離を同じタイミングでスタートさせればいいんだよ」― だから、そうすると足の速い子と遅い子で不平等感が・・「オマエ、バカじゃねぇの?じゃぁ、みんなで一緒にゴールインすれば不平等感はないとでも?じゃぁ聞くが、勉強が出来なくても足がめっぽう速い子もいる。オマエが言う不平等を無くす代わりに、足の速い子は『不平等』を強いられてるだろう。この足の速い子はどうしてくれるんだって。オマエの言い分じゃ、テストなんかでも『みんな一緒でゴールイン♪』しなくちゃおかしいんでさ。点数が悪かった人は加点、良かった人は減点・・みんな同じ点数」― どうしてくれる?と言われても・・ってか、テストは別で・・「何で運動だけで勉強には適用されないんだよ。勉強が出来なくてもめっぽう足の速い子。球技はダメでも水泳が得意な子。運動は全然でも読書が大好きでいろいろな本を読んでる子。運動するのは苦手でも、監督みたいに戦略を考えるのがとっても上手な子。こういう子供達の個性や得意分野を伸ばすんじゃなかったのかって。歪んだ平等意識ってのは、こういう芽を摘んでることになるんだがなぁ」『【PART2】街。的教育論』へどうぞ。
2008年08月30日
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交通取り締まり中、警官暴行の疑い 女性主査処分へ>上牧町住宅土地管理課の女性主査(48)が、シートベルト非着用で取り調べから逃げようと警察官に暴行したとして、公務執行妨害の疑いで西和署に現行犯逮捕されていたことが分かった。町は近く処分する方針。それにしても、48歳にもなって何やってんだか。例えばスピード違反で追尾されて、停止指示が出てるのを無視してたってのとは違うんだよね。検問か何かで停止させられて、警察官がキップを切ってるような間に「そりゃっ!」って逃げたんでしょ?で、「こらこら」って言われたら「うわー」って叩いた、と。目ぇつぶって両手をグルグル回して叩いたんかな。オマエは子供か。後部座席のシートベルト着用義務化ってご時世に、うっかりとか近距離だからとか様々な事情があるにせよ、依然としてシートベルトの非着用者っているんだよな。思うんだけど、シートベルトに対する認識を違う角度からも考えてみたらどうかねぇ。シートベルトは自分の命を守るためってことになってるでしょ。まぁ、シートベルトをしていれば助かったっていう事例が多いとかで(非着用のおかげって場合も稀にあるけど)。これさ、自分の命だけじゃなくて、相手の人生を守るためだって風に考えたら装着しようかと思うんじゃないかな。その繰り返しで習慣化される、と。仮にぶつけられてシートベルト非着用者が亡くなるとさ。過失割合に関わらず、その後の相手の人生に、精神的なものも含めて大きな影響を与えちゃうわけだからさ。この間、悲惨な交通事故があったけど、あの赤ちゃんをベビーシート(チャイルドシート)に乗せてシートベルトしてればねぇ。もしかしたら助かったかもしれないんでさ。ぶつかったトラックの運転手からすればとんだ災難だよ。親に対しては自業自得だとは思えても、何の責任のない赤ちゃんに対しては自責の念にかられちゃうもんなぁ。運転中に赤ん坊をベビーシートに座らせずに授乳させてるのもとんでもねぇけど、さらに右折禁止の道路を無理やり曲がってきてさ。もし仮にトラックの運転手に過失0になったとしても、赤ん坊が亡くなってるんだもの、気持ちは相当沈むでしょ。赤ちゃんの死に自分が関わっているわけだし。この女性主査なんだけど、この翌日から病気療養で出勤してないんだと。まさか、給料支払われてないだろうなぁ・・有給休暇なら支払うしかないのかな。それと、勤務先の秘書課が『公務員としてあってはならない事件』とコメントしててね。う~ん、ベタな指摘で申し訳ないんだけど、『公務員として』じゃないだろ、と。『いい歳した社会人として』なわけで。こりゃ、訓告すら怪しいぞ。厳重注意程度か。火薬なめて陸上自衛官24人搬送 茨城、嘔吐・けいれん>29日午後3時10分ごろ、茨城県城里町で訓練中の陸上自衛隊古河駐屯地の隊員から、「複数の隊員が吐き気を訴えている」と119番通報があった。ワタクシにはよくわからんのだけど、火薬ってのは少し舐めただけでも入院するほど嘔吐したりけいれんしたりするもん?思うに、こういう場合、「舐めてみるか」って言った上官が(見本を見せるみたいに)ペロッと舐めてそうなんだがなぁ。で、「舐めたい!」って手を挙げた自衛官が調子に乗ってたくさん舐め・・いや、飲んだ、とか。だってさ、ペロッと舐めたくらいでこんなとんでもない状態に陥るとしたら、青酸カリとかトリカブトなんかの劇薬と同じくらいすごくね?例えば水中に潜った敵兵に対して、この火薬を溶かし込めばすぐに絶命しちゃうんじゃないかと。ってか、振りまいたら、その周辺の木々がたちまち枯れ、敵兵がバタバタと倒れるというね。こうなったら使用方法が全然違ってくる。爆発させるものっていう既成概念にとらわれない新兵器だよ。もしかしたら、その火薬は中国製だったのかもしれないけどさ。恐るべしメイドインチャイナ。姫井参院議員:新党には参加せず 民主離党届を撤回>民主党の姫井由美子参院議員は29日、党本部で記者会見し、28日に提出した離党届を撤回し、渡辺秀央元郵政相らの新党「改革クラブ」に参加しないことを表明した。ま、アレだよ。どこの世界でも、老若男女問わず、身の丈を超えた立ち振る舞いで悦に入ってバカってのがいるんでさ。それも、与えられたポジションを自分に都合よく解釈して、「ううん、全然大丈夫♪」って思ってるんだけど、もちろんそんなのは本人だけというね。ほとんどピエロ状態。前回の衆議院選挙を郵政選挙と銘打って圧勝した小泉時代。これを苦々しく語る人達ってのは、当時の空気に流されて小泉チルドレンをたくさん当選させ、ワケわかんない議員を増やしてしまった状況を戒めてるわけだよ。特に反自民なんかの人達は、何かっていうと「小泉チルドレン」って持ち出して文句言ってた(言ってる)よなぁ。ところがさ、反自民の人達が泣いて喜んだ2007年の参院選。「姫の虎退治」なんてフレーズで自民党参議院幹事長(当時)の片山虎之助を破って当選。で、マスコミも参院選の象徴みたいに持ち上げまくったんだけど、前述した小泉チルドレンなんかと何が違うのかなぁって。しかも、醜聞の率と量は圧倒的にこっちでしょ。ってか、出馬の際から何か政策ってあったのかって話で。その後の醜聞に対するリアクションや、議員になってからの活動なんかもパフォーマンス優先って感じでさ。まぁ、パフォーマンスってパフォーマンスにもなってないところが痛々しいってかピエロなんだけどね。でもって今回。キャスティグボードを握れる存在になりたかったんだか何だか・・勘違いさ加減を見てるとトホホだよ。『新党参加に動いた理由を「民主党優位の参院改革に役立てばと考えた」』らしいんだけど、そりゃオマエが抜けた方が民主党にはいいかもしんないんだけどさ。舌の根も乾かぬうちに『「民主党の皆さんとお話しした結果、民主党中心の政権交代につながらないと分かった」』んだって。浅はかだよなぁ。こんなのに国政任せたかったんですか、岡山県民の皆様。普通さぁ、その場に来られないなら連絡ぐらいするだろ。新党で記者会見している人達は信じてたんだってよ、アンタのことを。心配になって捜索願まで出してたって。美容師さんもずっと待ってたらしいんだ。それを足蹴にして、自分はちゃっかり元のさやにおさまってる。管氏もさぁ、しらじらしいんだよ。とりあえず議席が確保出来て良かったって言えっての。こういうワケわかんないのにも、国が向かうべき方向を決定する一票が与えられてるってのが怖いんだよ。こういう、国のためとかを考えてない、自分自身の理念や信念をまったく持ってない、ただ単にペラペラうるさいだけの議員。いっぱしの論客を気取りたくても、出演したTV(太田総理やTVタックル等)ではワケわかんない受け答えで撃沈されて同僚議員の後追いでお茶を濁すだけ。もう一度、今度はもっと多くの人に問おう。こんなのに国政任せていいんですか、日本全国民の皆様。対馬も危ない!?韓国が竹島に続き領有権主張>韓国が不法占拠している竹島(島根県)に続き、対馬(長崎県)の領有権まで主張し始めた。韓国の与野党国会議員50人が7月、返還要求決議案を発議したもので、危機感を覚えた日本の地方議員有志(超党派)ら15人が先週、現地視察に入った。それにしても、歴史の改竄が好きな国だよなぁ。あったことを無かったことにしたり、無かったことをあったことにしたり。思うに、歴史の重みってか積み重ねとかを何とも思わない国民性なんだろうな。日本もさぁ、竹島と言いこの問題と言い、図々しい相手に「相手もきっとわかってくれる」なんて悠長なことを言ってたらどんどんやられちゃうぜ。「いい加減にしねぇと軍靴の音を聞かすぞ!」くらい言えってw
2008年08月30日
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ベンツ試乗時に時速約150キロで事故、同乗の営業担当を書類送検>ベンツを試乗していた男性が時速約百五十キロで人身事故を起こしたのは、同乗の営業担当者が適切な助言を怠ったためとして、警視庁東京湾岸署は二十七日までに、業務上過失傷害の疑いで東京都品川区の販売店「メルセデス・ベンツ品川」の男性社員(38)を書類送検した。いや、まぁアレだよね。自動車ディーラーの営業ってのも大変なんでさ。お客様商売だから断れずに、乗せてみたら大バカだったってやつのケツを拭かされるわけだよ。ってか、このニュースをラジオで聞いた時、冗談抜きでネタかと思ったもの。ドッキリとか。前回のネットカフェ難民もそうだけど、日本にはウケを狙ってる影の権力者がいるんじゃないか、とさ。『試乗の際に「すぐにスピードが出るので気を付けてください」といった適切な助言を怠った疑い。』ってことで業務上過失傷害らしいんだけどね。フツーに考えれば、公道でベンツを試乗して150km/hも出したバカの独り負けだろ。全責任があるって。こんなバカに免許与えてる方がおかしいんでさ。そっちの責任はどうなってるんだという話だよ。いくら6000馬力ったって、エンジンかけて走り出した瞬間に150km/hになったわけじゃないだろうが。覚せい剤打ってれば殺人犯しても無実になるって場合があるけど、覚せい剤打った時は正常だったんじゃねぇのかってのと似たようなもんだよ。アクセルに足が触れただけでそれだけのスピードが出ちゃうんだとしたら、そんな車に販売許可出すんじゃないっての。ってか、そんな加速は有り得ねぇけどな。ディーラーの責任を問うとしたら、同乗した営業も「もっともっと!」と煽った時くらいでしょ。仮に「もっとスピードを!」って煽ったとして、そういう積極的行為を咎めるならまだしも、「危ないよぉ」って助言しなかったっていう消極的行為が責められたんじゃたまんないんでさ。言わなくても、免許保持者ならわかるだろうって前提があるんだから。それを無視した今回の件からすれば、こういう事件(事故)に対して営業責任者が言う『試乗客にも指示に従うよう誓約書を書いてもらう』っていう対応は責められないよね。そうやって何でもかんでも文書化されていく。どんどん窮屈になっていく。こういうバカの積み重ねが社会を形成していくんだ。本来、どんな事象にもある意味『前提』っていう、いわゆる共通認識ってのが社会にはあって、それを基にそれぞれが生活しているんだよね。言葉とか風習とか、細かくすると当然行き違いはあるんだけど、言わなくても(もしくは明文化しなくても)大枠の中で頷ける不文律ってのがあるはずなんでさ。そういうのを無視していくと、どんどん明文化されて窮屈な社会になっていくというね。で、いつか、こういうバカほど言うんだよ。縛られて自由がない社会だ、とかさ。「有機栽培」と不当表示、健康食品会社に排除命令有機栽培ではないノニジュースに「有機栽培」と記して販売したとして、農林水産省は27日、日本農林規格(JAS)法に基づき、健康食品会社・ピュアブライト(横浜市中区)に、商品の「有機栽培」の表示を抹消するよう命じた。食品偽装にもうなぎやら何やら色々とあるけど、こういうのは詐欺ってことにならんのかな。この表示を元に購入している消費者もたくさんいるわけでしょ。生産地偽装とかもそうだけど、すっげー安く売ってるわけじゃなくて偽装した状態の価格で販売しているわけだし、薬関連だとしたら、その効果(効能)を期待して購入するわけだからねぇ。れっきとした詐欺だと思うんだがなぁ(もっとも、安くしたからいいと言うわけではないんだが)。フツーに考えれば、排除命令だとかそんなもんでなくならんだろ。
2008年08月27日
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担任が占師に児童の障害相談 秋田の小学校>秋田県男鹿市の小学校に勤務していた男性教諭(40)が、特別支援学級の男子児童について、保護者に無断で名前や障害の程度などを占師に告げ、治療方法を相談していたことが分かった。教諭は「子供の障害が良くなればと考え、相談した」と市教委に説明している。あのさぁ。ここんとこの学校の先生って、どうしてまたこういうのばっかりなんだろうかとさ。まぁ、この男性教諭は40歳ってことだから、『今時の若いセンセ』って感じでもないんだろうけど。「障害が良くなれば」なんて、本人は善意のつもりなんだろうけど保護者からすれば余計なお世話だろ。下手すりゃ、ワケわかんない宗教に入信させられそうだよ。ってかさ、謝罪している市教委学校教育課もこの記事の主旨も、問題は個人情報の漏洩だってことになってるんだけど、もちろんそれもまぁ問題だけど、それよりもこういう先生が実際の現場にいるってことが問題だと思うんだよ。占師に頼っちゃう現役教師。不安なのは障害児の親御さんだけじゃないよ、普通の学級を任される場合だってあるんだから。生徒の成績が上がらなかったら、また占師にお願いに行くかもしれないんでさ。それにしても何で匿名なんだろ。公務員て守秘義務みたいなものがあって、それを破ると犯罪になるんじゃなかったっけ。記事によれば『今春に県内の他の学校に異動した』らしいけど、秋田県の親御さんはどこの学校に異動したか不安でしょう。素性を明かされないのはおかしいと思うんだがなぁ。こういう時の個人情報はきちんと守られてるんだよな。トラックと衝突、軽の乳児が死亡 2人重軽傷--三重・桑名>23日午後3時45分ごろ、三重県桑名市小貝須の国道23号の信号交差点で、右折しようとした同県四日市市釆女町、会社員、是枝直樹さん(27)の軽乗用車と対向してきた名古屋市港区宝神、トラック運転手、中屋賢一さん(42)の4トントラックが衝突した。どういう状況で事故になったまでは詳しく書いてないからわからないんだけど、一般論から言えば一方的ではないにしても右折車の方が相当の比率として悪いんでさ。これを覆すにはトラックの運転手が飲酒していた時くらいかな。写真も無いし、どこをどんな風にぶつかったかも不明なんだけど、軽自動車と4トントラックだからねぇ。かなり悲惨な状況でしょ。軽自動車なんて紙の箱みたいなもんだから。授乳中だからなんて言い訳にならないんでさ。授乳してるなら車を走らせるなよ。車を走らせてるならチャイルドシート(ベビーシート)しとけって。記事から察するに運転していた旦那はケガもしていなくて、奥さんは重症らしいけどお子さんを人間エアバッグにしちゃって一命をとりとめた感じ。両親をお子さんに対する過失致死で摘発してくれ。吉野家で無銭飲食12時間 15品注文の男逮捕>牛丼店の吉野家に約12時間居座り、牛丼など15品を無銭飲食したとして、岐阜羽島署は二十四日までに、詐欺の現行犯で住所不定、無職、堀口保(ほりぐち・たもつ)容疑者(59)を逮捕した。15品目を無銭飲食したっていうより、あのバタバタする(しかもゆっくり寛ぐことなど想定していない)店内で12時間居座ったってのがすごいよな。腰とか痛くなりそうだよ。さらに、12時間経過するまで不審に思わなかったって店員もすごいんでさ。『服装も清潔感があり、信用して注文に応じてしまった』ってコメントしてるんだけど、フツー気づくだろって。まぁ、お客様商売としてなかなか言い出せないもんなんかな。
2008年08月24日
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「痛いですか?」とインタビュー 知的障害者ねらい暴行 少年グループ逮捕>知的障害者を狙い暴行や恐喝を繰り返したなどとして、警視庁少年事件課と青梅署は、いずれも東京都青梅市の無職少年(16)や中学3年の少年(14)ら14~16歳の少年8人を逮捕、13歳の少年を児童相談所に送致した。>中学3年の少年は、「自分より弱そうな相手を選んだ」と容疑を認めているが、「身体(障害者)をいじめて何が悪い」と反省の態度はないという。まぁ、何ていうかさ。これって、知的障害者が被害者じゃなかったらニュースにならなかったんじゃねぇのか、っていう疑念もあるんだけど、二段目に引用した中3のバカ発言だけでも価値が見出されて、被害者が誰であろうとやっぱりニュースにはなっていたかもしれないね。よくわかんないけど、『逮捕』ってことは刑事事件なの?ってことは刑務所行きもあるんかな。いずれにしても、「何が悪い」って言ってるんだからどうして悪いのか身にしみるような裁きを与えてほしいね。ガキだからって、保護観察処分とかなんて何の意味もなさない。少年院送致なんかだと院生や看守からいじめられたりするかもだけど、いっそ相撲部屋に入れたらどうだ?かわいがってもらえるぞ、きっと。もちろん、その際には竹刀やビール瓶、お玉の使用も許可する。何言っても何やってもボコボコやってさ。不満そうな顔したら、「猫パンチ」と呼ばれる弱いパンチで自分たちを殴らせて「お前も一緒だ」などと哂ってやる。もちろん周囲をとりまく輩が実況中継。当然、このガキに今の心境を聞いてさ。「痛いですか?」って。このバカが文句言ったら、その時こそマスコミも含めて大合唱するんだよ。「犯罪者をいじめて何が悪い」って。<労働審判>コナカ2店長は「管理職でない」 横浜地裁判断>紳士服大手コナカ(本社・横浜市)の店長2人が、店長としての権限や出退勤の自由などがない「名ばかり管理職」として扱われ、本来受け取れるはずの残業代をもらえなかったとして、同社に計1284万円の支払いを求めた労働審判で、横浜地裁は22日、2人が管理職ではないと認める判断を示した。よくわかんないんだけど、ノルマを達成すべくいろいろな方策を店長レベルで検討しても却下(もしくは吟味・検討すらしてもらえない)で、そのくせノルマを達成出来なかった責任ばかり押し付けられても困るとかって話なのかなぁ。それで残業させられて残業代も貰えないんじゃやってられないぞってこと?まぁ、管理職になるとどこの企業でもそういった手当て関係に制限があるのが普通だけど、それに代わる、例えば管理職手当てみたいなものがあるわけでしょ。それと(管理職じゃなければ)支払われるべき残業代とを比較して、残業代の方が多いから文句言ってるって感じもするんだけど違うのかな。まさか管理職だけに適用される手当ては貰ったままで、それと合わせて残業代も貰おうとなんて考えてるんじゃ・・しかし『名ばかり管理職』ってネーミングはおもしろいな。これだけ聞くと、今回のように権限も何も無い手当て制限のためだけの肩書きって印象(言ってみれば被害者的立場)があるんだけど、よく考えてみると、肩書きだけでまったく仕事が出来ない(能力のない)管理職にも該当するはずなんでさ。相反する2つの意味があるというね。だって、ゴマすりだけで管理職になってる無能な奴って結構いるでしょ。で、この店長たちにも、管理職には管理職の役得みたいなものはあるんでさ。管理職というポジションだから周囲は言うこと聞くってのもあるだろうし、それで管理職は気持ちよくなってるって場合もあるんだから。いいトコだけとって文句言っててもダメだよ。嫌なら管理職辞めて一般社員に戻ればいいんじゃないかなぁ。誤投与で患者意識不明=半月後に死亡、薬名似ていた?-青森>青森県五所川原市の公立金木病院で、肝硬変で入院していた70代の女性患者に対し、誤って別の飲み薬を与え、女性が意識不明になっていたことが22日、分かった。女性の意識は戻らず、半月後に死亡した。病院側は「誤投与と死亡の因果関係は特定できない」としている。怖いねぇ。確かに人間だからミスもあるだろうし、「アルマトール」と「アマリール」は似てるけどさ。特に、漢字と違ってカタカナは印象に残りづらいからな。とは言っても、誤投与した直後に意識不明になってるわけだから「誤投与と死亡の因果関係は特定できない」とは言えんだろ、フツー。利尿作用がある薬と血糖値を下げる薬って全然違うんだし。これじゃ、「誤投与しなくても(意識不明になって)半月後に死亡してた」って言ってるようなもんだよ。んなもん納得するかって。ネットカフェ難民に生活費、職業訓練条件に月15万円融資へ>厚生労働省は23日、「ネットカフェ難民」の就労を支援するため、公共職業訓練の受講を条件に、訓練中の住居・生活費として月15万円を融資する制度を2009年度に創設する方針を固めた。>年収150万円以下の受講者は返済が免除されるため、実質的には給付となる。09年度予算の概算要求に関連予算1億円を盛り込む。はぁ?何で?ワケわからん。素で「何で?」と思ったよ。1人当たり15万円?3ヶ月で45万円、最長の6ヶ月だと90万円・・何考えてるんだろ。一体、対象になるネットカフェ難民てやらは何人いるんだ?どうやって申請するんだ?「自分はネットカフェ難民です」って?で、誰が「はい、じゃぁ給付します」って言うんだ?雇用・能力開発機構?悪名高き天下り法人じゃねぇかって。対象の難民ってのが『ネットカフェなどで寝泊まりしながら日雇い派遣などで働く30歳代後半までの「住居喪失不安定就労者」』らしいんだけど、通常、一般的に派遣社員と言われてるのは3ヶ月更新(もちろん契約内容によって異なる)の契約で26号業務だと延々更新されていくのが実情。製造部門とかだと1年かな。業務請負だと契約社員扱いだから、派遣社員とは異なるってことでいいかな。ってことは、今回対象にしているのは、ちょっと前に破綻したグッドウィルがやってたような、その日その日に就業先が違う、もしくは就業条件明示書の契約開始日と満了日が同日になるような契約で働いている派遣社員てことなんだよね、多分。何が何でもここは厳密に規定・遵守・履行してもらいたいね。そうじゃないと、ワケわかんない非正規雇用社員のためにも税金が使われちゃうんでさ。最近、非正規雇用社員が格差社会の代名詞みたいになってるよね。この辺は前から書こう書こうと思ってるんだけど、通り魔事件なんかでも「非正規雇用社員が正社員になれないから」なんて動機を語っちゃうもんだから、似非平等主義者なんかが喜んで飛びついてる。働きたくても働き場所がない・・環境が悪い・・だとさ。もう、何がなんだか。いくらでもあるって。テレビで紹介されてるようないわゆるネットカフェ難民なんて、その気になりゃ、いくらでも仕事あるだろうが。「あれヤだ、これヤだ」なんて言ってるから見つからねぇんだって。入社しても続かねぇんだって。「自分でやりたい仕事じゃないから」なんて理由にならないんでさ。それならそれで非正規雇用社員でいいじゃないか。「オレ(ワタシ)のライフスタイルだ」って。周りのせいにしてないで腹くくれってんだよ。「正社員になれない」とか「正社員と待遇が違う」とか。非正規雇用だから雇われてるんだって理解出来てないで、非正規雇用(制度)が無くなったら正規雇用になれると思ってるようなアマちゃんだからダメなんだよ。中には、正規雇用社員を凌ぐ仕事ぶりをする人はたくさんいるな。どれくらいの割合かわからないけど、やっぱり本人の意識次第でそういう人はいっぱいいる。そういう人限定ならともかく、自己啓発もはからないで周囲の環境のせいにしてる奴には給付してほしくないよなぁ。もっと他に税金使うとこあるんじゃないかねぇ。高齢だとか身体が不自由で仕事に就けない方なんかはきっと就職に制限があるでしょ。また、家庭の事情(母子家庭とか介護とか)なんかも制限になるかもしれない。そういう人の手当てにすればいいんだよ。何でわがまま言いながらダラダラやってる奴らの手当てをするしかないんだって。まったく腹立つ。まぁ、年齢制限も設けることから理由を探るとすれば・・就業してもらってここからの税収を期待してる、とか、か。
2008年08月23日
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白昼に25歳男が凶行、秋葉原で18人に切りつけ6人死亡>8日午後0時35分ごろ、東京・秋葉原(千代田区外神田1)の交差点で、西側から走ってきたトラックが歩行者天国の人込みに突っ込み、通行人数人をはねた後、停車した。運転していた男はトラックから降りて、奇声を上げながらサバイバルナイフで通行人に次々と切り付けた。しかし、とんでもねぇ事件だな。ってか、こういうの多いねぇ。殺人未遂じゃなくて殺人罪だろ。故意だろ、これ。毎回思うんだけど、見ず知らずのバカに刺されちゃう理不尽さって何なのかね。何が「生活に疲れた」だよ。何で、何の関係もない人を巻き添えにするかね。オマエひとりで勝手に死ねって話だよ。ほんとワケわかんね。いつだったか、こういうバカに対して「被害者(遺族)が好きにしていいんじゃないか」ってことを書いたことがあるんだけど、その時に「更正の方が大事よ♪」とのたまっていた方々。一体いつになったらこういうのがいなくなるんだって。早く何とかしろよ。被害者の命を踏み台にしてまで更正させなくちゃならないんかね。っとに、アブなくってしょーがねぇっての。パトカー追跡の車衝突、同乗していた乳児が重体に>6日午後11時半ごろ、富山県入善町入膳の交差点で、県警高速隊の覆面パトカーに追跡されていた乗用車が軽乗用車と出合い頭に衝突した。乗用車に同乗していた近くの派遣社員米沢雄太さん(22)の長男、心太(こた)ちゃん(11か月)が全身を打ち重体。これもよくあるよなぁ。で、決まって「そんな軽微な違反で追跡する必要があったのか」なんて論調が出てくるんでさ。ってかさ、停まれってんだよ。バカか、この22歳は。ぶつけられた軽自動車も災難だよな。この22歳、免許取り消しにしてほしいよ。警察も「ほら、見ろ。停まらねぇからそういうことになるんだ」くらい言ってやれって。それにしても、ちゃんとチャイルドシート(ベビーシート)してんだろうなぁ?!それで重症って、どれくらいのスピードで逃げてたんだって。川越立てこもり「8時間の決着」是非 住民の安全最優先…「手順通り」と評価>犯人の拳銃自殺で幕切れとなった埼玉県川越市の発砲立てこもり事件。拳銃3丁を所持した逃走劇にもかかわらず、一般住民に危害を及ぼすことなく事件は終結したが、解決まで約8時間半を要した。住民からは「もっと早く解決できたのでは」「人質がいないから狙撃しても良かった」などさまざまな意見も出ている。あっさり狙撃してもいいんなら警察も楽だろうにねぇ。狙撃に失敗して犯人が逆上して、見境なく周辺住民に襲い掛かってもいいんなら警察も対応にいちいち苦慮せずにすむんだろう。今後に活かすための検証は大事だけど、住民の声なんてコロンブスの卵と一緒でさ。全て結果が出てからあーだのこーだのなんて誰でも言えるんだよ。逆に、何かあった時に一番うるさいのもこういう人達なんだろうね。新銀行東京の融資先「もう借りない」が過半数…読売調査>「今後、取引するつもりはありません」--。新銀行東京(東京・新宿区)から融資を受けた中小企業100社のうち56社がこんな意向を示していることが、読売新聞の調査でわかった。まぁ、読売新聞がどういうつもりでこんなアンケートをとったのかは知らないけど、「取引するつもりはありません」とした中小企業が、必ずしも東京側で「取引したい中小企業」とは限らないんでさ。貸す側からしてみれば、「今後(出来れば)取引したくない中小企業」って場合もあるだろうに。ってかさ、金借りといて何なんだろう。別に、「10年ローンをいきなり明日返済して下さい」って言われたわけでもないだろう。もしかしたら、借りたものを返済すると偉くなった気になるんかな。鼻息荒くして「返済してやった」って感じなんだろうか。「他に比べて金利が高い」なんてのもさ。他じゃ借りられない状態だったのを、金利上乗せで何とか審査を通してくれたのかもしれないしな。そもそも、その金利でもいいからって印鑑押したんだろうって話なんだよね。誰が押したんだよ。喉もと過ぎれば熱さ忘れる、か。男子バレー 総力戦、ヒーロー次々 監督も「メダル狙う」>最終セット。相手が先にマッチポイントを迎えてからの粘りがチームの成長を示していた。石島は壁にぶつかりながら球を追い、山村は不十分な態勢でも速攻を決めた。ジュースを重ねること5回。最後は主将の荻野が3枚のブロックを破り、北京行きを決めた。まぁ、別に水をさす必要もないんだけどさ。女子に続いて男子も出場決定らしいんだけど、他の競技に比べて自分自身に高揚感てのがないんだよね・・すみません、バレーボールファンの方々。まず、よくわかんないのは、バレーボールって五輪の出場権をかけて何回戦ってんの?3回くらい?やる度に出場を決めた強豪国が抜けていって、最後の最後に残ったチームで今回やったって感が否めない。女子も。敗者復活戦か?それと、いつからか続いてる試合前のジャリタレ・・じゃなくジャニタレのパフォーマンス(?)。いらんだろ、あんなもの。しかも、いちいち試合中に映すな。いちいち感想を聞くな。カメラ目線だけは外さずないままにバカなコメント垂れ流す子供の戯言聞かされながら、心の底から「頑張れニッポン!」などと応援出来るかって。いや、出来ちゃうのがバレーボールファンなんだろうな。あの、会場を埋め尽くす金色のビニールの棒みたいなのを持って拍手したりリズムとったり・・男女問わず、ひとつのプレーが途切れるたびにキャーキャーキャーキャーうるさいったらありゃしない。あれも相手チームにとっちゃアウェーの洗礼か。あの喧騒の中じゃ、集中力を維持するのも大変だよな。試合前には子供の学芸会見せられるし。ってか、何でいつもいつも日本でやってんの?日本はいっつもホームじゃん。時差もなく周りは味方ばかり。これって、とっても有利な状況なんじゃ・・というより、これ以上ないくらいのお膳立てでいつもやってる。至れり尽くせり。何でだろ。*****・・と、まぁ時間がないので、ズラズラっと気になった記事について短いコメントで綴ってみました。
2008年06月08日
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前回の続きです。*********― で、この前の朝礼に話を戻すと・・「前回話した一般論すら意味を持たないってところが哀しいんだけどさ。そもそも、彼女が何を言いたかったのかがさっぱりわからんのよ。この記事でやりとりを読んでも、彼女のトンチンカンさが際立ってるだけで、サービス残業なんかとどんな関係があるのかがわからない」― 始業15分前の朝礼を超過勤務と言うなら、おしゃべり時間や喫煙時間は全部(給料から)減額っていう知事の発言に「どれだけサービス残業を・・!」に繋がった、と。「これもさ、前回の蒸し返しになっちゃうけど、言ってみれば当たり前の話だよ。日中ダラダラ過ごしてて、残業手当がつく時間に日中の分をやり始めて『残業代くれくれ』なんてムシが良すぎるっての」― だから、橋下知事は、それなら日中休んだ分を減額って言ってたんだね。「そうでなくても大阪って大赤字なんだろ。赤字作ったのって、代表者責任としたら知事なんだろうけど、現場の意識の薄さが招いた(招いてる)ってのが現実ってところも無視出来ないんだよ。ってか、普通にそう考えてくれって話でさ。自分らは悪くないってね、そもそもその意識から変えていこうってことなんだから」― まぁ、全部が全部の職員じゃないだろうけどね。「しかも、この橋下知事の発言、『始業15分前の朝礼を超過勤務と言うなら』っていう前提があるんでさ」― うん。「知事の方針としておしゃべり時間や喫煙時間を『給与から減額!』って言ってるわけじゃなくて、あくまでも始業15分前なら超過勤務手当とか言ってるアホに対する論理返しなんだよ。それすら理解出来ず、キンキン叫んだだけの彼女は何者なんだ?って話。勇気あるなんてのとは真逆の、こういう場(状況)だから何かにかこつけて主張をぶったんじゃねぇの?と思っちゃう」― これまた確信犯・・?「アジるには最高のシチュエーションだろうね。注目を浴びてる地域の注目を浴びてる知事の注目を浴びてる会合。全国ネットに乗っかるTVカメラの前で作業着を着たか弱い女性の労働者が懸命に叫び続ける・・まぁ、普通はベタベタ過ぎて哂っちゃうんだけど、中にはオマエみたいに『勇気あるわぁ』と思っちゃう人もいたわけだから、ある種成功なのかもしれんよ」― あと、どんな主張があったっけ・・「前出の記事を参考に見てみると、『グループ長に直接物言えないような職員弱さを組織(?)しているだけじゃないですか!』っていうのがあるな。もう、この一文だけで何言ってるかわかんない。何について、どう文句があるのかさっぱりなんだよ」― どういうこと?「グループ長に直接物言えない現状に問題があることはわかってる。で、まずは末端のそういう職員の貴重な声(意見)をつぶさないための一助としての提起なのに、それを組織しているって批判してる。ってか、組織してるって表現そのものが意味不明」― ワタクシなんか、自分の上司に対する不満をその上の人が聞いてくれるって、いいなぁって思っちゃうけど。「本来、縦社会である日本の会社組織において、頭越しっていうのはある意味タブーなわけだよ。ただ、まず第一歩としてそこに風穴を開けてみるよ、って言ってるわけだろ。このどこが批判の対象になるのかわからん。その説明も意味不明。団結だの分断だのって、よくわからんけど組織してるのはオマエじゃねぇのかって」― 分断・・「そう。『結局こうやって若い人だけ朝礼集めたりとか、職場のなかの団結分断して、労働者同士分断して・・』だと。何だよ、分断て・・もしかして、職場(現場)については私を通してよ!とでも言いたいんだろうか、とさ。何なんだ、この人は。この時点で、仕事しに行って何たくらんでるんだよって話。ワケわかんないんだよなぁ」― ワタクシにもわかんない。「彼女の主張ってさ、全部これなんだよな。職場において何を牛耳ってるのか知らんが、これって宗教の臭いと同じ気がしてさ。外界との遮断てか。こういうのが仕事もせずに、どうやったら牛耳れるかなんて考えてるんだから、税金で給与払ってやってる大阪府民は騒ぎもせずに太っ腹だよ。顔合わすたびにキンキンキンキン言ってくると思うとゾッとするぞ。言われてる方は洗脳されちゃうって」― マインドコントロール。「近いよな。まぁ、どこの職場にも会社や上司の悪口を言って同調させようとする先輩っているだろ。それも、普通なら『あぁウゼぇな』で終わるんだけど、そのやり口がプロ的だったらコロっといかれちゃうぜ。前回の日記で言う、デキる奴が日中からガーっと仕事して、疲れて残業してる時に囁かれてさ。それが顔合わすたびだったら同調しちゃいそうだもの」― 本来の業務よりもそっちの方がメインだったりして。「それじゃ、仕事じゃなくてまるで任務だよな。どっかから指令が出て、任務を遂行するスパイ・・って、映画そのものだなぁ。で、そうやって少しずつ少しずつ作り上げてきてる(と本人が思い込んでる)団結(?)だもの。知事が『頭越しで直接言ってきていいよ』なんて言い出したら、そりゃ困っちゃうよなぁ。正体バレちゃうもの」― 「職員の団結をバラバラに、府民と職員をバラバラに、あなたのすることは逆ばっかりや!」と。「『府民と職員をバラバラに』って、何を以ってそう言うのかがわかんない。自分がズレてるのかもしれないとも考えない。問題解決出来るのは職場をわかってる現場の労働者、府民のための仕事を本気で議論することでしか問題は解決しない、きちんと議論して職場で解決していく問題だ、議論は職場でやっていく・・」― 要するに、知事は口を出すな、と言いたいのかなぁ。「彼女の主張を要約すると、オマエの言う通りだね。いくつもあるらしい主張は、言葉が違うだけで言ってることはみんな同じ。あんなに力を込めて長々と話さんでも3秒で終わる。問題解決出来るのは現場の労働者でそれは私達。あなたの出る幕ではない・・ってことだな。ところがそれが一番問題なんでさ」― 問題?「そう。こういうのに任せて放置してきたから大阪府はこうなっちゃったんだろ。職場の仲間同士で話す内容なんて、上司の悪口とか自分たちの待遇の悪さなんて相場が決まっててさ。それが愚痴程度ならガス抜きでいいんだけど、きっちり給与もらっててグズグズ言ってるんじゃないって。それこそ、こんなことやってる暇があったら仕事しろ、と。まさか、仕事中に打ち合わせとかで府庁の電話使ったりしてねぇだろうな」― あら・・真っ赤っかだ・・「ある意味、宗教チックに感じた違和感てのはこの辺だろうな。まぁ、体制に対してあーだこーだと言うってのは昔からあるわけだけど、その体制に媚びながらグダグダ言ってるのはみっともねぇんだってことくらいは自覚してほしいんでさ。ちょっとヤバくなると文章削除したりさ。今回の件についてだけは、14日時点とは文章が当たり障りないように変わってるもんなぁ。一応、炎上風景だけでもどうぞ」― 他の件についてはそのままのようで・・革命を起こしたいとか・・(汗「別にいいんだけどね、誰がどういう思想を持っていようと。ただ、他人に迷惑かけないでほしいんだよ。自分らのコミュニティの中だけで成立することを、フツーの世界に持ち込んであーだこーだやってほしくないんでさ。前にこことか他でも書いたんだけど、周囲の迷惑を顧みずに突っ走ってる人って本当に邪魔。自分らは気持ちいいからいいのかもだけど、それに対して眉をひそめてる人もたくさんいるわけだから」― でも、公務員に限らず、ワタクシはサービス残業全盛になったら嫌だなぁ。「これ見てからもう一度聞こう。ほら」― ・・・・「どうした?」― ・・・・「お、おい」― ・・しゅ、主張が根幹から崩れとりますがな・・アホ過ぎる・・「な?こんなもんだよ。レフトな人たちって、こういうところの恥ずかしいとかみっともねぇとかって感覚がとんでもなく欠落してるんだよな。ここのHPでも過去にいろいろな人が踊ってくれたけど、根本は同じようなもんだよ。本人は真剣なんだろうけど、周囲から見たら滑稽極まりないというね。しかも、今回はレフトどころかホンマもんだもの。下手すりゃ、ヘルメットかぶってタオルで顔隠して、大阪府庁に立てこもって火炎瓶投げてくる手合いだぞ」― アタマかくして尻隠さず・・「アタマすら隠してないというさ。噛み付いた動機が『どれだけサービス残業やってると思ってるんですかっっっ!!!』だったわけだよ。で、どれだけ大変なのか聞いてみたらこの人はやってない、と。ネタか?」― あれそのものがアジ演説・・「公務員のくせに政治活動に携わってるこういうのは即刻解雇してくれ、と大阪府民は怒るべきだろう。ってか、心広いよなぁ、大阪人。不景気な割には、こういう人に税金注ぎ込まれてるわかっても静かだもんな」― (先ほどの画像を見て口アングリ・・放心状態・・)「言った通りだろ?府庁内の危険分子あぶり出しに成功!橋下知事の一本勝ちだよw」― 確かに一本勝ち。やっと意味わかった・・
2008年03月16日
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橋下知事 若手職員集めた初朝礼で激論>大阪府の橋下徹知事は13日、30歳以下の職員約330人を集めた初の朝礼を行い、自らが進める財政再建に向けて意識改革を呼びかけた。>女性職員(30)が「ちょっと待って下さい」と立ち上がり、「今どれだけサービス残業をやっていると思っているんですか。きれいなことを言っているが、あなたは労働者をバラバラにするようなことばっかり言っている」と反論した。― 橋下知事もタジタジって感じだったね。「それにしてもアレだな。これ、発言した女性を『勇気ある』としているメディア・・ってか、コメンテーターが多かったのにはびっくりなんでさ。っとに、胡散臭ぇってか、いい加減にしてほしいよ。メディアも懲りねぇな、と」― もぉ、すぐにそういうこと言うんだからなぁ(汗「あの映像観て、『あの場で自分の主張を堂々と言えるのはすごい。彼女は声を震わせて一生懸命伝えようとしていた』とか言う人いないだろうなぁ。大丈夫かぁ?オマエもオマエでさ。『橋下知事もタジタジ』って、どこ見てんだよ。橋下知事の一本勝ちだろ」― 一本勝ち?「送り手であるメディア、特に新聞なんかは確信犯だよ。確かに発言に嘘はないけど、前後の脈絡やニュアンスまでは伝えてないんでさ。これまた『未必の故意作戦』ってか。『権力に立ち向かう弱者』って構図を読者に刷り込もうとしてるように感じるね。ハショり過ぎだっての」― でも、TVでは映像が流れてたし、観たままじゃない?「メディアの怖さってのはそこにあるんだよ。観たままだと思ってても、実は無意識に誘導されちゃう。前にFAXの話しただろ?番組に送られてくる意見・感想のFAX。あれが世間の声だと思ったら大間違いなんでさ。パネルに次々と貼られていくFAX。読み上げられるFAX。その全てに局側の意向が介在してるんだから」― そっか。何をどの順番に貼るか、読み上げるかは局が決めてるんだもんね。「そう、だから、今回もヤベぇ雰囲気になりそうな彼女のテンションを、コメンテーターの好意的な発言を持ってきて中和してる。『これで大丈夫』と。あとは視聴者側の責任で受け止めてくれ、って。この『視聴者側の責任で』ってのがクセモノなんだな。真意を他人に委ねちゃう人とか流し見の人なんかは、すぐにコメンテーターの発言に乗っかっちゃって、自分の考えだと錯覚しちゃうんだから」― で、君はどの辺に違和感を感じたの?「まず、『みのもんたの朝ズバッ!』で、浅野元知事が『朝礼なんだから、元気づけるようなことを言えば良かったんです。「ダメダメと決め付けたら仕事ができない」との彼女の主張は正論ですよ』なんて言ってたけどさ。その前の彼女の映像観て、どうしてこういうコメントになるんだかさっぱりわかんなかった」― ふぅん。「で、普通なら、『正論ですよ』って擁護してるんだけど正論なのか?そもそも彼女の主張が『ダメダメと決め付けたら仕事が出来ない』だったか?聞き流してるだろうと思って勝手に誘導するなよ?って思うんだけどさ。そのトンチンカンさに違和感を感じたんだよな。何か、こう言うしかないんだ、みたいな苦しさを感じたっていうか」― 違和感かぁ。あとは?「あのニュースのタイトルが、どこも『橋下知事に猛反論』とか『議論の応酬』とかになってたから、あぁ、紛糾したんだろうなと思って観てたんだよ。そしたら、案の定、一人の女性が立ち上がって叫び出したんだけどさ」― そう、それで橋下知事もタジタジになって・・「いやいや、まずは話の内容より、『アンタ誰?』って思っちゃったんだよ」― 誰?って、職員の人でしょーが。「いや、すまんすまん。でもさ、一応、朝礼ってことなわけだよね。みんなスーツなんだけど、彼女だけ作業着っぽい服装だったんだよね。他にいた女性も正装に近い服装だったと思う。部署によっては作業着で仕事をするところもあるんだろうけど、それならそれでパリっとしてきれいな作業着だなぁ、と。急に用意したのかなぁ、とか」― TVに映るかもしれないから新調したんじゃない?「それにしてもブカブカな感じもするし・・」― 長く着られるように大きめを買った、とか。「大勢いる中で彼女一人が作業着で・・」― その部署(作業着で業務する部署)の代表で出たんだよ、きっと。「服装はわかったけど、握りこぶしを振りかざしながら・・ってのは過剰な言い方だけど、握りこぶしを作って発言するというのも・・」― それだけ訴えたいことがあって気持ちが上ずったとか。「橋下知事と意見交換するわけでもなく、一方的に叫び続けて、しかも、それがまったく的を射てないってのが・・」― うるさいなぁ、時間もないし気が急いてたんだよ。「まぁ、もういいけど、これだけの要件を揃えないと成立しないっていうのがオレの違和感のもとなんだよ。そもそも、何で作業着なんだろうっていうのは、彼女が主張したかった労働者を『作業着』っていう記号を用いて表現したかったんだとしたら、いかにも知事(=権力)と労働者(=弱者)の構図を作ろうとしてたってことでさ。普通、違和感を感じるよ」― レフトってこと?「何ていうか、自分の主張を声高に叫ぶ時に、発信する側を何の根拠もなく一括りにする輩については、最初は疑った方がいいというね。例えば『私たち労働者は~』とか『私たち市民(庶民)は~』とか。どこにどれだけそういう人がいるんだかわかんないし、誰もアナタを代表にした憶えはねぇよ、って話でさ」― そう言えば、主張=権利な感じはしたかも・・「だろ?ってかさ、前から言ってるんだけど、権力(一般的に公)に対してあーだのこーだの言うんだけど、とどのつまりはその権力にすがって『くれくれ』って物乞いしてるというね。何て言うんだろ。価値観の根底に、対象に向けてのやっかみがあるってか。『ズルぅ~い。ボク(ワタシ)にもちょーだいよぉ~』って」― え?レフトの方々の価値観て、「公平」とか「平等」とかじゃないの?「彼(女)らの『平等』っていうのは、結局のところ受けること(もらうこと)ばかりなんだよ。与えること(あげること)はまったく前提にしてない。ってか、予想もしてない。いい暮らしをするには、その分どこかでそれぞれの苦労があるんだってことすら考えない。いや、そういう論理思考が存在しない。今ある不満は、その不満がない対象のせいだってことになる。全部、やっかみ対象のせいにしてるだけ」― 何でも他人のせいだなぁ。「そう、いい給与を得ようとすれば、それなりの努力とかが必要なんでさ。その努力を見ないで、結果で『あー、ずるーい』って言ってたらおかしいだろうって。格差社会だとか言うけど、日本て平和だなぁと思うよ。本当に弱者と呼ばれるべき人たちじゃない奴が騒いでるのがほとんどだもの」― 似非が増えると、本当の弱い立場の人達に陽が当たりづらくなるよね・・「ニュースなんかでも『格差』『格差』ってうるさいんでさ。この前、ニュースのコーナーで街頭インタやってたんだよ。外国産牛と和牛の話題を絡めてマイク向けられたオバさんが『格差?感じますよねぇ。うちはとても和牛なんて買えないですよー。安い外国産に頼るしかないんです。格差が無くなればなぁと思います』だと。これのどこが『格差』だっての、アホか」― 「うちは回転寿司なのに隣の家は高級寿司だ」とか?「以前から何度も言ってるけど、『平等』って言っても、結果を平等にする必要はないんだよ。プロセスが同じじゃないんだから。のほほ~んと過ごして来た奴が、影で努力してきた奴の結果だけを見て『ずるーい』って言ってる奴の、どこが平等思想なんだっての。単なるたかりだよ」― 耳障りはいいけど、「平等」の名のもとに搾取しているのはオマエらじゃねぇか、と。「そう。例えば、組織の中では好むと好まざるとにかかわらず、仕事がデキる奴とそうでない奴という色分けが出来てる。で、同じ量(もしくは質)の仕事をするにあたって、30分で出来る奴と1時間かかる奴とがいる。とっても簡単な例で申し訳ないんだが、もちろんデキる奴というのは前者だよな」― 後者に比べて倍の生産性だね。「単純計算で言えば、前者だと1日で終わる仕事が後者だと2日かかるわけだ。言ってみれば、1ヶ月で終わらせる奴と2ヶ月かかる奴がいるというね。同じ質・量の仕事をこなすにあたって。ってことはさ、前者と同じ仕事をするとなれば後者は2人必要になる。前者は後者の給与の2倍をもらっているかというとそうじゃないよな」― うん、まぁ現実はともかく、その主旨を汲んだ時、2倍ということはないよね。「だとすると、後者の1人は給料泥棒じゃねぇか、と。これって、とっても優遇されてるんでさ。これこそレフトの方々、感謝しこそすれ文句言う筋合いはないだろう。生産性ゼロの奴に給与出してるんだから。で、大体において『労働環境』をどーのこーの言うのって後者に位置する奴なんだな。安易に『民間なら早出残業は当たり前。もちろんサービスでだ!』なんて言うつもりはないけど、普通に考えれば、自分の仕事ぶりが遅ければ早出残業は当たり前なんだよ」― 能力不足か何かの理由で自分の仕事が遅いわけだからね。「そう。だから、言われてフテ腐れながらじゃなくて、自らが動くのが当たり前なの。自発的に。そうじゃなかったらテキパキとこなしていく人の方が仕事量が増えちゃうじゃないか。仕事がデキる奴は仕事量も多くなるし、効率良くこなすから時間も短縮される。逆に、そうでない奴は仕事量は少ないわ遅いわで残業になる。仮に残業手当がきちんと出るとして、何で後者の方が前者より手当てが多くなるんだっての。おかしいだろうが」― 公平性に欠けるなぁw「だろ?で、これまた都合よく『デキる人がデキない人の分までやってあげるのが助け合いだ』とか言い出すんだけど、結局これも『受ける(もらう)思想』なんでさ。こういうことは、やってもらう側がエラソーに言うことじゃないんだって。デキない奴は、そんな御託を言ってる(考えてる)暇があったら早くやれって話でさ。デキる奴にやらせておいて、デキない奴が何やってるんだって話なんだよ」とりあえず次回へ続く・・鮮やかなほど真っ赤に色染められた彼女の運命はいかに!
2008年03月14日
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大毅「ぶつけるもんや」発言 金平会長「強い態度で指導を」>ボクシングの世界戦で反則を繰り返し、1年間の資格停止処分を受けた亀田大毅(19)=協栄=が、自身の交通事故について開き直りとも受け取れる発言をした問題で、東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)は18日、協栄ジムの金平桂一郎会長(東日本協会副会長)に対し、強い態度で亀田大を指導するよう、口頭で要望した。金平会長は「再び注意を喚起したい」と陳謝した。し、しかし・・フツーにアホ過ぎるな・・この人たち・・あのさ、誰でもいいから、ポンポンと肩を叩きながら言ってやれって。君の一挙手一投足が滑稽だよって。身の丈に合わない注目を浴びちゃったから、思いっきり舞い上がったまま人生を過ごしてるように見えてしょうがない。まぁ、本人の勝手なんだけど、何ていうか、本人がイキがればイキがるほど、大口叩けば叩くほどもう哀れな感じでさ。最初の謝罪会見でのヘタレ状態でいいじゃん。ってか、今回のは「俺の勝手」では済まんだろ。交通事故の被害者だっているわけでさ。で、本人はこの発言やら態度がカッコイイと思ってるから始末悪いんだ。まるでガキだもんな。若気の至りってのは誰にでもあるだろうけど、言動がアタマ悪過ぎで哂えちゃうところが哀しい。ま、こういうことを気取って言うからには覚悟は出来てるんだろうなって話でね。>警察関係者の方へコイツが事故った時には「過失」じゃなくて「故意」ってことでお願いします。で、金平会長の手からも離す、と。この人じゃダメだよ。このコドモの復帰会見?あの毛皮でやったやつ。「バカか、オマエわ!」くらい言えっての。何が「大ちゃ~ん」だよ、なぁ。って、まぁ、そんなことはワタクシにはどうでもいいけど、ぶつけるつもりで運転してるバカだけは首に縄付けて管理してくれ。アブなくってしょうがねぇからさ。東芝撤退、HD買った人は? 規格戦争で消費者置き去り>新世代DVDの規格をめぐる主導権争いは、「HD DVD」を主導する東芝が再生機器類の製造を停止する方向となったことで、今後はソニーなどが推す「ブルーレイ・ディスク(BD)」に一本化される見通しとなった。ただ、「消費者置き去り」のまま続いた規格戦争は、すでにHD機を購入した消費者への対応など、重い禍根をメーカー側に残す。「禍根を残す」って・・いやいや、残さないっての。「消費者置き去り」ったってさぁ。最初から規格が違うってわかってたわけだし。単に、見込みが外れたってだけの話だよ。ごくごく少数の「騙されて買った」って人もいるかもだけど、それは販売店との話なわけで。要するに、買った人達で文句が出るとしたら「こっちが主流になる!」って思って買ったけどそうじゃなかったってことなんでさ。アホか、そんなもの個人の責任だよ。それにしても、こんな記事出して煽ってどうしたいんだろうか。消費者運動とかに結び付けたいのかなぁ。東芝も、いちいちこんなくだらないことに左右される必要ないと思うんだけど、『消費者』っていうワケわかんない正義の盾を振りかざして「そうだ、消費者置き去りだ!」って舞い上がる利用者、いるんだろうなぁ。「何が撤退だ、ふざけるな!」とか言い出すんだろうね、きっと。ってかさ、だとしたら「ふざけるな!」はオマエなんだが。
2008年02月18日
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佐藤ゆかり議員 地元の後援会総会で東京転出を説明>衆院選東京5区への転出が決まった佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)は11日、岐阜市内で開かれた後援会総会で「皆さんに育てていただき、言葉に尽くせないほど感謝している。今後も岐阜から応援して」と国替えへの理解を求めた。まぁ、大方の予想通りの結果に着地したわけだが・・それにしても、選挙区は投票のために必要なんだろうけど、『地元選出』ってのが今言われてる様々な問題(例えば道路についてとか)の根幹のような気がするんだよなぁ。その選挙区で選出された人が、その地域のために(その地域を第一優先に)働かなければならない必然性がまったくわからんのよね。選挙活動を一生懸命やって、地域住民にも理解を得て、地元の有力者にもコネつけたりなんかして、まとめて票をもらえそうな団体にもペコペコして・・そうやって支持をとりつけながら戦うんだけど、これさ、当選して地元に根付いたら、そりゃ、有権者それぞれから見返りを求められるだろう。そして、次回の当選を目指してそれに応えようとするって。「道路欲しけりゃ造ります」ってさ。だから地域密着なんて怪しくってしょうがない。『密着』と『癒着』なんて紙一重なんだから。で、中央にゴリ押しして造っちゃうわけだ。そんな『癒着』を、本当はみんなは毛嫌いしてるはずなんだけど、どうも自分のところに関してだけはそうでもないみたいなんでさ。みんながみんな、都合いいんだ、これが。「うち道路いらんからそっちも我慢してくれ」なんて聞いたことないもんな。「そっちはたくさんあるじゃないか。うちなんか全然無いんだぞ」なんてのばっか。有権者の言うこと聞くばかりが能じゃないだろう。ムチャを言ってきたら「コラコラ」とたしなめろというんだ。何て言うんだろ、支援するっていうのも、『その人が好き』とか『意見に賛同』ていう理由もあるだろうけど、大体が自分(達)に何かしてくれるだろうっていう期待感が大きいからなんでさ。してくれるはず、してくれなくちゃ困る、とか。とりあえず、大なり小なり自分(達)に少しでも利する結果にしてくれそうな人を支援するというね。まぁ、生活がかかってるんだから当たり前なんだけどさ。これじゃ、不祥事も起きるだろうって。本来、国会議員なんてのは国に仕える人なんだから、もっと大局的な観点で語ったり動いてほしいんだよ。その都度その都度、せっせと継ぎ接ぎしてごまかしてたらそのうち破けちゃうっての。物事を中長期展望で語ってくれ。俯瞰して見てくれって話でさ。そのためには地元選出で地元ベッタリなんていらんのよ。そんなことだから、双方で利害が一致して変なことになるんじゃないか。そして、その選挙区に嫁入りするから『地盤』なんてのが出来上がっちゃう。さらに利害一致が強固なものになっていくというね。「養女に出した」とかいう武部氏のつまらない比喩はどうでもいいんだけど、それなら今回はその養女を売り飛ばしたってことだよ。養女に出した親の都合で、「今度はあっちの家に行きなさい」なんていきなり言われちゃってさ。子供の言い分なんて認めない。気の毒そうにしている近所の人達に対して、親思いの健気な子供は目に涙をためつつ笑顔で手を振るんだよ。「ばいばい、元気でね・・」って。いやいや、別に佐藤議員に対して同情してるわけではないんだ。あくまでも、武部氏の比喩に対する返しなんで、そこらへんは曲解しないでもらいたいんだけど、まぁ、いずれにしても現行の選挙制度ってどうなんだろうかって話でさ。大中小の選挙区制とか比例代表とか、そういうのよりももっと根幹から変えちゃえないのかなぁ、と。『現場を知らなきゃ』っていうのが建前になってるんだけど、それはそれでいいんだよ。たださ、その『知らなきゃいけない人』が地元選出じゃなくてもいいはずなんでさ。地元選出にするから地元代表みたいになって、当選時点から次の選挙までにどれだけ利をもたらすかばかりになっちゃう。以前にもどこかで書いた記憶があるんだけど、やっぱりくじ引きで決めたらどうかなぁ。選挙区も担当地区も。地元選出は市町村レベルまででいいだろ。都道府県知事もくじ引きでいいんだよ。当選してから決まるんだ。どこ担当になるかはそれまでわからない。そもそも、こっちならやりたいけどあっちならやらないなんていう、担当する場所で決める本末転倒なアホ立候補者は排除しちゃえばいいんだから。まず立候補するかどうか決める。するなら登録する。で、登録された人達をくじ引きで各選挙区(まぁ、都道府県単位でもいいけど)に分けて投票。当落が全て決定したら、当選者をくじ引きで担当地区を決めてさらに各選挙区に振り分ける。これなら、当選させてくれた地域の有権者に恩を感じて、ついつい悪事に手を染めちゃいましたなんてことも防げるし。いい考えだと思うんだが。武部・自民元幹事長前述した比喩や茶化した歌、そしてこの発言・・この人のセンスにはついていけん。ってか、キャスティングボードを握ってる大物政治家のような振る舞いが目立つんだけど、所詮、小泉元首相の威光を借りているだけのような。この人が騒がんでも、素質のある人は残るだろうに。「生かしてあげたい」とは何様か、と。この件と同じだよ。ってかさ、これで、この人が落選したら笑うな。
2008年02月15日
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給食費滞納の児童を名指し 全員の前で女性担任>水戸市立小学校の低学年クラスで今月、担任の30代女性教諭が児童全員を前に、1人の児童を名指しし「(給食費や教材費に)未払いがあり1万円あまりになる」と発言していたことが分かった。― 倖田來未、謝ったんだって。「あ、そう」― 何だか、あまり関心ないみたいだねぇ。「そうだねぇ」― あのさ、久々に出てきたかと思ったら、何なのよ、そのテンションの低さわ!「だって、別に関心ないもん」― でも、「35(歳)を過ぎるとお母さんの羊水が腐る」なんて、とんでもないことを公共の電波を使って言っちゃったんだよ??「そのようだねぇ。あのさ、この際だから言っておくけど、オレ、芸能ネタは好きじゃない・・ってか、どっちかって言うと嫌い。何でかって言うと、今回の件で言えば、確かに『羊水云々』の発言はどうかと思うけど、世間様はそういうアタマの弱さやら何やら、そういったものをすべて含めて『倖田來未』っていう商品を消費してきたんじゃねぇの?って思っちゃうから」― 消費?「まぁ『許してやれ』とは思わんけどさ。スタッフや世間とかの周囲が増長させてきたっていうのもあるだろ。調子に乗らせてきたってか。だから周囲の責任だって意味じゃなくて、言ってみれば、非常識ささえもウリだっていう送り手の思惑と、それをエロカッコイイとか何だとかしてきた受け手の了解がこれだけの人気を支えてたとも言えるんだしさ」― 確かに、すごい人気だった。「衣装にしても振り付けにしても何にしても、世間一般の常識じゃあんなこと出来ないわけだよ。現実的にはあんなカッコで街歩けないだろ・・ってか、歩いてるのもたくさんいるだろうけど、それはおいといて、もう、そういう虚構の世界にいる人達ってことね。マトモに考えるだけで疲れるもん。存在自体フィクション扱いでいいじゃん」― フィクション・・「活動自粛だの謝罪会見だの、逆に『何ですか?またプロモーションですか?』って感じがしてトホホな気持ち。謝罪会見って、『会見』じゃなくて『インタビュー』だろ。聞いてほしいことだけを質問させてさ。インタビュアーも、『うんうん』なんて理解示しちゃってるというね。アホか。涙まで流しちゃう予定調和的なお茶濁し・・それを『ケジメつけます』って言われてもさぁ。『はぁ、そうですか』としか言えんて」― だからって、暴言が許される理由にはならないでしょ。「だからさ、そんな暴言を言う(『可能性がある』とか『素地は十分にある』とかの)商品だってことは、みんな知らん顔してるけど本当は承知していたんだよ。そう考えると、逆に哀れにも感じてくるというね。アイドルなるものの宿命っていうか悲哀っていうか。それに、不謹慎に輪をかけるようだけど、オレ自身はそんなに暴言とも思ってないんだよなぁ・・」― あ、また、そんなことを・・(汗「まぁ、そりゃ『世の中の反応を考えたらフツー言わんだろう』ってのはあるけど、それはさっき言った彼女のアタマの弱さと(その周囲も含めた)非常識さで理解出来ちゃう。問題発言のあった放送でその部分をカットしなかったのも、謝罪会見が生放送じゃなく、しかも1対1でセッティングしたことによってプロモーションビデオみたいになっちゃったのも、『その周囲』の人達の価値観ってかセンスで理解出来ちゃう」― ある意味、起こるべくして起こった、と。「この問題に限らず、問題の本質よりも『謝罪させる』側と『謝罪する』側の関係ってのが、どんな形であるにせよマニュアル化してきてる印象を受けるんだよ。しかも、『謝罪させる』側ってのが、絶対的な正義を持ってくるんだ、自らを守る盾として」― 絶対的な正義?「そう、それを盾にされたらかなわない・・っていう。いや、本当は、例えば筋論でも理屈でもかなう場合が多いんだけど、それに抗うととんでもない総攻撃を受けるような。だから、最初から腰がひけちゃう。一応謝罪しといて大火事になる前にボヤで消そうと考えちゃう。これを、巷では『事なかれ主義』と言うんでさ」― 難しくて、意味がよくわかんない・・「例えば、冒頭に紹介してる給食費未納問題」― やっと、本題かぁ・・でも、この先生は非常識でしょ?「確かに言いたいことはわかる。それに、子供には何の罪もない。払うべきは親だからね。『配慮』という意味では足りなかったと思うよ。全員の前で言ったのもね。そういう意味で、この先生の常識は確かにズレてるって感じはする。たださ、オマエが間髪おかずに『先生は非常識』と反応したウラには、『子供がかわいそう』って気持ちがあったからだろ?」― そりゃそうだよ。子供には責任ないもん。「ほらな?」― ん?え?「その親子の詳しい事情はわからんからあくまでも一般論だけど、それが『絶対的正義』なんだよ。責められるべきは親だろ?でも、その親は、給食費を払わないという行為について子供を盾にして免責としてるんだ、勝手に。これじゃ、もう人質だよ。『文句があるなら食べさせなくたっていいわよ!』ってすごまれても、学校側としては食べさせないわけにはいかないだろ。それを計算してのことなんでさ」― そっか、食べさせなかったら、また問題になるだろうね。「思うに、無銭飲食を教えてるようなもんだって。小学生くらいだと、お金払わなくてもお腹がすいたら食べていいんだ、とか思っちゃうよ。もしかしたら、こういう子供心ながらの感覚が醸成されていって、将来的に『欲しくなったらもらっちゃお♪』ってトコに繋がってるかもしれないんでさ。要するに我慢のきかない子になっちゃうっていうね。本人からすれば知らず知らずに育まれてきた感覚なんだから悪気もないし、そうなってから『どうしてやったんだ』って叱っても何で悪いかすらわかんないって。そう考えると、給食費を未納にしてたら子供に食べさせなくてもいいんだ、理屈から言えば」― でも、子供がかわいそうじゃん。「そう、だから未納でも食べさせてあげる(しかない)。すると、もしかしたら最初は後ろめたさがあったかもしれない払うべき親も、『あ、大丈夫なんだ』と思う。それを知った他の親たちも『ずるいわ』と感じて『うちも』ってなるだろ。不公平感が徐々に広がっていくわけだ。中には、最初っから開き直って『払いません、義務教育なんだから』とか言うバカ親もいて、更に不公平感を増大させる始末。それもこれも、『子供』っていう盾を持っているからなんだよ。払わないなら食べさせないっていう、とってもフツーの感覚を行使すると総攻撃受けちゃうしな」― それが「絶対的正義」かぁ・・「人権バカが徘徊してるから厄介なんでさ。抗議を受けて学校側が謝罪するだろ?すると、もう今後は給食費未納についても厳しい督促はかけづらくなると思うよ。記事にあるような『確約書』なんてもらいづらいだろうなぁ。何かっていうとキンキンと絡んでくるバカ親が増えてるんだからさ。弱みを見せたらつけこまれるよ。そもそも、この件だって、当事者の親じゃなくて別の保護者の抗議だっていうんだから」― あ、ホントだ。「ま、この保護者がバカ親かどうかはわからないけど、昔はさ、給食費なんて集金袋に入れて子供に持たせてたんだよ。遠足の費用とかいろいろ。子供はそれを親から預かって、親の苦労やお金の大切さを少しずつ学んだ(まぁ、子供心ながら、だけど)。親は親で子供に恥をかかすわけにはいかないからね。何をおいても子供の教育にかかるものだけはきちんとしていたわけだろう。みんなが給食費を持ってくる時に、自分の子供だけ持って行けなかったら、それこそ『かわいそう』な思いをさせちゃうって必死だったんだよ」― なるほど。「それが今は口座振替が多くなって、手から手へのお金の移動がなくなったんだね。給与が振り込みになってから親父の威厳が無くなったっていう話を聞いたことがあるけど、お金の移動がなくなると、ある意味、金銭感覚が軽くなるっていうのもあるよな」― カードだとついつい買い物も多くなるし・・「そう、そういういろんなものと繋がってると思うんだよ。便利になるのはいいんだけど、もちろんそれに伴って失うものがたくさんある。メールが普及して便利になったけど、代わりに言語や空気感を失う、とか。お金を払うことによって受ける恩恵の天秤が自分の感性と合致しているか、なんてのは現金を支払って手で受け取るっていう一連の流れでしかはかれんのよ」― と思ったらこんな記事が・・「対症療法みたいで情けない話だけど、世間一般的な常識が備わっていない大人が氾濫しているとしたらしょうがないね。自分が食わなくったって子供の給食費は用意するって感覚、こういう人達には無いのかねぇ・・」
2008年02月10日
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<くりぃむしちゅー>「知事選出馬する」CM打ち切り>CMは、知事選出馬について二人がやりとりする内容で、同社によると「3月に知事選があることから、社内から『不謹慎では』という声もあり、打ち切った」としている。 ま、アレだ。最近は自粛やら謝罪会見やらが大安売りなんだけどさ。この記事だけを読んだ感想としては、何のどこが不謹慎なのかがさっぱりわからないというね。クライアントである地元酒造会社内から懸念の声があがったらしいんだけど、やっぱり過剰反応な感じは否めないんでさ。CM打ち切ってCM以上の効果を狙う、逆の意味での話題作りか?と。知事選に絡めたネタだとしても、別に現職や立候補者なんかを小馬鹿にした内容でもなさそうだし、その職や選挙自体を揶揄したものでもないし。重箱の隅をつつくような感じで言えば、「そんな軽い気持ちで立候補するな!」くらいだよなぁ。でも、それすら特段「不謹慎」て感じは受けないというね。だって、誰がどんな動機で立候補しようと勝手なわけで。この「不謹慎では」っていう声をあげた人(達)の理由を聞いてみたいんだよね。どうしてそう思ったのかなぁ。思いつくままにあれやこれや考えても、ワタクシの頭じゃCM打ち切らなきゃならんような理由が見当たらない。それにしても気になるのは、どうやってCM打ち切りを決めたんだろっていう、とっても下世話な感情でさ。決定権のある方々が何人いるのか知らんけど、継続賛成派と打ち切り派に分かれて侃々諤々・・それぞれの思惑が入り乱れてて、派閥ごとに票読みなんかがあったりしてさ。黒幕が暗躍してたりして、ワイロ渡して懐柔したりしてたんかな。「白い巨塔」の教授選さながらwずいぶんと大げさな話だけど、まぁ、現実的には「もしかしたら『不謹慎じゃないか!』って声が視聴者からあがるかもしれない。だって、知事選もひかえてるし。そんなリスクは・・それなら、いっそのこと打ち切って『お、きちんとしてる会社だ』と思われる方に賭けるか。少なくとも、今回の件で社名は覚えてもらえる効果は期待出来る」・・ってトコか。ま、現実的でもないか。でもさ、くりぃむしちゅーを起用する段階でお笑いの要素を入れたかったんだろうし、それが例えブラックユーモアだったとしても、社のイメージとしてそれは了解済での発信だったはずだろう。クライアントの姿勢が一貫してないと起用されたタレントが気の毒だっての。で、ワタクシはこの酒造会社を知らなかったんで、どんな会社なんだろうって検索してみたんだよ。 そしたら、Wikipediaにも掲載されてる有名な酒造会社なんだね・・ってか、これはおそらく社員の方が記載してるんだろうけど(実際のところは知らない)。まぁ、そんなことはどうでもいいんで、地元酒造会社のHPを見てみてみたんだ。くりぃむしちゅーのCM、宣伝してるよ・・打ち切りを表明してから間もないんで、まだHPの修正まで手が回っていないってことか・・?いや、でも記事発表後に最新情報がアップされてる。しかも、CM打ち切りには触れてない。関東ローカル以外の打ち切りだし、全面的なものじゃないからHPはいいんだっていうことなんだろうか。こらこら、あのCMは不謹慎じゃなかったのかって。それなら、この整合性をどうつけてくれるんだって話で・・やっぱ、とやかく言われる前に頭下げとこ・・っつー話だったってことか。いやぁ、どう考えても会社の株下げてるだろ、これ。恐らく、このニュース知った大半の人が「自粛するほどのことか?」って訝しがってる・・というより、ニュースになるようなことか??ってな印象だろう。自粛ってだけでも「はぁ?何で?」って感じなのに、頭下げてて舌出してりゃ世話ねぇっての。謝罪を求める世間と、それを疎ましく思うがゆえに意味も無くササっと謝罪してお茶を濁す対象者。どこか、おかしくないかねぇ。関連 「不遜な謝意」
2008年02月01日
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中国製ギョーザ食べ10人入院=千葉、兵庫の親子、腹痛や吐き気-農薬成分検出千葉県や兵庫県の親子計10人が、スーパーで購入した中国製冷凍ギョーザを食べた後、腹痛や吐き気、下痢などの症状を訴え入院したことが30日、分かった。ギョーザのパッケージからは農薬に使われる有機リン系薬物「メタミドホス」が検出された。いやね、ワタクシ自身、特別に偏見を持っているとは思っていないんだけどね。前回の日記『砂上の楼閣』で書いた内容はもとより、レスをくれたそーにゃさんのリンク先猛毒インスタントラーメンか?小学生4人、食べた直後に死亡―雲南省昭通市なんかも読んじゃうとさ。あっちの人は、使っていいものとそうでないものの区別がついてねぇんじゃないかとさえ思うんだよ。特に口から体内に入れるもの、もしくは入れてしまう可能性があるものについて認識が無さ過ぎやしないか、とさ。そりゃ、日本だってどこだってその程度の認識で商売やってるバカタレもいるだろうよ。腐った肉も、漂白剤で洗浄して使えだの言ってたバカ社長だっていたわけだ。これだって、もう詐欺レベルを超えて殺人(傷害?)未遂事件だろって話でさ。それを考えたら、産地偽装なんてかわいいもんじゃないか、なんて勘違いしちゃいそうでしょ。ただ、その産地が中国とかだったらイヤだなってだけで。それがさ、美味しいおいしくないの話だったらまだ許せるんだよ(いや、許せないんだけど、とりあえず許せることにする)。あちらさんからすれば、猿がむしって食べてた木の枝をかじった人間がお腹を壊した、程度にしか思っていないかもしれないけど、下手すりゃ生死にかかわることだからねぇ。業務用家庭用問わず使用されてる可能性があるらしいじゃん。新手のテロか?何て言うかさ、これからはレストランでも「この食材は○○から輸入」とか表示してほしいよな。中華料理食べに行ったとしてさ、ギョーザをきちんと作ってるトコばかりじゃないだろ・・ってかさ、ワタクシが行けるようなところはほとんどが冷凍ものだよ、きっと。それが、件のギョーザかどうかわからんだろ。こうなると、少なくとも中華料理店では何も食べれないって話でさ。野菜だって中国製かもしれない、とかさ。ラーメンなんて、煮汁に農薬が溶け出してるんじゃないかって。中華料理で炒め物が多いのは残り物をいつまでも使うからだ、なんて冗談も冗談じゃなくなっちゃうんじゃないかって。いつまで使ってるんだ、無くなるまでか?なんて考えてたらおっかなくて食べれなくなっちゃうというね。「あそこは安くてうまいんだよ」なんて話題になったって、それが生死のリスクを考えての選択だとしたら怖くて勧められんだろ。会見で、輸入元の会社が「細菌検査などはしていたのですが・・有機リン系などの検査は・・」なんて言ってたけど、そりゃそうだよ。そこまでは求められないって。通常、混入していなくて当たり前だもの。そんなこと言ってたら、ありとあらゆる物質について検査するしかなくなるんでさ。それを問題視してたら単なるクレーマーだよ。で、毒ギョーザを輸入したジェイティフーズ親会社JTの会見ね。TVで会見を見てても、今のところは真摯に対応しているように見えたな。単に頭を下げるというより、何とか説明を尽くそうって姿勢が伝わってきた。ワタクシ的には、だけど。で、一方の製造元と言われてる中国の「河北省食品輸出入集団天洋食品工場」側の対応ね。何で、あちらの人っていつもヒステリックなんだろ。これ、記事では「女性職員」ってなってるんだけど、ニュースで電話取材していた先の「広報担当」「営業担当」って人たちも一様に同じリアクションだったわ。「なに?何か文句あるわけ?」的な、ま、言ってみれば逆ギレ状態。っとに、しょーがねぇな。もうさ、あっちからの輸入、やめたら?さすがにこれだけ続くと、日本の消費者だって「安いからいいってわけじゃない!」って思うよ。少なくとも、選択出来る状態にしてくれって。とりあえずさ、そこで製造しているギョーザを従業員に食べてもらってさ。「食べてもらいます」なんて宣言すると安全なやつだけ食べたりするからさ。在庫からこっちでランダムに抽出して統計とってくれ。これから、輸入する時はこういう方法がいいんじゃないのかなぁ。現場の従業員からトップまで、全員に試食・・じゃなくて毒見してもらって、統計上OKな時だけ輸入、と。これくらい倒れたらダメですよって。でもさ、思うんだけど、この国でオリンピックってあるんでしょ。国土の広さと人口だけは巨大なんだろうけどさ。本当に大丈夫なんかね。ワタクシの勝手な私見なんだけど、中国ってただ単にスケールが大きいってだけのような気がするんだよなぁ。大味って感じ。日本酒を大ジョッキで飲めって言われてるみたいな。う~ん、わかりづらいかwオリンピックさ、やっぱり地元だもん、中国の出場者が軒並み高記録をたたき出すでしょ。まぁ、欧米の選手たちがアジアまで出張してくるツラさは2002W杯でも立証済みだけど、ワタクシが考える理由はちと違うんだよなぁ。中国も北京オリンピックを成功させるべく相当力を入れるでしょ。すると、他国の選手はみんな食事でやられちゃうんだよ。競技場より早急な医療施設の整備の方が必要か、と。日本選手団の方はこちらをどうぞ。
2008年01月30日
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小田和正の実家が仮差押え>“中高年の星”元オフコースの小田和正(60)の周辺が騒がしい。発売中の「週刊現代」によると、神奈川・逗子市にある小田の実家が仮差し押さえ処分を受けているという。まぁ、アレだ。世の中には「下衆」なんていう言葉が代名詞になるような輩が、それはそれはあちらこちらに氾濫しているわけで。頼んでもいないのに、無理やり「コレだ!」と決めた対象物に向かって、あれやこれやとたいそうぶって解説したり理由づけたりしながら食い扶持を稼ぐのが常套手段だったりするんでさ。いわゆる芸能ネタってか、それらを取り扱う各種媒体にその辺の下衆な感情ってのが育まれているというか。いやね、週刊誌とかワイドショーが下品で、報道番組やドキュメンタリー番組が高尚だなんて気持ちはサラサラないんだけどね。芸能リポーターと政治記者で優劣があるとは思えんし。ただねぇ、無理やり「騒がしい」としている感は否めないんだよなぁ。「騒がしい」のはオマエらだろうって。もともとは、確か月曜だったかの発売の「週刊現代」のトップ記事。いやはや、昔からスキャンダルとはほとんど無縁だった小田さんのことだから、見出しだけを見た時にはびっくりしてさ。ってか、びっくりとは言っても、記事に対するものではなくて、週刊誌の見出しになっちゃってるよー、ってことになんだけどね。ファンで買った人はいないと思うけど、ワタクシも買うのはアホらしいんで立ち読みしてさ。そしたら、読み終わった時に再びショックを受けたんだよ。な、何が言いたいんだ?このバカ雑誌は・・って。買ってないから詳しい記述は忘れたけど、おおよそ冒頭リンクの日刊ゲンダイの記事と同じ感じ。ってか、日刊ゲンダイも自分とこで取材してるわけじゃなく、週刊現代の記事に乗っかってるだけなんだけどさ。「現代」繋がりで同じ会社なのかな。見出しだけ拾えたんで参考までに。“ラブソングの神様”の素顔 年収2億円を超えるセレブ生活と家族の絆は――小田和正【60歳】「実家仮差し押さえ」で「93歳父はがん」でもなぜ救わないのか>'70年のデビュー以来、「オフコース」として、ソロとして、数々の珠玉の名曲を奏でてきた“ラブソングの神様”。だが、彼に愛や絆を歌う資格は、本当にあるのだろうか。いや、「あるのだろうか」と思いっきり上から言われてもねぇ・・別に、アンタらに問われる必要はないです、としか言えんだろ、ふつー。返す刀で「アンタらに、他人のことをとやかく言う資格が本当にあるのだろうか」って話でさ。こういう、余計なお世話をやくことを正義の鉄槌とでも思っているんかな。もしそうだとしたら、この人たちの言う「正義」って何なんだろ。で、前述したショックってのが、この見出しと本文のとんでもないギャップなんだ。心底、何が言いたいんだかさっぱりわかんない。この見出しだけ読んだら、小田さんは親孝行もせず実家の薬局の現況すら顧みず、膨大な収入をもとにセレブ生活(書いてて恥ずかしいな・・)を続けている。そんな無慈悲な人間に愛や絆を歌う資格などあるものか!ってな本文を想像するでしょ。全然違うんだ、これが。週刊誌に限らず、スポーツ紙やTVの番組欄なんかもそうだけど、限られたスペース(紙枠)の限られた文字数、そして目を通す読者の限られた時間でどれだけ引き付けるかってのが勝負なのはわかる。わかるんだけどさぁ、見出しと本文とで主旨が乖離してたら、それは嘘ってことだろうって話なんだよ。当事者のコメント以外、ほとんどが憶測だもん。笑っちゃうのは、「小田は過去に父や兄と仲が悪いと報じられたことがあるだけに……。」なんてもっともらしく記事にしてるんだけど、別に当事者が宣言したわけじゃないからね。男なら、親父を疎ましく思ったり兄貴と喧嘩したりの話は無数にあるんでさ。例えばインタビューなんかでそういう発言をすれば、バカなマスコミなんかは針小棒大にそういう報じ方はするだろうよ、今回みたいに。実は、報じたのはオマエらじゃねぇのか、って。で、週刊現代も日刊ゲンダイもそうなんだけど、実家仮差押えと父親の病気に触れた後は小田さんの現況を解説するんだよ。アルバム『自己ベスト』『自己ベスト2』の記録やら他アーティストとのコラボの話や、今春からスタートするツアーのことやら。そもそも、週刊現代では「数々の珠玉の名曲を奏でてきた」なんて紹介してるくらいだもの。知らない人が読んだら、何だ、小田の宣伝記事じゃねぇか。なんて思われちゃうかもしれない内容なんでさ。バッシング記事にしたかったのが、文章を構成していくうちにちょうちん記事になっちゃってるというね。まぁ、ちょうちん記事ってほど持ち上げてはいないけど、見出しから考えるとやっぱり何が言いたいんだかわかんない。下衆な話題ってだけでも物悲しいのに、この文章力の無さが読んでいて哀しいくらい・・要するに、単に余計なお世話をやきたかったってことか。そもそもが記事にするようなことなんかなぁ。バッシングしたい部分だけ取り出してみても、家族間の話だろ、これ。それに、実家を任されてきた兄が、経営が厳しくなってきたとは言え、弟に「何とかしてくれ」って言うかなぁ。お兄さんがしたように、いらぬ心配をかけないようにと思って隠すよなぁ。少なくとも積極的には話さんだろ、と思うんだが。いずれにしても、その存在意義が(芸能界に)生息するということで成立しているタレントならともかく、そういうんじゃない人に対してはその道に関係する記事で話題にしてあげてほしいよね。アーティストに限らず俳優さんとかにしても。いやさ、別に小田さんのファンだからってことじゃなくて、ホントそう思うんだよ。まぁ、こうやって反応すること自体、釣られちゃってるとも言えるんだけどさ(汗今年はツアー行くぞぉー!目指せ、8月の横浜!
2008年01月26日
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新たに4社発覚 「鳴門わかめ」産地偽装、県が厳重注意へ >「鳴門わかめ」の産地偽装が相次いで発覚している問題で、徳島県は二十五日、鳴門市内のワカメ加工業者四社で新たに偽装が判明したと発表した。四社に対し、週明けの二十八日にも日本農林規格(JAS)法に基づく厳重注意処分を出す方針。鳴門わかめの加工業者で産地偽装が判明したのは計八業者となった。「鳴門わかめ」に不適正表示 県警が県内3社を捜索 >鳴門市内の海産物加工会社が中国と韓国産のワカメを混ぜた製品を「鳴門わかめ」と表示して販売したとして、徳島県警生活環境課と鳴門署が、十九日に不正競争防止法違反(原産地の虚偽表示)の疑いで三社を家宅捜索していたことが二十一日、分かった。それにしても中国、相変わらずすごいな。以前に、中国で開催されたアジアカップの時期に「サファリパーク」ってのを書いたことがあるんだけどさ。しばらくここを更新していない間にも、ずいぶんといろいろやってくれてたみたいだよね。一番笑わしてくれたのは、やっぱり石景山遊楽園でしょ。模倣王国ここに極まれり、だよなぁ。知的財産とかいう認識・・いや、言葉すら知らんのだろうなぁ。早く進化をとげてもらえればと思わずにいられないっす。で、笑い事ではすまされないのは、小児用の玩具に鉛は混ぜちゃうわ、いろんなものに何だかわかんない有毒物質が混入してるわって、もうね、あのアジアカップでの喧騒の原因は反日教育の賜物(?)かと思ったんだけど、今思えば、実は小さな時から日常的にこういうものに触れてきた副作用の表れだったんじゃないかとさえ思うよ。そういえば、尋常じゃなかったものな、あの狂乱ぶりは。なんていろいろ検索してたらさ、こんなの見つけちゃってね・・ウケ狙ってるのかと思ったよ。中国製の玩具の危険性(とその対策)を連ねてるページで「家庭の医学」だものなぁ。「オモチャに使用されている有毒物質で影響が出た時に!」って意味なんだろうか。隣のバナーには「雑穀ご飯」の紹介があるんだけど、こうなると、何が入ってるかわからないよな・・ってか、この雑穀ご飯の具が中国製かどうか知らないけど。で、今回は、国産だとして販売していたワカメ加工業者の製品が、実はその中国産だったり韓国産だったりっつーわけで騒ぎになっているんでさ。そりゃそうだよ、こんなのを一気に読んでみれば、普通の感覚としてその国のものは買いたくなくなるって。しかも、その「鳴門わかめ」ってのがブランドとして成立しているらしいところがまたややこしいというね。ちょっと前の比内地鶏と同じ感じ。食品(産地・表示)偽装なんかのニュースを聞くたびに素朴な疑問がいつもわくんだけど、こういう業者に対する処分て、だいたいが「厳重注意」とか「是正支持」なんだよね。まぁ、文書なのか口頭なのかはわからないんだけど、この罰則にどれだけ抑止力があるのか甚だ疑問なんでさ。オフィシャルな場では神妙な面持ちでも、何となく「はいはい、注意します、それじゃどーも」って感じだもの。指導する方は指導する方で、「コスト管理が厳しいこのご時世、気持ちはわかるよ」って。「まぁ、これにめげずにまた頑張りな」なんてさ。励ましてんの。肩なんかポンポンと叩いたりしてさ。いや、叩いてないか。「今度うちに遊びに来なさい、相談に乗るよ」って。変に癒着してたりしてさ。上納金として売り上げの何%かを持参して相談に行くんだよ。「よろしくお願ぇしますだ」って。まぁ、冗談はおいといて、もっとも、違法行為を繰り返したり悪質だったりすればそのうち業務停止命令とかに発展するんだろうけど、その業務停止だって、そもそも大手企業でない限りそれほどダメージ受けんだろう、実際問題。それこそ卸業者だとか仲買人だったら、エンドユーザーからすれば実感ないし。仕入れる方も、安値で入るんだからまた使うってば。指導する側もされる側も、一応儀式だからって感じなんだよな。うなぎなんかもそうだけど、産地や表示を偽装することによって利益を得ている(増大させている)んだとしたら、それはやっぱり詐欺だと思うんだよ。鳴門わかめが食べたい、国産のうなぎを食べたいと思って購入している人に対してばかりでなく、中国産だけは食べたくないっていう消去法的な人に対しても選択するうえでの材料を偽ってるだろう。そういう人は、中国産だと知っていたら購入しないんだから。よく、報道番組なんかで「産地を突き止めた!」みたいのをやってたりするでしょ。現場をおさえてからリポーターが「これ、国産ですか?」とか聞くんだよね。すると「当たり前だ!」とか胸張ってるんだよ。さらに「空港からずっとトラックを追ってきたんですけど」と突っ込むと「・・・」ってことになる。で、この業者が摘発されて、カメラの前で指導文書を受け取る時になるとずいぶんと愁傷でさ。絶対、腹ん中で舌出してるって。その業者の言い分てのが、輸送費などの高騰でこうするしかなかった、とかね。このところの不景気でぎりぎりまでコストを圧縮するしかなかった、とか。で、TBSやテレ朝のキャスターやパネリストなんかは「確かに(産地)偽装(表示)は良くありませんが、こうしなければならなかった背景を政府には強く認識してほしいですね」とか、ワケわかんないコメントで括るというさ。オマエらみたいのが助長してるんだよ。いずれにしても、ここのところの偽装問題にはいささか食傷気味でさ。悪意があって偽装しているんだとしても、そもそもその表示義務には抵触していないとかってこともあるらしくて、言ってみればそっちも問題だろうって話だよ。例えば、刺身なんかは、柵で売る時には産地の表示が決められてるんだけど、切って盛り付けてある盛り合わせになると表示の義務が無くなるとか、何だかよくわかんない。業者間取引だと表示義務が緩和されてるっていうのもよくわからんのだよね。例えば、ABCDとあってDがスーパーの店頭だとして、BC間の表示義務というのがAやDに比べると緩いらしいんだよね。項目が少ないのか基準が緩いのかまでは理解してないんだけど、少なくとも違いはあるらしい。話をわかりやすく、表示すべき項目が少なくて産地(表示)はそれに当てはまらないっていう極端な例にすると、AB間ではきちんと報告されているものが、BC間では変わっちゃう可能性があるってことなんだよ。日本国内の業者であるAが中国で生産させているものを、BはCに対して「日本国内の業者が生産しています」って言えちゃう。故意であっても過失と言えるし、それを取り締まる体制も曖昧・・「これから気をつけてください」で済まされちゃう現状ってのがなぁ。このへんのルール作りを何とかしてほしいんでさ。最近・・ってわけでもないんだろうけど、生産者の顔が見える販売を目指してるスーパーなんかが多いよね。栄養価が高いとか有機栽培だからって理由ばかりじゃなくて、ある特定の産地は避けようって意識もあるんじゃないかな。そうじゃないと、さ。食品と一緒に『家庭の医学』を購入しなくちゃならんことになるし。
2008年01月25日
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いやぁ、久々だなぁ。ログインページもすっかり様変わりしててびっくり。あ、どーも、街です。何年ぶりだよって話ですが。へへ。え?これから書くのかって?へへ。以前みたいに毎日は無理だろうけど、週1日とかなら大丈夫かなぁって。自分に課すことなく不定期になら。これまでも、いろんなニュースを見聞きしたり映画を観たりする度に「書きてぇー」とかは思ってたんだけどさ。とにかく時間が・・書いたり止めたりするのも何でしょ。これまでも数少ないここのファンの方々が、「再開希望」のエールを私書箱に投げ込んでくれてたみたいだけど、やっぱり時間がね。ワタクシ頭悪いから、日記書くのとっても時間かかるんだ、ホント。時事ネタを中心に、出来るだけ頻繁に更新しようと思ってやってたんだけど、それがどんどん負担になっていったんだな。書きたいことを書きたい時に書くというより、「更新しなくちゃ」っていう強迫観念にとらわれて無理やりネタ探して書いてるっていうか。結局、無理やりそうしてるから質も落ちていったしさ。これじゃ、本末転倒だなって。本文そのものよりBBSでのやりとりにおいて、書き込んでくれている方々に対して真摯に向き合う時間が無くなっていたというか・・以前は、本文を書く時はもちろんBBSでのやりとりについても、その書き込みに対して時間をかけて熟読して、真剣に相手とやりとりしているという自負があったんだよね。それが、時間的制約なんかからレスに時間がかかるようになって、書き込みに対して迅速に対応するには読み込みもハショらなきゃいけなくなって。更新しなくなってからも、一応気になるところなんかは観覧してたりしててさ。たまーに私書箱にコメントがあったりするから時折ログインしてみたりはしてたんだけど、そのせいで楽天内のサイトについては足跡を残しちゃった時もあったり。つけられた方からすれば、まるで幽霊が徘徊しているようだったろうね。昨年末に、昔ここでお世話になったkwatchさん(知っている方もいるかもですが)のHPに行ったんだよ。gooの方。そしたら、まぁいろいろな事情があったみたいでね。そこは閉まってた・・ってか、公開はされてたけど更新はしていなくてさ。ここ2年くらいお邪魔していなかったから、そんなことになっているとは知らず、驚いたんでコメント入れたんだ。で、結構すぐに返事くれてね。それもびっくりだったけど、移転しているとのことでアドレスを教えてくれてさ。一度止めたんだけど、いろいろな決意のもと再開したんだそう。その理由がね、ワタクシの今回の「久しぶりに更新してみよっかな」の動機になっているんだ。やっぱ、書き続けてた経験があると、書きたくなってしまうのです。普通に当たり前なんだけど、とってもよくわかるんだよなぁ。自分が書くこともそうだし、それに対するリアクションも含めて。不特定多数の中、自分の主張を投げかけると様々な波紋を起こしたり、予想範囲外の違った考えが返ってくることもあってね。それが自分を成長させる。ワタクシがここで更新していた頃もホントいろいろあったけど、今思えば、社会人になってからはあの頃が一番頭を使ってたかもしれんなって感じだもの・・はは。もちろん、この言葉だけ抜粋すると読む人によっては曲解されかねないんだけど、kwatchさんの場合は、ある出来事を経たうえで自分を律していくことで再開したんだね。そもそも、人によって、それは気づかず(もしくは気にせず)素通りしてしまう出来事かもしれないんでさ。でも、やっぱりそういうんじゃなくて、ワタクシもそんな時には一度立ち止まって振り返る人でいたいなと思うんだ。そういうわけで、不定期での更新てことで再開しようかと。強迫観念から脱して、書きたいことを書こうと思ったスタイルで書きたい時に書きたいだけ。昔は、分量も「あ、これじゃ短いかな、もっと掘り下げた方がいいかな」とか考えながら時間かけて練ってたからなぁ。そのせいで無駄に長い回もあったし・・はは。まぁ、今後は肩肘張らず、更新ペースとしては週1回を目標に!!いや・・ちょっと待て。少し緩めて月4回にしよっか(汗とにかく、これからもよろしくです。
2008年01月13日
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