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あまくにけえです2007年2月22日から始まった日記をおまとめしてたものをUPします。当時、ブログを書き始めて初々しく、非常に恥ずかしくもありますが・・・さて、いきなりですが大黒様の奥様のことをグレースマダムと命名いたしますグレースマダムとは???グレースマダムはときどき、おかあさんですグレースマダムは夢を語れる友人ですグレースマダムはだいたい前向きですグレースマダムはわくわくが好きですグレースマダムはだからときどき飛びますグレースマダムは優美さ、寛容さがテーマですグレースマダムはゆとりがありますグレースマダムを表現すると”ふっくり”ですそして、しつこいようですがグレースマダムは大黒様の奥様なのです大黒様とはご存知のように、五穀豊穣の神、縁結びの神、七福神の筆頭、日本を代表する福の神でありますね一家の主のことを大黒柱といいならわしていました。家のお父さんは昔、大黒様だったのですね大黒柱が日本の家屋から姿を消して、世の中も様変わりしました。昔のオヤジ・・・ではなく現代に生きる大黒様も結構がんばっていると思うのです結構がんばっている大黒様ですが、今のところ孤軍奮闘のヒアイを感じますねヒアイと疲労に埋もれている大黒様を磨き上げて、玄関先に福の神として祀り上げましょうよ望みは何ですか?子供にいい教育を受けさせて(東大生の親の平均年収をご存知?)、値段を見ないで自分に似合ったものを選びたいし、年に二回は海外旅行に行って、お気に入りの絵や彫刻を見たり、おめかししてオペラやバレエを鑑賞したり、暮らしたい家に暮らし、しがらみなく住みたいところで生きる。自由に生きることができる自由になって、そのときに一番の望みを、一番楽しいことを、一番嬉しいことを、感動できることをやっていたいと思いませんか?感動をもって生きていると、周りにもその熱が、じわじわと伝わります。自分が世界の役に立てるとしたらそういう時にこそ。一番役に立っているときが一番輝いていると、あまくには思うのです。二番ではだめなんです。でも、この世に一人で生きているわけではない私たち。家族という、一族という、会社や学校という、地域という、日本という、地球というしがらみの中で絡まって生きています。ええいっ!やかましい~と断ち切ってしまうのは美しくない・・・と考えるあまくにです。自分がまず一番を選択し、家族とその幸福を分かち合い、元気に会社や学校を盛り立て、日本を美し国にし、末永く地球のいのちが続きますようにと、願うのです。あれもこれもすべてが円満に繁栄することを第一番に望むのです。一番楽しいことに没頭できる自由それが許される身分になることは、心が自由自在の境地になっているってことなんでは?ってかんがえます。そんな人、周りにいますか?あんまり見かけない?それはやはり、そうなるための特別な秘密のルートがあるからでしょう。秘密のルートを知りたいと思いませんか?あまくにはとっても知りたいのですだから世の中に貢献されている大黒様を排出したご家庭の奥様にその秘訣をインタビューし、そのレシピ(秘伝)を紹介して行くことにしました。
July 10, 2010

こんにちはにけえです。今日ご紹介するグレースマダムは H町のM夫人です。2007年2月19日取材 M夫人愛用の ポシェット 年齢 60代 家族構成 4人血液型 A型誕生宮 蟹座M夫妻は典型的なおしどり夫婦です。M夫人が心がけていることは「大事なことはいつも一緒に」心に願う、心底願う、望みをご夫婦ともども成就されたそのレシピを次回から探ってまいります。
July 9, 2010
「病気治し」というのは、重いテーマですね日本は長寿国ですし、長生きするなら健康に・・・と思うのは誰しもです食生活然り適度な運動然り規則正しい生活しかりわかっているのですよ誰しも、わかっちゃいるけど○○○だから、時々病気になります40、50になりゃなにかしら不調は出てくるのですよ病気というのは生活習慣とか、環境とか、考え方とかストレスだとかさまざまな原因が、長年の積み重ねによって結果として肉体に現れるものですよね原因結果のスパンが長いことが多いので、つい油断してしまいます楽なほうへ流れますもう少ししたら散歩などやろう、あとちょっとだけ飲んだらやめよう・・・とつい後回しにすることの筆頭かもしれませんM夫人のご主人の場合それは結核として現れました入院ということですから、隔離のための入院なのでしょう結核は基本的に二種類の投薬治療で結核菌を封じ込めるのだそうです病状にも拠るのでしょうが治療には6ヶ月ぐらいはかかるようですTBさんの入院日記ブログによると肝機能低下や薬疹など副作用もあり、やはり相当大変なことのようです結核は空気感染です結核予防会によると世界の総人口の3分の1(地域格差はあると思われますが)の人が結核菌を体内に持っているということですただ、発病にきっかけがありますそれは免疫力の低下TBさんも免疫力の向上は生活テーマになっているようです先の見えない治療のダメージ、という言葉が物語るように入院治療に入るときのM夫妻の不安はいかばかりか・・・TBさん、夜も眠れず、食事制限をして、検査の日々そんな時M夫人がしたことはお祈りでした病気平癒を神様に祈りましたご主人を連れて「癒しの光が主人の患部に届きますように」と祈りました夫が病気を得てしまったとき、入院を控えているとき妻にできることはそうですよね祈ることしかできないでも、でも・・・でも不安で祈ったとしても不安でしばらくは何も手につかないでしょうM夫人は違いました祈りの帰り道の車中妻 「よかった~ よかった よかったね~とうさん あ~よかった~ ホントよかった これで大丈夫 よかった よかったわ~ ありがたい ほんとにうれしいね~」夫 「・・・(汗)」夫 「お、おまえな・・・(汗)(汗)」夫 「・・・おれはこれから入院するんだぞ」妻 「だって、ほんとによかったんだもの~!助かった~!!ほんとによかったわ~」そして、入院の日を迎えました今一度、治療のための検査が行われます医師 「」医師 「な・・・い?Σ(‘□`;)」検査の数値上、結核が見当たらなかったのです。誤診であるはずがない、と医師が言います。しかし、現実に結核がない3週間調べても調べてもないのですM夫人も誤診だとは思っていません病気が消えたのですもっと正確に言うとするならば病念が消えたときに病気が消えたってことなのです?・・・はい~っ??この場合ポイントがいくつかあると思います第一に祈りの場所。数多おわす神様の中でもしかるべき権威、専門家に祈ること。神様にも専門があるということは大概の方がご存知ですよね。第二にM夫人の確信に満ちたプラスの言葉。心底の喜びを、しかも間近で、10回連続で夫人は唱えた(というよりは喚いた?)のです。ご主人の免疫力は振り切れんばかりに上がるものと思われます。こうなると「魔法の言葉」ですね第三に魔法の言葉がよい点は、自分の耳からも確信し、ご主人をも病気平癒を確信させる力が発動したということでしょうか。病念は本人にも、家族にも残っていてはいけません第四にはきちんと西洋医学的に病気に対処しているところです。数値を測って結果を受け止める。正面から病気と対峙する勇気があるつまり光が患部に及びそれをしっかり受け止め治癒を感謝してしまう病念を二人の中から追い出したという流れでしょうか奇跡ですよね?でも私たちにも起こしうる奇跡かもしれませんM夫人の体験と似たようなことがこの本にも書いてあります 『自分を生かす人生』本多静六著 竹内均特別解説 三笠書房興味がおありの方は読んでみてください(続く)
July 8, 2010
M夫人というのは非常に好奇心が旺盛なマダムです取材をしつつ、油断をすると逆にこちらが取材されてしまいます耳の傾け方が、良いのでしょうね。的を得た質問を繰り出されるので、つい横道に・・・さて、M夫人の秘伝公開はまだまだ続きますよご主人の病気の疑いが出た一連の出来事の中でM夫人は少しも悲壮感や絶望感を持ちませんでした。「なぜ、私たちがこんな目に遭わなくてはいけないの?」とか「なんて不幸なの?」その代わりに「これは、何か忘れているものを教えてくれているのではないか?」「気づくべきことがあるのではないか?」と考えました。確かに人生の山ではあったのです。問題やトラブルから逃げてしまいたい。面倒なことは見ない振り、聞こえないふりをしてやり過ぎたいというところがありましたけれども夫の病気という逃げられない事件が生じたときに夫人は底力を発揮しました自分が「できること」は何なのかを知りましたただ 「念い」が「自分のできること」を飛び越えることが時々、起こりました「念い(おもい)」をインスピレーションと訳すことにしましょう時折今生きている自分には困ったインスピレーションが沸くことがあるのですそれは行動を促すインスピレーションなのですが、果たしていいことなのかいわゆる「魔が差す」といわれるものなのか今の自分にはその選択ができない、という念いが湧き上がることがありました☆☆
July 7, 2010
たとえば100年戦争のフランス、「オルレアンの乙女」と呼ばれオルレアン開放に貢献したジャンヌ・ダルク彼女は「できない相談」をインスピレーションによって受け取りますこのインスピレーションは大天使ミカエルということで、神の啓示とされていますわずか17歳の乙女にオルレアンを開放することができる、と自分で思うでしょうか?やはり思えずに何度も打ち消し「インスピレーション」に対してお断りをしたのですしかし、歴史は彼女を手放しませんでしたいえ、というよりは、心のそこから湧き上がる思いに彼女自身が決心をし、決意を固め、確信してゆくのです。「私がオルレアンの乙女」であるとたとえば、ナイチンゲール「クリミアの天使」と呼ばれた彼女の元にもインスピレーションは少女のころやってきます良家の子女であり頭脳も明晰であるナイチンゲールが、当時非常に身分の低い、下働きともいえる看護婦の仕事を体系化し、今のように立派な尊敬に値する近代的な職業にするまでには相当な決意と説得が必要だったことでしょう無理難題を自分に強いるインスピレーションは大きな仕事を成し遂げるときには、やってくるんですかね消しても消しても湧き上がる「念い」情熱といってもいいかもしれませんね菩薩の大願といえば、奈良の大仏建立今でも小学校の修学旅行で訪れ、私たちはその威容に触れることができますさまざまな物語を生み、感動とともに今に生きる日本人として当時の日本人と心を摺りあうことができるのは、多くの人の血の汗と涙と、それを突き動かす決意があり、実際に触れることができるものとして残していただけた事の勝利・・・文化がそこに存在していますからきっと大仏建立にかかわった一人一人にインスピレーションは降り、そして、個人レベルでの選択と決意が成り、「実現」に及んだのですさまざまな個人に及ぶインスピレーションを受け、行動したとき当時の誰もが「そんなばかなこと」「子娘が」と世間の人々は嘲ったでしょう「なんて無謀な」「普通の花嫁になって」と両親は嘆き悲しんだでしょう「無理だ」「絶対自分は参加しない。こんなに貧乏なのに何ができる。」と怒り心頭に発し、関わることを拒んだたかもしれませんけれど情熱は消えなかったのです消えるどころかシケッた一人一人の心を暖めさらには火を点じ情熱のともし火を移して移して広がったのですそして成ったのです歴史はそう教えてくれますM夫人にもそれがやってきました無理難題インスピレーションが降りたのですこんなときあなたなら、どうしますか?
July 6, 2010
『天職の作法』(小阪裕司著 大和書房)で小阪氏は「人ってのは、本質的に<意味>を求める存在なんだね。<意味>。自分が生きている<意味>。」という表現をされています。「ノックの音」というのは自らの内から沸き出でる「根源のエネルギー」であるとジャンヌに及んだインスピレーションの主は「大天使ミカエル」といわれています「神様どうぞ、祖国をお守りください。祖国のために私ができることは何でしょう?」というジャンヌの祈りに対し、背負えるとは思えないほどの天使なる命が言い渡されます。「内なる根源の願い(エネルギー)に、大天使が呼応した」というのがジャンヌダルクが聞いた「ノックの音」だったのでしょうナイチンゲールの場合は、茨の冠をかぶった輝くキリストが自分の寝室に現れ“To my service!(われに仕えよ)”と呼びかけられた感動を日記に記しているようです英国社交界にデビューする直前の16歳のときでしたやはり、このときにはまだ「いったいどうやって、何をして仕えたらよいのか」がわからなかったのですが英国の上流階級には哲学がありますノーブレスオブリージュ(高貴なる者の義務ーフランス人が初めてこの言葉を使った)ナイチンゲール家もたがわず、近くの農村地帯の人々の病気見舞いなどして歩いていましたが彼女の希望はその程度のものでは収まらなかったようです「胸のなかから声が響いてくる」「私を呼ぶ声がする」と結局31歳のときに両親から自立を許されドイツに看護留学するまで内なる響きによって、毎日強くサトされ、決意し、猛反対の周囲を粘り強く説得しつづけたのでした偉人の生涯には、こういったこともあるのでしょうか・・・いいえこんな問いかけが沸いてくることがありませんか?今夜は、終業ぎりぎりで顧客からクレームが入り、対応で必死。謝り、手配し、下請けにも謝り、何とか話をつける。残業でしかもそれから夜の街へ繰り出して、走って終電にやっと間に合った。飲んで走ったので、ひざに力が入らない。終電って結構込んでいる。きもくて倒れそうだ。うつろな目でやっと見つけた空席一駅目。どさっと腰掛ける。まもなく、駅から乗り込んできた老夫婦。こんな時間に・・・しかも、なんでだようちのまえにたつなよ(泣)いいや、寝たふりしちまおうそんなときだ「おまえ~。夢見悪いぞ~」(汗)「こんな時間に年よりはつらいよ~」(汗)うちもつらいべ(汗)「一生立ってろってわけじゃない。」(泣)うちにとって今はこの座席がいちばん大事!!そうなんだ不思議なことに一番大事なものを差し出せそういってノックの音は響くがんがん響く電車の席は時々は譲ることができるでしょうしかし一番大切な宝物を人に譲ったりできるものでしょうか一番大切に抱きしめているものを捨てることが、できるのでしょうか無理難題インスピレーションというのはこういうことをいうのです前出の小阪氏もノックを聞いて一歩踏み出すのは勇気の要ることと言っていますがM夫人にもノック音は響いたのでした一番大切なものを差し出しなさい
July 5, 2010
『賢者の贈り物』O・ヘンリー若くてまだ貧しい夫婦が、もう直やってくるクリスマスに互いに何を贈ろうかと頭を悩ませています夫は妻の一番の宝物である美しいブロンドに飾る髪飾りがほしいと思いましたけれども、それを買い求めるお金がありません妻は、夫が一番大切にしている形見の懐中時計にぴったりの鎖をお店で見つけましたそれは金でできていて非常に高価でしたとても買えませんとうとうクリスマスの日がやってきました夫は妻に小さな包みを渡しました妻はなぜか帽子を被り、さらに小さな包みを夫に渡しながらクリスマスを祝いました互いに贈られた包みを開けると夫は包みの中に金の鎖を見つけました「どうやってこれを・・・」妻は輝く髪飾りを見つけました「・・・」妻は帽子を取りました妻の頭には、宝石のようなこのコームを飾るべき見事なブロンドはすでにありませんでした「売ってしまったの」夫の胸のポケットにいつものふくらみがありませんでした質屋に預けてしまっていたのですーーーーーーーーーーーーーーー互いに一番大切なものを差し出して金の鎖や輝く髪飾りを手に入れたのではありません互いへの信頼、互いへの尊敬、一番に思うまごころを贈り、まごころを受け取ることの歓びを知ります感動し、そして互いへの感謝のおもい神様から来たような崇高な気高いそうした心の奥からわき出でる歓びにあふれ一生を通して育むことができる豊かさの核愛の器を手に入れたのではないでしょうか「歓びがあふれる」その体験が人にとって大きいのかもしれません歓びにあふれると愛の器が広がるまた、歓ぶ溢れる・・・これを繰り返したら愛の器が限りなく大きくなって豊かさも大きくなる『スイス人銀行家の教え』本田健著 大和書房にビジネスをマスターする方法が語られています。その中に「感動、感謝、癒しが起きる」というのがあります感動がビジネスに・・・豊かさに必要なわけがちょこっとにけえの五臓の腑に落ちてきました(^^)この賢者夫婦は互いに、同時に純粋な愛の形が現れて幸せです現実世界に生きる私たちには、時間がずれていることが多いと思いませんか?家族の誕生日はずれていますし父の日、母の日何かの記念日やクリスマスは同時ですが、去年と比べたり・・・ギブ・アンド・テイク交換条件対価経済観念としてはそういう考え方を当たり前にもってしまっていますなぜなんでしょうね?
July 4, 2010
「一番大切なものをただで差し上げる」「ギブアンドテイクではなく無償で与える」こんなテーマについて考えますと思い出すことがありますね小さいころ、毎日保育園まで歩いて送ってくれた母年長になって、その日は忙しかったのか途中で帰ってしまった母不安で、泣いて、泣いて振り返ると、朝日にシルエットになった母の日傘が忙しくゆれていた小学一年の父親参観日お弁当が要ることを知らないでいた私は父親が試食するはずの給食を食べた何年もしてから、あの時お父ちゃんはおなかが減らなかったのだろうか?と思うと涙が出てきた私がしてあげることは、その小さな頭では何も思いつかなかった思い出すことも少しあり忘れていることもたくさんあり両親から無償でいただいていることだけは背負っていてその記憶は残っているのですよねもらいっぱなしにはできない、という「借り」の感覚があって感謝と言ってもいいけれどそれを何とか返せないものかと思ったときに子供を自分が育てて、貰った愛を流していくしかないのかな子供が苦手なにけえが子育てを始めた理由は、実はそれなのです思い起こすとそうなのですが案外、「愛の法則」がそこに埋まっているかも・・・与える、差し上げる、笑顔でも物でも考え方でも何かを人に譲るときそこには暖かい流れがあります形の違いはありますが愛と言ってよいものが、その贈り物の中に大事に仕舞われている受け取ってとてもうれしくて直接相手に何かお返ししたいという思いが人の性質の中に埋め込まれているのですかね?誰しもそう思います直接相手に返すと、その「わけ」が生じます愛に理由がつきます親から子へ流れる愛はさらに孫へひ孫へ流れていって流れきる流れる愛賢者夫婦の場合互いへの親愛が、互いの愛の器を広げあうという形の愛でしたこの夫婦は愛の器が大きいのでその後たくさんの子供を立派に育みそれでもあまって、大きな社会貢献をしたのだろうと想像しますジャンヌ・ダルクは一番大切なもの命を神に捧げました最後には処刑されたのですから、本当に捧げっぱなしのお仕事をされたわけですフローレンス・ナイチンゲールもやはり、神の召集を受け一番大切な人生全部を捧げる仕事をしました生涯結婚もせず、戦場の最前線に立ち弱い立場の人々を救い正しい政治がなされるよう最晩年までその知恵の限りを尽くしました捧げっぱなし、尽くしっぱなしは割が合わない「妥当」ではない損な役回りそう感じますか?ナイチンゲールのごとく「心を尽くして主を愛したい」M夫人はそう思いました軽い気持ちで「今もっている余力で、後世の人々お役に立てることがあれば」なんて考えてところがどっこい心の奥の奥から沸きあがってきた響きはご想像通り一番大事なものを差し出すでしたので、当然その響きに対してお断り申し上げたのでしたしかし、やはりどうしてもその響きが止まらない消しても、ドアを閉めても、蓋をしても、寝てもさめても蓋を開けてその響きがやってきますそしてとうとう決意しますM夫人のポリシーは「大事なことは夫婦で」そこからご主人と二人三脚の成就への旅が始まります旅は思ったより長くかかります長いとやはりくたびれますから・・・けれども長かったお陰で、いろいろな知恵を得ることができましたにけえは自分が経験しないでも、知恵だけいただけるなんて本当にお宝のおすそ分けだと思いますありがたい
July 3, 2010
決心してから、成就までの長い旅マドンナ作 小澤征良訳 『アブディーの冒険物語』「アブディー少年は、彼の師でありすぐれた宝石職人であるイライから、とても大切な仕事をまかせられました。イライが作ったとても特別な首飾りを、王妃のもとへ届けるという仕事です。アブディーは旅の途中、砂漠で盗賊に会い、ヘビと一緒に牢屋に入れられてしまいます。しかし、どんなめに会っても希望を失いません。なぜならアブディーはこの世で起きることはすべて必ずよい方に向かうという、イライの言葉を強く信じていたからです。」ちょっと番外編ですが私の戦友たちへのエール・・・うん人の心の星たちへまずは冒頭のマドンナ絵本から
July 2, 2010
大切な贈り物を捧げることアブディーの冒険のようにそれは大変な勇気が必要でした困難も押し寄せそれは「信じる強さ」をそのたびに試されるかのようでした何を信じる?つまり「この世で起きることすべてはかならず良い方に向かう」という強い信念アブディーがひどい目にあって牢屋に入れられたときもなるべく物事のよい面を見ようとしましたM夫人の、自分にとって一番美しく大切なもの手放しがたいもの手放そうとしたときに周りががちゃがちゃしました不協和音が鳴るようにそれはだめだ、という思い面倒な問題や嫌なことをしなくちゃいけないのは困る、とか自分の心を試すかのように、行き詰まりました決意してから一年以上も何も動かなかったのですしかしそれでもM夫人と心の奥のノックはあきらめませんでした考える材料を求めましたしやるべきことはすぐに行動に移しました人に相談もしましたそうして、ある先生がこういいました「氏神様におまいりしましたか?地域のおおきな神様を通しましたか?」私たちが住んでいる場所は、所有者は個人や法人になっていますやがては自分はこの世から去り、しかし山河は、ありそれはやはり国のもの地球のもの生きている間、人間が預かり管理しているそこに永遠にいて守るものは氏神様・・・M夫人も納得し早速地域で一番の大きな神社に参り氏神様に許可を求めご挨拶しましたすると動き始めたのです車輪が回り始めました
July 1, 2010
一、 決意志というか。いつでも「一番大事なものを差し出す」ということ二、 常に夫と意志を揃える夫と妻との間で何かをするときに、その時期についても二人で意思統一する必要があること三、 人を巻き込むこと人の流れのあるところに、エネルギーの流れがあり、お金の流れもある四、 無私ーよきものに仕えようとする欲心がない。福の神は流れの中にいることを好むけれども、流れ込むものを溜め込むのをよしとするわけではない「よいことなのか?邪心からきているのか?」思いが湧く、と言ってもそれが悪魔ちゃんの声なのかエンジェルの声なのか、分からないときがあるよね?そんなときには「そのことに対してでた最初の思いが、たいてい正しいと思うよ」後から出てくる否定的な思いに従うことが、つまり、「邪魔」M夫人からのメッセージですさて、M夫人の家門繁栄レシピ。お得意料理など、おいおいご紹介いただくとして次なるグレースマダムはT夫人です
June 30, 2010

今回のグレースマダムはO市のT夫人です2007年2月27日取材T夫人のお宅の窓辺に舞い降りた天使たちはっきりと「家庭を守りたい」という意志をもたれていたT夫人は「仕事をしてもらいたい」という人や、「仕事を持つのは主婦であろうとも当然」と考える家に嫁ぐことを善しとしませんでした。おっとりとして、ピンク色のほほをしたT夫人は華やかに微笑みますそんなに強い意志がある方とはお見受けできませんが実はそんな芯の強さを秘めていられたのですどちらかというと小柄な夫人ですがこころに誓うご自分の「責任」はO市を包み込んで見守る大きな大きなものになりました「家庭を守りたい」という結婚前の思いの中にふくふくするにおいが立ち込めますその香りの中で育てられた一人娘さんによい婿さんを貰ったばかりのT夫人は「結婚したくない」世代の親、嫁姑や同居問題で悩む親さんの羨望の的ですふくふくのなかで長いことかけてO市を包み込むまでに大きくなったのでしたこんな至福のときを持つための「外に出るお仕事は、したくない」だったのです外に出てお給料を貰ってくることは夫に全託しましたそしてご自分は、子育てをし、介護をし、夫を病魔から救いましたM夫人もそうでしたT夫人も涼やかに夫を救い出しました家族の危機、というものは時々襲ってくるのですね家庭の結界を守るのは家の主婦なんですねさて結界師、T夫人どのように張りめぐらせたのか
June 29, 2010
主婦とか奥さんとか。山ノ神、なんていうことでかみさん。このごろ、多分、関西系のご主人~発祥したうちの嫁 といったり神様から嫁という立場に格下げになったか?の感がありますが。きっと奥さんの現在的地位が暗に言い表されて、妙・・・かみ(神)さんといわれるほどに、家を守る主婦T夫人はそうした女性だったのです
June 28, 2010
T夫人の嫁いだ家には、当然のように夫の両親もいました。当時、それは普通で、舅、姑は厳しくて当然だったでしょう叔母が「母は、姑に厳しく叱られて泣いてばかりいた」と祖母のことを語っていたのを思い出します。わが母と姑の関係を見ても、それは戦いだったと思います。義母が亡くなり台所を整理していると、しっかり紐でくくったお菓子のかんかんからでてきたたくさんのたくさんのしゃもじそれは、戦いの夢の後か世代によっては聞いたこともないでしょうね「しゃもじ争い」と言う言葉があったのですよあの、優しい姑が、戦ってたんだな、とそんな時代の流れにあってT夫人「あんなに優しいお義父さんはいないと思う。」「つらいと思うのに、そばに行くといつも笑顔をしてくれて、ありがとうと言ってくれて。私を一番に可愛がってくれた。」「実家に帰るときも、ほかの人に聞くと快くは出してくれないそうだけど、ホントに、ああ、行っておいでと気持ちよく出してくれて。」舅の話をするT夫人は、こころから幸せそうなのです。たまたま、優しい舅さんのいる家へ嫁いだのか。T夫人が嫁だから、優しい舅さんになったのか。さて、どちらが先なのでしょう。そして、ホントに静かに、よい顔をして、そんなに長く寝込まずに亡くなったといいます。介護重いお仕事ですよね。天使のお仕事だと思うのです。10人の介護・看護を何の見返りも求めずすることができたら“天使”天使って、愛の人でしょう?無償の愛の、人でしょうT夫人は、介護と言う学習をすでに終えていたのです、よねかみさんとして、もっと違うお仕事を任されてきたのかも知れないいつも、何かが心を動かしたとき、ご主人にそれを話すとご主人も同じように心を動かしていて、同時に決断する、というパターンだとおっしゃいます。見返りを求めない無償の愛にて家庭の結界を張るこれがT夫人の形なのではないかと、見えてきました
June 27, 2010
病魔から夫を救い出しました心臓を、一度身体から取り出して、処置しまた入れると言う手術で、8時間の長丁場でした。手術室に入ったとき、祈るT夫人のイメージに出てきたご主人は豆粒くらいに小さくて、ああ、これはだめかと思ったと言います。
June 26, 2010
「病気と言うのは身体から送られたサインなのです・・・あなたの思い、言葉、行動のうち、どれかが愛の法則、自己責任の法則に反していますよと言うことを教えようとして病気というサインを送ってきているのです」というのは〈からだ〉の声を聞きなさい - あなたの中のスピリチュアルな友人リズ・ブルボー著の一節です。著書の中には「関節炎」「膝の痛み」「唇」「歯」「歯ぐき」「背中」「熱」「腕」「足」「喉」「咽頭部」「おねしょ」「せき」「腸」「便秘」「下痢」「腰」「胸」「目」「耳」「鼻」「事故」の原因になる“法則に反した思い、言葉、行動”が語られています。まだ、異変が“予兆”であるようなときは、心の原因を知って対処することが大きな仕事をすることでしょうねTさんの場合は結論から言えば非常に重い病状で、その長い手術から生還した、という一連の事柄を体験することによって大きな感謝が生まれたそのことが大切でした。豆粒になったご主人のイメージを家族で各々お守りを胸に抱えて囲みそこに愛の思いを集めました手術の間中、静かに、祈って、祈って、祈りました「もうだめか」と感じて、必死に祈り続けました8時間もかかった手術が終わるころT夫人のイメージのご主人は、等身大になっていました
June 25, 2010
「助かった。もう大丈夫。」手術結果を聞くまでもなくT夫人にはわかりました「生かされた」死の淵から夫は生還したのです感謝の思いが雨となって降り注ぎました実際に担当してくださった先生らにはもちろんのこと森羅万象生かしていただいている大きな大きな存在に感謝せずにはおれませんでしたどうしてもしなくてはならないことがあるのではないのかだからこそ生かしていただいたどうしても恩返しがしたいそういう思いが止まらないのですTさんのおうちも代々土地を預かっていて、その土地を生かすという流れはありました以前も退職金をボランティア法人に寄付するという福福しいご夫妻ですが、大きな感謝の思いを行動に表したいと考え、寄付を繰り返しされました。カーネギーやフォードやビル・ゲイツも多額の寄付を、さまざまな形でしています文化を創り、社会を豊かに幸福にしていく力がそうした福福しい寄付から生まれますよく知られた“カーネギーホール”のアンドリュー・カーネギー「彼は著書富の福音―速聴CD付きのなかで、「裕福な人はその富を浪費するよりも、社会がより豊かになるために使うべきだ。」と述べている・・・無条件に貧しいものへ与えることを有害とし、努力する者を支援するために富が使用されるよう寄付する者が責任を持つべきだとしている。「富を持って死ぬことは不名誉である」と主張し、死の際にやむなく行う遺贈ではなく、生存中に活用先への責任を持ちながら行ったスタンフォード大学の創設者スタンフォードのような例を模範として実践した。」(フリー百科事典ウィキペディア出典)フォードは“パフォーマンス芸術”や赤十字などへ。ビル・ゲイツは「第一線を退いた後、世界の医療/教育問題の改善を目指す慈善団体Bill & Melinda Gates Foundationのために費やす時間を増やす意向だ。」と昨年6月に発表しています。バフェットもこの基金に寄付をしています世の中には基金や財団を設立しさまざまなボランティアや救世活動が行われています一番、正しく使い道を知っているところに参加し、世の中を幸せで満たすことに役立てたいとT夫妻は考えたのです寄付させていただけることが嬉しくてたまらないこの歓び。幸福感・・・これを知ったらもうほかの幸福がかすむようです神職でもある夫に尽くし、舅に尽くし子供につくし神様に捧げ・・・そして、イメージとしてしか感じられないけれども実際に臨在を感ずる、宇宙にも繋がったもっと大きな愛に向かって自らのすべてを捧げ尽くすそのことが嬉しくてたまらないそれは宇宙に臨在する愛と一体になることだから愛してやまない存在とひとつになること、だからあたたかいものが身体に流れ込んで来て溶け出してしまうほどにそれは、歓びそうすると、まわってくるのですね循環が始まるのです。歓びの循環が。
June 24, 2010
感謝から始まりそれは世界を巡り嬉しい気持ちが循環するなにも、お金でなくともいい、とT夫人は言いますお金という形式に限らず感謝がめぐる姿が豊かさの意味なのでは?天上界の“対価”は感謝だと言いますから家事に専念すると決めて自然な形で親の代から精神文化を含めた財産を受け継ぎそれを生かしてさらに家門を栄誉に導き最高な状態で、幸せに次世代につないだT夫妻は本当の意味で人生の成功を収められたのだと思いますT夫人に触れるだけで、出世するお金であっても、人であっても夫人を通してさらに高い場所に居を移すのです触れるものをすべて金に換える「ディオニュソスは、ミダスに対して彼が望むどんな報酬でも選択するよう言い、ミダスは、彼が触れるものすべてが黄金に変わるよう頼んだ。ミダスは彼の新しい力を喜び、それを急いで試した。彼がオークの小枝と石に触れると、両方とも金に変わった。狂喜して、彼は家に帰るとすぐに、使用人に豪華な食事をテーブルに用意するよう命じた。「そのようにリディアの王ミダスは、触れるものすべてを黄金に変えられることを知ったとき、最初は誇らしさに得意がった。しかし、食べ物が硬くなり、飲み物が黄金の氷に固まるのを見たそのとき、ミダスはこの贈り物が破滅のもとであることを悟り、黄金を強く嫌悪しながら彼の願い事を呪った」ミダス王の神話 ウィキペデイアよりミダス王は触れるものすべてを黄金に変える能力を欲心のために願い、使いましたそして“破滅”に至ったのですそしてミダス王は「欲のために黄金を得ることが破滅の道だ」と悟ったのでディオニュソスにその魔法を解かれたと言うことですよかったですね反省はするものですよね(^。^;)神様に願うのも、ちょっと間違えると大変なことになるのですね欲も、持ち方によってはそれを実現することで望んだ当の本人を不幸にするばかりか最愛の娘まで金に固まって、死んだようになるのです執着のことを、「愛」だと、間違ってしまうそうすると、人は「石」になってしまう(T0T)正しい祈りは、T夫人に学びましょう「感謝の思いから、祈りへ」「愛から、祈りへ」
June 23, 2010
どんなご主人ですかとたずねると「まじめな人で、私は本当に自由にさせてもらった。」夫婦の仲がいいと、自由を得られるのでしょうか心の中や、行動に隠し事(へそくりとか?)があるとき夫婦の間に扉があるイメージですドアを開けるのにはノックが必要ですしいつ、ドアが開くかと気が気でないってこともありますT夫妻はというと、草原の丘の上の二人、って感じですかね~こっちでお花を摘んでいるかと思えばあっちで木に登って実を採っている摘んだ花束を夫にプレゼントし、採った実を二人で食べる夫婦仲のよいことが、幸せなお金持ちに必要な条件であることは本田健さんが力説する部分ですT夫人の家門繁栄レシピ1、 主婦として家庭を守ることに専念しつつ、心もお金も自由自在(夫と心はひとつ)2、 人に何かして差し上げることや寄付、大小問わず愛のために尽くすことが大好き3、 感謝を循環させる4、 無償の愛からの正しい祈りで家庭に結界を張り、危機から家族を救い出すあなたの悩みが世界を救う!―不条理な世の中を生き抜くための人生バイブル神田昌典著にこうあります「いいかな?経営者がパートナーを選ぶ際には外見ではなく、人間としての本質を見て欲しいんだ。経営者の品格は、付き合う女性の品格で決まる。」「一万人を超えるさまざまなビジネス関係者と会ってきたけれど、できる男性経営者の陰には、必ずできる女性がいる。・・・女性の器が小さければ、男性はそれ以上の器にはなかなかなれない。」「経営者の家族と言うのは、危機に瀕したときですら、冷静に対応できる度量が必要なんだ。過ちを犯したときにも、人間として正しくあり続けることができるか?相手に誠実であり続けることができるか?それが経営者として責任を果たす上で、比類ないエネルギーの源泉になる。品のある女性を選びなさい。」〈男性やその家門が発展繁栄していくことに奥様が多大な影響を及ぼしている〉そうした仮説のもとにマダムの取材を続けてまいりますT夫人ご紹介の次なるグレースマダムはH市のKさんです
June 22, 2010
触れるだけで金に換えられる装置があったらいいですよねだとえば、「座右の銘」なり「座右の書」「この曲を聞くと元気が出るの~」とか金に換わるってどういうことなんでしょうT夫人はなぜ、触れるものを金に変えることができるのでしょうなんというか、家庭料理のようなものかな昔の同僚が新婚当時ぼやいていました「家の嫁さん、な~んかいまいち料理がね~。レシピ見ながら作っているようだけど、味付けがちょっとね~」それに対して独身の部下がこういいました「レシピどおりに作っているんでしょ~!まずいなんてありえない。」レシピどおりに作ったとしても味が違う、ということはお料理をした事のある人なら誰でも知っていることですよね大匙一杯の加減が微妙に違ったり、火の強さだったり調味料を入れるタイミングだったり、もちろん材料そのものが違いますそれに、不思議なことに怒って作ったときと「この子の栄養になりますように」と思って作ったときと味はもちろんのこと、栄養素も違うんじゃないかと言う勢いで違います同じにんじんでも、いつも同じ時間で同じようには煮えません味が今ひとつナ~ってとき、T夫人には秘密のエッセンスがあるのです野菜を切って煮込んでも硬い。夫が帰ってくる時間が迫っていると言うのに味が決まらないそんなときに一振りすればあら不思議おいしいシチューの出来上がりエッセンスの中身は"感謝"ありがとうの気持ちかんたんなことなのになぜ私にはできないのかしら?それは、忘れているからですありがとう、と子供にでさえ涙が出るくらいに感謝が沸き起こることって絶対あるでしょう?子供の気持ちが分かってあげられなくて、息子が2年生のとき部屋に閉じこもったり、登校するときに泣いたりそれにアトピーにも罹ってしまいましたどうしたら、あの子の気持ちが分かるのかにけえは、仕事に早く復帰したと思っていて長男がお腹にいるころから英才教育を施して「3歳までは子育てに専念して育て上げる」と決めていましたさまざまな教育本を読み漁りました七田真やドーマン、二キーチンから鈴木メソッド2歳でバイオリンを始め、3歳にシュタイナー教育実践園に入って習い事は一切やめました卒園して引っ越したのですが、たまたま「悪の教育論」に引っかかっていて2,3日ほど子供を痛い目に遭わせてしまいました後味悪くてやめたのですがそんな母親ですから、長男も災難でしたよねただ、長男と向き合っているうちに本に書いてあることだけでは解らないいろいろなことを理解していった新米ママだったのです引っ越して間もなく、私自身が地域にもなじんでいなくて相談する人もなく、夫は夫で自分の故郷に帰ってきた安堵感でなかなか私のつらさを理解できないような状態でしたそんなある日、2歳の娘と湯船に浸かっているときに溜まっていた思いが噴出してしまいました「おかあさんね・・・お兄ちゃんにどうしてあげたらいいかわかんないよ~」娘を抱きながら・・・まだろれつもまわらない口で娘がそのとき言ったのです「しょのままでいいんだよ!」天使の言葉ですよねありのままの私でいいんだよって、天使が肩を抱っこしてくれた(T0T)そんなあふれるような感謝の思いをいつでも思い出していられればいつでも天使のこころでいられるのですよただ、世の中の雑い想念のなかで日常暮らしている私たちが自分の心を調律しコントロールしなくてはいけないのでしょうそこが、人間をしている最大のメリットだし自分の心ぐらいは他者のイライラやむかつきに翻弄されるんではなく自分で仕切りたいT夫人は環境を整えることが上手なこともひとつでしょうが他者はともかく、じぶんの心だけは平静に保つ強い気持ちがあるのだと思うのですどうしたら、ありがとうの気持ちをいつも忘れないでいられるのでしょうかそれには神経言語プログラムで言う"アンカリング"が役に立つかもしれませんアンカリングとは・・・一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教えるアンソニーロビンズ著 本田健訳に詳しいですよ
June 21, 2010
アンカリングって要するに"おなじまい"ですかね?スポーツ選手には、これをする人は多いようですね安藤美姫は演技の始まる前にペンダントを握り締めます村主ふみえは手と手を組み合わせて、何かをささやきますイチローが打席に立つときの独特のポーズにも"勝利"のイメージを描き出す効果があるに違いありません特別なポーズや言葉で、特別な感情を喚起するそれがアンカリングにけえであれば『大きな古時計』を聞くと涙が出てくるクライスラーの『コレルリ・・・』を聞くと沈んだ気持ちが浮き上がるガッツポーズをすると勇気が出るって言うのがありますが「感謝」の気持ちを喚起するおまじないを作るといいのですよね~合掌なんてどうでしょう仏教国の挨拶は合掌のポーズをしているのをよく見かけますあれは、感謝の意味だったんですか!日本では神社におまいりするときや、法事などでお焼香するときなどに合掌をしますよね中道に入る作法であるとか、祈りのアンテナが立つといわれています心底感謝する時のポーズとしては、優れていますよね!でも、静かに感謝を思い出したいときに街中の雑踏でも感謝したいとき合掌ちょっと、周りが引くかな?では合掌の指を組んでみるとか合掌をあごから口にくっつけるとか・・・とにかくいつでも穏やかな、あたたかい気持ちを思い起こすアンカリングをつくろっかなにけえは、スグリフミエ型で行こうあと、庭の草むしりをするときはだんなさんに”カンシャ”する時間にあててたりして
June 20, 2010
胸に しみる 空の輝き 今日も遠く眺め 涙を流す 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このやるせないもやもやを 誰かに 告げようか 白い 雲は流れ流れて 今日も夢はもつれ わびしく揺れる 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない この限りない空しさの 救いは ないだろか 深い 森の緑に抱かれ 今日も風の歌に しみじみ嘆く 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない この燃えたぎる苦しさは 明日も 続くのか 『悲しくてやりきれない』サトウハチロ-詩 加藤和彦曲こんな思いに打ちひしがれて涙を流すことが あろうとはこんなことがあって、悲しいのじゃない誰かがこういったから悲しいのじゃないただ、人間って一生懸命でそしてがんばっていてそれで悲しくて 悲しくてそれを誰に告げても分かってくれるようには思えないし救われない 悲しさにも思えるしただただねもえだぎる苦しさは そう長く続かないことだけは知っている今回のグレースマダムはKさん彼女はその悲しさが何であるか、しっている人なのです
June 19, 2010

お友達とティーパーティー?幼い頃から、いつも悲しかった大人になってもそれは続き、いつ果てるともしれず・・・兄と妹に挟まれた兄弟真ん中の長女として、Kさんは生まれた当時、家には両親と兄弟のほかに、出所して帰ってきた叔父と出戻りの叔母がいて、そういった小姑や、自分の娘が可愛い姑から実母は過酷ないじめに遭っていた母に一番似ていたKさんも、祖母から可愛がられることは無くいつも、泣きながら自分を抱え込む母のかいなの中にいた祖母が冷たいので、その分母はKさんを可愛がったし、一番似ている子だその母に八つ当たりもされた小学校に行っても、国籍のことでいじめられたけれども、そのことで泣いたりはしない強い自分でなければいけない幼い心は、自尊心を守るためにがんばっていたそれに、母を私が受け止めてあげなければ・・・そのことに意識があったかどうか、幼すぎて分からないみんながんばっているなんでうまく行くかないのかぱっと、しあわせに暮らせないのかいつ終わるともしれない悲しみをしっている人が他にいるとは、まだ知らない悲しくて悲しくて家ではいつも泣いていた外に出たときには強くなければ、守れない幼い心を守るための、頑丈で、頑固で、意地を張った性格は次第に強く、強く形成されていったのだ夫になる人と出会ったときは、好みの男性ではなかったし何も感じなかったあるとき用事があって、電話で話したときに「あ、この人と結婚するかも」と思った人を納得させるときに知っておくと便利なある意味"読心術"といえる方法があります一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教えるアンソニー・ロビンズ著コーチングの世界で"カリスマコーチ"と呼ばれるアンソニー・ロビンズ氏は、相手の意図を、自分の感情に落とし込んで受け入れるカタチが、人には三タイプあると言っています「視覚タイプ」「聴覚タイプ」「体感覚タイプ」視覚を重視する人は概して早口。頭に浮かんだ絵に言葉を合わせようとする。聴覚に頼る人は言葉の選び方に慎重。ゆっくり、リズム感よく、規則的に話す。体感覚に頼る人はもっとスローペース。太い声で搾り出すように言葉を話す。だから陸上競技の監督で選手を育てる場合。選手が「視覚タイプ」なら、チーム一の選手の練習振りを見せる、競技用トラックを見せる、早口で監督の熱意をまくし立てる選手が「聴覚タイプ」なら、よく響く声で聴覚と結びついた“声援”“歓声”などをテンポよく話す人間には三つの感覚すべてが必要だが、心の鍵を開けるのはひとつだけ。そのひとつが魔法のような力を発揮する・・・のですってKさんはきっと聴覚タイプなのでしょうね
June 18, 2010
耳を通して伝わる何かを感じ取ったのか?程なく二人は結婚に至る転勤族でしばらくはマカオに暮らしたが夫を亡くした義母の強い希望で、日本に帰ってきたときは次男でありながら、夫に付いて家に入ることになった姑は定年まで民営化された大企業で勤め上げたキャリアウーマンで感性的な実母と違い、非常に理知的で、そして頑固であった頑固で向こうっ気が強いそれは自分を硬くガードしてきた、Kさんそのものだそんな姑の下に送られてきたのは、いったい、凶なのか、吉と出るのか?結婚後、自由に暮らしてきたのに家に入ると、何かにつけ文句をつけられたありとあらゆることに反発された「いいところの嫁はこうでなくてはならない」「電話している暇があったら、草を引きなさい」「ご挨拶はこうしなさい」「家庭の主婦がいつまでもほっつき歩いていてはいけない」「ああしなさい」「こうしなさい」「あれはだめ」「これもだめ」さしものKさんもホントに怖くて、口うるさく言いつけられるままやるしかない「もうだめだ」「もう限界だ」「もういやだ」こんな気持ちが募っていった新聞にマンションの広告が入るたびに真剣に検討したなぜ、わたしがこんな目に遭うのか?私には使命がある。この世の中の、何かに役に立って生きていきたいと思っているなのにどうして自由にさせてくれないの?やりたいようにやらせてくれないの?なぜ、前に立ちはだかって、邪魔をするの?「自分の仕事」に思う存分打ち込みたいと、はやる心に義母が大きな山となって居座ったKさんにしてみれば、そのことは「凶」そのものであったそんな環境から逃げ出したい気持ちで一杯だった自分の視界から障害物を排除することしか考えられない日々夫に話したり、誰かに愚痴ったりしても、ことが解決するわけではないし愚痴をばら撒いて周りを疲れさせて、けんかになるという悪循環は避けたい何とかしたくて心を穏やかに、静かに、考える時間を大切にしたこんな環境が自分に現れているのには、何か意味があるはずだその意味を探り求めた誰かに相談すると言うよりは、心の中の想いを話し、放すことによって自分の中から答えを導き出そうとした自分に問いかけた「本当は、どうしたいの?」すると、もう一人の自分が答える「しあわせになりたい」「幸せってどんなカタチ?」「家族みんなが自由で生き生きとそれぞれの使命を生き最大限それぞれの能力を生かしきり社会に貢献し人には親切にし、地域を明るくし助け合って、向上しあって家族みんなで仲良く暮らすことユートピアをつくりたい」どうしたら、自分の描く幸せが実現するんだろうKさんは考え続け、祈り続けたそんな8年前のある日のこと。天啓のように沸いてきた言葉はお義母さんは、支えてくれる人・・・なんでなのか。邪魔ばかりする義母が支えてくれるなんて、ありえない!にわかには信じられない言葉だし、受け入れたくない言葉が降ってきたけれども、それは、自分の中から引いてきた言葉我(エゴ)を空しくし、素直になって、やっと導かれてきた言葉なのだなぜ、そう言うのか分からないが、心の奥でそれが正しいことをしっているような気がするそんな気がしつつも、義母に小うるさく言われ、マンション広告を見入る日々は続いた
June 17, 2010
けれどもあの言葉がきっかけになって、何かが変わったうっそーと疑いつつも心の中から「義母は支えてくれる人」という言葉が去ることはなかったし心を穏やかに、静かに、前向きに、今の環境で最大限の仕事をしようとする姿勢はやめなかったそうしたあるとき瞑想中に、過去のことが甦ってきた何百年も前の過去のこと驚いたことに、義母は当時は実母としてKさんを育てた人だったそして、夫は同じ時代、父だった多分、ずーーーーっと何百年も何千年も義母は私を支えてくれる人だった最大の理解者だった一瞬にして、そのことを理解した涙が止まらない一見、怖い鬼のようにも見えた義母は、そうやって私を育ててくれていた泣いてばかりいた幼少時から、心の弱い母を守らなければという責任感から我の強い性格を作って、自尊心を守るのに必死だった。誰も助けてくれない。私が強くならなくちゃいけないんだと必死で硬い殻を作ってきた。強くはなったが、きつい我は自己向上を妨げることもある。限界をつくり、人に反感を持たせてしまうことだってたくさんある。リーダーとして大きな希望を持ち、みんなの役に立って生きたいと思っていても、この強い我が邪魔をしてへし折れることになるだろうことは、義母が一番よく理解していたのだ。わざわざ嫌われ役を買って出てくれたのは、遠い過去の母だったのだ。Kさんの世間に対する尖ったところを削る砥石を、義母がしていてくれたそれに気づくことが転機となった。
June 16, 2010
「何百年も何千年も前からお義母さんは私を助け、見守ってくれていた」その気付きを早速義母にはなし、これまで余り素直でなかったことを詫びた深い感謝の思いがこみ上げたそのときの義母の嬉しそうな顔が忘れられないそんなことがあってから、小さな子供のしつけにも小うるさかった義母がKさんの活動を支えてくれるようになったKさんが用事で外出するときにも子供を預かることを申し出てくれたりして、Kさんは自由を確保していった大きな出費のあるときには、期待していないのに、補助もしてくれることが多くなり、経済的にも不自由を感じることが少なくなり自分ひとりでは何年掛かっても無理なような、大きな家庭の事業を成し遂げることができることを、身をもって体験した心に、豊かさの門が啓いた家門を繁栄に導く方法の一端を、少し理解した思いの根本は、家族の力で、地域の発展と幸福のお役に立ってゆくという願い幼い頃の体験で心が強く養われ、結婚後、要らないよろいを脱ぎ捨て、優しさと柔軟性と寛容性を身に着けて竹のようなしなやかな強さを身に着けた鎧を剥がすのには時間もかかるし、第一、とても痛いペルソナ仮面が、本当の自分なのか、偽者の自分なのか分からないほど、剥がすのには痛い思いをするKさんも長い年月を苦しんだけれどもこのごろやっと、幼い頃から心を覆う悲しさから抜け出した動くほどに、言葉を発するごとに、悲しいよりも歓びが勝るようになってきただから、苦しみはいつかは終わることを知っているなぜなのか?悲しみを凌駕する歓びが出てくるわけは?どうやったら、悲しみがなくなるのでしょうか?
June 15, 2010
Kさんのペルソナは強くて、はっきりしていて、リーダーシップがある情熱系「私が守らずして誰が守る!」と宣言しているような颯爽とした姿一番先頭を肩で風を切って行くなんとなく、海援隊として船に乗り込む坂本竜馬をイメージしてしまうそんな、生きっぷりのいい、かっこいい男にあこがれ続ける女性時代は激動の時代けれども、あの頃のように武器を身につけるほど物騒ではない高度成長し、バブルを迎えた日本は、本格的に女性主導の社会が始まろうとしていただから今、女性で生まれたそして、女性で子供を育て、女性だからこそできることをやり尽くしたいと言う潔い気風が、Kさんの中をいつも流れている一人ではできないこと一人では実現不可能な大きな希望を叶えるだから、家族なのだ7人の侍のごとくひとりづつ、ひとりづつ、味方につけていく協力者を募っていくそういう粘り強さも培ってくれた、幼い頃の環境は今となっては他では得られない、尊い経験だと知った今になって、やっと分かることもある生き急いではいけない絶望してはならないどんな酷い経験だろうと泣きっ面に蜂が刺そうと「だからあなたは優しくなれる」そんな日が必ずやってくる確信をもっていえるよ素顔のままで美しい鎧や仮面はもういらない本当の貴方を生きて、それが一番美しいそれを分かるのに、何年もかける必要はない本当はねでもそれが難しい世の中だから自分探しの旅に出るのでしょう本当の自分を生きるために本当の自分の見つけ方Kさんは「本当はどうしたいの?」といつも自分に問いかけていました望みがあって、何かを神様に願うときには書きましょう月に一回神様に、神聖な気持ちで願うそれを言葉にして、紙に書くのですあら、不思議その文章に、ホントの自分が浮き出てきますよ恥ずかしいくらい願いも毎月少しづつ変わってきます一ヶ月前の願いには、こんな下心があったんだ・・・と赤面したり叶う願いと叶わない願いがあることにも気が付きます一年ぐらい続けると、願い方が分かってきて自分が「本当はどうしたいのか?」が分かりますPFドラッカー曰く強みを生かすことが最大の貢献になる強みの見つけ方が、大体こんな風なのですよ一年ごとに「今年の目標」を掲げて、何が達成でき、何ができなかったかそれを繰り返すと自分の強み、つまり、目標を持ってしかも達成できたことが炙り出されるドラッカーの言葉で「強み」と言うのはキーワードですね「強み」=「本当の自分」と言うことでしょうか?注意他人が迷惑をこうむる事を願ってはいけませんよ(人を呪わば穴二つ!)必ず自分に還ってきます神様がいるなあ、と実感できる「聖なる」空間で(をつくって)お祈りしましょうね祈りには方向性や癖、というか"におい"みたいなものがあるのですよにおいに惹きつけられて変なものが寄ってきては大変ですこれだけは本当に大変です体調悪いときや、疲れているときや、深い瞑想状態を作ると危険です「感謝できる自分か?」「周りが悪人ばかりに見えないか?」この二つをチェックポイントにして、そんなときはよく眠って体調を整え明るい思考ができるように回復させるのが一番です
June 14, 2010
6月1日『豊かさの門が啓く』の最後の???にKさんからお答えが来ました悲しみが消える訳とは?ですが、私自身の苦しみ自体が、「親や他の方に、自分をこう扱ってほしい、こう愛してほしいのにそうしてもらえない」という、自我による苦しみだったんですね。自我の殻の中で、叫んで暴れていた、と言う状態だったんですね。 客観的に不幸な環境だとか、苦しい環境だとか、そういうことは関係なく、それを自分がどう捉えているか、ここだけが人生の幸不幸を決めていくのだと思います。 それに気づいて、自分の人生をひとつひとつ振り返ってみて掘り下げていったんです。すごく自分の自我と格闘しながら。すると「ああ、本当はこんなに愛されていたんだ。ずっとずっと愛の中にいたんだ。」ということが、心の深い深いところである日「すとん」と落ちた。 その瞬間、私の人生は灰色から黄金色へ変わったんですね。「未来は変えられるが、過去も変えられる」という師の言葉そのままでした。愛の中で育てられ、今も愛の中にいて、これからも…と本当に思えたら、人生はすごい喜びです。だから、「仏にお返ししたい。周りの方へお返ししたい」というエネルギーへ。 もともと自我が強い傾向性で、自己中心的な感謝の薄い自分になりがちなので、苦しくなったと思ったら何度も何度もこういう「戻し」をします。遠くを見つめるその眼が、Kさんの理想の高さと一途さ(それは強さ?)をそして、苦しさの対極にある「そのまんま愛の中にどっぷりつかっている」ことに気が付く聡明さを物語っています苦しさから逃げたら、魂が震えるような歓びに出会うことはない社会の中にいると、さまざまに人間関係などの摩擦が起こり苦しみに出会うことが多くなります学校が楽しいだけの場所でなくなることが、ある日突然、起こりますなんで、苦しみがこの世になければならないの???楽しいだけの毎日ならどんなにいいことかいえいえいえ本当は知っているのですよ誰でも楽しいだけの毎日を過ごすために生まれてきたのではないことを深いところでは知っているだれでも魂を大きくするために生まれてきて誰でも課題に取り組むことになっている自分でそう決めてきたのだから人生の中の輝きや歓びの大きさが魂の器を大きくするのだから
June 13, 2010
Kさんの家門繁栄レシピですまず強い自我を作ること結構これが重要なことかも・・・と思えます。大人になるまでに耐えることを経験すると自由に飛び立ちたい、強い、強い、願望が芽生えます強い願望は、その内容の良し悪しは別として反骨精神とか、ハングリー精神とかいわれるものを作るのだと思います願望の強さは、Kさんの言う「強い自我」を作り出していると思いませんか?そして強い自我を形成した上で、その殻を破っていく無我を獲得してゆくそういうプロセスを体験することがKさんの重要な人生のレシピのように思えるのです
June 12, 2010
Kさんの家門繁栄レシピの二番目理性的な態度です。物事に対して、ひとつひとつ深く掘り下げ"格闘"する問題が起きたとき、障害物に出会ったときぜったい逃げたりしないんですただただ無力に悩みの中をぐるぐる逡巡するのでもありません理性とは・・・仏語で宇宙万物の普遍の本性。観念論で抽象的思考ではなく、弁証法的な具体的思考Kさんの悩みに対する態度は深く掘り下げいろいろな角度から物事を検証する態度なのです空気支配の日本人的気質については山本七平さんがさまざまに考察されています「空気」の研究日本人とは何か。―神話の世界から近代まで、その行動原理を探る日本人とアメリカ人―日本はなぜ、敗れつづけるのか日本人とユダヤ人Kさんについて言えば、ドイツ人のような、弁証法的な思考態度が見られますKさんの瞳は、明るい茶色前世は欧米か?理屈を突き詰めて、分解し(切って、分解するのは、西洋的精神文化ですよね)細分化して問題を分析する西洋文明がこの2000年をかけて、優勢に発展を続けたひとつの理由が分解思想にあるのは否定できないでしょう西洋医学がいい例です何もかもごったまぜ、ちゃんこ鍋が日本人的「これは、おいしい!」「何のだし?」「昆布にかつおに肉に魚、野菜も・・・」「うちで作ってみよ!」プロでなければ毎回味が違う。何がどれだけ混ざるとこうなるのかよく分からないが、おいしい。そういう再現性のないのが日本人的Kさんの話に戻りますKさんがこうして自力で解いてきた、問題集は再現性があり、他の誰かにも当てはまる、という普遍性を持つのです何か問題にぶつかったときに、こうした理性的な態度とかチェックシートのような道具を持つと悩みを短時間で解決することができるのです優れた分析力は、仕事にも使えます人間関係の悩みだと思っていたものが、報・連・相のシステム的欠陥だったということもよくあることなのです人生、ライフスタイル全般を分析的に考えて、成功につなげようとするアイデアとしてこんな本がベストセラーになりましたよね7つの習慣―成功には原則があった!スティーブン・コーヴィー著人生を成功に導くために理性の力は、協力な馬力になっていると思います
June 11, 2010
悩みを深く、深く掘り下げると最後はどうなると思いますか?本当に「悲しみの底を割る」ように光が、漏れ出るのですよ割れた心の底から光が漏れ出て、気づくのですKさんのように愛の中にいたということ本当の反省は、光が出てくるのですねさてKさんの家門繁栄レシピの三番目です「粘り強さ」これって、自己実現力の駄目押しの部分かも?性格はさらっとさわやかですが、逃げないし、押しの強さもあるしけれども、それだけでは達成できない、現実的成果を上げる人なのです個人的なことというよりも、船に乗った皆を目的地に到着させてしまう「私、運がいいんです」とKさん奥様の運がいいから、家門が繁栄するのですよね運がいいにも訳があるそれを探求するブログでもあるのですがKさんの粘り強さは、運の気を逸らさないかもしれませんね~離れようとしても、繋ぎとめられ、運も離れていけない粘り強さ言い方を変えると「続ける」技術石田淳著です
June 10, 2010
グレースマダム大黒天の奥様は「運がいい」「ツイている」これ、条件ですかね~今、「運がよくなる」「ツイている」というキーワードは大はやりですよねそこで語られることは「考え方を変える」「言葉を変える」「行動を変える」大体この三点についてのバリエーションです「考え方を変えたときにツイてくる」ポジティブシンキング。前向きに発想したらラッキーなことが続けて起きた「言葉を変えたことでつきが回ってきた」プラス言葉を使うようになったら、気持ちが前を向いた「行動を変えたら良くなった」何時もぶつかる家具。動かしたいと思っているうちはぶつかりっぱなし。動かして初めて、快適になるKさんのケースで苦しみぬいて「愛が欠乏している」状態から、底を打ち抜き「愛の中にいる」と言う気持ちになった。考え方のパラダイムシフトを起こしたのであって、環境が変わって気持ちが変化したのではないその思いが、義母への感謝の言葉となって出てきたすると義母のかたくなな心が変化の兆しを見せてきた「すでに愛の中にいる」歓びが言葉をついて出て、笑顔や人に対して優しいしぐさとなったすると、周りの人も、Kさんに優しくなるし、何かして上げたい気持ちに、自然となるのだろうフラット寄った知り合いのお宅で大根をいただいたり、丹精込めたお花を褒めると、切り分けてくださったり、もらい物だけど、とお菓子をいただいたり・・・やったー!ツイてる!「泣きっ面に蜂」と言うのの逆バージョンが起こる「考え方を変えることなんて、そうそうできない」「長年身についたものなんだし」運が良くなる3つのポイントですが、ありがたいことに、どこから始めてもいいんです考え方を変えるのが、長いこと世の中で擦れてしまった心には一番難しい仏語で「有(う)」とも言われますが心だけは本来融通無碍で、自由なんですよそれが「有」ですよ固まってしまうのですなんて怖いことでしょう「有」をやわらかくし、本来の自由な状態に戻すために「言葉」や「行い」を使うのです理想形を「言葉」にし「行為」にするだからお掃除だからありがとう西洋人らしくこれを体系化したものが神経言語プログラムと言うものではないかと思います理知的に、運を良くしたい方の場合はカタチから入る、そういう学問もありですよね一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教えるアンソニーロビンズ著 本田健訳
June 9, 2010
まだ若いKさん若いけれども落ち着いた雰囲気のご主人は家にいると何時もビジネス書など読書をしていることが多いそうです転勤も多いのですが、着実に会社でも存在感を高めていると言う感じです男性は、静かに心のうちに燃えるものを持っているのだと思います沈思黙考タイプありながら、社会に向かって獅子のごとく吼える時があるのだと思いますそこをどうやってサポートし、最大限生かしていけるのか?そこが、ひょっとしたら、奥様の重要なお仕事なのかもしれませんこれまでお話したような"我が強い"とご自分でおっしゃるKさんですがこうした男性に出会ったときに、じょうずにサポートし、前へ立てることができるのも不思議なところですKさんが立つことによって男性陣が生き生きするのはなぜなのでしょう?
June 8, 2010
夫を立てて、決して前に出ず、支え続ける実家のお母様のその背中をKさんは見て育ちましたjavascript:void(0);家庭文化の見事な継承が、男性を生かすKさんをはぐくんだのですね一つ一つみて見ましょう私にないものをたくさん持っているから、夫のことは本当に尊敬していますKさんのご主人はすばらしいでしょうが、家の夫はどうよ?って?中日新聞のコーナーに『つれあいにもの申す」というものがあります怖いもの見たさでつい読んでしまうのですが、ほのぼのとするものはわずか、悪態の限りで、ちょっとつらくなります「自分にないよいところを見つけるつもり」がナイト、いいところなんてなかなか見つからない、ということですか?パパのお陰でこうして暮らせるんだよ子供3人にそういって話すことにけえの息子が3歳ぐらいのとき七夕様にお願いしたことそれは「おとうさんになりたい」男の子にとって父親は自分の将来像ですから決して「お父さんみたいにならないでね」といって育てないことが大事お父さんを讃えて暮らすだけで、男の子は変わりますそれを、夫の聞こえるところでも言う、と言うのもミソです(^_^)vとのこと女の子にとっても人生で最初に出会う"男性"である父親を見る眼が、男性を見る眼を養っていくかもしれませんKさんの父親に対する見方が変わったのは、自分の子ができて、その子を可愛がる父親を見たときでした男性の不器用な愛情表現、父親の責任感、勤勉さ、男としての優しさ、人間が生きることの悲しさを男性は背負っている触れてはいけないプライドがあるKさんは父親の背中からそれを学び、ご自分のご主人への愛情を深めてきました「一生懸命働いてもらってきたパパのお金は、無駄に使わないようにしようね」節約することをこのように教える
June 7, 2010
人間には無くて七癖というほど癖があるといわれますね考え方の癖思い込みこういうのが結構頑固に、人生を人の運命を形作るのです悪い癖に人生を暗くする方向の考えに早く気づくことが、肝心です「鬼六」という童話をご存知でしょうか?村の大工があばれ川に橋を架けることを引き受けるが速い流れをみて困っている所へ、川から鬼が出て大工と交渉します「俺が橋を作ってやろう」「その代わり、見事出来上がったらお前のめんたまよこせ」まさか、できるはずが無いと思った大工はそれを約束しますところが次の朝には、鬼のいったとおりに橋は出来上がっていました驚いていると鬼が現れ「さあ、おめえのめんたまよこせ」と迫りますめんたま取られては困る、大工は鬼に頼みこみます「いいだろう。お前の願いを聞いてやろう。ただし、条件がある。」「俺の名前を言い当てたら、許してやる」と森をさまよった大工は子供たちの遊ぶ声をききます「はーやく鬼六あ、めんたま~とってこばえ~な~」手を打った大工どん、走って川へ向かいます鬼が出てきましたので、大工どんは大きく息を吸い込み「お~に~ろ~くっ」叫ぶや否や、鬼はぼかぼかっと消えてなくなりました。とっぴんぱらりのぷ~。これは、鬼鬼=魔者=心のなかの悪い癖とかまわりに出ている悪い状況の性質を良く現しています「名前」を知られると消える「鬼六」は日本の物語ですが面白いことにグリム童話にも同じモチーフを扱った物語があります「ルンペルシュティルツフェン」子鬼と言おうか、いたずら者で子供をだましたりからかったり、さらったりする子鬼森の中で、やはり名前をわらべ歌で聞き、その名を口に出すと我とわが身を引き裂いて、消え去るという話とにかく、悪、と言うもの、魔というものは名前がついたときに消える運命にあると言うのは世界普遍の真理、というのはホントらしいですねだから、気がつくこと「あ、これだ」と指差すこと逃げないで広げて、明るい所に出してしまうそうやって気づいたらもうこっちのもの軌道修正をかけてゆける反省により、軌道修正がかなり必要なんですよね。軌道修正をかけながら、発展の道へ。これが、エネルギーを絞り込んで前に進んでいく鍵ではないかと思います。Kさんの本領はこれからますます発揮されるでしょう10年後が楽しみです次回グレースマダムはKさんのご紹介のハッピーさんです
June 6, 2010

今回はKさん紹介のH市のハッピーさんですご主人は公務員小学生の一人娘のママです姑も同居中していますH19年4月26日14:30取材
June 5, 2010

ハッピーさんは幼稚園の先生です小さな子を愛するママは、まず、おやつを手作りしますおおきなおおきなおはぎ黄な粉もちのほうには、なんの葉っぱ?葉っぱ色のほうの衣は、なにでしょう?お庭に咲いているミント緑の方はなんと、青海苔 さっぱり系色使いにハッピーさんのセンスが光りますねお米3:もち米7で炊いて、軽くつぶして漉し餡を中にくるみます黄な粉と青海苔には甘い味をつけません健康にイイ!
June 4, 2010

かんたんパフェシリアル緩めの市販レアチーズケーキアイスクリームいろいろなポッキーや季節のフルーツとミントかんたんで安くて、しかも豪華!お友達が来たときに出してあげたい
June 3, 2010
☆☆☆高校生のとき恋をしていました大好きで大好きで大好きすぎて☆☆彼のことは、よくみていたの大好きだから、いつも、眼で追っていたお付き合いすることになって、どれだけ嬉しかったかあんなに苦しむとは知らない私が輝いていた私が、そこにはたしかにいましたはにかんだ、あなたといました☆☆大好きな彼の隣でいつも嬉しかった☆いえ本当のことを言うといつも不安☆☆なぜ?☆私の気持ち伝わらないの?☆☆あなたのことが、見えないの☆なぜ?☆☆なぜ、他の人をみているの?
June 2, 2010

大好きなのに分からないの気持ちが流れてこないどうしていいか分からずに立ちすくんでいた高校生の少女こわれそうにふるえる背中を見かねて彼の友人は、彼にいいました「純粋だから、あの子は、傷つけるな」彼と、彼の友人たち私と私の友人たちで一緒にいることも多くて仲間の中でそれぞれが生きていました何かあったとき、悩んだときこうしたらよくなるよって、ちゃんと分かる人となりや進路や、こうなったら絶対いいよって自信もって言えるのそれは、熱を上げていた彼のことではなく私になんでもよく見えたのは、彼の友人であるあの人のほうでしたその友人が、今となりにいる主人なのです>>ハッピーさんインタビュー(6)あたたかい場所>>ハッピーさんインタビュー(7)ひめさま>>ハッピーさんインタビュー(8)駆け落ち>>ハッピーさんインタビュー(9)結婚愛>>ハッピーさんインタビュー(10)イイひと>>ハッピーさんインタビュー(11)看護婦>>ハッピーさんインタビュー(12)老後の理想の生き方>>ハッピーさんインタビュー(13)天使誕生>>ハッピーさんインタビュー(14)幸運の女神>>ハッピーさんインタビュー(15)家門繁栄レシピアンジェラ編>>アンジェラさんインタビュー(1)>>アンジェラさんインタビュー(2)結婚を決めたわけ>>アンジェラさんインタビュー(3)涙>>アンジェラさんインタビュー(4)苦悩>>アンジェラさんインタビュー(5)こっちみて!アンジェラ>>アンジェラさんインタビュー(6)人生計画-1>>アンジェラさんインタビュー(7)夢>>アンジェラさんインタビュー(8)アンジェラの真珠>>アンジェラさんインタビュー(9)オベリスク・アンジェラ>>アンジェラさんインタビュー(10)家門繁栄レシピ>>アンジェラさんインタビュー(11)家門繁栄レシピ-2
June 1, 2010
あなたのカップルマインドはお元気でしょうか?「仲良くしたい」「理解しあいたい」「もっと知りたい」そういう気持ちは、健在でしょうか?なんて質問をするのは、あまりにも簡単に別れを選択する人が増えているからです。そして、同じぐらいに増えているのは「復縁願望」。別れた元パートナーとよりを戻したい人がいっぱい居るんですよ。「何で別れちゃったんだろ・・・あんなに合っている人は居なかったのに・・・」「他の誰にも埋められないんだ。アイツだけだったんだ。」ちょっとした短気ちょっとしたプライド後先考えない軽率な行動他の人を知らなければいいかどうか判断できない未熟さ復縁願望を持つ場合のほとんどは「身勝手」な自分への後悔なのではないでしょうか?痛い想いをしなければわからないんですよね~。恋愛ならまだしも、結婚していたらその想いはさらに深いのではないでしょうか。ほぞをかむ、という言葉がありますけど後悔先に立たず、というくらい傷つけあってしまうわけです。結婚すると「安心していたい」「癒されていたい」「何かを育みたい」「何かを築き上げたい」という気持ちのほかに男性にはない気持ちが女性には出てきます。女性にとって家庭は主戦場ですから。女性にとっての優先順位は1.家庭(子供含む)2.仕事ですから男性とは優先順位が違うんですね。だから、トラブルが絶えないんです。でもね、夫と妻の価値観が合わないからといっていちいち別れていたら、結婚どころか恋愛すら誰ともできませんよ。価値観なんて同じ人が居るほうがびっくりしますし、価値観が違うから面白い。ぜんぜん違う見方ができる人になれるなんてエキサイティングですよ。私自身そういう結婚をしましたから自信もっていえます結婚して一度も喧嘩のない夫婦も居ますよね。または、喧嘩をしても乗り越えてゆく夫婦も居ます。どうやって居るのか知りたくありませんか?「いったい私はどうすればあの人とわかれずにすんだんだろう・・・」その方法を知ることができたら、無駄に別れないですむんですもん。あげまんになりたい奥さまも多数集まっています。あげ妻を開発するブログ
December 22, 2009
アテナよ。おまえは賢い武将だ。私の跡継ぎとして生まれたが、女の身を持って生まれたので、お互いの死を免れた。私はおまえに都市を守る立場を与えるつもりだ。もし、一つの条件を飲むならば。その条件とは、一生独身で過ごすこと。男と関係を持たぬことだ。なぜなら、その男によって国を、都市を滅ぼすことにもなりうるからだ。女ゆえに、男に陥落し身を持ち崩すなら、国の最大の危機となろう。男をゆめその近辺に近づけるな。アポロンも悩みおおき男。デルフォイの山に引きこもるだろうが、その人望厚きゆえに人に押される日もくる。その日まで、おまえがギリシャを守るのだ。それを聞いたアテナは、二つ返事で父の条件を飲んだ。もともと神に命を捧げた身。この人生を神の御手足としてギリシャに捧げたのだ。それに最愛のアポロンは弟であり彼が立つのを待つこと、彼を支えることに何の迷いがあろうか。彼以外の男を絶つことにどれほどの痛みがあろうか。いつの生まれ変わりかは知らないが、自分にたくさんの愛する家族ができる。その日を頼みに、純粋無垢なこのカラダ、惜しみなくギリシャに捧げよう。名にパラス、右手に勝利の女神ニケを捧げ、無敗神話をアテナは打ちだてたのだ。■解説■約20年の間に16人もの子供を生みながら、国の政治・軍事を指揮したマリア・テレジアです。どんな精力!?しかも、初恋の夫を一生涯愛し続けたのですね。オキシトシンという、脳下垂体で作られるペプチドは「母性」を引き出し、司るホルモンです。乳首の刺激でオキシトシンが分泌されオーガズムを促進しますし、子宮を収縮させる力は、出産のときの援助者です。子供におっぱいを吸われると子宮が収縮するのも同じ力なんですね。母乳をあげるときはプロラクチンという物質も分泌するために性欲が抑制されますが、オキシトシン自体はオーガズムに協力する物質です。オーガズムによって子宮が収縮し、膣が締め付けられ精子を吸引する役割があるようです。子供を待望する物質なのです。アテナの献身的で無私なる行動が、たくさんの勇敢で知恵のあるギリシャ人を育てました。その意味で、自ら経膣の子を生みだすことがなくとも、オキシトシンに満ちたアテナの生き方だったのではないでしょうか。人気ブログランキングへ参考『愛は脳内物質が決める』テレサ・クレンショー著[おしらせ]------------------男の恋愛ベーシック『BOY’S LOVE RULES』の好評を受け4月リニューアル版発売の運びとなりました。発売と同時に旧版の販売を中止させていただきます。 『BOY’S LOVE RULES』
April 9, 2009
アテナが目覚めたとき、パラスが自分の体に触れていたことを知って跳ね起きた。「なにをする!」パラスもバツが悪く、ひねくれて言った。「アポロンのことでも想ってたの?クッションが濡れてるわよ。」「あなたもアポロンのこと好きなことぐらい知ってるのよ・・アテナ」さすがのアテナも怒りを抑えることができなかった。「パラス、甲冑を着けて外で待ってなさい!今日はあなたと真剣勝負よ!」許せない。許せない。許せない。許せない。許せないよ!誇りを傷つけられることにアテナは耐えられなかった。たとえ双子のようなパラスであろうと、この陵辱を許すわけには行かない。聴力を失ったかのようにジンジンと頭の芯がしびれるような感覚。その耳の奥で声がする。「幼馴染の愛する女性を許すべきだ。」「いや、許すべきではない。おまえはギリシャを守る任務を持つ武将。」「陵辱を許すべきではないのだ。」「彼女を失ったら、絶望が私を襲うだろう。」「将来のギリシャ王、アポロンをも辱めたのだ。」アテナの眉尻がキッとそそりあがり、瞳に光を帯びた。その目は赤く充血している。「アポロンのギリシャを守ることが私の使命。」処女神同士の戦いはむろん、アテナに軍配が上がった。一番自分に似たパラスを、その手にかけて仕留めた。彼女はぐったりした白い横顔をアテナに見せて、その場に倒れた。永遠にも思えるほどの瞬間のなかで。たった一度の過ちに散ったかぐわしい一厘のリンドウ。未来の彼女がするようにアテナも、喪章のようにして「パラス・アテナ」と自分の名に冠した。純潔な少女パラスを悼んで。15歳になり、一人前になる前にゼウスがアテナに向かって言った。それはこういうことだった。人気ブログランキングへ[おしらせ]------------------男の恋愛ベーシック『BOY’S LOVE RULES』の好評を受け4月リニューアル版発売の運びとなりました。発売と同時に旧版の販売を中止させていただきます。 『BOY’S LOVE RULES』
April 8, 2009
目覚めるまでの短い時間の中で、今、見たことの意味をアテナは反芻していた。文明は先を行っている。あの美しい夫人を「私」といっている。愛する夫と16人の子供。皇后であるが、実質の皇帝であること。数々の幸福と悲しみ。充実の人生・・・それは、自分自身の未来の姿?愛する夫はアポロンに似ていた・・愛する夫一人に添い遂げて16人もの子供を・・・?一国を指揮した・・?夢、なのだろうか。不思議に現実感があってアテナはそれがただの夢ではないことを知っていた。頭に閃光が走るその感覚は、神に祈り神通したときと同じものだった。父、ゼウスは祈りの神殿に神の像を創らせ、その目にはサファイヤを入れていた。神懸かるとそのサファイヤが光るのだという。もちろんその場に居合わせるわけではないが、アテナはアテナの祭壇で毎日神に祈る時間を持っていて、神懸かるときの感覚というものを夜毎に経験しているのだ。男を知らないアテナが、その体の中心を貫いて走る光を知っていたわけではない。けれども、究極のオーガズムとは究極の祈りに近づく術なのだと、この夢体験で知ることとなった。「未来の自分の姿を見せられた」と思った。人気ブログランキングへ参考『愛は脳内物質が決める』テレサ・クレンショー著[おしらせ]------------------男の恋愛ベーシック『BOY’S LOVE RULES』の好評を受け4月リニューアル版発売の運びとなりました。発売と同時に旧版の販売を中止させていただきます。 『BOY’S LOVE RULES』
April 6, 2009
ぎゅうと締め付けられる力に、私はちょっと足に踏ん張りを利かせていた。ウエストはできるだけ細く見えなければならないし、肉を胸に集めて、広げたデコルテに鳩胸を作らなければ。腰から下はチューリップをさかさまにしたようなスカートにヒールのあるミュールを履いて床をこすらせて歩く。最愛の人と二十歳で結婚した。この時代のこの身分で恋愛結婚ができることは稀だった。けれども、私は父にかわいがられていたから少々身分違いでも無理を言って許してもらった。私を愛してくれる人が他にもいたのだけれど・・・。父は子供が少なくて王位の継承には本当に苦労していた。だから、私はたくさんの子を産もうと思った。39歳までに16人の子供を生んだ。それぞれにかわいがった。でも、心配な子もいた。夫は遊び好きで享楽的だった。だから父の家督を私が継いで国を守ったし、そのことに夢中になった。仲良しの隣国の女王や王の妻妾と手を組んだこともあった。その一つフランスとの和平のために送り込んだ末の娘、マリーは夫に似て享楽的で心配の種だった。注意を勧告する手紙も送ったが彼女は断頭台の露と消えてしまった。夫が亡くなってからも夫だけを愛した。15年間、喪服を脱ぐことは無かった。人気ブログランキングへ参考『愛は脳内物質が決める』テレサ・クレンショー著[おしらせ]------------------男の恋愛ベーシック『BOY’S LOVE RULES』の好評を受け4月リニューアル版発売の運びとなりました。発売と同時に旧版の販売を中止させていただきます。 『BOY’S LOVE RULES』
April 5, 2009
もうすぐアテナとパラスは15歳になろうとしていた。ある日、アテナは湯浴みをして裸のままバルコニーで眠ってしまった。昨晩の父の講義が深夜まで及び、眠くて溜まらなかったのだ。そこへパラスが訪れた。アテナは、少し呼んでもまったく起きる様子を見せなかった。仕方なく傍らに腰掛けたパラスは、小さいころから見慣れたアテナの裸を見ていた。眠る全裸の美女。いつもは甲冑に包まれた、白くて柔らかいその肌は、かすかに血液の色が透けて見えていた。「キレイ・・・」ギリシャの三美神の一人に加えられる端正なつくりの頬に、今は束ねないウェーブのブルネットが掛かっていた。ほどよく筋肉のついた肢体は今、無防備にパラスの前に横たわっていた。アフロディテを垣間見たこともある。やわらかいブロンドの女神は砂糖菓子のように甘い美しさ。アテナの継母ヘラは大地のように感じるときもある。自分と双子の姉妹のようといわれるこの目の前のアテナは、犯してはならない、森の奥深くの秘境、瑠璃色の湖のようだ。痩せぎすで、ぼうっきれのような体がいつの間にこんなにふっくらと柔らかくなったんだろう。「触れてはいけない」ものへの衝動が止められずその肌に触れてみた。まだ傍で見たことは無いが、話に聞く雪はこんな風ではないかと想像した。筋肉ではない部分、太もものうち側とか、腕の裏側、胸・・・その丘の、天辺にあるピンク色の丸い周囲をなぞってみた。アテナが頭を反らせたので思わず離れた。が、それでも彼女は起きない。眠りの誘惑はアテナを手放そうとしないらしい。パラスはピンク色の先端を舌の先で舐めてみた。不思議な匂い。不思議な味。赤子に戻ったように、それを口に含んでみたい衝動に駆られた。そうすると、アテナの声が漏れた。表情を見るが起きる様子は無い。パラスは右胸を唇に含み、左胸に触れ続けた。そうしていると片思いのアポロンと愛し合っているような気持ちになるのを、パラスは感じていた。アテナはアポロンに似ていたから。アテナはアポロンと今も一緒にいるのだから。アテナはカラダを捩じらせ、浮かせ、最後には両足をピンと伸ばし、10センチヒールの靴を履いているように足の甲をそらせた。それから、アテナは30分ほど、息もしていないのじゃないかと思われる硬直状態に陥った。その30分。アテナが真っ白な閃光で一杯になった頭の中で見ていたものはこういう光景だった。人気ブログランキングへ参考『愛は脳内物質が決める』テレサ・クレンショー著[おしらせ]------------------男の恋愛ベーシック『BOY’S LOVE RULES』の好評を受け4月リニューアル版発売の運びとなりました。発売と同時に旧版の販売を中止させていただきます。 『BOY’S LOVE RULES』
April 4, 2009
ゼウスの娘として、男装の麗人武将として華々しく戦場にデビューし、勝利を重ねたアテナだが、そこには自分の身をそっくり裏返しにするほど苦しく切ない決意が隠されていた。幼い頃から活発で、男の子を従えてよくいたずらもした彼女だった。腹違いの弟アポロンとは、父の正妻であるヘラの怒りのために彼女から遠ざけられて育ったことがふたりの共通点だ。アテナは彼を守るプロテクターだった。アポロンは気が優しく、髪の毛がサラサラで、ひょろっとしていたために男の子にからかわれがちだったのだ。父もそのようなアポロンに王位を継がせることを懸念したほどなのだ。アポロンは琴の名手で、アテナは彼に、琴を習ったようなものだ。外で駆け回るときはアテナの後をおい、楽器を弾いたり物語を話すときは、アポロンに耳を傾けたアテナだった。アテナが7歳になったときに海神トリトンの娘であるパラスと、アテナは出会う。よく似た二人はすぐに仲良くなり、アポロンを交えて3人でいることが多くなった。アテナは小さなころから大事にしていたアポロンをいつしか愛するようになった。人をひきつけるものを彼はもっていたのだ。そんな時、パラスがアテナに打ち明けた。「私、アポロンのことがスキみたい。」アテナがそういう前に宣言をしておきたかったのかもしれない。どぎまぎするのをクールに装うのは得意なことだった。「そう!気持ちが伝わるといいね!」といって励ました。10歳を過ぎて年頃になってくると、男の子と女の子は別々のところで過ごした。だから、二人ともアポロンとは一緒に遊べなくなった。けれども、アテナは父の計らいで男子教育を受けていたためにアポロンとはちょくちょく会って話ができた。だんだん背が伸びて肩幅が広くなり、男らしくなる彼をいつもアテナは見ていた。時々パラスのことを話題にしたが、アポロンは別の女の子に恋をしていた。姉ゆえに、アポロンに告白することなど許されるはずも無い。人気ブログランキングへ参考『愛は脳内物質が決める』テレサ・クレンショー著[おしらせ]------------------男の恋愛ベーシック『BOY’S LOVE RULES』の好評を受け4月リニューアル版発売の運びとなりました。発売と同時に旧版の販売を中止させていただきます。 『BOY’S LOVE RULES』
April 2, 2009
□美麗な勇姿□ゼウスをもっとも悩ませたのは実のところ後継者選びだった。ゼウスが最初に惚れ抜いて妻にしたのは知恵の女神メーティス。彼の祖父ウラヌスと祖母ガイアによる予言では、メーティスが生む息子は、父親であるゼウスを殺し、オリュンポスの王座を狙うであろうということだった。ウラヌスがその末っ子クロノスに倒されたように。その予言のためにすでに自分の子を孕んでいるメーティスをやむなく離縁しなければならなかった。生まれる子が、嫡子であることが愛する妻子を不幸な立場に追いやることがわかっていて結婚を続けることはできなかったのだ。メーティスを誰にも知られないように隠し、誰にも知られず子を産ませた。ゼウスが自ら取り出した子が女児であったために、彼は安心して王宮に連れ帰り、ヘラには「わしが一人でこの頭から生んだんだよ!」と冗談を言いながら手ずからアテナを育てた。女児が王位につくことはできないのだ。手元において、目に入れても痛くないほどに彼はアテナをかわいがった。ヘラが怒ってヘパイトスを生んだ原因は、メーティスの存在を自分に隠していたことだった。しかもその娘が賢いことで評判を呼んでいたのだからなお更だ。乗馬、弓剣術、兵法、貿易、国の歴史、地理、算術、天文学・・・男子と同様の学問をアテナには特別に授けた。普通、女子に学問を授けることは無い。しかし、彼女の資質はどの分野でもダントツに群を抜いて優れていた。それでも、彼女に帝王学だけは授けなかったゼウスだった。王位継承にふさわしい息子を彼は待ち望んでいたのだ。けれどもアテナは、父の背中から何でも吸収してしまう賢さだった。15歳になり、成人を迎えたほかの男子とともに甲冑に身を包み整列する姿は、立派で凛々しい一人の武将であった。ゼウスは彼女を重用した。彼女の得意は戦略を組み立てることだ。無駄な血を流さず、効率よく勝利を得た。和平を目指し勝利してゆくその智将ぶりは世間をとどろかせ、歓喜させ、しかもその美麗な勇姿ゆえいやがうえにも人気は増した。人気ブログランキングへ参考『愛は脳内物質が決める』テレサ・クレンショー著[おしらせ]------------------男の恋愛ベーシック『BOY’S LOVE RULES』の好評を受け4月リニューアル版発売の運びとなりました。発売と同時に旧版の販売を中止させていただきます。 『BOY’S LOVE RULES』
April 1, 2009
ヘパイトスはあえてアレースの影でいることを自ら設計したのである。アレースはヘパイトス。ヘパイトスはアレース。そういうプランニングである。アフロディテが自分を捨てることを考えなかったのだろうか?もし、そうなったとしても、ヘパイトスはアフロディテの光輝を固く信じた。それは信仰といってもよいほどだ。ヘパイトスが愛されたかったのは母のヘラだが、アフロディテがもともと持っている力、世界を幸福にするその力を励ましたかった。彼女を自分の娘か「作品」のようにさえ感じていた。無私の心がヘパイトスの計画を常に支えていた。そのようなヘパイトスのところへは、もう一人じきじきに武器を依頼に来る神がいた。智神の誉れ高いゼウスの愛娘、アテナである。アテナはアレースと並び称される戦いの女神でもある。■解説■テストステロンという男性ホルモンの暴走を常にパゾプレシンは見張っていて、バランスを取ります。面白みの無い性格ですが、家庭第一の守護神なんですね。とにかく女性にとってはありがたいホルモンです。責任感が尋常でなく、特に子育て期の女性には無くてはならないものですね。アフロディテは多血質でふわふわしていますが、それは恋愛ホルモンPEAの分泌が盛んだからでしょう。いつも優しく柔らかい物腰はエストロゲンのためであり、ヘラのようにプロゲステロンの分泌が彼女に殆ど感じられないことが、男性に女性の象徴としてあがめられている理由でしょうね。計画性もあり、集中力、洞察力に優れたパゾプレシンは、ストレスのある状態を非常に好みます。そのときに高い数値を示すのです。ストレス耐性が強い、頼れる存在です。人気ブログランキングへ参考『愛は脳内物質が決める』テレサ・クレンショー著[おしらせ]------------------男の恋愛ベーシック『BOY’S LOVE RULES』の好評を受け4月リニューアル版発売の運びとなりました。発売と同時に旧版の販売を中止させていただきます。 『BOY’S LOVE RULES』
March 31, 2009
□不可思議な夫□しばらく愛撫を続けヘパイトスは時間を計った。寝室に入って一時間。妻はもう十分に佳境に差し掛かっている。その耳元でヘパイトスはいう。「アレースが8時にやってくる。君が抱かれたいなら抱かれるがいい。」アフロディテはわけがわかっているのだか、どうだかわからない。荒い呼吸に声が埋もれた。「嫌なら、私が君を守るよ。」「たとえヤツに殺されてもな。」■解説■チョコレートに含まれるPEA(フェニル エチル アミン)という物質はいわゆる恋愛ホルモンといわれているものです。恋に落ちたときにPEAの血中濃度が高くなります。さらに、テオブロミンという物質も含みそれはカフェインに似た効果をもたらしエンドルフィンの放出を助けます。チョコは天然の媚薬なんですね。昔の人は経験的に知っていたのでしょう。恋する人をとりこにするためにチョコを送ったのですね。チョコの匂いをかぐと男性自身の血圧を増すそうです。人気ブログランキングへ参考『愛は脳内物質が決める』テレサ・クレンショー著[おしらせ]------------------男の恋愛ベーシック『BOY’S LOVE RULES』の好評を受け4月リニューアル版発売の運びとなりました。発売と同時に旧版の販売を中止させていただきます。 『BOY’S LOVE RULES』
March 25, 2009
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