あま野球日記@大学野球

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2006.07.25
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テーマ: 高校野球(3735)
カテゴリ: 高校野球
■浦和学院高 7-4 東和大昌平高■


浦和学院 001 120 30X =7

3点を追う浦和学院。本塁打で勢いをつけた。
3回、 3番・鮫島 の右翼スタンドへ飛び込む本塁打、
続く4回にも 6番・川村 が右翼ポールに当たる本塁打で、スコア2-3。

本塁打というのは、ゲームの流れを変える特効薬だ。
浦学「押せ押せ」ムード全開! ゲームの主導権は完全に浦学が握った。
まだ1点勝っているのに、浮足立ち気味な昌平。


二・三塁に走者を置いて 4番・安藤 が右前打を放ち、4-3と逆転する。

東和大昌平の 先発・平井 、ストレート・変化球ともに低めに集めるものの、
ストライクをなかなか採ってもらえない。ときどき投球がワンバウンドする。
苦肉の策で投げたボールが快打を浴び、たとえ低めへの投球であっても
内野の間をゴロで抜かれる。

気落ちした感のある昌平だが、6回。
4番・小室有 が、打った瞬間それとわかる左翼スタンドへの本塁打で
4-4の同点に追いつく。この日2本目、意地の一発だ。

続く7回にも一死一・二塁、追加点のチャンスがあったが、送りバントを


その裏、浦学は対照的に、無死一塁できっちり送りバントを決める。
3番・鮫島 が右前打で走者が生還、5-4。

マウンドには、一塁を守っていた左腕・ 小室和 が二番手投手として上がる。
しかし、 4番・安藤 5番・赤坂 に連打を浴び2点を失う。スコア7-4。
この時点で勝負はあった。

二番手で登板した東和大昌平・ 小室和
8回にもマウンドに立ったが、最初のバッターを四球にした時点で投手交代。
再び一塁のポジションに戻った。
が、その時、小室和の目から涙が溢れていた。
アンダーシャツの袖で涙を拭うが、止まらない。
二塁手の生沼や遊撃手の猪山が近寄って「元気出せ!」とでも声をかけた
のだろう。ポンポンと小室の背中を叩く。


なんて声があるかもしれないけれど(あるわけないか!)、
こんなシーンがあるから高校野球が好きだ。




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Last updated  2006.07.25 19:26:58
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