あま野球日記@大学野球

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2006.10.19
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カテゴリ: 近鉄バファローズ
今日は 「10.19」
あの日、朝から川崎球場のチケット売り場に並び、三塁側ベンチの
後ろの席をキープ。近鉄ナインと同じ空間で過ごした時間、そして
球場を包む異様な空気。どれもこれも忘れることのできない貴重な
思い出です。

そして、選手たち。
あんなに勝ちにこだわったプロ野球のゲーム、ほかに観たことが
ありませんでした。リーグ優勝や日本一が決まるゲームでのそれとは

うでした。

◇代打で登場し、同点二塁打。塁上でクチを膨らませ派手なガッツポーズ
を繰り返す。

◇9回一死、もう引き分けかと諦めかけたときに二塁打を放ち、遠慮がち
に両手を叩いた 淡口 。

◇淡口の代走で登場。鈴木貴の右前打で本塁に突入しかけ、三本間に挟ま
れ憤死。直後、ベンチでひとり涙を流していた 佐藤 。

◇もう今度こそダメかと思ったとき、代打で登場し中前適時打を放った 梨田
不慣れなガッツポーズをしていた。「あの時のガッツポーズは、人生はじめ
てだった」と後日、告白していた。

◇本塁に生還。勝ち越し点を挙げ、本塁近くで中西さんと抱き合って倒れこん
でいた 鈴木貴 。

吉井 。彼の精神面とかの問題というより、
あのゲームを包む空気がとにかく異様だった。だれもが神経を高ぶらせていた。
いや、選手も観客も血が沸騰していた感じだった。

◇突然リリーフで登板。最後の打者を三振に打ち取り、帽子を叩いて喜んだ
阿波野 。その勝利が決まる瞬間まで、顔色は青くずっと表情が強張っていた。

◇「セ・リーグの試合しか見ない人は、全然名前を知らないだろうけど、いい
選手なんだ」と 中西太 さんが称賛していた 吹石 と 真喜志 。この日、ふたり揃っ
て本塁打を打った。

◇三塁線を抜けそうな当たり。水上に好捕され、間一髪で一塁アウト。ヒーロ
ーになり損ね、珍しく審判に食って掛かった 新井 。

◇本塁打を量産、この日も一本の本塁打を放った ブライアント 。ブライアント
を敬遠され、著しくプライドを傷つけられながらも冷静に適時打を打った4番・
オグリビー 。

◇そして時に感情を昂ぶらせ、そして時に冷静な采配を施した 仰木 監督。

第2試合の延長10回裏。
もう勝利も優勝も消えた近鉄ナイン。まったく意味のない守備につき、目に涙
を浮かていた。ベンチでは村上や鈴木貴をはじめ、どの選手も泣いていた。
とても見ていられなくてボクは球場を後にした。
でも、今にして「最後まで見ればよかったかな...」なんて思っている。

この18年という月日。
仰木 さん、 鈴木貴久 はもうこの世にいない。
そして近鉄バファローズも、本拠地藤井寺球場も、舞台となった川崎球場も
すでに消滅した。




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Last updated  2006.10.19 22:16:22 コメント(14) | コメントを書く


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