あま野球日記@大学野球

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2007.05.18
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カテゴリ: プロ野球
スカウト活動の自粛継続 西武、今オフに球場改修へ



を継続する意向を示した。


アマチュア野球の2選手を、結局さらし者にしただけで収束
しそうな 「西武裏金問題」。

「裏金問題」。
決して西武だけの問題ではないと思う。
だが、当時から裏金があったかどうか置いといて、この球団の
スカウトといえば「寝業師」と呼ばれた故・ 根本陸夫
(日大三高-日大専門部-法政大)を真っ先に思い出す。


球団編成においては異彩を放つ存在だった 。「寝業師」 と呼ばれる
だけあって、目をつけた選手はどんな手を使ってでも獲得した
(ようだ)。それは他球団のスカウトから見ても「サプライズ」
の連続だった。

たとえば西武・管理部長時代。
工藤公康 (現・横浜、愛工大名電高)を熊谷組に入社すると見せかけ、
ドラフト下位で獲得。

そして現・西武の 伊東勤 監督。
熊本工高時代の80年、熊本県大会の決勝でエース・ 秋山幸二
八代高を破り夏の甲子園に出場したことで、根本氏にその才能を認めら
れる。それが契機となり、他球団から守るために西武に囲い込まれた。
具体的には、81年に西武球団職員として雇われ昼間は練習生として活動、
夜は埼玉県の所沢高(定時制)に転校させられた。

そして、中内功オーナーに請われて移籍したダイエー時代。
城島健司
別府大付高(現・明豊高)時代、根本氏は城島に
「プロ入りの意思はない、駒沢大に進学する」
とウソをつかせ、他球団のスカウトたちに城島獲得をあきらめさせた。

そして、いざドラフト当日には堂々と城島を指名してみせた。
まわりのスカウト陣が 「ウォー」 と驚嘆の声を上げる中、根本氏は
ニヤリと笑みを浮かべていた。

「サプライズ」。
元首相・小泉劇場のそれは、いささか自己満足的な意味が強かったのに対し、
根本氏の「サプライズ」はよっぽど実効性を伴ったものだった。



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Last updated  2007.05.19 00:43:39
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