あま野球日記@大学野球

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2007.08.21
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テーマ: 高校野球(3735)
カテゴリ: 高校野球
準決勝で 長崎日大高
佐賀北高 。明日行われる決勝は、第1試合で 常葉菊川高
に4-3で競り勝った 広陵高 と対戦する。

この 佐賀北高 広陵高 、共通点があるとボクは思っている。

それは両チームともに 「選手主体の全員野球」
いる点にある。

たとえば、先日のブログにも書いたけど、
佐賀北高には 「ベンチ入りメンバー投票制度」 という制度が
ある。大会前には必ずベンチ入り選手を選手どうしが投票
し合い、ベンチ入り選手を決めている。

百崎敏克 監督が目指す 「全員野球」 の象徴的な制度に見える。

一方の広陵高・ 中井哲之 監督。
今大会の試合中に熱中症にかかり、ベンチ裏で休養する事態

目指す「自主性を重んじサインに頼らないプレー」が奏功し、
選手たちが一致団結、その試合でも勝利をつかんだ。

翌朝、まだ体調のすぐれない中井監督に、
「監督、今日は休んでください。僕たちだけで戦ってきます」
選手たちはそう言ったそうだ。(実際には、監督はちゃんと
ベンチ入りした)


奇異に映るかもしれない。ちょいと情けないナ・・・と。

でも時代は変わった。
選手たちの心理も変った。
選手の気持ちを把握し、能力を最大限に発揮させようとすれば
そういった手法が有効なのかも? なんて思ってしまう。




今大会、ほかにもボクの記憶に残る監督さんが多かった。

大垣日大高・ 阪口慶三 監督。
東邦高校時代は「 」と呼ばれたが、大垣日大高に移ってからは
いつもスマイルで、いつの間にか「 」と呼ばれるようになった。
試合終了後、選手たちと『モーニング娘。』の真似ごとをして
一緒に勝利を分かち合っていた。

智弁学園高・ 小坂将商 監督。
前任者で一昨年暮れに急逝した 上村恭生 監督に、勝利をプレゼント
することを目指し、ひとつずつ勝利を積み重ねた。

駒大苫小牧高・ 香田誉士史 監督。
先日、監督を退くことを表明した。相当なプレッシャーにさらされ、
体調を崩していたことが原因のようだ。

今大会には出場していないが、早稲田実・ 和泉実
昨年夏の大会前、チーム内に「慢心」が芽生えたとき、選手を集め
自らもノックを受ける姿を見せて、選手の心をリセットさせた。

そして常総学院高・ 持丸修一 監督。独自の戦略・戦術を試みたが
結果を残せず、忸怩たる思いを抱きつつ(たぶん)、この大会を最後に
監督を辞した。

持丸監督の手法を批判し、現場復帰を果たしたのは 木内幸男 総監督
だった。



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Last updated  2007.08.22 02:24:50 コメント(4) | コメントを書く


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