あま野球日記@大学野球

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2008.04.28
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カテゴリ: 大学野球

今日の東京六大学リーグ。慶應義塾大vs明治大(3回戦)が行われた。


慶大  000 000 001 =1
明大  002 000 000 =2


慶應大の先発は、今やエースの風格漂う 中林伸陽 (3年、慶應高)。
明治大は、リーグ戦初勝利を目指す 江柄子裕樹 (4年、つくば秀英高)。


≪試合経過≫

3回表、明治大の攻撃。
安打と四球の走者を置き、4番・ 小道順平
(3年、二松学舎大付高)がフェンスを直撃する
センターオーバーの三塁打を放ち、2点を先制する。


以降、両チームともにチャンスをつかむものの、
あと1本が出ない膠着した状態が続く。
7回表、慶應義塾大の攻撃も、あと1本の安打が出なかった。


二死ながら満塁のチャンスを迎えた慶應、
2年生ながら3番を打つ 青山寛史 (2年、関西学院高)が
打席に立つ。


1球目 フォーク (空振り) ストライク
2球目 直球 (見逃し) ストライク
3球目 直球 (見逃し) 外角に外れてボール  
4球目 直球 (ファール)


そして5球目、江柄子が投げ込んだ144kmの直球は
ほぼど真ん中だったにも拘らず、青山のバットはピクリとも
動かず見逃しの三振に。


思わず天を仰ぐしぐさの青山、
あ~ぁ・・・ しょんぼり


青山は変化球を待っていたのかもしれないが、
「ありゃ、バットを振らなきゃいかんよ!」
と、
ネット裏に陣取る中高年ファンたちの「解説(?)」が聞こえてきそうだ。

7回のチャンスをつぶし、慶應の勝利が完全に遠のいたかに
見えた。でも9回表、代打攻勢で再び慶應に絶好のチャンスが 
訪れる。


8回から救援で登板した明治大・ 岩田慎司 (4年、東邦高)
の変化球を叩いた慶應の代打・ 湯本達司 (2年、野沢北高)
の打球は、センターオーバーの二塁打となって出塁。


この直後、どうしたことか、岩田投手の 「独り相撲」 が始まる。


(その1)
続く代打・ 竹内一真 (2年、慶應高)は投ゴロ。
捕球した岩田、間に合わないのに三塁に送球しオールセーフ
(記録は野選)。


(その2)
そして9番・中林が打席に入ってすぐのこと。
岩田は一塁に牽制球を投げるが、これが暴投となり
三塁走者が難なく生還し、慶應、あっさりと1点を返す。


中林は凡退したものの、得点は1-2。
慶應、あと1点差に迫り、なおも一死三塁で同点のチャンス。


その好機に左打席に立ったのは、1番・ 湯浅亮一 (3年、慶應高)。
フルスイングした打球は、一塁への強烈なライナー性の当たり。


だが、これを明治の一塁手・ 千田隆之 (3年、日大三高)が好捕。
ミットでベースにタッチし、そのまま間髪を入れずにバックホーム。
勢いよく本塁に突っ込んだ三塁走者を刺すダブルプレーが完成し、
ゲームセット


明治大はこの試合の 勝利 と、対慶應戦の 勝ち点 ゲット、
同時に 江柄子 のリーグ戦 初勝利 が決まった瞬間だった。



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Last updated  2008.04.29 10:44:27
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