昨日
に続き、「ボクが注目した投手」の第3回目は、
早稲田大・ 大石達也
(2年、福岡大大濠高)のこと。
早稲田大2季ぶりの優勝をもたらした最大の功労者は
斎藤佑樹
(2年、早稲田実)に違いない。
斎藤の投球術は、大学野球界において群を抜いている。
ただ、プロ入りを前提として両者を比較すると、
大石達也のほうに分があるのじゃなかろうか。
ボクにはそう思える。
直球の威力は申し分ないし、将来の伸びシロも大きいはずだし。
「柔」の斎藤佑樹、「剛」の大石達也。
ま、そんなところだ。
先日このブログで 大石達也の「奪三振率」
のことを書いた。
たしか大石、今季の数字は 19.1
だった
。
※奪三振率=1試合(9イニング)を投げたとして、
1試合あたりの奪三振数を換算した指標。
これだけでもスゴイのはわかるけど、
ボクは別の指標からも大石を調べてみたい。
それは今季において、
(1)対戦した全打者から三振を奪った比率は?
(2)アウトにした打者中、三振を奪った比率は?
ということ。
計算を始める前に、あらためて大石の成績を整理してみた。
試合数8、イニング数16、球数236、打者数54、
被安打4、奪三振34、与四死球1、自責点0。
(1)対戦した全打者から三振を奪った比率
は
⇒(奪三振数)34÷(打者数)54= 63.0%
(2)アウトを獲った打者中、三振を奪った比率
⇒(奪三振数)34÷(奪アウト数)48= 70.8%
上記のような指標が野球界にあるのだろうか。
もしあるなら、この指標を何と呼ぶのだろう?
とまれ、全打者の6割強から三振を奪い、
アウトに獲った全打者の7割強から三振を奪う記録なんて、
過去にあったのだろうか。
ちなみに同じ条件で 斎藤佑樹
の数字を計算してみた。
(1)同 22.2%
(2)同 27.7%
そして今季、防御率0.00で話題になった明治大・
野村祐輔
(1年、広陵高)の数字も調査。
(1)同 31.5%
(2)同 39.4%
大石のようなクローザー型の投手と、
斎藤や野村のような先発完投型の投手を
一緒に比較するのは無理があることはボクも了解している。
でも、大石の数字は驚異的
と思いませんか?
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