◇今日の時事ニュース◇
・裁判員制度スタート。最高裁が28日、全国30万人の候補者に通知書を発送・石川遼、史上最年少(17歳)かつプロ1年目にして賞金1億円突破が確実に。
・メジャー挑戦を表明していた田澤純一(新日本石油ENEOS)はレッドソックスへ
阪神から3位指名を受けた早稲田大・ 上本博紀
(広陵高)のことを、
先日このブログに書いた。すると、 加賀美に感動
さんから、
上本の足の速さについて、つぎのようなコメントをいただいた。
「(上本)今シーズン対明大戦で9回裏一死1・2塁で野村のワイルドピッチで
2塁から一気にホームへ突っ込んだが間一髪でアウトになりました。
私は3塁側ベンチ上辺りで見ていましたが、3塁を回ってからホームまでの間、
アッというまでした。微妙な判定でしたが、試合の流れでアウトだったような
感じですかね。多分スローでみたら野村のタッチよりも早くホームに手が
届いていたと思います。(判定に不服を言ってるのでは有りませんが)」
このコメントで、ボクは上本の走塁に興味がわき、さっそくそのシーンを
ネット(録画中継)で確認することにした。
明治大vs早稲田大2回戦(2008年10月19日)
明大 000 000 000 000 =0
早大 000 000 00 0
000 =0
この試合、結局延長12回引き分けで終わるのだけど、
加賀美に感動さんが教えてくれたシーンは9回裏の、
次のような場面で起きた。
この回先頭の1番・上本は、高校の後輩でもある明治大・ 野村祐輔
(1年、広陵高)から四球を選び出塁する。送りバントで二進後、
3番・ 松本啓二朗
(横浜1位指名、千葉経大付高)も四球で出塁。
早稲田大、無死一・二塁の一打サヨナラのチャンスをつかんだ。
打席に入ったのは、調子を落とし気味だった4番・ 原寛信
(2年、桐蔭学園高)。
前日の試合ではスタメンで出場したものの、2三振を喫し途中でベンチに下がっていた。
野村は原に対し、変化球と直球を交互に投げ分け、原はファールで粘る。
カウントは2-2、そして野村が投げた7球目に、そのシーンが起きた。
球種は(たぶん)スライダー。外に大きく外れた球がホームベース前で落ちる。
明治大捕手の 中野大地
(4年、拓大紅陵高)が横にはじいた球は、
三塁ベンチ前に転々とした。
それを見た上本、迷うことなく三塁を蹴って加速しながら一気に本塁へ突っ込む。
ボクが驚いたのは足の速さもさることながら、果敢にホームベースにタッチを試みる
上本の気迫とワザだ。
上本の姿を見て、実況のアナ氏は 「上本が宙を飛んだ」
と言った。
まさにそのとおりで、本塁突入時のプレーはヘッドスライディングなんて平凡な表現で
済ませるものではなかった。
上本の身体が宙に浮き、本塁を目がけて頭からすっ飛んでいたのだ。
高いセンスの持ち主ゆえ、カバーに入った野村のタッチを交わす目的もあったろう。
ただ、足が速すぎて勢いあまって「宙を飛んだ」ように見えなくもない。
わずかな差で判定は 「アウト」
。
結果はそうであっても、 今春の早慶1回戦(2008年6月1日)で見せたホームスチール
と並ぶ、上本の高い野球センスを見せつけるプレーだった。
加賀美に感動さん、情報をありがとうございました。
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