いや、タイトルの付け方を間違ったかもしれない。
昨日(5月2日)行われた早稲田大vs立教大1回戦のこと。早稲田大の先発は
斎藤佑樹でなく松下建太だったが、どちらが先発であっても結果は変わらなかっ
たと思える試合だった。それだけ早稲田の選手には元気がなかったし、立教大
の先発・ 戸村健次
(4年、立教新座高)は好投した。
早稲田、これで先週の法政大戦連敗に続き3連敗で順位は4位に(5月2日現在)。
一方の 立教、早大に勝ったのは2005年春以来8季ぶり
。
※ 一野球ファンさん
がこの試合の早大先発を 松下建太
(4年、明徳義塾高)と
予想していて大当たり。ボクは強引にでも 斎藤佑樹
(3年、早稲田実)をもって
くると思っていたが(大外れっ!)。
(早大vs立大1回戦)
早大 100 000 010 =2
立大 300 002 00X =5
(早)松下-福井-楠田、(立)戸村
早稲田の松下建太、悔やまれるのは初回のピッチングだけ。ヒットとエラーで
ピンチを招き、2本の適時打を浴びて3点を失ったが、2回以降は松下らしい
小気味のいいリズムで、立教打線を封じた。
(松下建太の成績)
5回、70球、打者19、被安打4、奪三振9、与四死球0、自責点1。
順位表 (5月2日現在)
| 順位 | 大学名 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝点 | 勝率 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
1
|
明治大 | 4 | 4 | 0 | 0 | 2 | 1.0 | 0.196 | 1.00 |
|
2
|
法政大 | 6 | 4 | 1 | 1 | 2 | 0.8 | 0.328 | 1.17 |
|
3
|
慶應大 | 6 | 3 | 3 | 0 | 1 | 0.5 | 0.275 | 2.38 |
|
4
|
早稲田大 | 6 | 2 | 3 | 1 | 1 | 0.4 | 0.230 | 4.04 |
|
5
|
立教大 | 7 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0.4 | 0.228 | 4.43 |
|
6
|
東京大 | 5 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0.0 | 0.184 | 6.17 |
(※東京六大学野球連盟発表の数値を「あま野球日記」が集計、「打率」と
「防御率」をまとめた)
≪コメント≫
早稲田大の「打率」「防御率」に注目してほしい。
打率が 2割3分
で、トップ・法政大の3割2分8厘と比較して圧倒的に低い。
スタンドから見ていても、早稲田で打てそうな打者は 杉山翔大
(1年、東総工高)
しか見当たらない。 原寛信
(3年、桐蔭学園高)は6番に下がり、昨日の試合で
本塁打を放ったものの、まだ本調子ではないはない模様。打線のブレーキ役
になっている。
そして自慢の投手陣、防御率が 4.04
ではなかなか勝ち星に恵まれない。
≪新聞から≫
早大は 斎藤佑樹
投手(3年=早実)が今季初めて1回戦先発を回避。 松下建太
投手(4年=明徳義塾)が5回9奪三振と粘ったが、04年春以来10季ぶりの
リーグ戦3連敗となった。3日の2回戦は斎藤が先発する。
早大は初回の3失点が重く、 10季ぶりのリーグ戦3連敗
となった。 応武篤良
監督は
「本当に弱いなと感じました。去年の4年生に頼ってばかりで、その後の世代が神宮
で強い男になろうとしてきたが、そういう選手がいない。指導力のなさを痛感している」
と敗戦を受け止めた。今季初先発の松下は5回9奪三振と粘ったが、チャンスで1本
が出ない。法大戦の疲労などを考慮して1回戦先発を回避した斎藤は、ブルペンで
投球練習を行った。応武監督は 「あすは斎藤でいきます。エースにかける」
と先発を
明言した。(以上、日刊スポーツ)
■スポーツニッポンより
早大はエース斎藤を温存し、松下を先発に起用したが2-5で敗戦。04年春以来、
10季ぶりの3連敗を喫した。応武監督は 「斎藤は(先週の)火曜に投げているので
酷使することも考えたが、松下が立大戦に相性がいいので懸けてみた」
と話したが、
結果的には裏目。
法大に敗れているためすでに自力優勝の可能性はなく、立大戦でも勝ち点を落と
せば優勝はほぼ絶望的となる。就任後初の3連敗を喫した指揮官は
「どこから修正していいのか...。あすはもう斎藤でいきます。エースに懸けて頑張り
ます」
と斎藤の先発を明言した。(以上、スポーツニッポン)
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