夏の甲子園、ベスト4が出揃った。
明日の準決勝の組み合わせは次のとおり。
(1)日本文理高(新潟) - 県岐阜商高(岐阜)
(2)花巻東高(岩手) - 中京大中京高(愛知)
いよいよ佳境だ。
昨年の甲子園もそうだったけど、心配なのは投手の体力の消耗。
過密スケジュールを原因とした炎天下の甲子園での連投では、どうしても
大量失点の試合が多くなってしまう。
したがって、大会が進むにつれて得(失)点が上昇するのではないか?
と考え、実際に計算してみたのが次の数値だ。(『あま野球日記』調べ)
昨年の例を見ると、1試合あたり1チームの得(失)点数は、たしかに決勝が
近づくにつれて次第に上昇していく傾向にあった。
<昨年(2008年)の実績>
1回戦 (24試合)1試合・1チームの平均得(失)点 4.7点
2回戦 (16試合)同 4.2点
3回戦 (8試合) 同 4.9点
準々決勝 (4試合) 同 7.1点
準決勝 (2試合) 同 6.5点
決勝 (1試合) 同 8.5点
そして今年。準々決勝を終わった現時点での経過は次のとおり。昨年と傾向が
似ていて、やはり大会が進みに連れて得失点が上昇している。
<今年の途中経過> ※( )内+、- は昨年比。
1回戦 (17試合)1試合・1チームの平均得(失)点 4.3点
(-0.4点)
2回戦 (16試合)同 4.1点
(-0.1点)
3回戦 (8試合) 同 5.2点
(+0.3点)
準々決勝 (4試合) 同 5.5点
(-1.6点)
明日の準決勝、明後日の決勝。その勝敗を決めるスコアは6~7点前後と、
投手戦は期待できず、「ノーガードの派手な撃ち合い」が演じられるかもしれない。
昨年8月17日、このブログに「勝手に甲子園を総括する!」を書きました。
その中では、ワンサイドゲームが生まれる原因は投手の酷使せざるを得ないスケ
ジュールにあるのでは? という仮説をもとに、勝手に投手の保護を目的とした
大会スケジュール変更案を書いたのですが、それに対し多くの人から賛否両論の
意見をいただきました。
こちら
に詳しくそのことが書いてありますので、よろしければどうぞ。。
また、その際皆さんからいただいたコメントをまとめた「異論反論」集もあります。
こちら
(2008.8.21)へどうぞ。
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